1 00:00:04,004 --> 00:00:09,009 (イタチモドキ)チュー。 2 00:00:09,009 --> 00:00:12,512 (鳴き声) 3 00:00:12,512 --> 00:00:15,682 チュ…。 4 00:00:15,682 --> 00:00:21,088 (アリシア)やめろ閉じるな! ここから出せ! おい! 5 00:00:25,359 --> 00:00:27,361 おい まさか…。 6 00:00:27,361 --> 00:00:33,533 虫? また虫っ!? 虫はやめろ トラウマなんだ! 7 00:00:33,533 --> 00:00:37,037 やめろお~! 8 00:00:37,037 --> 00:00:40,040 (イタチモドキ)チュー チュー チュー! 9 00:02:27,014 --> 00:02:34,021 (ヴォーデイン)ほう。 勇者を騙る小娘 アリシア・グレンフォールを捕えたと? 10 00:02:34,021 --> 00:02:38,692 (ローメイン)はい 魂は鏡の中に居ます。 11 00:02:38,692 --> 00:02:43,864 これを開かない限り 出る事は出来ません。 12 00:02:43,864 --> 00:02:47,701 (ヴォーデイン)トアの書を 使いこなしているようだな。 13 00:02:47,701 --> 00:02:49,703 (ローメイン)それはもう。 14 00:02:49,703 --> 00:02:55,042 元々これは 「はじまりの町」の 司教だった我が一族に伝わる書。 15 00:02:55,042 --> 00:02:59,379 将軍に出会い あなた様に教わり➨ 16 00:02:59,379 --> 00:03:03,650 今はこうして 本来の力を取り戻しております。 17 00:03:03,650 --> 00:03:08,488 全ては我らの悲願達成の為。 18 00:03:08,488 --> 00:03:12,659 その為に書を全て揃えるのだ。 19 00:03:12,659 --> 00:03:17,998 最後の書 「炉」の書は クレバテスが持っている。 20 00:03:17,998 --> 00:03:21,001 何としても奪い取れ。 21 00:03:21,001 --> 00:03:23,003 お任せ下さい。 22 00:03:23,003 --> 00:03:26,673 かつての 「はじまりの町」 このソルセインでは➨ 23 00:03:26,673 --> 00:03:31,011 何人たりともこの書の力には 逆らえません。 24 00:03:31,011 --> 00:03:34,314 例え魔獣王であろうとも。 25 00:03:36,516 --> 00:03:39,019 今しばらくお待ちを…。 26 00:03:39,019 --> 00:03:42,022 偉大なる北の王…。 27 00:03:42,022 --> 00:03:49,529 ホホホ。 それにしても勇者アリシアが あのような魔獣になるとは。 28 00:03:49,529 --> 00:03:55,535 しかも捕えたのは アンドリュー・ウィップ君ですか。 29 00:03:55,535 --> 00:03:58,038 これは見ものです…。 30 00:04:00,307 --> 00:04:02,309 (レイ)お帰り アンドリュー。 31 00:04:02,309 --> 00:04:04,311 (アンドリュー)ただいま レイ…。 32 00:04:04,311 --> 00:04:07,147 (レイ)また何か捕えて来たのかい? 33 00:04:07,147 --> 00:04:12,486 うん ネズミ。 今度のは長生きすると思うよ。 34 00:04:12,486 --> 00:04:17,491 ふぅん。 君の探求心には頭が下がるよ。 35 00:04:17,491 --> 00:04:21,995 その為に魔術で 地下室まで 作ってしまうんだから。 36 00:04:21,995 --> 00:04:23,997 迷惑? 37 00:04:23,997 --> 00:04:25,999 とんでもない。 38 00:04:25,999 --> 00:04:31,805 ボクとメリーメリーは 君のその寡黙で 熱心な所が好きなんだ。 39 00:04:37,344 --> 00:04:39,346 フェル。 40 00:04:46,853 --> 00:04:49,856 《時々 会話のようなモノが 聞こえるが➨ 41 00:04:49,856 --> 00:04:53,527 何を言っているのか分からん。 これは夢か? 42 00:04:53,527 --> 00:04:56,196 私は夢を見せられているのか?》 43 00:04:56,196 --> 00:04:58,198 うおっ! 44 00:04:58,198 --> 00:05:01,601 《ドコかに置かれた? 床… 机?》 45 00:05:09,309 --> 00:05:11,311 どこだここは!? 46 00:05:11,311 --> 00:05:13,513 コイツは私をどうするつもりだ! 47 00:05:16,483 --> 00:05:18,485 なっ! 48 00:05:18,485 --> 00:05:22,289 今度は なんなんだぁ~!? 49 00:05:24,491 --> 00:05:26,493 (ラスウェル)どうかしたのか? 50 00:05:26,493 --> 00:05:30,163 《クレン:元々 この地では 魔血の反応が弱かったが➨ 51 00:05:30,163 --> 00:05:34,000 完全に消えた。 何かに捕らわれたか?》 52 00:05:34,000 --> 00:05:36,002 (ザフティエ)クレバテス? 53 00:05:36,002 --> 00:05:40,507 話はここまでだ。 過去の事は大体わかった。 54 00:05:40,507 --> 00:05:44,010 キサマがクソだと言う事もな ザフティエ。 55 00:05:44,010 --> 00:05:46,012 (ザフティエ) あなたが生まれる前の事を➨ 56 00:05:46,012 --> 00:05:48,348 話していなかったのは謝ります。 57 00:05:48,348 --> 00:05:51,017 終わった事だと 思っていたのですが➨ 58 00:05:51,017 --> 00:05:53,019 それは誤りでした。 59 00:05:53,019 --> 00:05:55,355 伝承の復活か。 60 00:05:55,355 --> 00:05:59,192 それは 何としても止めねばなりません。 61 00:05:59,192 --> 00:06:01,461 絶対に です。 62 00:06:01,461 --> 00:06:05,966 世界がこの形に落ちつく 1100年前➨ 63 00:06:05,966 --> 00:06:08,301 多くの犠牲を出し➨ 64 00:06:08,301 --> 00:06:11,638 あなた達の先代までもが 倒れる中➨ 65 00:06:11,638 --> 00:06:15,976 200年続いた勇者との戦いに 決着をつけたのは➨ 66 00:06:15,976 --> 00:06:20,814 他でもない 北の魔獣王 ヴォーデインです。 67 00:06:20,814 --> 00:06:24,985 アイツの体中の傷って その時のモノだったのか。 68 00:06:24,985 --> 00:06:28,488 そんなに強かったんだな 真の勇者って。 69 00:06:28,488 --> 00:06:31,658 最終段階まで進化した 勇者の強さは➨ 70 00:06:31,658 --> 00:06:35,161 我々以上でした。 まさに悪夢…。 71 00:06:35,161 --> 00:06:38,164 そして その事を一番 知っているのは➨ 72 00:06:38,164 --> 00:06:41,167 最も苛烈に戦ったヴォーデインです。 73 00:06:41,167 --> 00:06:46,006 その彼がなぜ伝承の復活に 加担しようとしているのか? 74 00:06:46,006 --> 00:06:49,175 ヤツの心情など どうでも良いわ。 75 00:06:49,175 --> 00:06:51,845 ヤツは我が領域に踏み込み➨ 76 00:06:51,845 --> 00:06:54,180 我に牙を剥いた敵。 77 00:06:54,180 --> 00:06:57,851 関わる者も全て敵。 それで十分。 78 00:06:57,851 --> 00:07:00,787 これまで通り好きにさせて貰う。 79 00:07:00,787 --> 00:07:03,290 気を付けなさい クレバテス。 80 00:07:03,290 --> 00:07:05,292 ここは領域の外。 81 00:07:05,292 --> 00:07:08,128 ハイデンの時のようには行きませんよ。 82 00:07:08,128 --> 00:07:12,632 フン。 だから連れて来て いるのだろうが 下僕を。 83 00:07:12,632 --> 00:07:16,970 キサマ同様にな ザフティエ…。 84 00:07:16,970 --> 00:07:19,306 気付いていましたか? 85 00:07:19,306 --> 00:07:21,308 当然だ。 86 00:07:21,308 --> 00:07:24,477 オレは誰も連れて来ていないぜ。 87 00:07:24,477 --> 00:07:28,815 あやつ 今は交信出来ない状態に あるようだがな…。 88 00:07:28,815 --> 00:07:32,652 ドコで油を売っているんだか…。 89 00:07:32,652 --> 00:07:36,990 ヤベ! 結界を解きやがった! 90 00:07:36,990 --> 00:07:38,992 (エディソン)はっ! 91 00:07:38,992 --> 00:07:40,994 (サラサ)ふうっ。 92 00:07:40,994 --> 00:07:43,997 うう… 頭がクラクラするよ…。 93 00:07:43,997 --> 00:07:45,999 勇者アリシアが…。 94 00:07:45,999 --> 00:07:50,170 あ いや アリッサと 連絡がとれなくなっておるのか。 95 00:07:50,170 --> 00:07:53,073 大丈夫かの あやつ…。 96 00:07:57,010 --> 00:08:01,948 アリッサ・スレイハントさんは 今日も欠席… と。 97 00:08:01,948 --> 00:08:05,118 クレン君 何か聞いていますか? 98 00:08:05,118 --> 00:08:07,120 何も。 99 00:08:07,120 --> 00:08:09,122 そうですか…。 100 00:08:09,122 --> 00:08:12,625 もしかしたら国に帰ったのかも 知れないですね。 101 00:08:12,625 --> 00:08:14,627 たまに居るのです。 102 00:08:14,627 --> 00:08:17,964 授業について行けず 逃げ出す者が。 103 00:08:17,964 --> 00:08:19,966 そんな訳なかろう。 104 00:08:19,966 --> 00:08:21,968 (2人)チッ…。 105 00:08:27,974 --> 00:08:32,645 ハァ… ハァ… ハァ…。 106 00:08:32,645 --> 00:08:36,149 ハァ… ハァ…。 107 00:08:41,488 --> 00:08:45,992 ずっと飲まず食わずで 一体何日経った…。 108 00:08:45,992 --> 00:08:49,996 何もかも 朽ちかけているようだ…。 109 00:08:49,996 --> 00:08:52,165 これは現実じゃない…。 110 00:08:52,165 --> 00:08:56,669 そう確信出来る理由は アレだ…。 111 00:08:56,669 --> 00:09:01,941 ガラスに映る自分の姿 ネズミのような魔獣の姿…。 112 00:09:01,941 --> 00:09:05,445 後ろの景色に違和感はない。 113 00:09:05,445 --> 00:09:07,781 あれが…。 114 00:09:07,781 --> 00:09:10,784 現実の私…。 115 00:09:10,784 --> 00:09:17,457 つまり 私を捕えたあの巨人は 人間サイズの誰か…。 116 00:09:17,457 --> 00:09:21,961 きっとあの時あの場にいた 学年3位のアイツだ…。 117 00:09:21,961 --> 00:09:26,466 あのカエルは 私へのエサ? 118 00:09:26,466 --> 00:09:29,803 私を飼うつもりか? 119 00:09:29,803 --> 00:09:32,605 いいや それはないな。 120 00:09:34,641 --> 00:09:37,977 だって。 121 00:09:37,977 --> 00:09:42,315 ここはヤツの栽培場だ! 122 00:09:42,315 --> 00:09:47,020 私はコイツのエサって訳か! 123 00:09:51,991 --> 00:09:56,996 (ロッド)君が現れるのは いつも突然だね。 ガルト。 124 00:09:56,996 --> 00:09:59,332 (ガルト)俺はお前の為に飛ぶ。 125 00:09:59,332 --> 00:10:03,002 お前は俺の為に情報をよこす。 126 00:10:03,002 --> 00:10:06,840 そういう契約だ。 エスリンのロッド。 127 00:10:06,840 --> 00:10:09,509 飛んだ分は働いてもらうぞ。 128 00:10:09,509 --> 00:10:12,178 (ロッド)ここではバーンズと呼んでくれ。 129 00:10:12,178 --> 00:10:15,515 私は歴史の新任教師なんだ。 130 00:10:15,515 --> 00:10:19,352 お前がドレルの秘密を 暴きに来ているのは知っている。 131 00:10:19,352 --> 00:10:23,690 俺も目的は同じだ。 何か分かったか? 132 00:10:23,690 --> 00:10:26,025 まだ調査中だ。 133 00:10:26,025 --> 00:10:29,195 今 分かっているのは 校舎そのものに➨ 134 00:10:29,195 --> 00:10:31,865 隠し部屋のようなモノは ないと言う事。 135 00:10:31,865 --> 00:10:34,367 これは ミケルが調べた。 136 00:10:34,367 --> 00:10:42,208 隠密と捜索 斥候のスペシャリストの彼が そう言うのだから間違いない。 137 00:10:42,208 --> 00:10:45,545 私の聞き取り調査で 分かった事だが➨ 138 00:10:45,545 --> 00:10:47,547 この学校ではよく➨ 139 00:10:47,547 --> 00:10:51,050 生徒が前触れなく失踪するらしい。 よく? 140 00:10:51,050 --> 00:10:54,721 大半の生徒は 無事に戻って来るらしいのだが➨ 141 00:10:54,721 --> 00:10:56,723 どうやらそれが➨ 142 00:10:56,723 --> 00:10:59,893 魔術会得の為の 通過儀礼だと言うのだ。 143 00:10:59,893 --> 00:11:02,495 だから誰も問題視しない。 144 00:11:02,495 --> 00:11:07,333 優秀な生徒ほど それを 待ちわびているフシすらある。 145 00:11:07,333 --> 00:11:09,335 戻って来た生徒は➨ 146 00:11:09,335 --> 00:11:12,172 なんらかの魔術的才能を 開花させるか➨ 147 00:11:12,172 --> 00:11:14,173 才能が無かった場合➨ 148 00:11:14,173 --> 00:11:17,010 数日前のネイサン・フランのように 憔悴して➨ 149 00:11:17,010 --> 00:11:20,680 休学または退学に 追い込まれるらしい…。 150 00:11:20,680 --> 00:11:22,682 つまり選別だな。 151 00:11:22,682 --> 00:11:27,020 問題はその方法が まだ分からないと言う事。 152 00:11:27,020 --> 00:11:30,857 「ドレルの部屋」につながっているのは 確実だと思う。 153 00:11:30,857 --> 00:11:35,194 とすると 鍵はやはり失踪中の生徒か…。 154 00:11:35,194 --> 00:11:38,031 今 失踪しているのは? 155 00:11:38,031 --> 00:11:42,535 ハイデンからの留学生 アリッサ・スレイハント。 156 00:11:42,535 --> 00:11:47,040 彼女を見つけ出す事が 謎を解き明かす鍵だ。 157 00:11:47,040 --> 00:11:49,042 失踪して3日だ。 158 00:11:49,042 --> 00:11:52,045 いつ選別されても おかしくはないぞ。 159 00:11:52,045 --> 00:11:55,215 スパイとして消される事の方が 心配だ。 160 00:11:55,215 --> 00:11:58,384 年端もゆかぬ子達には むご過ぎるからね。 161 00:11:58,384 --> 00:12:02,655 《コイツはアレが勇者だと 気付いていないのか》 162 00:12:02,655 --> 00:12:05,491 君も気付いた事があったら 知らせて欲しい。 163 00:12:05,491 --> 00:12:08,161 俺に出来るのは見る事だけだ…。 164 00:12:08,161 --> 00:12:11,831 だが俺の目は どんな物も見逃さない。 165 00:12:11,831 --> 00:12:15,501 何か見つけたら知らせてやろう。 166 00:12:15,501 --> 00:12:17,604 頼む。 167 00:12:23,009 --> 00:12:27,347 決して味方と言う訳では ないのだろうが➨ 168 00:12:27,347 --> 00:12:31,017 頼もしいな 彼は…。 169 00:12:31,017 --> 00:12:36,522 (ナイエ)あ~ あ~。 170 00:12:36,522 --> 00:12:38,524 どうしましょう~。 171 00:12:38,524 --> 00:12:40,860 あ~。 172 00:12:40,860 --> 00:12:42,862 なんで いきなり いなくなっちゃうんですか➨ 173 00:12:42,862 --> 00:12:44,864 あの勇者は! 174 00:12:44,864 --> 00:12:48,034 秘密の部屋の正体が 分かったかも知れない。 175 00:12:48,034 --> 00:12:50,703 ってそこまで言って。 176 00:12:50,703 --> 00:12:53,873 急に駆け出したかと思ったら 失踪!? 177 00:12:53,873 --> 00:12:57,043 私だって探してるんですよ それ! 178 00:12:57,043 --> 00:13:02,148 見つけないと皇帝に殺されるかも 知れないんですよ マジで。 179 00:13:02,148 --> 00:13:04,150 うっ! 180 00:13:04,150 --> 00:13:07,487 うぶっ おろろ~。 181 00:13:07,487 --> 00:13:10,156 うっ… ヒントだけ与えて➨ 182 00:13:10,156 --> 00:13:13,159 秘密の答えを持ち逃げされたと 知られたら➨ 183 00:13:13,159 --> 00:13:16,996 本当に殺される。 今度こそ…。 184 00:13:16,996 --> 00:13:19,332 ダメッ! 絶対ダメ! 185 00:13:19,332 --> 00:13:23,336 処刑道具見ただけで 私きっとショック死しちゃう! 186 00:13:23,336 --> 00:13:28,841 私ってば鉄を操れちゃうから それを使わない処刑法になる。 187 00:13:28,841 --> 00:13:31,177 ⸨ギャーッ! 熱~! 188 00:13:31,177 --> 00:13:33,179 あっ あっ あはん…⸩ 189 00:13:33,179 --> 00:13:36,683 わぁ~! もういったいどうしたら! 190 00:13:36,683 --> 00:13:40,019 見つけないと 絶対 見つけないと 絶対…。 191 00:13:40,019 --> 00:13:42,021 思いだせ! ナイエ・シフォンリッツ! 192 00:13:42,021 --> 00:13:45,692 勇者は他になんと言っていた!? 193 00:13:45,692 --> 00:13:48,027 ん? 戦争になる前に➨ 194 00:13:48,027 --> 00:13:50,363 火種となる秘密を消すと 言っていた! 195 00:13:50,363 --> 00:13:55,034 それにそれに エスリンの双子と 協力関係にあるとも! 196 00:13:55,034 --> 00:13:57,036 なんで双子? 197 00:13:57,036 --> 00:14:00,139 教師として来ている あの二人とは無関係? 198 00:14:00,139 --> 00:14:02,308 戦争回避の為に➨ 199 00:14:02,308 --> 00:14:06,312 あえて軍人ではない双子と 手を組んでると? 200 00:14:06,312 --> 00:14:08,314 一人で探すのはムリ! 201 00:14:08,314 --> 00:14:12,652 事情を察してくれる 協力者が欲しい! 202 00:14:12,652 --> 00:14:15,321 アイツはダメ! 怖い! 203 00:14:15,321 --> 00:14:18,658 生理的に受け付けない 怖さがある! 204 00:14:18,658 --> 00:14:21,828 じゃあ やっぱり生徒の誰か➨ 205 00:14:21,828 --> 00:14:25,832 元 いる生徒は 立場を悪くするだけ。 206 00:14:25,832 --> 00:14:28,000 留学生なら… バカ! 207 00:14:28,000 --> 00:14:31,337 これ以上 秘密を漏らしてどうする! 208 00:14:31,337 --> 00:14:37,009 今の私に出来る事 今の私に出来る事…。 209 00:14:37,009 --> 00:14:39,512 よし! 逃ーげよっと! 210 00:14:39,512 --> 00:14:41,514 その話 もっと聞かせろ。 211 00:14:41,514 --> 00:14:44,016 ひゃあぁっ! 212 00:14:44,016 --> 00:14:46,018 あなたは…。 213 00:14:46,018 --> 00:14:49,188 どどどど どうやって入ったんですか!? 214 00:14:49,188 --> 00:14:52,358 窓は閉めたし ドアにも鍵を掛けた! 215 00:14:52,358 --> 00:14:55,695 そもそもココ 教員宿舎の女子棟ですよ!? 216 00:14:55,695 --> 00:14:58,698 あやつの匂いのついた影を 追って来た。 217 00:14:58,698 --> 00:15:01,467 長く話せばそれだけ匂いも付く。 218 00:15:01,467 --> 00:15:03,469 に… 匂い? 219 00:15:03,469 --> 00:15:05,972 三日も経てば薄くなるがな。 220 00:15:05,972 --> 00:15:09,308 なかなか戻って来ぬから 仕方なく追っているところだ。 221 00:15:09,308 --> 00:15:11,811 匂いで追うって 犬ですか!? 222 00:15:11,811 --> 00:15:15,815 フ… 犬ではないがな。 223 00:15:15,815 --> 00:15:19,485 我の鼻でも あやつ本体には辿り着けない。 224 00:15:19,485 --> 00:15:21,487 それが問題だ。 225 00:15:21,487 --> 00:15:26,993 あやつの匂いは校舎東の植物が 集められている場所で途切れた。 226 00:15:26,993 --> 00:15:29,829 殺されても匂いは残る。 227 00:15:29,829 --> 00:15:33,666 なんの痕跡も残さず 消えたのが不可解だ。 228 00:15:33,666 --> 00:15:36,836 アレでも一応勇者だからな。 229 00:15:36,836 --> 00:15:39,505 だが抵抗した気配もない。 230 00:15:39,505 --> 00:15:43,176 汝と話して 駆け出したと言う事は➨ 231 00:15:43,176 --> 00:15:48,848 あやつなりに重要な答えに 辿り着いたと言う事だろう。 232 00:15:48,848 --> 00:15:52,518 話せ。 知っている事を全て。 233 00:15:52,518 --> 00:15:56,856 ここで手にする力と 出没する魔獣との関わり。 234 00:15:56,856 --> 00:16:00,293 あやつと交わした一言一句。 235 00:16:00,293 --> 00:16:05,298 必要なら 汝の脳を掻き回してでも 吐かせる。 236 00:16:05,298 --> 00:16:08,134 な なんなんですか? あなた…。 237 00:16:08,134 --> 00:16:11,804 なんでそんな怖い事 言えるんですか? 238 00:16:11,804 --> 00:16:15,308 脳のくだり 完全に本気ですね。 239 00:16:15,308 --> 00:16:22,982 影とか匂いでとか 本当に人間 ですか? 240 00:16:22,982 --> 00:16:25,485 ならば…。 241 00:16:25,485 --> 00:16:28,654 (クレバテス)これで話す気になるか? 242 00:16:28,654 --> 00:16:34,660 この姿を見たからには… 分かるな 我に従わねば➨ 243 00:16:34,660 --> 00:16:36,996 死だ…。 244 00:16:36,996 --> 00:16:41,500 決して楽な死に方はさせぬ。 245 00:16:41,500 --> 00:16:43,669 《ナイエ:あ これダメなヤツ。 246 00:16:43,669 --> 00:16:47,506 終わった私…》 247 00:16:47,506 --> 00:16:50,810 分かったら さっさと話せ。 248 00:16:55,348 --> 00:16:58,050 勝手に気を失うな。 249 00:16:59,952 --> 00:17:03,956 あばばばば…。 250 00:17:03,956 --> 00:17:06,792 はっ! アイタタタタ! 251 00:17:06,792 --> 00:17:10,463 タタタタ! 目が覚めたか… なら話せ。 252 00:17:10,463 --> 00:17:13,766 はい ご主人様。 253 00:17:17,303 --> 00:17:19,805 あはははー。 254 00:17:19,805 --> 00:17:23,809 (クレン)なるほど。 ここで起きている事とは➨ 255 00:17:23,809 --> 00:17:27,313 勇者伝承の一部を なぞった物だと…。 256 00:17:27,313 --> 00:17:31,317 はじまりの町か ザフティエの話にもあったな。 257 00:17:31,317 --> 00:17:34,654 何に気付いたかは 下僕に直接聞こう。 258 00:17:34,654 --> 00:17:39,158 次は人が魔獣になると言う 話についてだ。 259 00:17:39,158 --> 00:17:42,995 わ 私の世代では 結晶に馴染めない者は➨ 260 00:17:42,995 --> 00:17:45,665 必ず魔獣の姿になりました。 261 00:17:45,665 --> 00:17:49,502 多くの場合 元の姿に戻る事は なかったようですが➨ 262 00:17:49,502 --> 00:17:51,671 今は違うようです。 263 00:17:51,671 --> 00:17:56,175 自分の時の記憶はないので 聞き知った話なのですが➨ 264 00:17:56,175 --> 00:18:00,947 力を屈服させられるかの 試練なんだそうです。 265 00:18:00,947 --> 00:18:04,116 屈服させれば その力が手に入り➨ 266 00:18:04,116 --> 00:18:07,620 呑まれてしまえば 心まで魔獣となり➨ 267 00:18:07,620 --> 00:18:10,790 教師または他の生徒に狩られます。 268 00:18:10,790 --> 00:18:13,793 フム。 下僕がその試練とやらに➨ 269 00:18:13,793 --> 00:18:16,963 巻き込まれている可能性はあるな。 270 00:18:16,963 --> 00:18:21,968 そうだとしたら魔獣が出たと 騒ぎになっている筈ですし➨ 271 00:18:21,968 --> 00:18:26,472 力を手にしたのなら もう出て来ている筈…。 272 00:18:26,472 --> 00:18:33,312 あるいは魔獣の姿のまま どこかへ幽閉されているか。 273 00:18:33,312 --> 00:18:35,648 ひっ! となると➨ 274 00:18:35,648 --> 00:18:39,151 誰が何の目的で と言う事になる。 275 00:18:39,151 --> 00:18:43,155 あやつがドレルを倒した勇者だと 知っていて➨ 276 00:18:43,155 --> 00:18:46,325 そうしているのだとしたら これは…。 277 00:18:46,325 --> 00:18:48,327 フッ…。 278 00:18:48,327 --> 00:18:50,329 狙いはこれか。 279 00:18:50,329 --> 00:18:54,333 あやつの居ない今なら 領域外の我から➨ 280 00:18:54,333 --> 00:18:57,169 これを奪うのも 容易いと踏んだか。 281 00:18:57,169 --> 00:18:59,939 《こ… この本 どこかで…》 282 00:18:59,939 --> 00:19:04,610 ずい分と舐められたモノだな…。 283 00:19:04,610 --> 00:19:06,779 え…? 284 00:19:06,779 --> 00:19:08,948 え? 285 00:19:08,948 --> 00:19:12,752 屋根ーッ! 286 00:19:29,802 --> 00:19:31,804 あわわ…。 287 00:19:36,475 --> 00:19:38,477 何事ですか? 288 00:19:46,152 --> 00:19:48,854 クレバテス! まさか…。 289 00:19:53,159 --> 00:19:59,565 なんだあれは! 黒い… 塔!? 290 00:20:05,004 --> 00:20:09,842 汝らの望む物はここだ。 291 00:20:09,842 --> 00:20:11,844 ここにある。 292 00:20:11,844 --> 00:20:17,016 欲しくば取りに来い。 293 00:20:17,016 --> 00:20:19,018 (アンドリュー)何だろう あの塔。 294 00:20:19,018 --> 00:20:22,021 今の声 あそこからだよね。 295 00:20:22,021 --> 00:20:25,357 アイツだよ アンドリュー。 296 00:20:25,357 --> 00:20:30,529 ボクの紋が疼いて震えている…。 297 00:20:30,529 --> 00:20:36,702 この疼きは 最初に見た時から感じていた。 298 00:20:36,702 --> 00:20:41,540 これをやっているのは アイツで間違いない。 299 00:20:41,540 --> 00:20:44,043 (ラスウェル)よっと…。 300 00:20:44,043 --> 00:20:48,547 なんだか面白い事を始めたなぁ 南の…。 301 00:20:48,547 --> 00:20:51,884 (リオン)おい見ろ。 (ティゲル)ああ。 302 00:20:51,884 --> 00:20:54,386 (ミケル)バーンズ先生! 303 00:20:54,386 --> 00:20:56,388 私も今見ているよ。 304 00:20:56,388 --> 00:21:01,193 さっきの声といい あれはなんだ? 305 00:21:03,496 --> 00:21:06,499 あんな塔 昼までなかったよな。 306 00:21:06,499 --> 00:21:09,001 おい 見て来いよ。 やだよ。 307 00:21:09,001 --> 00:21:12,004 ひょっとしてこれが 紋を手に入れる為の➨ 308 00:21:12,004 --> 00:21:15,007 試練ってやつじゃ…。 ウソ! 309 00:21:15,007 --> 00:21:17,343 (ローメイン)静粛に! 310 00:21:17,343 --> 00:21:20,513 学長のエルロー・ローメインです。 311 00:21:20,513 --> 00:21:25,017 生徒の皆さん そしてここで働く方々も➨ 312 00:21:25,017 --> 00:21:27,686 落ち着いて行動して下さい。 313 00:21:27,686 --> 00:21:31,357 これは訓練です。 訓練? 314 00:21:31,357 --> 00:21:36,862 この声に逆らえぬ者は 速やかに自室に戻り鍵を掛け➨ 315 00:21:36,862 --> 00:21:40,699 深い眠りについて下さい。 316 00:21:40,699 --> 00:21:43,602 はい わかりました。 317 00:21:48,707 --> 00:21:52,545 (カーソン)今 動いてよろしいのでしょうか。 318 00:21:52,545 --> 00:21:54,547 (カーソン)緊急事態とは言え➨ 319 00:21:54,547 --> 00:21:57,049 スパイが多く入って来ている 状況で…。 320 00:21:57,049 --> 00:22:01,821 (ローメイン)スパイなど何人居ようが この書の前では無力。 321 00:22:01,821 --> 00:22:05,324 しかし アレは駄目です。 322 00:22:05,324 --> 00:22:08,994 はじまりの町である聖地ソルセインに➨ 323 00:22:08,994 --> 00:22:13,999 あのような汚れた異物が 置かれるなど。 324 00:22:13,999 --> 00:22:18,003 断じて許す事など出来ません…。