1 00:00:02,002 --> 00:00:07,508 (アンドリュー)知ってる? 木や花ってさ 切った方が増えるよ。 2 00:00:07,508 --> 00:00:09,509 《アリシア:オイオイ待て。 3 00:00:09,509 --> 00:00:13,180 魔血を流し切ると死ぬと クレンが言っていた。 4 00:00:13,180 --> 00:00:16,683 首が落ちれば確実に失血死する。 5 00:00:16,683 --> 00:00:20,387 マズい こんな所で死ねない》 6 00:00:23,190 --> 00:00:26,093 《ダメだ 死ぬ》 7 00:00:32,532 --> 00:00:37,538 誰? 背高い? 8 00:00:37,538 --> 00:00:41,541 迷わず来るね。 目的は何だろう。 9 00:00:41,541 --> 00:00:46,547 ボク? それとも このネズミかな。 10 00:00:57,557 --> 00:00:59,559 (アリシア)誰!? 11 00:01:02,496 --> 00:01:07,334 誰かと思えば マシュー・バーンズ先生。 12 00:01:07,334 --> 00:01:13,040 (ロッド)すまない アンドリュー・ウィップ君。 二~三 話を聞いてもいいかな? 13 00:02:59,980 --> 00:03:02,315 (アレン)うっ うわぁ~! (ラング)魔獣! 14 00:03:02,315 --> 00:03:05,652 うわぁ~! 15 00:03:05,652 --> 00:03:10,657 (クレン)フフン。 もっと本気を出せ 童ども。 16 00:03:10,657 --> 00:03:18,565 (クレン)キサマらの本気を叩き潰さねば ヤツを引きずり出せぬではないか。 17 00:03:22,002 --> 00:03:24,838 (サラサ)はぁ はぁ…。 18 00:03:24,838 --> 00:03:28,508 始まってしまいましたのう ザフティエ様。 19 00:03:28,508 --> 00:03:30,510 (ザフティエ)ええ。 20 00:03:30,510 --> 00:03:35,849 サラサ 霧の維持のためにも どこか安全な場所で休み➨ 21 00:03:35,849 --> 00:03:38,185 体力を回復なさい。 22 00:03:38,185 --> 00:03:41,688 御心のままに ザフティエ様。 23 00:03:44,024 --> 00:03:47,194 (ザフティエ)どこか美味しい物が ある所が良いですね。 24 00:03:47,194 --> 00:03:49,696 (サラサ)御意。 25 00:03:49,696 --> 00:03:53,867 それ ネズミ? はい そうです。 26 00:03:53,867 --> 00:03:56,036 (ロッド)どうして木に? 27 00:03:56,036 --> 00:03:59,039 そんな話をしに来たんじゃ ないですよね。 28 00:03:59,039 --> 00:04:01,808 今は学長の魔術で➨ 29 00:04:01,808 --> 00:04:05,812 ソルセイン全体に 強制力が働いています。 30 00:04:05,812 --> 00:04:09,483 「紋」や 「結晶」の無い 並の人間であれば➨ 31 00:04:09,483 --> 00:04:13,487 立っているのも ままならない状態のはず。 32 00:04:13,487 --> 00:04:16,490 《やはり 学長のあの声は魔術…》 33 00:04:16,490 --> 00:04:18,658 踏んでますよ 先生。 34 00:04:18,658 --> 00:04:20,660 えっ? 花。 35 00:04:20,660 --> 00:04:23,997 は 花? 花なんてあるのかい? 36 00:04:23,997 --> 00:04:27,834 見えてないだけですよ。 苔の花です。 37 00:04:27,834 --> 00:04:31,338 ボクの 「紋」は植物と対話できる。 38 00:04:31,338 --> 00:04:35,842 その苔が先生の足取りと体重を 教えてくれた。 39 00:04:35,842 --> 00:04:39,513 迷いなく 力強い足取り。 40 00:04:39,513 --> 00:04:43,850 先生は恐らく軍人ですね。 並外れて強靭な。 41 00:04:43,850 --> 00:04:48,021 《凄いな。 これが 「紋」を持つ生徒の力か。 42 00:04:48,021 --> 00:04:50,023 邪魔をして済まない。 43 00:04:50,023 --> 00:04:53,360 私はただ消えた生徒を 探しているだけなんだ。 44 00:04:53,360 --> 00:04:56,029 君の言うように私は元軍人だ。 45 00:04:56,029 --> 00:04:59,199 けれど剣はないし戦う気もない。 46 00:04:59,199 --> 00:05:02,469 君が消えた生徒について 知らないと言うのであれば➨ 47 00:05:02,469 --> 00:05:04,471 このまま引き返すよ。 48 00:05:04,471 --> 00:05:08,141 おいおい 今引き返すと言ったか? 49 00:05:08,141 --> 00:05:10,143 あれ ロッド・ロイエスだろ? 50 00:05:10,143 --> 00:05:13,647 やっと助けになりそうなヤツが 現れたのに。 51 00:05:13,647 --> 00:05:16,316 気付け! 私はここだ! 52 00:05:16,316 --> 00:05:19,319 おまえが探してる生徒は ここにいるぞ! 53 00:05:19,319 --> 00:05:21,988 知りませんね。 (ネズミ)チュー! チュー! 54 00:05:21,988 --> 00:05:26,493 そうか。 他を当たってみるよ。 55 00:05:26,493 --> 00:05:30,330 《アリシア:マズい このチャンスを逃すと 確実に殺される》 56 00:05:30,330 --> 00:05:35,168 ダメだ 行くな! なんとか伝えないと! 57 00:05:35,168 --> 00:05:37,170 はっ。 58 00:05:39,839 --> 00:05:42,342 待ってください 先生。 59 00:05:42,342 --> 00:05:46,346 《この気配 さっきの…》 60 00:05:46,346 --> 00:05:48,348 なんだい? 61 00:05:48,348 --> 00:05:53,853 やっぱりダメだそうです。 先生をこのまま帰すのは。 62 00:05:53,853 --> 00:05:57,691 ダメ? 誰がそんなことを? 63 00:05:57,691 --> 00:06:02,796 時々聞こえてくるんですよ。 「紋」の声が。 64 00:06:02,796 --> 00:06:04,798 「紋」が言うには…。 65 00:06:11,304 --> 00:06:15,508 《コイツ… クレンが言ってた ヴォーデインの分身か!》 66 00:06:17,477 --> 00:06:19,646 声が聞こえた時って大抵➨ 67 00:06:19,646 --> 00:06:22,983 ありえないくらいの力が 出せるんですよね。 68 00:06:22,983 --> 00:06:24,985 ゼロスリオペイロ。 69 00:06:24,985 --> 00:06:27,320 大鋏。 70 00:06:27,320 --> 00:06:29,322 剪定。 71 00:06:32,325 --> 00:06:34,327 ロッド! 72 00:06:36,830 --> 00:06:39,332 よく避けましたね 先生。 73 00:06:39,332 --> 00:06:41,334 でも➨ 74 00:06:41,334 --> 00:06:45,338 剪定は 木を美しく育てるための 技術です。 75 00:06:50,010 --> 00:06:54,014 切り倒した木を養分に成長を促進。 76 00:06:54,014 --> 00:06:56,349 株立ち。 大樹育成。 77 00:06:56,349 --> 00:06:58,351 ブエロゼキス。 78 00:07:00,287 --> 00:07:02,289 うっ うわぁ…。 79 00:07:11,131 --> 00:07:14,968 木の中で養分になってください。 先生。 80 00:07:14,968 --> 00:07:17,804 その養分で花が咲く。 81 00:07:17,804 --> 00:07:20,140 《ロッド・ロイエスがやられた。 82 00:07:20,140 --> 00:07:24,477 ウソだろ アイツだって 「至宝」の使い手だぞ。 83 00:07:24,477 --> 00:07:28,481 至宝がないと 手も足も出ないのか!? 84 00:07:28,481 --> 00:07:33,086 (トカゲ)所詮は ニセ物だということだ。 85 00:07:35,322 --> 00:07:40,160 《そういえば ドレルも言っていた。 「囁く声」と…》 86 00:07:40,160 --> 00:07:43,163 (トカゲ) おまえたちは本物を知らない。 87 00:07:43,163 --> 00:07:49,002 本物の時代を。 クレバテスもそうだ。 88 00:07:49,002 --> 00:07:51,671 私が終わらせた時代➨ 89 00:07:51,671 --> 00:07:56,676 魔獣と人がもっと近く 争っていた➨ 90 00:07:56,676 --> 00:08:00,613 本物の 勇者の時代。 91 00:08:00,613 --> 00:08:04,784 この時代は 終わらせなくてはならない。 92 00:08:04,784 --> 00:08:08,288 伝承は正さなくてはならない。 93 00:08:08,288 --> 00:08:12,792 止まった時は 動かさなくてはならない。 94 00:08:12,792 --> 00:08:16,129 本物の勇者の目覚めのために➨ 95 00:08:16,129 --> 00:08:21,801 散らばったトアの記憶を 張り合わせなくてはならない。 96 00:08:21,801 --> 00:08:25,805 本物の 勇者? 97 00:08:25,805 --> 00:08:28,975 ぐあッ! クッ…。 98 00:08:28,975 --> 00:08:34,481 (トカゲ)話しすぎたな。 殺れ。 次はコイツだ。 99 00:08:34,481 --> 00:08:36,816 了解。 100 00:08:36,816 --> 00:08:39,652 魔獣の姿でよかったよ。 101 00:08:39,652 --> 00:08:42,989 死体の処理で 気を使うこともないし。 102 00:08:42,989 --> 00:08:47,160 学長のおかげでボクは 「囁く声」と出会えたし➨ 103 00:08:47,160 --> 00:08:52,332 この声に従っていれば ボクはもっと強くなれる。 104 00:08:52,332 --> 00:08:55,835 《声だけか。 105 00:08:55,835 --> 00:08:59,005 コイツにはあの姿が 見えていないのか》 106 00:08:59,005 --> 00:09:03,943 強くなってボクは 世界を花で満たしたいんだ。 107 00:09:03,943 --> 00:09:08,448 《一体何を言っているんだ コイツは!? 108 00:09:08,448 --> 00:09:11,284 あっ 頭蓋が割れた》 109 00:09:11,284 --> 00:09:15,288 これは 追撃するまでもないかな。 110 00:09:15,288 --> 00:09:18,625 《まだなのか あの力。 111 00:09:18,625 --> 00:09:23,329 まだダメージが足りてないのか。 まだ…》 112 00:09:28,635 --> 00:09:33,640 終わったね。 じゃあボクも黒い塔へ…。 113 00:09:33,640 --> 00:09:36,543 ヂュ~! 114 00:09:38,478 --> 00:09:41,981 ヂュ~ ヂュゥゥ! 115 00:09:41,981 --> 00:09:44,083 《まだ 終われない!》 116 00:09:46,986 --> 00:09:53,493 《帯びているな。 アレもまた 欠片を持つ者か》 117 00:09:53,493 --> 00:09:56,996 《くっ… 折れた左腕がさらに砕けた。 118 00:09:56,996 --> 00:09:58,998 だが! 119 00:09:58,998 --> 00:10:02,335 その分 右腕に力を残しておけたぞ! 120 00:10:02,335 --> 00:10:06,339 この一撃はキサマに当てる! ヴォーデイン!》 121 00:10:08,341 --> 00:10:10,343 《消えた!》 122 00:10:13,012 --> 00:10:16,683 《クソッ 体を砕いて作った一撃だぞ。 123 00:10:16,683 --> 00:10:19,085 これを外したら…》 124 00:10:21,521 --> 00:10:25,825 《とっくに瀕死だ。 これ以上のダメージはマジで死ぬ》 125 00:10:36,202 --> 00:10:38,872 えっ? ナニこれ? 126 00:10:38,872 --> 00:10:42,041 (ロッド)それは 「至宝」だよ。 127 00:10:42,041 --> 00:10:46,379 ドレル将軍の 「黒竜」の欠片さ。 128 00:10:46,379 --> 00:10:48,381 フッ。 129 00:10:48,381 --> 00:10:51,050 《私が折った至宝か!》 130 00:10:51,050 --> 00:10:53,887 ヂュ。 131 00:10:53,887 --> 00:10:57,056 さすがに私の 「雪華」は 持ってこられないが➨ 132 00:10:57,056 --> 00:11:00,827 手ぶらで敵地に来るほど 不用心ではないよ。 133 00:11:00,827 --> 00:11:06,833 ふうん。 そんな欠片でも 強いんですね 「至宝」って。 134 00:11:10,503 --> 00:11:14,007 (ナイエ)どうですか 避難状況は? 135 00:11:14,007 --> 00:11:16,176 (エドワード)2階にも誰もいません。 136 00:11:16,176 --> 00:11:19,846 避難指示が出ていますし 学長の声は絶対です。 137 00:11:19,846 --> 00:11:22,515 一軒一軒見て回らなくても いいのでは? 138 00:11:22,515 --> 00:11:24,851 (ナイエ)万が一ということも ありますから➨ 139 00:11:24,851 --> 00:11:29,022 一応見て回ります。 それがA班の務めです。 140 00:11:29,022 --> 00:11:33,860 無意味だと思いますけどね。 はは…。 141 00:11:33,860 --> 00:11:36,029 《うるせえな! 142 00:11:36,029 --> 00:11:39,365 先に進みたくねえんだよ チクショウ~! 143 00:11:39,365 --> 00:11:41,868 先に待っているのは ただの学生じゃない。 144 00:11:41,868 --> 00:11:46,039 ていうか人間ですらない。 魔獣王だぞ 魔獣王! 145 00:11:46,039 --> 00:11:48,207 うっかり行ったら殺される。 146 00:11:48,207 --> 00:11:52,879 殺されなかったとしても 脳をグチャグチャに掻き回される。 147 00:11:52,879 --> 00:11:54,881 なんかそんな気がする。 148 00:11:54,881 --> 00:11:59,385 できるだけ自然に ゆっくりゆっくり進むんだ私…。 149 00:11:59,385 --> 00:12:03,823 これはA班全員のためでも あるんですよ》 150 00:12:03,823 --> 00:12:06,326 次へ行きましょう。 151 00:12:06,326 --> 00:12:10,997 《あなたたち全員が 生き残るためにも…》 152 00:12:10,997 --> 00:12:12,999 (メリーメリー)先生。 あっはい! 153 00:12:12,999 --> 00:12:15,501 なんでしょう メリーウェイザーさん。 154 00:12:15,501 --> 00:12:18,504 始まってますよ 戦闘。 え!? 155 00:12:18,504 --> 00:12:21,841 (メリーメリー)林の向こう C班。 156 00:12:21,841 --> 00:12:24,344 それに森の先のB班。 157 00:12:24,344 --> 00:12:28,348 それぞれ得体の知れない何かと 戦っていますね。 158 00:12:28,348 --> 00:12:31,517 得体の知れない何か!? 159 00:12:31,517 --> 00:12:34,020 そして ここにも。 160 00:12:34,020 --> 00:12:39,525 どうします 先生。 アレと戦いますか? 161 00:12:39,525 --> 00:12:43,029 ヒィィィ…。 162 00:12:45,031 --> 00:12:48,868 (ラング)バサストミド! フェルド! 163 00:12:48,868 --> 00:12:53,072 がはっ なんなんだこの魔獣! 164 00:12:57,043 --> 00:13:00,313 (アンナ)これでも死なないの!? 165 00:13:00,313 --> 00:13:02,649 (ラング)後ろだ! 166 00:13:02,649 --> 00:13:05,485 (メグ)なっ… うわぁっ! (アンナ)メグ! 167 00:13:05,485 --> 00:13:08,788 炎の紋 「火鉢」! ゼフェルド! 168 00:13:10,823 --> 00:13:13,626 (鳴き声) 169 00:13:16,829 --> 00:13:20,333 ハァッ ハァッ…。 170 00:13:20,333 --> 00:13:25,338 ハァッ ハァッ ビックリさせやがって! 171 00:13:25,338 --> 00:13:29,342 火は効いてる! コイツらは物理より火だ! 172 00:13:32,679 --> 00:13:38,017 火が有効と気付いたか。 それも奴の入れ知恵か? 173 00:13:38,017 --> 00:13:42,355 魔血以外の方法で 童らに力を与えているな。 174 00:13:42,355 --> 00:13:46,025 匂いでわかるぞ ヴォーデイン。 175 00:13:46,025 --> 00:13:48,027 トアの書。 176 00:13:48,027 --> 00:13:51,864 閉じていても力が漏れ出ている…。 177 00:13:51,864 --> 00:13:56,536 これは 「領域」と同種のものだ。 178 00:13:56,536 --> 00:14:01,641 魔獣王の力の源は 各々の領域にある。 179 00:14:01,641 --> 00:14:05,311 領域とは生まれ落ちた地であり➨ 180 00:14:05,311 --> 00:14:09,115 決して切り離すことのできぬ理だ。 181 00:14:11,818 --> 00:14:14,620 (鳴き声) 182 00:14:18,658 --> 00:14:23,996 (クレン)故に魔獣王が領域を出て 力を行使するのは難しい。 183 00:14:23,996 --> 00:14:27,500 離れれば離れるほど弱くなる。 184 00:14:27,500 --> 00:14:31,003 だが。 185 00:14:31,003 --> 00:14:35,341 この漏れ出る力を 我の色に染め上げれば➨ 186 00:14:35,341 --> 00:14:39,011 利用できる。 187 00:14:39,011 --> 00:14:46,853 (オーエン)ハァ… ハァ… ハァ…。 188 00:14:46,853 --> 00:14:48,855 フゥ。 189 00:14:51,190 --> 00:14:54,894 領域の力は 絶対だ。 190 00:14:58,698 --> 00:15:01,634 (オーエン)なんだアレは…。 191 00:15:01,634 --> 00:15:05,138 (タリアテッレ)壁… ですね 剣聖。 192 00:15:05,138 --> 00:15:07,640 (オーエン) 生き残ったのはおまえだけか。 193 00:15:07,640 --> 00:15:09,642 (タリアテッレ)はい…。 194 00:15:09,642 --> 00:15:13,146 伝承では… 4体の魔獣王を倒さねば➨ 195 00:15:13,146 --> 00:15:15,314 世界の外門は開かない。 196 00:15:15,314 --> 00:15:19,318 この壁はつまり そういうことなのだろう。 197 00:15:21,487 --> 00:15:23,489 だがいい。 198 00:15:23,489 --> 00:15:29,328 我々に下された勅命は 13本の至宝の回収。 199 00:15:29,328 --> 00:15:33,332 谷を降りるぞ。 はい。 200 00:15:33,332 --> 00:15:35,334 分かるぞ ヴォーデイン。 201 00:15:35,334 --> 00:15:40,006 キサマもこの力で 童どもを突き動かしているな。 202 00:15:40,006 --> 00:15:45,344 それとは別に この地全体を覆う力も感じる。 203 00:15:45,344 --> 00:15:47,346 つまり➨ 204 00:15:47,346 --> 00:15:50,683 ハイデンのトアの書と同種のものが➨ 205 00:15:50,683 --> 00:15:54,187 この地に二つ以上 存在するということ。 206 00:15:56,689 --> 00:15:58,691 (鳴き声) 207 00:15:58,691 --> 00:16:00,626 逃げてください みなさん! 208 00:16:00,626 --> 00:16:05,631 大丈夫です 先生。 全員に 「囁く声」が届いています。 209 00:16:05,631 --> 00:16:07,633 (鳴き声) 210 00:16:07,633 --> 00:16:12,638 ロート バルフロア 枷! 211 00:16:12,638 --> 00:16:17,810 この枷は 対象を強制的に穏やかにする。 212 00:16:17,810 --> 00:16:21,314 眠るように穏やかに。 213 00:16:21,314 --> 00:16:23,983 あ… ら…。 流石だな。 214 00:16:23,983 --> 00:16:27,320 奥にもう一体 アレ お願いできる? 215 00:16:27,320 --> 00:16:29,822 ああ。 (ベッキー)あっちは任せて。 216 00:16:29,822 --> 00:16:33,159 メリーメリーばかりに いい格好はさせないさ。 217 00:16:33,159 --> 00:16:35,661 風の紋 「白翼」! 218 00:16:35,661 --> 00:16:37,997 土の紋 「鋤」! 219 00:16:37,997 --> 00:16:41,000 ベイエスサトラ。 マシルレソート。 220 00:16:41,000 --> 00:16:44,670 ボトムレススワンプ! ウインドスラッシュ! 221 00:16:44,670 --> 00:16:46,672 この子達 やっぱり凄い。 222 00:16:46,672 --> 00:16:50,843 これが 「紋」を持つウィザードのレベル…。 223 00:16:50,843 --> 00:16:53,679 もしかして 勝てる? 224 00:16:53,679 --> 00:16:57,183 中身が魔獣王のアイツに! 225 00:17:01,954 --> 00:17:08,261 (鳴き声) 226 00:17:15,968 --> 00:17:19,972 (ヴォーデイン)書を奪え 書を奪え。 227 00:17:19,972 --> 00:17:22,475 (生徒たち)書を奪え。 228 00:17:22,475 --> 00:17:24,477 (ヴォーデイン)書を奪え。 229 00:17:24,477 --> 00:17:27,313 (レイ)書を 奪え。 230 00:17:27,313 --> 00:17:30,816 (鳴き声) 231 00:17:30,816 --> 00:17:33,152 ハァ ハァ。 ハァ ハァ。 232 00:17:33,152 --> 00:17:35,154 結構手こずったな。 233 00:17:35,154 --> 00:17:40,493 いやいや 凄いですよ。 このクラスの魔獣を倒すなんて…。 234 00:17:40,493 --> 00:17:44,330 腕 ケガしたんですか!? それにその鼻血! 235 00:17:44,330 --> 00:17:48,668 大丈夫です。 ほんの少し肉が削げただけ。 236 00:17:48,668 --> 00:17:51,504 削げ!? そんなことよりも…。 237 00:17:51,504 --> 00:17:54,340 書を 奪わないと。 238 00:17:54,340 --> 00:17:57,009 (フィン)そうです 書を奪わないと。 239 00:17:57,009 --> 00:17:59,011 (クロエ)書を奪わないと。 240 00:17:59,011 --> 00:18:04,283 えっ どうしたんですか 皆さん… ちょっと怖いんですけど。 241 00:18:04,283 --> 00:18:06,619 先生には聞こえないんですか? 242 00:18:06,619 --> 00:18:08,621 声が。 声? 243 00:18:08,621 --> 00:18:13,125 「囁く声」ですよ シフォンリッツ先生。 244 00:18:13,125 --> 00:18:15,127 聞こえないのなら➨ 245 00:18:15,127 --> 00:18:17,964 その方が穏やかでいいと思います。 246 00:18:17,964 --> 00:18:21,968 つまり 穏やかではないことだと…。 247 00:18:21,968 --> 00:18:25,304 (メリーメリー)腕見せて。 出血を穏やかにしてあげる。 248 00:18:25,304 --> 00:18:27,306 (ベッキー)ありがとう。 249 00:18:27,306 --> 00:18:29,308 《ナイエ:なんでしょう。 今のこの子達からは➨ 250 00:18:29,308 --> 00:18:34,146 アイツと同じとんでもない 怪物の気配がします。 251 00:18:34,146 --> 00:18:39,318 確かにこれは… 穏やかじゃないですね…。 252 00:18:39,318 --> 00:18:42,822 ま… 待ってください 皆さん! 253 00:18:42,822 --> 00:18:46,492 10体やられたか。 254 00:18:46,492 --> 00:18:50,329 雑に扱っておるな ヴォーデイン。 255 00:18:50,329 --> 00:18:55,001 人属など虫と同じ。 そこは同意できる。 256 00:18:55,001 --> 00:18:57,336 ならば尚の事➨ 257 00:18:57,336 --> 00:19:00,940 あえてこの童らを使う 理由はなんだ? 258 00:19:00,940 --> 00:19:06,779 壊れるほどの過剰な力を与えて 何がしたい。 259 00:19:06,779 --> 00:19:09,281 フン まあ良い。 260 00:19:09,281 --> 00:19:12,618 この第2波を 乗り切れなかった者は➨ 261 00:19:12,618 --> 00:19:15,121 全て間引かれる。 262 00:19:24,630 --> 00:19:29,135 (ガルト)突然の大樹の出現。 これも魔術か。 263 00:19:29,135 --> 00:19:32,304 ん? あれは…。 264 00:19:32,304 --> 00:19:36,142 くっ! はっ! 265 00:19:36,142 --> 00:19:38,811 いいかげん 観念したらどうです先生。 266 00:19:38,811 --> 00:19:41,480 森はボクのテリトリーですよ。 267 00:19:41,480 --> 00:19:44,150 その 「至宝」の欠片には 少し驚きましたが➨ 268 00:19:44,150 --> 00:19:46,152 それも終わりです。 269 00:19:50,823 --> 00:19:53,159 バレアリスゴースラ。 270 00:19:53,159 --> 00:19:56,829 出でよ 根の巨人! 271 00:19:56,829 --> 00:20:00,499 (鳴き声) 272 00:20:00,499 --> 00:20:02,501 (ロッド)うわっ! 273 00:20:13,512 --> 00:20:16,182 まだまだだ。 274 00:20:16,182 --> 00:20:18,184 叩き潰せ! 275 00:20:18,184 --> 00:20:21,687 (鳴き声) 276 00:20:21,687 --> 00:20:23,689 え!? 277 00:20:23,689 --> 00:20:26,692 ええ!? 278 00:20:26,692 --> 00:20:29,195 アイツ…。 279 00:20:29,195 --> 00:20:31,197 (ロッド)ガルト! 280 00:20:33,699 --> 00:20:36,702 誰? 空から!? 281 00:20:36,702 --> 00:20:40,039 (ガルト)鼻血が出ているぞ キサマ。 282 00:20:40,039 --> 00:20:43,542 それに目からもだ。 あっ く…。 283 00:20:43,542 --> 00:20:46,712 器に見合わぬ力を 使おうとするからだ。 284 00:20:46,712 --> 00:20:49,381 あの御方の意向で 殺しはしないが➨ 285 00:20:49,381 --> 00:20:52,218 そのまま力を使えば死ぬぞ。 286 00:20:52,218 --> 00:20:55,221 死ぬ!? ボクが? 287 00:20:55,221 --> 00:20:58,724 なまじ才能があったのが アダとなったな。 288 00:20:58,724 --> 00:21:00,659 うるさい! 289 00:21:00,659 --> 00:21:03,062 ボクの力はまだこんなものじゃな…。 290 00:21:07,666 --> 00:21:12,571 《アンドリュー:ボクはただ… 世界を花で…》 291 00:21:17,009 --> 00:21:19,011 助かったよ ガルト。 292 00:21:19,011 --> 00:21:23,349 相手が子供だからといって 手を抜きすぎだぞ ロッド・ロイエス。 293 00:21:23,349 --> 00:21:26,185 いや… まあ それもあるが➨ 294 00:21:26,185 --> 00:21:29,522 使い慣れた自分の 「至宝」では なかったしね。 295 00:21:29,522 --> 00:21:33,692 《アレ? 知り合いだったのか あの二人…》 296 00:21:33,692 --> 00:21:38,030 それはそうと… 見つけたんだな 行方不明だった生徒を。 297 00:21:38,030 --> 00:21:41,367 え? なんだ 気付いてなかったのか。 298 00:21:41,367 --> 00:21:45,204 あの魔獣 ナリはあんなだが 勇者アリシアだ。 299 00:21:45,204 --> 00:21:48,707 ここでは アリッサ・スレイハントと 名乗っていたようだが。 300 00:21:48,707 --> 00:21:50,709 勇者アリシア!? 301 00:21:50,709 --> 00:21:52,711 私の正体に気付いた!? 302 00:21:52,711 --> 00:21:56,715 こっちの世界からは 元の魔獣の姿に見えているが➨ 303 00:21:56,715 --> 00:21:59,385 これで言葉さえ通じれば…。 304 00:21:59,385 --> 00:22:01,320 うわっ! 305 00:22:01,320 --> 00:22:05,324 今なら簡単にひねり潰せそうだ。 306 00:22:05,324 --> 00:22:09,662 キサマの言葉はオレには分かる。 何もかも話せ。 307 00:22:09,662 --> 00:22:12,832 この地の謎と ヴォーデインの企みについて➨ 308 00:22:12,832 --> 00:22:16,035 知っていることを全て。