1 00:00:34,334 --> 00:00:39,840 (アンドリュー)知ってる? 木や花ってさ 切った方が増えるよ。 2 00:00:39,840 --> 00:00:41,842 《アリシア:オイオイ待て。 3 00:00:41,842 --> 00:00:45,512 魔血を流し切ると死ぬと クレンが言っていた。 4 00:00:45,512 --> 00:00:49,016 首が落ちれば確実に失血死する。 5 00:00:49,016 --> 00:00:52,719 マズい こんな所で死ねない》 6 00:00:55,522 --> 00:00:58,425 《ダメだ 死ぬ》 7 00:01:04,865 --> 00:01:09,870 誰? 背高い? 8 00:01:09,870 --> 00:01:13,874 迷わず来るね。 目的は何だろう。 9 00:01:13,874 --> 00:01:18,879 ボク? それとも このネズミかな。 10 00:01:29,890 --> 00:01:31,892 (アリシア)誰!? 11 00:01:34,828 --> 00:01:39,666 誰かと思えば マシュー・バーンズ先生。 12 00:01:39,666 --> 00:01:45,372 (ロッド)すまない アンドリュー・ウィップ君。 二~三 話を聞いてもいいかな? 13 00:03:32,312 --> 00:03:34,648 (アレン)うっ うわぁ~! (ラング)魔獣! 14 00:03:34,648 --> 00:03:37,984 うわぁ~! 15 00:03:37,984 --> 00:03:42,989 (クレン)フフン。 もっと本気を出せ 童ども。 16 00:03:42,989 --> 00:03:50,897 (クレン)キサマらの本気を叩き潰さねば ヤツを引きずり出せぬではないか。 17 00:03:54,334 --> 00:03:57,170 (サラサ)はぁ はぁ…。 18 00:03:57,170 --> 00:04:00,841 始まってしまいましたのう ザフティエ様。 19 00:04:00,841 --> 00:04:02,843 (ザフティエ)ええ。 20 00:04:02,843 --> 00:04:08,181 サラサ 霧の維持のためにも どこか安全な場所で休み➡ 21 00:04:08,181 --> 00:04:10,517 体力を回復なさい。 22 00:04:10,517 --> 00:04:14,020 御心のままに ザフティエ様。 23 00:04:16,356 --> 00:04:19,526 (ザフティエ)どこか美味しい物が ある所が良いですね。 24 00:04:19,526 --> 00:04:22,028 (サラサ)御意。 25 00:04:22,028 --> 00:04:26,199 それ ネズミ? はい そうです。 26 00:04:26,199 --> 00:04:28,368 (ロッド)どうして木に? 27 00:04:28,368 --> 00:04:31,371 そんな話をしに来たんじゃ ないですよね。 28 00:04:31,371 --> 00:04:34,141 今は学長の魔術で➡ 29 00:04:34,141 --> 00:04:38,145 ソルセイン全体に 強制力が働いています。 30 00:04:38,145 --> 00:04:41,815 「紋」や 「結晶」の無い 並の人間であれば➡ 31 00:04:41,815 --> 00:04:45,819 立っているのも ままならない状態のはず。 32 00:04:45,819 --> 00:04:48,822 《やはり 学長のあの声は魔術…》 33 00:04:48,822 --> 00:04:50,991 踏んでますよ 先生。 34 00:04:50,991 --> 00:04:52,993 えっ? 花。 35 00:04:52,993 --> 00:04:56,329 は 花? 花なんてあるのかい? 36 00:04:56,329 --> 00:05:00,167 見えてないだけですよ。 苔の花です。 37 00:05:00,167 --> 00:05:03,670 ボクの 「紋」は植物と対話できる。 38 00:05:03,670 --> 00:05:08,175 その苔が先生の足取りと体重を 教えてくれた。 39 00:05:08,175 --> 00:05:11,845 迷いなく 力強い足取り。 40 00:05:11,845 --> 00:05:16,183 先生は恐らく軍人ですね。 並外れて強靭な。 41 00:05:16,183 --> 00:05:20,353 《凄いな。 これが 「紋」を持つ生徒の力か。 42 00:05:20,353 --> 00:05:22,355 邪魔をして済まない。 43 00:05:22,355 --> 00:05:25,692 私はただ消えた生徒を 探しているだけなんだ。 44 00:05:25,692 --> 00:05:28,361 君の言うように私は元軍人だ。 45 00:05:28,361 --> 00:05:31,531 けれど剣はないし戦う気もない。 46 00:05:31,531 --> 00:05:34,801 君が消えた生徒について 知らないと言うのであれば➡ 47 00:05:34,801 --> 00:05:36,803 このまま引き返すよ。 48 00:05:36,803 --> 00:05:40,473 おいおい 今引き返すと言ったか? 49 00:05:40,473 --> 00:05:42,475 あれ ロッド・ロイエスだろ? 50 00:05:42,475 --> 00:05:45,979 やっと助けになりそうなヤツが 現れたのに。 51 00:05:45,979 --> 00:05:48,648 気付け! 私はここだ! 52 00:05:48,648 --> 00:05:51,651 おまえが探してる生徒は ここにいるぞ! 53 00:05:51,651 --> 00:05:54,321 知りませんね。 (ネズミ)チュー! チュー! 54 00:05:54,321 --> 00:05:58,825 そうか。 他を当たってみるよ。 55 00:05:58,825 --> 00:06:02,662 《アリシア:マズい このチャンスを逃すと 確実に殺される》 56 00:06:02,662 --> 00:06:07,500 ダメだ 行くな! なんとか伝えないと! 57 00:06:07,500 --> 00:06:09,502 はっ。 58 00:06:12,172 --> 00:06:14,674 待ってください 先生。 59 00:06:14,674 --> 00:06:18,678 《この気配 さっきの…》 60 00:06:18,678 --> 00:06:20,680 なんだい? 61 00:06:20,680 --> 00:06:26,186 やっぱりダメだそうです。 先生をこのまま帰すのは。 62 00:06:26,186 --> 00:06:30,023 ダメ? 誰がそんなことを? 63 00:06:30,023 --> 00:06:35,128 時々聞こえてくるんですよ。 「紋」の声が。 64 00:06:35,128 --> 00:06:37,130 「紋」が言うには…。 65 00:06:43,637 --> 00:06:47,841 《コイツ… クレンが言ってた ヴォーデインの分身か!》 66 00:06:49,809 --> 00:06:51,978 声が聞こえた時って大抵➡ 67 00:06:51,978 --> 00:06:55,315 ありえないくらいの力が 出せるんですよね。 68 00:06:55,315 --> 00:06:57,317 ゼロスリオペイロ。 69 00:06:57,317 --> 00:06:59,653 大鋏。 70 00:06:59,653 --> 00:07:01,655 剪定。 71 00:07:04,658 --> 00:07:06,660 ロッド! 72 00:07:09,162 --> 00:07:11,665 よく避けましたね 先生。 73 00:07:11,665 --> 00:07:13,667 でも➡ 74 00:07:13,667 --> 00:07:17,671 剪定は 木を美しく育てるための 技術です。 75 00:07:22,342 --> 00:07:26,346 切り倒した木を養分に成長を促進。 76 00:07:26,346 --> 00:07:28,682 株立ち。 大樹育成。 77 00:07:28,682 --> 00:07:30,684 ブエロゼキス。 78 00:07:32,619 --> 00:07:34,621 うっ うわぁ…。 79 00:07:43,463 --> 00:07:47,300 木の中で養分になってください。 先生。 80 00:07:47,300 --> 00:07:50,136 その養分で花が咲く。 81 00:07:50,136 --> 00:07:52,472 《ロッド・ロイエスがやられた。 82 00:07:52,472 --> 00:07:56,810 ウソだろ アイツだって 「至宝」の使い手だぞ。 83 00:07:56,810 --> 00:08:00,814 至宝がないと 手も足も出ないのか!? 84 00:08:00,814 --> 00:08:05,418 (トカゲ)所詮は ニセ物だということだ。 85 00:08:07,654 --> 00:08:12,492 《そういえば ドレルも言っていた。 「囁く声」と…》 86 00:08:12,492 --> 00:08:15,495 (トカゲ) おまえたちは本物を知らない。 87 00:08:15,495 --> 00:08:21,334 本物の時代を。 クレバテスもそうだ。 88 00:08:21,334 --> 00:08:24,003 私が終わらせた時代➡ 89 00:08:24,003 --> 00:08:29,009 魔獣と人がもっと近く 争っていた➡ 90 00:08:29,009 --> 00:08:32,946 本物の 勇者の時代。 91 00:08:32,946 --> 00:08:37,117 この時代は 終わらせなくてはならない。 92 00:08:37,117 --> 00:08:40,620 伝承は正さなくてはならない。 93 00:08:40,620 --> 00:08:45,125 止まった時は 動かさなくてはならない。 94 00:08:45,125 --> 00:08:48,461 本物の勇者の目覚めのために➡ 95 00:08:48,461 --> 00:08:54,134 散らばったトアの記憶を 張り合わせなくてはならない。 96 00:08:54,134 --> 00:08:58,138 本物の 勇者? 97 00:08:58,138 --> 00:09:01,307 ぐあッ! クッ…。 98 00:09:01,307 --> 00:09:06,813 (トカゲ)話しすぎたな。 殺れ。 次はコイツだ。 99 00:09:06,813 --> 00:09:09,149 了解。 100 00:09:09,149 --> 00:09:11,985 魔獣の姿でよかったよ。 101 00:09:11,985 --> 00:09:15,321 死体の処理で 気を使うこともないし。 102 00:09:15,321 --> 00:09:19,492 学長のおかげでボクは 「囁く声」と出会えたし➡ 103 00:09:19,492 --> 00:09:24,664 この声に従っていれば ボクはもっと強くなれる。 104 00:09:24,664 --> 00:09:28,168 《声だけか。 105 00:09:28,168 --> 00:09:31,337 コイツにはあの姿が 見えていないのか》 106 00:09:31,337 --> 00:09:36,276 強くなってボクは 世界を花で満たしたいんだ。 107 00:09:36,276 --> 00:09:40,780 《一体何を言っているんだ コイツは!? 108 00:09:40,780 --> 00:09:43,616 あっ 頭蓋が割れた》 109 00:09:43,616 --> 00:09:47,620 これは 追撃するまでもないかな。 110 00:09:47,620 --> 00:09:50,957 《まだなのか あの力。 111 00:09:50,957 --> 00:09:55,662 まだダメージが足りてないのか。 まだ…》 112 00:10:00,967 --> 00:10:05,972 終わったね。 じゃあボクも黒い塔へ…。 113 00:10:05,972 --> 00:10:08,875 ヂュ~! 114 00:10:10,810 --> 00:10:14,314 ヂュ~ ヂュゥゥ! 115 00:10:14,314 --> 00:10:16,416 《まだ 終われない!》 116 00:10:19,319 --> 00:10:25,825 《帯びているな。 アレもまた 欠片を持つ者か》 117 00:10:25,825 --> 00:10:29,329 《くっ… 折れた左腕がさらに砕けた。 118 00:10:29,329 --> 00:10:31,331 だが! 119 00:10:31,331 --> 00:10:34,667 その分 右腕に力を残しておけたぞ! 120 00:10:34,667 --> 00:10:38,671 この一撃はキサマに当てる! ヴォーデイン!》 121 00:10:40,673 --> 00:10:42,675 《消えた!》 122 00:10:45,345 --> 00:10:49,015 《クソッ 体を砕いて作った一撃だぞ。 123 00:10:49,015 --> 00:10:51,417 これを外したら…》 124 00:10:53,853 --> 00:10:58,158 《とっくに瀕死だ。 これ以上のダメージはマジで死ぬ》 125 00:11:08,535 --> 00:11:11,204 えっ? ナニこれ? 126 00:11:11,204 --> 00:11:14,374 (ロッド)それは 「至宝」だよ。 127 00:11:14,374 --> 00:11:18,711 ドレル将軍の 「黒竜」の欠片さ。 128 00:11:18,711 --> 00:11:20,713 フッ。 129 00:11:20,713 --> 00:11:23,383 《私が折った至宝か!》 130 00:11:23,383 --> 00:11:26,219 ヂュ。 131 00:11:26,219 --> 00:11:29,389 さすがに私の 「雪華」は 持ってこられないが➡ 132 00:11:29,389 --> 00:11:33,159 手ぶらで敵地に来るほど 不用心ではないよ。 133 00:11:33,159 --> 00:11:39,165 ふうん。 そんな欠片でも 強いんですね 「至宝」って。 134 00:11:42,835 --> 00:11:46,339 (ナイエ)どうですか 避難状況は? 135 00:11:46,339 --> 00:11:48,508 (エドワード)2階にも誰もいません。 136 00:11:48,508 --> 00:11:52,178 避難指示が出ていますし 学長の声は絶対です。 137 00:11:52,178 --> 00:11:54,847 一軒一軒見て回らなくても いいのでは? 138 00:11:54,847 --> 00:11:57,183 (ナイエ)万が一ということも ありますから➡ 139 00:11:57,183 --> 00:12:01,354 一応見て回ります。 それがA班の務めです。 140 00:12:01,354 --> 00:12:06,192 無意味だと思いますけどね。 はは…。 141 00:12:06,192 --> 00:12:08,361 《うるせえな! 142 00:12:08,361 --> 00:12:11,698 先に進みたくねえんだよ チクショウ~! 143 00:12:11,698 --> 00:12:14,200 先に待っているのは ただの学生じゃない。 144 00:12:14,200 --> 00:12:18,371 ていうか人間ですらない。 魔獣王だぞ 魔獣王! 145 00:12:18,371 --> 00:12:20,540 うっかり行ったら殺される。 146 00:12:20,540 --> 00:12:25,211 殺されなかったとしても 脳をグチャグチャに掻き回される。 147 00:12:25,211 --> 00:12:27,213 なんかそんな気がする。 148 00:12:27,213 --> 00:12:31,718 できるだけ自然に ゆっくりゆっくり進むんだ私…。 149 00:12:31,718 --> 00:12:36,155 これはA班全員のためでも あるんですよ》 150 00:12:36,155 --> 00:12:38,658 次へ行きましょう。 151 00:12:38,658 --> 00:12:43,329 《あなたたち全員が 生き残るためにも…》 152 00:12:43,329 --> 00:12:45,331 (メリーメリー)先生。 あっはい! 153 00:12:45,331 --> 00:12:47,834 なんでしょう メリーウェイザーさん。 154 00:12:47,834 --> 00:12:50,837 始まってますよ 戦闘。 え!? 155 00:12:50,837 --> 00:12:54,173 (メリーメリー)林の向こう C班。 156 00:12:54,173 --> 00:12:56,676 それに森の先のB班。 157 00:12:56,676 --> 00:13:00,680 それぞれ得体の知れない何かと 戦っていますね。 158 00:13:00,680 --> 00:13:03,850 得体の知れない何か!? 159 00:13:03,850 --> 00:13:06,352 そして ここにも。 160 00:13:06,352 --> 00:13:11,858 どうします 先生。 アレと戦いますか? 161 00:13:11,858 --> 00:13:15,361 ヒィィィ…。 162 00:13:17,363 --> 00:13:21,200 (ラング)バサストミド! フェルド! 163 00:13:21,200 --> 00:13:25,405 がはっ なんなんだこの魔獣! 164 00:13:29,375 --> 00:13:32,645 (アンナ)これでも死なないの!? 165 00:13:32,645 --> 00:13:34,981 (ラング)後ろだ! 166 00:13:34,981 --> 00:13:37,817 (メグ)なっ… うわぁっ! (アンナ)メグ! 167 00:13:37,817 --> 00:13:41,120 炎の紋 「火鉢」! ゼフェルド! 168 00:13:43,156 --> 00:13:45,958 (鳴き声) 169 00:13:49,162 --> 00:13:52,665 ハァッ ハァッ…。 170 00:13:52,665 --> 00:13:57,670 ハァッ ハァッ ビックリさせやがって! 171 00:13:57,670 --> 00:14:01,674 火は効いてる! コイツらは物理より火だ! 172 00:14:05,011 --> 00:14:10,350 火が有効と気付いたか。 それも奴の入れ知恵か? 173 00:14:10,350 --> 00:14:14,687 魔血以外の方法で 童らに力を与えているな。 174 00:14:14,687 --> 00:14:18,357 匂いでわかるぞ ヴォーデイン。 175 00:14:18,357 --> 00:14:20,360 トアの書。 176 00:14:20,360 --> 00:14:24,197 閉じていても力が漏れ出ている…。 177 00:14:24,197 --> 00:14:28,868 これは 「領域」と同種のものだ。 178 00:14:28,868 --> 00:14:33,973 魔獣王の力の源は 各々の領域にある。 179 00:14:33,973 --> 00:14:37,643 領域とは生まれ落ちた地であり➡ 180 00:14:37,643 --> 00:14:41,447 決して切り離すことのできぬ理だ。 181 00:14:44,150 --> 00:14:46,953 (鳴き声) 182 00:14:50,990 --> 00:14:56,329 (クレン)故に魔獣王が領域を出て 力を行使するのは難しい。 183 00:14:56,329 --> 00:14:59,832 離れれば離れるほど弱くなる。 184 00:14:59,832 --> 00:15:03,336 だが。 185 00:15:03,336 --> 00:15:07,673 この漏れ出る力を 我の色に染め上げれば➡ 186 00:15:07,673 --> 00:15:11,344 利用できる。 187 00:15:11,344 --> 00:15:19,185 (オーエン)ハァ… ハァ… ハァ…。 188 00:15:19,185 --> 00:15:21,187 フゥ。 189 00:15:23,523 --> 00:15:27,226 領域の力は 絶対だ。 190 00:15:31,030 --> 00:15:33,966 (オーエン)なんだアレは…。 191 00:15:33,966 --> 00:15:37,470 (タリアテッレ)壁… ですね 剣聖。 192 00:15:37,470 --> 00:15:39,972 (オーエン) 生き残ったのはおまえだけか。 193 00:15:39,972 --> 00:15:41,974 (タリアテッレ)はい…。 194 00:15:41,974 --> 00:15:45,478 伝承では… 4体の魔獣王を倒さねば➡ 195 00:15:45,478 --> 00:15:47,647 世界の外門は開かない。 196 00:15:47,647 --> 00:15:51,651 この壁はつまり そういうことなのだろう。 197 00:15:53,820 --> 00:15:55,822 だがいい。 198 00:15:55,822 --> 00:16:01,661 我々に下された勅命は 13本の至宝の回収。 199 00:16:01,661 --> 00:16:05,665 谷を降りるぞ。 はい。 200 00:16:05,665 --> 00:16:07,667 分かるぞ ヴォーデイン。 201 00:16:07,667 --> 00:16:12,338 キサマもこの力で 童どもを突き動かしているな。 202 00:16:12,338 --> 00:16:17,677 それとは別に この地全体を覆う力も感じる。 203 00:16:17,677 --> 00:16:19,679 つまり➡ 204 00:16:19,679 --> 00:16:23,015 ハイデンのトアの書と同種のものが➡ 205 00:16:23,015 --> 00:16:26,519 この地に二つ以上 存在するということ。 206 00:16:29,021 --> 00:16:31,023 (鳴き声) 207 00:16:31,023 --> 00:16:32,959 逃げてください みなさん! 208 00:16:32,959 --> 00:16:37,964 大丈夫です 先生。 全員に 「囁く声」が届いています。 209 00:16:37,964 --> 00:16:39,966 (鳴き声) 210 00:16:39,966 --> 00:16:44,971 ロート バルフロア 枷! 211 00:16:44,971 --> 00:16:50,142 この枷は 対象を強制的に穏やかにする。 212 00:16:50,142 --> 00:16:53,646 眠るように穏やかに。 213 00:16:53,646 --> 00:16:56,315 あ… ら…。 流石だな。 214 00:16:56,315 --> 00:16:59,652 奥にもう一体 アレ お願いできる? 215 00:16:59,652 --> 00:17:02,154 ああ。 (ベッキー)あっちは任せて。 216 00:17:02,154 --> 00:17:05,491 メリーメリーばかりに いい格好はさせないさ。 217 00:17:05,491 --> 00:17:07,994 風の紋 「白翼」! 218 00:17:07,994 --> 00:17:10,329 土の紋 「鋤」! 219 00:17:10,329 --> 00:17:13,332 ベイエスサトラ。 マシルレソート。 220 00:17:13,332 --> 00:17:17,003 ボトムレススワンプ! ウインドスラッシュ! 221 00:17:17,003 --> 00:17:19,005 この子達 やっぱり凄い。 222 00:17:19,005 --> 00:17:23,175 これが 「紋」を持つウィザードのレベル…。 223 00:17:23,175 --> 00:17:26,012 もしかして 勝てる? 224 00:17:26,012 --> 00:17:29,515 中身が魔獣王のアイツに! 225 00:17:34,287 --> 00:17:40,593 (鳴き声) 226 00:17:48,301 --> 00:17:52,305 (ヴォーデイン)書を奪え 書を奪え。 227 00:17:52,305 --> 00:17:54,807 (生徒たち)書を奪え。 228 00:17:54,807 --> 00:17:56,809 (ヴォーデイン)書を奪え。 229 00:17:56,809 --> 00:17:59,645 (レイ)書を 奪え。 230 00:17:59,645 --> 00:18:03,149 (鳴き声) 231 00:18:03,149 --> 00:18:05,484 ハァ ハァ。 ハァ ハァ。 232 00:18:05,484 --> 00:18:07,486 結構手こずったな。 233 00:18:07,486 --> 00:18:12,825 いやいや 凄いですよ。 このクラスの魔獣を倒すなんて…。 234 00:18:12,825 --> 00:18:16,662 腕 ケガしたんですか!? それにその鼻血! 235 00:18:16,662 --> 00:18:20,100 大丈夫です。 ほんの少し肉が削げただけ。 236 00:18:20,100 --> 00:18:23,836 削げ!? そんなことよりも…。 237 00:18:23,836 --> 00:18:26,672 書を 奪わないと。 238 00:18:26,672 --> 00:18:29,342 (フィン)そうです 書を奪わないと。 239 00:18:29,342 --> 00:18:31,344 (クロエ)書を奪わないと。 240 00:18:31,344 --> 00:18:36,616 えっ どうしたんですか 皆さん… ちょっと怖いんですけど。 241 00:18:36,616 --> 00:18:38,951 先生には聞こえないんですか? 242 00:18:38,951 --> 00:18:40,953 声が。 声? 243 00:18:40,953 --> 00:18:45,458 「囁く声」ですよ シフォンリッツ先生。 244 00:18:45,458 --> 00:18:47,460 聞こえないのなら➡ 245 00:18:47,460 --> 00:18:50,296 その方が穏やかでいいと思います。 246 00:18:50,296 --> 00:18:54,300 つまり 穏やかではないことだと…。 247 00:18:54,300 --> 00:18:57,637 (メリーメリー)腕見せて。 出血を穏やかにしてあげる。 248 00:18:57,637 --> 00:18:59,639 (ベッキー)ありがとう。 249 00:18:59,639 --> 00:19:01,640 《ナイエ:なんでしょう。 今のこの子達からは➡ 250 00:19:01,640 --> 00:19:06,479 アイツと同じとんでもない 怪物の気配がします。 251 00:19:06,479 --> 00:19:11,650 確かにこれは… 穏やかじゃないですね…。 252 00:19:11,650 --> 00:19:15,154 ま… 待ってください 皆さん! 253 00:19:15,154 --> 00:19:18,824 10体やられたか。 254 00:19:18,824 --> 00:19:22,661 雑に扱っておるな ヴォーデイン。 255 00:19:22,661 --> 00:19:27,333 人属など虫と同じ。 そこは同意できる。 256 00:19:27,333 --> 00:19:29,668 ならば尚の事➡ 257 00:19:29,668 --> 00:19:33,272 あえてこの童らを使う 理由はなんだ? 258 00:19:33,272 --> 00:19:39,111 壊れるほどの過剰な力を与えて 何がしたい。 259 00:19:39,111 --> 00:19:41,614 フン まあ良い。 260 00:19:41,614 --> 00:19:44,950 この第2波を 乗り切れなかった者は➡ 261 00:19:44,950 --> 00:19:47,453 全て間引かれる。 262 00:19:56,962 --> 00:20:01,467 (ガルト)突然の大樹の出現。 これも魔術か。 263 00:20:01,467 --> 00:20:04,637 ん? あれは…。 264 00:20:04,637 --> 00:20:08,474 くっ! はっ! 265 00:20:08,474 --> 00:20:11,143 いいかげん 観念したらどうです先生。 266 00:20:11,143 --> 00:20:13,813 森はボクのテリトリーですよ。 267 00:20:13,813 --> 00:20:16,482 その 「至宝」の欠片には 少し驚きましたが➡ 268 00:20:16,482 --> 00:20:18,484 それも終わりです。 269 00:20:23,155 --> 00:20:25,491 バレアリスゴースラ。 270 00:20:25,491 --> 00:20:29,161 出でよ 根の巨人! 271 00:20:29,161 --> 00:20:32,832 (鳴き声) 272 00:20:32,832 --> 00:20:34,834 (ロッド)うわっ! 273 00:20:45,845 --> 00:20:48,514 まだまだだ。 274 00:20:48,514 --> 00:20:50,516 叩き潰せ! 275 00:20:50,516 --> 00:20:54,019 (鳴き声) 276 00:20:54,019 --> 00:20:56,021 え!? 277 00:20:56,021 --> 00:20:59,024 ええ!? 278 00:20:59,024 --> 00:21:01,527 アイツ…。 279 00:21:01,527 --> 00:21:03,529 (ロッド)ガルト! 280 00:21:06,031 --> 00:21:09,034 誰? 空から!? 281 00:21:09,034 --> 00:21:12,371 (ガルト)鼻血が出ているぞ キサマ。 282 00:21:12,371 --> 00:21:15,875 それに目からもだ。 あっ く…。 283 00:21:15,875 --> 00:21:19,044 器に見合わぬ力を 使おうとするからだ。 284 00:21:19,044 --> 00:21:21,714 あの御方の意向で 殺しはしないが➡ 285 00:21:21,714 --> 00:21:24,550 そのまま力を使えば死ぬぞ。 286 00:21:24,550 --> 00:21:27,553 死ぬ!? ボクが? 287 00:21:27,553 --> 00:21:31,056 なまじ才能があったのが アダとなったな。 288 00:21:31,056 --> 00:21:32,992 うるさい! 289 00:21:32,992 --> 00:21:35,394 ボクの力はまだこんなものじゃな…。 290 00:21:39,999 --> 00:21:44,904 《アンドリュー:ボクはただ… 世界を花で…》 291 00:21:49,341 --> 00:21:51,343 助かったよ ガルト。 292 00:21:51,343 --> 00:21:55,681 相手が子供だからといって 手を抜きすぎだぞ ロッド・ロイエス。 293 00:21:55,681 --> 00:21:58,517 いや… まあ それもあるが➡ 294 00:21:58,517 --> 00:22:01,854 使い慣れた自分の 「至宝」では なかったしね。 295 00:22:01,854 --> 00:22:06,025 《アレ? 知り合いだったのか あの二人…》 296 00:22:06,025 --> 00:22:10,362 それはそうと… 見つけたんだな 行方不明だった生徒を。 297 00:22:10,362 --> 00:22:13,699 え? なんだ 気付いてなかったのか。 298 00:22:13,699 --> 00:22:17,536 あの魔獣 ナリはあんなだが 勇者アリシアだ。 299 00:22:17,536 --> 00:22:21,040 ここでは アリッサ・スレイハントと 名乗っていたようだが。 300 00:22:21,040 --> 00:22:23,042 勇者アリシア!? 301 00:22:23,042 --> 00:22:25,044 私の正体に気付いた!? 302 00:22:25,044 --> 00:22:29,048 こっちの世界からは 元の魔獣の姿に見えているが➡ 303 00:22:29,048 --> 00:22:31,717 これで言葉さえ通じれば…。 304 00:22:31,717 --> 00:22:33,652 うわっ! 305 00:22:33,652 --> 00:22:37,656 今なら簡単にひねり潰せそうだ。 306 00:22:37,656 --> 00:22:41,994 キサマの言葉はオレには分かる。 何もかも話せ。 307 00:22:41,994 --> 00:22:45,164 この地の謎と ヴォーデインの企みについて➡ 308 00:22:45,164 --> 00:22:48,367 知っていることを全て。