1 00:00:47,447 --> 00:00:49,550 (メイナード)フン フフフフ…。 2 00:00:57,958 --> 00:00:59,960 (アリシア)あっ…。 3 00:00:59,960 --> 00:01:02,462 くっ! (ルナの泣き声) 4 00:01:02,462 --> 00:01:04,965 (ルナの泣き声) 5 00:01:04,965 --> 00:01:08,635 (泣き声) 6 00:01:08,635 --> 00:01:12,139 (ネルル)ぐ… 軍の方… なのれすか? 7 00:01:12,139 --> 00:01:16,476 (ナイエ)そうです。 わりと強いほうの魔道士です。 8 00:01:16,476 --> 00:01:21,815 (ネルル)うっ… こ… ここ 2階れすよ。 どうやって…。 9 00:01:21,815 --> 00:01:25,152 この斧を使って飛んできました。 10 00:01:25,152 --> 00:01:27,654 私の魔力は 磁力操作。 11 00:01:27,654 --> 00:01:31,491 鉄なら なんでも引き寄せたり 突き放せる。 12 00:01:31,491 --> 00:01:37,264 つまり柄の部分が木の斧を こう持って 突き放せば…。 13 00:01:37,264 --> 00:01:40,100 あぁ!? 飛べるということです。 14 00:01:40,100 --> 00:01:42,603 (泣き声) 15 00:01:42,603 --> 00:01:44,605 (ルナ)あう…。 16 00:01:44,605 --> 00:01:50,944 東方にいる鉄の鎧をまとうカメが この魔力のベースらしいですよ。 17 00:01:50,944 --> 00:01:54,114 (ナイエ)剣で斬っても 張り付いて動かなくなり➡ 18 00:01:54,114 --> 00:01:58,785 石の槍で うがとうにも 鉄の鎧が それを阻む➡ 19 00:01:58,785 --> 00:02:01,455 やっかいものなんだとか。 20 00:02:01,455 --> 00:02:07,461 カメなんて少々格好悪いですが 適性は 人それぞれですので。 21 00:02:07,461 --> 00:02:10,964 なんれすか それは!? それをどうするつもりれすか? 22 00:02:10,964 --> 00:02:14,968 ただのお薬ですよ 適性を見る。 23 00:02:14,968 --> 00:02:19,139 魔術の適性があれば 瞳の色が変化し➡ 24 00:02:19,139 --> 00:02:22,142 なければ 血の泡を吹いて死にま~す。 25 00:02:22,142 --> 00:02:24,144 死ぬ!? 26 00:02:24,144 --> 00:02:28,315 大丈夫です。 苦しむのは ほんの一瞬。 27 00:02:28,315 --> 00:02:34,755 これで死ななければ 王の血筋の 可能性が高いということです。 28 00:02:34,755 --> 00:02:37,758 やめて! やめてくらさい! 29 00:02:37,758 --> 00:02:40,260 ルナ ネルル 今行く! 30 00:02:40,260 --> 00:02:43,764 おっと 勝手に動かれちゃ困るな! 31 00:02:43,764 --> 00:02:45,766 うっ! 32 00:02:45,766 --> 00:02:48,268 (カーリ)お客さん! 33 00:02:48,268 --> 00:02:52,773 (メイナード)フフ… ハイデン人の 赤子を連れる女剣士。 34 00:02:52,773 --> 00:02:55,942 誰だか知らないが用はない。 35 00:02:55,942 --> 00:02:59,546 ここで退場してもらうよ。 36 00:04:41,915 --> 00:04:43,917 (ルナの泣き声) 37 00:04:43,917 --> 00:04:47,254 ム~ ム~。 やめて~! 38 00:04:47,254 --> 00:04:52,926 赤ちゃんの命を試すなんて 絶対に絶対にらめれす! 39 00:04:52,926 --> 00:04:58,765 (ナイエ)無駄ですよ。 私の操る鉄は 雄牛の突進すら止めるんです。 40 00:04:58,765 --> 00:05:03,603 (ナイエ)つまり その鉄のベッド2つで 雄牛2頭分以上。 41 00:05:03,603 --> 00:05:07,774 その細腕では とてもとても。 42 00:05:07,774 --> 00:05:09,943 ルナ様から…。 43 00:05:09,943 --> 00:05:12,445 お口をあ~ん。 44 00:05:12,445 --> 00:05:17,117 ルナ様から… 離れて! 45 00:05:17,117 --> 00:05:19,452 え? 46 00:05:19,452 --> 00:05:22,956 あ? なんだ? (うめき声) 47 00:05:22,956 --> 00:05:25,559 あっ… ん? 48 00:05:31,798 --> 00:05:35,068 そう簡単に やられはしないさ。 49 00:05:35,068 --> 00:05:37,404 あぁ… フフッ。 50 00:05:37,404 --> 00:05:40,073 くっ! 51 00:05:40,073 --> 00:05:42,075 うっ! (うめき声) 52 00:05:42,075 --> 00:05:44,578 (客たち)うわぁ~! 53 00:05:44,578 --> 00:05:49,249 ただの女剣士じゃない…。 54 00:05:49,249 --> 00:05:51,418 ネルル 無事か!? あっ! 55 00:05:51,418 --> 00:05:57,924 いいや 待て 見覚えがあるぞ。 あの女…。 56 00:05:57,924 --> 00:06:00,093 アリシア様。 57 00:06:00,093 --> 00:06:02,262 大丈夫か? ネルル。 はい。 58 00:06:02,262 --> 00:06:05,265 ルナは? ルナ様も無事れす。 59 00:06:05,265 --> 00:06:08,768 (アリシア)そうか よかった。 60 00:06:08,768 --> 00:06:12,105 この壁の穴は… こいつが!? 61 00:06:12,105 --> 00:06:17,944 夢中になってベッドを押し返したら 気づいたら こうなってて。 62 00:06:17,944 --> 00:06:20,947 ネルルが? ベッドで!? 63 00:06:20,947 --> 00:06:24,284 まあ いい。 ここを急いで出るぞ。 64 00:06:24,284 --> 00:06:26,286 連中の目的は ルナだ。 65 00:06:26,286 --> 00:06:29,122 クレンが戻るまで 絶対に守らなきゃならない。 66 00:06:29,122 --> 00:06:32,792 あっ… お荷物は? (アリシア)置いていく。 67 00:06:32,792 --> 00:06:36,229 必要なのは この剣だけだ。 68 00:06:36,229 --> 00:06:38,231 あっ! (虫の羽音) 69 00:06:38,231 --> 00:06:41,401 アリシア様 大きな虫が! わかっている。 70 00:06:41,401 --> 00:06:44,404 けど大丈夫だ。 虫は私が斬る。 71 00:06:44,404 --> 00:06:48,241 私を信じて下まで飛べるか。 はい! 72 00:06:48,241 --> 00:06:50,911 よし 飛べ! 73 00:06:50,911 --> 00:06:54,414 うっ! 秘剣 連撃! 74 00:06:54,414 --> 00:06:56,416 蜻蛉! 75 00:06:59,252 --> 00:07:01,254 走れ! (ネルル)はい! 76 00:07:01,254 --> 00:07:04,424 ハァハァ ハァハァハァ! 77 00:07:04,424 --> 00:07:07,227 逃がさない! 78 00:07:09,262 --> 00:07:11,431 ひゃぁ!? 79 00:07:11,431 --> 00:07:15,769 ち… 逃がしました。 80 00:07:15,769 --> 00:07:18,772 虫がいたんじゃ これ以上は追えません。 81 00:07:18,772 --> 00:07:22,609 メイナード様に包囲を解除して いただかないと…。 82 00:07:22,609 --> 00:07:28,515 それにしても なんて怪力なの あの女…。 83 00:07:30,784 --> 00:07:34,054 (アリシア)あの虫は あそこまでしか 追ってこないようだ。 84 00:07:34,054 --> 00:07:38,892 おそらくだが 宿を包囲するように 命じられているだけなんだろう。 85 00:07:38,892 --> 00:07:41,227 うっ…。 あっ…。 86 00:07:41,227 --> 00:07:45,732 (アリシア)このまま 街の外まで 出られるといいんだが…。 87 00:07:45,732 --> 00:07:48,401 うっ うぅ~。 あぁ…。 88 00:07:48,401 --> 00:07:53,907 (アリシア)虫の壁… やっぱり そう簡単にはいかないか…。 89 00:07:53,907 --> 00:07:58,078 (アリシア)蜻蛉は 連発できるものじゃない。 90 00:07:58,078 --> 00:08:01,414 この数の虫を落とすのは さすがに無理だ。 91 00:08:01,414 --> 00:08:05,251 どうしますか? ひとまず隠れるしかない。 92 00:08:05,251 --> 00:08:07,420 ルナの安全が第一だ。 93 00:08:07,420 --> 00:08:10,757 虫が入ってこられないような 場所を見つけないと…。 94 00:08:10,757 --> 00:08:13,960 行こう。 あっ…。 95 00:08:16,930 --> 00:08:22,769 (ナイエ)メイナード様 すみません。 取り逃がしました。 96 00:08:22,769 --> 00:08:26,272 (メイナード)赤子の魔術適性は試した? いいえ。 97 00:08:26,272 --> 00:08:29,609 一緒にいた怪力女に邪魔されて。 98 00:08:29,609 --> 00:08:31,611 よっと。 99 00:08:31,611 --> 00:08:35,382 どうやら あの2人を 甘く見すぎていたようだよ。 100 00:08:35,382 --> 00:08:40,553 あの眼帯女剣士 あいつは勇者だ。 101 00:08:40,553 --> 00:08:46,559 13人の勇者の一人 アリシア・グレンフォール。 102 00:08:46,559 --> 00:08:48,561 勇者? 103 00:08:48,561 --> 00:08:53,066 (メイナード)あいつの親父とドレル将軍が 戦った場に僕もいたんだよ。 104 00:08:53,066 --> 00:08:55,402 だから間違いない。 105 00:08:55,402 --> 00:08:58,738 (フィル)おい 今 勇者って…。 (ピート)ん…。 106 00:08:58,738 --> 00:09:02,575 勇者が連れている赤子が ただの赤子のはずがない。 107 00:09:02,575 --> 00:09:08,248 フフフフ つまり 当たりだ。 適性を試すまでもない。 108 00:09:08,248 --> 00:09:15,422 どういう経緯か知らないが… フッフッフフフ… 楽しくなってきた。 109 00:09:15,422 --> 00:09:19,426 フフッ… イジメがいがある。 110 00:09:19,426 --> 00:09:23,763 フフフ フフッ フフフフフ! 111 00:09:23,763 --> 00:09:26,766 フフフ フフフッ フハハハハ! 112 00:09:26,766 --> 00:09:31,771 フハハハ フハハハハハッ フーハハハハッ! 113 00:09:31,771 --> 00:09:35,375 (メイナード)さあて… じゃあ➡ 114 00:09:35,375 --> 00:09:39,979 町の人間 全員 広場に集めようか。 115 00:09:42,048 --> 00:09:45,218 (マーク)ボーレートの兵士が 俺たちを広場に集めて➡ 116 00:09:45,218 --> 00:09:48,054 いったい どうしようってんだい ええ? 117 00:09:48,054 --> 00:09:51,224 見たところ お前らは たったの4人。 118 00:09:51,224 --> 00:09:53,726 俺たちは 全員 武装している。 119 00:09:53,726 --> 00:09:56,396 仮に武装してなかったとしても➡ 120 00:09:56,396 --> 00:10:00,733 虫なんかに ひるむと思われちゃあ心外だ。 121 00:10:00,733 --> 00:10:02,902 今すぐ一戦交えてもいいが➡ 122 00:10:02,902 --> 00:10:06,406 この国を どうする気なのかも含めて➡ 123 00:10:06,406 --> 00:10:09,576 一応 話を聞こうじゃないか。 124 00:10:09,576 --> 00:10:11,578 すばらしい! 125 00:10:11,578 --> 00:10:15,915 すばらしく頼もしいね シロンの住民は! 126 00:10:15,915 --> 00:10:21,421 まず言っておきたいんだけど そもそも無謀な挑戦をして➡ 127 00:10:21,421 --> 00:10:25,091 王が死ななければ 僕らは来なかった。 128 00:10:25,091 --> 00:10:29,596 君らの目には 侵略軍だと 見えているかもしれないけど➡ 129 00:10:29,596 --> 00:10:32,599 それは真実とは違うんだ。 130 00:10:32,599 --> 00:10:34,601 どう違うってんだ。 131 00:10:34,601 --> 00:10:40,440 守りに来たんだよ。 君らの土地を 人の住まう領域を。 132 00:10:40,440 --> 00:10:44,611 (メイナード)魔獣王が この国の首都を攻撃した。 133 00:10:44,611 --> 00:10:47,447 この先も 攻撃を仕掛けてくるなら➡ 134 00:10:47,447 --> 00:10:51,451 ここは魔獣の世界に落ちてしまう。 135 00:10:51,451 --> 00:10:55,622 ハイデンに それを防ぐ力がないのは明らか。 136 00:10:55,622 --> 00:11:00,460 だから来た。 全力で人の世界を守るために。 137 00:11:00,460 --> 00:11:06,132 決して 君らから何かを奪うために 来たんじゃないんだ。 138 00:11:06,132 --> 00:11:09,135 (フィル)だったら あの虫どもは何だ!? 139 00:11:09,135 --> 00:11:11,804 それに お前は もう 仲間を1人殺してる! 140 00:11:11,804 --> 00:11:14,307 それをどう説明する!? 141 00:11:14,307 --> 00:11:17,810 確かに 虫のせいで 1人死なせてしまった。 142 00:11:17,810 --> 00:11:20,313 あれは 不幸な事故だよ。 143 00:11:20,313 --> 00:11:22,482 事故だと!? てめえ ふざけ…。 144 00:11:22,482 --> 00:11:25,151 (メイナード)僕らは ある凶悪な 犯罪者を追って➡ 145 00:11:25,151 --> 00:11:27,320 ここへ来たんだ。 146 00:11:27,320 --> 00:11:32,492 そいつは 君らハイデン人にとっても 裏切り者であり➡ 147 00:11:32,492 --> 00:11:35,428 すべての人属の敵。 148 00:11:35,428 --> 00:11:39,265 虫は そいつを捕まえるために やむなく使ってる。 149 00:11:39,265 --> 00:11:42,268 だから あれは事故だ。 150 00:11:42,268 --> 00:11:45,438 くっ! 誰なんだ その凶悪犯ってのは! 151 00:11:45,438 --> 00:11:48,107 てめえらにとってって だけじゃねえのか? 152 00:11:48,107 --> 00:11:52,779 いいや キッチリ 君らにとっても敵だよ。 153 00:11:52,779 --> 00:11:58,451 何しろ元凶となった 13人の勇者の1人だからね。 154 00:11:58,451 --> 00:12:00,620 なっ! なんだって!? 155 00:12:00,620 --> 00:12:03,456 あのしくじり勇者のか! 156 00:12:03,456 --> 00:12:06,793 名は アリシア・グレンフォール。 157 00:12:06,793 --> 00:12:11,798 さあ 今から僕らと君らで 勇者狩りだ! 158 00:12:47,934 --> 00:12:51,771 (ドレル)隠れてないで 出てきたらどうだ? 159 00:12:51,771 --> 00:12:54,774 今宵の月は ひときわ まばゆい。 160 00:12:54,774 --> 00:12:58,478 来ぬのなら こちらから行くぞ! 161 00:13:04,117 --> 00:13:06,619 (ロッド)至宝 雪華! 162 00:13:10,790 --> 00:13:13,493 (どよめき) 163 00:13:18,131 --> 00:13:21,801 (ロッド)ここで止めます… ドレル将軍! 164 00:13:21,801 --> 00:13:25,638 (喚声) 165 00:13:25,638 --> 00:13:29,142 (ミケル)全軍突撃! 師団長に続け! 166 00:13:29,142 --> 00:13:33,079 (喚声) 167 00:13:33,079 --> 00:13:35,248 (ミケル)この好機を逃すな! 168 00:13:35,248 --> 00:13:37,417 スパイクか。 169 00:13:37,417 --> 00:13:40,586 (ロッド)そのとおり! この凍った川の上では➡ 170 00:13:40,586 --> 00:13:42,755 人は おろか 馬も…。 171 00:13:42,755 --> 00:13:45,591 うわぁ!? (ロッド)その鈍重なグラントスも➡ 172 00:13:45,591 --> 00:13:47,760 まともには立てない。 173 00:13:47,760 --> 00:13:49,762 (叫び声) 174 00:13:49,762 --> 00:13:52,965 5万対6千の戦力差を埋めるには 十分! 175 00:13:55,101 --> 00:13:57,437 優位なうちに できるだけ多く倒せ! 176 00:13:57,437 --> 00:14:01,607 ウィザード優先だ! 転んだやつを二度と立たせるな! 177 00:14:01,607 --> 00:14:03,609 ぐはっ! 178 00:14:03,609 --> 00:14:08,448 見事なものだな 英雄ロイエスの末えい。 179 00:14:08,448 --> 00:14:13,119 かつて エスリンの都市に押し寄せた 魔獣の群れを撃退したという➡ 180 00:14:13,119 --> 00:14:18,458 その至宝 雪華を 使いこなしている。 181 00:14:18,458 --> 00:14:22,795 だが その至宝の持つ 氷結の魔力でも➡ 182 00:14:22,795 --> 00:14:27,300 この川を一度に凍らせるなど 不可能なはずだ。 183 00:14:27,300 --> 00:14:30,636 上流に複数のウィザードを配備して➡ 184 00:14:30,636 --> 00:14:34,073 川を凍結寸前まで冷やしていたな。 185 00:14:34,073 --> 00:14:39,912 ご名答 あとは私が あなたを止めれば こちらの勝利! 186 00:14:39,912 --> 00:14:42,248 できるかな? 187 00:14:42,248 --> 00:14:44,584 やってみせます! 188 00:14:44,584 --> 00:14:46,586 うりぁ~! 189 00:14:49,589 --> 00:14:53,259 くっ! ほう 耐えるか。 190 00:14:53,259 --> 00:14:57,430 当然! 将軍には 馬を降りてもらいましょう! 191 00:14:57,430 --> 00:15:00,032 アイスバイン! 192 00:15:08,441 --> 00:15:10,443 ふっ! 193 00:15:10,443 --> 00:15:12,612 よい槍さばきだ。 194 00:15:12,612 --> 00:15:17,617 至宝の力は 言わずもがな。 それを引き出す技量も十分。 195 00:15:17,617 --> 00:15:21,788 作戦においても 非の打ちどころがない。 196 00:15:21,788 --> 00:15:23,790 だが ダメだ。 197 00:15:23,790 --> 00:15:26,959 ダメ!? それでは届かぬ。 198 00:15:26,959 --> 00:15:29,462 うっ! 199 00:15:29,462 --> 00:15:34,567 世界の縛りを破るには まるで足りぬ! 200 00:15:34,567 --> 00:15:37,069 あっ! 201 00:15:39,071 --> 00:15:41,407 爪!? まさか実体? 202 00:15:41,407 --> 00:15:44,410 デッド・ドラゴン・クロウ! (咆哮) 203 00:15:44,410 --> 00:15:46,746 (咆哮) 204 00:15:46,746 --> 00:15:48,748 うっ! 205 00:15:50,750 --> 00:15:55,254 ロッド! 第一中隊 続け! 師団長を援護する! 206 00:15:55,254 --> 00:15:57,423 (喚声) 207 00:15:57,423 --> 00:16:02,094 魔術との融合により 我が至宝 黒竜は➡ 208 00:16:02,094 --> 00:16:05,264 すでに剣の領域を超えている。 209 00:16:05,264 --> 00:16:07,767 (喚声) 210 00:16:07,767 --> 00:16:09,769 むん! 211 00:16:09,769 --> 00:16:12,438 (叫び声) 212 00:16:12,438 --> 00:16:15,274 み… 味方ごと…。 213 00:16:15,274 --> 00:16:22,615 (ドレル)ここで倒れる弱者など 世界の先へ進む資格なし。 214 00:16:22,615 --> 00:16:26,452 世界の先? さっきは縛りとも言った。 215 00:16:26,452 --> 00:16:31,757 何なんだ!? あなたは いったい 何をしようと! 216 00:16:35,228 --> 00:16:38,564 勇者伝承の破壊。 217 00:16:38,564 --> 00:16:41,901 うっ!? (ドレル)実現不可能な伝承を➡ 218 00:16:41,901 --> 00:16:45,571 いつまで続けていても意味はない。 219 00:16:45,571 --> 00:16:51,244 なまじ 勇者の伝承などがあるから 絶対に勝てない相手に➡ 220 00:16:51,244 --> 00:16:55,581 絶対に勝てない方法で 挑もうとする。 221 00:16:55,581 --> 00:17:00,920 お前の曽祖父 そして かつての友が そうだったように。 222 00:17:00,920 --> 00:17:07,426 伝承に従い勝てると信じて戦い そして敗れる…。 223 00:17:07,426 --> 00:17:15,101 数千年 あるいは数万年 同じことの繰り返しだ。 224 00:17:15,101 --> 00:17:19,438 なぜ途中で 伝承が変わらなかったのか➡ 225 00:17:19,438 --> 00:17:23,442 なぜ変えなかったのか…。 226 00:17:23,442 --> 00:17:27,446 終わりにすべきなのだ。 227 00:17:29,949 --> 00:17:33,719 とどめは刺さぬ エスリンの若き将よ。 228 00:17:33,719 --> 00:17:37,223 その見事な戦いぶりに免じてな。 229 00:17:37,223 --> 00:17:40,393 我らは先へと進む。 230 00:17:40,393 --> 00:17:44,897 そこで世界が変わる様を 見届けるがいい。 231 00:17:44,897 --> 00:17:46,999 うっ…。 232 00:17:52,905 --> 00:17:59,011 (地響き) 233 00:18:21,767 --> 00:18:24,070 クレバテス…。 234 00:18:28,274 --> 00:18:30,276 ああっ…。 235 00:18:32,278 --> 00:18:34,213 あっ…。 236 00:18:34,213 --> 00:18:38,384 (クレバテス)うぬがドレルだな。 237 00:18:38,384 --> 00:18:41,554 (咆哮) 238 00:18:41,554 --> 00:18:43,723 ぬぅ! 239 00:18:43,723 --> 00:18:47,226 魔獣王が… しゃべった! 240 00:18:47,226 --> 00:18:51,397 声を発しただけで このプレッシャー! 241 00:18:51,397 --> 00:18:57,069 くっ… これが 南方の魔獣王! 242 00:18:57,069 --> 00:19:01,073 月光の… クレバテス。 243 00:19:01,073 --> 00:19:09,582 (ドレル)いかにも 私がドレルだ。 何用か? 南方の魔獣王が。 244 00:19:09,582 --> 00:19:12,752 聞きたいことは 1つだけだ。 245 00:19:12,752 --> 00:19:19,425 うぬらが使う その魔術という力 どうやって手に入れた…。 246 00:19:19,425 --> 00:19:25,765 (クレバテス)人の子 魔獣の子 両方をさらう存在がいる。 247 00:19:25,765 --> 00:19:33,873 そして それは うぬらの使う 魔術と関係している。 そうだな。 248 00:19:33,873 --> 00:19:40,046 そんなことを聞きに現れたのか? 魔獣王ともあろう者が。 249 00:19:40,046 --> 00:19:45,551 領域を侵されれば それを裁くのが王の仕事。 250 00:19:45,551 --> 00:19:50,723 この国の王も そうであったように 我が地を汚せし者は➡ 251 00:19:50,723 --> 00:19:54,060 我が爪により排除される。 252 00:19:54,060 --> 00:19:58,898 それが この世の理であり さだめだ。 253 00:19:58,898 --> 00:20:02,735 フッフッフ… さだめか。 254 00:20:02,735 --> 00:20:06,572 それは いったい 誰が定めたものだろうな。 255 00:20:06,572 --> 00:20:08,774 天か? 256 00:20:10,910 --> 00:20:13,412 (叫び声) 257 00:20:13,412 --> 00:20:15,414 くぅ…。 258 00:20:15,414 --> 00:20:17,416 デッド・ドラゴン・クロウ! 259 00:20:17,416 --> 00:20:19,919 うがっ! 260 00:20:19,919 --> 00:20:24,757 ぐはっ…。 質問を質問で返すな しれ者が。 261 00:20:24,757 --> 00:20:31,764 フフフフフッ… やはり貫いたな。 262 00:20:31,764 --> 00:20:36,102 ん? ハイデンの城を落とした お前が➡ 263 00:20:36,102 --> 00:20:38,604 再び現れることを➡ 264 00:20:38,604 --> 00:20:42,942 想定していなかったとでも思うか。 265 00:20:42,942 --> 00:20:47,947 これが お前を封じるための術だ! 266 00:20:47,947 --> 00:20:51,784 魔獣王クレバテス 食らうがいい! 267 00:20:51,784 --> 00:20:58,124 我が究極の魔術奥義 魔血牢! 268 00:20:58,124 --> 00:21:00,793 魔血… だと? 269 00:21:00,793 --> 00:21:02,795 ニィ…。 270 00:21:04,797 --> 00:21:06,999 これは…。 271 00:21:11,303 --> 00:21:14,507 血の… 球体!? 272 00:21:27,319 --> 00:21:30,990 肉体は 今 捨てた。 273 00:21:30,990 --> 00:21:33,259 あぁ…。 274 00:21:33,259 --> 00:21:39,598 我は剣 剣こそ我が命。 275 00:21:39,598 --> 00:21:44,603 我が血肉と引き換えの この魔血牢。 276 00:21:44,603 --> 00:21:49,008 魔獣王だろうと 簡単には抜け出せんぞ。 277 00:21:52,611 --> 00:21:57,950 (ドレル)その中で じわじわと絶命するがいい…。 278 00:21:57,950 --> 00:22:03,622 あの魔獣王が… 本当に敗れた…。 279 00:22:03,622 --> 00:22:07,459 全軍前進! 280 00:22:07,459 --> 00:22:12,965 (行進する音) 281 00:22:14,967 --> 00:22:17,636 ハァハァ ハァハァ…。 282 00:22:17,636 --> 00:22:20,472 あっ! あっ あ? 283 00:22:20,472 --> 00:22:22,975 どうかされましたか? 284 00:22:22,975 --> 00:22:26,812 いいや なんでもない。 あっちだ。 285 00:22:26,812 --> 00:22:30,015 あ? う~う。