1 00:00:00,940 --> 00:00:02,940 《日葵:必ず結ばれる相手を➡ 2 00:00:02,940 --> 00:00:05,270 運命の赤い糸が つなぐというのなら➡ 3 00:00:05,270 --> 00:00:08,940 絶対に結ばれない相手を つなぐ糸っていうのは➡ 4 00:00:08,940 --> 00:00:10,950 何色なのかな? 5 00:00:10,950 --> 00:00:15,950 そんなものは存在しない? いや あるでしょ。 6 00:00:15,950 --> 00:00:19,120 強くつながっているはずなのに➡ 7 00:00:19,120 --> 00:00:23,120 絶対に結ばれない相手をつなぐ糸。 8 00:00:23,120 --> 00:00:27,130 きっとすごく意地の悪い ダサい色。 9 00:00:27,130 --> 00:00:33,630 きっと 今のアタシの目の色みたいな そんな色…》 10 00:00:43,980 --> 00:00:47,980 (凛音)んっ ん~っ…. 11 00:00:47,980 --> 00:00:49,980 《ホント 夏って嫌い。 12 00:00:49,980 --> 00:00:53,650 汗はたまるし 男子たちの視線は気になるし》 13 00:00:53,650 --> 00:00:55,820 ハァ…。 14 00:00:55,820 --> 00:00:58,490 (スイッチを入れる音) 15 00:00:58,490 --> 00:01:00,430 ん~っ…。 16 00:01:00,430 --> 00:01:03,100 《せっかく吹奏楽部が お休みなのに➡ 17 00:01:03,100 --> 00:01:05,600 ゆーくんの所 行きづらいな…》 18 00:01:05,600 --> 00:01:07,770 (凛音の母)凛音~ ちょっと~。 あっ。 19 00:01:07,770 --> 00:01:09,940 紅葉のお土産➡ 20 00:01:09,940 --> 00:01:11,940 裏の真木島さんの所に 持っていって。 21 00:01:11,940 --> 00:01:16,780 え~ 私 お休みなんだよ? お姉ちゃんに行ってもらえば? 22 00:01:16,780 --> 00:01:19,450 もう出かけたみたいよ~。 えっ! 23 00:01:19,450 --> 00:01:22,450 あの子ったら 本当に落ち着きがないのよね~。 24 00:01:22,450 --> 00:01:24,450 じゃ お願いね。 25 00:01:24,450 --> 00:01:28,790 《む~っ! お母さんはホント お姉ちゃんに甘いんだから》 26 00:01:28,790 --> 00:01:32,290 (真木島)ナーハハハハッ! 27 00:01:34,300 --> 00:01:36,630 これで日葵ちゃんの 東京行きは確定➡ 28 00:01:36,630 --> 00:01:39,470 リンちゃんの勝利も 約束されたも同然だ! 29 00:01:39,470 --> 00:01:42,140 あの胸クソ悪い完璧超人でも➡ 30 00:01:42,140 --> 00:01:45,140 どうすることもできまい! 最高の気分だっ! 31 00:01:45,140 --> 00:01:48,310 《なんか気持ち悪いくらい テンションが高い》 (笑い声) 32 00:01:48,310 --> 00:01:50,640 ハァ… 珍しいね。 (笑い声) 33 00:01:50,640 --> 00:01:53,810 あっ。 今日は女の子と 遊びにいってないんだ。 34 00:01:53,810 --> 00:01:58,150 ハァ… せっかく機嫌がいいのに 水を差さないでくれたまえ。 35 00:01:58,150 --> 00:02:00,590 用件はなんだ? 36 00:02:00,590 --> 00:02:03,590 ああ 紅葉さんのお土産か。 37 00:02:03,590 --> 00:02:05,990 あとで 兄貴とおふくろに渡しておくよ。 38 00:02:07,930 --> 00:02:10,930 なんだ? 言いたいことでもあるのか? 39 00:02:10,930 --> 00:02:14,770 お姉ちゃんが ひーちゃんを 連れていこうとしてる。 40 00:02:14,770 --> 00:02:18,610 あの人は日葵ちゃんを えらく 気に入っておるようだからなぁ。 41 00:02:18,610 --> 00:02:23,440 だが リンちゃんにはチャンスであろう? そんなのフェアじゃないよ。 42 00:02:23,440 --> 00:02:26,610 ま~だ そんな甘っちょろいことを 言っておるのか? 43 00:02:26,610 --> 00:02:29,450 先に抜け駆けしたのは 日葵ちゃんのほうだ。 44 00:02:29,450 --> 00:02:31,450 気にする必要はあるまい。 45 00:02:31,450 --> 00:02:33,620 それはそうだけど…。 46 00:02:33,620 --> 00:02:38,130 しーくん どうにかしてよ。 プハッ… 無理な相談だな。 47 00:02:38,130 --> 00:02:41,800 俺はリンちゃんを勝たせるために あれこれ世話を焼いていたのだ。 48 00:02:41,800 --> 00:02:44,630 それを無駄にするようなこと…。 もしお姉ちゃんを➡ 49 00:02:44,630 --> 00:02:46,630 出し抜くことができたら➡ 50 00:02:46,630 --> 00:02:49,140 しーくんのこと 見直してくれるかもよ? んっ…。 51 00:02:51,310 --> 00:02:54,480 テニスだって 全国優勝目指してるのは➡ 52 00:02:54,480 --> 00:02:56,480 「雲雀さんより上」だって➡ 53 00:02:56,480 --> 00:02:58,650 お姉ちゃんに 認めさせるためだもんね。 54 00:02:58,650 --> 00:03:01,750 高校入って ゆーくんに近づいたのも➡ 55 00:03:01,750 --> 00:03:04,420 雲雀さんのお気に入りだって 知ったからでしょ? 56 00:03:04,420 --> 00:03:07,420 なのに普通に 友達になっちゃってさ。 57 00:03:07,420 --> 00:03:09,420 他にもいろいろ…。 58 00:03:14,100 --> 00:03:17,930 ああ わかったわかった! ナハハ そうだな! 59 00:03:17,930 --> 00:03:20,600 あの悪女のことなんて 今更ホントに➡ 60 00:03:20,600 --> 00:03:22,600 どうとも思っていないが! 61 00:03:22,600 --> 00:03:25,770 あの紅葉さんに 一泡吹かせるのも悪くない! 62 00:03:25,770 --> 00:03:29,110 だがいいのか? ここで 日葵ちゃんに手を貸すのは➡ 63 00:03:29,110 --> 00:03:31,780 みすみす 勝利を譲るようなものだぞ? 64 00:03:31,780 --> 00:03:35,250 いいよ。 だってこんなの 私の欲しい勝ちじゃないもん。 65 00:03:35,250 --> 00:03:38,750 頑固者なところは ホントに姉妹そっくりだ。 66 00:03:38,750 --> 00:03:42,420 だが金輪際 俺はリンちゃんの味方はしない。 67 00:03:42,420 --> 00:03:45,430 それでいいな? もともと そんなの頼んでないし。 68 00:03:45,430 --> 00:03:47,430 それに…。 あっ。 69 00:03:47,430 --> 00:03:49,930 今は ひーちゃんに 譲ってあげてるだけ。 70 00:03:49,930 --> 00:03:52,600 最後に勝つのは 私。 71 00:03:52,600 --> 00:03:55,600 あ… まったく。 72 00:03:55,600 --> 00:03:57,610 このメンタルお化けと➡ 73 00:03:57,610 --> 00:04:00,540 一生競い続けなきゃならない 日葵ちゃんに➡ 74 00:04:00,540 --> 00:04:02,540 ちょっとだけ同情するよ。 75 00:04:05,210 --> 00:04:09,380 📱 76 00:04:09,380 --> 00:04:14,390 (雲雀)あぁ なんだ。 君から電話なんて珍しい。 77 00:04:14,390 --> 00:04:16,390 (雲雀)頼み? 78 00:04:19,230 --> 00:04:21,230 《悠宇:園芸部の活動も➡ 79 00:04:21,230 --> 00:04:24,400 卒業まで一人でやんないと いけないのか…。 80 00:04:24,400 --> 00:04:27,900 いや 下手すれば店を持つまで…。 81 00:04:27,900 --> 00:04:31,570 それこそ 死ぬまでずっと…。 82 00:04:31,570 --> 00:04:34,070 日葵が帰ってくる保証もない。 83 00:04:34,070 --> 00:04:38,080 店を出せても 俺はその状況でやれるのか? 84 00:04:38,080 --> 00:04:40,410 このまま 10年も20年も➡ 85 00:04:40,410 --> 00:04:43,920 日葵のいない つまらない日常を過ごすのか? 86 00:04:43,920 --> 00:04:46,250 ああ~っ クソッ! 87 00:04:46,250 --> 00:04:48,590 どうしても悪いほうばかりに 考えちゃうな! 88 00:04:48,590 --> 00:04:50,590 大丈夫大丈夫! 89 00:04:50,590 --> 00:04:52,930 日葵のことは信じてるし 俺だって…》 90 00:04:52,930 --> 00:04:54,930 (真木島)ナハハ。 91 00:04:54,930 --> 00:04:57,770 朝から陰気くさいオーラを 放っておるな。 92 00:04:57,770 --> 00:05:01,540 朝の水やりは 日葵ちゃんの役目であろう? 93 00:05:01,540 --> 00:05:05,210 今日から東京行くからな。 何時の電車だ? 94 00:05:05,210 --> 00:05:08,880 昼ごろとしか。 なら まだ時間はあるな。 95 00:05:08,880 --> 00:05:10,880 俺と語ろう。 はっ? 96 00:05:10,880 --> 00:05:13,550 どうせナツも 東京に行くのだろう? 97 00:05:13,550 --> 00:05:16,220 そうなったら 気軽に話せなくなるからな。 98 00:05:16,220 --> 00:05:18,890 俺が東京に? なんで? おや? 99 00:05:18,890 --> 00:05:21,060 5月のときは あんなにいきまいて➡ 100 00:05:21,060 --> 00:05:23,720 ついていくと 言っていたではないか。 んっ。 101 00:05:23,720 --> 00:05:26,730 一度はアクセを捨てる 覚悟をしたのだ。 102 00:05:26,730 --> 00:05:28,730 二度も三度も変わるまい。 103 00:05:28,730 --> 00:05:32,900 5月のときとは 状況が違う。 何が違うのだ? 104 00:05:32,900 --> 00:05:36,400 日葵は 俺のアクセのために モデルになるつもりなんだ。 105 00:05:36,400 --> 00:05:38,740 止められるわけないだろ。 つまらん。 106 00:05:38,740 --> 00:05:41,080 だからバカだというのだ。 んっ! 107 00:05:41,080 --> 00:05:43,080 お前… あっ。 108 00:05:43,080 --> 00:05:46,080 女のために 生きればよいではないか。 109 00:05:46,080 --> 00:05:50,250 何も店を出すだけが フラワーアクセを作る手段ではない。 110 00:05:50,250 --> 00:05:52,750 クリエーターにならずとも➡ 111 00:05:52,750 --> 00:05:55,760 普通に仕事をし 好きな女と一緒にいる。 112 00:05:55,760 --> 00:05:57,930 そういう人生を歩けばよい。 113 00:05:57,930 --> 00:06:01,530 だが ナツはそれを選べない。 114 00:06:01,530 --> 00:06:05,370 なぜなら アクセ作りを捨てれば さえない自分に戻り➡ 115 00:06:05,370 --> 00:06:08,040 自分を蔑むヤツらと 生きなければならないと➡ 116 00:06:08,040 --> 00:06:10,700 恐れているからな。 ウッ…。 117 00:06:10,700 --> 00:06:12,710 ハッキリ言おう。 118 00:06:12,710 --> 00:06:16,040 ナツの日葵ちゃんへの気持ちは 恋愛ではない。 119 00:06:16,040 --> 00:06:19,050 ただ利用しているだけだ。 あっ…! 120 00:06:19,050 --> 00:06:24,220 日葵ちゃんから親友であることを 求められた2年間は親友を演じ➡ 121 00:06:24,220 --> 00:06:28,720 恋を求められたから 恋で応じただけのこと。 122 00:06:28,720 --> 00:06:33,060 自分の都合に合わせただけだ。 意思すらもない。 123 00:06:33,060 --> 00:06:37,730 お前が… 何を知ってるっていうんだ? 124 00:06:37,730 --> 00:06:39,730 お前が! 125 00:06:39,730 --> 00:06:41,740 俺たちの何を 知ってるっていうんだ! 126 00:06:41,740 --> 00:06:44,740 俺は…! 俺は 日葵のことが好きなんだっ! 127 00:06:44,740 --> 00:06:47,410 たとえ日葵が 俺の夢を手伝ってくれなくても➡ 128 00:06:47,410 --> 00:06:49,410 俺のこと守ってくれなくても➡ 129 00:06:49,410 --> 00:06:52,580 俺は日葵と 一緒にいるのを選んだ! 130 00:06:52,580 --> 00:06:56,080 本当の気持ちが見えたなら…。 ハッ。 131 00:06:56,080 --> 00:06:59,020 やるべきことは 一つなんじゃないのか? 132 00:06:59,020 --> 00:07:01,420 ウッ… ウウッ。 133 00:07:03,360 --> 00:07:06,660 ナハハ キワキワで 殴られるところだったな。 134 00:07:10,200 --> 00:07:14,540 まっ 俺のように ずっと 1番が手に入らない人生は➡ 135 00:07:14,540 --> 00:07:16,940 結構しんどいものだからな。 136 00:07:23,540 --> 00:07:25,550 ハァ ハァ ハァ…。 137 00:07:25,550 --> 00:07:29,050 《そうだ 俺は今までずっと…。 138 00:07:29,050 --> 00:07:32,550 ただ 日葵に見ていてほしくて…》 139 00:07:32,550 --> 00:07:40,890 ♬~ 140 00:07:40,890 --> 00:07:43,900 ハァ ハァ…。 キャッ。 おっと。 141 00:07:43,900 --> 00:07:45,900 ちょっと 君。 ウゥ…。 142 00:07:45,900 --> 00:07:47,900 大丈夫? ハァッ…。 143 00:07:52,740 --> 00:07:57,410 ンッ… ウゥ…。 144 00:07:57,410 --> 00:07:59,510 ((悠宇~!)) 145 00:07:59,510 --> 00:08:10,020 ♬~ 146 00:08:10,020 --> 00:08:12,930 《ただ それだけでよかったんだ!》 147 00:08:22,700 --> 00:08:25,370 《アタシは ひきょう者だ。 148 00:08:25,370 --> 00:08:27,710 えのっちを応援するふりして➡ 149 00:08:27,710 --> 00:08:30,540 その裏で しれっとキスとかしちゃうし。 150 00:08:30,540 --> 00:08:32,550 でも…。 151 00:08:32,550 --> 00:08:37,550 ひきょうでもいいって思うほど 誰かを好きになったことなんて➡ 152 00:08:37,550 --> 00:08:40,720 これまで一度もなかったな…》 153 00:08:40,720 --> 00:08:42,720 📱 154 00:08:44,730 --> 00:08:47,390 《このまま来なきゃいいのに…。 155 00:08:47,390 --> 00:08:50,060 いや もう決めたことだし。 156 00:08:50,060 --> 00:08:53,230 アタシは運が悪い。 157 00:08:53,230 --> 00:08:57,740 紅葉さんは アタシがかわいいのは 才能だって言った。 158 00:08:57,740 --> 00:09:00,840 そんなふうに言ってもらえて うれしかった。 159 00:09:00,840 --> 00:09:05,010 ずっと 自分は 何もできないって思ってたから。 160 00:09:05,010 --> 00:09:08,520 悠宇を助けることが できるならって…。 161 00:09:08,520 --> 00:09:11,520 でも同時に思った。 162 00:09:11,520 --> 00:09:14,860 アタシにとって いちばん大切なもの。 163 00:09:14,860 --> 00:09:19,530 悠宇と過ごす日々は もう手に入らないんだなって。 164 00:09:19,530 --> 00:09:22,030 それなら…。 165 00:09:22,030 --> 00:09:25,370 世界一かわいいアタシは いらない。 166 00:09:25,370 --> 00:09:28,370 妖精みたいだって言われる 瞳もいらない。 167 00:09:28,370 --> 00:09:31,040 友達も 家族も…。 168 00:09:31,040 --> 00:09:37,240 ただ 悠宇に愛される人間に 生まれたかった》 169 00:09:39,380 --> 00:09:41,380 ひーちゃん。 あっ。 170 00:09:41,380 --> 00:09:44,380 あ… え えのっち! 見送りにきてくれたの? 171 00:09:44,380 --> 00:09:47,220 ンフフ~ さすが優しいよな~。 172 00:09:47,220 --> 00:09:50,220 誰かさんなんてさ~ 既読無視だし。 173 00:09:50,220 --> 00:09:52,390 見送りじゃないよ。 174 00:09:52,390 --> 00:09:54,900 お礼を言いにきた。 お礼? 175 00:09:54,900 --> 00:09:57,730 ひーちゃん 勝手に負けてくれて➡ 176 00:09:57,730 --> 00:10:00,400 ありがとう。 あっ…。 177 00:10:00,400 --> 00:10:05,410 ア… アハハハ さては 悠宇にチューしたの怒ってんな~? 178 00:10:05,410 --> 00:10:08,080 あんなの友達としての行動だし…。 この期に及んで➡ 179 00:10:08,080 --> 00:10:10,410 まだいい子になりたいの? 180 00:10:10,410 --> 00:10:13,580 最初っから ひーちゃんの気持ちはバレバレだし。 181 00:10:13,580 --> 00:10:16,580 取り繕っても意味ないよ。 182 00:10:16,580 --> 00:10:19,250 自分の気持ちにウソついてまで➡ 183 00:10:19,250 --> 00:10:21,920 2人の夢をかなえるのって 大事なこと? 184 00:10:21,920 --> 00:10:25,260 だ 大事だよ! 悠宇がこれまで頑張ってきたの➡ 185 00:10:25,260 --> 00:10:28,430 えのっちだって知ってるでしょ? それは知ってる。 186 00:10:28,430 --> 00:10:31,600 絶対に将来 アクセショップの武器になるもん。 187 00:10:31,600 --> 00:10:35,600 モデルになるなんて やりたくても できない人 たくさんいるし。 188 00:10:35,600 --> 00:10:39,270 でも ひーちゃんが嫌な思い してまでやる必要ないじゃん。 189 00:10:39,270 --> 00:10:41,780 てか だったら えのっちが行ってよ! 190 00:10:41,780 --> 00:10:43,780 あっ…! 191 00:10:46,280 --> 00:10:49,450 いいよ。 えっ? 192 00:10:49,450 --> 00:10:52,620 私が行く。 やれるかどうかわかんないけど➡ 193 00:10:52,620 --> 00:10:55,460 ゆーくんと ひーちゃんの ためになるなら やる。 194 00:10:55,460 --> 00:10:57,620 えっ… で でも…。 195 00:10:57,620 --> 00:11:00,390 そのかわりに ゆーくんを頂戴。 196 00:11:00,390 --> 00:11:03,560 あっ…! アクセショップを開くまでは➡ 197 00:11:03,560 --> 00:11:07,900 ひーちゃんにあげる。 でも私が帰ってきたら 私に頂戴。 198 00:11:07,900 --> 00:11:11,910 いいよね? 約束しよ。 指切り。 199 00:11:11,910 --> 00:11:15,580 なんで? ゆーくんとは親友でいいじゃん。 200 00:11:15,580 --> 00:11:18,080 大丈夫だよ。 ゆーくんみたいな人➡ 201 00:11:18,080 --> 00:11:20,910 ひーちゃんなら また見つけられるから。 202 00:11:20,910 --> 00:11:24,590 《違う… 違うよ。 203 00:11:24,590 --> 00:11:28,920 アタシが悠宇を 見つけたんじゃないよ。 204 00:11:28,920 --> 00:11:31,930 アタシが悠宇に 見つけてもらったんだよ。 205 00:11:31,930 --> 00:11:33,930 「また」なんて ないんだよ》 206 00:11:38,430 --> 00:11:41,770 ほら やっぱり無理してるじゃん。 207 00:11:41,770 --> 00:11:44,940 ひーちゃん昔からそうだよね。 208 00:11:44,940 --> 00:11:49,440 自分の欲しいものがあると ぜ~んぶ取ってっちゃうのに。 209 00:11:49,440 --> 00:11:53,950 でも いちばん欲しいものは 素直に言えないんだよね。 210 00:11:53,950 --> 00:11:56,050 ハッ…! 211 00:12:01,560 --> 00:12:04,390 やだよ! あっ あっ とっ…。 212 00:12:04,390 --> 00:12:08,560 やだ~! ホントは行きたくないよ~。 213 00:12:08,560 --> 00:12:11,730 うんうん そうだよね。 (泣き声) 214 00:12:11,730 --> 00:12:16,740 でも アタシのせいだし なんとかしなきゃって。 215 00:12:16,740 --> 00:12:21,070 それに アタシがいても 悠宇のためにならないかもって。 216 00:12:21,070 --> 00:12:23,580 まぁ 私もそれは思うけどね。 217 00:12:23,580 --> 00:12:26,580 ひーちゃんは自分で勝手に ルールを作っておいて➡ 218 00:12:26,580 --> 00:12:29,080 みんなを巻き込むし。 う~ えのっち➡ 219 00:12:29,080 --> 00:12:33,590 アタシに とどめを刺したいわけ~っ。 220 00:12:33,590 --> 00:12:37,590 前から思ってたけど 2人とも➡ 221 00:12:37,590 --> 00:12:40,430 「最高の形で夢をかなえる」 ってことに➡ 222 00:12:40,430 --> 00:12:43,600 すごくこだわってるよね。 どういうこと? 223 00:12:43,600 --> 00:12:45,600 もっとシンプルでいいんじゃない? 224 00:12:45,600 --> 00:12:49,940 うちのお母さんも 最初は お菓子作りの趣味から始めて➡ 225 00:12:49,940 --> 00:12:52,770 店持ったのは最近だよ。 そうなの? 226 00:12:52,770 --> 00:12:57,280 未来のことばっか見てても 足元グラグラして疲れちゃうよ。 227 00:12:57,280 --> 00:12:59,880 アクセショップがすべてじゃないし。 228 00:12:59,880 --> 00:13:04,890 でも 悠宇にとっては…。 う~ん そうかなあ? 229 00:13:04,890 --> 00:13:09,390 ゆーくんにとって大事なのって アクセショップを開くことなのかな? 230 00:13:09,390 --> 00:13:11,390 それとも…。 231 00:13:11,390 --> 00:13:13,390 日葵~っ! あっ。 232 00:13:13,390 --> 00:13:17,230 日葵~! ハァ ハァ ハァ…。 233 00:13:17,230 --> 00:13:20,230 ハァ… ンッ… ハァ ハァ…。 悠宇! 234 00:13:20,230 --> 00:13:22,900 ほらね? 235 00:13:22,900 --> 00:13:24,910 悠宇 なんで…。 ハァ… ハァ…。 236 00:13:24,910 --> 00:13:27,070 行かないでくれ! あっ! 237 00:13:27,070 --> 00:13:29,580 夢か恋かなんて 俺には選べない。 238 00:13:29,580 --> 00:13:33,080 どっちが正しいかなんて わかんねえし。 でも➡ 239 00:13:33,080 --> 00:13:36,750 お前が本心で東京に行きたい わけじゃないってことはわかる。 240 00:13:36,750 --> 00:13:39,750 でも アタシが 悠宇のためにやれることなんて➡ 241 00:13:39,750 --> 00:13:42,420 このくらいしか…。 そんなことない! 242 00:13:42,420 --> 00:13:45,430 俺はそんなこと 日葵に求めてない! あっ…。 243 00:13:45,430 --> 00:13:48,760 一緒にいるために 何かしなきゃいけないとか➡ 244 00:13:48,760 --> 00:13:52,100 役目がなきゃダメだとか… そもそも そんなもんじゃないだろ。 245 00:13:52,100 --> 00:13:56,770 俺は… 俺の情熱を 理解してくれる相手を➡ 246 00:13:56,770 --> 00:14:00,370 日葵を失いたくなくて必死だった。 247 00:14:00,370 --> 00:14:03,540 だから役割みたいなものに しがみついたけど➡ 248 00:14:03,540 --> 00:14:05,880 でも 俺の望みは➡ 249 00:14:05,880 --> 00:14:09,050 最初からお前に 見ててほしいだけだった。 250 00:14:09,050 --> 00:14:12,550 俺のためって言うなら 自分を犠牲にしないでくれ。 251 00:14:12,550 --> 00:14:15,890 隣に日葵がいないのに 楽しいわけない。 252 00:14:15,890 --> 00:14:19,190 俺たちはずっと 親友なんだから! 253 00:14:22,230 --> 00:14:24,560 悠宇… アタシは…。 254 00:14:24,560 --> 00:14:26,570 (手を打つ音) 255 00:14:26,570 --> 00:14:28,570 (紅葉)はいは~い そこまで~。 256 00:14:28,570 --> 00:14:32,410 ゆーちゃん さすがに それはないと思うな~。 257 00:14:32,410 --> 00:14:34,570 勝負に負けたのは ゆーちゃんでしょ? 258 00:14:34,570 --> 00:14:36,910 紅葉さん! アタシ やっぱり…。 259 00:14:36,910 --> 00:14:40,250 お願いしますっ! もう一度だけ チャンスをください! 260 00:14:40,250 --> 00:14:42,420 ダメダメ~。 あのときだって➡ 261 00:14:42,420 --> 00:14:45,250 雲雀くんに免じて チャンスをあげたんだよ~。 262 00:14:45,250 --> 00:14:47,250 それに 大事なこと➡ 263 00:14:47,250 --> 00:14:49,260 忘れてないかな~? あっ…。 264 00:14:49,260 --> 00:14:52,590 日葵ちゃんは お金の借りがあるんだよ。 265 00:14:52,590 --> 00:14:54,930 まずは私に それを清算してから…。 266 00:14:54,930 --> 00:14:57,760 (真木島)ならばその金 俺が払ってやろう! 267 00:14:57,760 --> 00:15:00,870 えっ? (2人)あっ!? 268 00:15:00,870 --> 00:15:02,870 受け取るがいい! 269 00:15:02,870 --> 00:15:05,540 な なんなの? ウッ キャー! 270 00:15:05,540 --> 00:15:07,870 (2人)あっ…。 イタタタ。 271 00:15:07,870 --> 00:15:11,380 も~ なんなのこれ~。 272 00:15:11,380 --> 00:15:13,710 しーくん 遅い。 (2人)えっ。 273 00:15:13,710 --> 00:15:16,220 ナハハ 大金だからな。 274 00:15:16,220 --> 00:15:21,220 それでも間に合わせるのは さすが完璧超人といったところか。 275 00:15:21,220 --> 00:15:24,560 (悠宇/日葵)あっ? 276 00:15:24,560 --> 00:15:26,560 お お兄ちゃん…! 277 00:15:26,560 --> 00:15:29,560 慎司くん どういうことかな~? 278 00:15:29,560 --> 00:15:31,570 言ったとおりだ。 279 00:15:31,570 --> 00:15:34,400 日葵ちゃんの負債 この俺が立て替えよう。 280 00:15:34,400 --> 00:15:38,740 他人の俺なら 雲雀さんと契約して 金を借りられるからな。 281 00:15:38,740 --> 00:15:43,080 ふ~ん… まさか君が私を裏切るなんてね。 282 00:15:43,080 --> 00:15:45,080 裏切るも何も➡ 283 00:15:45,080 --> 00:15:47,750 協力を断ったのは そっちではないか。 284 00:15:47,750 --> 00:15:51,080 キープくんは反抗しないとでも 思っていたのか? 285 00:15:51,080 --> 00:15:53,250 ぬるい性格をしておるなぁ。 286 00:15:53,250 --> 00:15:57,590 さあ これで金は払った。 何も文句はあるまい? 287 00:15:57,590 --> 00:15:59,590 んっ…! 288 00:16:05,030 --> 00:16:07,700 俺…。 や~めた! 289 00:16:07,700 --> 00:16:10,200 えっ… ちょ あの…。 290 00:16:12,210 --> 00:16:15,040 余計なことしてくれちゃってさ~。 291 00:16:15,040 --> 00:16:18,550 ちょっ 紅葉くん 何するんだ! (蹴る音) 292 00:16:18,550 --> 00:16:22,880 ほら 文句言いたいから 早く涼しい所に連れてって~! 293 00:16:22,880 --> 00:16:26,050 ん~っ ったく 相変わらずだな…! 294 00:16:26,050 --> 00:16:29,220 じゃ 今日は解散 バイバーイ! 295 00:16:29,220 --> 00:16:31,930 (2人)え~っ! 296 00:16:33,890 --> 00:16:37,730 これって一件落着? そう… なのか? 297 00:16:37,730 --> 00:16:42,070 紅葉さんが負債だと言った以上 金を払えばおしまいだ。 298 00:16:42,070 --> 00:16:45,410 ナツと日葵ちゃん そしてリンちゃんの高校生活を➡ 299 00:16:45,410 --> 00:16:48,410 この俺が 金で買ってやったのだからな! 300 00:16:48,410 --> 00:16:50,410 (2人)はぁっ!? ナハハ。 301 00:16:50,410 --> 00:16:53,080 今後 勝手に 学校をやめることは許さん。 302 00:16:53,080 --> 00:16:55,080 東京に行くことも許さん。 303 00:16:55,080 --> 00:16:59,020 卒業するまで アクセ作りをやめることも許さん。 304 00:16:59,020 --> 00:17:02,190 他にもいろいろと 約束事を決めさせてもらう。 305 00:17:02,190 --> 00:17:08,360 真木島くん 君 ホントに性格悪いね。 俺は退屈が嫌いなのだ。 306 00:17:08,360 --> 00:17:13,030 その点 君たち3人のラブコメには ネタが尽きない。 307 00:17:13,030 --> 00:17:15,870 娯楽に金を払うのは 当然であろう? 308 00:17:15,870 --> 00:17:17,870 (2人)あぁ…。 309 00:17:17,870 --> 00:17:20,870 さっ それより 無事に片をつけたのだし➡ 310 00:17:20,870 --> 00:17:22,880 打ち上げといこう。 311 00:17:22,880 --> 00:17:25,210 もちろん日葵ちゃんのおごりでな。 はぁ!? 312 00:17:25,210 --> 00:17:27,210 なんでアタシが おごらなきゃいけないの? 313 00:17:27,210 --> 00:17:29,550 誰のおかげで 助かったと思っておる? 314 00:17:29,550 --> 00:17:33,220 今後一切 日葵ちゃんは 俺に口答えできんな。 315 00:17:33,220 --> 00:17:35,390 ナハハハ…。 ちょっとえのっち なんとか言ってよ! 316 00:17:35,390 --> 00:17:37,390 私 打ち上げは お寿司がいい! 317 00:17:37,390 --> 00:17:40,490 うぐっ… このメンタルお化けめ! 318 00:17:46,230 --> 00:17:50,570 な~んか助けてもらったのに 結局 高くついた感じ。 319 00:17:50,570 --> 00:17:54,410 しようがねえだろ。 実際 すげぇ助かったわけだし。 320 00:17:54,410 --> 00:17:57,580 悠宇は真木島くんに甘いよな~。 321 00:17:57,580 --> 00:18:00,350 仲よくしてると いつか痛い目見るよ~。 322 00:18:00,350 --> 00:18:03,680 まっ 痛い目は 何度も見てるっちゃ見てるわな。 323 00:18:03,680 --> 00:18:07,850 ほら~ 悠宇は 危機管理能力が低いんだよ。 324 00:18:07,850 --> 00:18:11,860 やっぱり お店持つなら ちゃんとアタシが見てあげなきゃ。 325 00:18:11,860 --> 00:18:14,530 あのさ そのことだけど。 んっ? 326 00:18:14,530 --> 00:18:17,530 店を持つ夢 捨てようと思う。 327 00:18:17,530 --> 00:18:19,530 え~っ! なんでなんで! 328 00:18:19,530 --> 00:18:21,700 せっかく紅葉さんが 諦めてくれたのに。 329 00:18:21,700 --> 00:18:25,040 いや ごめん。 言い方が悪かった。 330 00:18:25,040 --> 00:18:28,880 そもそも 根本的な問題は 解決してないと思うんだよ。 331 00:18:28,880 --> 00:18:32,710 それって 咲良さんが言ったこと? 332 00:18:32,710 --> 00:18:36,880 えっと… 「停滞した箱庭」だっけ? 333 00:18:36,880 --> 00:18:40,220 うん。 今回のいちばんの原因は➡ 334 00:18:40,220 --> 00:18:42,890 俺のクライアントへの スタンスだったわけだし。 335 00:18:42,890 --> 00:18:46,230 で でも それはアタシも…。 いや➡ 336 00:18:46,230 --> 00:18:48,730 やっぱり甘えてたのは俺だよ。 337 00:18:48,730 --> 00:18:52,400 咲姉さんは ずっとそれを 伝えようとしてくれてたのに➡ 338 00:18:52,400 --> 00:18:56,400 都合のいいように 解釈してたのは俺だ。 339 00:18:56,400 --> 00:18:58,410 いろいろ考えてみて➡ 340 00:18:58,410 --> 00:19:01,010 結局 店を持つ夢に➡ 341 00:19:01,010 --> 00:19:03,840 縛られ過ぎてたのが いけなかったんだなって思った。 342 00:19:03,840 --> 00:19:07,150 ア アタシたちの夢が 悪いって言いたいの? 343 00:19:09,180 --> 00:19:11,180 いや そうじゃないよ。 344 00:19:11,180 --> 00:19:13,690 「30までに店を持つ」ってのは➡ 345 00:19:13,690 --> 00:19:16,190 あくまで中学の俺たちが 描いた夢だ。 346 00:19:16,190 --> 00:19:20,690 視野の狭い夢は 夢自体の幅も狭くなるよな? 347 00:19:20,690 --> 00:19:25,200 だからさ 狭い夢をかなえることに こだわり過ぎると➡ 348 00:19:25,200 --> 00:19:27,200 いろんなものを見失うだろ? 349 00:19:27,200 --> 00:19:30,870 小学生のころ しおれてしまう花を➡ 350 00:19:30,870 --> 00:19:32,870 なんとかしたいと思った 気持ちとか。 351 00:19:32,870 --> 00:19:38,710 ただ この花の美しさを 誰かに届けたいと思った目標とか。 352 00:19:38,710 --> 00:19:41,210 咲姉さんが怒ってくれたのは➡ 353 00:19:41,210 --> 00:19:45,050 俺が初心を 忘れてたからだと思うんだ。 354 00:19:45,050 --> 00:19:47,890 俺はもっと広い夢を追う。 355 00:19:47,890 --> 00:19:51,730 店を持つのは その過程にすぎないんだ。 356 00:19:51,730 --> 00:19:53,890 恋も夢も店も➡ 357 00:19:53,890 --> 00:19:57,560 全部が欲しいっていうのは 欲張りなのかもしれない。 358 00:19:57,560 --> 00:20:00,900 でも それを 納得させられるような自分になる。 359 00:20:00,900 --> 00:20:03,570 次は咲姉さんにも負けない。 360 00:20:03,570 --> 00:20:08,240 紅葉さんにもバカにさせないし 雲雀さんにも心配かけない。 361 00:20:08,240 --> 00:20:12,750 日葵が自分を犠牲にしなくても 俺は…。 362 00:20:12,750 --> 00:20:16,920 ちゃんと自分の足で立つよ。 だから…。 363 00:20:16,920 --> 00:20:22,090 だから 店を持つまでじゃなくて 俺のワガママを➡ 364 00:20:22,090 --> 00:20:24,260 ずっと 隣で見ててくれよ。 365 00:20:24,260 --> 00:20:28,430 は… 恥ずかしすぎでしょ。 バカ。 366 00:20:28,430 --> 00:20:31,430 プッ… プププ… プププ…。 あっ! 367 00:20:31,430 --> 00:20:34,270 ぷっは~っ! ハハハハ…。 ちょ! 悠宇! 368 00:20:34,270 --> 00:20:36,270 バカ! ハハハハ…! 369 00:20:36,270 --> 00:20:39,270 日葵って ストレートに言われるの苦手な。 370 00:20:39,270 --> 00:20:42,780 ひどいよ悠宇! アタシがメンタル弱ってるからって➡ 371 00:20:42,780 --> 00:20:45,950 余裕ぶっこくのずるい! アハハハ…。 ん~っ…。 372 00:20:45,950 --> 00:20:48,280 あっ そうだ日葵。 あっ! 373 00:20:48,280 --> 00:20:50,780 忘れ物。 あっ…。 374 00:20:50,780 --> 00:20:53,790 親友のリング…。 375 00:20:53,790 --> 00:20:55,790 んっ? 376 00:20:55,790 --> 00:21:01,090 ア… アタシたちの関係 これまでと同じ… ってこと? 377 00:21:03,900 --> 00:21:08,230 ((世界で日葵だけの 親友リング)) 378 00:21:08,230 --> 00:21:12,410 あっ! そっか… あのとき俺 チキったからな。 379 00:21:12,410 --> 00:21:15,410 えっ? このニリンソウのリングさ➡ 380 00:21:15,410 --> 00:21:17,740 まだ日葵に 言ってないことがあるんだよ。 381 00:21:17,740 --> 00:21:23,580 この花の種… 実は紫のチューリップなんだ。 382 00:21:23,580 --> 00:21:28,290 それが… どうかしたの? いや その…。 383 00:21:34,260 --> 00:21:36,560 《アタシたちは親友だった》 384 00:21:38,930 --> 00:21:42,240 《でも今は… 親友じゃない》 385 00:21:45,270 --> 00:21:47,270 日葵~。 あっ。 386 00:21:47,270 --> 00:21:50,110 悠宇 遅~い。 ごめん。 387 00:21:50,110 --> 00:21:54,280 昨日 コンビニのバイトのあと 寝るのが遅くなっちゃって…。 388 00:21:54,280 --> 00:21:57,620 いつもありがとな 日葵。 ンフフフ~。 389 00:21:57,620 --> 00:22:01,050 じゃあ ご褒美が欲しいな~。 ご褒美? 390 00:22:01,050 --> 00:22:04,890 悠宇 アタシのこと好き? えっ… う うん…。 391 00:22:04,890 --> 00:22:07,390 どのくらい? 世界でいちばん? 392 00:22:07,390 --> 00:22:10,060 せ 世界でいちばん…。 393 00:22:10,060 --> 00:22:13,570 日葵のことが…。 ことが? 394 00:22:13,570 --> 00:22:17,070 えっ!? おわっ…。 ちょ…。 395 00:22:17,070 --> 00:22:26,750 ♬~ 396 00:22:26,750 --> 00:22:29,920 あぁ…。 397 00:22:29,920 --> 00:22:32,090 好き。 398 00:22:32,090 --> 00:22:36,090 プッ… プププ…。 あっ? 399 00:22:36,090 --> 00:22:39,260 ププ ププ プププ…。 400 00:22:39,260 --> 00:22:41,760 ぷへへ…。 401 00:22:41,760 --> 00:22:43,760 《なんなの? まさか➡ 402 00:22:43,760 --> 00:22:45,930 「ぷっは~っ!」の デレバージョンだとでも!? 403 00:22:45,930 --> 00:22:48,600 さすがに安直だけど…》 404 00:22:48,600 --> 00:22:53,010 ヘヘヘ…。 《そういうバレバレの日葵も 世界一かわいいな…》 405 00:22:55,110 --> 00:22:58,440 (真木島)やれやれ 朝っぱらから 見せつけてくれるな。 406 00:22:58,440 --> 00:23:01,210 ゆーくん ひーちゃん おはよ。 407 00:23:01,210 --> 00:23:03,550 お おはよう 榎本… んぐっ。 408 00:23:03,550 --> 00:23:06,720 また2人で アタシたちの仲を 裂こうとしてないよね? 409 00:23:06,720 --> 00:23:09,720 悠宇はアタシのだからね! ひーちゃん。 410 00:23:09,720 --> 00:23:12,890 そういうこと言うと これあげない。 はい ゆーくん。 411 00:23:12,890 --> 00:23:15,060 あざ~っす! あっ! 412 00:23:15,060 --> 00:23:17,060 おぉ。 あぁ~ ずるい! 413 00:23:17,060 --> 00:23:19,070 《ふと思うことがある。 414 00:23:19,070 --> 00:23:21,070 きっと俺たちは➡ 415 00:23:21,070 --> 00:23:24,900 いつも同じようなことを 繰り返すんだろうって。 416 00:23:24,900 --> 00:23:29,410 お互いの心をわかったふりして でもわかってなくて。 417 00:23:29,410 --> 00:23:33,250 言葉にしなきゃわからないことが あるって知ってるくせに➡ 418 00:23:33,250 --> 00:23:36,580 変なプライドに縛られて失敗する。 419 00:23:36,580 --> 00:23:40,250 それでも前に 未来に 進んでいく。 420 00:23:40,250 --> 00:23:43,760 俺たちの箱庭の夏は➡ 421 00:23:43,760 --> 00:23:46,560 まだ 終わらない》