1 00:00:34,001 --> 00:00:36,003 《日葵:必ず結ばれる相手を➡ 2 00:00:36,003 --> 00:00:38,338 運命の赤い糸が つなぐというのなら➡ 3 00:00:38,338 --> 00:00:42,009 絶対に結ばれない相手を つなぐ糸っていうのは➡ 4 00:00:42,009 --> 00:00:44,011 何色なのかな? 5 00:00:44,011 --> 00:00:49,016 そんなものは存在しない? いや あるでしょ。 6 00:00:49,016 --> 00:00:52,185 強くつながっているはずなのに➡ 7 00:00:52,185 --> 00:00:56,189 絶対に結ばれない相手をつなぐ糸。 8 00:00:56,189 --> 00:01:00,193 きっとすごく意地の悪い ダサい色。 9 00:01:00,193 --> 00:01:06,700 きっと 今のアタシの目の色みたいな そんな色…》 10 00:01:17,044 --> 00:01:21,048 (凛音)んっ ん~っ…. 11 00:01:21,048 --> 00:01:23,050 《ホント 夏って嫌い。 12 00:01:23,050 --> 00:01:26,720 汗はたまるし 男子たちの視線は気になるし》 13 00:01:26,720 --> 00:01:28,889 ハァ…。 14 00:01:28,889 --> 00:01:31,558 (スイッチを入れる音) 15 00:01:31,558 --> 00:01:33,493 ん~っ…。 16 00:01:33,493 --> 00:01:36,163 《せっかく吹奏楽部が お休みなのに➡ 17 00:01:36,163 --> 00:01:38,665 ゆーくんの所 行きづらいな…》 18 00:01:38,665 --> 00:01:40,834 (凛音の母)凛音~ ちょっと~。 あっ。 19 00:01:40,834 --> 00:01:43,003 紅葉のお土産➡ 20 00:01:43,003 --> 00:01:45,005 裏の真木島さんの所に 持っていって。 21 00:01:45,005 --> 00:01:49,843 え~ 私 お休みなんだよ? お姉ちゃんに行ってもらえば? 22 00:01:49,843 --> 00:01:52,512 もう出かけたみたいよ~。 えっ! 23 00:01:52,512 --> 00:01:55,515 あの子ったら 本当に落ち着きがないのよね~。 24 00:01:55,515 --> 00:01:57,517 じゃ お願いね。 25 00:01:57,517 --> 00:02:01,855 《む~っ! お母さんはホント お姉ちゃんに甘いんだから》 26 00:02:01,855 --> 00:02:05,359 (真木島)ナーハハハハッ! 27 00:02:07,361 --> 00:02:09,696 これで日葵ちゃんの 東京行きは確定➡ 28 00:02:09,696 --> 00:02:12,532 リンちゃんの勝利も 約束されたも同然だ! 29 00:02:12,532 --> 00:02:15,202 あの胸クソ悪い完璧超人でも➡ 30 00:02:15,202 --> 00:02:18,205 どうすることもできまい! 最高の気分だっ! 31 00:02:18,205 --> 00:02:21,375 《なんか気持ち悪いくらい テンションが高い》 (笑い声) 32 00:02:21,375 --> 00:02:23,710 ハァ… 珍しいね。 (笑い声) 33 00:02:23,710 --> 00:02:26,880 あっ。 今日は女の子と 遊びにいってないんだ。 34 00:02:26,880 --> 00:02:31,218 ハァ… せっかく機嫌がいいのに 水を差さないでくれたまえ。 35 00:02:31,218 --> 00:02:33,654 用件はなんだ? 36 00:02:33,654 --> 00:02:36,656 ああ 紅葉さんのお土産か。 37 00:02:36,656 --> 00:02:39,059 あとで 兄貴とおふくろに渡しておくよ。 38 00:02:40,994 --> 00:02:43,997 なんだ? 言いたいことでもあるのか? 39 00:02:43,997 --> 00:02:47,834 お姉ちゃんが ひーちゃんを 連れていこうとしてる。 40 00:02:47,834 --> 00:02:51,672 あの人は日葵ちゃんを えらく 気に入っておるようだからなぁ。 41 00:02:51,672 --> 00:02:56,510 だが リンちゃんにはチャンスであろう? そんなのフェアじゃないよ。 42 00:02:56,510 --> 00:02:59,679 ま~だ そんな甘っちょろいことを 言っておるのか? 43 00:02:59,679 --> 00:03:02,516 先に抜け駆けしたのは 日葵ちゃんのほうだ。 44 00:03:02,516 --> 00:03:04,518 気にする必要はあるまい。 45 00:03:04,518 --> 00:03:06,686 それはそうだけど…。 46 00:03:06,686 --> 00:03:11,191 しーくん どうにかしてよ。 プハッ… 無理な相談だな。 47 00:03:11,191 --> 00:03:14,861 俺はリンちゃんを勝たせるために あれこれ世話を焼いていたのだ。 48 00:03:14,861 --> 00:03:17,697 それを無駄にするようなこと…。 もしお姉ちゃんを➡ 49 00:03:17,697 --> 00:03:19,700 出し抜くことができたら➡ 50 00:03:19,700 --> 00:03:22,202 しーくんのこと 見直してくれるかもよ? んっ…。 51 00:03:24,371 --> 00:03:27,541 テニスだって 全国優勝目指してるのは➡ 52 00:03:27,541 --> 00:03:29,543 「雲雀さんより上」だって➡ 53 00:03:29,543 --> 00:03:31,712 お姉ちゃんに 認めさせるためだもんね。 54 00:03:31,712 --> 00:03:34,815 高校入って ゆーくんに近づいたのも➡ 55 00:03:34,815 --> 00:03:37,484 雲雀さんのお気に入りだって 知ったからでしょ? 56 00:03:37,484 --> 00:03:40,487 なのに普通に 友達になっちゃってさ。 57 00:03:40,487 --> 00:03:42,489 他にもいろいろ…。 58 00:03:47,160 --> 00:03:50,997 ああ わかったわかった! ナハハ そうだな! 59 00:03:50,997 --> 00:03:53,667 あの悪女のことなんて 今更ホントに➡ 60 00:03:53,667 --> 00:03:55,669 どうとも思っていないが! 61 00:03:55,669 --> 00:03:58,839 あの紅葉さんに 一泡吹かせるのも悪くない! 62 00:03:58,839 --> 00:04:02,175 だがいいのか? ここで 日葵ちゃんに手を貸すのは➡ 63 00:04:02,175 --> 00:04:04,845 みすみす 勝利を譲るようなものだぞ? 64 00:04:04,845 --> 00:04:08,348 いいよ。 だってこんなの 私の欲しい勝ちじゃないもん。 65 00:04:08,348 --> 00:04:11,852 頑固者なところは ホントに姉妹そっくりだ。 66 00:04:11,852 --> 00:04:15,522 だが金輪際 俺はリンちゃんの味方はしない。 67 00:04:15,522 --> 00:04:18,525 それでいいな? もともと そんなの頼んでないし。 68 00:04:18,525 --> 00:04:20,527 それに…。 あっ。 69 00:04:20,527 --> 00:04:23,029 今は ひーちゃんに 譲ってあげてるだけ。 70 00:04:23,029 --> 00:04:25,699 最後に勝つのは 私。 71 00:04:25,699 --> 00:04:28,702 あ… まったく。 72 00:04:28,702 --> 00:04:30,704 このメンタルお化けと➡ 73 00:04:30,704 --> 00:04:33,640 一生競い続けなきゃならない 日葵ちゃんに➡ 74 00:04:33,640 --> 00:04:35,642 ちょっとだけ同情するよ。 75 00:04:38,311 --> 00:04:42,482 📱 76 00:04:42,482 --> 00:04:47,487 (雲雀)あぁ なんだ。 君から電話なんて珍しい。 77 00:04:47,487 --> 00:04:49,489 (雲雀)頼み? 78 00:04:52,325 --> 00:04:54,327 《悠宇:園芸部の活動も➡ 79 00:04:54,327 --> 00:04:57,497 卒業まで一人でやんないと いけないのか…。 80 00:04:57,497 --> 00:05:01,001 いや 下手すれば店を持つまで…。 81 00:05:01,001 --> 00:05:04,671 それこそ 死ぬまでずっと…。 82 00:05:04,671 --> 00:05:07,174 日葵が帰ってくる保証もない。 83 00:05:07,174 --> 00:05:11,178 店を出せても 俺はその状況でやれるのか? 84 00:05:11,178 --> 00:05:13,513 このまま 10年も20年も➡ 85 00:05:13,513 --> 00:05:17,017 日葵のいない つまらない日常を過ごすのか? 86 00:05:17,017 --> 00:05:19,352 ああ~っ クソッ! 87 00:05:19,352 --> 00:05:21,688 どうしても悪いほうばかりに 考えちゃうな! 88 00:05:21,688 --> 00:05:23,690 大丈夫大丈夫! 89 00:05:23,690 --> 00:05:26,026 日葵のことは信じてるし 俺だって…》 90 00:05:26,026 --> 00:05:28,028 (真木島)ナハハ。 91 00:05:28,028 --> 00:05:30,864 朝から陰気くさいオーラを 放っておるな。 92 00:05:30,864 --> 00:05:34,634 朝の水やりは 日葵ちゃんの役目であろう? 93 00:05:34,634 --> 00:05:38,305 今日から東京行くからな。 何時の電車だ? 94 00:05:38,305 --> 00:05:41,975 昼ごろとしか。 なら まだ時間はあるな。 95 00:05:41,975 --> 00:05:43,977 俺と語ろう。 はっ? 96 00:05:43,977 --> 00:05:46,646 どうせナツも 東京に行くのだろう? 97 00:05:46,646 --> 00:05:49,316 そうなったら 気軽に話せなくなるからな。 98 00:05:49,316 --> 00:05:51,985 俺が東京に? なんで? おや? 99 00:05:51,985 --> 00:05:54,154 5月のときは あんなにいきまいて➡ 100 00:05:54,154 --> 00:05:56,823 ついていくと 言っていたではないか。 んっ。 101 00:05:56,823 --> 00:05:59,826 一度はアクセを捨てる 覚悟をしたのだ。 102 00:05:59,826 --> 00:06:01,828 二度も三度も変わるまい。 103 00:06:01,828 --> 00:06:05,999 5月のときとは 状況が違う。 何が違うのだ? 104 00:06:05,999 --> 00:06:09,502 日葵は 俺のアクセのために モデルになるつもりなんだ。 105 00:06:09,502 --> 00:06:11,838 止められるわけないだろ。 つまらん。 106 00:06:11,838 --> 00:06:14,174 だからバカだというのだ。 んっ! 107 00:06:14,174 --> 00:06:16,176 お前… あっ。 108 00:06:16,176 --> 00:06:19,179 女のために 生きればよいではないか。 109 00:06:19,179 --> 00:06:23,350 何も店を出すだけが フラワーアクセを作る手段ではない。 110 00:06:23,350 --> 00:06:25,852 クリエーターにならずとも➡ 111 00:06:25,852 --> 00:06:28,855 普通に仕事をし 好きな女と一緒にいる。 112 00:06:28,855 --> 00:06:31,024 そういう人生を歩けばよい。 113 00:06:31,024 --> 00:06:34,628 だが ナツはそれを選べない。 114 00:06:34,628 --> 00:06:38,465 なぜなら アクセ作りを捨てれば さえない自分に戻り➡ 115 00:06:38,465 --> 00:06:41,134 自分を蔑むヤツらと 生きなければならないと➡ 116 00:06:41,134 --> 00:06:43,803 恐れているからな。 ウッ…。 117 00:06:43,803 --> 00:06:45,805 ハッキリ言おう。 118 00:06:45,805 --> 00:06:49,142 ナツの日葵ちゃんへの気持ちは 恋愛ではない。 119 00:06:49,142 --> 00:06:52,145 ただ利用しているだけだ。 あっ…! 120 00:06:52,145 --> 00:06:57,317 日葵ちゃんから親友であることを 求められた2年間は親友を演じ➡ 121 00:06:57,317 --> 00:07:01,821 恋を求められたから 恋で応じただけのこと。 122 00:07:01,821 --> 00:07:06,159 自分の都合に合わせただけだ。 意思すらもない。 123 00:07:06,159 --> 00:07:10,830 お前が… 何を知ってるっていうんだ? 124 00:07:10,830 --> 00:07:12,832 お前が! 125 00:07:12,832 --> 00:07:14,834 俺たちの何を 知ってるっていうんだ! 126 00:07:14,834 --> 00:07:17,837 俺は…! 俺は 日葵のことが好きなんだっ! 127 00:07:17,837 --> 00:07:20,507 たとえ日葵が 俺の夢を手伝ってくれなくても➡ 128 00:07:20,507 --> 00:07:22,509 俺のこと守ってくれなくても➡ 129 00:07:22,509 --> 00:07:25,679 俺は日葵と 一緒にいるのを選んだ! 130 00:07:25,679 --> 00:07:29,182 本当の気持ちが見えたなら…。 ハッ。 131 00:07:29,182 --> 00:07:32,118 やるべきことは 一つなんじゃないのか? 132 00:07:32,118 --> 00:07:34,521 ウッ… ウウッ。 133 00:07:36,456 --> 00:07:39,759 ナハハ キワキワで 殴られるところだったな。 134 00:07:43,296 --> 00:07:47,634 まっ 俺のように ずっと 1番が手に入らない人生は➡ 135 00:07:47,634 --> 00:07:50,036 結構しんどいものだからな。 136 00:07:56,643 --> 00:07:58,645 ハァ ハァ ハァ…。 137 00:07:58,645 --> 00:08:02,148 《そうだ 俺は今までずっと…。 138 00:08:02,148 --> 00:08:05,652 ただ 日葵に見ていてほしくて…》 139 00:08:05,652 --> 00:08:13,993 ♬~ 140 00:08:13,993 --> 00:08:16,997 ハァ ハァ…。 キャッ。 おっと。 141 00:08:16,997 --> 00:08:18,998 ちょっと 君。 ウゥ…。 142 00:08:18,998 --> 00:08:21,000 大丈夫? ハァッ…。 143 00:08:25,839 --> 00:08:30,510 ンッ… ウゥ…。 144 00:08:30,510 --> 00:08:32,612 ((悠宇~!)) 145 00:08:32,612 --> 00:08:43,123 ♬~ 146 00:08:43,123 --> 00:08:46,025 《ただ それだけでよかったんだ!》 147 00:08:55,802 --> 00:08:58,471 《アタシは ひきょう者だ。 148 00:08:58,471 --> 00:09:00,807 えのっちを応援するふりして➡ 149 00:09:00,807 --> 00:09:03,643 その裏で しれっとキスとかしちゃうし。 150 00:09:03,643 --> 00:09:05,645 でも…。 151 00:09:05,645 --> 00:09:10,650 ひきょうでもいいって思うほど 誰かを好きになったことなんて➡ 152 00:09:10,650 --> 00:09:13,820 これまで一度もなかったな…》 153 00:09:13,820 --> 00:09:15,822 📱 154 00:09:17,824 --> 00:09:20,493 《このまま来なきゃいいのに…。 155 00:09:20,493 --> 00:09:23,163 いや もう決めたことだし。 156 00:09:23,163 --> 00:09:26,332 アタシは運が悪い。 157 00:09:26,332 --> 00:09:30,837 紅葉さんは アタシがかわいいのは 才能だって言った。 158 00:09:30,837 --> 00:09:33,940 そんなふうに言ってもらえて うれしかった。 159 00:09:33,940 --> 00:09:38,111 ずっと 自分は 何もできないって思ってたから。 160 00:09:38,111 --> 00:09:41,614 悠宇を助けることが できるならって…。 161 00:09:41,614 --> 00:09:44,617 でも同時に思った。 162 00:09:44,617 --> 00:09:47,954 アタシにとって いちばん大切なもの。 163 00:09:47,954 --> 00:09:52,625 悠宇と過ごす日々は もう手に入らないんだなって。 164 00:09:52,625 --> 00:09:55,128 それなら…。 165 00:09:55,128 --> 00:09:58,465 世界一かわいいアタシは いらない。 166 00:09:58,465 --> 00:10:01,468 妖精みたいだって言われる 瞳もいらない。 167 00:10:01,468 --> 00:10:04,137 友達も 家族も…。 168 00:10:04,137 --> 00:10:10,343 ただ 悠宇に愛される人間に 生まれたかった》 169 00:10:12,479 --> 00:10:14,481 ひーちゃん。 あっ。 170 00:10:14,481 --> 00:10:17,484 あ… え えのっち! 見送りにきてくれたの? 171 00:10:17,484 --> 00:10:20,320 ンフフ~ さすが優しいよな~。 172 00:10:20,320 --> 00:10:23,323 誰かさんなんてさ~ 既読無視だし。 173 00:10:23,323 --> 00:10:25,492 見送りじゃないよ。 174 00:10:25,492 --> 00:10:27,994 お礼を言いにきた。 お礼? 175 00:10:27,994 --> 00:10:30,830 ひーちゃん 勝手に負けてくれて➡ 176 00:10:30,830 --> 00:10:33,500 ありがとう。 あっ…。 177 00:10:33,500 --> 00:10:38,505 ア… アハハハ さては 悠宇にチューしたの怒ってんな~? 178 00:10:38,505 --> 00:10:41,174 あんなの友達としての行動だし…。 この期に及んで➡ 179 00:10:41,174 --> 00:10:43,510 まだいい子になりたいの? 180 00:10:43,510 --> 00:10:46,679 最初っから ひーちゃんの気持ちはバレバレだし。 181 00:10:46,679 --> 00:10:49,682 取り繕っても意味ないよ。 182 00:10:49,682 --> 00:10:52,352 自分の気持ちにウソついてまで➡ 183 00:10:52,352 --> 00:10:55,021 2人の夢をかなえるのって 大事なこと? 184 00:10:55,021 --> 00:10:58,358 だ 大事だよ! 悠宇がこれまで頑張ってきたの➡ 185 00:10:58,358 --> 00:11:01,528 えのっちだって知ってるでしょ? それは知ってる。 186 00:11:01,528 --> 00:11:04,697 絶対に将来 アクセショップの武器になるもん。 187 00:11:04,697 --> 00:11:08,701 モデルになるなんて やりたくても できない人 たくさんいるし。 188 00:11:08,701 --> 00:11:12,372 でも ひーちゃんが嫌な思い してまでやる必要ないじゃん。 189 00:11:12,372 --> 00:11:14,874 てか だったら えのっちが行ってよ! 190 00:11:14,874 --> 00:11:16,876 あっ…! 191 00:11:19,379 --> 00:11:22,549 いいよ。 えっ? 192 00:11:22,549 --> 00:11:25,718 私が行く。 やれるかどうかわかんないけど➡ 193 00:11:25,718 --> 00:11:28,555 ゆーくんと ひーちゃんの ためになるなら やる。 194 00:11:28,555 --> 00:11:30,723 えっ… で でも…。 195 00:11:30,723 --> 00:11:33,493 そのかわりに ゆーくんを頂戴。 196 00:11:33,493 --> 00:11:36,663 あっ…! アクセショップを開くまでは➡ 197 00:11:36,663 --> 00:11:41,000 ひーちゃんにあげる。 でも私が帰ってきたら 私に頂戴。 198 00:11:41,000 --> 00:11:45,004 いいよね? 約束しよ。 指切り。 199 00:11:45,004 --> 00:11:48,675 なんで? ゆーくんとは親友でいいじゃん。 200 00:11:48,675 --> 00:11:51,177 大丈夫だよ。 ゆーくんみたいな人➡ 201 00:11:51,177 --> 00:11:54,013 ひーちゃんなら また見つけられるから。 202 00:11:54,013 --> 00:11:57,684 《違う… 違うよ。 203 00:11:57,684 --> 00:12:02,021 アタシが悠宇を 見つけたんじゃないよ。 204 00:12:02,021 --> 00:12:05,024 アタシが悠宇に 見つけてもらったんだよ。 205 00:12:05,024 --> 00:12:07,026 「また」なんて ないんだよ》 206 00:12:11,531 --> 00:12:14,867 ほら やっぱり無理してるじゃん。 207 00:12:14,867 --> 00:12:18,037 ひーちゃん昔からそうだよね。 208 00:12:18,037 --> 00:12:22,542 自分の欲しいものがあると ぜ~んぶ取ってっちゃうのに。 209 00:12:22,542 --> 00:12:27,046 でも いちばん欲しいものは 素直に言えないんだよね。 210 00:12:27,046 --> 00:12:29,148 ハッ…! 211 00:12:34,654 --> 00:12:37,490 やだよ! あっ あっ とっ…。 212 00:12:37,490 --> 00:12:41,661 やだ~! ホントは行きたくないよ~。 213 00:12:41,661 --> 00:12:44,831 うんうん そうだよね。 (泣き声) 214 00:12:44,831 --> 00:12:49,836 でも アタシのせいだし なんとかしなきゃって。 215 00:12:49,836 --> 00:12:54,173 それに アタシがいても 悠宇のためにならないかもって。 216 00:12:54,173 --> 00:12:56,676 まぁ 私もそれは思うけどね。 217 00:12:56,676 --> 00:12:59,679 ひーちゃんは自分で勝手に ルールを作っておいて➡ 218 00:12:59,679 --> 00:13:02,181 みんなを巻き込むし。 う~ えのっち➡ 219 00:13:02,181 --> 00:13:06,686 アタシに とどめを刺したいわけ~っ。 220 00:13:06,686 --> 00:13:10,690 前から思ってたけど 2人とも➡ 221 00:13:10,690 --> 00:13:13,526 「最高の形で夢をかなえる」 ってことに➡ 222 00:13:13,526 --> 00:13:16,696 すごくこだわってるよね。 どういうこと? 223 00:13:16,696 --> 00:13:18,698 もっとシンプルでいいんじゃない? 224 00:13:18,698 --> 00:13:23,036 うちのお母さんも 最初は お菓子作りの趣味から始めて➡ 225 00:13:23,036 --> 00:13:25,872 店持ったのは最近だよ。 そうなの? 226 00:13:25,872 --> 00:13:30,376 未来のことばっか見てても 足元グラグラして疲れちゃうよ。 227 00:13:30,376 --> 00:13:32,979 アクセショップがすべてじゃないし。 228 00:13:32,979 --> 00:13:37,984 でも 悠宇にとっては…。 う~ん そうかなあ? 229 00:13:37,984 --> 00:13:42,488 ゆーくんにとって大事なのって アクセショップを開くことなのかな? 230 00:13:42,488 --> 00:13:44,490 それとも…。 231 00:13:44,490 --> 00:13:46,492 日葵~っ! あっ。 232 00:13:46,492 --> 00:13:50,330 日葵~! ハァ ハァ ハァ…。 233 00:13:50,330 --> 00:13:53,332 ハァ… ンッ… ハァ ハァ…。 悠宇! 234 00:13:53,332 --> 00:13:56,002 ほらね? 235 00:13:56,002 --> 00:13:58,004 悠宇 なんで…。 ハァ… ハァ…。 236 00:13:58,004 --> 00:14:00,173 行かないでくれ! あっ! 237 00:14:00,173 --> 00:14:02,675 夢か恋かなんて 俺には選べない。 238 00:14:02,675 --> 00:14:06,179 どっちが正しいかなんて わかんねえし。 でも➡ 239 00:14:06,179 --> 00:14:09,849 お前が本心で東京に行きたい わけじゃないってことはわかる。 240 00:14:09,849 --> 00:14:12,852 でも アタシが 悠宇のためにやれることなんて➡ 241 00:14:12,852 --> 00:14:15,521 このくらいしか…。 そんなことない! 242 00:14:15,521 --> 00:14:18,524 俺はそんなこと 日葵に求めてない! あっ…。 243 00:14:18,524 --> 00:14:21,861 一緒にいるために 何かしなきゃいけないとか➡ 244 00:14:21,861 --> 00:14:25,198 役目がなきゃダメだとか… そもそも そんなもんじゃないだろ。 245 00:14:25,198 --> 00:14:29,869 俺は… 俺の情熱を 理解してくれる相手を➡ 246 00:14:29,869 --> 00:14:33,473 日葵を失いたくなくて必死だった。 247 00:14:33,473 --> 00:14:36,642 だから役割みたいなものに しがみついたけど➡ 248 00:14:36,642 --> 00:14:38,978 でも 俺の望みは➡ 249 00:14:38,978 --> 00:14:42,148 最初からお前に 見ててほしいだけだった。 250 00:14:42,148 --> 00:14:45,651 俺のためって言うなら 自分を犠牲にしないでくれ。 251 00:14:45,651 --> 00:14:48,988 隣に日葵がいないのに 楽しいわけない。 252 00:14:48,988 --> 00:14:52,291 俺たちはずっと 親友なんだから! 253 00:14:55,328 --> 00:14:57,663 悠宇… アタシは…。 254 00:14:57,663 --> 00:14:59,665 (手を打つ音) 255 00:14:59,665 --> 00:15:01,667 (紅葉)はいは~い そこまで~。 256 00:15:01,667 --> 00:15:05,505 ゆーちゃん さすがに それはないと思うな~。 257 00:15:05,505 --> 00:15:07,673 勝負に負けたのは ゆーちゃんでしょ? 258 00:15:07,673 --> 00:15:10,009 紅葉さん! アタシ やっぱり…。 259 00:15:10,009 --> 00:15:13,346 お願いしますっ! もう一度だけ チャンスをください! 260 00:15:13,346 --> 00:15:15,515 ダメダメ~。 あのときだって➡ 261 00:15:15,515 --> 00:15:18,351 雲雀くんに免じて チャンスをあげたんだよ~。 262 00:15:18,351 --> 00:15:20,353 それに 大事なこと➡ 263 00:15:20,353 --> 00:15:22,355 忘れてないかな~? あっ…。 264 00:15:22,355 --> 00:15:25,691 日葵ちゃんは お金の借りがあるんだよ。 265 00:15:25,691 --> 00:15:28,027 まずは私に それを清算してから…。 266 00:15:28,027 --> 00:15:30,863 (真木島)ならばその金 俺が払ってやろう! 267 00:15:30,863 --> 00:15:33,966 えっ? (2人)あっ!? 268 00:15:33,966 --> 00:15:35,968 受け取るがいい! 269 00:15:35,968 --> 00:15:38,638 な なんなの? ウッ キャー! 270 00:15:38,638 --> 00:15:40,973 (2人)あっ…。 イタタタ。 271 00:15:40,973 --> 00:15:44,477 も~ なんなのこれ~。 272 00:15:44,477 --> 00:15:46,813 しーくん 遅い。 (2人)えっ。 273 00:15:46,813 --> 00:15:49,315 ナハハ 大金だからな。 274 00:15:49,315 --> 00:15:54,320 それでも間に合わせるのは さすが完璧超人といったところか。 275 00:15:54,320 --> 00:15:57,657 (悠宇/日葵)あっ? 276 00:15:57,657 --> 00:15:59,659 お お兄ちゃん…! 277 00:15:59,659 --> 00:16:02,662 慎司くん どういうことかな~? 278 00:16:02,662 --> 00:16:04,664 言ったとおりだ。 279 00:16:04,664 --> 00:16:07,500 日葵ちゃんの負債 この俺が立て替えよう。 280 00:16:07,500 --> 00:16:11,838 他人の俺なら 雲雀さんと契約して 金を借りられるからな。 281 00:16:11,838 --> 00:16:16,175 ふ~ん… まさか君が私を裏切るなんてね。 282 00:16:16,175 --> 00:16:18,177 裏切るも何も➡ 283 00:16:18,177 --> 00:16:20,847 協力を断ったのは そっちではないか。 284 00:16:20,847 --> 00:16:24,183 キープくんは反抗しないとでも 思っていたのか? 285 00:16:24,183 --> 00:16:26,352 ぬるい性格をしておるなぁ。 286 00:16:26,352 --> 00:16:30,690 さあ これで金は払った。 何も文句はあるまい? 287 00:16:30,690 --> 00:16:32,692 んっ…! 288 00:16:38,130 --> 00:16:40,800 俺…。 や~めた! 289 00:16:40,800 --> 00:16:43,302 えっ… ちょ あの…。 290 00:16:45,304 --> 00:16:48,140 余計なことしてくれちゃってさ~。 291 00:16:48,140 --> 00:16:51,644 ちょっ 紅葉くん 何するんだ! (蹴る音) 292 00:16:51,644 --> 00:16:55,982 ほら 文句言いたいから 早く涼しい所に連れてって~! 293 00:16:55,982 --> 00:16:59,151 ん~っ ったく 相変わらずだな…! 294 00:16:59,151 --> 00:17:02,321 じゃ 今日は解散 バイバーイ! 295 00:17:02,321 --> 00:17:05,024 (2人)え~っ! 296 00:17:06,993 --> 00:17:10,830 これって一件落着? そう… なのか? 297 00:17:10,830 --> 00:17:15,167 紅葉さんが負債だと言った以上 金を払えばおしまいだ。 298 00:17:15,167 --> 00:17:18,504 ナツと日葵ちゃん そしてリンちゃんの高校生活を➡ 299 00:17:18,504 --> 00:17:21,507 この俺が 金で買ってやったのだからな! 300 00:17:21,507 --> 00:17:23,509 (2人)はぁっ!? ナハハ。 301 00:17:23,509 --> 00:17:26,178 今後 勝手に 学校をやめることは許さん。 302 00:17:26,178 --> 00:17:28,180 東京に行くことも許さん。 303 00:17:28,180 --> 00:17:32,118 卒業するまで アクセ作りをやめることも許さん。 304 00:17:32,118 --> 00:17:35,288 他にもいろいろと 約束事を決めさせてもらう。 305 00:17:35,288 --> 00:17:41,460 真木島くん 君 ホントに性格悪いね。 俺は退屈が嫌いなのだ。 306 00:17:41,460 --> 00:17:46,132 その点 君たち3人のラブコメには ネタが尽きない。 307 00:17:46,132 --> 00:17:48,968 娯楽に金を払うのは 当然であろう? 308 00:17:48,968 --> 00:17:50,970 (2人)あぁ…。 309 00:17:50,970 --> 00:17:53,973 さっ それより 無事に片をつけたのだし➡ 310 00:17:53,973 --> 00:17:55,975 打ち上げといこう。 311 00:17:55,975 --> 00:17:58,311 もちろん日葵ちゃんのおごりでな。 はぁ!? 312 00:17:58,311 --> 00:18:00,313 なんでアタシが おごらなきゃいけないの? 313 00:18:00,313 --> 00:18:02,648 誰のおかげで 助かったと思っておる? 314 00:18:02,648 --> 00:18:06,319 今後一切 日葵ちゃんは 俺に口答えできんな。 315 00:18:06,319 --> 00:18:08,487 ナハハハ…。 ちょっとえのっち なんとか言ってよ! 316 00:18:08,487 --> 00:18:10,489 私 打ち上げは お寿司がいい! 317 00:18:10,489 --> 00:18:13,592 うぐっ… このメンタルお化けめ! 318 00:18:19,332 --> 00:18:23,669 な~んか助けてもらったのに 結局 高くついた感じ。 319 00:18:23,669 --> 00:18:27,506 しようがねえだろ。 実際 すげぇ助かったわけだし。 320 00:18:27,506 --> 00:18:30,676 悠宇は真木島くんに甘いよな~。 321 00:18:30,676 --> 00:18:33,446 仲よくしてると いつか痛い目見るよ~。 322 00:18:33,446 --> 00:18:36,782 まっ 痛い目は 何度も見てるっちゃ見てるわな。 323 00:18:36,782 --> 00:18:40,953 ほら~ 悠宇は 危機管理能力が低いんだよ。 324 00:18:40,953 --> 00:18:44,957 やっぱり お店持つなら ちゃんとアタシが見てあげなきゃ。 325 00:18:44,957 --> 00:18:47,627 あのさ そのことだけど。 んっ? 326 00:18:47,627 --> 00:18:50,630 店を持つ夢 捨てようと思う。 327 00:18:50,630 --> 00:18:52,631 え~っ! なんでなんで! 328 00:18:52,631 --> 00:18:54,800 せっかく紅葉さんが 諦めてくれたのに。 329 00:18:54,800 --> 00:18:58,137 いや ごめん。 言い方が悪かった。 330 00:18:58,137 --> 00:19:01,974 そもそも 根本的な問題は 解決してないと思うんだよ。 331 00:19:01,974 --> 00:19:05,811 それって 咲良さんが言ったこと? 332 00:19:05,811 --> 00:19:09,982 えっと… 「停滞した箱庭」だっけ? 333 00:19:09,982 --> 00:19:13,319 うん。 今回のいちばんの原因は➡ 334 00:19:13,319 --> 00:19:15,988 俺のクライアントへの スタンスだったわけだし。 335 00:19:15,988 --> 00:19:19,325 で でも それはアタシも…。 いや➡ 336 00:19:19,325 --> 00:19:21,827 やっぱり甘えてたのは俺だよ。 337 00:19:21,827 --> 00:19:25,498 咲姉さんは ずっとそれを 伝えようとしてくれてたのに➡ 338 00:19:25,498 --> 00:19:29,502 都合のいいように 解釈してたのは俺だ。 339 00:19:29,502 --> 00:19:31,504 いろいろ考えてみて➡ 340 00:19:31,504 --> 00:19:34,106 結局 店を持つ夢に➡ 341 00:19:34,106 --> 00:19:36,942 縛られ過ぎてたのが いけなかったんだなって思った。 342 00:19:36,942 --> 00:19:40,246 ア アタシたちの夢が 悪いって言いたいの? 343 00:19:42,281 --> 00:19:44,283 いや そうじゃないよ。 344 00:19:44,283 --> 00:19:46,786 「30までに店を持つ」ってのは➡ 345 00:19:46,786 --> 00:19:49,288 あくまで中学の俺たちが 描いた夢だ。 346 00:19:49,288 --> 00:19:53,793 視野の狭い夢は 夢自体の幅も狭くなるよな? 347 00:19:53,793 --> 00:19:58,297 だからさ 狭い夢をかなえることに こだわり過ぎると➡ 348 00:19:58,297 --> 00:20:00,299 いろんなものを見失うだろ? 349 00:20:00,299 --> 00:20:03,969 小学生のころ しおれてしまう花を➡ 350 00:20:03,969 --> 00:20:05,971 なんとかしたいと思った 気持ちとか。 351 00:20:05,971 --> 00:20:11,811 ただ この花の美しさを 誰かに届けたいと思った目標とか。 352 00:20:11,811 --> 00:20:14,313 咲姉さんが怒ってくれたのは➡ 353 00:20:14,313 --> 00:20:18,150 俺が初心を 忘れてたからだと思うんだ。 354 00:20:18,150 --> 00:20:20,986 俺はもっと広い夢を追う。 355 00:20:20,986 --> 00:20:24,824 店を持つのは その過程にすぎないんだ。 356 00:20:24,824 --> 00:20:26,992 恋も夢も店も➡ 357 00:20:26,992 --> 00:20:30,663 全部が欲しいっていうのは 欲張りなのかもしれない。 358 00:20:30,663 --> 00:20:33,999 でも それを 納得させられるような自分になる。 359 00:20:33,999 --> 00:20:36,669 次は咲姉さんにも負けない。 360 00:20:36,669 --> 00:20:41,340 紅葉さんにもバカにさせないし 雲雀さんにも心配かけない。 361 00:20:41,340 --> 00:20:45,845 日葵が自分を犠牲にしなくても 俺は…。 362 00:20:45,845 --> 00:20:50,015 ちゃんと自分の足で立つよ。 だから…。 363 00:20:50,015 --> 00:20:55,187 だから 店を持つまでじゃなくて 俺のワガママを➡ 364 00:20:55,187 --> 00:20:57,356 ずっと 隣で見ててくれよ。 365 00:20:57,356 --> 00:21:01,527 は… 恥ずかしすぎでしょ。 バカ。 366 00:21:01,527 --> 00:21:04,530 プッ… プププ… プププ…。 あっ! 367 00:21:04,530 --> 00:21:07,366 ぷっは~っ! ハハハハ…。 ちょ! 悠宇! 368 00:21:07,366 --> 00:21:09,368 バカ! ハハハハ…! 369 00:21:09,368 --> 00:21:12,371 日葵って ストレートに言われるの苦手な。 370 00:21:12,371 --> 00:21:15,875 ひどいよ悠宇! アタシがメンタル弱ってるからって➡ 371 00:21:15,875 --> 00:21:19,044 余裕ぶっこくのずるい! アハハハ…。 ん~っ…。 372 00:21:19,044 --> 00:21:21,380 あっ そうだ日葵。 あっ! 373 00:21:21,380 --> 00:21:23,883 忘れ物。 あっ…。 374 00:21:23,883 --> 00:21:26,886 親友のリング…。 375 00:21:26,886 --> 00:21:28,888 んっ? 376 00:21:28,888 --> 00:21:34,193 ア… アタシたちの関係 これまでと同じ… ってこと? 377 00:21:36,996 --> 00:21:41,333 ((世界で日葵だけの 親友リング)) 378 00:21:41,333 --> 00:21:45,504 あっ! そっか… あのとき俺 チキったからな。 379 00:21:45,504 --> 00:21:48,507 えっ? このニリンソウのリングさ➡ 380 00:21:48,507 --> 00:21:50,843 まだ日葵に 言ってないことがあるんだよ。 381 00:21:50,843 --> 00:21:56,682 この花の種… 実は紫のチューリップなんだ。 382 00:21:56,682 --> 00:22:01,387 それが… どうかしたの? いや その…。 383 00:22:07,359 --> 00:22:09,662 《アタシたちは親友だった》 384 00:22:12,031 --> 00:22:15,334 《でも今は… 親友じゃない》 385 00:22:18,370 --> 00:22:20,372 日葵~。 あっ。 386 00:22:20,372 --> 00:22:23,209 悠宇 遅~い。 ごめん。 387 00:22:23,209 --> 00:22:27,379 昨日 コンビニのバイトのあと 寝るのが遅くなっちゃって…。 388 00:22:27,379 --> 00:22:30,716 いつもありがとな 日葵。 ンフフフ~。 389 00:22:30,716 --> 00:22:34,153 じゃあ ご褒美が欲しいな~。 ご褒美? 390 00:22:34,153 --> 00:22:37,990 悠宇 アタシのこと好き? えっ… う うん…。 391 00:22:37,990 --> 00:22:40,492 どのくらい? 世界でいちばん? 392 00:22:40,492 --> 00:22:43,162 せ 世界でいちばん…。 393 00:22:43,162 --> 00:22:46,665 日葵のことが…。 ことが? 394 00:22:46,665 --> 00:22:50,169 えっ!? おわっ…。 ちょ…。 395 00:22:50,169 --> 00:22:59,845 ♬~ 396 00:22:59,845 --> 00:23:03,015 あぁ…。 397 00:23:03,015 --> 00:23:05,184 好き。 398 00:23:05,184 --> 00:23:09,188 プッ… プププ…。 あっ? 399 00:23:09,188 --> 00:23:12,358 ププ ププ プププ…。 400 00:23:12,358 --> 00:23:14,860 ぷへへ…。 401 00:23:14,860 --> 00:23:16,862 《なんなの? まさか➡ 402 00:23:16,862 --> 00:23:19,031 「ぷっは~っ!」の デレバージョンだとでも!? 403 00:23:19,031 --> 00:23:21,700 さすがに安直だけど…》 404 00:23:21,700 --> 00:23:26,105 ヘヘヘ…。 《そういうバレバレの日葵も 世界一かわいいな…》 405 00:23:28,207 --> 00:23:31,543 (真木島)やれやれ 朝っぱらから 見せつけてくれるな。 406 00:23:31,543 --> 00:23:34,313 ゆーくん ひーちゃん おはよ。 407 00:23:34,313 --> 00:23:36,649 お おはよう 榎本… んぐっ。 408 00:23:36,649 --> 00:23:39,818 また2人で アタシたちの仲を 裂こうとしてないよね? 409 00:23:39,818 --> 00:23:42,821 悠宇はアタシのだからね! ひーちゃん。 410 00:23:42,821 --> 00:23:45,991 そういうこと言うと これあげない。 はい ゆーくん。 411 00:23:45,991 --> 00:23:48,160 あざ~っす! あっ! 412 00:23:48,160 --> 00:23:50,162 おぉ。 あぁ~ ずるい! 413 00:23:50,162 --> 00:23:52,164 《ふと思うことがある。 414 00:23:52,164 --> 00:23:54,166 きっと俺たちは➡ 415 00:23:54,166 --> 00:23:58,003 いつも同じようなことを 繰り返すんだろうって。 416 00:23:58,003 --> 00:24:02,508 お互いの心をわかったふりして でもわかってなくて。 417 00:24:02,508 --> 00:24:06,345 言葉にしなきゃわからないことが あるって知ってるくせに➡ 418 00:24:06,345 --> 00:24:09,682 変なプライドに縛られて失敗する。 419 00:24:09,682 --> 00:24:13,352 それでも前に 未来に 進んでいく。 420 00:24:13,352 --> 00:24:16,855 俺たちの箱庭の夏は➡ 421 00:24:16,855 --> 00:24:19,658 まだ 終わらない》