4 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 一\N位\N名\N叫\N拉\N提\N莎\N的\N女\N性 5 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 一\N到\N晚\N上\N就\N请\N带\N上\N她\N离\N开\N这\N里 6 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 不\N用\N管\N我 7 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 即\N便\N她\N拒\N绝\N也\N不\N要\N听\N她\N的 8 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 如\N果\N你\N们\N救\N出\N了\N提\N莎 9 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 我\N就\N将\N已\N经\N完\N成\N的\N︽\N群\N狼\N的\N王\N都\N︾ 10 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 最\N终\N卷\N让\N给\N你\N们 11 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 现\N在\N还\N不\N能\N反\N抗\N那\N个\N女\N人 12 00:00:00,000 --> 00:00:10,000 请\N救\N救\N被\N关\N在\N仓\N库\N中\N的\N 13 00:00:20,420 --> 00:00:21,190 終わった 14 00:00:32,530 --> 00:00:33,740 約束は果たした 15 00:00:34,150 --> 00:00:35,810 さ 僕たちを助けてくれ 16 00:00:35,850 --> 00:00:36,400 足りないわ 17 00:00:37,180 --> 00:00:38,440 これではまだ足りない 18 00:00:39,110 --> 00:00:41,550 でもいいわ 約束は守ってあげる 19 00:00:51,040 --> 00:00:52,260 お休みなさい 20 00:00:52,190 --> 00:00:55,380 換魂の書 21 00:00:52,900 --> 00:00:54,820 私の愛しい人 22 00:02:25,910 --> 00:02:35,940 ---日听:Aya 翼叔 翻译:爱因斯坦 校对:西西里夜---\N---时间:时末 压制:未可 发布:貌貌--- 23 00:02:25,910 --> 00:02:35,940 本字幕由诸神字幕组制作,仅供交流学习,禁止用于商业用途\N更多中日双语字幕,请登录http://www.kamigami.org 24 00:02:36,950 --> 00:02:39,200 《群狼的王都》第二册 25 00:02:45,050 --> 00:02:45,970 どうしたんだ 26 00:02:46,220 --> 00:02:48,250 どうもこうもないのです 27 00:02:48,770 --> 00:02:51,150 何の嫌がれせなのですか これは 28 00:02:51,440 --> 00:02:53,090 「狼たちの帝都」じゃないか 29 00:02:53,580 --> 00:02:54,720 もう届いてたのか 30 00:02:55,350 --> 00:02:56,870 で 何を怒ってるんだ 31 00:02:57,260 --> 00:03:02,150 お前はここに書いてある「全三巻」という言葉の意味も分からないのですか 32 00:03:01,060 --> 00:03:05,000 1970年雨果奖短篇获奖作品 33 00:03:01,060 --> 00:03:05,000 《时间像假宝石的螺旋线》 34 00:03:02,350 --> 00:03:05,070 どうして二巻までしか注文しないのです 35 00:03:05,330 --> 00:03:06,390 このぼんくら 36 00:03:06,580 --> 00:03:07,630 仕方ないだろう 37 00:03:08,010 --> 00:03:10,200 その本は最初から二冊しかないんだから 38 00:03:10,450 --> 00:03:11,730 どういう意味なのです 39 00:03:12,480 --> 00:03:15,500 最終巻を書く前に作者が亡くなったんだよ 40 00:03:16,500 --> 00:03:17,510 レニー·レンツが 41 00:03:18,180 --> 00:03:20,670 確か路上で暴漢に襲われたとか 42 00:03:21,510 --> 00:03:22,810 何ということ 43 00:03:22,950 --> 00:03:26,460 それではイグネイシャスとダイアーはどうなるのです 44 00:03:26,880 --> 00:03:27,980 誰だ それは 45 00:03:28,320 --> 00:03:30,660 非情な青年実業家イグネイシャスと 46 00:03:30,820 --> 00:03:34,890 復讐を誓いながらも次第に彼に惹かれていく孤高の若者ダイアー 47 00:03:35,140 --> 00:03:40,660 部下に裏切られ凶弾に倒れたイグネイシャスにダイヤーが\N再会を果したところなのです 48 00:03:41,180 --> 00:03:44,280 この二人の恋の行方をどうしてくれるのですか 49 00:03:44,440 --> 00:03:45,290 名前からすると 50 00:03:45,590 --> 00:03:47,610 男同士なんじゃないのか その二人 51 00:03:47,980 --> 00:03:52,690 真実の愛を前にして性別など瑣末な問題にすぎないのです 52 00:03:53,020 --> 00:03:58,030 なぜお前はこんな続きの読めない本を私の前に置いておくのです 53 00:03:58,280 --> 00:04:00,690 僕宛の荷物を勝手に開けておいて 54 00:04:01,380 --> 00:04:04,480 それに その本を取り寄せたのには理由があるんだ 55 00:04:05,730 --> 00:04:07,000 手紙が届いたんだよ 56 00:04:07,300 --> 00:04:08,930 死んだはずのレニー·レンツから 57 00:04:10,040 --> 00:04:12,560 宛名は爺さんになってるんだけど 58 00:04:13,410 --> 00:04:17,590 奇怪な書物に囚われた我々を助けてほしいって内容が気になってね 59 00:04:19,310 --> 00:04:19,830 ダリアン 60 00:04:20,470 --> 00:04:22,170 何を愚図愚図しているのです 61 00:04:22,550 --> 00:04:24,680 早く出かける準備をするのです 62 00:04:34,170 --> 00:04:34,870 こんにちは 63 00:04:36,290 --> 00:04:36,870 こんにちは 64 00:04:41,130 --> 00:04:43,700 ミスター·レニー·レンツの別荘はこちらでしょうか 65 00:04:44,170 --> 00:04:45,090 ええ 66 00:04:45,680 --> 00:04:48,270 失礼 ヒュー·アンソニー·ディスワードと申します 67 00:04:48,570 --> 00:04:49,420 こちらはダリアン 68 00:04:50,270 --> 00:04:51,820 ミスター·ディスワード 69 00:04:52,860 --> 00:04:56,550 実は先日亡くなった祖父がミスター·レンツと知己でして 70 00:04:57,370 --> 00:04:59,480 近くを通りかかったのでご挨拶に 71 00:05:00,530 --> 00:05:03,590 どうしてレニーがこの別荘にいると 72 00:05:08,050 --> 00:05:08,800 暖炉ですね 73 00:05:09,240 --> 00:05:09,710 ええ 74 00:05:10,480 --> 00:05:13,520 ミスター·レンツはいつもここで執筆されているそうですね 75 00:05:14,240 --> 00:05:16,460 その間は誰も屋敷に寄せ付けないとか 76 00:05:17,090 --> 00:05:20,180 もちろん そんな大切な場所を人に貸すこともない 77 00:05:20,430 --> 00:05:22,060 よくご存じですね 78 00:05:22,330 --> 00:05:25,840 その通り レニーはここで新作の執筆中です 79 00:05:26,580 --> 00:05:26,990 では 80 00:05:27,500 --> 00:05:29,500 貴方が今おっしゃた通りですわ 81 00:05:30,150 --> 00:05:33,000 執筆中のレ二ーには誰も面会できません 82 00:05:33,290 --> 00:05:34,430 そうですか 83 00:05:34,630 --> 00:05:37,690 今書いているのはダイアー達の話なのですか 84 00:05:38,010 --> 00:05:41,490 ええ 「狼たちの帝都」の最終巻よ 85 00:05:42,280 --> 00:05:46,810 もしかして あなたもダイヤー達の恋の行方が気になるの 86 00:05:47,460 --> 00:05:48,000 イエス 87 00:05:48,390 --> 00:05:52,170 だからわざわざこんなくそ寒い山奥までやってきたのです 88 00:05:52,710 --> 00:05:55,360 そう そうよね 89 00:05:55,580 --> 00:05:57,660 あんな素敵な小説なんですもの 90 00:05:58,140 --> 00:06:01,180 いいわ レ二ーには私から話しておきます 91 00:06:01,400 --> 00:06:01,800 え 92 00:06:02,270 --> 00:06:04,370 明日もう一度いらしてくださるかしら 93 00:06:04,660 --> 00:06:06,550 彼に会えるように取り計らうわ 94 00:06:07,020 --> 00:06:07,990 ありがとうございます 95 00:06:08,190 --> 00:06:09,120 ええと ミス… 96 00:06:09,390 --> 00:06:10,430 ミセスですわ 97 00:06:11,190 --> 00:06:14,250 私はポーラ·レンツ レ二ーの妻です 98 00:06:15,020 --> 00:06:16,850 どうするつもりなのです 99 00:06:17,310 --> 00:06:19,740 さて どうしようか 100 00:06:22,360 --> 00:06:24,140 亡き妻に捧ぐ 101 00:06:25,170 --> 00:06:28,010 レ二ー·レンツの妻があそこにいるはずがないのです 102 00:06:28,230 --> 00:06:29,070 だとしたら 103 00:06:29,450 --> 00:06:30,590 何者なんだろうな 104 00:07:27,640 --> 00:07:28,890 血の匂いなのです 105 00:07:32,130 --> 00:07:34,610 正直 あまり気乗りしないんだが 106 00:07:45,590 --> 00:07:46,300 大丈夫か 107 00:07:46,860 --> 00:07:50,170 早く足元を照らさないからこうなるのです 108 00:07:55,400 --> 00:07:56,090 この人は 109 00:07:56,180 --> 00:07:57,740 知っている顔なのですか 110 00:07:57,880 --> 00:07:58,970 写真を見たことがある 111 00:07:59,400 --> 00:08:00,410 レ二ー·レンツだ 112 00:08:01,550 --> 00:08:01,910 誰 113 00:08:06,290 --> 00:08:09,060 あなた達もポーラの仲間なの 114 00:08:09,570 --> 00:08:13,060 あんな鉈女の仲間になどなった覚えはないのです 115 00:08:13,710 --> 00:08:14,220 じゃ 116 00:08:14,670 --> 00:08:16,550 僕達はこの人に呼ばれたんです 117 00:08:16,950 --> 00:08:18,510 「助けてほしい」と 手紙で 118 00:08:18,930 --> 00:08:20,270 レ二ーが手紙を… 119 00:08:20,500 --> 00:08:23,210 えい 残念ながら間に合いませんでしたが 120 00:08:23,910 --> 00:08:25,520 あなたはどうしてこんな所に 121 00:08:27,180 --> 00:08:29,060 私はラティーシャ·サーキス 122 00:08:29,490 --> 00:08:31,000 レニーの恋人です 123 00:08:31,380 --> 00:08:32,050 恋人 124 00:08:32,660 --> 00:08:37,520 そうです だから彼は私のためにここに残って 125 00:08:39,450 --> 00:08:40,470 下がっていてください 126 00:08:41,180 --> 00:08:42,890 このくらいの鍵なら壊せると 127 00:08:43,050 --> 00:08:46,300 待って 今私が逃げ出すわけにはいかないんです 128 00:08:46,980 --> 00:08:47,840 どうしてです 129 00:08:48,870 --> 00:08:49,630 お願いです 130 00:08:50,210 --> 00:08:52,750 明日もう一度この別荘を訪ねてください 131 00:08:53,580 --> 00:08:57,390 そして 必ずレ二ーを連れて逃げてください 132 00:08:58,040 --> 00:08:59,600 しかし 彼は 133 00:08:59,620 --> 00:09:00,610 お願いします 134 00:09:01,040 --> 00:09:03,290 私はいいから レ二ーを助けて 135 00:09:03,760 --> 00:09:04,410 お願い 136 00:09:18,750 --> 00:09:21,080 ミスたー·ヒュー·アンソニー·ディスワード 137 00:09:21,300 --> 00:09:21,710 はい 138 00:09:22,730 --> 00:09:23,200 ありがとう 139 00:09:25,970 --> 00:09:26,690 まずい 140 00:09:27,100 --> 00:09:30,010 だったら 僕の分まで食べないでくれないか 141 00:09:34,680 --> 00:09:36,070 本当にもう一度行くのかい 142 00:09:36,390 --> 00:09:39,450 お前の脳みそはやっぱりお猿さん並みなのです 143 00:09:39,730 --> 00:09:42,830 手紙に何と書いてあったかもう忘れたのですか 144 00:09:43,140 --> 00:09:45,520 奇妙な本に囚われているって奴か 145 00:09:45,860 --> 00:09:48,400 それが幻書のことだったらどうするのです 146 00:09:49,820 --> 00:09:50,610 そうだな 147 00:09:51,540 --> 00:09:56,010 君もしかして「狼たちの帝都」の続きが読みたいだけじゃないだろうな 148 00:09:56,920 --> 00:09:57,510 まずい 149 00:09:58,330 --> 00:10:01,640 なんと言っても 「狼たちの帝都」の最大の魅力は 150 00:10:01,760 --> 00:10:04,240 鏤められた素敵なセリフの数々よね 151 00:10:04,690 --> 00:10:09,280 「もしこの出会いがなかったのなら私は生きていく意味を\N見出せなかったに違いない」 152 00:10:09,740 --> 00:10:13,050 ダイヤーがオーグストにかけたこの言葉が私は一番好き 153 00:10:13,390 --> 00:10:15,280 そう まさにその通りなの 154 00:10:15,710 --> 00:10:17,680 私もこの作品と出会っていなかったら 155 00:10:15,970 --> 00:10:17,280 オーグストというのは誰だ 156 00:10:18,110 --> 00:10:20,330 生きていく意味を見出せなかったに違いないわ 157 00:10:18,190 --> 00:10:19,760 ダイヤーの友人なのです 158 00:10:20,820 --> 00:10:23,170 あら ダリアン お茶がないわね 159 00:10:23,690 --> 00:10:26,720 もう 私はレ二ー·レンツに会いに来たのです 160 00:10:27,600 --> 00:10:30,310 焦らないで ダイヤーも言ったでしょう 161 00:10:30,540 --> 00:10:34,520 第一巻十八章「物事にはすべて時期というものがある」 162 00:10:35,110 --> 00:10:36,020 違うのです 163 00:10:36,190 --> 00:10:40,720 その台詞は第一巻二十一章どちらも同じ賭博場の場面ですが 164 00:10:40,820 --> 00:10:43,030 状況がまるで異なっているのです 165 00:10:43,160 --> 00:10:45,120 そんなことも分からなく… 166 00:10:44,640 --> 00:10:45,850 ばかだな ダリアン 167 00:10:46,260 --> 00:10:48,270 そんなことを彼女だって分かっているよ 168 00:10:48,940 --> 00:10:50,680 今のは君を試したんだよ 169 00:10:51,050 --> 00:10:52,570 ええ そうよ 170 00:10:52,750 --> 00:10:54,250 よくできたわね ダリアン 171 00:10:54,510 --> 00:10:57,240 ご褒美よ レ二ーの書斎に案内してあげるわ 172 00:10:57,930 --> 00:10:58,730 よかったな 173 00:10:58,830 --> 00:10:59,990 ダ·リ·アン… 174 00:11:14,170 --> 00:11:15,220 君がダリアンだね 175 00:11:16,570 --> 00:11:19,530 それに ロード·ディスワードのお孫さんだそうで 176 00:11:20,210 --> 00:11:21,790 話はポーラから聞きました 177 00:11:22,740 --> 00:11:23,750 レ二ー·レンツです 178 00:11:24,460 --> 00:11:25,010 よろしく 179 00:11:36,300 --> 00:11:37,250 申し訳ないね 180 00:11:37,610 --> 00:11:39,700 ちょうど調子が出てきたところだったんだ 181 00:11:39,880 --> 00:11:41,360 いいえ 構いませんよ 182 00:11:41,890 --> 00:11:43,290 「狼たちの帝都」ですか 183 00:11:44,850 --> 00:11:47,750 一度最後まで書き上げたんだが 気に入らなくてね 184 00:11:48,470 --> 00:11:50,270 こうして書き直しているという訳さ 185 00:11:58,710 --> 00:12:01,620 今すぐにという訳にはいかないのですか 186 00:12:04,060 --> 00:12:04,360 えっ 187 00:12:04,670 --> 00:12:06,430 あ いいえ すみません 188 00:12:06,690 --> 00:12:09,720 やっぱり書きかけの原稿を読ませてもらうのは無理ですか 189 00:12:10,170 --> 00:12:10,640 あ 190 00:12:11,820 --> 00:12:14,390 申し訳ないが しばらく待ってくれ 191 00:12:20,890 --> 00:12:21,650 分かりました 192 00:12:22,460 --> 00:12:23,040 ありがとう 193 00:12:25,190 --> 00:12:27,480 やっぱり 話をしながら書くものじゃないな 194 00:12:28,090 --> 00:12:30,780 こんな物を出版したらダリアンに怒られるよ 195 00:12:31,320 --> 00:12:32,680 お邪魔してしまいましたね 196 00:12:33,350 --> 00:12:35,230 僕達はそろそろ失礼します 197 00:12:35,960 --> 00:12:38,520 その前に 一つお願いがあるのですが 198 00:12:38,970 --> 00:12:39,570 何でしょう 199 00:12:40,250 --> 00:12:43,080 この子に貴方のサインを頂けないでしょうか 200 00:12:43,890 --> 00:12:45,240 ええ 喜んで 201 00:12:52,560 --> 00:12:52,960 どうぞ 202 00:12:56,620 --> 00:12:58,010 良かったわね ダリアン 203 00:13:01,070 --> 00:13:01,630 イエス 204 00:13:03,700 --> 00:13:05,220 同じ筆跡なのです 205 00:13:06,110 --> 00:13:07,860 先の男がレニー·レンツで 206 00:13:08,720 --> 00:13:11,110 手紙の送り主に間違いなさそうだな 207 00:13:12,700 --> 00:13:16,720 これで「狼たちの帝都」の続きが読める期待が高まったのです 208 00:13:17,340 --> 00:13:19,110 そう簡単に行くといいけどね 209 00:13:39,480 --> 00:13:40,400 ミス·サーキス 210 00:13:41,600 --> 00:13:44,400 昨日死んでいたはずのミスター·レンツが生き返り 211 00:13:45,050 --> 00:13:47,330 代わりに ミス·サーキンスが死んでいる 212 00:13:47,580 --> 00:13:48,780 一体どういうことなんだ 213 00:13:49,630 --> 00:13:50,780 換魂の書 214 00:13:55,980 --> 00:13:57,040 ミスター·レンツ 215 00:13:58,120 --> 00:14:00,840 その手に握っている物を捨ててもらえるかしら 216 00:14:02,520 --> 00:14:03,070 あなた… 217 00:14:04,090 --> 00:14:06,050 さあ 出して 218 00:14:08,470 --> 00:14:09,130 ミスター·レンツ 219 00:14:11,450 --> 00:14:12,420 ほら 早く 220 00:14:13,270 --> 00:14:14,620 弾はあと一発 221 00:14:14,900 --> 00:14:16,030 足もあと一本の 222 00:14:24,930 --> 00:14:26,770 どうして僕達が来ることが分かった 223 00:14:27,100 --> 00:14:31,550 タイプライターのカーボン紙には直前にタイプした文字の跡が残るわよ 224 00:14:32,670 --> 00:14:33,410 ラティーシャ… 225 00:14:37,030 --> 00:14:37,800 ラティーシャ… 226 00:14:41,400 --> 00:14:42,500 あなたもよ 227 00:14:43,150 --> 00:14:44,600 まだ分からないの 228 00:14:45,250 --> 00:14:48,150 私には貴方のことがすべて分かっているのよ 229 00:14:48,890 --> 00:14:50,040 あなた以上にね 230 00:14:51,560 --> 00:14:53,150 止せ ポーラ·ディッキンソン 231 00:14:53,760 --> 00:14:55,490 あなたのことは調べさせてもらった 232 00:14:56,110 --> 00:14:57,970 レニー·レンツの熱狂的なファンとして 233 00:14:58,330 --> 00:15:00,400 出版業界では有名だったらしいね 234 00:15:01,700 --> 00:15:03,170 大量の手紙を送りつけ 235 00:15:03,630 --> 00:15:04,710 住居に押しかけ 236 00:15:05,180 --> 00:15:08,240 彼の友人や恋人に嫌がらせまでしていたそうじゃないか 237 00:15:08,900 --> 00:15:13,480 彼を襲った暴漢というのも君ではないかと警察は疑っていると書いてある 238 00:15:14,380 --> 00:15:15,530 そんなもの 239 00:15:15,930 --> 00:15:18,300 私の崇高の目的を理解しない 240 00:15:18,540 --> 00:15:20,670 俗物どもの戯言にすぎないわ 241 00:15:21,140 --> 00:15:23,800 すべてはレニーとレニーの作品のため 242 00:15:23,960 --> 00:15:26,990 だって 私はレニーの作品を愛しているんだもの 243 00:15:27,330 --> 00:15:29,770 レニーが私を愛してくれたようにね 244 00:15:32,260 --> 00:15:34,190 ほんの火遊びのつもりだったんだ 245 00:15:34,810 --> 00:15:35,900 妻をなくしてから 246 00:15:36,450 --> 00:15:38,940 本当の意味で私の心を癒してくれたのは 247 00:15:40,510 --> 00:15:41,790 ラティーシャだけだった 248 00:15:45,870 --> 00:15:48,200 今更取り繕う必要はないわ 249 00:15:48,610 --> 00:15:50,300 貴方はただの女たらしよ 250 00:15:50,780 --> 00:15:51,620 けどいいの 251 00:15:52,100 --> 00:15:54,970 貴方がどこでどんな女に現を抜かそうと 252 00:15:55,490 --> 00:15:58,680 それでいい作品が産まれるのなら私は我慢する 253 00:15:59,880 --> 00:16:00,350 なのに 254 00:16:02,100 --> 00:16:02,780 なのに 255 00:16:05,410 --> 00:16:07,200 この人には分かっていなかった 256 00:16:07,400 --> 00:16:08,680 真実の物語が 257 00:16:09,350 --> 00:16:11,100 正しい結末という物が 258 00:16:11,900 --> 00:16:13,700 だから教育することにしたの 259 00:16:14,190 --> 00:16:14,840 教育 260 00:16:15,130 --> 00:16:17,000 ええ こうやってね 261 00:16:21,240 --> 00:16:22,150 見るのです 262 00:16:28,590 --> 00:16:29,190 これは 263 00:16:40,310 --> 00:16:41,370 ミス·サーキス 264 00:16:41,730 --> 00:16:42,600 どうして 265 00:16:43,090 --> 00:16:45,810 どうしてレニーを連れて逃げてくれなかったの 266 00:16:47,370 --> 00:16:49,460 泥棒猫のくせに図々しい 267 00:16:57,610 --> 00:16:59,630 何が 起こっているんだ 268 00:17:00,100 --> 00:17:03,100 死者を甦らせる秘技を記した幻書 269 00:17:03,380 --> 00:17:04,560 ラス·アルハゲ 270 00:17:03,380 --> 00:17:04,560 蛇遣いの遺稿 271 00:17:05,010 --> 00:17:08,560 神話の世代の名医アスクレピオスの著とも言われる 272 00:17:08,820 --> 00:17:11,620 この世に在らざるべき禁断の書物なのです 273 00:17:12,330 --> 00:17:14,270 死者を復活させる幻書 274 00:17:15,240 --> 00:17:15,900 イエス 275 00:17:16,290 --> 00:17:16,830 ですが 276 00:17:17,040 --> 00:17:18,530 ハ デ ス 277 00:17:17,040 --> 00:17:18,530 冥府の王との盟約により 278 00:17:18,780 --> 00:17:24,360 誰かを生き返らせるには別の誰かの命を代償として捧げなければならないのです 279 00:17:25,080 --> 00:17:27,110 あの二人は互いの命を代償に 280 00:17:27,690 --> 00:17:30,030 死と復活を繰り返しているっていうのか 281 00:17:30,610 --> 00:17:33,600 蛇遣いの遺稿による復活は完成ではないのです 282 00:17:34,180 --> 00:17:38,980 蘇生した死者の肉体は一昼夜しか保たず朽ちてしまう 283 00:17:39,290 --> 00:17:41,060 だから二人とも逃げ出せずに 284 00:17:41,430 --> 00:17:42,260 そうよ 285 00:17:42,420 --> 00:17:44,610 そして毎日殺されていたのよ 286 00:17:44,830 --> 00:17:45,890 こんな風に 287 00:17:46,310 --> 00:17:46,820 やめろう 288 00:17:49,250 --> 00:17:50,740 私だって辛いの 289 00:17:51,190 --> 00:17:52,960 けどこれが私の使命 290 00:17:53,180 --> 00:17:54,330 いいえ 天命なの 291 00:17:55,880 --> 00:17:58,050 来る日も来る日も来る日も 292 00:17:58,660 --> 00:18:01,850 こうしてレニーを永遠に殺し続けなければいけない 293 00:18:02,240 --> 00:18:05,080 私以外にこんな事が出来る人間がいて 294 00:18:05,560 --> 00:18:08,950 レニーの作品を愛している私だからこそ出来るのよ 295 00:18:13,840 --> 00:18:15,070 う…嘘だ 296 00:18:16,280 --> 00:18:18,730 お前は私の作品など愛していない 297 00:18:20,540 --> 00:18:22,540 まだ教育が足りないようね 298 00:18:29,380 --> 00:18:31,120 早く思い出すのよ 299 00:18:31,540 --> 00:18:33,670 貴方の真実の物語を 300 00:18:34,050 --> 00:18:35,420 正しい結末を 301 00:18:37,850 --> 00:18:39,510 ダイアーは死なないのよ 302 00:18:39,980 --> 00:18:42,740 オーグストはスーザンなんてブスと結婚したりはしない 303 00:18:43,000 --> 00:18:44,630 あんな女は要らないの 304 00:18:44,830 --> 00:18:47,240 ほら心の声に耳を傾けて 305 00:18:47,530 --> 00:18:49,530 貴方の 私のダイアーは 306 00:18:49,800 --> 00:18:51,350 哀れな女なのです 307 00:18:55,230 --> 00:18:59,090 オーグストなんてどうでもいい脇役のために無益のことを 308 00:19:00,340 --> 00:19:03,000 オーグストが脇役ですって 309 00:19:03,190 --> 00:19:04,430 脇役どころか 310 00:19:04,550 --> 00:19:07,410 名前がついているのも不思議な位の配役 311 00:19:07,790 --> 00:19:10,500 ダイアーとではまったく釣り合いがとれないのです 312 00:19:10,830 --> 00:19:13,800 身の程をわきまえやがれ呆けなのです 313 00:19:14,430 --> 00:19:15,370 だ…だ… 314 00:19:15,950 --> 00:19:18,870 黙れ 315 00:19:22,020 --> 00:19:22,760 この 316 00:19:23,290 --> 00:19:24,630 挽肉が 317 00:19:43,240 --> 00:19:45,210 そんな…どうして 318 00:19:45,870 --> 00:19:48,630 お前は耐性という言葉を知っていますか 319 00:19:49,050 --> 00:19:49,870 耐性 320 00:19:50,400 --> 00:19:51,040 イエス 321 00:19:51,410 --> 00:19:53,350 例え強力な殺虫剤でも 322 00:19:53,530 --> 00:19:58,790 使い続ければやがてそれに耐えるよう昆虫たちの体質が変化するのです 323 00:19:59,150 --> 00:20:02,950 あの二人は一昼夜おきに死と復活を繰り返していた 324 00:20:03,280 --> 00:20:08,110 それは何百世代数千年分もの進化に相当するのではないのですか 325 00:20:08,610 --> 00:20:09,300 まさか 326 00:20:09,980 --> 00:20:12,800 死そのものに耐性をつけたというの 327 00:20:13,510 --> 00:20:14,010 だけど 328 00:20:14,500 --> 00:20:17,240 一つの肉体に魂は一つのはず 329 00:20:17,620 --> 00:20:19,600 帳尻は合っているのです 330 00:20:24,740 --> 00:20:26,670 こ…この化物 331 00:21:09,080 --> 00:21:12,740 ヒューイ お前に門を開く権利を与えるのです 332 00:21:13,350 --> 00:21:15,810 いいや その必要はなさそうだよ 333 00:21:29,770 --> 00:21:33,380 主よ 永遠の安息を彼らに与えたまえ 334 00:21:34,310 --> 00:21:37,130 絶えざる光 彼らの上に照らしたまえ 335 00:21:37,700 --> 00:21:38,320 エイメン 336 00:21:57,510 --> 00:21:58,250 どうしたんだ 337 00:21:59,140 --> 00:22:01,070 どうもこうもないのです 338 00:22:01,200 --> 00:22:01,620 おい 339 00:22:02,050 --> 00:22:04,590 イグネイシャスがころっと死んでしまったのです 340 00:22:04,760 --> 00:22:09,190 しかもダイアーはポット出のどうでもいい女にデレデレデレデレ 341 00:22:10,170 --> 00:22:11,740 何という駄作 342 00:22:13,670 --> 00:22:15,340 こうなっては仕方がないのです 343 00:22:16,360 --> 00:22:20,010 私達が代わりに「狼たちの帝都」の続きを書くのです 344 00:22:20,160 --> 00:22:20,950 私達 345 00:22:21,120 --> 00:22:21,970 そうなのです 346 00:22:22,140 --> 00:22:24,540 そうと決まればとっとと家に帰るのです 347 00:22:24,830 --> 00:22:25,870 一応聞くけど 348 00:22:26,180 --> 00:22:27,490 僕に拒否する権利は 349 00:22:27,700 --> 00:22:29,980 そんな物ある訳ないのです 350 00:22:31,700 --> 00:22:32,430 分かったよ 351 00:24:16,180 --> 00:24:19,970 紳士たるものレディーに対する礼儀は持ち合わせているのですか ヒューイ 352 00:24:20,090 --> 00:24:20,860 ごきげんよう 353 00:24:21,200 --> 00:24:24,390 貴方の心の鍵守 ヒュ·アンソニ·ディスワードです 354 00:24:24,730 --> 00:24:26,270 以後 お見知りおきを 355 00:24:26,260 --> 00:24:27,550 な…なんなのです 356 00:24:27,920 --> 00:24:29,900 次回 魔術師の娘