1 00:00:02,002 --> 00:00:05,672 ⦅イーズリーズ:まったく… 高い買い物をさせてくれる。 2 00:00:05,672 --> 00:00:08,842 私と200年 契約する条件が➡ 3 00:00:08,842 --> 00:00:14,181 「自分の遺骸をギルドから買い戻せ」 とは やはり竜は違うね。 4 00:00:14,181 --> 00:00:17,684 (ウルドヴィジア)すまないな 仮宿の主よ。 5 00:00:17,684 --> 00:00:19,686 (ウルドヴィジア)えにし薄き者たちに➡ 6 00:00:19,686 --> 00:00:24,024 我が肉体を勝手されるのは どうにも好かぬ。 7 00:00:24,024 --> 00:00:28,362 その点 我をあやめし 放浪桟敷の まな弟子ならば➡ 8 00:00:28,362 --> 00:00:32,699 えにしとしては十分だ。 気にするな バカ弟子。 9 00:00:32,699 --> 00:00:35,869 こういうやつも いるというだけの話だ。 10 00:00:35,869 --> 00:00:40,707 では改めて 我が現世に残せし その体➡ 11 00:00:40,707 --> 00:00:45,545 武具に宿らせるもよし 屍竜として使い潰すもよし。 12 00:00:45,545 --> 00:00:48,215 薬の材料にするもよし。 13 00:00:48,215 --> 00:00:53,387 新たな えにしに つなぐもよし… だ⦆ 14 00:00:53,387 --> 00:00:57,090 (ポルカ)今 君と竜の えにしをつないだ。 15 00:02:41,361 --> 00:02:44,698 (小夜)冒険者ギルドが出てくる小説と サメ映画は➡ 16 00:02:44,698 --> 00:02:47,200 とてもよく似ていると思うの。 17 00:02:47,200 --> 00:02:49,703 (匠)どっちのファンも 困惑するようなことを➡ 18 00:02:49,703 --> 00:02:51,705 言いだすんじゃねえよ。 19 00:02:51,705 --> 00:02:54,207 (小夜)異世界転生や転移ものでは おなじみの➡ 20 00:02:54,207 --> 00:02:56,710 冒険者ギルドというガジェット。 21 00:02:56,710 --> 00:03:00,480 そこに各作品の さまざまなオリジナリティーが加わって➡ 22 00:03:00,480 --> 00:03:02,983 別の物語になるわけじゃない? 23 00:03:02,983 --> 00:03:04,985 サメ映画だってそうよ。 24 00:03:04,985 --> 00:03:08,155 人を食うサメという ガジェットは同じでも➡ 25 00:03:08,155 --> 00:03:10,991 そこに竜巻とかゴーストとか 悪魔とかゾンビとか➡ 26 00:03:10,991 --> 00:03:13,827 砂を泳ぐとか 雪を泳ぐとか アトミックとかロボとかメカとか➡ 27 00:03:13,827 --> 00:03:16,163 頭が2つあるとか 頭が3つあるとか中略➡ 28 00:03:16,163 --> 00:03:19,166 頭が6つあるとか いろいろな要素を付け加えて➡ 29 00:03:19,166 --> 00:03:21,168 オリジナリティーを出すわけじゃない? 30 00:03:21,168 --> 00:03:24,004 いや… 時代劇とか西部劇もそうじゃね? 31 00:03:24,004 --> 00:03:29,342 そう つまり時代劇や西部劇も サメ映画と言えるわね。 32 00:03:29,342 --> 00:03:31,678 そして 世の物語の類型は➡ 33 00:03:31,678 --> 00:03:35,182 シェイクスピアが書き尽くしたと いわれてるから…。 34 00:03:35,182 --> 00:03:39,352 もしかして シェイクスピアはサメだった? 35 00:03:39,352 --> 00:03:42,022 いいから要点を話してくれね? 36 00:03:42,022 --> 00:03:44,524 ミサキちゃんの 吸血鬼としてのオリジナリティーを➡ 37 00:03:44,524 --> 00:03:46,860 確認しようって言いたかったの。 38 00:03:46,860 --> 00:03:50,864 (ミサキ)えっ 私? (匠)遠回りにも程があったな…。 39 00:03:50,864 --> 00:03:55,368 吸血鬼っていうガジェットの基礎から ミサキちゃんがどうずれているのか➡ 40 00:03:55,368 --> 00:03:58,038 知っておいたほうがいいと思うわ。 41 00:03:58,038 --> 00:04:02,642 強みと弱みを悪意のある人たちに 知られないためにもね。 42 00:04:02,642 --> 00:04:05,312 まぁ そりゃ確かに。 43 00:04:05,312 --> 00:04:07,481 お前 日光とか大丈夫なの? 44 00:04:07,481 --> 00:04:10,650 うん! ちょっと まぶしいかな ってぐらいだよ。 45 00:04:10,650 --> 00:04:13,987 じゃあ 血を吸ったりするのか? えっ? 46 00:04:13,987 --> 00:04:18,992 屍神殿から聞いた話だと 血はドーピングみたいなものみたい。 47 00:04:18,992 --> 00:04:21,661 仲間を増やすのも 長年かけて➡ 48 00:04:21,661 --> 00:04:24,331 自分の血を 大量に与える必要があるから➡ 49 00:04:24,331 --> 00:04:26,500 めったにやらないって。 50 00:04:26,500 --> 00:04:32,339 でも 魔法を使えば楽に品種改良… いえ 進化できるのかも。 51 00:04:32,339 --> 00:04:35,342 屍神殿がミサキちゃんを 吸血鬼にできたのが➡ 52 00:04:35,342 --> 00:04:40,547 いい例じゃない。 まるで改造人間だね! キヒヒ! 53 00:04:44,017 --> 00:04:46,019 (ポルカ)ごめん。 (小幽)んっ? 54 00:04:46,019 --> 00:04:49,022 僕の事情で 君を巻き込んで…。 55 00:04:49,022 --> 00:04:53,193 それは僕が差し出せる 最大級の信頼の証しだ。 56 00:04:53,193 --> 00:04:55,862 この腕の持ち主であった竜に➡ 57 00:04:55,862 --> 00:04:59,032 そして 託してくれた師匠に誓おう。 58 00:04:59,032 --> 00:05:01,635 僕は君を信頼する。 59 00:05:01,635 --> 00:05:04,137 (ポルカ)だから どうか同盟を…。 60 00:05:04,137 --> 00:05:07,808 力を貸してもらえないだろうか。 61 00:05:07,808 --> 00:05:09,810 はぁ…。 62 00:05:09,810 --> 00:05:14,981 信じがたいが あの虎といい こんなものを見せられたらな。 63 00:05:14,981 --> 00:05:17,484 ところで そのサメの縫いぐるみは? 64 00:05:17,484 --> 00:05:20,654 ああ 本物のポルカくんだよ。 はぁ? 65 00:05:20,654 --> 00:05:23,657 📱(呂算)ハハ… ポルカは そのサメの縫いぐるみに➡ 66 00:05:23,657 --> 00:05:26,493 とりついてるんだとよ。 (小幽)はぁ…。 67 00:05:26,493 --> 00:05:29,663 📱本人が ずいぶんと 楽しそうにしてるもんで➡ 68 00:05:29,663 --> 00:05:33,667 俺も毒気を抜かれちまった。 そう… ですか。 69 00:05:33,667 --> 00:05:38,338 (呂算)で 元の体に戻るよりも ロボの体になりたいとか➡ 70 00:05:38,338 --> 00:05:42,008 好き放題 言いやがってな。 71 00:05:42,008 --> 00:05:46,012 (ポルカ)ええっと… 「小幽くんによろしく」だって。 72 00:05:46,012 --> 00:05:52,018 ええ。 ポルカ坊ちゃん 今後ともよろしくお願いします。 73 00:05:52,018 --> 00:05:56,356 《あれ? なんだか 僕以上に敵意向けてない?》 74 00:05:56,356 --> 00:06:00,293 まっ まぁ とにかく 協力してくれると うれしいよ。 75 00:06:00,293 --> 00:06:03,797 僕らが狙われているのだけは 確かなんだ。 76 00:06:03,797 --> 00:06:07,133 あの帝国の紋章に関わる 組織に対して➡ 77 00:06:07,133 --> 00:06:11,638 できることは なんでもやっておきたいんだ。 78 00:06:11,638 --> 00:06:17,143 (火吹き蟲)あぶり出す のは 得意だろう 夏の虫。 79 00:06:17,143 --> 00:06:19,813 貴様にも 利はある。 80 00:06:19,813 --> 00:06:24,818 ことわりを超えた何かを求める 夏の虫よ。 81 00:06:24,818 --> 00:06:26,820 (ソリティア)ほう? 82 00:06:26,820 --> 00:06:31,825 やつらの祖は 空の裏側 から 来た落とし子。 83 00:06:31,825 --> 00:06:34,828 この世を むしばむ バグだ。 84 00:06:34,828 --> 00:06:39,499 (ソリティア)空の裏側… それは つまり宇宙人!? 85 00:06:39,499 --> 00:06:42,002 そこまでは知らない。 86 00:06:42,002 --> 00:06:47,674 だが 貴様の 求めるものに 近しき 一つ だ。 87 00:06:47,674 --> 00:06:51,177 近しき一つ… 他にも当てが? 88 00:06:51,177 --> 00:06:56,182 それは お前もよく 知ってるはずだ 夏の虫。 89 00:06:56,182 --> 00:06:58,852 フフフ… それもそうだ。 90 00:06:58,852 --> 00:07:03,957 すべて 私の航空ショーがきっかけで 動き始めたのだとしたら➡ 91 00:07:03,957 --> 00:07:08,795 すべて どこかでつながっている… ということか。 92 00:07:08,795 --> 00:07:14,301 無論 君も含めてだがね 火吹き蟲くん。 93 00:07:16,803 --> 00:07:18,805 (合川)戻ってたんだ。 94 00:07:18,805 --> 00:07:22,475 (岩野目)おう。 しばらく ここと本庁の往復になるけどな。 95 00:07:22,475 --> 00:07:27,647 ずいぶん古い資料だね。 火吹き蟲の過去をあさってるんだ。 96 00:07:27,647 --> 00:07:30,984 幅木の一派と対立してることが わかったからな。 97 00:07:30,984 --> 00:07:35,322 ふ~ん。 相変わらず リアクション薄いな。 98 00:07:35,322 --> 00:07:37,991 火吹き蟲が現れたのは ここ数年。 99 00:07:37,991 --> 00:07:40,660 俺たち警察もマスコミも そう思っていた。 100 00:07:40,660 --> 00:07:42,662 事実でしょ。 101 00:07:42,662 --> 00:07:45,832 (岩野目)今朝 見つけたんだが 英語を使い始めたのが➡ 102 00:07:45,832 --> 00:07:49,169 つい最近ってだけの話らしい。 103 00:07:49,169 --> 00:07:53,006 実際は 俺が三纂に入る ずっと前から➡ 104 00:07:53,006 --> 00:07:56,509 火吹き蟲は いたってことさ。 105 00:07:56,509 --> 00:08:00,780 は~い。 では 次の番号の方 どうぞ。 106 00:08:00,780 --> 00:08:03,283 (シヴィル)結構 人気があるみたいだね。 107 00:08:03,283 --> 00:08:05,785 (アラハバキ)意外と混んでるな~。 108 00:08:05,785 --> 00:08:07,787 (ルル)どうしたんですか? ソアラさん。 109 00:08:07,787 --> 00:08:11,791 (アラハバキ)いや… なんかわからねえが… 肌? 110 00:08:11,791 --> 00:08:14,627 いや… 血が ざわつきやがる。 111 00:08:14,627 --> 00:08:17,797 (シヴィル)へぇ…。 なんか妙な空気を感じるって…。 112 00:08:17,797 --> 00:08:19,799 (西明寺)それは羨ましい! はぁ? 113 00:08:19,799 --> 00:08:22,969 (西明寺)きっと あなたは 何かを感じ取ったんですよ。 114 00:08:22,969 --> 00:08:25,805 この世界とは異なる未知の力を! 115 00:08:25,805 --> 00:08:29,142 なんせ ここの占い師は 本物なのだから! 116 00:08:29,142 --> 00:08:32,145 ほら この動画 このビルなんだよ! 117 00:08:32,145 --> 00:08:36,149 ああ 怪人ソリティアが関わっているとか? 118 00:08:36,149 --> 00:08:38,651 世間では そう思ってるみたいだけど➡ 119 00:08:38,651 --> 00:08:41,154 俺の見立ては違う。 んっ? 120 00:08:41,154 --> 00:08:44,991 ソリティアは いつだって 享楽的でノープランだ。 121 00:08:44,991 --> 00:08:48,495 でも 観衆を驚かせるのを好む。 122 00:08:48,495 --> 00:08:50,997 だからこそ 予告もなしに➡ 123 00:08:50,997 --> 00:08:54,334 こんな 大げさなマネをするのは不自然だ。 124 00:08:54,334 --> 00:08:59,339 手品でないのなら 本物の怪現象にソリティアが襲われた? 125 00:08:59,339 --> 00:09:02,609 いや そうとは限らない。 というと? 126 00:09:02,609 --> 00:09:05,278 仲よく 踊っていたのかもしれないよ? 127 00:09:05,278 --> 00:09:08,448 あの不気味な手とさ。 128 00:09:08,448 --> 00:09:10,950 フッ… ハハハ! 129 00:09:10,950 --> 00:09:14,120 それは とても ロマンにあふれていますね~。 130 00:09:14,120 --> 00:09:17,123 だよね? ロマンチックだよね! 131 00:09:17,123 --> 00:09:19,959 (笑い声) 132 00:09:19,959 --> 00:09:22,796 整理券25番の方 どうぞ。 133 00:09:22,796 --> 00:09:25,632 おっと 俺の番みたいだ。 134 00:09:25,632 --> 00:09:27,801 お名前を聞いても? 135 00:09:27,801 --> 00:09:31,805 俺は水琴だよ。 西明寺水琴。 136 00:09:31,805 --> 00:09:37,811 ローマ字で検索すれば SNSが出てくるから よろしく。 137 00:09:37,811 --> 00:09:41,147 ずいぶんと 話が弾んでたじゃねえか。 138 00:09:41,147 --> 00:09:44,150 ああ 彼とは気が合いそうだ。 139 00:09:44,150 --> 00:09:46,820 (シヴィル)へぇ…。 (ルル)どうしたんです? 140 00:09:46,820 --> 00:09:50,824 今の彼 監察医なんだってさ。 はぁ。 141 00:09:50,824 --> 00:09:54,661 次の方 お名前と 占ってほしいことをお願いします。 142 00:09:54,661 --> 00:09:57,664 うん。 名前は シヴィルでお願い。 143 00:09:57,664 --> 00:10:00,166 占ってほしいことは…。 144 00:10:00,166 --> 00:10:06,005 100年にわたる因縁と 新しい出会いについてかな。 145 00:10:06,005 --> 00:10:10,677 西明寺先生の意見が聞きてえな。 今日は来てねえのか? 146 00:10:10,677 --> 00:10:14,848 (戸沢)見てませんね。 彼も忙しいのでしょう。 147 00:10:14,848 --> 00:10:17,684 そのわりには しょっちゅう ここに寄るよな。 148 00:10:17,684 --> 00:10:20,854 最近 霊能力者だかに ハマってるみたい。 149 00:10:20,854 --> 00:10:23,189 超ウケる。 (岩野目)あぁ? 150 00:10:23,189 --> 00:10:26,693 新宿に突然現れた 少年占い師だって。 151 00:10:26,693 --> 00:10:31,598 へ~ 少年占い… はっ!? 152 00:10:33,700 --> 00:10:38,104 そのシャーペンが 細呂木監察官? 153 00:10:40,039 --> 00:10:45,545 ふ~ん これを知ったら 怪人ソリティアも驚くだろうな。 154 00:10:45,545 --> 00:10:48,715 えっ? いや あいつとやり合ったとき…。 155 00:10:48,715 --> 00:10:52,719 ⦅細呂木に借りを返すのは また今度としよう⦆ 156 00:10:52,719 --> 00:10:56,556 ずいぶんと心配していたから 細呂木監察官は➡ 157 00:10:56,556 --> 00:10:59,726 ソリティアの恩人か何かだと 思ったんだけど…。 158 00:10:59,726 --> 00:11:01,728 そうなんですか? 159 00:11:06,332 --> 00:11:10,837 怪人ソリティア いったい 何が目的なんだろう…。 160 00:11:10,837 --> 00:11:13,006 (ミサキ)次の人 呼んで大丈夫? 161 00:11:13,006 --> 00:11:15,008 あっ うん お願い。 162 00:11:15,008 --> 00:11:18,011 じゃあ 僕も仕事に戻るぞ。 163 00:11:18,011 --> 00:11:22,182 夕飯は 小夜様ご希望の きりたんぽ鍋だ。 164 00:11:22,182 --> 00:11:24,183 楽しみだね。 165 00:11:26,853 --> 00:11:28,855 《あっ! 166 00:11:28,855 --> 00:11:31,691 なんだ? 何が来るんだ?》 167 00:11:31,691 --> 00:11:33,693 (ミサキ)次のお客様です。 168 00:11:37,530 --> 00:11:39,632 (シヴィル)では 失礼します。 169 00:11:42,869 --> 00:11:45,872 はじめまして シヴィルといいます。 170 00:11:56,049 --> 00:11:58,051 よろしく。 171 00:12:00,486 --> 00:12:02,488 《ポルカ:信じられない。 172 00:12:02,488 --> 00:12:04,490 たった一人の人間に➡ 173 00:12:04,490 --> 00:12:08,494 ここまで凝集された死霊は 見たことがない。 174 00:12:08,494 --> 00:12:12,665 仮に この人が 戦場で100万人 殺してきた帰りだとしても➡ 175 00:12:12,665 --> 00:12:14,667 こうはならない。 176 00:12:14,667 --> 00:12:18,004 この死霊たちは それこそ 何年も 何十年もかけて➡ 177 00:12:18,004 --> 00:12:20,173 熟成されている。 178 00:12:20,173 --> 00:12:24,177 しかも 恨みがある霊は ごく一部。 179 00:12:24,177 --> 00:12:27,847 大半は未練でも愛情でもなく… 執着?》 180 00:12:27,847 --> 00:12:29,849 どうかしたかい? 181 00:12:29,849 --> 00:12:32,185 《ポルカ:焦りを見せるのは まずい。 182 00:12:32,185 --> 00:12:35,188 相貌誤認の魔術を自分にかけて➡ 183 00:12:35,188 --> 00:12:39,525 平静な表情を貼り付けよう》 184 00:12:39,525 --> 00:12:44,197 ずいぶんと数奇な人生を 歩んでこられたようですね。 185 00:12:44,197 --> 00:12:49,535 へ~ 周りは みんな そう言うけど 意外と退屈だよ。 186 00:12:49,535 --> 00:12:51,537 (匠)おい どうした? 📱それは あなたが その状況に➡ 187 00:12:51,537 --> 00:12:54,040 まひしているからでしょう。 普通に占っているよな。 188 00:12:54,040 --> 00:12:57,710 《シヴィル:インチキとも本物とも 判断がつかないな。 189 00:12:57,710 --> 00:13:02,148 でも このビルを見張ってた人たちの 携帯を解析したら➡ 190 00:13:02,148 --> 00:13:06,986 彼らの任務は この占い師の監視と護衛だった。 191 00:13:06,986 --> 00:13:09,989 少し探ってみるか》 192 00:13:09,989 --> 00:13:13,493 そういえば ソリティアっていう すごい犯罪者が➡ 193 00:13:13,493 --> 00:13:15,495 このビルに来たとか? 194 00:13:15,495 --> 00:13:18,665 そのようですね。 会ったことはないの? 195 00:13:18,665 --> 00:13:21,167 ええ 気付いていないだけで➡ 196 00:13:21,167 --> 00:13:25,171 運命は すでに 交差しているのかもしれませんが。 197 00:13:25,171 --> 00:13:27,173 ふ~む! 198 00:13:27,173 --> 00:13:30,176 やはり このパソコンではスペック不足だな。 199 00:13:30,176 --> 00:13:33,846 製作を ばあやに 依頼しておいて よかった。 200 00:13:33,846 --> 00:13:37,517 う~ むむむむ…。 (氷黒)何をなさってるんです? 201 00:13:37,517 --> 00:13:39,519 昨日だって…。 202 00:13:39,519 --> 00:13:43,022 ⦅おなかすいたし 帰る~。 じゃあね~!⦆ 203 00:13:43,022 --> 00:13:45,024 この状態の俺を置いて➡ 204 00:13:45,024 --> 00:13:47,193 いったん帰るとは 思いませんでしたよ。 205 00:13:47,193 --> 00:13:49,696 なに ほんの悪だくみさ。 206 00:13:49,696 --> 00:13:53,032 そんなことより もっと爽やかなアイドルのように➡ 207 00:13:53,032 --> 00:13:55,034 笑ってみてくれたまえ。 208 00:13:55,034 --> 00:13:57,203 むちゃ言わないでください。 209 00:13:57,203 --> 00:14:00,973 大丈夫だ。 君ならできると 私は信じている! 210 00:14:00,973 --> 00:14:03,476 そんなことより 私の携帯は? 211 00:14:03,476 --> 00:14:06,145 警察が電波を追ってくるかも。 212 00:14:06,145 --> 00:14:08,815 すでに 燃やし た。 213 00:14:08,815 --> 00:14:10,817 (氷黒)高かったんですけどね。 214 00:14:10,817 --> 00:14:15,822 私 より も 警察を 恐れるか? 215 00:14:15,822 --> 00:14:17,824 場合によっては。 216 00:14:17,824 --> 00:14:21,327 サバラモンドの落とし子たち を か? 217 00:14:21,327 --> 00:14:24,330 サバラモンド? なんですか? それ。 218 00:14:24,330 --> 00:14:28,167 荒瀬という刑事を 思い出しただけですよ。 219 00:14:28,167 --> 00:14:31,003 死ぬより怖い目に 遭わされそうですからね。 220 00:14:31,003 --> 00:14:34,507 ふむ…。 本当に知らないのかね? 221 00:14:34,507 --> 00:14:38,010 ええ もう訳がわかりませんよ。 222 00:14:38,010 --> 00:14:41,347 じゃあ 君と私は同志だな。 223 00:14:41,347 --> 00:14:43,349 はぁ? 224 00:14:43,349 --> 00:14:47,854 ふむ フフフフフ…。 225 00:14:47,854 --> 00:14:52,191 サバラモンドとやらの秘密 探り出そうじゃないか。 226 00:14:52,191 --> 00:14:55,194 我々2人の力でね。 227 00:14:57,196 --> 00:15:02,468 さて ご質問には 100年にわたる因縁とありますが➡ 228 00:15:02,468 --> 00:15:05,805 もう少し お聞きしても? そうだね。 229 00:15:05,805 --> 00:15:10,143 例えば 誰かが許されざる大罪を 犯したとするよ? 230 00:15:10,143 --> 00:15:13,479 君は その罪を犯した者だけでなく➡ 231 00:15:13,479 --> 00:15:17,583 身内も世界から呪われ 断罪されるべきだと思うかい? 232 00:15:19,986 --> 00:15:23,656 あくまで 個人的な思いですが➡ 233 00:15:23,656 --> 00:15:27,160 ここが そんな世界じゃないと 願いたいものです。 234 00:15:27,160 --> 00:15:30,663 そっか。 まぁ 普通は そうだよね。 235 00:15:30,663 --> 00:15:33,499 でも 僕と仲間たちは➡ 236 00:15:33,499 --> 00:15:36,335 100年も前の恨みを買っていて➡ 237 00:15:36,335 --> 00:15:40,173 やっかいな連中に 追われているような状態なんだ。 238 00:15:40,173 --> 00:15:42,341 あっ! 239 00:15:42,341 --> 00:15:46,512 それは大変ですね。 私にできることがあるなら➡ 240 00:15:46,512 --> 00:15:50,016 全力で お手伝いさせていただきましょう。 241 00:15:50,016 --> 00:15:52,518 「大変」か。 242 00:15:52,518 --> 00:15:55,521 逆だよ 占い師さん。 んっ? 243 00:15:55,521 --> 00:16:00,460 僕は その理不尽の塊どもと 早く巡り会いたいんだ。 244 00:16:00,460 --> 00:16:03,796 えっ? だって そうだろう? 245 00:16:03,796 --> 00:16:09,135 殴られる理由 恨まれる理由 憎まれる理由 あるいは➡ 246 00:16:09,135 --> 00:16:15,641 殺意を向けられる理由は 理不尽であればあるほどにいい。 247 00:16:15,641 --> 00:16:18,144 どういう意味でしょう? 248 00:16:18,144 --> 00:16:20,646 こちらに負い目がないだろう。 249 00:16:20,646 --> 00:16:24,817 なら 純粋な心で 虫をたたき潰すことができる。 250 00:16:24,817 --> 00:16:29,322 心が痛むことはない。 251 00:16:29,322 --> 00:16:34,994 それは… 結局 相手と同じことを やっているのでは? 252 00:16:34,994 --> 00:16:38,664 そう だから これは順番の問題なんだ。 253 00:16:38,664 --> 00:16:42,001 僕の身内が最初に罪を犯した。 254 00:16:42,001 --> 00:16:44,003 その本人が復讐されるなら➡ 255 00:16:44,003 --> 00:16:46,005 それは相手に理がある。 256 00:16:46,005 --> 00:16:49,509 でも 僕が 僕の仲間たちが➡ 257 00:16:49,509 --> 00:16:53,346 罪を犯した者の身内である というだけで憎まれるなら➡ 258 00:16:53,346 --> 00:16:56,515 そこからは新たな攻撃だ。 259 00:16:56,515 --> 00:16:59,685 なら 同じように 相手の 身内にだって手を出しても➡ 260 00:16:59,685 --> 00:17:01,954 許されるべきじゃないかな。 261 00:17:01,954 --> 00:17:05,124 《こいつは… 違う!》 262 00:17:05,124 --> 00:17:07,126 法律の目さえ かいくぐれば➡ 263 00:17:07,126 --> 00:17:11,130 あらゆる破壊と 陵辱の極みを追求できる。 264 00:17:11,130 --> 00:17:13,299 それは とても気持ちがいいことだと➡ 265 00:17:13,299 --> 00:17:15,301 思わないかい? 266 00:17:15,301 --> 00:17:18,971 《こいつは あの子たちの側ではない! 267 00:17:18,971 --> 00:17:22,642 あのころ 僕と一緒にいた という理由だけで➡ 268 00:17:22,642 --> 00:17:26,979 理不尽に殺された あの子たちとは違う》 269 00:17:26,979 --> 00:17:31,651 一つ お尋ねします。 今 語られた あなたの言葉は➡ 270 00:17:31,651 --> 00:17:33,819 すべて本心ですか? 271 00:17:33,819 --> 00:17:38,824 どうだろうね? 占ってみたら どうかな? 272 00:17:38,824 --> 00:17:41,527 ええ そうしましょう。 273 00:17:56,342 --> 00:17:58,844 どうした? ルル。 274 00:17:58,844 --> 00:18:01,447 あれ? なんか気分が…。 275 00:18:01,447 --> 00:18:03,449 えっ? あれ? すいません。 276 00:18:03,449 --> 00:18:06,953 今日は やめておきます。 えっ? え~? 277 00:18:09,789 --> 00:18:13,626 《やはり こちらの行動には 気付いていない。 278 00:18:13,626 --> 00:18:19,298 少なくとも彼は 死霊や魂が見える 亜眼持ちではないということだ。 279 00:18:19,298 --> 00:18:21,500 ならば ここからは…》 280 00:18:23,803 --> 00:18:28,808 《魂に直接触れ 精神を揺さぶるとしよう》 281 00:18:28,808 --> 00:18:32,645 空間の揺らめきに 心を委ねてください。 282 00:18:32,645 --> 00:18:34,647 心を落ち着かせて…。 283 00:18:39,986 --> 00:18:44,490 《この死霊たち 守ろうとしているのか?》 284 00:18:49,495 --> 00:18:51,597 んっ! 285 00:18:54,166 --> 00:18:56,836 《初めて味わう感覚だ。 286 00:18:56,836 --> 00:18:59,939 体の中で魔力がはじけた。 287 00:18:59,939 --> 00:19:02,274 僕は今 何をされた? 288 00:19:02,274 --> 00:19:08,781 まさか この少年が 異世界からの来訪者なのか?》 289 00:19:08,781 --> 00:19:11,784 《なんだ!? この魔力の密度は…。 290 00:19:11,784 --> 00:19:15,454 帝国の宮廷魔術師級だと!? 291 00:19:15,454 --> 00:19:19,458 本当に この世界の人間なのか?》 292 00:19:19,458 --> 00:19:24,130 《でも 四乃山ポルカは間違いなく この世界で生まれた人間だと➡ 293 00:19:24,130 --> 00:19:26,132 調べはついている。 294 00:19:26,132 --> 00:19:30,136 ならば影武者? それとも空の向こうから…。 295 00:19:30,136 --> 00:19:33,472 いや あるいは 操っている誰かがいる? 296 00:19:33,472 --> 00:19:35,808 おもしろい》 297 00:19:35,808 --> 00:19:38,144 不思議な感覚ですね。 298 00:19:38,144 --> 00:19:41,647 今 もしかして 僕に何かしたのかい? 299 00:19:41,647 --> 00:19:45,651 さて それは あなたの内側に眠る運命が➡ 300 00:19:45,651 --> 00:19:49,321 目を覚ましたから かもしれませんね。 301 00:19:49,321 --> 00:19:54,160 もう少し 深く あなたの魂を探らせてください。 302 00:19:54,160 --> 00:19:56,662 《この場は 無難に やり過ごすのが賢明。 303 00:19:56,662 --> 00:19:58,998 だけど もう少しだけ》 304 00:19:58,998 --> 00:20:02,668 へ~ 何が出てくるのか楽しみだよ。 305 00:20:02,668 --> 00:20:04,670 僕も知りたいんだ。 306 00:20:04,670 --> 00:20:08,674 僕の中に 何が潜んでいるのかを… ね。 307 00:20:08,674 --> 00:20:12,178 知らないほうが 幸せかもしれませんよ。 308 00:20:12,178 --> 00:20:14,847 本当の自分などというものは。 309 00:20:14,847 --> 00:20:16,849 (ルル)シヴィル様! 310 00:20:16,849 --> 00:20:20,352 お導きがありました! ここは 危険です! 311 00:20:20,352 --> 00:20:25,357 《この子どもは なんだ? かなり高位の石の精霊…》 312 00:20:25,357 --> 00:20:31,697 ⦅ルフ:この子がそうなのか。 まだ幼いのに売られるとは。 313 00:20:31,697 --> 00:20:35,534 こいつの一族は もともと 精霊が見えるはずだが➡ 314 00:20:35,534 --> 00:20:38,871 それでも亜眼は持て余したらしい。 315 00:20:38,871 --> 00:20:42,541 あんたは 精霊の声を 聞くことだけできるんだったね。 316 00:20:42,541 --> 00:20:45,377 宰相閣下。 フン…。 317 00:20:45,377 --> 00:20:48,881 亜眼は 目であると同時に 耳でもある。 318 00:20:48,881 --> 00:20:54,220 どちらか片方の我々よりも つらかろう。 319 00:20:54,220 --> 00:20:57,223 だが 強く生きるがよい。 320 00:20:57,223 --> 00:21:01,160 精霊も死霊も 常に我らの傍らに立つ➡ 321 00:21:01,160 --> 00:21:04,663 隣人なのだから⦆ 322 00:21:04,663 --> 00:21:06,665 《そうか…》 323 00:21:06,665 --> 00:21:09,502 いいところなんだけど なんとかならない? 324 00:21:09,502 --> 00:21:11,504 でも お導きが…。 325 00:21:11,504 --> 00:21:15,007 (アラハバキ)諦めな ボス! ルルの耳は絶対だ。 326 00:21:15,007 --> 00:21:18,010 《ポルカ:あの女の人も 魂の色が…》 327 00:21:18,010 --> 00:21:22,348 それに蟲の連中が ここを燃やしに かかってるのかもしれねえぞ。 328 00:21:22,348 --> 00:21:25,851 《蟲? 火吹き蟲と何か関わりが? 329 00:21:25,851 --> 00:21:27,853 いや それより➡ 330 00:21:27,853 --> 00:21:30,189 一人なら まだ偶然と言えたかもしれない。 331 00:21:30,189 --> 00:21:32,191 しかし 3人だ。 332 00:21:32,191 --> 00:21:35,194 僕がいた世界を 色濃くまとった者が。 333 00:21:35,194 --> 00:21:37,363 ならば これは必然だ。 334 00:21:37,363 --> 00:21:40,032 この子たちは 僕に会いに来たんだ。 335 00:21:40,032 --> 00:21:42,701 異世界からの先客として。 336 00:21:42,701 --> 00:21:46,539 客は死霊による誘導で 外に出したとはいえ➡ 337 00:21:46,539 --> 00:21:48,874 どうする? 引き止めるか?》 338 00:21:48,874 --> 00:21:51,377 (アラハバキ)ほら さっさと行くぞ! 339 00:21:51,377 --> 00:21:53,546 悪いね 占い師さん。 340 00:21:53,546 --> 00:21:58,350 また今度 会いに来るよ。 次は… 友達としてね。 341 00:22:00,820 --> 00:22:02,822 (太貝)ふん! ぐはっ! 342 00:22:02,822 --> 00:22:04,823 ソアラさん! 343 00:22:09,328 --> 00:22:14,033 (太貝)貴様だな 最近チョロチョロと よく動く襲撃者は。