1 00:00:01,969 --> 00:00:05,472 この半島の統一は 帝国の悲願だった。 2 00:00:05,472 --> 00:00:07,808 未来の平和のためとはいえ➡ 3 00:00:07,808 --> 00:00:10,978 この手を血に染めたのは事実だ。 4 00:00:10,978 --> 00:00:14,481 だから親友 そんな顔をするな。 5 00:00:14,481 --> 00:00:17,784 余を殺したのは お前の意志ではない。 6 00:00:20,320 --> 00:00:22,656 フフ… フフフ…。 7 00:00:22,656 --> 00:00:28,662 屍神殿… いえ リズディルシア・レドラジャルフ。 8 00:00:28,662 --> 00:00:33,166 やっと あの放浪桟敷を出し抜けました。 9 00:00:33,166 --> 00:00:38,672 そして 死毒の裏に隠した呪いで あなたの名を縛りました。 10 00:00:38,672 --> 00:00:42,876 さぁ あなたの運命を 書き加えましょう。 11 00:00:46,680 --> 00:00:50,350 フフ… フフフ… フフフフ…。 12 00:00:50,350 --> 00:00:55,188 フッ… フフフフ…。 13 00:00:55,188 --> 00:01:01,128 さて まずは 決定的な証拠を隠すとしようか! 14 00:01:01,128 --> 00:01:07,467 死霊術士が操る霊による証言なぞ 弁護材料には程遠いからな。 15 00:01:07,467 --> 00:01:11,471 フフ… 自分を殺した犯人を かばうことになるとは…。 16 00:01:11,471 --> 00:01:13,807 これだから 人生はおもしろい。 17 00:01:13,807 --> 00:01:17,311 これで余は お前の共犯者だな。 18 00:01:17,311 --> 00:01:20,147 親友である余を殺したんだ。 19 00:01:20,147 --> 00:01:24,051 永く永く生きて 償ってもらうぞ。 20 00:01:29,823 --> 00:01:33,994 《縛るための言葉のつもりは なかったのだが…》 21 00:01:33,994 --> 00:01:38,165 相変わらずバカだな 親友。 22 00:01:38,165 --> 00:01:42,002 《そうやって お前は… また誰かのために➡ 23 00:01:42,002 --> 00:01:44,004 自分を殺すのか》 24 00:03:25,972 --> 00:03:29,643 (シヴィル)世界の敵… いいね! 25 00:03:29,643 --> 00:03:32,813 そんな君が なぜ この世界に執着してるのか➡ 26 00:03:32,813 --> 00:03:36,817 わからないけど。 それに 体を返す? 27 00:03:36,817 --> 00:03:41,988 ああ そうか。 死霊術士だから 憑依しているだけなのかい? 28 00:03:41,988 --> 00:03:44,491 (ポルカ/屍神殿)そうだ。 29 00:03:44,491 --> 00:03:49,663 (ポルカ/屍神殿)次は 貴様に取りつくこととしよう。 30 00:03:49,663 --> 00:03:52,833 《匠:俺は 平穏に暮らしたいっていう➡ 31 00:03:52,833 --> 00:03:57,170 あいつの願いに 心のどこかで共感していた》 32 00:03:57,170 --> 00:04:01,775 (匠)ホントに どうしてこうなった? ああ クソ! 33 00:04:01,775 --> 00:04:04,611 どうして こうなっちまったんだ 俺はよ! 34 00:04:04,611 --> 00:04:07,514 こういうのは 柄じゃねえってのに 畜生! 35 00:04:12,786 --> 00:04:16,123 🔊(匠)やい ポルカ! えっ? 36 00:04:16,123 --> 00:04:18,959 🔊お前 俺たちをなめるのも いいかげんにしろよ! 37 00:04:18,959 --> 00:04:20,961 (ミサキ)くるぽん? 38 00:04:20,961 --> 00:04:22,963 🔊さっきから なんだ? 39 00:04:22,963 --> 00:04:25,298 🔊なに 勝手に 別れの挨拶 始めてやがる! 40 00:04:25,298 --> 00:04:28,301 🔊「この世界とは相いれない」だ? 41 00:04:28,301 --> 00:04:32,639 🔊確かに俺は お前の力が怖くて しかたがなかったよ。 42 00:04:32,639 --> 00:04:36,643 🔊絶対に関わり合うべきじゃねえ と思ってたよ! だけどな! 43 00:04:36,643 --> 00:04:39,312 お前は とっくに 俺とも! 44 00:04:39,312 --> 00:04:43,984 🔊ミサキとも! 本物のポルカとも 相いれてんだろうが! 45 00:04:43,984 --> 00:04:47,154 🔊なのに 勝手に さよならだ? 46 00:04:47,154 --> 00:04:49,990 🔊先に お前が 俺に言ったんじゃねえか。 47 00:04:49,990 --> 00:04:54,828 ⦅友達の命より大事な秘密なんて 僕にはない⦆ 48 00:04:54,828 --> 00:04:57,164 友達なめんじゃねえぞ! 49 00:04:57,164 --> 00:05:00,433 それに 俺とミサキの仕事はな➡ 50 00:05:00,433 --> 00:05:06,273 お前と この世界を 仲介するサポートなんだよ! 51 00:05:06,273 --> 00:05:08,275 (胡蝶)えっ? 停電? 52 00:05:08,275 --> 00:05:11,945 🔊そこら一帯 電気とカメラ系統を乗っ取った。 53 00:05:11,945 --> 00:05:15,615 🔊とりあえず公的なカメラに 録画はされねえはずだ。 54 00:05:15,615 --> 00:05:19,619 🔊必要以上に悪ぶることも 善人ぶることもねえ! 55 00:05:19,619 --> 00:05:24,958 やりたいように全力でやれよ 屍神殿! 56 00:05:24,958 --> 00:05:26,960 匠くん…。 57 00:05:26,960 --> 00:05:29,963 ふ~ん… なるほどね。 58 00:05:29,963 --> 00:05:33,967 さっきのビルの子たちが 君を縛る鎖なんだね。 59 00:05:33,967 --> 00:05:36,469 なら 彼らを先に…。 60 00:05:36,469 --> 00:05:39,806 (ポルカ/屍神殿)先に… どうするつもりだ? 61 00:05:39,806 --> 00:05:42,642 また空気が変わったね。 62 00:05:42,642 --> 00:05:47,147 ああ そうか。 悪ぶる必要もないんだっけ。 63 00:05:47,147 --> 00:05:50,483 君が何をするつもりかは わかる。 64 00:05:50,483 --> 00:05:52,652 だから改めて言うよ。 65 00:05:52,652 --> 00:05:54,654 僕は君を止める。 66 00:05:54,654 --> 00:05:56,656 宝石? 67 00:05:56,656 --> 00:06:00,427 《シヴィル:魔力代わりか? でも なんだ あの量は…》 68 00:06:00,427 --> 00:06:04,264 みんなのために… いや➡ 69 00:06:04,264 --> 00:06:09,769 僕のわがまま… 街の平穏のために… ね。 70 00:06:16,776 --> 00:06:18,778 あっ…。 71 00:06:20,780 --> 00:06:23,783 《いったい どこから そんなに大量の魔留石を?》 72 00:06:23,783 --> 00:06:27,120 なんだかんだ言っても 君も利用したのかい? 73 00:06:27,120 --> 00:06:30,790 その体 四乃山ポルカの財力を。 74 00:06:30,790 --> 00:06:37,964 (ポルカ)これは 僕が稼いだお金と 大事な友達からの支援だよ。 75 00:06:37,964 --> 00:06:42,802 そうだ… 未熟な僕に 手を貸してくれる人はいたんだ。 76 00:06:42,802 --> 00:06:46,806 この世界にも あちらの世界にも。 77 00:06:46,806 --> 00:06:50,143 ⦅友達なめんじゃねえぞ!⦆ 78 00:06:50,143 --> 00:06:52,646 そのとおりだね。 79 00:06:57,651 --> 00:07:01,588 君のわがままが 街の平穏だって? 80 00:07:01,588 --> 00:07:03,923 もう終わりだよ。 81 00:07:03,923 --> 00:07:08,595 さっきの僕の攻撃で 死んだのなんて ほんの一部だ。 82 00:07:08,595 --> 00:07:11,264 いくら監視カメラを潰したとしても➡ 83 00:07:11,264 --> 00:07:15,435 ここまで死者が出れば もうなかったことにはできない。 84 00:07:15,435 --> 00:07:19,439 君も… 僕もね。 85 00:07:19,439 --> 00:07:22,275 君は一つ勘違いをしている。 86 00:07:22,275 --> 00:07:26,780 今日 この街では まだ誰も死んでなんかいない。 87 00:07:26,780 --> 00:07:30,450 そのための準備をしていたからね。 88 00:07:30,450 --> 00:07:32,452 (シヴィル)これは まさか…。 89 00:07:32,452 --> 00:07:36,122 (ポルカ)今 この街には 生きた人間は ほとんどいない。 90 00:07:36,122 --> 00:07:39,125 もう 僕の神殿の中だ。 91 00:07:39,125 --> 00:07:41,795 《ここにいるのは すべて死霊で➡ 92 00:07:41,795 --> 00:07:44,631 人払いの結界まで 張ってたっていうのか!?》 93 00:07:44,631 --> 00:07:48,535 だから 今は力を抑える必要はない。 94 00:07:50,804 --> 00:07:53,306 (尊)んっ? どうなっている? 95 00:07:53,306 --> 00:07:55,308 📱(太貝)申し訳ありません。 96 00:07:55,308 --> 00:07:57,978 (太貝)いまだに 近づけない状況です。 97 00:07:57,978 --> 00:07:59,913 狙撃されています。 98 00:07:59,913 --> 00:08:01,915 どうやら 足止めするのが 目的のよう…。 99 00:08:01,915 --> 00:08:04,918 (銃声) 100 00:08:04,918 --> 00:08:07,921 (リサ)私たちにできるのは ここまでよ。 101 00:08:07,921 --> 00:08:12,425 (リサ)この街を… 新宿を用意してあげる。 102 00:08:12,425 --> 00:08:15,595 あとは 好きにおやりなさい。 103 00:08:15,595 --> 00:08:18,264 蝙蝠も君も同じだ。 104 00:08:18,264 --> 00:08:20,934 どうして この世界を変えようとしない? 105 00:08:20,934 --> 00:08:24,237 それは 手にした力に対する怠惰だろう? 106 00:08:27,273 --> 00:08:29,776 侮辱と言ってもいい。 107 00:08:29,776 --> 00:08:31,778 そんなことはないさ。 108 00:08:31,778 --> 00:08:36,449 僕なんかよりも力のある ずっとずっと すごい人だって…。 109 00:08:36,449 --> 00:08:39,452 平和を望んでたんだから。 110 00:08:39,452 --> 00:08:42,122 敵の死霊術士に操られて➡ 111 00:08:42,122 --> 00:08:45,625 暗殺者に仕立てられた まぬけな屍を…。 112 00:08:45,625 --> 00:08:49,462 僕みたいな どうしようもない屍を➡ 113 00:08:49,462 --> 00:08:53,566 まだ親友だなんて言ってくれる 強い人がね。 114 00:08:55,635 --> 00:08:58,471 いったい誰の話をしている? 115 00:08:58,471 --> 00:09:03,576 言っただろ? 大事な友達からの 支援があったって。 116 00:09:03,576 --> 00:09:08,281 その支援のおかげで あの人にも力を貸してもらえる。 117 00:09:11,751 --> 00:09:15,088 やっと そっちから よんでくれたな。 118 00:09:15,088 --> 00:09:19,426 すいません 時間がかかってしまいましたが➡ 119 00:09:19,426 --> 00:09:23,263 どうしても 守りたいものがあるんです。 120 00:09:23,263 --> 00:09:27,600 ご協力いただけますか? 陛下。 121 00:09:27,600 --> 00:09:33,606 いや… 手を貸してくれるかい? 親友。 122 00:09:33,606 --> 00:09:37,277 フッ…。 123 00:09:37,277 --> 00:09:39,279 陛下!? 124 00:09:39,279 --> 00:09:45,452 《まさか… バャディ帝国元皇帝 フラムロディア・バャディラーズだと!? 125 00:09:45,452 --> 00:09:50,790 なぜだ? 資料では 屍神殿は皇帝殺しの大逆人だ。 126 00:09:50,790 --> 00:09:55,962 なのに なぜここに… なぜ契約をしている?》 127 00:09:55,962 --> 00:09:58,465 (フラムロディア)言ったはずだぞ? 128 00:09:58,465 --> 00:10:01,634 たとえ お前が どんな存在になったとしても➡ 129 00:10:01,634 --> 00:10:05,472 余と帝国は お前の味方だ。 130 00:10:05,472 --> 00:10:08,141 死霊術士…。 131 00:10:08,141 --> 00:10:13,146 滅んだ帝国をそのまま 抱え込んでるとでもいうのか!? 132 00:10:13,146 --> 00:10:19,352 屍神殿を… 余の国の宮廷魔術師を なめるなよ! 133 00:10:23,656 --> 00:10:26,993 しかし 本当に魔素が少ないな。 134 00:10:26,993 --> 00:10:29,996 魔力を練るのに 時間がかかりそうだ。 135 00:10:29,996 --> 00:10:32,999 (パロミー)んじゃあ 時間稼ぎは僕がやるね。 136 00:10:32,999 --> 00:10:37,670 (ラカベニア)街の高楼は わらわが 魔糸で ひごするとしよう。 137 00:10:37,670 --> 00:10:41,508 (ルフ)私は どうやら 別の場所を対処すべきかな。 138 00:10:41,508 --> 00:10:43,510 お願いします。 139 00:10:43,510 --> 00:10:45,512 ハッ ハハハハ! 140 00:10:45,512 --> 00:10:49,516 今日は… 本当に夢みたいな日だ! 141 00:10:49,516 --> 00:10:52,185 (ソリティア)タタタタ…。 142 00:10:52,185 --> 00:10:54,521 これは 私も 認めなければなるまい! 143 00:10:54,521 --> 00:10:57,524 (ソリティア)あれは この世ならざる力だと。 144 00:10:57,524 --> 00:11:01,794 それと 先ほどから 妙な感覚も抜けないのだが…。 145 00:11:01,794 --> 00:11:04,797 君は どう思う? 火吹き蟲くん。 146 00:11:04,797 --> 00:11:08,301 危険 燃やすべき。 147 00:11:08,301 --> 00:11:13,306 何か起こる前に。 悲劇を生む前に。 148 00:11:13,306 --> 00:11:15,975 焼き… 尽くす。 149 00:11:15,975 --> 00:11:18,478 この街ごと…。 150 00:11:18,478 --> 00:11:22,315 (涼火)少し… お待ちいただけませんか? 151 00:11:22,315 --> 00:11:24,484 あっ…。 152 00:11:24,484 --> 00:11:27,654 お嬢さんは いったい? (涼火)彼が この世に➡ 153 00:11:27,654 --> 00:11:32,492 害を成す者かどうか 見定めてもよいのでは? 154 00:11:32,492 --> 00:11:34,661 何をもって…。 155 00:11:34,661 --> 00:11:39,165 いかなる因果で 我らを止める。 156 00:11:39,165 --> 00:11:41,167 関係ならありますよ。 157 00:11:41,167 --> 00:11:43,169 んっ? 158 00:11:43,169 --> 00:11:45,672 私は 焼かれた身ですから。 159 00:11:45,672 --> 00:11:48,341 あっ…。 160 00:11:48,341 --> 00:11:52,679 あなたたちに恋い焦がれた 偽物の蟲の手で。 161 00:11:52,679 --> 00:11:55,682 それに 彼には ご恩がありますので。 162 00:11:55,682 --> 00:11:59,352 先ほどから感じる妙な感覚。 163 00:11:59,352 --> 00:12:02,455 彼女の存在も その影響なのか…。 164 00:12:02,455 --> 00:12:06,626 で どうする? 火吹き蟲くん。 165 00:12:06,626 --> 00:12:10,463 (岩野目)フー… お前らには 確かに復讐の権利が➡ 166 00:12:10,463 --> 00:12:12,465 あるのかもしれねえ。 167 00:12:12,465 --> 00:12:15,134 うっ…。 (八津)係長! 168 00:12:15,134 --> 00:12:19,973 だがよ 俺たちも街を守るのが仕事でな。 169 00:12:19,973 --> 00:12:25,979 サバラモンドの人間… も 街の一部だとでも? 170 00:12:25,979 --> 00:12:30,316 今 お前らが取りついてる 一般市民のことだよ! 171 00:12:30,316 --> 00:12:33,319 仮に お前らが 復讐を果たしたとしても➡ 172 00:12:33,319 --> 00:12:36,322 そいつらが人を殺した事実は残る。 173 00:12:36,322 --> 00:12:39,993 そもそも この瞬間も そいつらの人生をねじ曲げて➡ 174 00:12:39,993 --> 00:12:42,662 ここに立たせてるんだろうが! 175 00:12:42,662 --> 00:12:45,999 お前らの復讐は 別の形で果たしてやる。 176 00:12:45,999 --> 00:12:50,003 少なくとも日本の中にいる サバラモンドとかいう連中は➡ 177 00:12:50,003 --> 00:12:52,005 俺が潰す! 178 00:12:52,005 --> 00:12:55,842 だから お前らも 無関係なやつらは解放しろ。 179 00:12:55,842 --> 00:13:00,780 信用して ただ 消え去れ… と。 180 00:13:00,780 --> 00:13:02,782 (岩野目)そうは言ってねえ。 181 00:13:02,782 --> 00:13:06,119 お前らが復讐を見届けることが 重要ってんなら➡ 182 00:13:06,119 --> 00:13:10,123 俺に お前らの意識を 転写してもかまわねえ! 183 00:13:13,960 --> 00:13:17,964 キヒヒッ! (ルル)あなたは どうして そこまで。 184 00:13:17,964 --> 00:13:20,633 ん~ なんでだろう? 185 00:13:20,633 --> 00:13:24,971 罪滅ぼしってわけじゃないし 恩返しとも違うし…。 186 00:13:24,971 --> 00:13:30,810 キヒッ! 言葉にはできないけど なんとなく わかるんだよねぇ。 187 00:13:30,810 --> 00:13:34,480 ここで諦めると ポルカくんと出会ってからの私が➡ 188 00:13:34,480 --> 00:13:37,483 ウソになっちゃう気がする。 189 00:13:37,483 --> 00:13:39,819 だから ちょっと本気でいくね! 190 00:13:39,819 --> 00:13:42,822 あっ…。 うっ…。 191 00:13:46,326 --> 00:13:50,663 そのサメの縫いぐるみ 力ずくで返してもらうよ。 192 00:13:50,663 --> 00:13:52,665 あっ…。 193 00:13:52,665 --> 00:13:56,002 わっ! あなた… まさか吸血鬼? 194 00:13:56,002 --> 00:13:58,004 キヒッ! バレちゃった? 195 00:13:58,004 --> 00:14:01,274 うわっ! ひゃっ! 196 00:14:01,274 --> 00:14:03,276 えっ? 197 00:14:05,278 --> 00:14:07,780 そんな! キヒヒ! 198 00:14:12,118 --> 00:14:15,788 (アラハバキ)らちがあかねえ! なんなんだ てめえはよ! 199 00:14:15,788 --> 00:14:19,959 もしかして てめえが レミングスってやつか? 200 00:14:19,959 --> 00:14:24,964 なら… ちいとばかし アクセル踏み込ませてもらうぜ! 201 00:14:24,964 --> 00:14:27,467 (小幽)あっ…。 (レミングス)あっ…。 202 00:14:27,467 --> 00:14:31,304 《このガキ… この姿に動じないだと?》 203 00:14:31,304 --> 00:14:34,807 おあいにくさま。 君みたいなやつなら知っている! 204 00:14:34,807 --> 00:14:39,145 動きも 呼吸も 魂も! 205 00:14:39,145 --> 00:14:41,347 うっ…。 206 00:14:44,317 --> 00:14:47,487 フゥ… なんとか使いこなせた。 207 00:14:47,487 --> 00:14:49,822 あっ… 地震? 208 00:14:49,822 --> 00:14:54,160 《これは… 精霊が動き出しているのか? 209 00:14:54,160 --> 00:14:57,663 でも あっちは任せるしかない。 それよりも…》 210 00:15:00,767 --> 00:15:03,269 魔法陣の錬成。 211 00:15:03,269 --> 00:15:06,939 ひとなでごとに 深奥に近づきおるのう。 212 00:15:06,939 --> 00:15:09,442 素人のくせに生意気! 213 00:15:09,442 --> 00:15:12,945 やはり 天才… か。 214 00:15:12,945 --> 00:15:17,950 とはいえ なぜ宮廷魔術師級の 魔術を受けて立っていられる? 215 00:15:17,950 --> 00:15:23,122 この世界に生きる彼は 本来 魔術師ですらないはずだぞ。 216 00:15:23,122 --> 00:15:27,960 この感覚… 彼と出会ったときから 感じてはいたが…。 217 00:15:27,960 --> 00:15:32,965 これじゃ まるで アリウスさんを相手にしているようだ。 218 00:15:32,965 --> 00:15:37,303 《御館様以外のために 命を懸けたくはないけど➡ 219 00:15:37,303 --> 00:15:42,809 あのお方が そう望むなら 僕は 四乃山の家のために働く。 220 00:15:42,809 --> 00:15:46,646 だから お前は いつもどおり 周りのことなんか気にしないで➡ 221 00:15:46,646 --> 00:15:49,816 僕の醜い嫉妬なんか 気付かないで➡ 222 00:15:49,816 --> 00:15:54,320 御館様の隣で ヘラヘラ笑いながら生きてろよ》 223 00:15:54,320 --> 00:15:57,490 ポルカくんを取り返す… っていうより➡ 224 00:15:57,490 --> 00:16:00,593 私に向かって 攻撃してるみたいだね。 225 00:16:00,593 --> 00:16:03,930 だとしたら ポルカくんは このまま 私と離れてたほうが…。 226 00:16:03,930 --> 00:16:07,433 崎宮さん。 あっ… 小幽くん。 227 00:16:07,433 --> 00:16:09,535 本物のポルカくんをお願い! 228 00:16:13,272 --> 00:16:15,274 崎宮さん! あっ…。 229 00:16:20,446 --> 00:16:24,116 あっ…。 えっ…。 230 00:16:24,116 --> 00:16:26,452 えっ? (小幽)すごい…。 231 00:16:26,452 --> 00:16:28,955 前は 自分の体だけだったのに➡ 232 00:16:28,955 --> 00:16:31,624 こんなことまで できるようになったのか。 233 00:16:31,624 --> 00:16:33,626 あっ…。 234 00:16:37,129 --> 00:16:39,632 助けられた? 235 00:16:39,632 --> 00:16:43,135 もしかして 誰かが この場に介入している? 236 00:16:43,135 --> 00:16:45,638 うわっ…。 えっ… 降りてく? 237 00:16:47,640 --> 00:16:52,311 精霊様が 過激に警戒しておられたわけだ。 238 00:16:52,311 --> 00:16:56,482 まさか こちらの世界に あの怪物が来ていたとは。 239 00:16:56,482 --> 00:16:58,985 あっ… あなたは? 240 00:16:58,985 --> 00:17:01,420 (精霊言語) 241 00:17:01,420 --> 00:17:04,090 んっ? やれやれ。 242 00:17:04,090 --> 00:17:06,926 私が殺されてから たった100年で➡ 243 00:17:06,926 --> 00:17:09,595 精霊言語すら途絶えるとは…。 244 00:17:09,595 --> 00:17:11,931 情けなくなるね。 245 00:17:11,931 --> 00:17:17,770 まぁ それでも屍神殿に 霊魂を預けたかいはあった。 246 00:17:17,770 --> 00:17:22,942 こうして 子孫の顔が見られたんだからね。 247 00:17:22,942 --> 00:17:27,113 (マジリ)フフ… あの子 まさか竜の腕とは。 248 00:17:27,113 --> 00:17:29,115 (マジリ)こんなことなら➡ 249 00:17:29,115 --> 00:17:32,118 義手を切り飛ばさなければ よかったです。 250 00:17:32,118 --> 00:17:34,620 (暴)危険は脱したようだな。 251 00:17:34,620 --> 00:17:40,626 あの戦いのあと 弟に迫る危機を 教えてくれたのは感謝する。 252 00:17:40,626 --> 00:17:43,629 (暴)だからこそ盟約は守る。 253 00:17:43,629 --> 00:17:49,802 お前とは休戦だ。 小幽が道を選ぶ そのときまで…。 254 00:17:49,802 --> 00:17:54,807 あっ… まさか 精霊まで抑え込んだのか? 255 00:17:56,809 --> 00:18:01,247 あ~ ハハッ… せっかく慣れてきたってのに。 256 00:18:01,247 --> 00:18:04,917 独学で ここまできたのなら 大したものだよ。 257 00:18:04,917 --> 00:18:09,088 でも このまま 君に負けるのは しゃくに障るね。 258 00:18:09,088 --> 00:18:12,258 最後に やれるだけのことは やってみるよ! 259 00:18:12,258 --> 00:18:14,427 あれは…。 260 00:18:14,427 --> 00:18:16,929 アリウスさんみたいどころか➡ 261 00:18:16,929 --> 00:18:20,766 アリウスさんが使ってた 魔法陣じゃないか。 262 00:18:20,766 --> 00:18:24,937 (パロミー)まずい! このままじゃ 街ごと吹っ飛ぶよ! 263 00:18:24,937 --> 00:18:27,607 君は負けちゃいないよ。 264 00:18:27,607 --> 00:18:31,444 単純な力なら 君のほうが ずっと上だ。 265 00:18:31,444 --> 00:18:33,779 僕は力を借りた。 266 00:18:33,779 --> 00:18:36,616 いや 使役しただけだ。 267 00:18:36,616 --> 00:18:39,285 みんなを… 道具みたいに。 268 00:18:39,285 --> 00:18:41,287 それでいい。 269 00:18:41,287 --> 00:18:45,291 余も他の連中も すでに死者 過去の遺物だ。 270 00:18:45,291 --> 00:18:49,128 道具として使い潰して前に進め。 271 00:18:49,128 --> 00:18:53,799 お前は今 生きてるんだからな。 272 00:18:53,799 --> 00:18:56,302 僕はもう 向こうで死んだ。 273 00:18:56,302 --> 00:18:59,905 ここにいるのは ただの屍だ。 274 00:18:59,905 --> 00:19:02,742 生きるというのは 死体かどうかじゃない。 275 00:19:02,742 --> 00:19:05,578 前を向いているかどうかだろう? 276 00:19:05,578 --> 00:19:07,580 屍神殿。 277 00:19:07,580 --> 00:19:10,916 いや… リズ! 278 00:19:10,916 --> 00:19:16,922 この世界で 自分の意志で 今度こそ守りたいものを守れ! 279 00:19:16,922 --> 00:19:21,761 《君は 僕と違って ずっと前だけを見ていた。 280 00:19:21,761 --> 00:19:25,431 なぜ そんなにも まっすぐ 前だけ見ていられたのか➡ 281 00:19:25,431 --> 00:19:27,933 そのときは わからなかったけど…。 282 00:19:27,933 --> 00:19:30,736 今なら少しだけ わかる気がする》 283 00:19:33,105 --> 00:19:36,609 今度は 僕が君を巻き込むよ。 284 00:19:38,611 --> 00:19:41,447 道を空けてもらおう。 285 00:19:41,447 --> 00:19:44,283 《シヴィル:なんて きれいな 魔法陣なんだろう。 286 00:19:44,283 --> 00:19:47,119 あぁ… あのときだ。 287 00:19:47,119 --> 00:19:50,523 昔 初めて 魔術書を見たときの感覚だ》 288 00:19:56,796 --> 00:19:59,131 ここまでか…。 289 00:19:59,131 --> 00:20:02,334 でも 楽しかったよ。 290 00:20:06,806 --> 00:20:11,310 (岩野目)お前らが復讐を 見届けることが重要ってんなら➡ 291 00:20:11,310 --> 00:20:14,313 俺に お前らの意識を 転写してもかまわねえ! 292 00:20:14,313 --> 00:20:17,316 イワさん! 自分が代わりになるなんて➡ 293 00:20:17,316 --> 00:20:19,819 言うなよ? お前ら。 294 00:20:19,819 --> 00:20:22,154 こいつは 俺の独断…。 295 00:20:22,154 --> 00:20:24,490 んっ? (荒瀬)失礼。 296 00:20:24,490 --> 00:20:26,826 えっ? うっ…。 297 00:20:26,826 --> 00:20:28,828 うわぁ…。 約束どおり➡ 298 00:20:28,828 --> 00:20:32,832 また感情的になっていたので 殴って止めました。 299 00:20:32,832 --> 00:20:35,835 てっ… 手加減…。 しました。 300 00:20:35,835 --> 00:20:38,003 イワさんのことです。 301 00:20:38,003 --> 00:20:41,006 細呂木さんのことが 頭にあったでしょう? 302 00:20:41,006 --> 00:20:43,509 忘れないでください。 303 00:20:43,509 --> 00:20:46,345 我々からすれば イワさん自身も➡ 304 00:20:46,345 --> 00:20:50,850 守るべき街の一部ですよ。 悪い…。 305 00:20:50,850 --> 00:20:55,855 お前の覚悟は… 理解した。 306 00:20:55,855 --> 00:20:59,959 あの少年が バグか 否か。 307 00:20:59,959 --> 00:21:04,630 我々は しばし 観察する。 308 00:21:04,630 --> 00:21:06,632 (岩野目)あの少年? 309 00:21:06,632 --> 00:21:12,972 そのまま消え去るかどうかは お前たちしだいだ。 310 00:21:12,972 --> 00:21:15,808 あれ? ここ どこ? 311 00:21:15,808 --> 00:21:19,311 なんで こんなところに? んっ…。 312 00:21:19,311 --> 00:21:22,481 えっ! ソリティア!? ウソ! サインください! 313 00:21:22,481 --> 00:21:26,152 いいとも! 実は こう見えて有名人でね! 314 00:21:26,152 --> 00:21:29,655 君もどうかね? 幽霊っぽい お嬢さ…。 315 00:21:29,655 --> 00:21:32,358 おや? 316 00:21:34,493 --> 00:21:38,497 あっ… あ~ 夢か? 317 00:21:38,497 --> 00:21:42,501 そういや あのクソ研究所の 連中が言ってたな。 318 00:21:42,501 --> 00:21:45,171 俺に移植した 心臓みてえなの➡ 319 00:21:45,171 --> 00:21:49,341 頭が2つある 虎の魔獣の核だって。 320 00:21:49,341 --> 00:21:51,343 くすぐってぇ…。 321 00:21:53,345 --> 00:21:55,347 (シヴィル)生きてる? 322 00:21:55,347 --> 00:21:57,349 重傷だったけれど➡ 323 00:21:57,349 --> 00:22:00,119 完全に死んでは いなかったからね。 324 00:22:00,119 --> 00:22:02,621 体の一部を 死体に直したけど➡ 325 00:22:02,621 --> 00:22:05,291 そのうち 生きた肉と入れ替わる。 326 00:22:05,291 --> 00:22:07,960 なんで 僕を助けた? 327 00:22:07,960 --> 00:22:10,629 君は死霊術士だろ? 328 00:22:10,629 --> 00:22:13,966 殺して僕のことも 使役すればよかったじゃないか。 329 00:22:13,966 --> 00:22:18,304 もらいすぎた分のお釣りを 魔術で返しただけだよ。 330 00:22:18,304 --> 00:22:20,806 (シヴィル)それは 僕があげた…。 331 00:22:20,806 --> 00:22:22,975 (ポルカ)それに…。 (ルル)シヴィル様! 332 00:22:22,975 --> 00:22:26,145 《ポルカ:ごう音の中で 声が聞こえたわけでも➡ 333 00:22:26,145 --> 00:22:29,148 何かが見えたわけでもない。 334 00:22:29,148 --> 00:22:31,317 けれども あの瞬間…》 335 00:22:31,317 --> 00:22:34,987 子どもが悲しそうなのは 嫌だなと思えたんだ。 336 00:22:34,987 --> 00:22:39,825 子どもから何かを奪うのは 好きじゃないんだよ。 337 00:22:39,825 --> 00:22:43,329 後悔することになるかもよ? かもね。 338 00:22:43,329 --> 00:22:45,331 でも そのときは➡ 339 00:22:45,331 --> 00:22:48,834 最初から全力で みんなを守る。 340 00:22:48,834 --> 00:22:51,837 はぁ… わかったよ。 341 00:22:51,837 --> 00:22:56,008 元の世界に戻るのは 今は諦める。 342 00:22:56,008 --> 00:22:58,344 この世界にも 生きる価値があるって➡ 343 00:22:58,344 --> 00:23:01,113 わかったからね。 344 00:23:01,113 --> 00:23:03,282 ポルカくん! 345 00:23:03,282 --> 00:23:05,951 シヴィル様~。 346 00:23:05,951 --> 00:23:09,054 《ポルカ:それには 僕も同意するよ》 347 00:23:25,971 --> 00:23:28,474 (リサ)四乃山ポルカを殺したい連中➡ 348 00:23:28,474 --> 00:23:33,479 どうやら池袋か六本木の仲介屋と つながったみたいね。 349 00:23:33,479 --> 00:23:36,649 忘れてはダメよ 屍神殿くん。 350 00:23:36,649 --> 00:23:39,151 そして ポルカくん本人も。 351 00:23:39,151 --> 00:23:43,322 あなたたちの目指す平穏に たどりつくまでには➡ 352 00:23:43,322 --> 00:23:47,026 まだまだ 多くの壁があるってことをね。