1 00:00:00,000 --> 00:00:05,921 {\an8}♪〜 2 00:01:23,916 --> 00:01:29,922 {\an8}〜♪ 3 00:01:40,474 --> 00:01:42,768 (ヒュンケル) これは 超竜軍団(ちょうりゅうぐんだん)… 4 00:01:43,519 --> 00:01:46,063 俺たちがフレイザードと 戦っているあいだに— 5 00:01:46,355 --> 00:01:48,607 カール王国を滅ぼしていたとは 6 00:01:49,066 --> 00:01:50,026 (兵士)うう… 7 00:01:50,651 --> 00:01:55,489 最強と うたわれた 我らカール騎士団が… ちくしょう 8 00:01:55,990 --> 00:01:56,907 ん… 9 00:01:58,325 --> 00:02:00,077 (兵士)頼みがある (ヒュンケル)ん? 10 00:02:00,536 --> 00:02:04,290 (兵士) 城のあたりに 俺の兄の亡骸があるはず 11 00:02:04,540 --> 00:02:05,958 葬ってやりたいんだ 12 00:02:06,709 --> 00:02:10,087 兄は この国の 騎士団長を務めていた 13 00:02:10,421 --> 00:02:14,341 騎士ホルキンスといえば 隣国にも その名を知られた英雄 14 00:02:15,301 --> 00:02:17,762 必死でドラゴンたちを 撃退していったが— 15 00:02:18,095 --> 00:02:21,557 敵の軍団長と名乗る男に やられてしまったんだ 16 00:02:22,266 --> 00:02:23,350 (ヒュンケル) バランか 17 00:02:24,018 --> 00:02:26,687 あんなスゴいのは見たことがない 18 00:02:29,315 --> 00:02:30,691 (ホルキンス)うおお〜! 19 00:02:31,275 --> 00:02:33,402 うっ ううっ ぐ… 20 00:02:34,361 --> 00:02:35,362 ぐう! 21 00:02:36,572 --> 00:02:38,407 うう! うおお〜! 22 00:02:38,491 --> 00:02:41,619 (兵士) 剣の勝負では 兄も決して引けを取らなかった 23 00:02:42,369 --> 00:02:43,746 すると ヤツは… 24 00:02:45,706 --> 00:02:48,959 あ… 剣を収めるとは臆したか〜! 25 00:02:51,796 --> 00:02:52,755 は… 26 00:02:57,968 --> 00:02:58,844 ああ… 27 00:03:00,721 --> 00:03:02,139 (兵士) 一発だった 28 00:03:03,224 --> 00:03:06,685 たった一発で 兄は やられてしまったんだ 29 00:03:09,355 --> 00:03:12,691 あれだ 俺1人じゃ どうにもできない 30 00:03:17,822 --> 00:03:22,201 この形は… ダイの紋章と同じ… 31 00:03:23,410 --> 00:03:25,329 (ダイ)俺に部下になれだって? 32 00:03:25,788 --> 00:03:29,166 人間を滅ぼせだって? ふざけるな! 33 00:03:29,583 --> 00:03:31,001 (バラン)ふざけてなどおらん 34 00:03:31,669 --> 00:03:35,297 それこそが本来の ドラゴンの騎士の務めではないか 35 00:03:35,631 --> 00:03:36,549 何? 36 00:03:36,882 --> 00:03:39,135 (バラン) まだ すべてを知らぬとみえる 37 00:03:39,969 --> 00:03:44,348 よかろう 竜水晶(りゅうすいしょう)に代わって 私が教えてやる 38 00:03:46,934 --> 00:03:50,354 かつて神々が 世界を 創りたもうたばかりの時代— 39 00:03:50,938 --> 00:03:53,482 この世は3つの種族が治めていた 40 00:03:53,899 --> 00:03:57,153 すなわち 人間と魔族と竜だ 41 00:03:58,112 --> 00:04:01,740 今でこそドラゴンは モンスターの 一種とされているが— 42 00:04:02,158 --> 00:04:07,788 昔は人間以上の知識を持ち 言葉を操る者のほうが多かったのだ 43 00:04:09,039 --> 00:04:12,918 だが この3つの種族は 世界の覇権を巡って— 44 00:04:13,335 --> 00:04:15,588 血で血を洗う戦いを続けた 45 00:04:16,297 --> 00:04:19,425 それを疎ましく思った 神々は考えた— 46 00:04:20,134 --> 00:04:22,845 この世界を粛正する者が必要だと 47 00:04:23,596 --> 00:04:25,598 竜の神と魔族の神と— 48 00:04:25,806 --> 00:04:30,144 人間の神が集まって話し合い ある結論に達したのだ 49 00:04:31,103 --> 00:04:34,690 それは 竜の戦闘力と 魔族の魔力と— 50 00:04:34,940 --> 00:04:39,236 人間の心を持った 究極の戦士を生み出すことだった 51 00:04:41,739 --> 00:04:43,657 それが ドラゴンの騎士だ 52 00:04:44,450 --> 00:04:48,245 ゆえに いずれかの種族が ときとして野心を抱き— 53 00:04:48,454 --> 00:04:50,414 世界を我が物にせんとしたら— 54 00:04:50,873 --> 00:04:55,961 それを滅ぼし 天罰を与えるのが ドラゴンの騎士の使命なのだ 55 00:04:56,795 --> 00:05:00,591 だったら 大魔王バーンのほうが よっぽど悪いじゃないか! 56 00:05:00,841 --> 00:05:03,427 あいつは 世界を征服しようとしているんだぞ 57 00:05:03,636 --> 00:05:06,013 いや 悪いのは人間だ 58 00:05:06,472 --> 00:05:10,726 バーンさまは世界のために 人間を滅ぼそうとなさっているのだ 59 00:05:10,893 --> 00:05:11,727 そんな… 60 00:05:12,186 --> 00:05:14,146 お前も一刻も早く— 61 00:05:14,480 --> 00:05:17,149 ドラゴンの騎士 本来の使命に目覚め— 62 00:05:17,483 --> 00:05:19,944 バーンさまに お力添えをするがいい 63 00:05:20,194 --> 00:05:21,070 嫌だ! 64 00:05:21,654 --> 00:05:24,823 俺は 誰がなんと言おうと 人間の味方だ! 65 00:05:25,366 --> 00:05:28,619 アバン先生の命を奪った 魔王軍の手下なんかに— 66 00:05:28,744 --> 00:05:30,245 死んでもなるもんか! 67 00:05:30,496 --> 00:05:31,330 そうか 68 00:05:32,206 --> 00:05:34,500 (ダイ)超竜軍団 軍団長バラン 69 00:05:34,875 --> 00:05:38,629 これでもくらえ! アバンストラッシュ! 70 00:05:41,757 --> 00:05:42,675 あ… 71 00:05:44,510 --> 00:05:46,303 全然効かない! あ… 72 00:05:46,720 --> 00:05:48,889 できれば 傷つけたくなかったが— 73 00:05:49,139 --> 00:05:51,266 お前が そういう気持ちならば… 74 00:05:51,767 --> 00:05:54,478 (ダイ)あ… (バラン)力ずくでも連れて帰るぞ 75 00:05:54,603 --> 00:05:55,646 ああ… 76 00:05:55,896 --> 00:05:58,273 ぬおおお〜! 77 00:05:58,774 --> 00:06:01,443 (竜水晶) あ… バカな こんなことが… 78 00:06:04,196 --> 00:06:05,239 (ゴメちゃん)ピ!? (ポップたち)あ… 79 00:06:05,406 --> 00:06:07,366 {\an8}(ポップ) 一体 何が起こってるんだ 80 00:06:07,533 --> 00:06:09,451 (ナバラ)これは… (メルル)いる 81 00:06:09,827 --> 00:06:12,037 すさまじい力を持った何かが… 82 00:06:12,246 --> 00:06:13,080 (ゴメちゃん)ピ!? (ポップ)なんだって!? 83 00:06:14,999 --> 00:06:18,168 (一同)あ… うわあ〜! 84 00:06:18,627 --> 00:06:20,671 (レオナ) あ… あれ見て ダイ君が! 85 00:06:20,963 --> 00:06:22,840 (ポップ)ダイ… ダイ! 86 00:06:22,923 --> 00:06:23,757 ああっ… 87 00:06:24,341 --> 00:06:25,384 (ポップ)ダ〜イ! 88 00:06:25,968 --> 00:06:27,386 (ダイ)う… (ポップ)ダイ! 89 00:06:27,511 --> 00:06:28,470 く… 90 00:06:28,721 --> 00:06:30,180 おい 大丈夫かよ! 91 00:06:30,472 --> 00:06:31,515 うう… 92 00:06:32,099 --> 00:06:33,183 (ダイ)あ… (ポップたち)ん? 93 00:06:34,309 --> 00:06:37,312 (ポップ)ああ… あの紋章は… 94 00:06:37,730 --> 00:06:39,982 じゃあ あの男もドラゴンの騎士!? 95 00:06:40,649 --> 00:06:43,444 (ダイ)あいつは魔王軍だ 96 00:06:43,986 --> 00:06:46,530 超竜軍団 軍団長バラン 97 00:06:46,947 --> 00:06:47,865 (レオナ)ええ!? 98 00:06:48,073 --> 00:06:50,909 (ポップ) じゃあ 魔王軍にも ドラゴンの騎士がいたのかよ! 99 00:06:51,160 --> 00:06:53,370 そんな ドラゴンの騎士は— 100 00:06:53,454 --> 00:06:55,914 この世に ただ一人しか現れないはずです 101 00:06:56,665 --> 00:06:58,042 え… でも… 102 00:06:58,375 --> 00:06:59,293 (バラン)そう 103 00:07:00,169 --> 00:07:04,465 私こそ この時代 ただ一人の 真のドラゴンの騎士だ 104 00:07:05,257 --> 00:07:08,260 だが 本来 この世に一人しか 生まれぬはずの— 105 00:07:08,344 --> 00:07:11,555 ドラゴンの騎士一族にも 例外が起こった 106 00:07:12,348 --> 00:07:14,016 それが お前なのだ 107 00:07:14,224 --> 00:07:15,059 う… 108 00:07:15,142 --> 00:07:18,687 (バラン) 今こそ ドラゴンの騎士としての 使命に目覚め— 109 00:07:18,896 --> 00:07:21,440 私と共に 人間を滅ぼすのだ 110 00:07:21,732 --> 00:07:22,816 なんだと? 111 00:07:22,900 --> 00:07:25,819 そんなの絶対に嫌だ 何度も言わせるな! 112 00:07:26,403 --> 00:07:27,988 今は まだ よいだろう 113 00:07:28,822 --> 00:07:32,993 子供のころのドラゴンの騎士は 並の人間と たいして変わらん 114 00:07:33,660 --> 00:07:35,204 だが お前が成長し— 115 00:07:35,454 --> 00:07:37,915 ドラゴンの力に 目覚め始めるにつれ— 116 00:07:38,248 --> 00:07:42,836 人間は お前を恐れ 疎み 迫害を始めるだろう 117 00:07:43,545 --> 00:07:47,341 そのとき 地獄の苦しみを 味わうのは お前なのだぞ 118 00:07:47,424 --> 00:07:48,258 あ… 119 00:07:48,842 --> 00:07:51,845 (女の子) 怖い! おにいちゃん怖いよ! 120 00:07:52,971 --> 00:07:53,806 う… 121 00:07:53,972 --> 00:07:57,518 (ポップ) ふざけんじゃねえ! ダイは 俺たちの仲間だぜ! 122 00:07:57,851 --> 00:08:00,896 たとえ正体がなんだろうと 迫害なんぞするもんかい! 123 00:08:01,688 --> 00:08:04,274 人間を滅ぼすために 手を貸すだと!? 124 00:08:04,900 --> 00:08:07,903 ダイが… ダイが死んでも そんなことするかよ! 125 00:08:08,070 --> 00:08:08,946 ポップ… 126 00:08:09,279 --> 00:08:10,989 姫さん ダイにベホマを 127 00:08:11,115 --> 00:08:11,990 分かった 128 00:08:12,074 --> 00:08:14,368 こ… こいつは俺がなんとか… 129 00:08:14,618 --> 00:08:17,579 身のほどを知らぬヤツというのは 哀れだな 130 00:08:18,038 --> 00:08:19,957 うおお〜! 131 00:08:21,083 --> 00:08:21,959 ベタン! 132 00:08:26,004 --> 00:08:26,839 (レオナ)ベホマ! 133 00:08:27,464 --> 00:08:29,675 よし これでダイは回復すらあ 134 00:08:29,758 --> 00:08:30,843 (足音) 135 00:08:31,218 --> 00:08:33,345 あ… は… 136 00:08:42,938 --> 00:08:46,817 うわあ〜 ドラゴン3匹を仕留めた 俺の最大呪文が! 137 00:08:47,151 --> 00:08:51,822 竜の群れを束ねる軍団長が ドラゴンより弱いとでも思ったか 138 00:08:52,114 --> 00:08:54,408 (ポップ)姫さん 急げ! (レオナ)そんなこと言われても… 139 00:08:55,242 --> 00:08:56,827 (バラン)無駄なあがきは よせ! 140 00:08:59,788 --> 00:09:01,623 (ポップ)呪文が! (一同)うわあ! 141 00:09:22,060 --> 00:09:23,604 (レオナ)う… (ダイ)う… 142 00:09:25,397 --> 00:09:27,733 く… ち… ちくしょう 143 00:09:28,233 --> 00:09:30,068 ダイ君 はっ… 144 00:09:30,277 --> 00:09:32,029 その子は貰(もら)っていくぞ 145 00:09:32,362 --> 00:09:34,698 (レオナ) ダメよ! ダイ君は渡さないわ! 146 00:09:34,990 --> 00:09:36,909 いくら同族だからといって— 147 00:09:37,034 --> 00:09:39,828 ダイを自由にできる 権利なんかねえはずだぜ 148 00:09:40,162 --> 00:09:42,581 {\an8}権利なら… ある 149 00:09:42,915 --> 00:09:44,708 {\an8}(ポップ)なんだと! (バラン)この子は— 150 00:09:45,209 --> 00:09:46,793 {\an8}私の息子だ 151 00:09:46,960 --> 00:09:48,003 {\an8}は… 152 00:09:48,837 --> 00:09:52,466 {\an8}なんて… 今 なんて言ったの? 153 00:09:53,300 --> 00:09:56,011 {\an8}この子は 私の息子だと言ったのだ 154 00:09:56,512 --> 00:09:57,804 {\an8}(ポップ)は… (メルルたち)え… 155 00:09:58,305 --> 00:09:59,973 (バラン)本当の名は ディーノ 156 00:10:01,141 --> 00:10:03,393 (ダイ)ウ… ウソだ 157 00:10:03,685 --> 00:10:06,688 息子? ダイ君があなたの? 158 00:10:07,022 --> 00:10:09,399 (ポップ) てめえがダイの父親だってのか? 159 00:10:10,150 --> 00:10:11,777 デタラメ言ってんじゃねえよ! 160 00:10:12,027 --> 00:10:15,239 ダイは 子供のころデルムリン島に 流れ着いたって聞いたぜ! 161 00:10:15,572 --> 00:10:17,241 何か証拠でもあんのかよ! 162 00:10:18,158 --> 00:10:21,411 その子の額の紋章が何よりの証拠 163 00:10:21,828 --> 00:10:23,705 この地上に 私以外で— 164 00:10:23,789 --> 00:10:27,251 ドラゴンの紋章を持つ 可能性があるのは ただ一人 165 00:10:27,918 --> 00:10:32,089 11年前に生き別れた 我が子 ディーノだけだ 166 00:10:32,548 --> 00:10:36,385 じゃあ ドラゴンの騎士の一族って あなたの家系しかいないの? 167 00:10:36,885 --> 00:10:38,387 仲間も兄弟も… 168 00:10:39,638 --> 00:10:41,348 そうよ お母さんは? 169 00:10:41,640 --> 00:10:43,809 ダイ君を産んだ お母さんは どこにいるの? 170 00:10:45,644 --> 00:10:46,812 母親か… 171 00:10:47,396 --> 00:10:51,525 確かに この子には どことなく母親の面影がある 172 00:10:53,735 --> 00:10:57,698 だが 貴様ら人間には 関係のないことだ 173 00:10:58,573 --> 00:11:02,536 (ザボエラ) まさか バランが ダイの父親であったとは 174 00:11:02,703 --> 00:11:04,454 (ピロロ) ドラゴンの騎士の親子だ〜! 175 00:11:04,663 --> 00:11:09,835 (キルバーン) そう 父と子の 実に十数年ぶりの涙のご対面だよ 176 00:11:10,043 --> 00:11:13,213 でも この感動的場面の 陰の功労者は— 177 00:11:13,297 --> 00:11:16,216 僕だということを忘れないように 178 00:11:16,550 --> 00:11:20,429 何しろ どこかの小心者が ひた隠しにしていた事実を— 179 00:11:20,512 --> 00:11:22,389 突き止めたんだからね 180 00:11:22,472 --> 00:11:23,515 (ハドラー)貴様! 181 00:11:23,598 --> 00:11:25,434 (ミストバーン)静粛に (ハドラー)ん? 182 00:11:25,851 --> 00:11:30,105 (ミストバーン) これより 偉大なる大魔王 バーンさまがお目見えになる 183 00:11:30,230 --> 00:11:31,273 控えよ 184 00:11:31,481 --> 00:11:33,442 (ザボエラ)はは〜 (ハドラー)クソ… 185 00:11:36,862 --> 00:11:39,156 (ミストバーン) 大魔王 バーンさまである 186 00:11:43,994 --> 00:11:46,204 (バーン)一同 大義であった 187 00:11:47,080 --> 00:11:49,624 面(おもて)をあげよ 188 00:11:50,000 --> 00:11:51,126 うう… 189 00:11:52,002 --> 00:11:56,423 (ハドラー) 間近に接すると相も変わらぬ なんたる威圧感 190 00:11:57,215 --> 00:12:00,135 (バーン) おもしろいことに なっているようだな 191 00:12:00,719 --> 00:12:02,763 (キルバーン) はい 実は以前に— 192 00:12:02,846 --> 00:12:07,267 ダイがドラゴンの騎士ではないか という論争が持ち上がったのですよ 193 00:12:07,392 --> 00:12:09,478 そこで 僕が中立の立場で— 194 00:12:09,561 --> 00:12:14,358 ヤツの正体を見極めにいく ということになったのです フフ 195 00:12:14,441 --> 00:12:16,985 ハドラー司令は猛反対したけどね 196 00:12:17,194 --> 00:12:19,321 ダイの素性を知ってたのかな? 197 00:12:19,613 --> 00:12:20,947 (ハドラー) こいつら… 198 00:12:21,323 --> 00:12:26,536 (バーン) ミストバーン お主は あの小僧の力を なんと見る 199 00:12:27,204 --> 00:12:30,999 (ミストバーン) フレイザードに 我が軍 最強の鎧(よろい)を与え— 200 00:12:31,333 --> 00:12:33,293 ダイの力量を試しました 201 00:12:33,877 --> 00:12:37,255 すべてにおいて 恐るべき力を持っております 202 00:12:38,590 --> 00:12:40,342 (バーン)ハッハッハッハッハ (ザボエラ)おお… 203 00:12:41,009 --> 00:12:47,516 (バーン) ドラゴンの騎士が 2人そろって 余の配下に加わるかもしれぬとはな 204 00:12:48,016 --> 00:12:49,643 (キルバーン) ダイを引き入れたら— 205 00:12:49,726 --> 00:12:53,480 バランには 何か褒美を取らせて やらねばなりませんねえ 206 00:12:53,814 --> 00:12:59,027 (バーン) うむ そのときにはヤツに 魔軍司令の座を任せてもよい 207 00:12:59,319 --> 00:13:00,153 バーンさま! 208 00:13:00,487 --> 00:13:03,156 (バーン)余の決定に変更はない 209 00:13:03,532 --> 00:13:04,533 く… 210 00:13:05,700 --> 00:13:09,621 (ハドラー) 恐れていたことが 現実になってしまった 211 00:13:11,706 --> 00:13:15,377 (ザボエラ) ハドラーさまが ダイとバランを 会わせまいとしていたのは— 212 00:13:15,460 --> 00:13:17,546 こういうことじゃったか 213 00:13:18,088 --> 00:13:19,506 (バーン)だが— (ハドラーたち)う… 214 00:13:19,840 --> 00:13:24,010 (バーン) そうはうまく 事が運ばんらしい 215 00:13:35,272 --> 00:13:36,815 ディーノは連れて帰る 216 00:13:37,482 --> 00:13:38,984 (ダイ)触るな (バラン)ん? 217 00:13:39,234 --> 00:13:40,735 (レオナ)ダイ君! (ポップ)ダイ! 218 00:13:41,236 --> 00:13:42,571 まだ分からぬのか 219 00:13:43,363 --> 00:13:47,242 {\an8}お前と私では 力において 雲泥の差があるのだぞ 220 00:13:47,742 --> 00:13:51,746 {\an8}(ダイ)まだ 俺には最後の武器がある 221 00:13:51,997 --> 00:13:52,914 ん? 222 00:13:53,206 --> 00:13:56,126 (ダイ) そうだ マトリフさんも言ってた 223 00:13:56,751 --> 00:13:57,878 勇者の武器… 224 00:13:59,212 --> 00:14:03,383 俺に残された武器で お前に通じそうなものは— 225 00:14:04,092 --> 00:14:08,889 もう どんな強敵にも 立ち向かっていく— 226 00:14:11,224 --> 00:14:13,310 この勇気しかない! 227 00:14:14,394 --> 00:14:15,979 (ハドラー) こうなったら— 228 00:14:16,313 --> 00:14:20,776 ダイがバランを倒してくれることを 願う以外にない 229 00:14:21,067 --> 00:14:21,902 ディーノ 230 00:14:21,985 --> 00:14:23,820 (ダイ)ディーノなんて呼ぶな! (バラン)ん… 231 00:14:24,780 --> 00:14:26,239 俺の名は ダイだ 232 00:14:26,865 --> 00:14:29,451 じいちゃんから貰った 俺の名前なんだ 233 00:14:30,452 --> 00:14:34,289 {\an8}俺は 魔王軍と戦う 勇者 ダイだ! 234 00:14:34,873 --> 00:14:35,832 ダイ君… 235 00:14:36,041 --> 00:14:37,000 ダイ… 236 00:14:38,960 --> 00:14:39,795 ん… 237 00:14:40,629 --> 00:14:41,713 (ナバラ)およし! (メルル)あっ… 238 00:14:42,130 --> 00:14:44,257 相手はドラゴンの騎士さまなんだよ 239 00:14:44,382 --> 00:14:45,467 でも悪い人です! 240 00:14:45,634 --> 00:14:48,845 悪い人? それは分からないよ 241 00:14:49,429 --> 00:14:52,766 もし ドラゴンの騎士さまに 滅ぼされてしまったとしたら— 242 00:14:53,141 --> 00:14:55,519 それは 私ら人間が悪いんだ 243 00:14:55,727 --> 00:14:56,853 そんな… 244 00:14:57,103 --> 00:14:59,272 そうか 分かった 245 00:15:00,148 --> 00:15:03,443 では 人間どもの呼びかたに従って ダイと呼ぼう 246 00:15:03,902 --> 00:15:08,615 ダイよ 人間どもに味方する 勇者として お前を倒す 247 00:15:09,157 --> 00:15:13,203 素直に我が軍門に下らぬと 命がないものと思え! 248 00:15:13,537 --> 00:15:14,371 う… 249 00:15:15,080 --> 00:15:16,706 は… う… 250 00:15:17,123 --> 00:15:18,834 ポップ君 今 ベホマを 251 00:15:18,917 --> 00:15:20,168 (ポップ)あ… すまねえ 252 00:15:20,585 --> 00:15:23,380 だが 体力が回復しても 何もできねえ 253 00:15:24,130 --> 00:15:27,884 あいつにゃ 俺たちの呪文なんか まるで効かねえんだからな 254 00:15:28,301 --> 00:15:30,554 ダイ 何か手があんのかよ 255 00:15:31,096 --> 00:15:34,099 (ダイ) ハンパな攻撃を仕掛けたら 今度こそやられる 256 00:15:34,641 --> 00:15:37,936 俺の最強最大の技を 一発で決めなきゃ 257 00:15:39,688 --> 00:15:43,525 何か奥の手を 隠していたかと思えば その技か 258 00:15:44,192 --> 00:15:45,944 アバンストラッシュとかいったな 259 00:15:46,528 --> 00:15:49,906 恐らく 剣技における パワー スピード— 260 00:15:50,073 --> 00:15:55,120 そして闘気のコントロールが 三位一体となり完成される技だろう 261 00:15:55,537 --> 00:15:56,413 あ… 262 00:15:56,705 --> 00:15:59,249 (バラン) 心技体が すべて そろわぬとできん 263 00:15:59,332 --> 00:16:00,166 う… 264 00:16:00,417 --> 00:16:03,628 人間の編み出した技としては 強力だが— 265 00:16:04,045 --> 00:16:06,882 私に通じぬのは証明済みのはず 266 00:16:07,507 --> 00:16:11,303 (ダイ) たった一撃でアバン先生の 最高奥義を見抜くなんて… 267 00:16:12,137 --> 00:16:13,930 やっぱり あの技しかない 268 00:16:14,431 --> 00:16:18,852 頼む 俺の体の中に眠っている ドラゴンの力よ— 269 00:16:19,060 --> 00:16:20,562 目を覚ましてくれ! 270 00:16:20,770 --> 00:16:22,063 この男に勝たなきゃ— 271 00:16:22,814 --> 00:16:25,692 人間は みんな滅ぼされてしまうんだ! 272 00:16:26,943 --> 00:16:27,903 ん… 273 00:16:28,194 --> 00:16:31,364 (ダイ)うおお〜! 274 00:16:33,325 --> 00:16:34,618 ダイも紋章を出した! 275 00:16:35,952 --> 00:16:38,246 (バラン)まさか… (ダイ)だあ〜! 276 00:16:38,330 --> 00:16:39,789 ライデイン! 277 00:16:44,294 --> 00:16:47,923 ライデインストラ〜ッシュ! 278 00:16:48,048 --> 00:16:51,468 (バラン)ぬうう〜! (ダイ)あ… 279 00:16:51,885 --> 00:16:53,178 受け止めやがった 280 00:16:53,303 --> 00:16:55,764 しかもストラッシュは 完璧版なのに! 281 00:16:55,972 --> 00:16:58,683 (レオナ) 剣でライデインのエネルギーを 吸収してるわ 282 00:17:00,101 --> 00:17:01,186 そんな… 283 00:17:01,686 --> 00:17:04,481 (バラン) よくぞ ここまで竜の力を操った 284 00:17:04,981 --> 00:17:08,526 普通 ドラゴンの騎士は 成人するまで 己の意思で— 285 00:17:08,610 --> 00:17:11,696 紋章の力を コントロールできないものだが… 286 00:17:12,405 --> 00:17:15,825 よほど よい師 よい戦に恵まれたのだな 287 00:17:18,036 --> 00:17:20,830 その闘気と勇気に免じて 見せてやろう 288 00:17:21,665 --> 00:17:25,835 真のドラゴンの騎士が 天を操ったときの力が— 289 00:17:26,127 --> 00:17:28,171 どれほど すさまじいかをな! 290 00:17:28,505 --> 00:17:29,839 ギガデイン! 291 00:17:34,302 --> 00:17:35,387 ああ… 292 00:17:37,514 --> 00:17:42,018 ふん! うおおああ〜! 293 00:17:42,227 --> 00:17:43,770 ギガブレイク! 294 00:17:47,273 --> 00:17:49,567 あっ ああ… 295 00:17:55,615 --> 00:17:56,533 ダイ君! 296 00:17:56,616 --> 00:17:59,369 化け物め よくもダイをやりやがったな! 297 00:17:59,953 --> 00:18:01,830 こうなったら ダメで元々… 298 00:18:01,913 --> 00:18:03,081 (クロコダイン)待て! (ポップたち)あ… 299 00:18:03,623 --> 00:18:05,709 (クロコダイン) その男の相手は俺がする 300 00:18:06,584 --> 00:18:08,545 獣王クロコダイン! 301 00:18:09,129 --> 00:18:11,256 ありがてえ ヤバいとこなんだ! 302 00:18:11,756 --> 00:18:13,800 (レオナ) この男が獣王… 303 00:18:14,092 --> 00:18:17,345 あんたが来てくれりゃ百人力だ… あ… 304 00:18:17,429 --> 00:18:19,097 (震える音) おっさん 305 00:18:19,180 --> 00:18:21,099 (クロコダイン)う… (ポップ)震えてるのかよ 306 00:18:21,182 --> 00:18:23,101 (クロコダイン)うう… (バラン)クロコダイン 307 00:18:23,643 --> 00:18:25,020 いかに貴様でも— 308 00:18:25,228 --> 00:18:28,898 この私と戦ったら どうなるか 分かっていると思うが 309 00:18:29,899 --> 00:18:31,735 {\an8}死ぬだろうな 310 00:18:32,235 --> 00:18:34,404 だが そんなことは覚悟の上だ 311 00:18:34,738 --> 00:18:35,697 おっさん 312 00:18:36,322 --> 00:18:37,991 早く ダイを助けるんだ 313 00:18:38,283 --> 00:18:40,577 (ポップ)俺も戦うぜ (レオナ)私も! 314 00:18:40,744 --> 00:18:42,078 (クロコダイン)無駄だ (ポップたち)え? 315 00:18:42,412 --> 00:18:44,205 (クロコダイン) どういう理由かは知らんが— 316 00:18:44,372 --> 00:18:47,500 あの男には 呪文の類がまったく通じないのだ 317 00:18:48,251 --> 00:18:50,920 素手か武器による 直接攻撃以外は— 318 00:18:51,004 --> 00:18:53,173 恐らくダメージを与えられまい 319 00:18:53,590 --> 00:18:56,342 さすが獣王 見抜いていたか 320 00:18:56,926 --> 00:18:57,969 (クロコダイン)ダイを頼む 321 00:18:58,928 --> 00:19:00,138 (ポップ)分かったよ 322 00:19:03,558 --> 00:19:06,352 (バラン)事情は聞いていたか? (クロコダイン)あらかたな 323 00:19:06,603 --> 00:19:08,354 ならば なぜ邪魔をする 324 00:19:08,938 --> 00:19:12,025 我が子を この手に取り戻すことの 何が悪い 325 00:19:12,317 --> 00:19:13,943 ダイの本意ではあるまい 326 00:19:14,778 --> 00:19:19,032 なるほど もはや 完全に人間の味方というわけか 327 00:19:19,449 --> 00:19:20,575 残念だぞ 328 00:19:20,992 --> 00:19:24,746 私は軍団長の中では 最も お前を買っていたのに 329 00:19:25,371 --> 00:19:28,083 そういえば あの ヒュンケルという男も— 330 00:19:28,166 --> 00:19:29,250 嫌いではなかった 331 00:19:29,751 --> 00:19:32,712 あの人間を憎む 氷のような心がな 332 00:19:33,463 --> 00:19:36,966 だが 私の気に入ったヤツは みんな魔王軍を去る 333 00:19:37,467 --> 00:19:40,095 よほど ハドラーの 人徳がないのかな 334 00:19:40,386 --> 00:19:42,055 (クロコダイン)それは違う (バラン)ん? 335 00:19:42,347 --> 00:19:44,099 ヒュンケルは どうだか知らんが— 336 00:19:44,349 --> 00:19:47,393 俺は ハドラーや 大魔王バーンさまのためなら— 337 00:19:47,477 --> 00:19:49,354 死んでもいいと思っていた 338 00:19:49,979 --> 00:19:53,358 主のために命を捨てるのが 真の武人 339 00:19:53,900 --> 00:19:57,070 その大将が 今は ダイになったというだけの話だ 340 00:19:57,445 --> 00:20:01,449 だから 私と戦うというのか ダイを守るために 341 00:20:02,033 --> 00:20:04,369 (クロコダイン) ダイがいなかったら 俺やヒュンケルは— 342 00:20:04,452 --> 00:20:07,247 いつまでも 魔道をさまよっていたに違いない 343 00:20:07,789 --> 00:20:13,294 あいつは 俺たちの心の闇に 光を与えてくれた 太陽なのだ 344 00:20:13,711 --> 00:20:14,754 (バラン) 太陽… 345 00:20:15,004 --> 00:20:18,842 (クロコダイン) 生きとし生ける者には すべて太陽が必要なのだ 346 00:20:19,759 --> 00:20:23,555 それを奪おうとする者は 断じて許せん! 347 00:20:24,055 --> 00:20:26,599 たとえ 力及ばずとも戦うのみ 348 00:20:27,350 --> 00:20:31,521 (バラン) クロコダインほどの男の心を ここまで動かすとは… 349 00:20:32,147 --> 00:20:33,565 なんという子だ 350 00:20:35,400 --> 00:20:38,695 太陽… 太陽の子か 351 00:20:42,198 --> 00:20:43,158 ソアラ… 352 00:20:44,075 --> 00:20:46,035 な… なぜ剣を収める 353 00:20:47,829 --> 00:20:50,707 (バラン) クロコダイン そこまで言うなら仕方ない 354 00:20:51,082 --> 00:20:52,542 だが 戦うとなれば— 355 00:20:52,959 --> 00:20:56,546 お前は 真のドラゴンの騎士の 恐怖を知ることになるぞ 356 00:20:57,255 --> 00:21:02,051 ダイとは比べ物にならぬ 完成されたドラゴンの力をな! 357 00:21:04,721 --> 00:21:06,431 (ポップたち)あ… (クロコダイン)なんだ? 358 00:21:06,723 --> 00:21:10,226 (クロコダイン) 闘気こそ すさまじいが まるで棒立ちではないか 359 00:21:11,144 --> 00:21:13,605 どうした かかってこんのか 360 00:21:13,813 --> 00:21:20,028 うぬう… 戦う気がないなら 遠慮なく その首をもらうまでだ〜! 361 00:21:22,030 --> 00:21:22,864 (ポップ)ああ… (ゴメちゃん)ピイ! 362 00:21:22,989 --> 00:21:25,116 ぬう… (斧(おの)が砕けた音) 363 00:21:25,825 --> 00:21:29,454 バ… バカな 斧のほうが砕けるとは… 364 00:21:29,954 --> 00:21:31,706 あ… これは… 365 00:21:32,165 --> 00:21:35,001 これぞ ドラゴンの騎士 最強の秘密 366 00:21:35,251 --> 00:21:37,837 ドラゴニックオーラ ふん! 367 00:21:37,962 --> 00:21:41,257 (クロコダイン)ぐおあ〜! 368 00:21:42,592 --> 00:21:43,635 ぐあ… 369 00:21:44,302 --> 00:21:45,595 おっさん! 370 00:21:50,016 --> 00:21:56,022 {\an8}♪〜 371 00:23:14,017 --> 00:23:20,023 {\an8}〜♪ 372 00:23:23,568 --> 00:23:25,236 (ナレーション) バランは ダイの父だった 373 00:23:25,528 --> 00:23:27,822 迷いを振り切るように 立ち向かうダイだったが— 374 00:23:28,072 --> 00:23:30,533 バランのギガブレイクの前には 無力であった 375 00:23:31,034 --> 00:23:34,412 クロコダインも加勢するが バランには傷一つつけられない 376 00:23:34,787 --> 00:23:37,582 そこに ドラゴンの騎士の 最強たる秘密があった 377 00:23:38,249 --> 00:23:40,209 それでも立ち上がる ダイたちに対し— 378 00:23:40,293 --> 00:23:42,879 バランは 紋章を不気味に光らせる 379 00:23:43,421 --> 00:23:45,381 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 380 00:23:45,673 --> 00:23:47,383 “戦慄の竜闘気(ドラゴニックオーラ)” 381 00:23:47,842 --> 00:23:49,302 大冒険は続く