1 00:00:02,502 --> 00:00:05,505 (クレイ)これは どこに捨てる? (ベル)捨てません! 2 00:00:05,505 --> 00:00:07,508 (クレイ)これは捨てていいか? 3 00:00:07,508 --> 00:00:09,509 (ベル)捨てません! ギョエ~! 4 00:00:09,509 --> 00:00:11,678 (クレイ)捨てる物はどれだ? 5 00:00:11,678 --> 00:00:16,850 (ベル)あの! どれもいつかは使う… かもしれない物ですので。 6 00:00:16,850 --> 00:00:19,520 捨てるのでなければ どうやって片づける? 7 00:00:19,520 --> 00:00:22,022 ええっと…。 8 00:00:24,691 --> 00:00:26,693 広いな。 9 00:00:26,693 --> 00:00:29,696 全部 三番倉庫に 入れてしまいましたからね。 10 00:00:29,696 --> 00:00:31,698 《泣くことなのか》 11 00:00:31,698 --> 00:00:34,101 (ランガド)じゃまするぞ。 12 00:00:37,371 --> 00:00:40,707 何があった!? 何がつらい!? 言ってみろ! 13 00:00:40,707 --> 00:00:44,378 こんな何もかもを…。 クレイさんとお片づけしたんですよ。 14 00:00:44,378 --> 00:00:46,547 なっ!? そうだが。 15 00:00:46,547 --> 00:00:49,049 いいか 世の中には➡ 16 00:00:49,049 --> 00:00:51,885 場を汚さずには 生きられないヤツがいる。 17 00:00:51,885 --> 00:00:56,056 コイツがそうだ こんな何もない…。 あの… 用件。 18 00:00:56,056 --> 00:00:59,226 コイツにどうやって生きていけと…。 用件を伺いたいのですが…。 19 00:00:59,226 --> 00:01:02,329 頼まれていた椅子だ これでいいか? 20 00:01:02,329 --> 00:01:05,165 ありがとうございます。 助かります。 21 00:01:05,165 --> 00:01:08,168 あなたが作ったのか? そうだが。 22 00:01:08,168 --> 00:01:11,505 すごいな。 フン 何言ってる。 23 00:01:11,505 --> 00:01:15,175 こんなもん木を切って組むだけだ 誰だってできる。 24 00:01:15,175 --> 00:01:19,680 いや 誰でもは…。 フフッ ランガドさんは➡ 25 00:01:19,680 --> 00:01:23,684 このダンジョンで産出される武具の ほとんどを手がけてるんですよ。 26 00:01:23,684 --> 00:01:25,686 それはすごいな! 27 00:01:25,686 --> 00:01:27,688 フン…。 28 00:01:27,688 --> 00:01:31,091 まぁな…。 《そっちはてれるのか》 29 00:03:08,155 --> 00:03:10,490 またな。 あぁ ありがとう。 30 00:03:10,490 --> 00:03:12,793 ありがとうございました。 31 00:03:16,329 --> 00:03:19,633 (ベル)どうぞお使いください。 (クレイ)ありがとう。 32 00:03:22,002 --> 00:03:24,004 おぉ…。 33 00:03:24,004 --> 00:03:28,008 それで… あ~…。 34 00:03:28,008 --> 00:03:32,012 ベイルヘイラ・ラングダスさん。 《フルネーム!》 35 00:03:32,012 --> 00:03:35,015 今日は この部屋での 作業になるのか? 36 00:03:35,015 --> 00:03:37,851 えっと…。 どうかしたか? 37 00:03:37,851 --> 00:03:42,522 あっ… いえ… はい そうですね。 38 00:03:42,522 --> 00:03:46,693 ちょうど今 7階を探索している パーティーがありまして。 39 00:03:46,693 --> 00:03:50,530 その監視業務を この3枚の鏡を利用して➡ 40 00:03:50,530 --> 00:03:52,866 行っているんです。 ほう…。 41 00:03:52,866 --> 00:03:56,369 こう… 魔力を通すと地図が。 42 00:03:56,369 --> 00:03:58,371 表示をつまむと縮小。 43 00:03:58,371 --> 00:04:02,142 広げると拡大します。 便利だな。 44 00:04:02,142 --> 00:04:05,145 (ベル)丸が探索者を示しています。 45 00:04:05,145 --> 00:04:08,315 数字が人数なので 5人パーティーですね。 46 00:04:08,315 --> 00:04:12,486 5人… 上位のパーティーか? そうですね。 47 00:04:12,486 --> 00:04:15,655 「氷狼の牙」という 名前だったと思います。 48 00:04:15,655 --> 00:04:17,657 ご存じで? あぁ。 49 00:04:17,657 --> 00:04:20,160 ナンパされたことがある。 ナン…! 50 00:04:20,160 --> 00:04:23,563 ⦅フェン:君が腕利きの シーフちゃんだね。 51 00:04:25,499 --> 00:04:27,667 僕たち 「氷狼の牙」に➡ 52 00:04:27,667 --> 00:04:30,670 入れてあげてもいいと 思ってるんだが。 遠慮しておく。 53 00:04:33,340 --> 00:04:36,676 (ラッタ)今のフェンの勧誘 0点。 (ハーマイン)0点。 54 00:04:36,676 --> 00:04:38,845 (アンテ)0点。 (ガイアム)0点⦆ 55 00:04:38,845 --> 00:04:44,351 そうか 7階ということは ある程度の腕はあるんだな。 56 00:04:44,351 --> 00:04:50,190 むしろ冒険者の中ではトップですね。 最高記録保持パーティーになりますし。 57 00:04:50,190 --> 00:04:52,192 (クレイ)そうか…。 58 00:04:54,194 --> 00:04:56,196 動かないな。 59 00:04:56,196 --> 00:05:01,468 相談しているんだと思います。 毎回ほぼ探索していませんから。 60 00:05:01,468 --> 00:05:04,971 探索に来ているんじゃないのか? そうなんですが…。 61 00:05:04,971 --> 00:05:08,975 7階では毎回 戦闘1回で帰還するんですよ。 62 00:05:08,975 --> 00:05:13,980 死力を尽くして戦っているようで。 8階は遠そうだな。 63 00:05:13,980 --> 00:05:15,982 無理ですね。 64 00:05:15,982 --> 00:05:19,319 でも モンスターさんたちには 評判いいんですよ。 65 00:05:19,319 --> 00:05:23,156 互角の戦いは 刺激があって楽しいようで。 66 00:05:23,156 --> 00:05:25,158 楽しい…。 67 00:05:25,158 --> 00:05:29,162 楽しい… 戦い…。 《参加したそう!》 68 00:05:29,162 --> 00:05:32,065 んっ… あっ。 69 00:05:34,167 --> 00:05:38,672 クレイさん 戦ってみたいですか? 「氷狼の牙」と。 70 00:05:38,672 --> 00:05:42,842 あっ… いやいや さすがに私が探索者とは。 71 00:05:42,842 --> 00:05:45,345 もちろん そのままではだめです。 72 00:05:45,345 --> 00:05:48,515 え~っと 少々お待ちください。 73 00:05:48,515 --> 00:05:53,353 今 H区画 徘徊担当は…。 《徘徊担当…》 74 00:05:53,353 --> 00:05:57,190 あった クライッツェさん。 75 00:05:57,190 --> 00:06:00,627 (ベル)すみません クライッツェさん 聞こえますでしょうか? 76 00:06:00,627 --> 00:06:04,464 総合管理です。 (クライッツェ)うん? えっ 管理!? 77 00:06:04,464 --> 00:06:07,300 どうしたの? 僕 なんか やらかしちゃった!? 78 00:06:07,300 --> 00:06:09,302 いえ そうではありません。 79 00:06:09,302 --> 00:06:12,806 お願いがありまして。 📺(クライッツェ)そう? よかった。 80 00:06:12,806 --> 00:06:15,976 《モンスターがしゃべるのは 当たり前なんだな…》 81 00:06:15,976 --> 00:06:20,313 🔊(ベル)今 3体ほど眷属を ご利用ですよね。 うんうん。 82 00:06:20,313 --> 00:06:22,983 🔊(ベル)1体いただいても よろしいでしょうか。 83 00:06:22,983 --> 00:06:25,819 📺いいけど どうするのかな? 84 00:06:25,819 --> 00:06:28,822 こちらで制御したいと思いまして。 85 00:06:28,822 --> 00:06:34,160 《鏡に姿… まさか 中にいるわけではないよな。 86 00:06:34,160 --> 00:06:36,663 地図もそうだが➡ 87 00:06:36,663 --> 00:06:39,100 鏡を媒体にして 情報を投影する魔法が➡ 88 00:06:39,100 --> 00:06:42,168 使われているということか? 89 00:06:42,168 --> 00:06:46,172 複数の情報を分けて 同時に表示するために3枚? 90 00:06:46,172 --> 00:06:50,010 なんというか… すごい技術だな。 91 00:06:50,010 --> 00:06:53,346 この鏡のマジックアイテムだけでも 相当な…》 92 00:06:53,346 --> 00:06:55,348 クレイさんには これから➡ 93 00:06:55,348 --> 00:06:58,518 スケルトンの中に入って 戦っていただきます。 94 00:06:58,518 --> 00:07:01,454 スケルトンに入っ… なんて? 95 00:07:01,454 --> 00:07:04,624 「氷狼の牙」付近のエリア徘徊担当が➡ 96 00:07:04,624 --> 00:07:07,794 今はクライッツェさんという 死霊さんでして。 97 00:07:07,794 --> 00:07:09,796 (クレイ)死霊さん…。 98 00:07:09,796 --> 00:07:12,799 (ベル)ちょうどスケルトンを 3体従えているようなので➡ 99 00:07:12,799 --> 00:07:15,135 1体 拝借させていただこうかと。 100 00:07:15,135 --> 00:07:17,137 申し訳ないが➡ 101 00:07:17,137 --> 00:07:20,140 スケルトンの中に入れるほど 私は痩せていない。 102 00:07:20,140 --> 00:07:24,477 そうですね 物理的には ちょっと厳しいですね。 103 00:07:24,477 --> 00:07:28,815 スケルトンの管理権限を 私がいただいて➡ 104 00:07:28,815 --> 00:07:33,820 クレイさんの複製体の操作の連結と 一時的に切り替えようかと。 105 00:07:35,822 --> 00:07:39,326 そうか。 《ベル:あっ 理解を諦めた顔》 106 00:07:39,326 --> 00:07:43,129 📺では渡すよ~。 あっ はい お願いします。 107 00:07:48,668 --> 00:07:51,171 クレイさん 準備はいいですか? 108 00:07:51,171 --> 00:07:54,507 あぁ 話はわからんが いいと思う。 109 00:07:54,507 --> 00:07:57,610 では 楽しんできてください。 110 00:08:05,452 --> 00:08:07,954 (クレイ)んっ… あ…。 111 00:08:12,292 --> 00:08:14,461 (クレイ)ウゥ…! おっ。 112 00:08:14,461 --> 00:08:17,297 うまくいったみたいだね。 さすがだなぁ。 113 00:08:17,297 --> 00:08:19,466 あなたは…。 114 00:08:19,466 --> 00:08:21,634 僕は クライッツェ。 115 00:08:21,634 --> 00:08:27,140 今は この辺りの徘徊が担当かな。 なるほど。 私はクレイ。 116 00:08:27,140 --> 00:08:30,977 新しく このダンジョンに雇われた者だ。 よろしく頼む。 117 00:08:30,977 --> 00:08:32,979 うんうん よろしくね! 118 00:08:35,982 --> 00:08:38,985 《ここはダンジョン モンスターとて しゃべる。 119 00:08:38,985 --> 00:08:44,157 モンスターとて同僚 慣れろ私 慣れろ私》 120 00:08:44,157 --> 00:08:47,327 それで… 探索者と戦うんだろう? 121 00:08:47,327 --> 00:08:51,164 私はどう動けばいい? そうだね…。 122 00:08:51,164 --> 00:08:54,167 好きに動いてもらって かまわないよ。 123 00:08:54,167 --> 00:08:59,005 好きに…。 その体で本来の力は 出せないだろうし➡ 124 00:08:59,005 --> 00:09:01,107 枷は少ないほうがいいでしょ。 125 00:09:01,107 --> 00:09:03,943 僕は後ろから適当に援護するよ。 126 00:09:03,943 --> 00:09:06,446 それでいいかい? あぁ…。 127 00:09:06,446 --> 00:09:10,617 《そうか 確かに この体では勝手が違う。 128 00:09:10,617 --> 00:09:13,286 というか この盾 どうなっているんだ? 129 00:09:13,286 --> 00:09:16,790 くっついているのか? 離れないんだが》 130 00:09:16,790 --> 00:09:19,793 ハハハハ…! 盾 おもしろいでしょ。 131 00:09:19,793 --> 00:09:23,129 眷属って生成した段階で 持ってる物は➡ 132 00:09:23,129 --> 00:09:25,131 体の一部らしいんだよね。 133 00:09:25,131 --> 00:09:27,967 剣は違うから気をつけてね。 134 00:09:27,967 --> 00:09:30,770 《本当だ! 落ちる!》 135 00:09:37,477 --> 00:09:40,146 《意外と力はある… か? 136 00:09:40,146 --> 00:09:44,818 体の一部とはいえ 痛覚があるわけではないんだな。 137 00:09:44,818 --> 00:09:47,487 爪みたいなものなんだろうか…。 138 00:09:47,487 --> 00:09:52,659 いや そもそも骨の体で痛覚が? わからん。 139 00:09:52,659 --> 00:09:56,830 戦闘だけを考えるなら 剣と盾だけというのも…。 140 00:09:56,830 --> 00:09:59,165 ウーン 悪くはないな》 141 00:09:59,165 --> 00:10:02,502 (クレイ)しかし… 私が交ざってもよかったのか? 142 00:10:02,502 --> 00:10:04,504 (クライッツェ)あぁ かまわないよ。 143 00:10:04,504 --> 00:10:07,340 もともと自我がある しもべではないしね。 144 00:10:07,340 --> 00:10:09,843 参考にさせてもらうつもりだよ。 145 00:10:09,843 --> 00:10:13,012 9階到達者と組めるなんて ないことだしね。 146 00:10:13,012 --> 00:10:16,015 知っていたのか!? ハハハハ。 147 00:10:16,015 --> 00:10:19,686 僕らの間では クレイの話題で 持ちきりだからね。 148 00:10:19,686 --> 00:10:25,859 管理人が9階到達者を倒して テイムしたって。 《倒してテイム…》 149 00:10:25,859 --> 00:10:30,530 フフフ… うわさは 話半分程度に聞くものだけどね。 150 00:10:30,530 --> 00:10:33,533 人間をテイムなんて 聞いたこともないし。 151 00:10:33,533 --> 00:10:38,872 テイム… 確かにそうと 言えなくもないな。 ホントなの!? 152 00:10:38,872 --> 00:10:42,542 (クライッツェ)そろそろ遭遇地点かな? 153 00:10:42,542 --> 00:10:46,212 勝手はかなり違うが なんとかなりそうだ。 154 00:10:46,212 --> 00:10:50,717 お言葉に甘えて好きに動くが 要望もないのか? 155 00:10:50,717 --> 00:10:54,220 フム… じゃあ 前衛を止めてもらえるかな? 156 00:10:54,220 --> 00:10:58,391 普通だな。 もともと そのための存在だからね。 157 00:10:58,391 --> 00:11:01,661 むしろ クレイはいいのかい? んっ? 158 00:11:01,661 --> 00:11:06,499 ここから相手にするのは 探索者… 同胞だよ? 159 00:11:06,499 --> 00:11:09,302 殺せるの? 160 00:11:11,671 --> 00:11:14,340 ⦅お父さん。 161 00:11:14,340 --> 00:11:17,177 どうして他の人を避けるの? 162 00:11:17,177 --> 00:11:20,346 (ブランス)危ないからだ。 危ない? 163 00:11:20,346 --> 00:11:23,850 殺しも 略奪も 強姦も➡ 164 00:11:23,850 --> 00:11:27,187 だいたいのことは ダンジョンのせいにできる。 165 00:11:27,187 --> 00:11:30,356 表向き ギルドのルールを 守っているヤツが➡ 166 00:11:30,356 --> 00:11:33,359 ダンジョン内でもそうだとは 決して思うな。 167 00:11:33,359 --> 00:11:36,563 会話ができるだけの敵だ。 油断するな。 168 00:11:38,531 --> 00:11:40,867 おい 女が一人だぜ。 169 00:11:40,867 --> 00:11:45,038 マジかよ。 ラッキーじゃん。 (3人)ヘヘヘ…。 170 00:11:45,038 --> 00:11:47,540 ハァ!? 行き止まりだろ! 171 00:11:47,540 --> 00:11:50,543 なんでいねえんだよ! 捜すぞ! 172 00:11:50,543 --> 00:11:54,647 クソが! 久々の女だったのによ!⦆ 173 00:11:56,716 --> 00:12:00,920 今の私はモンスターだからな。 それに…。 174 00:12:03,323 --> 00:12:08,328 《油断なんてしない。 味方なんていない…》 175 00:12:08,328 --> 00:12:12,332 ダンジョンとは そういう場所だろう。 ハハハハ…。 176 00:12:12,332 --> 00:12:14,534 確かにそうだね~。 177 00:12:17,837 --> 00:12:20,673 んっ? どうしたの? 178 00:12:20,673 --> 00:12:24,510 先行のシーフが戻っていった。 この先だな。 179 00:12:24,510 --> 00:12:28,181 えっ!? 音しなかったよね!? 気配だ。 180 00:12:28,181 --> 00:12:30,516 向かっていいのか? いいんだな? 181 00:12:30,516 --> 00:12:35,021 巡回ルートだからいいけど… 楽しそうだね。 182 00:12:35,021 --> 00:12:39,025 (ラッタ)ハァ ハァ… スケルトン3! リッチ1! 183 00:12:39,025 --> 00:12:42,362 わかった。 僕とガイアムはスケルトンをやる。 184 00:12:42,362 --> 00:12:46,366 (フェン)ラッタは僕らの援護 アンテはすぐに補助魔法を。 185 00:12:46,366 --> 00:12:49,869 ハーマインは大きめので リッチ中心に範囲を。 186 00:12:49,869 --> 00:12:52,205 いけるか? (ハーマイン)はいよ。 187 00:12:52,205 --> 00:13:01,414 ♬~ 188 00:13:09,322 --> 00:13:14,160 ⦅そうですね とりあえず 7階で様子を見ていただいて➡ 189 00:13:14,160 --> 00:13:16,329 もっといけると 思われるようなら➡ 190 00:13:16,329 --> 00:13:20,166 8階ということで どうでしょうか? いいけど…。 191 00:13:20,166 --> 00:13:25,004 《最深層って10階なんだよね? 7階って…。 192 00:13:25,004 --> 00:13:30,009 僕の強さって その程度ってこと? ヘコむな~。 じゃあ➡ 193 00:13:30,009 --> 00:13:32,312 9階とか10階ってのは…》⦆ 194 00:13:34,347 --> 00:13:37,183 んっ! 195 00:13:37,183 --> 00:13:40,520 《うまく2人を分断したな。 196 00:13:40,520 --> 00:13:42,522 さて…。 197 00:13:42,522 --> 00:13:48,194 コイツの後ろにシーフ 更に下がって僧侶 魔法使い》 198 00:13:48,194 --> 00:13:50,196 んっ! んっ! んっ! 199 00:13:50,196 --> 00:13:53,199 《僧侶の補助魔法は すでにかかっているな。 200 00:13:53,199 --> 00:13:57,537 シーフはコイツの後ろから 奇襲で崩してくるつもりだろう。 201 00:13:57,537 --> 00:13:59,706 後ろの魔法使いは…》 202 00:13:59,706 --> 00:14:05,111 万物たる不可視の力よ 我が声に従い集いたまえ。 203 00:14:06,979 --> 00:14:09,982 《クレイ:詠唱が終わりしだい 前2人を下がらせて➡ 204 00:14:09,982 --> 00:14:12,819 範囲攻撃… というところか?》 205 00:14:12,819 --> 00:14:15,655 すべてを焼き尽くす火球となり…。 206 00:14:15,655 --> 00:14:20,326 《そうそう 詠唱ってこうだよな。 207 00:14:20,326 --> 00:14:22,495 あれがおかしい。 208 00:14:22,495 --> 00:14:24,664 っていうか…。 209 00:14:24,664 --> 00:14:27,667 後ろの動きまで バッチリ見えているんだが。 210 00:14:27,667 --> 00:14:30,503 スケルトンの目 すごいな。 211 00:14:30,503 --> 00:14:34,807 「アンデッドは命を視る」と言うが これがそういうことなのか?》 212 00:14:36,843 --> 00:14:40,179 《そろそろ来るな。 誘うか。 213 00:14:40,179 --> 00:14:43,683 こちらの剣が塞がるタイミングで…。 214 00:14:43,683 --> 00:14:46,519 とわかっていれば!》 215 00:14:46,519 --> 00:14:48,521 ハッ… あっ! 216 00:14:48,521 --> 00:14:50,523 ああっ! はぁ? 217 00:14:50,523 --> 00:14:53,025 うわ~っ! (ガイアム)あっ!? 218 00:14:55,695 --> 00:14:58,197 《えぇ~ 強っ! 219 00:14:58,197 --> 00:15:02,635 今の何? 投げた? なんで!? ていうか剣 どうなった!?》 220 00:15:02,635 --> 00:15:04,637 コイツ…! 221 00:15:06,639 --> 00:15:08,641 フンッ! 222 00:15:10,643 --> 00:15:14,313 回り 束なり 強大なる個となりて。 223 00:15:14,313 --> 00:15:20,486 範囲魔法が来るが どうする? ウーン あの程度なら耐えるけど➡ 224 00:15:20,486 --> 00:15:22,989 クレイなら なんとかできちゃったりする? 225 00:15:22,989 --> 00:15:24,991 わかった。 やってみよう。 226 00:15:28,161 --> 00:15:31,998 《この体でも魔力はあるな。 227 00:15:31,998 --> 00:15:33,100 剣は無理か。 228 00:15:33,100 --> 00:15:38,838 今は体の延長と考えるなら 盾が適正だな》 229 00:15:38,838 --> 00:15:42,008 我が示し敵を滅ぼしたまえ! 230 00:15:42,008 --> 00:15:44,010 んっ! 231 00:15:49,682 --> 00:15:51,684 ⦅クレイ:魔力? 232 00:15:51,684 --> 00:15:56,022 何か 生き物が持ってる 気合いみたいなもんらしいぞ。 233 00:15:56,022 --> 00:15:58,858 気合い…。 それでな➡ 234 00:15:58,858 --> 00:16:03,296 生き物が持ってるってことは 俺らにもあるってことだ。 235 00:16:03,296 --> 00:16:07,633 で 魔法ってのは 炎だの氷だの いろいろあるが➡ 236 00:16:07,633 --> 00:16:09,969 まぁ根っこは魔力なんだと。 237 00:16:09,969 --> 00:16:12,638 そこで思ったんだよ。 238 00:16:12,638 --> 00:16:14,640 魔法を使うには➡ 239 00:16:14,640 --> 00:16:18,144 素質やら訓練やら必要で ウザったいけど➡ 240 00:16:18,144 --> 00:16:20,813 俺にも魔力があるんだったら➡ 241 00:16:20,813 --> 00:16:23,816 魔力で魔法を➡ 242 00:16:23,816 --> 00:16:26,819 切れるんじゃないか?⦆ 243 00:16:26,819 --> 00:16:31,023 えぇ~っ! 244 00:16:33,159 --> 00:16:35,995 (どよめき) 245 00:16:35,995 --> 00:16:39,332 《クライッツェ:魔法 切った!? どういうこと? 246 00:16:39,332 --> 00:16:41,500 こ これが…。 247 00:16:41,500 --> 00:16:45,304 これが9階到達者の実力…》 248 00:16:47,340 --> 00:16:50,042 いったん引こう。 僕が時間を稼ぐ。 249 00:16:52,678 --> 00:16:57,683 ラッタ 君は警戒を。 あっちは階段だ 問題ねえよ。 250 00:16:57,683 --> 00:17:00,620 (ラッタ)こっちの時間を 稼ぐほうが重要だろ。 251 00:17:00,620 --> 00:17:03,122 (フェン)そうだね 気張ろうか。 252 00:17:03,122 --> 00:17:07,460 つっても 俺は援護専門なんでね! 253 00:17:07,460 --> 00:17:11,464 《クレイ:こんな直線的な攻撃 けん制にもならない》 254 00:17:13,466 --> 00:17:15,468 (クライッツェ)あっ。 255 00:17:17,470 --> 00:17:19,472 わお。 256 00:17:19,472 --> 00:17:23,809 すまん ついよけて…。 あぁ いや。 僕こそ油断を。 257 00:17:23,809 --> 00:17:25,978 (2人)あぁ… あっ! 258 00:17:25,978 --> 00:17:28,814 今だ! 逃げろ! あぁ! 259 00:17:28,814 --> 00:17:31,984 (クレイ)追うか? (クライッツェ)いや…。 260 00:17:31,984 --> 00:17:33,986 必要ないかな~。 261 00:17:33,986 --> 00:17:37,657 彼らも言ってたとおり 階段に逃げたんだろうし➡ 262 00:17:37,657 --> 00:17:39,659 そっちは管轄外だしね。 263 00:17:39,659 --> 00:17:43,496 クレイは追いたい? いや 私は…。 264 00:17:43,496 --> 00:17:47,166 十分いい経験を積めたと思う。 ありがとう。 265 00:17:47,166 --> 00:17:51,337 そっか~ うんうん 僕も経験になったよ。 266 00:17:51,337 --> 00:17:54,340 《僕は7階が適正! 267 00:17:54,340 --> 00:17:58,511 本気のクレイの相手とか絶対無理~》 268 00:17:58,511 --> 00:18:02,114 🔊(ベル)終わったみたいですね。 あ… 見ていたのか? 269 00:18:02,114 --> 00:18:06,285 それが仕事ですから。 そういえばそうだったな。 270 00:18:06,285 --> 00:18:08,287 🔊では戻りますか? 271 00:18:08,287 --> 00:18:12,291 僕はいいよ~。 クレイは? 私もかまわない。 272 00:18:12,291 --> 00:18:14,293 🔊はい それでは。 273 00:18:24,136 --> 00:18:26,973 (クレイ)なるほど… すごいな。 274 00:18:26,973 --> 00:18:29,809 床に寝かせてしまって すみません。 275 00:18:29,809 --> 00:18:33,980 膝枕をしようと思ったんですが…。 276 00:18:33,980 --> 00:18:37,650 それだと どうしても 管理操作ができなくて。 277 00:18:37,650 --> 00:18:40,152 いやいい 問題ない。 278 00:18:40,152 --> 00:18:45,157 どうでしたか? 「氷狼の牙」。 あぁ そうだな…。 279 00:18:45,157 --> 00:18:49,328 パーティーバランスはよかった。 連携もとれていた。 280 00:18:49,328 --> 00:18:52,665 7階に到達しただけのことは あると思う。 281 00:18:52,665 --> 00:18:55,835 一蹴した相手を気遣って…。 282 00:18:55,835 --> 00:18:59,939 あと 自分がモンスターになる というのは新鮮だし➡ 283 00:18:59,939 --> 00:19:03,109 気付きもあった。 気付きですか。 284 00:19:03,109 --> 00:19:07,613 知能のあるモンスター相手に 口頭で作戦をやりとりすると➡ 285 00:19:07,613 --> 00:19:09,615 相手に筒抜けだということ。 286 00:19:09,615 --> 00:19:12,118 あぁ…。 (モニターからの音) 287 00:19:12,118 --> 00:19:14,120 (クレイ)なんの音だ? 288 00:19:14,120 --> 00:19:18,290 「氷狼の牙」が帰還した 知らせですね。 帰還? 289 00:19:18,290 --> 00:19:20,626 《あの程度の戦闘で? 290 00:19:20,626 --> 00:19:23,462 作戦を練って再度 挑まないのか? 291 00:19:23,462 --> 00:19:26,632 そんなことでは 7階の踏破など…》 292 00:19:26,632 --> 00:19:30,136 圧倒的に強いスケルトンが 倒せないため➡ 293 00:19:30,136 --> 00:19:32,638 仕切り直すことに したんだと思います。 294 00:19:32,638 --> 00:19:36,308 いや スケルトンがそんな。 盾の…。 295 00:19:36,308 --> 00:19:39,812 (クレイ)盾の…? 296 00:19:39,812 --> 00:19:41,814 《私か!》 297 00:19:43,816 --> 00:19:46,819 (ベル)クライッツェさん クレイさん どうでしたか? 298 00:19:46,819 --> 00:19:48,821 すごかったね~。 299 00:19:48,821 --> 00:19:52,158 7階にいてはいけない存在だよね あんなの。 300 00:19:52,158 --> 00:19:56,328 僕 絶対 戦いたくないんだけど。 そうか…。 301 00:19:56,328 --> 00:19:59,165 まぁいい 仕事の続きだ。 302 00:19:59,165 --> 00:20:01,167 ええと…。 303 00:20:01,167 --> 00:20:04,336 ベイルヘイラ・ラングダスさん。 ウウッ! 304 00:20:04,336 --> 00:20:06,839 ウググ… あのっ…。 んっ? 305 00:20:06,839 --> 00:20:10,676 名前… 名前をですねっ。 306 00:20:10,676 --> 00:20:14,013 あ~ すまない。 とっさに出なくてな。 307 00:20:14,013 --> 00:20:17,850 今しばらく ぎこちないだろうが 慣れるまで許してほしい。 308 00:20:17,850 --> 00:20:21,353 いえ… そうではなくて。 あぁ 私のことは➡ 309 00:20:21,353 --> 00:20:23,355 呼び捨てにしてもらって かまわない。 310 00:20:23,355 --> 00:20:26,525 気が付かなくてすまなかった。 あっ はい。 311 00:20:26,525 --> 00:20:29,528 いえ違います! 違うんです! 312 00:20:32,031 --> 00:20:35,201 私の名前 長いじゃないですか。 313 00:20:35,201 --> 00:20:37,536 そうか? そうなんです! 314 00:20:37,536 --> 00:20:41,874 だから その… もっと呼びやすい名前…。 315 00:20:41,874 --> 00:20:47,213 あだ名とか愛称とか 付けていただければ… と。 316 00:20:47,213 --> 00:20:49,215 愛称…。 317 00:20:49,215 --> 00:20:53,385 雇われの身で それもどうかと思うが… では。 318 00:20:53,385 --> 00:21:00,159 《ベイルヘイラ・ラングダス 略すのが一般的だよな… ベ…》 319 00:21:00,159 --> 00:21:02,495 「ベヘララ」はどうだろう? 320 00:21:02,495 --> 00:21:08,501 ベヘ… えっと… どう… でしょう。 321 00:21:08,501 --> 00:21:11,670 すまない。 センスが悪いとは自覚している。 322 00:21:11,670 --> 00:21:16,008 いえ… お願いしたのは こちらですし。 323 00:21:16,008 --> 00:21:20,346 愛称を付けるというのは 私には荷が重い仕事だ。 324 00:21:20,346 --> 00:21:24,183 好きな呼ばれ方を 言ってもらえたほうが助かる。 325 00:21:24,183 --> 00:21:26,685 そのほうが私も呼びやすい。 326 00:21:26,685 --> 00:21:31,524 あっ… 好きな… 呼ばれ方…。 327 00:21:31,524 --> 00:21:36,028 ⦅《お友達ができたら なんて呼ばれるだろう。 328 00:21:36,028 --> 00:21:39,865 頭からベイル? それともヘイラ? 329 00:21:39,865 --> 00:21:44,370 どうかな~ 私なら…》⦆ 330 00:21:44,370 --> 00:21:49,708 では 「ベル」と呼んでください。 331 00:21:49,708 --> 00:21:52,711 わかった ベルさん。 「さん」もなしです。 332 00:21:52,711 --> 00:21:54,880 そうか…。 333 00:21:54,880 --> 00:21:57,583 では ベルさ… いや…。 334 00:22:00,986 --> 00:22:03,155 ベル。 335 00:22:03,155 --> 00:22:05,858 フッ… はい! 336 00:22:10,329 --> 00:22:13,499 ベル 次の仕事は。 あっ はい。 337 00:22:13,499 --> 00:22:16,168 7階の探索者が いなくなりましたので➡ 338 00:22:16,168 --> 00:22:18,504 終わりました。 あっ。 339 00:22:18,504 --> 00:22:21,507 どうしました? ベル! はいっ!? 340 00:22:24,343 --> 00:22:26,345 もっと働くべきだ!