1 00:00:03,869 --> 00:00:07,706 《クレイ:フーリンさんに 料理の 手ほどきを受けてよかった。 2 00:00:07,706 --> 00:00:11,710 食べる部分を選び 塩の量を間違えないだけで➡ 3 00:00:11,710 --> 00:00:15,214 こんなにも食べ物らしい 食べ物になるなんて…。 4 00:00:15,214 --> 00:00:17,883 本当にすごい技術だ。 5 00:00:17,883 --> 00:00:21,387 パンも焼くとうまい。 6 00:00:21,387 --> 00:00:24,056 そういえば モンスターの食事は➡ 7 00:00:24,056 --> 00:00:26,725 どうなっているんだろう》 (ランガド)おっ。 8 00:00:26,725 --> 00:00:32,564 作ったのか 飯。 あぁ 習ったから最近はな。 9 00:00:32,564 --> 00:00:35,401 技術は反復してこそ身になる。 10 00:00:35,401 --> 00:00:41,240 繰り返すことで得るものも多い。 まずは精度を高めないとな。 11 00:00:41,240 --> 00:00:45,411 《コイツは心がけだけは 本当にすばらしいんだが…。 12 00:00:45,411 --> 00:00:49,415 塩の扱い一つ知らんまま 生きてきてるんだよな。 13 00:00:49,415 --> 00:00:51,917 探索バカというか…》 14 00:00:51,917 --> 00:00:54,753 んっ? どうした? いや。 15 00:00:54,753 --> 00:01:00,593 ままならねえなぁと思ってな。 そうだな まだまだ先は長い。 16 00:01:00,593 --> 00:01:02,861 《そうじゃねえが…》 17 00:01:02,861 --> 00:01:06,699 そうだ 一つ聞きたいんだが。 おっ? なんだ? 18 00:01:06,699 --> 00:01:12,037 (ベル)モンスターの食事… ですか? あぁ。 19 00:01:12,037 --> 00:01:15,708 俺は少ししか わからんしな。 頼んだ。 20 00:01:15,708 --> 00:01:17,710 なるほど。 21 00:01:17,710 --> 00:01:22,881 基本的に要望を聞くんですが 個々の差がありすぎて➡ 22 00:01:22,881 --> 00:01:26,385 決まった形はない感じですね。 フム。 23 00:01:26,385 --> 00:01:28,387 (ベル)大きく分けると➡ 24 00:01:28,387 --> 00:01:32,224 「こちらが提供する食材を そのまま食べる」。 25 00:01:32,224 --> 00:01:35,227 「食材を調理する」。 26 00:01:35,227 --> 00:01:37,930 「自分で狩猟する」。 27 00:01:39,898 --> 00:01:42,735 んっ… 狩猟? 28 00:01:42,735 --> 00:01:45,904 あぁ 見たほうが早いですね。 29 00:01:45,904 --> 00:01:48,707 今日は見学にしましょう。 30 00:03:20,866 --> 00:03:23,702 調理場と食材は 提供しているんですが➡ 31 00:03:23,702 --> 00:03:26,538 自分で作る方は少ないんです。 32 00:03:26,538 --> 00:03:29,541 大半は食材を そのまま食べてますね。 33 00:03:29,541 --> 00:03:32,377 野生というか…。 なるほど。 34 00:03:32,377 --> 00:03:35,481 《珍しくモンスターらしい話だ》 35 00:03:42,387 --> 00:03:44,389 あっ。 36 00:03:46,391 --> 00:03:51,063 (クレイ)これは…。 37 00:03:51,063 --> 00:03:54,566 単一区画としては いちばん広いエリアで➡ 38 00:03:54,566 --> 00:03:59,404 畑と狩猟場となっています。 外… なのか? 39 00:03:59,404 --> 00:04:01,840 いえ 地下ですね。 40 00:04:01,840 --> 00:04:06,011 疑似的に 外に近い状態にしています。 41 00:04:06,011 --> 00:04:09,348 すごいな…。 42 00:04:09,348 --> 00:04:11,350 (ベル)こちらから見て➡ 43 00:04:11,350 --> 00:04:16,522 平原 森 畑 湖が 配置されています。 44 00:04:16,522 --> 00:04:18,524 一般的なダンジョンは➡ 45 00:04:18,524 --> 00:04:21,527 階層ごとに地形が変わるものが 多いと聞いた。 46 00:04:21,527 --> 00:04:25,197 この場所もダンジョンのフロアに できるんじゃないか? 47 00:04:25,197 --> 00:04:29,034 できなくはないですが なんというか…。 48 00:04:29,034 --> 00:04:34,039 実質 ただの外ですので ダンジョンらしさを考えるとですね…。 49 00:04:34,039 --> 00:04:37,709 《ダンジョンらしさとは…》 50 00:04:37,709 --> 00:04:41,880 (ペッコモ)あむ あむ あむ…。 51 00:04:41,880 --> 00:04:45,384 あれ クレイ こんなとこに どしたん? 52 00:04:45,384 --> 00:04:47,386 気にするな 邪魔したな。 53 00:04:47,386 --> 00:04:50,389 うっ… えっ ちょ!? もう少し話そう! 54 00:04:52,391 --> 00:04:55,194 は~ 見学ね なるほど。 55 00:04:57,229 --> 00:05:00,065 そんなら ついでに食べてったら? 56 00:05:00,065 --> 00:05:02,668 新芽とか柔らかくておいしいよ。 57 00:05:02,668 --> 00:05:06,672 フム。 人間族の食用ではないですよ。 58 00:05:06,672 --> 00:05:12,678 そっか~ 食文化の違いか~ うまいのにな~。 59 00:05:17,349 --> 00:05:20,452 だめですよ。 お腹を壊します。 60 00:05:33,365 --> 00:05:35,701 (クレイ)普通の動物もいるんだな。 61 00:05:35,701 --> 00:05:39,371 畑を除けば むしろそちらが主ですね。 62 00:05:39,371 --> 00:05:43,709 狩猟の場ですし。 それもそうか。 63 00:05:43,709 --> 00:05:45,711 あっ…。 64 00:05:50,382 --> 00:05:53,385 《なるほど… 「狩りの場」》 65 00:05:55,387 --> 00:05:58,690 少しいいか。 はい どうぞ。 66 00:06:00,726 --> 00:06:02,728 (ビンキー)うん? 67 00:06:04,663 --> 00:06:06,999 思ったより見晴らしがいいな。 ヒィー! 68 00:06:06,999 --> 00:06:09,668 えっ? 今 そこに… えっ!? 69 00:06:09,668 --> 00:06:13,839 ビンキーも狩りなのか? そうだけど…。 70 00:06:13,839 --> 00:06:17,509 「も」ってことは あなたもネズミを狩りにきたの? 71 00:06:17,509 --> 00:06:20,846 いや 見学だが。 ふぅん。 72 00:06:20,846 --> 00:06:23,849 だったら私の狩りも見ていく? 73 00:06:23,849 --> 00:06:27,019 いいのか? ついてこれたらね。 74 00:06:27,019 --> 00:06:30,022 よいっしょ… ふん! 75 00:06:30,022 --> 00:06:35,360 《さっきは不意をつかれたけど 森の中は私の領域なのよね。 76 00:06:35,360 --> 00:06:40,532 誰が相手だろうと 私についてこれるヤツなんて…》 77 00:06:40,532 --> 00:06:44,369 森での鍛錬は久しぶりだ 懐かしいな。 78 00:06:44,369 --> 00:06:46,371 ハァ!? ピギャー! 79 00:06:48,373 --> 00:06:51,877 今日は調子が悪いから ごめんけどやめておくわ。 80 00:06:51,877 --> 00:06:55,714 そ そうか お大事に。 81 00:06:55,714 --> 00:06:58,216 (ベル)どうでしたか? 82 00:06:58,216 --> 00:07:02,487 あぁ いい森だ。 造ったとは信じがたいな。 83 00:07:02,487 --> 00:07:07,326 フフッ 光栄です。 では畑に行きましょう。 84 00:07:07,326 --> 00:07:26,345 ♬~ 85 00:07:26,345 --> 00:07:30,682 今更なんだが聞いてもいいか? はい どうぞ。 86 00:07:30,682 --> 00:07:33,852 なんでもゴーレムに 任せ過ぎじゃあないか? 87 00:07:33,852 --> 00:07:35,854 最初は違ったんです。 88 00:07:35,854 --> 00:07:38,023 専門的なことは➡ 89 00:07:38,023 --> 00:07:43,028 適切な方にお願いしたほうが 効率がいいはず… と。 90 00:07:43,028 --> 00:07:49,034 畑はノーム 森はトレント 鉱物は岩ガメ。 91 00:07:49,034 --> 00:07:52,371 作業効率は高かったんですが…。 92 00:07:52,371 --> 00:07:57,709 細かい部分にこだわりも多く 手間が かかりがちになりまして。 93 00:07:57,709 --> 00:08:00,212 《肥料には コカトリスのフン! 94 00:08:00,212 --> 00:08:04,316 モット水 光モ均一ニシテ。 95 00:08:04,316 --> 00:08:07,152 次は3年後な》 96 00:08:07,152 --> 00:08:09,988 (クレイ)なるほど 職人気質…。 97 00:08:09,988 --> 00:08:14,326 そのうえ 他のモンスターの方との衝突も多く➡ 98 00:08:14,326 --> 00:08:17,162 予想外の業務が 増えてしまいまして。 99 00:08:17,162 --> 00:08:20,332 《まだ食うな! ヨウブン? 100 00:08:20,332 --> 00:08:22,334 スヤァ…》 101 00:08:22,334 --> 00:08:25,170 (クレイ)なるほど 職人らしい…。 102 00:08:25,170 --> 00:08:30,509 結局 効率や精度は落ちても ゴーレムに教え込んだほうが➡ 103 00:08:30,509 --> 00:08:34,012 全体的な管理が 楽ということなんです。 104 00:08:34,012 --> 00:08:39,851 《管理しきれない専門職人よりも 管理のしやすいゴーレム。 105 00:08:39,851 --> 00:08:47,359 このダンジョンの大半で ゴーレムが 働いているのは そういうことか。 106 00:08:47,359 --> 00:08:51,530 何もかも先代から 受け継いだものばかりではない。 107 00:08:51,530 --> 00:08:54,366 ダンジョンの運営を続けていくために➡ 108 00:08:54,366 --> 00:08:58,537 ベル自身も研究をしなくては ならなかった… か》 109 00:08:58,537 --> 00:09:00,705 あっ… クレイさん? 110 00:09:00,705 --> 00:09:04,009 運営とは難しいものなんだな。 111 00:09:05,977 --> 00:09:21,993 ♬~ 112 00:09:21,993 --> 00:09:26,665 (クレイ)私の知るかぎり 水棲モンスターは いなかったような…。 113 00:09:26,665 --> 00:09:31,670 そうですね。 ダンジョンの中で 水の環境を用意するとなると➡ 114 00:09:31,670 --> 00:09:33,839 なかなか大変ですし。 115 00:09:33,839 --> 00:09:44,182 ♬~ 116 00:09:44,182 --> 00:09:48,353 (レイルモンド)おや こんな所で会うとは珍しい。 117 00:09:48,353 --> 00:09:53,358 あぁ すまないな 食事中。 いえ レイルモンドさんは➡ 118 00:09:53,358 --> 00:09:56,695 ここで水浴びをしているんです。 水浴び…。 119 00:09:56,695 --> 00:10:00,866 清潔を保つのは 紳士のたしなみだからね。 120 00:10:00,866 --> 00:10:02,968 そ そうか。 121 00:10:06,705 --> 00:10:09,508 (水音) 122 00:10:11,543 --> 00:10:14,045 あれは8階のフロアガーディアン。 123 00:10:17,883 --> 00:10:21,386 こうして見ると 案外かわいい。 124 00:10:23,388 --> 00:10:25,724 かわいくは… ないな。 125 00:10:25,724 --> 00:10:28,226 ハハハ…。 126 00:10:31,897 --> 00:10:33,899 (ベル)こちらが調理場になります。 127 00:10:33,899 --> 00:10:38,003 最近 広げたばかりなんです。 狭かったのか? 128 00:10:40,071 --> 00:10:43,575 (鼻歌) 129 00:10:43,575 --> 00:10:45,577 (テルル)んっ? おや。 130 00:10:45,577 --> 00:10:49,748 《なるほど テルルに狭かったということか》 131 00:10:49,748 --> 00:10:54,252 おふたかた そろって… ということは 仕事中ですかな? 132 00:10:54,252 --> 00:10:57,255 食料関連を 見学させてもらっている。 133 00:10:57,255 --> 00:10:59,424 なるほどなるほど。 134 00:10:59,424 --> 00:11:02,193 (ベル)調理中にお邪魔して すみません。 135 00:11:02,193 --> 00:11:04,396 キュー! (テルル)あぁ これは…。 136 00:11:09,534 --> 00:11:14,039 薬を作っているところでして。 《どんな?》 137 00:11:14,039 --> 00:11:19,711 今の ベルグログ草の根ですよね。 おぉ ご存じで。 138 00:11:19,711 --> 00:11:22,380 狩り場の森にありましたので。 139 00:11:22,380 --> 00:11:25,884 珍しい素材のそろった いい所ですな。 140 00:11:25,884 --> 00:11:29,554 ありがとうございます。 薬も作るんですか。 141 00:11:29,554 --> 00:11:33,058 実は私 故郷では学者もしておりまして。 142 00:11:33,058 --> 00:11:35,060 そうなんですね。 143 00:11:35,060 --> 00:11:37,729 ベルグログの根を煮込んで 泡立つということは➡ 144 00:11:37,729 --> 00:11:42,901 パルペトの葉も入っていますか? ご明察! ロロ水とですな。 145 00:11:42,901 --> 00:11:46,237 (ベル)ということは このあと絞って細切りに? 146 00:11:46,237 --> 00:11:49,574 (テルル)ほう 絞るというのは 初耳ですな➡ 147 00:11:49,574 --> 00:11:54,245 そのままちぎるのでは? 盛り上がっているところ悪いが…。 148 00:11:54,245 --> 00:11:57,449 溢れているぞ。 (テルル)あっ。 149 00:12:04,189 --> 00:12:07,025 食べるのか? 食べません。 もちろんです。 150 00:12:07,025 --> 00:12:09,861 独特の苦みがクセになる…。 薬といっても調合の…。 151 00:12:09,861 --> 00:12:11,863 (2人)あっ!? 152 00:12:11,863 --> 00:12:15,033 《話が合っているようで 合ってなかった!》 153 00:12:15,033 --> 00:12:19,704 いろいろと参考になった。 それはよかったです。 154 00:12:19,704 --> 00:12:25,210 そうだ! クレイさん! もう一度 狩猟場に行きませんか? 155 00:12:25,210 --> 00:12:28,380 むっ? フフッ 実は➡ 156 00:12:28,380 --> 00:12:30,882 私のとっておきの 場所があるんです。 157 00:12:30,882 --> 00:12:33,551 これから… あっ! 158 00:12:33,551 --> 00:12:36,721 んっ…? どうかしたか? 159 00:12:36,721 --> 00:12:41,893 残念ながら… クレイさんと とっておきの場所に行くのは➡ 160 00:12:41,893 --> 00:12:45,730 もう少し先になりそうです。 161 00:12:45,730 --> 00:12:47,932 えっ… え…。 162 00:12:56,074 --> 00:13:03,515 ♬~ 163 00:13:03,515 --> 00:13:05,517 《クレイ:水晶室》 164 00:13:05,517 --> 00:13:11,189 いったい… どうしたんだ? 以前 お話ししたように➡ 165 00:13:11,189 --> 00:13:15,193 この水晶は クレイさんの身に何かあった場合➡ 166 00:13:15,193 --> 00:13:19,197 宝石に封印した本体を 転送するためのものです。 167 00:13:21,199 --> 00:13:23,201 ですが…。 168 00:13:26,204 --> 00:13:30,375 どうやら交換時期が きてしまったようなんです。 169 00:13:30,375 --> 00:13:33,878 んっ… 交換? (ベル)はい。 170 00:13:33,878 --> 00:13:37,549 永久に使える というものではないので。 171 00:13:37,549 --> 00:13:42,053 時期が来たら 交換しなくてはならないんです。 172 00:13:42,053 --> 00:13:45,256 そろそろとは 思っていたんですが…。 173 00:13:51,229 --> 00:13:53,898 んっ…? 174 00:13:53,898 --> 00:13:55,900 あっ! 175 00:13:55,900 --> 00:13:58,570 (ベル)交換時期が来たら 皆さんの頭上に➡ 176 00:13:58,570 --> 00:14:00,739 そうやってお知らせが出るんです。 177 00:14:00,739 --> 00:14:04,843 ですので 水晶の交換を 手伝ってもらえますか? 178 00:14:04,843 --> 00:14:07,345 それは かまわないが…。 179 00:14:07,345 --> 00:14:11,683 《《クレイ:地中深く その巨大な水晶は➡ 180 00:14:11,683 --> 00:14:14,519 大地の魔力を集め続けた》 181 00:14:14,519 --> 00:14:20,191 (ベル)これは すばらしい魔晶石。 ぜひダンジョンに使いたい。 182 00:14:20,191 --> 00:14:23,695 けれど動かせる サイズじゃありませんね。 183 00:14:23,695 --> 00:14:26,197 となれば…。 184 00:14:26,197 --> 00:14:30,702 水晶の周りを 部屋にすればいい!》 185 00:14:33,538 --> 00:14:36,040 みたいな話かと…。 186 00:14:36,040 --> 00:14:40,211 残念ながら 消耗品なんです。 自作の。 187 00:14:40,211 --> 00:14:43,882 (クレイ)わかった。 私はどうすればいい? 188 00:14:43,882 --> 00:14:47,719 (ベル)引き継ぎの制御に 片手を使うので その間➡ 189 00:14:47,719 --> 00:14:51,556 水晶を支えていただけると 助かります。 フム。 190 00:14:51,556 --> 00:14:53,558 片手で支えると➡ 191 00:14:53,558 --> 00:14:58,062 力を入れ過ぎて つい砕いてしまうんです。 192 00:14:58,062 --> 00:15:01,833 《あっ!》 《片手で砕く?》 193 00:15:01,833 --> 00:15:05,503 どっちを持てばいいんだ? 浮いているほうです。 194 00:15:05,503 --> 00:15:09,407 処理が終わるまで少しお待ちを。 あぁ。 195 00:15:13,511 --> 00:15:17,682 「制御」 「全体保存」 「対象指定」。 196 00:15:17,682 --> 00:15:25,523 ♬~ 197 00:15:25,523 --> 00:15:27,525 「開始」。 198 00:15:32,530 --> 00:15:34,532 では取り替えます。 199 00:15:34,532 --> 00:15:37,535 持っていただけますか? あぁ。 200 00:15:37,535 --> 00:15:44,042 重いので気をつけてくださいね。 「制御」 「初期化」。 201 00:15:44,042 --> 00:15:46,744 「のち 設置解除」。 202 00:15:52,217 --> 00:15:54,719 きれいだな…。 203 00:15:57,555 --> 00:15:59,557 んっ…! 204 00:15:59,557 --> 00:16:02,460 《なるほど… 重い!》 205 00:16:06,831 --> 00:16:09,834 終わりました。 ありがとうございます。 206 00:16:09,834 --> 00:16:12,337 重いですよね 代わります。 207 00:16:12,337 --> 00:16:18,343 いや いい… 鍛錬になる…。 きつそうですが…。 208 00:16:18,343 --> 00:16:22,680 それより… これはどこかに移動させるのか? 209 00:16:22,680 --> 00:16:29,854 ええと 初期区域になるんですが。 わかった 案内してくれ。 210 00:16:29,854 --> 00:16:47,205 ♬~ 211 00:16:47,205 --> 00:16:51,009 《さっき封印を抜けたのに 更に?》 212 00:16:53,544 --> 00:16:55,546 《まだあるのか!》 213 00:16:55,546 --> 00:16:59,884 ずいぶん厳重なんだな。 はい。 214 00:16:59,884 --> 00:17:02,186 機密なのもありますが…。 215 00:17:09,827 --> 00:17:14,666 何かあったときに 他への被害が 少ないようにしてあるんです。 216 00:17:14,666 --> 00:17:18,503 危ない物なのか…。 そうですね。 217 00:17:18,503 --> 00:17:22,674 クレイさんは ダンジョンコアをご存じですか? ウッ! 218 00:17:22,674 --> 00:17:27,845 《クレイ:「ダンジョンコア」… ダンジョンの心臓 頭ともいわれる。 219 00:17:27,845 --> 00:17:30,682 地形を生み 罠をそろえ➡ 220 00:17:30,682 --> 00:17:35,186 魔物を創り出し ダンジョンを生成する存在》 221 00:17:35,186 --> 00:17:39,691 (クレイ)破壊されると そのダンジョンは消滅すると聞いた。 222 00:17:39,691 --> 00:17:43,695 あれがそうなのか? いえ 違うんです。 223 00:17:43,695 --> 00:17:47,198 あれは そのダンジョンコアをまねて造られた➡ 224 00:17:47,198 --> 00:17:53,204 ダンジョンコアになれなかった物… です。 《なれなかった物…》 225 00:17:53,204 --> 00:17:57,375 (ベル)先代がダンジョンコアのつもりで 造ったんですが➡ 226 00:17:57,375 --> 00:18:00,044 魔力の集積と循環までで➡ 227 00:18:00,044 --> 00:18:03,481 それ以上の機能は 組み込めなかったんです。 228 00:18:03,481 --> 00:18:08,319 《ダンジョンコアのつもりで造った… 造れるのか? 229 00:18:08,319 --> 00:18:12,991 いやいや 無理だろう ダンジョンのもとみたいな物だぞ? 230 00:18:12,991 --> 00:18:16,995 だが… 造った》 231 00:18:20,832 --> 00:18:23,334 《は ともかく…》 232 00:18:23,334 --> 00:18:26,504 すまないが… そろそろ置いてしまいたい。 233 00:18:26,504 --> 00:18:30,842 あっ すみません! こちらに置いていただければ。 234 00:18:30,842 --> 00:18:35,013 んっ… この辺でいいか? はい 大丈夫です。 235 00:18:35,013 --> 00:18:37,515 んっ… ハァッ…。 236 00:18:37,515 --> 00:18:40,852 フゥ… で どうするんだ? 237 00:18:40,852 --> 00:18:44,355 再利用してみたいと思います。 フム。 238 00:18:44,355 --> 00:18:48,359 一応 クレイさんのお仕事は これで終わりですが➡ 239 00:18:48,359 --> 00:18:52,463 私の作業も見ていかれますか? そうだな ぜひ。 240 00:18:55,366 --> 00:18:59,871 ツクリシモノ マモリシモノ アリツナゲシモノ。 241 00:18:59,871 --> 00:19:01,806 ソニナガルル…。 あっ!? 242 00:19:01,806 --> 00:19:04,142 ナガラカナル ナガライヲ…。 《クレイ:初めて聞く…。 243 00:19:04,142 --> 00:19:08,146 歌うような… 詠唱…?》 244 00:19:08,146 --> 00:19:19,157 (詠唱) 245 00:19:19,157 --> 00:19:24,829 《ハッ… これは… 恐ろしく圧縮された魔力! 246 00:19:24,829 --> 00:19:31,502 超常的な現象と考えられている ダンジョンを造った…。 247 00:19:31,502 --> 00:19:36,340 とんでもない存在だと 思っていたが ここまでとは…。 248 00:19:36,340 --> 00:19:39,510 その先代を… 管理人を…。 249 00:19:39,510 --> 00:19:41,512 引き継いだ存在…》 250 00:19:41,512 --> 00:19:44,015 (詠唱) 251 00:19:44,015 --> 00:19:46,017 あっ。 あっ! 252 00:19:46,017 --> 00:19:48,019 (2人)ウッ…! 253 00:19:54,859 --> 00:20:00,364 これは… どうなったんだ? 割れてしまいました。 254 00:20:00,364 --> 00:20:03,534 一般的なサイズの魔晶石は➡ 255 00:20:03,534 --> 00:20:07,538 魔力を補充しようとすると 割れてしまうんです。 256 00:20:07,538 --> 00:20:11,209 こんなに大きくても 同じなんですね…。 257 00:20:11,209 --> 00:20:13,211 ということは➡ 258 00:20:13,211 --> 00:20:18,216 面積よりも魔力吸収… 飽和値の問題なんでしょうか。 259 00:20:18,216 --> 00:20:22,887 よくわからないが… 残念… だったな。 260 00:20:22,887 --> 00:20:24,889 あっ… いえ。 261 00:20:24,889 --> 00:20:29,060 実は ここまで割らずに 持ってこれたのは初めてなんです。 262 00:20:29,060 --> 00:20:33,564 それだけでも一歩前進です。 そうか。 263 00:20:33,564 --> 00:20:37,735 まぁ私も 鍛錬には… なった。 264 00:20:37,735 --> 00:20:39,737 そうだ! 265 00:20:39,737 --> 00:20:41,739 まだ間に合いそうです! 266 00:20:41,739 --> 00:20:43,908 早く行きましょう! どこへ…。 267 00:20:43,908 --> 00:20:46,210 (ベル)とっておきの場所! 268 00:20:53,251 --> 00:20:56,554 この場所で この時間だけ見れるんです。 269 00:20:58,589 --> 00:21:01,025 きれい… だな。 270 00:21:01,025 --> 00:21:14,038 ♬~ 271 00:21:14,038 --> 00:21:17,375 《ベル:な なんというかですね➡ 272 00:21:17,375 --> 00:21:23,981 その… ずっと… こうだったので。 273 00:21:26,050 --> 00:21:28,052 でも… やめたんです! 274 00:21:28,052 --> 00:21:30,054 私のダンジョンでは➡ 275 00:21:30,054 --> 00:21:32,757 そういうのは 許さないことにしたんです》 276 00:21:35,560 --> 00:21:40,898 《どうしてベルが このダンジョンを 受け継ぐことになったのか…。 277 00:21:40,898 --> 00:21:42,900 どんな気持ちで➡ 278 00:21:42,900 --> 00:21:46,404 運営を続けてゆこうと 思っているのか…。 279 00:21:46,404 --> 00:21:51,576 今の私には皆目 見当もつかない。 だが…》 280 00:21:51,576 --> 00:21:53,744 あっ。 (お腹の鳴る音) 281 00:21:53,744 --> 00:21:55,746 ウゥ…。 282 00:21:55,746 --> 00:22:01,953 フフッ 帰って夕食にしましょうか。 うむ そうだな。 283 00:22:09,360 --> 00:22:14,165 《だが 私はここで 働くということを承諾し…》 284 00:22:16,200 --> 00:22:19,870 《では 「ベル」と呼んでください。 285 00:22:19,870 --> 00:22:22,039 ベル。 286 00:22:22,039 --> 00:22:24,542 フッ… はい! 287 00:22:26,544 --> 00:22:30,047 (ランガド)実際に嬢ちゃんに 足らんのは人手じゃない。 288 00:22:30,047 --> 00:22:34,385 隣にいて話ができる仲間だ。 289 00:22:34,385 --> 00:22:38,889 仲間同士で挑む探索者を 一人で見続けて➡ 290 00:22:38,889 --> 00:22:41,492 寂しくなったんだよ。 291 00:22:43,561 --> 00:22:47,064 (ベル)クレイさんに お友達がいない という情報を得ましたので。 292 00:22:47,064 --> 00:22:49,734 だから お互いに➡ 293 00:22:49,734 --> 00:22:52,536 お友達一人目に なれると思いまして》 294 00:22:54,572 --> 00:22:57,275 《そして これからも…》 295 00:23:00,578 --> 00:23:04,849 《ベル:一緒に見れてよかったです。 (クレイ)あぁ…。 296 00:23:04,849 --> 00:23:08,352 クレイさん。 あっ…。 297 00:23:08,352 --> 00:23:12,857 ここで働いてくれて 本当にありがとうございます。 298 00:23:12,857 --> 00:23:16,360 これからも よろしくお願いします! 299 00:23:22,366 --> 00:23:24,368 あぁ》 300 00:23:33,044 --> 00:23:35,880 (ベル)フフッ 今日は久しぶりに➡ 301 00:23:35,880 --> 00:23:38,215 ドラゴンのお肉を 焼いちゃいましょうか~。 302 00:23:38,215 --> 00:23:40,384 (クレイ)おぉ! 付け合わせに➡ 303 00:23:40,384 --> 00:23:42,887 これを試してみようと思うのだが。 304 00:23:42,887 --> 00:23:47,892 (ベル)ウッ… あれ? クレイさん その草もしかして…。 305 00:23:47,892 --> 00:23:51,395 (クレイ)うむ ペッコモが うまそうに食べていた草だ。 306 00:23:51,395 --> 00:23:54,899 (ベル)ウッ! こ 今夜は やめておきましょう!