1 00:00:17,183 --> 00:00:20,394 あんたは… いつかの黒魔導士 2 00:00:21,187 --> 00:00:22,897 どうして ここに… 3 00:00:23,689 --> 00:00:27,109 いや… その抱えているのは メイビスなのか? 4 00:00:27,985 --> 00:00:32,198 1年も行方不明だったんだ 心配かけやがって 5 00:00:32,323 --> 00:00:35,117 君 1人なのかい? 6 00:00:35,242 --> 00:00:38,287 ああ みんな 収穫祭の準備でな 7 00:00:39,038 --> 00:00:43,584 メイビスのいない間 俺が マスター代行をやるハメになって… 8 00:00:43,709 --> 00:00:44,794 マスター? 9 00:00:45,628 --> 00:00:49,173 そうか… ここはギルドだったね 10 00:00:50,925 --> 00:00:53,427 メイビスを返しに来たんだよ 11 00:00:57,014 --> 00:01:00,559 ハッ… おい! そんな扱い あんまりだろう! 12 00:01:01,060 --> 00:01:03,062 人形じゃないんだ! 13 00:01:03,395 --> 00:01:04,062 アア… 14 00:01:05,106 --> 00:01:08,859 これ… もう動かないから 15 00:02:41,410 --> 00:02:43,245 おい メイビス! 16 00:02:43,579 --> 00:02:47,333 メイビス! 大丈夫か? 何があった? 17 00:02:48,000 --> 00:02:49,251 眠ってるのか? 18 00:02:49,835 --> 00:02:53,255 そう 永遠の眠りだ 19 00:02:53,839 --> 00:02:54,840 アア… 20 00:02:56,133 --> 00:02:58,677 おやすみ メイビス 21 00:03:00,304 --> 00:03:02,681 あんた 何者なんだ? 22 00:03:04,224 --> 00:03:05,184 ゼレフ 23 00:03:05,559 --> 00:03:06,769 ハッ… 24 00:03:07,269 --> 00:03:08,437 そうだな… 25 00:03:09,271 --> 00:03:12,650 メイビスが妖精なら 僕はスプリガン 26 00:03:12,775 --> 00:03:15,986 “醜い妖精”とでも言おうかな 27 00:03:22,910 --> 00:03:28,540 僕は もう疲れたよ 誰にも会いたくない 28 00:03:29,500 --> 00:03:34,129 そうだ また シミュレーションゲームで遊ぼう 29 00:03:34,255 --> 00:03:37,466 アラキタシアなら 人に会う心配もない 30 00:03:41,428 --> 00:03:44,723 僕は 誰も愛してはいけなかった 31 00:03:46,517 --> 00:03:48,519 いけなかったんだ 32 00:03:49,812 --> 00:03:56,610 アア… ゼレフ… あの伝説の黒魔導士ゼレフなのか? 33 00:03:58,112 --> 00:04:03,242 メイビス 何があった? ヤツと何があったんだ? 34 00:04:06,412 --> 00:04:08,706 本当に死んでいるのか? 35 00:04:08,831 --> 00:04:09,957 ンンッ… 36 00:04:11,625 --> 00:04:14,461 いや… 心臓は生きている 37 00:04:15,587 --> 00:04:19,341 動いてはいないが かすかな魔力を感じる 38 00:04:20,551 --> 00:04:22,594 今すぐ蘇生をしなければ… 39 00:04:23,095 --> 00:04:27,808 改築中のギルドの地下に 蘇生用の魔水晶があったはずだ 40 00:04:33,397 --> 00:04:39,403 こうして 私の体は 魔水晶の中に封じられました 41 00:04:42,031 --> 00:04:45,117 いくつもの蘇生魔法が 試されましたが— 42 00:04:45,659 --> 00:04:48,120 何ひとつ効果はありませんでした 43 00:04:51,206 --> 00:04:55,627 そして さすがは のちに天才といわれたプレヒト 44 00:04:56,503 --> 00:04:58,255 私にかけられた— 45 00:04:58,380 --> 00:05:00,632 アンクセラムの呪いに 気がつきました 46 00:05:01,508 --> 00:05:05,637 まさか… リタの命を奪ったのは… 47 00:05:05,971 --> 00:05:07,723 ンッ! 48 00:05:07,848 --> 00:05:11,101 こんな… こんなこと… 49 00:05:11,894 --> 00:05:14,271 ほかのメンバーには言えん 50 00:05:15,022 --> 00:05:18,525 これが 秘匿とされた きっかけでした 51 00:05:22,863 --> 00:05:26,700 697年 プレヒトの判断で— 52 00:05:26,825 --> 00:05:29,620 私は死んだと みんなに告げられました 53 00:05:30,621 --> 00:05:36,043 骸なき墓は ギルドの聖地 天狼島に 建てられました 54 00:05:37,586 --> 00:05:40,297 天狼島は 私の故郷であり— 55 00:05:41,256 --> 00:05:43,300 プレヒトたちとの 出会いの地でもあったのです 56 00:05:47,971 --> 00:05:50,099 同年 プレヒトは— 57 00:05:50,224 --> 00:05:53,227 2代目 妖精の尻尾マスターと なります 58 00:05:53,352 --> 00:05:56,980 これは 私の生前の遺言に従ってです 59 00:05:57,773 --> 00:06:01,401 プレヒトは マスターとしての 仕事のかたわら— 60 00:06:01,527 --> 00:06:04,363 私の蘇生にも 心血を注ぎました 61 00:06:04,947 --> 00:06:07,491 3年後 700年— 62 00:06:07,616 --> 00:06:13,122 妻の死の真相を知らぬまま マカロフの父 ユーリが他界 63 00:06:13,747 --> 00:06:18,752 それから約30年 私の蘇生を 続けたプレヒトでしたが— 64 00:06:18,877 --> 00:06:22,381 事態は 予想できない方向へと 進んでいきます 65 00:06:22,923 --> 00:06:27,136 プレヒトという天才の たぐいまれな知識と才能 66 00:06:27,803 --> 00:06:33,809 そして 私の不老不死がもたらす 半永久的な生命の維持 67 00:06:34,309 --> 00:06:38,647 それが融合し 説明のつかない魔法が生まれた 68 00:06:43,735 --> 00:06:47,573 それは 魔法界を根底から覆す魔法 69 00:06:52,911 --> 00:06:55,622 永久魔法 妖精の心臓 70 00:06:56,373 --> 00:06:58,125 ンンッ… 71 00:06:58,667 --> 00:07:00,294 アア… 72 00:07:01,670 --> 00:07:03,630 永久魔法? 73 00:07:04,339 --> 00:07:06,383 それは 一体… 74 00:07:06,592 --> 00:07:10,554 その名のとおり 永久 無限… 75 00:07:10,679 --> 00:07:13,640 絶対に枯渇することのない魔力 76 00:07:14,057 --> 00:07:15,309 何だ? そりゃ 77 00:07:15,434 --> 00:07:18,145 一生 使える魔法源ってこと? 78 00:07:18,854 --> 00:07:22,858 例えるなら エーテリオンという 兵器がありました 79 00:07:23,150 --> 00:07:27,779 一撃で 国をも消滅させる 旧評議院の超魔法 80 00:07:29,114 --> 00:07:32,034 妖精の心臓は そのエーテリオンを— 81 00:07:32,159 --> 00:07:34,536 無限に放つ魔力を持っているのです 82 00:07:35,370 --> 00:07:36,413 いいえ… 83 00:07:36,538 --> 00:07:41,335 “魔力を持っている”という 表現自体が体を成してません 84 00:07:42,628 --> 00:07:44,296 無限なのですから 85 00:07:45,047 --> 00:07:47,508 そんな魔法が公表されたら… 86 00:07:47,633 --> 00:07:51,178 確かに魔法界は根底から覆る 87 00:07:51,637 --> 00:07:54,640 かつて イワンも これを欲した 88 00:07:54,765 --> 00:07:56,266 どこで漏れたのか— 89 00:07:56,391 --> 00:07:58,936 アルバレスにも 情報が渡った 90 00:07:59,228 --> 00:08:01,855 アルバレスは 妖精の心臓を奪うために— 91 00:08:01,980 --> 00:08:03,899 攻めてくるっつうわけか 92 00:08:04,024 --> 00:08:08,946 でも 何のためだ? 力なら十分 持ってるはずなのに 93 00:08:09,613 --> 00:08:13,867 恐らくは アクノロギアを 倒すためと推測されます 94 00:08:13,992 --> 00:08:16,954 あれは ゼレフにとっても邪悪な存在 95 00:08:17,329 --> 00:08:22,793 逆に言えば そうでもしなきゃ 倒せねえってのか アクノロギアは 96 00:08:23,335 --> 00:08:26,380 そんな… ンンッ… 97 00:08:26,838 --> 00:08:30,592 あのさ 単純な質問なんだけど— 98 00:08:30,717 --> 00:08:34,721 そんなに強い魔法なら アルバレスも アクノロギアも— 99 00:08:35,055 --> 00:08:38,559 バーンってやっつけられないの? バーンって 100 00:08:38,684 --> 00:08:40,727 確かに 一理ある 101 00:08:41,353 --> 00:08:45,774 わしも 大量のフェイスを前に 一度は それを考えた 102 00:08:45,899 --> 00:08:48,735 しかし 一時的な勝利はできても— 103 00:08:49,194 --> 00:08:52,614 そのあとのことは どうなってしまうのか… 104 00:08:52,906 --> 00:08:58,245 もし無限に降り注ぐエーテリオンが 制御不能だったら 105 00:08:58,704 --> 00:09:00,455 アア〜ッ… 106 00:09:00,956 --> 00:09:02,499 ごめんなさい… 107 00:09:02,916 --> 00:09:06,503 毒をもって 毒を制すわけにはいかんからな 108 00:09:06,628 --> 00:09:10,257 “毒”って… 初代の体よ 一応 109 00:09:11,008 --> 00:09:12,426 妖精の心臓は— 110 00:09:12,551 --> 00:09:16,013 いかなる理由があろうと 世に放ってはなりません 111 00:09:16,305 --> 00:09:18,432 おう! そんなの当たり前だ! 112 00:09:18,557 --> 00:09:23,103 そもそも 初代の体だ ほかのヤツらに渡せるかってんだ! 113 00:09:23,228 --> 00:09:24,563 アア… 114 00:09:25,856 --> 00:09:28,442 私の罪から生まれた魔法が— 115 00:09:28,567 --> 00:09:32,571 まさか 皆さんを巻き込んで こんな事態になってしまうなんて… 116 00:09:32,696 --> 00:09:34,656 罪だ? あっ… 117 00:09:35,574 --> 00:09:39,536 人を好きになるってのが 何の罪になるってんだよ? 118 00:09:39,661 --> 00:09:43,540 そんな罪じゃ 逮捕はできねえな 119 00:09:44,708 --> 00:09:45,792 フッ… 120 00:09:47,669 --> 00:09:49,296 なんだよ てめえら! 121 00:09:50,797 --> 00:09:54,301 初代 どうか 自分を責めないでください 122 00:09:54,676 --> 00:09:55,469 あっ… 123 00:09:56,011 --> 00:09:59,222 不幸な出来事が 重なってしまっただけ 124 00:09:59,389 --> 00:10:01,183 あっ… ンッ… 125 00:10:01,350 --> 00:10:05,062 あなたがいなければ 妖精の尻尾はなかったんです 126 00:10:05,646 --> 00:10:06,355 アア… 127 00:10:06,521 --> 00:10:07,856 てことは… 128 00:10:07,981 --> 00:10:10,108 俺たちが出会うこともなかった 129 00:10:10,233 --> 00:10:11,360 だよね! 130 00:10:12,152 --> 00:10:13,320 ンッ… 131 00:10:13,487 --> 00:10:17,574 初代は ここにいる みんなを つなげてくれた人なんだ 132 00:10:17,991 --> 00:10:18,825 ンンッ… 133 00:10:19,201 --> 00:10:23,163 私たちは 初代の作ったギルドを守りたい 134 00:10:23,288 --> 00:10:24,956 だから 戦うんです 135 00:10:30,087 --> 00:10:33,215 よいギルドになりましたな 初代 136 00:10:33,507 --> 00:10:35,509 シクシク… なっ! 137 00:10:35,634 --> 00:10:40,847 メイビスさまは かつて愛した人と 戦わなくてはならないんですね 138 00:10:41,515 --> 00:10:44,059 それは 遠い過去の話 139 00:10:44,309 --> 00:10:47,729 今のゼレフは 人類に対する脅威です 140 00:10:48,522 --> 00:10:50,482 必ず倒さねばなりません 141 00:10:50,774 --> 00:10:55,070 でもよ アルバレスの兵は なんとかなるにしても… 142 00:10:55,195 --> 00:10:58,115 ゼレフってヤツは 不老不死なんだよな? 143 00:10:58,699 --> 00:11:00,575 …て 不死身ってことか? 144 00:11:00,701 --> 00:11:03,245 不死身ってことは 死なねえってことか? 145 00:11:03,578 --> 00:11:04,996 ンンッ… 146 00:11:05,956 --> 00:11:08,041 どうやって倒せばいいんだ… 147 00:11:08,166 --> 00:11:09,876 ニヒヒヒッ… うん? 148 00:11:12,629 --> 00:11:14,381 そこは任せてくれよ 149 00:11:14,548 --> 00:11:17,843 あっ… ゼレフは 俺が倒す 150 00:11:19,052 --> 00:11:22,722 そのための秘策が この右腕なんだ! 151 00:11:33,817 --> 00:11:38,071 いやぁ ブランディッシュさまは いつ見ても 合格ですなぁ 152 00:11:38,738 --> 00:11:39,573 ウワッ! 153 00:11:40,615 --> 00:11:43,076 こっちの爪も お願いできる? 154 00:11:43,535 --> 00:11:44,494 はい! 155 00:11:44,619 --> 00:11:48,165 誠心誠意 心を込めて 塗らせていただきます! 156 00:11:48,290 --> 00:11:51,334 ああ なんてステキな おみ足… 合格! 157 00:11:52,002 --> 00:11:54,629 ですから そろそろ あっしめの体を— 158 00:11:54,754 --> 00:11:58,175 元の大きさに 戻してはくれませんかね? 159 00:11:58,300 --> 00:11:59,593 うん? 160 00:12:00,218 --> 00:12:02,596 ランディー マリー 161 00:12:03,513 --> 00:12:07,100 賊を逃した話 ウワサになっておるぞ 162 00:12:07,601 --> 00:12:12,355 逃がしたんじゃないの 面倒くさいから 放っておいたの 163 00:12:12,522 --> 00:12:15,859 ハァ… あっしはね ちゃんと注意したんですよ 164 00:12:16,485 --> 00:12:19,362 ああ… ディマリアさまも合格です 165 00:12:20,322 --> 00:12:22,491 こいつを元に戻せ 166 00:12:22,616 --> 00:12:24,534 虫がしゃべってるようで 気分が悪い 167 00:12:24,659 --> 00:12:25,327 虫! 168 00:12:25,452 --> 00:12:26,786 面倒くさ〜い 169 00:12:26,912 --> 00:12:28,371 そんな〜! 170 00:12:29,206 --> 00:12:32,876 面倒くさがりな お前には そいつが必要だろう? 171 00:12:33,710 --> 00:12:36,129 スプリガン12 招集命令だ 172 00:12:36,254 --> 00:12:37,339 ンッ… 173 00:12:37,672 --> 00:12:38,507 そいつの魔法で— 174 00:12:38,632 --> 00:12:40,258 連れていって もらうんだな 175 00:12:40,634 --> 00:12:42,135 フン… 176 00:12:42,260 --> 00:12:43,261 ヒイッ! 177 00:12:43,428 --> 00:12:45,263 ンッ… ンンッ… 178 00:12:45,931 --> 00:12:48,642 な… 何を! ブランディッシュさま! 179 00:12:49,267 --> 00:12:52,562 あいつ 嫌い かわいくないから 180 00:12:52,687 --> 00:12:55,524 あんた風に言えば“不合格”ね 181 00:12:56,191 --> 00:12:58,777 助けて〜… 182 00:12:59,528 --> 00:13:02,280 …で? その秘策とやらは? 183 00:13:03,657 --> 00:13:05,575 秘密だ はぁ? 184 00:13:06,117 --> 00:13:07,786 だからこそ 秘策なんだ 185 00:13:08,119 --> 00:13:09,913 もったいぶってんじゃねえ! 186 00:13:10,038 --> 00:13:12,290 その右腕に どんな秘密があるんだ! 187 00:13:12,707 --> 00:13:14,918 でも ナツさんが言うんだから— 188 00:13:15,043 --> 00:13:17,796 きっと すごく とっておきなんでしょうね 189 00:13:17,963 --> 00:13:19,923 フフ〜ン! うん? 190 00:13:20,048 --> 00:13:23,260 どうやら お前も秘密を 知っているようだな 191 00:13:23,385 --> 00:13:24,803 まあね! 192 00:13:24,928 --> 00:13:29,432 あんたの秘密ってわけでもないのに そこまでドヤ顔できるのね 193 00:13:30,350 --> 00:13:33,853 とにかく この技は1回しか使えねえ 194 00:13:33,979 --> 00:13:37,440 けど ゼレフを倒すために 編み出した技だ 195 00:13:38,066 --> 00:13:39,442 絶対 倒す自信がある! 196 00:13:39,943 --> 00:13:43,446 おお〜! 197 00:13:43,738 --> 00:13:44,656 1回! 198 00:13:44,781 --> 00:13:47,325 ホントに奥の手というわけか 199 00:13:47,450 --> 00:13:48,451 おうよ! 200 00:13:48,868 --> 00:13:51,955 ナツが そこまで言うなら 信じようぜ 201 00:13:52,497 --> 00:13:56,459 確かに その自信は 私たちの励みになる 202 00:13:56,710 --> 00:13:58,753 フフフッ… 大した男だな 203 00:13:58,878 --> 00:14:01,006 みんなの 士気を一気に上げたわ 204 00:14:01,131 --> 00:14:01,965 あい! 205 00:14:02,173 --> 00:14:04,968 フッ… それがナツじゃねえか 206 00:14:05,760 --> 00:14:06,970 うん 207 00:14:07,304 --> 00:14:08,722 うむ… 208 00:14:09,097 --> 00:14:10,348 フフッ… 209 00:14:11,057 --> 00:14:16,605 私にも いくつか策がありますが 今は ナツを信じましょう 210 00:14:18,064 --> 00:14:19,190 マスター 211 00:14:19,983 --> 00:14:20,650 はい 212 00:14:20,775 --> 00:14:23,111 え〜っと… おじいちゃんのほうで 213 00:14:24,029 --> 00:14:27,616 これから私たちが戦う敵のことを 教えてください 214 00:14:27,908 --> 00:14:30,285 うむ… そうだな 215 00:14:30,410 --> 00:14:33,872 わしが知るかぎりのことを 伝えておこう 216 00:14:35,582 --> 00:14:37,375 まずは 皇帝スプリガン 217 00:14:37,500 --> 00:14:41,838 この大陸イシュガルでは 最強の黒魔導士として知られる— 218 00:14:41,963 --> 00:14:43,381 あのゼレフじゃ 219 00:14:43,965 --> 00:14:44,883 ンッ… 220 00:14:45,884 --> 00:14:47,677 そして その配下に— 221 00:14:47,802 --> 00:14:51,640 スプリガン12と呼ばれる 先鋭部隊がいる 222 00:14:52,098 --> 00:14:56,144 わしも 1年間で 会うことができたのは6人だけ 223 00:14:56,519 --> 00:14:57,979 土地が広いせいで— 224 00:14:58,104 --> 00:15:02,400 全員が一堂に会することは めったにないらしい 225 00:15:09,449 --> 00:15:14,496 7人か 急な招集にしては よく集まってくれたね 226 00:15:14,621 --> 00:15:20,543 実は ナインハルトさまも 宮殿には お越しなのですが その… 227 00:15:20,669 --> 00:15:21,670 いいよ 228 00:15:22,504 --> 00:15:24,172 よくはありません 229 00:15:24,965 --> 00:15:29,094 陛下の命令に逆らうなど トゥエルブの名折れ 230 00:15:29,636 --> 00:15:31,513 冬将軍 インベル 231 00:15:31,638 --> 00:15:33,682 ヤツは ゼレフの参謀であり— 232 00:15:34,099 --> 00:15:35,767 執政官でもある 233 00:15:35,892 --> 00:15:40,438 その異名のとおり 氷系の魔法を 使うと思われるが— 234 00:15:40,647 --> 00:15:43,024 詳細は分からん 235 00:15:43,149 --> 00:15:44,192 氷… 236 00:15:44,442 --> 00:15:47,195 堅えこと言うなよ インベル 237 00:15:47,612 --> 00:15:50,198 集まったヤツだけで 始めりゃいい 238 00:15:50,323 --> 00:15:52,951 少数精鋭のほうが いいだろう? 239 00:15:53,076 --> 00:15:56,454 砂漠王 アジィールは 脱出時に交戦した— 240 00:15:56,579 --> 00:15:58,331 砂の魔法の使い手 241 00:15:59,290 --> 00:16:03,128 12の中でも かなり好戦的なヤツじゃ 242 00:16:04,587 --> 00:16:06,214 あいつか 243 00:16:06,715 --> 00:16:08,967 もう察しているだろうけど— 244 00:16:09,092 --> 00:16:12,721 僕たちは いよいよ イシュガル侵攻を開始する 245 00:16:13,388 --> 00:16:14,723 面倒くさい 246 00:16:15,265 --> 00:16:18,101 そう言わないでくれ ブランディッシュ 247 00:16:18,226 --> 00:16:20,729 僕の命令は聞く約束だろう? 248 00:16:21,229 --> 00:16:25,233 もちろん 私の気持ちと行動は別 249 00:16:25,358 --> 00:16:28,737 面倒でも 命令なら 何でもやるわ 250 00:16:28,862 --> 00:16:31,114 国崩しのブランディッシュ 251 00:16:31,656 --> 00:16:36,369 好戦的ではないが 国をも崩すという魔力の持ち主 252 00:16:37,370 --> 00:16:41,374 ヤツとは カラコール島で 1度だけ接触した 253 00:16:41,750 --> 00:16:42,834 ヤツは 恐らく— 254 00:16:43,418 --> 00:16:46,463 物の質量を変える魔法を使う 255 00:16:47,130 --> 00:16:51,217 ランディーは 思ったこと すぐ口に出すから 嫌われるのだ 256 00:16:51,342 --> 00:16:56,097 あれ〜? 嫌ってるのは 私のほうなんだけどな 257 00:16:56,473 --> 00:17:00,560 そうか やはり私たちは 気が合うじゃないか 258 00:17:00,685 --> 00:17:02,896 戦乙女 ディマリア 259 00:17:03,021 --> 00:17:04,731 ヤツの魔法は知らんが— 260 00:17:04,898 --> 00:17:09,359 戦場を駆け巡った女神を 通り名に持つ女騎士 261 00:17:10,278 --> 00:17:13,990 魔導士ではないのか? お前がツッコむのか 262 00:17:14,991 --> 00:17:19,412 ゴッドセレナ 故郷を焼くのは つらいかい? 263 00:17:25,667 --> 00:17:27,420 つらくは… 264 00:17:28,129 --> 00:17:29,005 ない! 265 00:17:36,137 --> 00:17:37,138 キモッ… 266 00:17:38,389 --> 00:17:39,307 バッ… 267 00:17:40,266 --> 00:17:41,142 ビシッ! 268 00:17:41,309 --> 00:17:42,227 ビシッ! 269 00:17:42,811 --> 00:17:43,812 ビシッ! 270 00:17:45,605 --> 00:17:47,190 ありがとう 271 00:17:47,315 --> 00:17:49,234 聖十最強の男— 272 00:17:49,359 --> 00:17:50,902 ゴッドセレナ 273 00:17:51,528 --> 00:17:54,906 ヤツは いわゆる 残念な感じの男なのだが— 274 00:17:55,031 --> 00:17:58,701 ヤツの強さは わしが いちばんよく知っている 275 00:17:59,202 --> 00:18:04,749 聖十大魔道の序列1位の人が 敵だなんて いまだに信じられない 276 00:18:04,874 --> 00:18:07,168 なぜ イシュガルを去ったのでしょう? 277 00:18:07,502 --> 00:18:11,756 そればかりは 本人に 直接 聞いてみないと分からんな 278 00:18:11,881 --> 00:18:14,425 裏切り者め 逮捕だ 279 00:18:16,052 --> 00:18:17,303 陛下 280 00:18:17,762 --> 00:18:19,222 我々は全員— 281 00:18:19,347 --> 00:18:23,768 最終戦争 ラグナロクの 覚悟はできております 282 00:18:23,893 --> 00:18:27,355 魔導王 オーガスト 283 00:18:27,480 --> 00:18:29,315 こやつだけは— 284 00:18:29,858 --> 00:18:32,735 わしの知るかぎり 別格 285 00:18:32,861 --> 00:18:37,907 ほかの12とは比べられんほどの 大魔力の持ち主 286 00:18:38,825 --> 00:18:40,577 ンッ… アア… 287 00:18:41,828 --> 00:18:47,458 聞いた話では 古今東西の あらゆる種の魔法を使えるとか 288 00:18:47,584 --> 00:18:53,381 使える魔法の種類だけでいえば ゼレフより上かもしれん 289 00:18:54,507 --> 00:18:55,842 アア… 290 00:18:56,009 --> 00:18:57,260 アア… 291 00:18:57,427 --> 00:18:58,761 アア… 292 00:18:59,220 --> 00:19:00,263 アア… 293 00:19:00,555 --> 00:19:03,391 わしが知っているのは この6人 294 00:19:03,516 --> 00:19:06,769 あとは 名前だけ知っているのが3人 295 00:19:07,604 --> 00:19:09,272 ブラッドマン 296 00:19:10,106 --> 00:19:11,774 ナインハルト 297 00:19:12,108 --> 00:19:14,235 そして ワール 298 00:19:14,360 --> 00:19:18,364 つまり 目的は かつての恋人の体 299 00:19:18,489 --> 00:19:21,284 これは 罪深きことなれば… 300 00:19:21,618 --> 00:19:26,831 いいや 妖精の心臓は魔法だ 人ではないよ 301 00:19:27,457 --> 00:19:30,668 それに 目的は 妖精の心臓だけではない 302 00:19:31,127 --> 00:19:37,050 イシュガルの殲滅だ 人類は一度 滅びなければならない 303 00:19:37,675 --> 00:19:40,053 人類 …ね 304 00:19:40,720 --> 00:19:42,805 我々は駒だ 305 00:19:43,431 --> 00:19:47,352 面白い解釈なれば ふ〜ん… 306 00:19:48,561 --> 00:19:50,563 完璧… 307 00:19:51,231 --> 00:19:53,816 早速 作戦を立てましょう 308 00:19:54,234 --> 00:19:57,820 ンンッ… その任 俺に任せてくれねえかな? 309 00:19:58,613 --> 00:20:03,326 これから 作戦を立てます 皆さん よく聞いてください 310 00:20:03,618 --> 00:20:06,829 いいや 君1人には任せないよ 311 00:20:07,622 --> 00:20:09,457 総攻撃だ 312 00:20:10,375 --> 00:20:13,086 ゼレフは 全軍を率いて攻めてきます 313 00:20:13,253 --> 00:20:16,839 バカな! 俺1人で十分だ! 314 00:20:17,340 --> 00:20:20,301 ゴッドセレナが いちばん強えって大陸だぞ 315 00:20:20,426 --> 00:20:23,096 つまり 俺1人でも殲滅できる 316 00:20:23,513 --> 00:20:24,180 ンンッ… 317 00:20:24,305 --> 00:20:26,599 それなら それでいいんだよ 318 00:20:26,933 --> 00:20:32,355 全軍… 全員での総攻撃 そこに意味があるんだよ 319 00:20:33,398 --> 00:20:37,860 私たちの置かれてる状況は 圧倒的に不利といえるでしょう 320 00:20:38,236 --> 00:20:42,740 敵は 今まで戦ってきた敵とは ケタ違いに強い 321 00:20:43,533 --> 00:20:47,745 竜王祭が始まる 進軍開始だ 322 00:20:48,288 --> 00:20:52,500 ですが 勇気と絆を持って 戦い抜くのです 323 00:20:53,042 --> 00:20:55,211 ギルドの力を見せてあげましょう 324 00:20:55,336 --> 00:20:56,129 ヘヘッ… 325 00:20:56,296 --> 00:20:59,882 オーッ! 326 00:21:08,808 --> 00:21:14,397 腕がうずく… 炎竜に食われた左腕が… 327 00:21:17,900 --> 00:21:22,989 竜王祭… 我が全てを食らってやろう 328 00:21:39,172 --> 00:21:44,510 我こそが 竜の王にして 絶対の存在 329 00:21:46,054 --> 00:21:48,264 アクノロギアなり! 330 00:23:21,607 --> 00:23:23,943 ギルドの存亡を 懸けた戦いを前に— 331 00:23:24,068 --> 00:23:28,281 それぞれの一夜を過ごす 妖精の尻尾の仲間たち 332 00:23:28,447 --> 00:23:31,450 しかし 空駆けるアルバレス軍の 大軍によって— 333 00:23:31,617 --> 00:23:35,830 ひとときの休息は すぐさま 緊張へと変わってしまう 334 00:23:35,997 --> 00:23:37,874 敵襲を受けるマグノリアの町で— 335 00:23:38,416 --> 00:23:41,836 妖精の尻尾の団結力が 試されるのだった 336 00:23:42,712 --> 00:23:43,546 次回… 337 00:23:45,506 --> 00:23:49,427 押し寄せるのは 想定不能の脅威と絶望