1 00:00:24,607 --> 00:00:25,358 (アイリ)ハッ! 2 00:00:26,735 --> 00:00:28,611 あっ あ… 3 00:00:29,821 --> 00:00:31,406 (牛の咆哮(ほうこう)) 4 00:00:33,450 --> 00:00:34,743 (セイバー) アイリスフィール! 5 00:00:37,787 --> 00:00:38,913 大丈夫ですか? 6 00:00:39,622 --> 00:00:42,083 (アイリ)切嗣(きりつぐ)の不在を狙って 7 00:00:42,167 --> 00:00:44,294 正面突破ってわけ? 8 00:00:44,419 --> 00:00:45,795 (セイバー)先ほどの雷鳴 9 00:00:45,879 --> 00:00:49,132 それに憚(はばか)ることを知らぬ この出方 10 00:00:49,215 --> 00:00:50,175 おそらく… 11 00:00:51,050 --> 00:00:52,469 敵はライダーです 12 00:00:53,136 --> 00:00:59,142 ♪〜 13 00:02:17,011 --> 00:02:23,017 〜♪ 14 00:02:26,771 --> 00:02:28,898 (ライダー)どう どう どう… 15 00:02:35,697 --> 00:02:37,031 (ライダー)いよう セイバー 16 00:02:40,326 --> 00:02:41,494 ライダー? 17 00:02:41,911 --> 00:02:45,248 (ライダー) 城を構えていると聞いて 来てみたが 18 00:02:45,498 --> 00:02:47,917 何ともシケた所だのう… 19 00:02:48,126 --> 00:02:53,256 ん? 大体 何だ のっけから その無粋な戦支度は? 20 00:02:54,465 --> 00:02:57,552 今夜(こよい)は当世風のファッションは しとらんのか? 21 00:02:58,094 --> 00:03:00,513 (セイバー) ライダー 貴様 何をしに来た? 22 00:03:01,514 --> 00:03:02,807 見て分からんか? 23 00:03:05,268 --> 00:03:08,354 一献交わしに来たに 決まっておろうが 24 00:03:08,479 --> 00:03:12,275 ほれ そんな所に 突っ立ってないで 案内(あない)せい 25 00:03:12,942 --> 00:03:16,362 どこぞ宴に あつらえ向きの 庭園でもないのか? 26 00:03:16,905 --> 00:03:20,116 この荒れ城の中は 埃(ほこり)っぽくてかなわん 27 00:03:36,633 --> 00:03:41,262 (ライダー) 聖杯は ふさわしき者の 手に渡る定めにあるという 28 00:03:41,804 --> 00:03:44,307 それを見定めるための儀式が 29 00:03:44,432 --> 00:03:47,477 この冬木(ふゆき)における闘争だというが… 30 00:03:47,810 --> 00:03:52,815 なにも見極めをつけるだけならば 血を流すには及ばない 31 00:03:52,941 --> 00:03:57,487 英霊同士 お互いの“格”に 納得がいったなら 32 00:03:58,112 --> 00:04:00,490 それで自(おの)ずと答えは出る 33 00:04:09,832 --> 00:04:10,833 ほう 34 00:04:12,502 --> 00:04:13,503 (セイバー)それで 35 00:04:13,628 --> 00:04:16,839 まずは私と“格”を 競おうというわけか? ライダー 36 00:04:17,966 --> 00:04:19,259 そのとおり 37 00:04:19,550 --> 00:04:23,513 お互いに“王”を名乗って 譲らぬとあれば捨て置けまい 38 00:04:23,846 --> 00:04:27,809 いわば これは “聖杯戦争”ならぬ“聖杯問答” 39 00:04:27,892 --> 00:04:31,938 どちらがより“聖杯の王”に ふさわしい器か 40 00:04:34,107 --> 00:04:37,652 酒杯に問えば つまびらかになるというものよ 41 00:04:40,863 --> 00:04:43,491 (アーチャー) 戯れはそこまでにしておけ 42 00:04:45,201 --> 00:04:46,494 (アーチャー)雑種 43 00:04:48,871 --> 00:04:50,748 (セイバー) アーチャー なぜここに… 44 00:04:50,999 --> 00:04:54,794 (ライダー) いやあな 街で こいつの姿を見かけたんで 45 00:04:54,919 --> 00:04:57,213 誘うだけ誘っておいたのさ 46 00:04:57,839 --> 00:04:59,924 遅かったではないか 金ピカ 47 00:05:00,258 --> 00:05:03,594 まあ 余と違って歩行(かち)なのだから 無理もないか 48 00:05:04,178 --> 00:05:08,516 よもや こんなうっとうしい場所を “王の宴”に選ぶとは… 49 00:05:08,891 --> 00:05:12,937 我(オレ)にわざわざ足を運ばせた非礼を どう詫びる? 50 00:05:13,313 --> 00:05:15,273 (ライダー) まぁ 堅いことを言うでない 51 00:05:16,190 --> 00:05:18,276 ほれ 駆けつけ1杯 52 00:05:26,242 --> 00:05:29,329 フン… 何だ この安酒は? 53 00:05:29,412 --> 00:05:33,458 こんなもので本当に英雄の格が 量れるとでも思ったか? 54 00:05:33,708 --> 00:05:35,209 そうかぁ? 55 00:05:35,293 --> 00:05:37,420 この土地の市場(いちば)で 仕入れたうちじゃあ 56 00:05:37,503 --> 00:05:39,589 こいつは なかなかの逸品だぞ 57 00:05:39,714 --> 00:05:41,215 (アーチャー)そう思うのは 58 00:05:41,299 --> 00:05:44,218 お前が本当の酒 というものを知らぬからだ 59 00:05:44,510 --> 00:05:45,762 雑種めが 60 00:05:47,930 --> 00:05:48,848 (ウェイバー)うえっ!? 61 00:05:54,562 --> 00:05:55,354 おおっ! 62 00:05:55,688 --> 00:05:58,566 見るがいい そして思い知れ 63 00:05:58,649 --> 00:06:00,985 これが王の酒というものだ 64 00:06:02,111 --> 00:06:03,696 これは重畳(ちょうじょう) 65 00:06:15,958 --> 00:06:17,710 むほぉ! 美味(うま)いっ! 66 00:06:19,462 --> 00:06:24,509 酒も剣も我が宝物庫には 至高の財しかあり得ない 67 00:06:28,805 --> 00:06:32,475 これで王としての格付けは 決まったようなものであろう? 68 00:06:32,809 --> 00:06:34,477 (ライダー)フン アーチャーよ 69 00:06:34,811 --> 00:06:39,440 貴様の極上の酒は まさしく至宝の杯(さかずき)にふさわしい 70 00:06:39,524 --> 00:06:42,777 …が あいにく聖杯と酒器とは違う 71 00:06:42,860 --> 00:06:46,239 まず貴様が どれほどの大望を 聖杯に託すのか 72 00:06:46,322 --> 00:06:49,367 それを聞かせてもらわねば始まらん 73 00:06:49,492 --> 00:06:51,244 (アーチャー)仕切るな 雑種 74 00:06:51,536 --> 00:06:54,539 第一 聖杯を“奪い合う”という 前提からして 75 00:06:54,664 --> 00:06:56,916 理(ことわり)を外しているのだぞ 76 00:06:57,583 --> 00:06:58,501 (ライダー)ん? 77 00:06:58,918 --> 00:07:02,630 (アーチャー) そもそもにおいて アレは我(オレ)の所有物だ 78 00:07:02,713 --> 00:07:07,176 世界の宝物は ひとつ残らず その起源を我が蔵に遡(さかのぼ)る 79 00:07:07,301 --> 00:07:11,180 じゃあ 貴様 昔 聖杯を 持っていたことがあるのか? 80 00:07:11,305 --> 00:07:13,683 どんなもんか正体も知ってると? 81 00:07:13,766 --> 00:07:17,270 (アーチャー) 知らぬ 雑種の尺度で測るでない 82 00:07:17,353 --> 00:07:21,816 我(オレ)の財の総量は とうに我(オレ)の認識を超えている 83 00:07:21,899 --> 00:07:26,320 だが“宝”であるという時点で 我が財であることは明白だ 84 00:07:26,404 --> 00:07:28,781 それを勝手に持ち出そうなどと… 85 00:07:29,615 --> 00:07:32,702 盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しいにも程があるぞ 86 00:07:32,910 --> 00:07:37,457 お前の言(げん)はキャスターの世迷い事と まったく変わらない 87 00:07:37,623 --> 00:07:41,169 錯乱したサーヴァントは やつ1人ではなかったらしい 88 00:07:41,252 --> 00:07:44,005 (ライダー)いやいや どうだかな 89 00:07:45,590 --> 00:07:50,470 なんとな〜く この金ピカの真名(しんめい)に 心当たりがあるぞ 余は 90 00:07:51,053 --> 00:07:52,555 じゃあ何か? アーチャー 91 00:07:52,805 --> 00:07:57,018 聖杯が欲しければ貴様の承諾さえ 得られればよいと? 92 00:07:57,101 --> 00:07:58,227 然(しか)り 93 00:07:58,519 --> 00:08:00,730 だが お前らごとき雑種に 94 00:08:00,855 --> 00:08:03,858 我(オレ)が褒賞をつかわす理由は どこにもない 95 00:08:04,442 --> 00:08:07,236 貴様 もしかしてケチか? 96 00:08:07,528 --> 00:08:08,279 (アーチャー)たわけ 97 00:08:08,613 --> 00:08:12,533 我(オレ)の恩情にあずかるべきは 我(オレ)の臣下と民だけだ 98 00:08:12,992 --> 00:08:17,163 故にライダー お前が我(オレ)の許に下るというなら 99 00:08:18,039 --> 00:08:22,168 杯のひとつやふたつ いつでも下賜(かし)してやってよい 100 00:08:22,293 --> 00:08:25,463 そりゃあ できん相談だわなぁ 101 00:08:25,588 --> 00:08:27,006 でもなあ アーチャー 102 00:08:27,089 --> 00:08:30,843 貴様 別段 聖杯が 惜しいってわけでもないんだろう? 103 00:08:30,927 --> 00:08:31,928 (アーチャー)むろんだ 104 00:08:32,178 --> 00:08:34,597 だが我(オレ)の財を狙う賊には 105 00:08:34,722 --> 00:08:37,015 然るべき裁きを下さねばならぬ 106 00:08:37,099 --> 00:08:39,434 要は筋道の問題だ 107 00:08:39,894 --> 00:08:42,897 (ライダー) フン つまり何なんだ アーチャー 108 00:08:43,606 --> 00:08:47,068 そこには どんな義があり どんな道理があると? 109 00:08:47,276 --> 00:08:48,069 (アーチャー)法だ 110 00:08:48,611 --> 00:08:51,822 我(オレ)が王として敷いた我(オレ)の法だ 111 00:08:52,281 --> 00:08:53,783 (ライダー)完璧だな 112 00:08:54,450 --> 00:08:57,286 自らの法を貫いてこそ 王 113 00:09:01,040 --> 00:09:05,711 だがな〜 余は聖杯が 欲しくてしかたがないんだよ 114 00:09:06,003 --> 00:09:09,465 で 欲した以上は 略奪するのが余の流儀だ 115 00:09:09,966 --> 00:09:11,801 なにせ このイスカンダルは… 116 00:09:12,718 --> 00:09:15,096 征服王であるが故 117 00:09:15,721 --> 00:09:17,348 (アーチャー) 是非もあるまい 118 00:09:17,682 --> 00:09:20,142 お前が犯し 我(オレ)が裁く 119 00:09:20,393 --> 00:09:22,728 問答の余地など どこにもない 120 00:09:23,062 --> 00:09:29,485 (ライダー) うむ そうなると あとは剣を交うるのみ… 121 00:09:31,696 --> 00:09:33,281 …が アーチャーよ 122 00:09:33,406 --> 00:09:36,367 ともかく この酒は 飲みきってしまわんか? 123 00:09:36,492 --> 00:09:38,828 殺し合うだけなら後でもできる 124 00:09:38,911 --> 00:09:41,497 (アーチャー) 当然だ それとも貴様— 125 00:09:41,581 --> 00:09:45,334 まさか我(オレ)の振る舞った酒を ないがしろにする気でいたのか? 126 00:09:45,418 --> 00:09:49,630 (ライダー) 冗談ではない これだけの美酒を捨て置けるものか 127 00:09:53,175 --> 00:09:55,052 (セイバー)征服王よ (ライダー)ん? 128 00:09:55,511 --> 00:10:00,725 お前は聖杯の正しい所有権が 他人にあるものと認めた上で 129 00:10:00,850 --> 00:10:03,102 なおかつ それを力で奪うのか? 130 00:10:03,811 --> 00:10:07,315 そうまでして 聖杯に何を求める? 131 00:10:08,691 --> 00:10:09,859 (ライダー)ん… 132 00:10:18,117 --> 00:10:19,452 受肉(じゅにく)だ 133 00:10:19,702 --> 00:10:20,578 (アーチャー)はぁ? 134 00:10:20,703 --> 00:10:23,122 (ウェイバー) はぁ!? おおお お前! 135 00:10:23,205 --> 00:10:25,041 望みは 世界征服だったんじゃ… 136 00:10:25,166 --> 00:10:26,667 ぎゃわぶっ! 137 00:10:27,668 --> 00:10:29,003 (ライダー)バカ者 138 00:10:29,378 --> 00:10:32,506 たかが杯なんぞに 世界を獲(と)らせてどうする? 139 00:10:32,590 --> 00:10:35,384 征服は おのれ自身に託す夢 140 00:10:35,509 --> 00:10:40,848 聖杯に託すのは あくまでも そのための第一歩だ 141 00:10:41,140 --> 00:10:44,894 雑種… よもや そのような瑣事(さじ)のために 142 00:10:45,019 --> 00:10:46,896 この我(オレ)に挑むのか? 143 00:10:48,064 --> 00:10:50,858 (ライダー) いくら魔力で現界してるとはいえ 144 00:10:50,941 --> 00:10:52,610 所詮 我らはサーヴァント 145 00:10:54,612 --> 00:11:00,785 余は転生したこの世界に 1個の命として根を下ろしたい 146 00:11:01,369 --> 00:11:05,498 身体(からだ)ひとつの我を張って 天と地に向かい合う 147 00:11:05,581 --> 00:11:09,085 それが征服という“行い”の総て 148 00:11:09,669 --> 00:11:14,632 そのように開始し 推し進め 成し遂げてこその… 149 00:11:17,551 --> 00:11:19,512 我が覇道なのだ 150 00:11:20,054 --> 00:11:22,765 (アーチャー) フン 決めたぞ ライダー 151 00:11:23,557 --> 00:11:26,477 貴様は この我(オレ)が 手ずから殺す 152 00:11:26,602 --> 00:11:29,897 フフン 今更 念を押すこともなかろうて 153 00:11:29,980 --> 00:11:32,483 余もな 貴様の宝物庫とやらを 154 00:11:32,608 --> 00:11:34,026 奪い尽くす気でおるから 155 00:11:34,110 --> 00:11:35,778 覚悟しておけ 156 00:11:36,320 --> 00:11:40,449 そんなものは 王の在り方ではない 157 00:11:40,741 --> 00:11:47,456 ほう では貴様の懐の内 聞かせてもらおうか 158 00:11:51,752 --> 00:11:55,464 (セイバー) 私は我が故郷の救済を願う 159 00:11:56,465 --> 00:11:58,759 万能の願望機をもってして 160 00:12:00,136 --> 00:12:02,721 ブリテンの滅びの運命を変える 161 00:12:07,893 --> 00:12:10,479 (時臣(ときおみ)) よりにもよって酒盛りとはな… 162 00:12:10,855 --> 00:12:14,275 (綺礼(きれい)) アーチャーを このまま 放置しておいてもよろしいので? 163 00:12:14,650 --> 00:12:19,530 (時臣) フフ… しかたあるまい 王の中の王にあらせられては 164 00:12:19,655 --> 00:12:20,906 突き付けられた問答に 165 00:12:21,031 --> 00:12:23,617 背を向けるわけにも いかんだろうからな 166 00:12:24,660 --> 00:12:26,120 ところで綺礼 167 00:12:27,037 --> 00:12:31,167 ライダーとアーチャーの 戦力差 君はどう考える? 168 00:12:31,792 --> 00:12:34,253 (綺礼) ライダーに神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を上回るような 169 00:12:34,336 --> 00:12:36,547 切り札があるのか否か… 170 00:12:36,964 --> 00:12:39,508 そこに尽きると思われますが 171 00:12:39,842 --> 00:12:42,511 (時臣) うむ ライダーが マスターともども— 172 00:12:42,636 --> 00:12:47,266 無防備に酒盛りに興じている今は またとない襲撃の好機 173 00:12:47,850 --> 00:12:50,895 この際 勝算があるかどうかは 問題ではない 174 00:12:51,353 --> 00:12:53,355 たとえアサシンが敗退しても 175 00:12:53,481 --> 00:12:58,235 彼我(ひが)の戦力差を量ることができれば 目的は達成される 176 00:12:58,861 --> 00:13:03,199 このあたりでひとつ 仕掛けてみる手もあるかもな 綺礼 177 00:13:03,741 --> 00:13:05,075 (綺礼)異存はありません 178 00:13:05,201 --> 00:13:09,997 全てのアサシンを呼び寄せるのに 10分ほどかかるかと 179 00:13:11,457 --> 00:13:14,043 (時臣)よし 号令を発したまえ 180 00:13:14,376 --> 00:13:18,589 大博打ではあるが 幸いにして 我々が失うものは何もない 181 00:13:19,048 --> 00:13:22,218 綺礼 令呪(れいじゅ)をもって アサシンへ命じよ 182 00:13:22,927 --> 00:13:26,138 犠牲を厭(いと)わず勝利せよ とな 183 00:13:30,893 --> 00:13:32,561 (ライダー)なあ 騎士王 184 00:13:33,062 --> 00:13:33,896 貴様 今— 185 00:13:33,979 --> 00:13:36,065 〝運命を変える〞と 言ったか? 186 00:13:36,398 --> 00:13:39,568 それは 過去の歴史を 覆すということか? 187 00:13:39,652 --> 00:13:40,694 (セイバー)そうだ 188 00:13:41,111 --> 00:13:42,571 たとえ奇跡を もってしても 189 00:13:42,655 --> 00:13:44,073 かなわぬ願いだろうと 190 00:13:44,448 --> 00:13:47,159 聖杯が真に 万能であるならば 191 00:13:47,243 --> 00:13:48,285 必ずや… 192 00:13:48,619 --> 00:13:49,745 フフフッ… 193 00:13:51,121 --> 00:13:52,998 (ライダー)ええと セイバー 194 00:13:53,249 --> 00:13:55,000 確かめておくが 195 00:13:55,084 --> 00:13:57,795 そのブリテンとかいう国が 滅んだというのは 196 00:13:57,920 --> 00:14:00,256 貴様の時代の話であろう? 197 00:14:00,589 --> 00:14:02,883 貴様の治世であったのであろう? 198 00:14:03,175 --> 00:14:06,470 そうだ だからこそ私は許せない 199 00:14:06,595 --> 00:14:08,264 だからこそ悔やむのだ 200 00:14:08,806 --> 00:14:10,641 あの結末を変えたいのだ! 201 00:14:11,267 --> 00:14:14,270 他でもない 私の責であるが故に… 202 00:14:14,603 --> 00:14:16,981 (アーチャー)ハハハハ… 203 00:14:17,231 --> 00:14:19,316 アーチャー 何がおかしい 204 00:14:20,109 --> 00:14:24,780 (アーチャー) 自ら王を名乗り 皆から王と讃(たた)えられて… 205 00:14:24,864 --> 00:14:27,074 そんな輩(やから)が“悔やむ”だと? 206 00:14:27,157 --> 00:14:30,494 ハハハッ これが笑わずにいられるか! 207 00:14:31,453 --> 00:14:32,663 (ライダー)セイバー 208 00:14:33,289 --> 00:14:35,374 貴様 よりにもよって 209 00:14:36,208 --> 00:14:40,254 自らが歴史に刻んだ行いを 否定するというのか? 210 00:14:40,337 --> 00:14:43,883 そうとも! なぜ訝(いぶか)る? なぜ笑う? 211 00:14:43,966 --> 00:14:47,845 剣を預かり 身命を捧げた故国が滅んだのだ 212 00:14:47,970 --> 00:14:49,972 それを悼むのが どうしておかしい? 213 00:14:50,097 --> 00:14:52,057 おいおい 聞いたか ライダー! 214 00:14:52,141 --> 00:14:55,769 この騎士王と名乗る小娘は よりにもよって… 215 00:14:55,853 --> 00:14:59,148 “故国に身命を捧げた”のだとさ! 216 00:14:59,273 --> 00:15:01,358 (セイバー) 笑われる筋合いがどこにある? 217 00:15:02,943 --> 00:15:07,656 王たる者ならば身を挺(てい)して 治める国の繁栄を願うはず! 218 00:15:08,073 --> 00:15:09,491 (ライダー)いいや 違う 219 00:15:10,618 --> 00:15:12,494 王が捧げるのではない 220 00:15:12,620 --> 00:15:16,582 国が 民草が その身命を王に捧げるのだ 221 00:15:16,665 --> 00:15:18,334 断じて その逆ではない 222 00:15:18,959 --> 00:15:22,212 何を! それは暴君の治世ではないか! 223 00:15:22,338 --> 00:15:23,422 (ライダー)然り 224 00:15:23,756 --> 00:15:26,884 我らは暴君であるが故に英雄だ 225 00:15:27,009 --> 00:15:28,344 だがな セイバー 226 00:15:28,427 --> 00:15:32,932 自らの治世を その結末を 悔やむ王がいるとしたら 227 00:15:33,015 --> 00:15:34,850 それは ただの暗君だ 228 00:15:34,934 --> 00:15:37,144 暴君より なお始末が悪い 229 00:15:37,478 --> 00:15:40,856 イスカンダル 貴様とて 世継ぎを葬られ 230 00:15:40,940 --> 00:15:44,276 築き上げた帝国は3つに 引き裂かれて終わったはずだ 231 00:15:44,360 --> 00:15:48,238 その結末に貴様は 何の悔いもないというのか? 232 00:15:48,364 --> 00:15:49,490 (ライダー)ない 233 00:15:50,950 --> 00:15:54,745 余の決断 余に付き従った 臣下たちの生き様の果てに 234 00:15:54,870 --> 00:15:57,164 たどり着いた結末であるならば 235 00:15:57,706 --> 00:15:59,708 その滅びは必定だ 236 00:15:59,833 --> 00:16:02,628 悼みもしよう 涙も流そう 237 00:16:02,711 --> 00:16:04,922 だが決して悔やみはしない 238 00:16:05,047 --> 00:16:06,131 そんな… 239 00:16:06,215 --> 00:16:08,258 (ライダー) まして それを覆すなど! 240 00:16:08,384 --> 00:16:09,760 そんな愚行は 241 00:16:09,885 --> 00:16:14,181 余とともに時代を築いた 全ての人間に対する侮辱である! 242 00:16:14,264 --> 00:16:17,184 滅びの華を誉れとするのは 武人だけだ! 243 00:16:17,267 --> 00:16:20,062 力なき者を 守らずしてどうする!? 244 00:16:20,187 --> 00:16:23,190 正しき統制 正しき治世 245 00:16:23,273 --> 00:16:25,192 それこそが王の本懐だろう! 246 00:16:26,276 --> 00:16:31,240 (ライダー) で 王たる貴様は “正しさ”の奴隷か? 247 00:16:31,323 --> 00:16:32,408 (セイバー)それでいい 248 00:16:32,950 --> 00:16:35,119 理想に殉じてこそ王だ 249 00:16:36,495 --> 00:16:38,956 そんな生き方はヒトではない 250 00:16:39,957 --> 00:16:42,126 (セイバー) 王として国を治めるのなら 251 00:16:42,251 --> 00:16:44,253 ヒトの生き方など望めない 252 00:16:45,254 --> 00:16:46,547 征服王 253 00:16:47,172 --> 00:16:49,466 たかだか我が身の かわいさのあまりに 254 00:16:49,591 --> 00:16:52,261 聖杯を求めるという貴様には 分かるまい 255 00:16:53,137 --> 00:16:57,266 飽くなき欲望を満たすためだけに 覇王となった貴様には! 256 00:16:57,349 --> 00:17:00,227 無欲な王など 飾り物にも劣るわい! 257 00:17:01,562 --> 00:17:02,604 セイバーよ 258 00:17:03,147 --> 00:17:05,816 “理想に殉じる”と 貴様は言ったな 259 00:17:05,941 --> 00:17:10,612 なるほど往年の貴様は清廉にして 潔白な聖者であったことだろう 260 00:17:10,738 --> 00:17:14,157 さぞや高貴で侵しがたい 姿であったことだろう 261 00:17:14,282 --> 00:17:17,618 だがな 殉教などという茨(いばら)の道に 262 00:17:17,703 --> 00:17:19,829 一体 誰が憧れる? 263 00:17:20,289 --> 00:17:22,458 焦がれるほどの夢を見る? 264 00:17:24,585 --> 00:17:25,877 王とはな 265 00:17:26,462 --> 00:17:28,213 誰よりも強欲に 266 00:17:28,297 --> 00:17:32,134 誰よりも豪笑し 誰よりも激怒する 267 00:17:32,217 --> 00:17:36,055 清濁含めて ヒトの臨界を極めたるもの 268 00:17:36,138 --> 00:17:41,310 そう在るからこそ臣下は 王を羨望(せんぼう)し 王に魅せられる 269 00:17:41,393 --> 00:17:43,896 一人一人の民草の心に 270 00:17:43,979 --> 00:17:48,233 “我もまた王たらん”と 憧憬の火が灯(とも)る! 271 00:17:52,279 --> 00:17:54,782 騎士道の誉れたる王よ 272 00:17:55,240 --> 00:17:58,327 確かに貴様が掲げた 正義と理想は 273 00:17:58,452 --> 00:18:02,414 ひとたび国を救い 臣民を救済したやもしれぬ 274 00:18:03,665 --> 00:18:04,750 だがな 275 00:18:05,250 --> 00:18:09,546 ただ救われただけの連中が どういう末路をたどったか 276 00:18:09,671 --> 00:18:12,257 それを知らぬ貴様ではあるまい? 277 00:18:13,550 --> 00:18:14,551 何だと… 278 00:18:25,437 --> 00:18:27,940 (ライダー) 貴様は臣下を“救う”ばかりで 279 00:18:28,023 --> 00:18:30,192 “導く”ことをしなかった 280 00:18:31,485 --> 00:18:34,404 “王の欲”のカタチを 示すこともなく 281 00:18:34,613 --> 00:18:37,366 道を見失った臣下を捨て置き 282 00:18:37,699 --> 00:18:40,160 ただ独りで澄まし顔のまま 283 00:18:40,577 --> 00:18:44,206 小奇麗な理想とやらを 想い焦がれていただけよ 284 00:18:46,542 --> 00:18:49,461 故に貴様は 生粋の王ではない 285 00:18:49,586 --> 00:18:52,172 おのれのためではなく 人のための 286 00:18:52,256 --> 00:18:55,551 〝王〞という偶像に 縛られていただけの 287 00:18:56,218 --> 00:18:58,220 小娘にすぎん 288 00:19:02,474 --> 00:19:03,308 (セイバー)私は… 289 00:19:05,894 --> 00:19:07,229 (セイバー)私は… 290 00:19:16,905 --> 00:19:18,574 (アーチャー)フフフ… 291 00:19:18,657 --> 00:19:20,534 (セイバー) 何を笑う? アーチャー 292 00:19:20,784 --> 00:19:22,161 いやなに 293 00:19:22,411 --> 00:19:25,914 苦悩するお前の顔が 見ものだったというだけさ 294 00:19:26,623 --> 00:19:31,003 まるで褥(しとね)で花を散らされる 処女のような顔だった 295 00:19:31,587 --> 00:19:33,547 実に我(オレ)好みだ 296 00:19:33,672 --> 00:19:34,923 (セイバー)貴様! 297 00:19:44,391 --> 00:19:46,435 あ… ああ… 298 00:19:46,727 --> 00:19:49,521 うわああっ! うわあっ… 299 00:19:50,981 --> 00:19:52,149 アサシン! 300 00:20:00,908 --> 00:20:03,952 これは貴様の計らいか? 金ピカ 301 00:20:04,286 --> 00:20:07,247 (アーチャー) 時臣め 下衆(げす)なマネを 302 00:20:08,290 --> 00:20:11,877 むちゃくちゃだ! なんで アサシンばっかり次から次へと… 303 00:20:12,628 --> 00:20:14,796 (アサシンA) 我らは分断された個 304 00:20:15,255 --> 00:20:17,382 (アサシンB) 群にして個のサーヴァント 305 00:20:18,050 --> 00:20:19,760 (アサシンC) されど個にして群の… 306 00:20:20,010 --> 00:20:20,886 (アサシンD)影! 307 00:20:24,681 --> 00:20:28,936 多重人格の英霊が 自我の数だけ実体化しているのか? 308 00:20:31,271 --> 00:20:33,815 ラ… ライダー なぁ おい… 309 00:20:33,899 --> 00:20:37,152 (ライダー) こらこら 坊主 そう うろたえるでない 310 00:20:37,694 --> 00:20:43,242 宴の客を遇する度量でも 王の器は問われるのだぞ 311 00:20:43,325 --> 00:20:44,701 (アーチャー) あんな奴儕(やつばら)までも 312 00:20:44,826 --> 00:20:47,955 宴に迎え入れるのか? 征服王 313 00:20:48,038 --> 00:20:49,289 (ライダー)当然だ 314 00:20:49,373 --> 00:20:52,501 王の言葉は 万民に向けて発するもの 315 00:20:52,626 --> 00:20:57,464 わざわざ傾聴しに来た者ならば 敵も味方もありはせぬ 316 00:20:59,841 --> 00:21:01,385 さあ 遠慮はいらぬ! 317 00:21:01,802 --> 00:21:05,430 ともに語ろうという者は ここに来て杯を取れ! 318 00:21:05,514 --> 00:21:08,934 この酒は 貴様らの血とともにある! 319 00:21:13,689 --> 00:21:16,233 (アサシンたちの笑い声) 320 00:21:16,441 --> 00:21:17,567 (ライダー)なるほど 321 00:21:18,235 --> 00:21:21,488 この酒は貴様らの血と言ったはず 322 00:21:21,989 --> 00:21:24,866 あえて ぶちまけたいというならば 323 00:21:25,367 --> 00:21:26,827 是非もない 324 00:21:30,372 --> 00:21:31,373 (ウェイバー)うっ く… 325 00:21:38,213 --> 00:21:39,047 (セイバー)ハッ! 326 00:21:40,549 --> 00:21:42,968 (ライダー) セイバー そしてアーチャーよ 327 00:21:43,051 --> 00:21:45,053 これが宴の最後の問いだ 328 00:21:45,595 --> 00:21:48,682 そも 王とは孤高なるや否や? 329 00:21:49,599 --> 00:21:50,892 (セイバー)王ならば… 330 00:21:51,560 --> 00:21:54,271 孤高であるしか… ない! 331 00:21:54,604 --> 00:21:57,899 (ライダー) ダメだな! まったくもって分かっておらん! 332 00:21:58,233 --> 00:22:00,902 そんな貴様らには 余が今ここで 333 00:22:00,986 --> 00:22:05,240 真の王たる者の姿を 見せつけてやらねばなるまいて! 334 00:22:11,580 --> 00:22:12,622 (ウェイバー)う… く… 335 00:22:17,544 --> 00:22:18,378 おぉ? 336 00:22:19,379 --> 00:22:20,130 ああっ 337 00:22:26,845 --> 00:22:27,763 な… 338 00:22:28,263 --> 00:22:29,264 (女アサシン)これは!? 339 00:22:29,723 --> 00:22:32,768 固有結界ですって? そんなバカな… 340 00:22:33,602 --> 00:22:36,188 心象風景の具現化だなんて… 341 00:22:36,438 --> 00:22:37,397 (ライダー)フフン 342 00:22:38,732 --> 00:22:42,277 ここは かつて我が軍勢が 駆け抜けた大地 343 00:22:42,360 --> 00:22:48,283 余と苦楽をともにした勇者たちが 等しく心に焼き付けた景色だ 344 00:22:54,498 --> 00:22:58,126 この世界 この景観を カタチにできるのは 345 00:22:58,210 --> 00:23:01,421 これが我ら全員の 心象であるからさ 346 00:23:04,591 --> 00:23:06,676 見よ 我が無双の軍勢を! 347 00:23:07,260 --> 00:23:12,933 肉体は滅び その魂は英霊として “世界”に召し上げられて 348 00:23:13,141 --> 00:23:17,229 それでもなお余に忠義する 伝説の勇者たち 349 00:23:18,855 --> 00:23:23,026 彼らとの絆こそ我が至宝! 我が王道! 350 00:23:23,151 --> 00:23:25,987 イスカンダルたる余が誇る 最強宝具 351 00:23:26,113 --> 00:23:29,241 “王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)”なり! 352 00:23:29,491 --> 00:23:34,454 (兵たちの喚声) 353 00:23:34,830 --> 00:23:37,833 こいつら… 一騎一騎がサーヴァントだ… 354 00:23:39,251 --> 00:23:41,253 久しいな 相棒 355 00:23:44,673 --> 00:23:45,632 王とは! 356 00:23:46,049 --> 00:23:50,345 誰よりも鮮烈に生き 諸人(もろびと)を魅せる姿を指す言葉! 357 00:23:50,637 --> 00:23:53,682 (兵たち) 然り! 然り! 然り! 358 00:23:55,600 --> 00:23:58,019 (ライダー) 全ての勇者の羨望を束ね 359 00:23:58,145 --> 00:24:01,148 その道標(みちしるべ)として立つ者こそが王 360 00:24:01,439 --> 00:24:04,651 故に! 王とは孤高にあらず! 361 00:24:04,860 --> 00:24:06,278 その偉志(いし)は! 362 00:24:06,611 --> 00:24:10,157 全ての臣民の志の 総算(そうさん)たるが故に! 363 00:24:10,407 --> 00:24:13,660 (兵たち)然り! 然り! 然り! 364 00:24:13,952 --> 00:24:17,914 (ライダー) さて… では始めるか アサシンよ 365 00:24:19,040 --> 00:24:22,544 見てのとおり 我らが具象化した戦場(いくさば)は平野 366 00:24:22,627 --> 00:24:26,214 あいにくだが数で勝るこちらに 地の利はあるぞ 367 00:24:27,257 --> 00:24:28,925 蹂躙(じゅうりん)せよ! 368 00:24:29,259 --> 00:24:34,347 (兵たちの喚声) 369 00:25:15,513 --> 00:25:17,265 ウオォォォォォ! 370 00:25:17,349 --> 00:25:19,976 (兵たち)ウオォォォォォ! 371 00:25:20,101 --> 00:25:25,148 (兵たちの勝ち鬨(どき)) 372 00:25:39,955 --> 00:25:42,457 (ライダー) 幕切れは興醒(ざ)めだったな 373 00:25:44,251 --> 00:25:46,962 お互い言いたいことも 言い尽くしたよな? 374 00:25:47,045 --> 00:25:49,589 今宵(こよい)はこの辺で お開きとしようか 375 00:25:50,715 --> 00:25:53,009 待て ライダー 私はまだ… 376 00:25:53,134 --> 00:25:54,886 (ライダー) 貴様は もう黙っとけ 377 00:25:54,970 --> 00:25:57,681 今宵は王が語らう宴であった 378 00:25:58,598 --> 00:26:03,019 だがセイバー 余はもう貴様を王とは認めぬ 379 00:26:08,858 --> 00:26:10,652 なあ 小娘よ 380 00:26:10,735 --> 00:26:13,280 いい加減に その痛ましき夢から醒めろ 381 00:26:13,571 --> 00:26:15,240 さもなくば貴様は 382 00:26:15,365 --> 00:26:19,286 いずれ英雄としての最低限の 誇りさえも失うはめになる 383 00:26:19,869 --> 00:26:25,000 貴様の語る“王”というユメは いわば そういう類(たぐい)の呪いだ 384 00:26:25,125 --> 00:26:25,875 何だと! 385 00:26:35,593 --> 00:26:38,763 (アーチャー) 耳を傾ける必要はないぞ セイバー 386 00:26:39,180 --> 00:26:43,059 お前は正しい おのれが信じる道を行くがよい 387 00:26:44,019 --> 00:26:45,103 ヒトの身に余る 388 00:26:45,228 --> 00:26:46,855 〝王道〞を 背負(しょ)い込み 389 00:26:46,980 --> 00:26:51,151 苦しみにあがく その苦悩 その葛藤 390 00:26:51,776 --> 00:26:55,155 慰みものとしては なかなかに上等だ 391 00:26:55,697 --> 00:26:58,241 せいぜい励めよ 騎士王とやら 392 00:26:58,616 --> 00:27:03,830 ことによると お前は 更なる我が寵愛(ちょうあい)に値するかもな… 393 00:27:04,039 --> 00:27:08,501 フフフハハハハハ… ハハハハハ… 394 00:27:13,214 --> 00:27:14,257 (アイリ)セイバー… 395 00:27:15,050 --> 00:27:16,551 (セイバー)思い出したのです 396 00:27:17,218 --> 00:27:20,347 アーサー王はヒトの気持ちが 分からないと言い残して 397 00:27:20,722 --> 00:27:23,391 かつてキャメロットを 去った騎士がいたことを 398 00:27:25,060 --> 00:27:26,269 もしかしたら 399 00:27:27,103 --> 00:27:30,440 あれは円卓に集まった 騎士たちの— 400 00:27:30,565 --> 00:27:33,360 誰もが懐(いだ)いていた 言葉なのかもしれません 401 00:27:45,830 --> 00:27:51,836 ♪〜 402 00:29:08,121 --> 00:29:14,127 〜♪ 403 00:29:16,546 --> 00:29:18,298 (時臣) ここから先は第2局面だ 404 00:29:18,381 --> 00:29:20,508 (アイリ) 私は普通の人間ではなくてよ? 405 00:29:20,633 --> 00:29:23,470 (セイバー) そんな簡単に済ませて いい話ではないでしょう! 406 00:29:23,553 --> 00:29:25,597 (アーチャー) 求めるところを為(な)すがいい 407 00:29:25,680 --> 00:29:27,515 道は示されているぞ 408 00:29:27,599 --> 00:29:30,769 (綺礼) だがそれは 罰せられるべき悪徳だ