1 00:00:05,797 --> 00:00:07,465 (遠坂(とおさか)凛(りん)) ムダになんかしない 2 00:00:07,632 --> 00:00:10,468 アーチャーを失った以上 バーサーカーはここで倒す 3 00:00:12,095 --> 00:00:12,721 (セイバー) はあーっ! 4 00:00:18,685 --> 00:00:19,227 (衛宮(えみや)士郎(しろう)) あっ… 5 00:00:20,145 --> 00:00:24,691 (呪文の詠唱) 6 00:00:30,447 --> 00:00:32,991 (イリヤスフィール・フォン・アインツベルン) バーサーカー! そいつ 潰しちゃえ! 7 00:00:33,575 --> 00:00:38,580 ♪~ 8 00:01:58,451 --> 00:02:03,456 ~♪ 9 00:02:05,625 --> 00:02:07,961 (凛) うっ うう… 10 00:02:09,337 --> 00:02:10,839 はあーっ! 11 00:02:15,844 --> 00:02:17,387 (バーサーカー) フン! 12 00:02:20,932 --> 00:02:23,434 (セイバー)うっ くっ! (士郎)セイバー 13 00:02:23,601 --> 00:02:25,937 バーサーカー 早く やっちゃって! 14 00:02:26,354 --> 00:02:28,106 (凛のうめき声) 15 00:02:29,774 --> 00:02:30,608 セイバー 16 00:02:31,067 --> 00:02:32,193 たあー! 17 00:02:43,121 --> 00:02:43,705 うう… 18 00:02:45,039 --> 00:02:45,874 (イリヤ) ウフッ… 19 00:02:46,040 --> 00:02:48,042 て… てめえ 20 00:02:48,585 --> 00:02:50,795 離しやがれ! 21 00:02:51,045 --> 00:02:51,588 士郎 22 00:02:52,881 --> 00:02:53,715 (士郎) うわっ 23 00:02:58,678 --> 00:03:00,096 うっ ああ… 24 00:03:00,513 --> 00:03:02,223 (セイバー)士郎! (せき込み) 25 00:03:04,976 --> 00:03:07,812 (セイバー) バカな! もういい 離れなさい マスター 26 00:03:08,062 --> 00:03:09,147 離せ 27 00:03:16,154 --> 00:03:16,988 あっ! 28 00:03:21,242 --> 00:03:22,285 ダ… ダメだ! 29 00:03:30,376 --> 00:03:32,712 ダメだ 使うな セイバー 30 00:03:38,426 --> 00:03:40,595 ど… どうして? 31 00:03:41,888 --> 00:03:45,600 もうこれしか ないではないですか 32 00:03:46,643 --> 00:03:49,395 (士郎) 剣を解放しただけで それなんだ 33 00:03:49,896 --> 00:03:52,523 今のお前に その剣は使えない 34 00:03:53,149 --> 00:03:54,567 だから待ってろ 35 00:03:55,526 --> 00:04:00,031 (アーチャー) 現実でかなわぬ相手なら 想像の中で勝てるものを幻想しろ 36 00:04:03,493 --> 00:04:04,786 (士郎) 俺が作る 37 00:04:06,663 --> 00:04:10,583 (アーチャー) お前にできることなど それぐらいしかないのだから 38 00:04:22,303 --> 00:04:25,348 (士郎) 俺が お前に使える剣を 39 00:04:27,141 --> 00:04:28,810 用意してやる! 40 00:04:38,236 --> 00:04:39,195 うっ… 41 00:04:42,699 --> 00:04:45,326 あの剣は私の… 42 00:04:45,576 --> 00:04:47,078 (バーサーカーのうなり声) 43 00:04:48,871 --> 00:04:50,164 うおー! 44 00:04:51,833 --> 00:04:53,960 (切る音) 45 00:04:57,505 --> 00:05:00,550 (叫び声) 46 00:05:08,016 --> 00:05:09,392 もう一度だ 47 00:05:09,517 --> 00:05:14,272 砕けないはずの剣が砕けたのは 想定に ほころびがあったからだ 48 00:05:14,480 --> 00:05:16,357 投影 開始 49 00:05:19,861 --> 00:05:22,322 (おたけび) 50 00:05:22,655 --> 00:05:25,033 (士郎) 俺が挑むべきは自分自身 51 00:05:25,700 --> 00:05:28,036 ただひとつの くるいも妥協も許されない 52 00:05:29,871 --> 00:05:30,413 士郎! 53 00:05:33,416 --> 00:05:35,501 (士郎) 基本となる骨子を想定し 54 00:05:36,169 --> 00:05:38,755 構成された材質を複製し 55 00:05:38,880 --> 00:05:41,382 蓄積された年月を再現し 56 00:05:41,507 --> 00:05:44,260 あらゆる工程を凌駕(りょうが)し尽くし 57 00:05:48,306 --> 00:05:50,725 ここに幻想を結び 剣と成す 58 00:05:56,481 --> 00:05:57,774 (うなり声) 59 00:06:00,943 --> 00:06:03,362 うわっ! あっ… 60 00:06:03,863 --> 00:06:04,697 士郎 61 00:06:04,989 --> 00:06:08,201 フン! バーサーカーに かなうわけないのに 62 00:06:08,493 --> 00:06:10,411 (士郎) うっ うう… 63 00:06:10,995 --> 00:06:14,248 (士郎) バーサーカーを上回る剣を 作ったっていうのに 64 00:06:14,499 --> 00:06:17,502 俺には使いこなすことが できないのか 65 00:06:28,304 --> 00:06:30,014 (セイバー) 士郎 手を 66 00:06:43,277 --> 00:06:45,696 (士郎)うおー! (セイバー)はあー! 67 00:06:46,656 --> 00:06:48,449 (2人) やあーっ! 68 00:07:38,040 --> 00:07:42,795 (バーサーカー) それが貴様の剣か セイバー 69 00:07:43,254 --> 00:07:47,300 (セイバー) これはカリバーン 王を選定する岩の剣 70 00:07:47,425 --> 00:07:49,469 永遠に失われた私の剣 71 00:07:50,094 --> 00:07:55,016 (バーサーカー) しょせんは その男が作り上げた幻想 72 00:07:55,391 --> 00:07:58,102 二度とは存在せぬ剣だ 73 00:07:58,728 --> 00:08:03,566 しかし その幻想も侮れぬ 74 00:08:03,900 --> 00:08:06,402 よもや ただの一撃で― 75 00:08:06,527 --> 00:08:10,573 この身を7度(たび)も滅ぼすとはな 76 00:08:20,833 --> 00:08:22,084 (せき込み) 77 00:08:22,752 --> 00:08:24,795 (士郎)うっ うう… (セイバー)士郎 78 00:08:24,921 --> 00:08:27,048 いや 大丈夫だ 79 00:08:29,967 --> 00:08:30,927 ウソ… 80 00:08:32,011 --> 00:08:35,306 バーサーカー 死んじゃったの? 81 00:08:38,392 --> 00:08:42,104 ダメだ セイバー イリヤには手を出さないでくれ 82 00:08:42,355 --> 00:08:45,566 バーサーカーがいなくなったんなら イリヤは… 83 00:09:06,754 --> 00:09:09,215 (セイバー) 目覚めたのですね 士郎 84 00:09:10,424 --> 00:09:12,843 う… ああ 85 00:09:13,553 --> 00:09:16,138 体の具合は いかがですか? 86 00:09:16,264 --> 00:09:20,142 どうした? セイバー 朝から辛気くさい顔して 87 00:09:20,393 --> 00:09:24,605 いいえ ただ夢を見てしまったもので 88 00:09:24,730 --> 00:09:25,898 夢? 89 00:09:26,607 --> 00:09:30,403 (イリヤ) うーん うるさいなあ 90 00:09:32,071 --> 00:09:32,905 うっ!? 91 00:09:39,161 --> 00:09:42,373 (セイバー)器はこれで (士郎)ああ 悪いな 92 00:09:43,374 --> 00:09:44,125 ん? 93 00:09:54,927 --> 00:09:56,095 おはよう 94 00:09:56,220 --> 00:09:57,847 (あくび) 95 00:09:59,557 --> 00:10:02,351 ごめん 牛乳飲ませて 士郎 96 00:10:02,643 --> 00:10:03,894 おはよう 97 00:10:04,020 --> 00:10:06,981 (凛) ハア… なんか頭 痛い 98 00:10:07,273 --> 00:10:10,526 あれ? 何? 朝から凝ってるじゃない 99 00:10:10,651 --> 00:10:12,820 そう 和風ハンバーグ 100 00:10:14,614 --> 00:10:16,657 だらけてますね 凛 101 00:10:17,533 --> 00:10:19,493 バーサーカーが いなくなったんだから― 102 00:10:19,619 --> 00:10:21,120 だらけもするわよ 103 00:10:21,245 --> 00:10:22,830 残りのサーヴァントは― 104 00:10:22,955 --> 00:10:25,833 今のセイバーなら 余裕で撃退できるし 105 00:10:26,125 --> 00:10:28,919 戦いにおいて 確実はありません 106 00:10:29,086 --> 00:10:30,921 謙遜 謙遜 107 00:10:31,047 --> 00:10:33,007 アーサー王の手にかかっちゃ― 108 00:10:33,132 --> 00:10:36,636 そんじょそこらの英雄なんて 十把ひとからげでしょ 109 00:10:36,802 --> 00:10:39,055 遠坂 お前― 110 00:10:39,180 --> 00:10:41,849 セイバーが誰かって 気づいてたのか 111 00:10:42,391 --> 00:10:45,645 (凛) 薄々ね 確信が持てたのは昨日よ 112 00:10:48,272 --> 00:10:52,610 あれだけの聖剣を使える英雄なんて 1人しかいないもの 113 00:11:00,868 --> 00:11:03,913 士郎 あんた これからどうする気よ 114 00:11:04,038 --> 00:11:06,749 (士郎) えっ? どうするって何をだよ 115 00:11:06,874 --> 00:11:09,710 和室で寝てる 物騒なお子ちゃまのこと 116 00:11:09,877 --> 00:11:13,506 正確には 和室ではなく 士郎の部屋です 117 00:11:13,631 --> 00:11:15,841 (凛) えっ? ふーん 118 00:11:15,966 --> 00:11:18,886 いや 俺は… その… 119 00:11:19,011 --> 00:11:20,679 士郎 私も言いたい 120 00:11:21,389 --> 00:11:24,725 イリヤスフィールを保護するなど 士郎は どうかしています 121 00:11:25,101 --> 00:11:27,186 (士郎) ほっとくわけには いかないだろ 122 00:11:27,311 --> 00:11:28,938 イリヤは まだ子供なんだし 123 00:11:29,397 --> 00:11:32,566 あんな目に遭わされて まだそんなこと言うわけ? 124 00:11:32,691 --> 00:11:34,819 ちゃんと 言い付けてやる奴がいれば 125 00:11:34,944 --> 00:11:37,488 イリヤは もうあんなことはしない 126 00:11:37,613 --> 00:11:42,076 それに俺は マスターを 殺すために戦うんじゃない 127 00:11:42,618 --> 00:11:45,704 戦いを終わらせるために 戦うだけだって 128 00:11:46,038 --> 00:11:48,707 それじゃ イリヤスフィールのしたこと― 129 00:11:48,833 --> 00:11:50,584 全部 許すっていうの? 130 00:11:50,709 --> 00:11:51,293 う… 131 00:11:54,839 --> 00:11:57,258 私はアーチャーのことを 許す気はないわ 132 00:11:57,383 --> 00:11:59,135 (障子が開く音) (士郎たち)ん? 133 00:11:59,468 --> 00:12:00,511 何よ 134 00:12:00,636 --> 00:12:04,140 サーヴァントなんて 最後には みんな消えちゃうんじゃない 135 00:12:04,682 --> 00:12:08,519 そんなこと気にしてるなんて マスター失格ね 凛 136 00:12:08,644 --> 00:12:09,478 何ですって!? 137 00:12:13,858 --> 00:12:16,819 (イリヤ) 礼を言います セイバーのマスター 138 00:12:17,027 --> 00:12:20,990 敵であった我が身への気遣い 心より感謝いたしますわ 139 00:12:21,115 --> 00:12:23,451 (士郎) あっ… う… 140 00:12:27,204 --> 00:12:28,414 (イリヤ) なーんてね 141 00:12:28,664 --> 00:12:32,042 ああ いいにおい これ 私の分? 142 00:12:32,168 --> 00:12:33,419 うれしい! 143 00:12:33,794 --> 00:12:36,130 離れなさい この無礼者 144 00:12:36,297 --> 00:12:38,966 いやあね お食事時に 145 00:12:39,091 --> 00:12:41,051 本当に不作法なんだから 146 00:12:41,177 --> 00:12:41,719 (セイバー) なっ… 147 00:12:41,844 --> 00:12:44,972 士郎 イリヤスフィールをかくまうなど 148 00:12:45,222 --> 00:12:47,475 百害あって一利なしです 149 00:12:47,600 --> 00:12:49,685 (士郎) 危険ってことはないだろ 150 00:12:49,852 --> 00:12:52,480 イリヤは もうマスターじゃないんだから 151 00:12:52,813 --> 00:12:54,315 いい? 士郎 152 00:12:54,482 --> 00:12:56,817 そいつは まだマスターなのよ 153 00:12:57,318 --> 00:12:58,777 サーヴァントを失っても― 154 00:12:58,903 --> 00:13:01,822 令呪(れいじゅ)がある限り マスターだって教えたでしょ 155 00:13:02,781 --> 00:13:04,158 それはサーヴァントも一緒 156 00:13:04,867 --> 00:13:08,329 マスターを失っても 消えるまで いくらか猶予がある 157 00:13:08,454 --> 00:13:11,248 そんな はぐれサーヴァントと そいつが契約したら… 158 00:13:13,125 --> 00:13:17,505 (イリヤ) 私 他のサーヴァントとなんて 組まないわ 159 00:13:21,467 --> 00:13:26,388 イリヤのサーヴァントは ずっとバーサーカーだけなんだから 160 00:13:39,151 --> 00:13:43,531 あっ でも 士郎が負けちゃったら セイバーは私がもらうわ 161 00:13:43,864 --> 00:13:48,035 私は あなたのサーヴァントに なるつもりなどありません 162 00:13:48,869 --> 00:13:50,079 (イリヤ) ふーん 163 00:13:50,204 --> 00:13:52,873 ええ 別にそれでも構わないわ 164 00:13:52,998 --> 00:13:56,085 私が勝つのも セイバーが士郎を守ってくれるのも 165 00:13:56,210 --> 00:13:57,628 最後は同じだもの 166 00:13:57,753 --> 00:13:58,379 (士郎) うん? 167 00:14:01,715 --> 00:14:02,841 私は違います 168 00:14:03,092 --> 00:14:05,052 凛 あなたからも士郎に 169 00:14:05,177 --> 00:14:09,181 (凛) ごめんなさい 聞いてなかったわ もう一度 言って セイバー 170 00:14:09,306 --> 00:14:11,976 (セイバー) ですから イリヤスフィールを ここにかくまうのは― 171 00:14:12,101 --> 00:14:13,352 反対ということです 172 00:14:13,477 --> 00:14:14,853 別にいいんじゃない? 173 00:14:15,062 --> 00:14:15,980 あっ… 174 00:14:16,188 --> 00:14:17,606 遠坂 お前さっき… 175 00:14:17,731 --> 00:14:20,317 やったあ うれしい 176 00:14:20,526 --> 00:14:22,486 そんな勝手は許されません 177 00:14:22,611 --> 00:14:26,073 (士郎) イリヤ ほら 朝ごはん食べて 178 00:14:26,490 --> 00:14:31,078 (凛) 士郎の選択は もしかしたら とんでもない妙手かもしれないわ 179 00:14:31,203 --> 00:14:34,081 (竹刀を打ち合う音) 180 00:14:35,749 --> 00:14:37,793 (セイバー)はあ! (士郎)うっ… 181 00:14:40,421 --> 00:14:41,255 (セイバー)やっ! (士郎)うっ! 182 00:14:45,175 --> 00:14:47,636 (士郎) ううっ あっ いてて… 183 00:14:47,761 --> 00:14:49,930 ああ… うう… 184 00:14:50,055 --> 00:14:53,309 (イリヤ) ふーん これって本当に鍛錬なの? 185 00:14:53,517 --> 00:14:54,643 えっ? 186 00:14:55,352 --> 00:15:00,232 (イリヤ) セイバー 遠慮してるっていうか わざと見逃してるっていうか 187 00:15:00,357 --> 00:15:02,359 本気に見えなかったんだけど 188 00:15:02,484 --> 00:15:04,236 そんなことはありません 189 00:15:04,361 --> 00:15:09,408 (士郎) でも 確かに言われてみれば いつもより消極的だったような 190 00:15:09,783 --> 00:15:13,954 もっとこう ガツンと正面から 打ち合ってくれないと― 191 00:15:14,079 --> 00:15:15,581 ためにならないってば 192 00:15:15,873 --> 00:15:18,083 しょ… 正面からですか? 193 00:15:18,292 --> 00:15:21,712 ですが そうなると 展開によっては― 194 00:15:22,838 --> 00:15:25,090 体がぶつかってしまうというか… 195 00:15:25,257 --> 00:15:28,302 そりゃ 打ち合ってるんだ 当然だろ 196 00:15:28,677 --> 00:15:29,595 あ… 197 00:15:32,556 --> 00:15:34,016 もうお昼です 198 00:15:37,645 --> 00:15:39,813 (イリヤ) ウフフ… うんうん おいしい 199 00:15:40,439 --> 00:15:42,858 士郎はお料理 上手よね 200 00:15:46,236 --> 00:15:48,197 (セイバー)待ちなさい (イリヤ)何よ 201 00:15:48,322 --> 00:15:49,615 (士郎) セイバー? 202 00:15:53,994 --> 00:15:56,580 えっ… どういうつもり? 203 00:15:56,872 --> 00:15:59,625 セイバーは 私のこと 嫌いなんでしょ? 204 00:16:00,000 --> 00:16:04,880 (セイバー) あなたには敵意はなく 士郎は客人として迎えました 205 00:16:05,005 --> 00:16:09,385 ですから私も 最低限の礼は 尽くさねばなりません 206 00:16:11,011 --> 00:16:12,012 (士郎) フッ… 207 00:16:21,146 --> 00:16:23,565 (士郎) ハア 汗かいた 208 00:16:26,819 --> 00:16:29,113 あっ! すまん 悪かった 209 00:16:29,238 --> 00:16:31,573 入ってるなんて思わなくて 210 00:16:31,782 --> 00:16:33,492 (セイバー) 申し訳ありません 211 00:16:33,617 --> 00:16:37,538 その… 今は遠慮していただけないかと 212 00:16:38,163 --> 00:16:40,958 士郎が体を洗うのは当然です 213 00:16:41,417 --> 00:16:44,169 そこまで マスターの行動を制限しません 214 00:16:44,294 --> 00:16:45,546 ですが― 215 00:16:45,879 --> 00:16:51,844 私の体は 凛のように 少女のものではありません 216 00:16:52,344 --> 00:16:53,929 セイバー 217 00:16:54,054 --> 00:16:56,807 (セイバー) 士郎には あまり見てほしくない 218 00:16:56,932 --> 00:17:01,020 このように筋肉のついた体では 殿方には見苦しいでしょう 219 00:17:01,145 --> 00:17:02,688 バカ! そんな… 220 00:17:03,397 --> 00:17:04,148 あ… 221 00:17:06,984 --> 00:17:09,820 そんな感じで… ってことで じゃあ… 222 00:17:09,945 --> 00:17:11,905 (ドアの開閉音) 223 00:17:15,034 --> 00:17:17,244 (凛) どこも壊れてないわね 224 00:17:17,536 --> 00:17:22,291 信じられない あれだけの投影魔術を使っておいて 225 00:17:22,416 --> 00:17:23,417 投影? 226 00:17:23,751 --> 00:17:28,213 そう 実在する美術品とか 名剣とかいったものを― 227 00:17:28,338 --> 00:17:31,258 自分の魔力で イメージとして再現するの 228 00:17:31,550 --> 00:17:34,678 でも 人間のイメージなんて 穴だらけでしょ? 229 00:17:35,387 --> 00:17:39,600 本物どおりに複製なんてできない 半端な魔術よ 230 00:17:41,685 --> 00:17:43,854 (士郎) 確かに すぐ消えちまったな 231 00:17:43,979 --> 00:17:47,524 (凛) それに投影は魔力の消耗が激しいの 232 00:17:47,649 --> 00:17:49,109 セイバーの剣の魔力は― 233 00:17:49,234 --> 00:17:51,612 士郎のキャパシティーを 超えてるのよ 234 00:17:51,737 --> 00:17:54,406 それを模造するなんて 自殺行為 235 00:17:54,698 --> 00:17:55,949 そうだわ 236 00:17:56,075 --> 00:17:59,078 あんたは エクスカリバーが どういうものか知っていて? 237 00:17:59,203 --> 00:18:00,996 (士郎) エクスカリバーっていったら― 238 00:18:01,121 --> 00:18:03,290 アーサー王の代名詞だろ 239 00:18:03,415 --> 00:18:07,920 切れないものはなく 刃こぼれもしない名剣だって 240 00:18:08,587 --> 00:18:12,466 (凛) やっぱり… そんなことだと思ったわ 241 00:18:12,591 --> 00:18:17,429 いい? 本当に大切なのはね 剣じゃなく鞘(さや)のほうなのよ 242 00:18:17,554 --> 00:18:18,430 (士郎) 鞘? 243 00:18:18,680 --> 00:18:24,144 (凛) そう 鞘を身に着けている限り アーサー王は血を流すこともない 244 00:18:24,269 --> 00:18:26,271 つまり不死身なのよ 245 00:18:26,563 --> 00:18:30,025 へえ なら どうして アーサー王は死んだんだ? 246 00:18:30,234 --> 00:18:32,486 (凛) うっ そうだった 247 00:18:32,611 --> 00:18:36,031 伝説じゃ エクスカリバーの鞘は 盗まれたんだ 248 00:18:36,156 --> 00:18:38,992 (士郎) 何だよ お前 どうしてそんなことを気にしたんだ 249 00:18:39,118 --> 00:18:40,202 うるさいわね 250 00:18:40,702 --> 00:18:43,413 そうだったら無敵だなって 思っただけじゃない 251 00:18:43,539 --> 00:18:46,208 私だって たまには間違えることあるわよ 252 00:18:46,333 --> 00:18:47,209 たまにか? 253 00:18:48,669 --> 00:18:50,337 あっ… いや 254 00:18:54,424 --> 00:18:57,094 (士郎) 遠坂には 使うなって言われたけど… 255 00:19:01,390 --> 00:19:03,308 投影 開始 256 00:19:09,773 --> 00:19:10,315 あっ… 257 00:19:11,859 --> 00:19:13,735 (セイバー) ここにいたのですか 258 00:19:14,695 --> 00:19:19,658 ああ 寝つけないから 頭の体操してた 259 00:19:19,783 --> 00:19:21,994 (セイバー) 1日も欠かさず それを? 260 00:19:22,119 --> 00:19:24,163 できる限りはね 261 00:19:24,621 --> 00:19:26,748 親父(おやじ)から言われた日課だし 262 00:19:30,586 --> 00:19:35,132 そういや朝 夢見たって言ってたよな 263 00:19:35,757 --> 00:19:38,302 (セイバー) サーヴァントは夢を見ません 264 00:19:39,720 --> 00:19:43,056 私が見たものは あなたの夢 265 00:19:43,182 --> 00:19:44,933 あなたの過去です 266 00:19:45,100 --> 00:19:49,563 マスターとサーヴァントは 精神的にも つながっている 267 00:19:49,897 --> 00:19:52,065 結びつきが強くなれば― 268 00:19:52,191 --> 00:19:55,152 相手の過去を 垣間見てしまうこともある 269 00:19:55,777 --> 00:19:57,279 許してください 270 00:19:58,947 --> 00:20:01,408 そんなの セイバーのせいじゃ… 271 00:20:02,534 --> 00:20:05,537 それより その夢って… 272 00:20:06,038 --> 00:20:07,706 (セイバー) 大きな火事でした 273 00:20:08,957 --> 00:20:12,878 士郎は私と似ています だから あなたの間違いも分かる 274 00:20:13,295 --> 00:20:16,673 このまま進めば どうなってしまうかも 275 00:20:17,382 --> 00:20:19,343 同じだから分かってしまう 276 00:20:19,760 --> 00:20:22,221 (士郎) 間違ったことなんて できないだろ 277 00:20:22,346 --> 00:20:24,598 俺は 親父みたいな正義の味方に… 278 00:20:24,723 --> 00:20:27,684 (セイバー) だから それが間違いなのです 279 00:20:27,809 --> 00:20:28,477 (士郎) えっ? 280 00:20:28,685 --> 00:20:31,063 以前 凛が言っていました 281 00:20:31,188 --> 00:20:33,565 士郎の自己献身は異常だと 282 00:20:35,150 --> 00:20:38,654 あなたは 初めから自分の命が― 283 00:20:38,779 --> 00:20:41,031 勘定に 入っていないのではないですか? 284 00:20:45,535 --> 00:20:48,538 私は聖杯を 手に入れなければならない 285 00:20:48,664 --> 00:20:53,293 けれど 士郎にも聖杯が必要だ 286 00:20:53,835 --> 00:20:58,006 私が あなたに呼び出されたのは 必然だったのです マスター 287 00:21:03,553 --> 00:21:06,265 (葛木(くずき)宗一郎(そういちろう)) 戦いも中盤ということか 288 00:21:07,182 --> 00:21:09,768 (キャスター) いいえ バーサーカーさえ 消えてしまえば― 289 00:21:09,893 --> 00:21:12,562 私たちに恐れるものはありません 290 00:21:12,980 --> 00:21:15,774 残る敵は ランサーとセイバーだけ 291 00:21:16,400 --> 00:21:19,528 魔力の貯蔵も じき臨界に達します 292 00:21:19,945 --> 00:21:23,198 あとは受け皿になる魔術師が 1人もいれば― 293 00:21:23,323 --> 00:21:26,285 力ずくで聖杯を呼ぶことも できるでしょう 294 00:21:26,451 --> 00:21:28,161 (葛木) 魔術師か 295 00:21:28,287 --> 00:21:30,289 私では役に立たないな 296 00:21:30,539 --> 00:21:32,291 ご安心を 297 00:21:32,457 --> 00:21:36,753 いけにえの魔術師など 他のマスターを使えば済むことです 298 00:21:36,878 --> 00:21:39,881 もっとも 聖杯の器になる素体ですから― 299 00:21:40,007 --> 00:21:44,678 潜在能力の優れた魔術師でなければ 務まりませんが 300 00:21:45,679 --> 00:21:49,016 能力的には このお嬢さんが最適ですけど 301 00:21:49,141 --> 00:21:51,685 少しおてんばすぎるかしらね 302 00:21:53,103 --> 00:21:56,690 必要なものは 魔術師としての血統だけ 303 00:21:56,815 --> 00:22:02,070 素体として優れているのなら 魔術が使えるかどうかは関係ない 304 00:22:02,863 --> 00:22:05,324 あなたは役に立ちそうね フフッ… 305 00:22:06,867 --> 00:22:08,452 お嬢さん 306 00:22:10,579 --> 00:22:15,584 ♪~ 307 00:23:35,455 --> 00:23:40,460 ~♪