1 00:01:47,007 --> 00:01:50,677 (アイン)えっ…。 (ユーリ)どうしました? アインさん。 2 00:01:50,677 --> 00:01:53,080 (魔物の声) 3 00:01:55,682 --> 00:01:57,684 (アイン)魔物だ…。 (魔物の声) 4 00:01:57,684 --> 00:02:00,087 それも 大群が押し寄せてくるぞ! 5 00:02:04,124 --> 00:02:07,127 たとえ 敵が 何千 何万いようとも➡ 6 00:02:07,127 --> 00:02:09,129 全部 倒してみせる! 7 00:02:09,129 --> 00:02:12,632 村には 指一本 触れさせない!! 8 00:02:18,505 --> 00:02:20,474 なんて数だ…。 9 00:02:23,176 --> 00:02:25,178 あんなのに なだれ込まれたら…。 10 00:02:25,178 --> 00:02:27,180 (ウルスラ) この壁じゃ とても もたんぞ。 11 00:02:27,180 --> 00:02:29,182 村は 壊滅じゃ! 12 00:02:29,182 --> 00:02:32,019 (ユーリ)どうしましょう… アインさん! 13 00:02:32,019 --> 00:02:34,021 (膝をつく音) 14 00:02:34,021 --> 00:02:36,356 ここまでか…。 15 00:02:36,356 --> 00:02:38,358 魔物に やられるんだな…。 16 00:02:38,358 --> 00:02:40,627 もう おしまいだ…。 17 00:02:43,030 --> 00:02:46,033 ((ミア:ミアは 助けてもらえて うれしかったよ! 18 00:02:46,033 --> 00:02:48,702 もう一度 信じてみたくなったよ。 19 00:02:48,702 --> 00:02:51,371 希望ってやつをな!)) 20 00:02:53,373 --> 00:02:56,877 ユーリ 目の中へ! はい! 21 00:02:56,877 --> 00:02:59,546 皆さんも 下がっていてください! 22 00:03:03,650 --> 00:03:06,987 《俺は 笑顔を守るって 約束したんだ! 23 00:03:06,987 --> 00:03:09,656 たとえ 敵が 何千 何万いようとも➡ 24 00:03:09,656 --> 00:03:11,658 全部 倒してみせる! 25 00:03:11,658 --> 00:03:14,661 村には 指一本 触れさせない!!》 26 00:03:14,661 --> 00:03:16,830 螺旋弾! 27 00:03:16,830 --> 00:03:20,300 (ピナ)やった~! これで 村は! 28 00:03:25,472 --> 00:03:27,841 (魔物の声) 29 00:03:27,841 --> 00:03:31,011 (アリス)だめ… 数が 多すぎる…。 30 00:03:31,011 --> 00:03:34,014 (ピナ) こんなの無理だよ お兄さん! 31 00:03:34,014 --> 00:03:37,984 (魔物の声) 32 00:03:43,857 --> 00:03:47,194 (魔物の声) 33 00:03:47,194 --> 00:03:51,031 超鑑定! 34 00:03:51,031 --> 00:03:53,867 ウィンドエッジ! ギャーッ! 35 00:03:53,867 --> 00:03:56,203 電光石火! ギャーッ! 36 00:03:56,203 --> 00:03:58,171 ギャッ! 37 00:04:02,943 --> 00:04:04,945 グラビティブレス! 38 00:04:09,449 --> 00:04:11,451 螺旋弾! 39 00:04:13,453 --> 00:04:15,455 (魔物の声) 40 00:04:15,455 --> 00:04:18,625 バックアタック! (魔物の声) 41 00:04:18,625 --> 00:04:21,294 かげろう分身! 42 00:04:21,294 --> 00:04:24,464 鋼糸! 43 00:04:24,464 --> 00:04:26,967 ギャーッ! 44 00:04:38,979 --> 00:04:41,982 す すごい…。 45 00:04:44,985 --> 00:04:47,988 あれだけの数を… たった1人で…。 46 00:04:47,988 --> 00:04:49,990 (ピナ)こんな戦い方してたら➡ 47 00:04:49,990 --> 00:04:52,325 お兄さんのほうが 先に 倒れちゃうよ…。 48 00:04:52,325 --> 00:04:54,661 全部 倒しきるまで➡ 49 00:04:54,661 --> 00:04:58,064 俺は 絶対に倒れない! 50 00:05:01,468 --> 00:05:03,970 斬鉄付与➡ 51 00:05:03,970 --> 00:05:06,640 斬撃拡張! 52 00:05:06,640 --> 00:05:09,476 (ウルスラ) 間合いが どんどん伸びていく! 53 00:05:09,476 --> 00:05:11,478 しかし いくら おぬしでも➡ 54 00:05:11,478 --> 00:05:16,483 これ以上 出力し続けるのは 危険じゃ! 体が もたんぞ! 55 00:05:16,483 --> 00:05:18,985 それでも 俺は! 56 00:05:18,985 --> 00:05:21,321 (魔物の声) 57 00:05:21,321 --> 00:05:23,323 (ユーリ)アインさん!! 58 00:05:23,323 --> 00:05:25,659 それでも 俺は➡ 59 00:05:25,659 --> 00:05:28,662 逃げるわけにはいかないんだ!! 60 00:05:28,662 --> 00:05:30,630 居合抜き! 61 00:05:48,014 --> 00:05:52,085 アインさん! 本当に 全部 倒しちゃいましたね。 62 00:05:57,190 --> 00:05:59,159 アインさん!? 63 00:06:02,429 --> 00:06:06,433 よか… った… 守り… きれ… た…。 64 00:06:06,433 --> 00:06:08,435 よかった…。 65 00:06:08,435 --> 00:06:12,239 もう しゃべらないで。 回復します! 66 00:06:16,276 --> 00:06:22,282 はぁ… はぁ…。 67 00:06:22,282 --> 00:06:24,784 《ウルスラ:アイン… なんという男じゃ。 68 00:06:24,784 --> 00:06:28,288 回復が 追いつかぬほど ボロボロになりながらも➡ 69 00:06:28,288 --> 00:06:32,125 1人で 魔物の群れを 倒してしまいおった》 70 00:06:32,125 --> 00:06:34,961 あっ…。 71 00:06:34,961 --> 00:06:37,297 ありがとう ユーリ。 72 00:06:37,297 --> 00:06:39,299 村の人たちは 大丈…。 73 00:06:39,299 --> 00:06:41,635 神様!! 74 00:06:41,635 --> 00:06:43,637 うわっ!? 75 00:06:43,637 --> 00:06:46,306 ありがとうございます アイン様! 76 00:06:46,306 --> 00:06:50,644 1度ならず 2度までも 村を お救いくださるとは! 77 00:06:50,644 --> 00:06:53,647 なぁ…。 (みんな)んっ? 78 00:06:53,647 --> 00:06:56,650 俺たちは 本当に このままでいいのか? 79 00:06:56,650 --> 00:06:59,319 どうしたんだよ? 急に…。 80 00:06:59,319 --> 00:07:04,291 みんな… アインは 見ず知らずの 俺たちを守るために➡ 81 00:07:04,291 --> 00:07:08,962 ボロボロになりながらも たった1人で 戦ってくれた。 82 00:07:11,631 --> 00:07:14,801 なのに 俺たちは どうだ? 83 00:07:14,801 --> 00:07:17,804 今の状況を… 運命を呪って➡ 84 00:07:17,804 --> 00:07:20,974 ただただ 死を待つだけ! 85 00:07:20,974 --> 00:07:23,643 本当に それでいいのか!? 86 00:07:23,643 --> 00:07:26,313 それは…。 87 00:07:26,313 --> 00:07:28,481 だって 領主様が…。 88 00:07:28,481 --> 00:07:31,651 そうやって 何もかも 諦めてきた! 89 00:07:31,651 --> 00:07:34,321 戦っても 何も変わらないと言い訳をして➡ 90 00:07:34,321 --> 00:07:36,990 いけにえを 差し出して…。 91 00:07:38,992 --> 00:07:42,829 アインの 戦う姿を見て 何も 感じなかったのか! 92 00:07:42,829 --> 00:07:46,333 アインが 守ってくれたのは 俺たちの命と➡ 93 00:07:46,333 --> 00:07:48,301 誇りだ! 94 00:07:51,338 --> 00:07:54,674 そうだな 俺たちだって 戦わなきゃ! 95 00:07:54,674 --> 00:07:57,677 このままで いいはずがないわ! 96 00:07:57,677 --> 00:08:01,281 自分たちの手で 未来を つかみ取るんだ!! 97 00:08:01,281 --> 00:08:04,617 (みんな)おぉ~!! 98 00:08:04,617 --> 00:08:09,622 アインさん 見てください 皆さんに 活気が戻ってます。 99 00:08:09,622 --> 00:08:12,625 あ… ああ よかった。 100 00:08:12,625 --> 00:08:15,962 アインさんの頑張りが 伝わったんですね。 101 00:08:15,962 --> 00:08:19,132 ウフフフ 私も うれしい。 102 00:08:19,132 --> 00:08:23,136 俺… 少しは ユーリに近づけたかな? 103 00:08:23,136 --> 00:08:25,138 えっ? 104 00:08:25,138 --> 00:08:29,476 ユーリもさ 初めて会ったとき 俺を 助けてくれただろ? 105 00:08:29,476 --> 00:08:31,644 でも それだけじゃない。 106 00:08:31,644 --> 00:08:35,815 ユーリは 俺に いろんなものをくれた。 107 00:08:35,815 --> 00:08:40,987 誇りや自信 勇気… あったかい感情を たくさん。 108 00:08:40,987 --> 00:08:43,490 俺が 村の みんなに 与えることができたんなら➡ 109 00:08:43,490 --> 00:08:46,159 ユーリに 近づけたみたいで うれしいよ。 110 00:08:46,159 --> 00:08:50,530 だって 俺 ユーリと 同じ景色を見たいから。 111 00:08:53,166 --> 00:08:55,168 前でも 後ろでもない。 112 00:08:55,168 --> 00:08:58,505 ユーリの隣に立って 同じ景色を…。 113 00:08:58,505 --> 00:09:01,241 アインさん…。 114 00:09:01,241 --> 00:09:04,744 (みんな)ウフフ 青春だねぇ。 115 00:09:04,744 --> 00:09:09,249 どわ~っ!? ああっ…。 116 00:09:09,249 --> 00:09:12,752 いいの いいの! 若者は そうでなくちゃ! 117 00:09:12,752 --> 00:09:15,755 俺たちも 未来のために 戦うって決めたからな! 118 00:09:15,755 --> 00:09:19,058 ああ! もう ニグンの言いなりには ならないぜ! 119 00:09:21,094 --> 00:09:23,430 (ニグン)僕が どうかしました? 120 00:09:23,430 --> 00:09:25,432 (3人)ああっ! 121 00:09:27,600 --> 00:09:29,602 ニグン…。 122 00:09:32,439 --> 00:09:34,607 ニグン! アンタには➡ 123 00:09:34,607 --> 00:09:37,610 もう 誰も ついていかねえって 言ったんだよ! 124 00:09:37,610 --> 00:09:40,280 そうだ! 俺たちは 戦うぞ! 125 00:09:40,280 --> 00:09:44,617 俺たちを 守ってくれたのは アンタじゃない アイン様だ! 126 00:09:44,617 --> 00:09:47,120 はぁ… 皆さん➡ 127 00:09:47,120 --> 00:09:49,622 どうして だまされていることに 気付かないんですか? 128 00:09:49,622 --> 00:09:51,624 よく 聞いてください。 129 00:09:51,624 --> 00:09:54,794 アイン殿は 魔族なんですよ。 はぁ? 130 00:09:54,794 --> 00:09:58,631 だって ヒュドラや魔物の大群を 1人で倒すなど➡ 131 00:09:58,631 --> 00:10:03,136 常識的に考えて 普通の人間に できるはずないでしょう? 132 00:10:03,136 --> 00:10:06,306 これは すべて アイン殿の 自作自演。 133 00:10:06,306 --> 00:10:10,643 その目的は ここ レーシック領を 乗っ取るためなのです! 134 00:10:10,643 --> 00:10:13,313 でも 大丈夫。 今までのように➡ 135 00:10:13,313 --> 00:10:16,483 僕が レーシック領を守りますから! 136 00:10:16,483 --> 00:10:20,487 なに 言ってんだ アンタ…。 (ニグン)えっ…。 137 00:10:20,487 --> 00:10:24,657 アインが 魔族? ここを 乗っ取る? それでもいいさ! 138 00:10:24,657 --> 00:10:28,828 少なくとも 今より 100倍 マシだ。 ああ そうだな。 139 00:10:28,828 --> 00:10:31,664 えっ… な… 何を…。 140 00:10:31,664 --> 00:10:36,002 僕は このレーシック領を守るために…。 141 00:10:36,002 --> 00:10:38,004 なあ ニグン➡ 142 00:10:38,004 --> 00:10:40,507 アンタが 守ろうとしている その レーシック領に➡ 143 00:10:40,507 --> 00:10:43,676 俺たちは いるのか? 144 00:10:43,676 --> 00:10:45,845 俺たちが 必要としている領主は➡ 145 00:10:45,845 --> 00:10:50,683 アンタみたいに 誰かを 切り捨てるヤツじゃねえ! 146 00:10:50,683 --> 00:10:53,353 一緒に 戦ってくれる人だ! 147 00:10:53,353 --> 00:10:56,022 アンタの おやじさんのようにな!! 148 00:10:56,022 --> 00:10:58,024 父様…。 149 00:11:01,661 --> 00:11:03,663 うっ! 150 00:11:03,663 --> 00:11:05,665 ぐあ~っ!! 151 00:11:05,665 --> 00:11:08,334 うぅ… ああっ… ぐぅ…。 152 00:11:08,334 --> 00:11:11,671 な… んだ… これ…。 153 00:11:11,671 --> 00:11:16,009 痛い… 頭が 割れ…。 154 00:11:16,009 --> 00:11:18,011 シャ… シャドウ! 155 00:11:18,011 --> 00:11:20,680 助けて… シャドウ! 156 00:11:20,680 --> 00:11:24,350 みんな… 僕を 信じてくれないんだ…。 157 00:11:24,350 --> 00:11:26,352 教えてよ シャドウ。 158 00:11:26,352 --> 00:11:30,189 僕… 僕は どうすればいい!? 159 00:11:30,189 --> 00:11:32,358 あれは!? 160 00:11:32,358 --> 00:11:35,361 鑑定! 161 00:11:35,361 --> 00:11:37,363 《読み取れない! 162 00:11:37,363 --> 00:11:41,000 隠ぺいのスキル… ゾイドのときと 同じだ!》 163 00:11:41,000 --> 00:11:45,038 《シャドウ:さてと… 潮時か…。 164 00:11:45,038 --> 00:11:48,174 そろそろ 駒を進めるかねぇ》 165 00:11:48,174 --> 00:11:51,377 ニグン! その鏡を 放せ! 166 00:11:56,382 --> 00:11:59,218 ねぇ シャドウ 教えてよ。 167 00:11:59,218 --> 00:12:01,454 僕は どうすればいいの? 168 00:12:01,454 --> 00:12:03,957 な~に 簡単なことさ。 169 00:12:03,957 --> 00:12:07,126 今までどおり 俺の 言うとおりにすりゃいいんだ。 170 00:12:07,126 --> 00:12:10,964 痛いのも 苦しいのも つらいのも ぜ~んぶ よくなる。 171 00:12:10,964 --> 00:12:14,634 (ニグン)う うん… そうだったね…。 172 00:12:14,634 --> 00:12:18,137 全員 殺しちまえばいいんだよ。 えっ? 173 00:12:18,137 --> 00:12:21,808 言うことを聞かないヤツなんか いらねえだろ? 174 00:12:21,808 --> 00:12:25,979 殺しちまおう お前の父に したように。 175 00:12:25,979 --> 00:12:28,982 (ニグン)父様は… 病気で…。 176 00:12:28,982 --> 00:12:30,984 病気だと? 177 00:12:30,984 --> 00:12:35,321 ハハハ 教えてやるよニグン 真実を…。 178 00:12:35,321 --> 00:12:38,024 真実? 179 00:12:40,994 --> 00:12:42,996 どういうこと? 180 00:12:42,996 --> 00:12:45,498 驚くなよ ニグン…。 181 00:12:45,498 --> 00:12:47,600 フッフフフフ。 182 00:12:50,036 --> 00:12:52,038 ((ニグン:父様! 183 00:12:52,038 --> 00:12:54,040 ハハハ! 184 00:12:54,040 --> 00:12:57,377 そろそろ 休憩にいたしませんか? 185 00:12:57,377 --> 00:12:59,379 ニグン! 186 00:12:59,379 --> 00:13:01,981 そうだな そうするか! 187 00:13:01,981 --> 00:13:06,319 いや~ 領主様自ら うちを 手伝ってくださるとか➡ 188 00:13:06,319 --> 00:13:09,322 ありがたすぎて バチが 当たっちまうぜ。 189 00:13:09,322 --> 00:13:12,325 いえいえ 同じ土地に住まう仲間として➡ 190 00:13:12,325 --> 00:13:14,494 当然のことをしているだけですよ。 191 00:13:14,494 --> 00:13:17,664 領主様は 本当に 立派なお方だ! 192 00:13:17,664 --> 00:13:19,666 《父様は すごい! 193 00:13:19,666 --> 00:13:22,168 おごらず 気負わず みんなに 慕われて。 194 00:13:22,168 --> 00:13:24,170 僕も いつか➡ 195 00:13:24,170 --> 00:13:28,174 父様のような 立派な領主になりたい!》 196 00:13:28,174 --> 00:13:31,678 ぼ… 僕も 父様のお手伝いを… うっ! 197 00:13:31,678 --> 00:13:33,846 大丈夫ですか!? 198 00:13:33,846 --> 00:13:38,851 エヘヘ 僕ってば また ドジを… アハハ…。 199 00:13:38,851 --> 00:13:40,820 (せきこむ声) 200 00:13:40,820 --> 00:13:43,823 ニグン様 また ご病気に…。 201 00:13:43,823 --> 00:13:46,492 い… いえ 違います…。 202 00:13:46,492 --> 00:13:48,494 もう 熱は 下がりましたから。 203 00:13:48,494 --> 00:13:50,663 ニグン➡ 204 00:13:50,663 --> 00:13:53,666 お前は 向こうで 友達と 遊んできなさい。 205 00:13:53,666 --> 00:13:57,170 でも 僕…。 206 00:13:57,170 --> 00:13:59,672 子どもは 遊ぶのが仕事だぞ。 207 00:13:59,672 --> 00:14:02,275 目いっぱい お友達と 楽しみなさい。 208 00:14:02,275 --> 00:14:04,944 今のお前には 必要なことだ。 209 00:14:04,944 --> 00:14:08,448 わかりました…。 210 00:14:08,448 --> 00:14:10,450 (2人)ふんっ! ウフフ! 211 00:14:10,450 --> 00:14:13,619 いけ~ いけいけ~! やれ~! (2人)ふんっ! 212 00:14:13,619 --> 00:14:17,290 ね… ねぇ 僕も まぜて。 (2人)んっ? 213 00:14:17,290 --> 00:14:20,293 あっ 領主様の子どもだ…。 214 00:14:20,293 --> 00:14:22,295 お前 病気なんだろ? 215 00:14:22,295 --> 00:14:26,299 病気がうつるから 遊ぶなって 母ちゃんが 言ってた。 216 00:14:26,299 --> 00:14:29,135 ち 違うよ 僕…。 217 00:14:29,135 --> 00:14:31,804 逃げろ~! (2人)うわ~! 218 00:14:31,804 --> 00:14:33,973 走れ 走れ~! 病気じゃない…。 219 00:14:33,973 --> 00:14:37,143 少し 体が弱いだけ…。 220 00:14:37,143 --> 00:14:40,146 うつったりしないのに…。 221 00:14:40,146 --> 00:14:43,483 ニグン様の うわさを知ってるか? 222 00:14:43,483 --> 00:14:47,320 あの子 全然 領主様に似てないだろ? 223 00:14:47,320 --> 00:14:49,322 ひ弱だし。 224 00:14:49,322 --> 00:14:52,825 どうやら アビスウッドで拾った 捨て子らしいんだ。 225 00:14:52,825 --> 00:14:56,028 捨て子? 226 00:15:02,802 --> 00:15:04,771 ああっ! うっ! 227 00:15:06,973 --> 00:15:10,810 僕は 父様の 本当の 子どもじゃない。 228 00:15:10,810 --> 00:15:14,480 だから ドジばかりで だから 弱くて➡ 229 00:15:14,480 --> 00:15:17,950 僕は 父様のようになれない…。 230 00:15:25,491 --> 00:15:29,328 (シャドウ)なれなくたって いいじゃねえか。 えっ? 231 00:15:29,328 --> 00:15:32,999 お前は お前らしく 好きにすりゃいいじゃん。 232 00:15:32,999 --> 00:15:35,835 父親と 比べる必要なんて ないだろ? 233 00:15:35,835 --> 00:15:39,505 君は 誰? なんで ここに? 234 00:15:39,505 --> 00:15:42,008 それに どうして 僕と 同じ顔なの? 235 00:15:42,008 --> 00:15:45,011 なんで? どうして? って うっせえな。 236 00:15:45,011 --> 00:15:47,013 俺は シャドウ。 237 00:15:47,013 --> 00:15:49,515 お前の イマジナリーフレンド ってやつだよ。 238 00:15:49,515 --> 00:15:52,018 俺は お前の友達だぜ! 239 00:15:52,018 --> 00:15:54,854 僕の 友達? 240 00:15:54,854 --> 00:15:59,525 ああ。 ただし 俺のことは 2人だけの秘密だ。 241 00:15:59,525 --> 00:16:01,761 誰かに知られたら 俺は 消えちまう。 242 00:16:01,761 --> 00:16:03,763 約束 守れるか? 243 00:16:03,763 --> 00:16:06,265 うん 僕 守れるよ! 244 00:16:06,265 --> 00:16:08,267 いい返事だ。 245 00:16:08,267 --> 00:16:12,271 僕 友達ができるの 初めてだ! 246 00:16:12,271 --> 00:16:24,951 ♬~ 247 00:16:24,951 --> 00:16:28,955 (ニグン)ねぇ シャドウ 午前は なにして遊ぶ? 248 00:16:28,955 --> 00:16:32,959 (シャドウ)どっちが 先に眠れるか 競争しようぜぇ。 249 00:16:32,959 --> 00:16:36,128 それ 君が 昼寝したいだけだろ…。 250 00:16:36,128 --> 00:16:38,130 あっ。 251 00:16:41,801 --> 00:16:45,304 父様 大丈夫ですか? んっ? 252 00:16:45,304 --> 00:16:48,140 ああ… 大丈夫だ。 253 00:16:48,140 --> 00:16:50,476 どうも 魔物の瘴気に 当てられたようでな…。 254 00:16:50,476 --> 00:16:52,979 心配をしてくれて ありがとう。 255 00:16:56,315 --> 00:17:00,620 シャドウ… 父様が 心配だよ。 256 00:17:00,620 --> 00:17:04,624 すごく 疲れてるみたいで…。 257 00:17:04,624 --> 00:17:07,960 それなら 疲れが取れる薬草を知ってるぞ。 258 00:17:07,960 --> 00:17:10,963 それを 煎じて飲ませてやったらどうだ? 259 00:17:10,963 --> 00:17:13,466 そこの 植物図鑑を見てみろ。 260 00:17:13,466 --> 00:17:15,434 うん わかった。 261 00:17:17,470 --> 00:17:19,639 う~ん…。 262 00:17:19,639 --> 00:17:21,641 それだ。 あっ…。 263 00:17:21,641 --> 00:17:26,145 ドクタメ草… 本当だ 疲労回復 って書いてある! 264 00:17:26,145 --> 00:17:28,147 ありがとう シャドウ! 265 00:17:28,147 --> 00:17:30,316 これで 父様も 元気になるね! 266 00:17:30,316 --> 00:17:32,485 いいってことよ。 267 00:17:32,485 --> 00:17:36,822 なんたって 俺は お前の友達だからな。 268 00:17:36,822 --> 00:17:38,824 (ニグン)どうぞ 父様。 269 00:17:38,824 --> 00:17:42,161 薬草を煎じた お茶です。 元気が出ますよ! 270 00:17:42,161 --> 00:17:46,132 私のために? ありがとう いただくよ。 271 00:17:49,669 --> 00:17:54,040 うむ おいしい! すごく 元気が出たぞ! 272 00:17:57,677 --> 00:18:00,279 お前は 優しいな ニグン。 273 00:18:00,279 --> 00:18:03,449 その 優しい心を ずっと 忘れないでおくれ。 274 00:18:03,449 --> 00:18:06,452 そうすれば いつか きっと いい領主になれる。 275 00:18:06,452 --> 00:18:08,921 はい 父様!)) 276 00:18:11,624 --> 00:18:16,462 (ニグン)けれど 父様の病状は 日に日に 悪化していった…。 277 00:18:16,462 --> 00:18:18,464 だから 僕は 毎日➡ 278 00:18:18,464 --> 00:18:20,967 薬草を煎じて 飲ませてあげたんだ。 279 00:18:20,967 --> 00:18:24,971 早く 元気になるように って…。 280 00:18:24,971 --> 00:18:27,306 ((父様 今日も お茶を➡ 281 00:18:27,306 --> 00:18:29,275 お持ちしま…。 282 00:18:31,310 --> 00:18:33,980 父… 様…。 283 00:18:37,149 --> 00:18:42,488 ったく いつまで ベソかいてんだ? ニグンよぉ。 284 00:18:42,488 --> 00:18:45,324 うぅ… シャドウ だって➡ 285 00:18:45,324 --> 00:18:48,494 僕は これから どうすれば…。 286 00:18:48,494 --> 00:18:51,664 僕が レーシック領を守っていくなんて そんな…。 287 00:18:51,664 --> 00:18:55,668 まあ… 確かに お前は 半人前だ。 288 00:18:55,668 --> 00:18:59,005 けどな… 俺が いるじゃねえか。 289 00:18:59,005 --> 00:19:02,241 お前の 足りねえ分は 俺が 補ってやる。 290 00:19:02,241 --> 00:19:04,243 どうすればいいか 全部 教えてやる。 291 00:19:04,243 --> 00:19:06,245 2人なら できる。 292 00:19:06,245 --> 00:19:08,581 そうだろ? ニグン。 293 00:19:08,581 --> 00:19:12,752 うん… そうだ 僕は 1人じゃない。 294 00:19:12,752 --> 00:19:15,254 いつも 君が そばにいてくれる。 295 00:19:15,254 --> 00:19:18,257 君がいてくれて 本当に よかった。 296 00:19:18,257 --> 00:19:20,259 ありがとう シャドウ。 297 00:19:20,259 --> 00:19:22,261 当然だろ…。 298 00:19:22,261 --> 00:19:24,930 なんたって 俺たちは… 友達だからな…。 299 00:19:24,930 --> 00:19:26,932 (シャドウ)友達だからな…)) 300 00:19:26,932 --> 00:19:29,268 それで 真実って? 301 00:19:29,268 --> 00:19:33,439 フッ まだ わからないのか? 302 00:19:33,439 --> 00:19:37,943 お前はな 父親を殺したんだ その手で! 303 00:19:39,945 --> 00:19:41,947 おい ニグン! 304 00:19:43,949 --> 00:19:46,118 どうしたんだ! 305 00:19:46,118 --> 00:19:49,288 ニグン しっかりしろ! ニグン! 306 00:19:49,288 --> 00:19:51,290 おい ニグン! 307 00:19:51,290 --> 00:19:53,459 (アイン)おい ニグン! ニグン! 308 00:19:53,459 --> 00:19:56,128 ウソだ… 父様は 病気で…。 309 00:19:56,128 --> 00:19:58,464 まだ 言うのかよ? 310 00:19:58,464 --> 00:20:02,468 あのなぁ お前が 一生懸命に 父親に飲ませていたのは➡ 311 00:20:02,468 --> 00:20:06,138 薬草じゃなくって 毒草だったんだよ。 312 00:20:06,138 --> 00:20:09,642 違う!! だって 図鑑に 疲労回復って! 313 00:20:09,642 --> 00:20:13,045 フフフ… ありゃ 俺が やったんだ。 314 00:20:23,989 --> 00:20:26,992 君が…。 ああ そうだよ。 315 00:20:26,992 --> 00:20:30,329 けど 疲労回復は むしろ ウソじゃなかったろ? 316 00:20:30,329 --> 00:20:35,034 だって 死ねば 疲れなんて 感じねえもんな~! 317 00:20:37,002 --> 00:20:40,840 俺さ 前に アインが 魔族だって言ったけど➡ 318 00:20:40,840 --> 00:20:43,843 あれ ウソな。 319 00:20:43,843 --> 00:20:49,181 アインじゃなくて 俺。 俺が 魔族! 320 00:20:49,181 --> 00:20:51,684 本当は お前の父親を操って➡ 321 00:20:51,684 --> 00:20:57,022 魔界への 人間出荷ルートを 作るつもりだったんだよ。 322 00:20:57,022 --> 00:21:00,326 あいつ 全然 隙がなくてよぉ➡ 323 00:21:00,326 --> 00:21:04,497 その点 お前は 操りやすい いい駒だったぜ? 324 00:21:04,497 --> 00:21:06,999 ちょ~っと 友達 友達 言やぁ➡ 325 00:21:06,999 --> 00:21:09,835 す~ぐ 懐いたし 助かったわ マジで! 326 00:21:09,835 --> 00:21:11,837 お前の おかげで➡ 327 00:21:11,837 --> 00:21:15,841 た~くさん 人間どもを 魔界送りに できたからさ。 328 00:21:15,841 --> 00:21:17,843 なに… 言って…。 329 00:21:17,843 --> 00:21:21,680 いや~ マジで 哀れな親子だよなぁ~。 330 00:21:21,680 --> 00:21:25,017 バカな息子に殺される バカな父親。 331 00:21:25,017 --> 00:21:27,686 よかったじゃん? 血が つながってなくても➡ 332 00:21:27,686 --> 00:21:32,024 大好きな 父ちゃんと 似てるところがあってさ! 333 00:21:32,024 --> 00:21:34,026 (シャドウ)つうかさ! 334 00:21:34,026 --> 00:21:37,363 そもそも 心も体も弱い てめえに➡ 335 00:21:37,363 --> 00:21:41,200 領主なんざ 務まるわけねえだろうが! バーカ!! 336 00:21:41,200 --> 00:21:44,203 ああ~っ!! 337 00:21:44,203 --> 00:21:47,039 うっ!? ニグン! 338 00:21:47,039 --> 00:21:49,108 クッ… うっ! 339 00:21:52,044 --> 00:21:54,213 (シャドウ)クッククク…。 340 00:21:54,213 --> 00:21:57,216 ようやく 1つになれたなぁ ニグン。 341 00:21:57,216 --> 00:22:01,453 ハッ ニグンじゃない! お前 何者だ! 342 00:22:01,453 --> 00:22:03,956 改めまして 自己紹介を。 343 00:22:03,956 --> 00:22:08,127 俺は 魔貴族五等爵が子爵 幻惑のシャドウ。 344 00:22:08,127 --> 00:22:11,630 以後 よろしく 英雄様。 345 00:22:11,630 --> 00:22:14,033 魔族!?