1 00:01:44,670 --> 00:01:48,310 昔むかし あるところに 2 00:01:48,310 --> 00:01:52,350 お爺さんと お婆さんが 住んでいました。 3 00:01:52,350 --> 00:01:55,650 お爺さんは 山で竹を取り 4 00:01:55,650 --> 00:01:58,700 カゴや ザルを編んで暮らしていたので 5 00:01:58,700 --> 00:02:03,000 竹取りのお爺さん と呼ばれていました。 6 00:02:08,310 --> 00:02:10,330 ある日のこと。 7 00:02:10,330 --> 00:02:13,480 お爺さんが いつものように山に行くと 8 00:02:13,480 --> 00:02:17,280 根元のあたりが 光っている竹がありました。 9 00:02:26,000 --> 00:02:28,380 なんだろう…。 10 00:02:28,380 --> 00:02:31,380 (竹を切る音) 11 00:02:34,670 --> 00:02:37,640 お爺さんが その竹を切ってみると 12 00:02:37,640 --> 00:02:40,660 中に 小さくて かわいらしい女の子が 13 00:02:40,660 --> 00:02:43,660 にっこり ほほ笑んで座っていました。 14 00:02:48,450 --> 00:02:52,390 竹取りのお爺さんは 女の子を手のひらに乗せて 15 00:02:52,390 --> 00:02:55,680 大切に家に連れて帰りました。 16 00:02:55,680 --> 00:02:58,630 話を聞いたお婆さんも大喜び。 17 00:02:58,630 --> 00:03:01,680 子供のいなかった お爺さんと お婆さんは 18 00:03:01,680 --> 00:03:04,680 大切に育てることにしました。 19 00:03:04,680 --> 00:03:08,320 そして 輝くばかりの女の子だからと 20 00:03:08,320 --> 00:03:12,340 かぐや姫と名づけました。 21 00:03:12,340 --> 00:03:16,960 それからというもの お爺さんが山へ行くと 22 00:03:16,960 --> 00:03:20,020 必ず光っている竹があり 23 00:03:20,020 --> 00:03:24,640 切ってみると 金の砂が溢れ出しました。 24 00:03:24,640 --> 00:03:29,680 お陰で お爺さんと お婆さんの暮らしはよくなり 25 00:03:29,680 --> 00:03:33,050 やがて かぐや姫は それは それは美しい 26 00:03:33,050 --> 00:03:36,050 年頃の娘となりました。 27 00:03:38,670 --> 00:03:42,090 かぐや姫の美しさは やがて 都の評判になり 28 00:03:42,090 --> 00:03:44,970 たくさんの若者が お嫁さんにもらいたいと 29 00:03:44,970 --> 00:03:47,690 申し込んできました。 30 00:03:47,690 --> 00:03:53,300 なかでも 5人の身分の高い若者が 名乗りをあげました。 31 00:03:53,300 --> 00:03:57,340 お爺さんと お婆さんも この5人の若者の誰かに 32 00:03:57,340 --> 00:04:02,320 かぐや姫をお嫁にやりたい と思うようになりました。 33 00:04:02,320 --> 00:04:05,660 しかたなく かぐや姫は 私の欲しいものを 34 00:04:05,660 --> 00:04:07,680 持ってきてくださった方の→ 35 00:04:07,680 --> 00:04:10,130 お嫁になりましょうと言いました。 36 00:04:10,130 --> 00:04:13,340 ところが かぐや姫の言う欲しいものとは 37 00:04:13,340 --> 00:04:17,240 天竺にある仏様の石で作った鉢。 38 00:04:17,240 --> 00:04:19,790 蓬莱山にある根が銀 茎が金 39 00:04:19,790 --> 00:04:23,350 実が真珠という玉の木。 40 00:04:23,350 --> 00:04:26,670 唐の国の火にくべても 燃えないという 41 00:04:26,670 --> 00:04:29,340 火ネズミの毛皮。 42 00:04:29,340 --> 00:04:33,290 龍の首にあるという五色の玉。 43 00:04:33,290 --> 00:04:36,990 ツバメが生むという子安貝。 44 00:04:36,990 --> 00:04:41,160 どれもこれも この世に本当に あるのか ないのか 45 00:04:41,160 --> 00:04:44,320 わからないものばかりです。 46 00:04:44,320 --> 00:04:49,320 5人の若者が持ってきたのは どれも偽物ばかりでした。 47 00:04:51,340 --> 00:04:55,330 この噂は やがて 帝の耳にも届きました。 48 00:04:55,330 --> 00:04:59,500 そこで 帝は 狩りに出かけた帰りに 49 00:04:59,500 --> 00:05:04,000 そっと かぐや姫の家を 訪ねてみることにしました。 50 00:05:11,990 --> 00:05:14,660 かぐや姫を見た帝は 51 00:05:14,660 --> 00:05:20,090 その輝くばかりの美しさに 心を打たれました。 52 00:05:20,090 --> 00:05:25,670 そこで帝は 御所へ上がらぬか と声をかけました。 53 00:05:25,670 --> 00:05:30,010 でも かぐや姫は 首を横に振るばかりでした。 54 00:05:30,010 --> 00:05:34,120 帝が そっと 手をかけようとすると 55 00:05:34,120 --> 00:05:37,170 かぐや姫の姿は かき消え 56 00:05:37,170 --> 00:05:40,290 ただ 影だけが そこに残っていました。 57 00:05:40,290 --> 00:05:43,390 これは この世の者ではない…。 58 00:05:43,390 --> 00:05:47,690 帝は いよいよ かぐや姫のことが 気にかかってなりませんでした。 59 00:05:51,670 --> 00:05:54,640 その頃からでしょうか。 60 00:05:54,640 --> 00:05:57,170 かぐや姫は 月を見ては→ 61 00:05:57,170 --> 00:05:59,630 物思いにふけるようになりました。 62 00:05:59,630 --> 00:06:02,730 ときには 深いため息をついたり 63 00:06:02,730 --> 00:06:06,730 うっすらと 涙を浮かべることもありました。 64 00:06:13,970 --> 00:06:18,340 やがて 8月15日の満月が 近づくにつれて 65 00:06:18,340 --> 00:06:21,010 満ちゆく月を見るごとに 66 00:06:21,010 --> 00:06:24,980 かぐや姫は しくしくと泣きだしました。 67 00:06:24,980 --> 00:06:29,040 お爺さんと お婆さんは たまらず かぐや姫を抱き寄せ 68 00:06:29,040 --> 00:06:32,040 優しく声をかけました。 69 00:06:34,330 --> 00:06:37,330 (かぐや姫) 私は 月の都の者。 70 00:06:37,330 --> 00:06:41,800 縁あって お二人に育てられ ご恩を受けました。 71 00:06:41,800 --> 00:06:45,520 けれども 8月15日の満月の夜には 72 00:06:45,520 --> 00:06:48,010 迎えが参ります。 73 00:06:48,010 --> 00:06:52,980 私は 月の都に 帰らなくてはならないのです。 74 00:06:52,980 --> 00:06:56,600 お爺さんとお婆さんは たいそう驚きました。 75 00:06:56,600 --> 00:07:00,820 そこで かぐや姫を 月へ帰さないですむようにと 76 00:07:00,820 --> 00:07:03,320 帝に伺いをたてました。 77 00:07:05,370 --> 00:07:08,370 いよいよ 十五夜の晩…。 78 00:07:10,630 --> 00:07:13,900 帝は 2,000人の兵に 79 00:07:13,900 --> 00:07:17,400 かぐや姫の住む お爺さんの家を 守らせました。 80 00:07:19,960 --> 00:07:22,020 お爺さんとお婆さんは 81 00:07:22,020 --> 00:07:26,630 奥の座敷で しっかりと かぐや姫を抱きしめていました。 82 00:07:26,630 --> 00:07:32,300 やがて 満月が天中に上り 雲がわきでたかと思うと 83 00:07:32,300 --> 00:07:37,320 まばゆい光を放ちながら 天女たちが降りてきました。 84 00:07:37,320 --> 00:07:42,920 兵たちは目がくらみ 力が抜け 戦うことなどできませんでした。 85 00:07:45,660 --> 00:07:48,030 お別れでございます。 86 00:07:48,030 --> 00:07:51,070 私も とても つろうございます。 87 00:07:51,070 --> 00:07:55,170 でも 私は 月へ帰らなければなりません。 88 00:07:55,170 --> 00:07:59,760 これからは 月を見て 私を思い出してください。 89 00:07:59,760 --> 00:08:05,350 そう言い終わると かぐや姫は 光に向かって 舞い上がりました。 90 00:08:16,030 --> 00:08:19,950 そうして 天女に見守られ 御輿に乗ると 91 00:08:19,950 --> 00:08:23,370 空高くのぼって 月に帰っていきました。 92 00:08:23,370 --> 00:08:26,520 お爺さんとお婆さんは 93 00:08:26,520 --> 00:08:32,620 かぐや姫の姿を いつまでも 見送っていたということです。 94 00:08:52,500 --> 00:08:54,960 昔むかし あるところに 95 00:08:54,960 --> 00:09:00,450 男の子と両親と妹が 4人 仲よく暮らしていました。 96 00:09:00,450 --> 00:09:04,450 (笑い声) 97 00:09:12,420 --> 00:09:20,970 ある夜 妹が 夜中に起きあがって そっと 家を出ていきました。 98 00:09:48,490 --> 00:09:52,090 (牛の鳴き声) 99 00:10:01,790 --> 00:10:03,780 (棒が倒れる音) 100 00:10:20,190 --> 00:10:24,790 ハァ ハァ ハァ…。 101 00:10:34,860 --> 00:10:40,800 《あれは 鬼じゃ! 本当の妹は どこに行ってしまったんじゃ?》 102 00:10:40,800 --> 00:10:44,770 アハハハハハ! 103 00:10:44,770 --> 00:10:47,370 いただきます! 104 00:10:51,470 --> 00:10:55,460 2人とも あとで 水汲みに行ってきておくれ。 105 00:10:55,460 --> 00:10:58,010 うん! いいよ。 一緒に行こう? 106 00:10:58,010 --> 00:11:02,470 えっ!? あっ! 汗びっしょり。 107 00:11:02,470 --> 00:11:05,840 アタイが拭いてあげる。 108 00:11:05,840 --> 00:11:07,760 ギャーッ! 109 00:11:07,760 --> 00:11:09,760 (倒れる音) 110 00:11:09,760 --> 00:11:11,780 あれま! のびちまったよ おとう。 111 00:11:11,780 --> 00:11:14,780 変なヤツだな。 アタイ 1人で行ってくる! 112 00:11:18,800 --> 00:11:20,840 はっ! 113 00:11:20,840 --> 00:11:23,390 おとう! おっかあ! 妹は鬼だ。 114 00:11:23,390 --> 00:11:27,110 早く追い出さないと 大変なことになる! 115 00:11:27,110 --> 00:11:30,530 なんだと!? お前は なんてこと言うの!? 116 00:11:30,530 --> 00:11:33,130 ウソじゃないよ! おら 見たんだ。 117 00:11:33,130 --> 00:11:37,670 お前の妹だぞ! あんな いい妹なのに。 118 00:11:37,670 --> 00:11:41,640 どうして 信じないの!? 牛の血を吸ってたんだよ! 119 00:11:41,640 --> 00:11:44,090 まだ 言うか!? この たわけ者! 120 00:11:44,090 --> 00:11:46,860 妹を悪く言うなら お前が出ていけ! 121 00:11:46,860 --> 00:11:48,860 わっ! うぅ…。 122 00:11:50,750 --> 00:11:52,820 おとうも おっかあも たいそう怒って 123 00:11:52,820 --> 00:11:54,850 耳を貸そうとしません。 124 00:11:54,850 --> 00:12:00,110 男の子は しかたがないと思って 家を出ていきました。 125 00:12:00,110 --> 00:12:19,810 ~ 126 00:12:19,810 --> 00:12:22,810 うわ~! 127 00:12:25,800 --> 00:12:27,850 ガオー! うわ~! 128 00:12:27,850 --> 00:12:33,450 ガオー! 129 00:12:35,440 --> 00:12:37,460 ガオー! あっ! 130 00:12:37,460 --> 00:12:42,840 なんだ! トゲを取ってほしかったのか。 131 00:12:42,840 --> 00:12:45,440 ガオ! 132 00:12:47,420 --> 00:12:49,480 じゃあね! 133 00:12:49,480 --> 00:12:52,080 達者でね! 134 00:12:54,180 --> 00:12:58,780 家を出てから 数日が経ちました。 135 00:13:01,770 --> 00:13:07,360 《今頃 おとうや おっかあは どうしているんだろうか? 136 00:13:07,360 --> 00:13:10,360 妹は…》 137 00:13:13,470 --> 00:13:17,950 兄は 来た道を 大急ぎで 家に戻りました。 138 00:13:39,930 --> 00:13:43,630 おとう! おっかあ! 139 00:13:43,630 --> 00:13:46,530 おぉ せがれ! せがれや! 140 00:13:46,530 --> 00:13:50,440 俺たちは お前のおとうと おっかあだ。 141 00:13:50,440 --> 00:13:54,110 妹は お前の言ったとおり 鬼だったよ! 142 00:13:54,110 --> 00:13:59,130 村の人は牛小屋に押し込まれ 血を吸われておるのじゃ。 143 00:13:59,130 --> 00:14:01,180 妹は 米をとぎにいったのじゃ。 144 00:14:01,180 --> 00:14:04,180 戻ってくる前に 早く逃げてくれ! 145 00:14:06,200 --> 00:14:08,800 (足音) 146 00:14:12,760 --> 00:14:15,140 人のにおいがするな。 147 00:14:15,140 --> 00:14:17,440 (においを嗅ぐ音) 148 00:14:20,020 --> 00:14:22,970 兄さんか 兄さんじゃな。 149 00:14:22,970 --> 00:14:25,970 久しぶりの ごちそうじゃ! 150 00:14:28,140 --> 00:14:30,840 やっぱり兄さんか。 151 00:14:30,840 --> 00:14:32,940 逃がすものか。 152 00:14:35,460 --> 00:14:38,950 観念して食われてしまえ。 ぎゃ~! 153 00:14:38,950 --> 00:14:42,470 そのとき いつか助けた虎が現れました。 154 00:14:42,470 --> 00:14:44,470 ガルルル! 155 00:14:44,470 --> 00:14:47,290 ぎゃっ! ガオー! 156 00:14:47,290 --> 00:14:51,290 あややや!? うわぁ~! 157 00:14:58,990 --> 00:15:01,290 ゲポッ。 158 00:15:09,800 --> 00:15:11,750 あっ! 159 00:15:11,750 --> 00:15:16,090 鬼のような顔つきだった妹は 元の優しい顔に戻って→ 160 00:15:16,090 --> 00:15:18,470 息を吹き返しました。 161 00:15:18,470 --> 00:15:21,480 人の姿に戻った おとうと おっかあは→ 162 00:15:21,480 --> 00:15:26,970 牛小屋に捕らわれていた 村の人々を助け出しました。 163 00:15:26,970 --> 00:15:29,840 兄は 妹と おとうと おっかあと→ 164 00:15:29,840 --> 00:15:35,440 そして 虎と いつまでも仲よく 暮らしたということです。 165 00:15:58,170 --> 00:16:00,590 暑いのに ご苦労さま。 166 00:16:00,590 --> 00:16:06,040 この人たち 庄屋様におさめる お米を運んでいるところ。 167 00:16:06,040 --> 00:16:08,960 けど 庄屋様。 気前がいいんだってよ。 168 00:16:08,960 --> 00:16:12,930 手間賃をくれるんだって。 169 00:16:12,930 --> 00:16:16,770 そりゃいいや。 うまいもんでも食って帰ろうか。 170 00:16:16,770 --> 00:16:19,090 何がいい? 何にする? 171 00:16:19,090 --> 00:16:25,210 そうだな…。 寿司なんか食ってみてぇな。 172 00:16:25,210 --> 00:16:29,480 俺は うなぎだな。 173 00:16:29,480 --> 00:16:31,450 お前は? 174 00:16:31,450 --> 00:16:34,550 う~ん 俺は…。 175 00:16:37,140 --> 00:16:39,090 天ぷら! 176 00:16:39,090 --> 00:16:41,300 つゆが飛ぶねぇ おい! 177 00:16:41,300 --> 00:16:43,470 天ぷら! やめろって。 178 00:16:43,470 --> 00:16:47,520 うぅ~ つべこべ言ってねえで 黙って押せ! 179 00:16:47,520 --> 00:16:49,520 (笑い声) 180 00:16:51,590 --> 00:16:53,790 暴れ馬だ! 181 00:16:53,790 --> 00:16:56,180 (みんな)ひぃ~! 182 00:16:56,180 --> 00:16:59,580 なんでぇ! 暴れ馬ぐれぇで! 183 00:16:59,580 --> 00:17:01,600 どうどう どうどう。 184 00:17:01,600 --> 00:17:04,140 (いななき) 185 00:17:04,140 --> 00:17:06,640 どう。 助かりやした。 186 00:17:06,640 --> 00:17:08,640 気をつけなよ。 187 00:17:14,660 --> 00:17:17,600 気の小せぇヤツらだな。 188 00:17:17,600 --> 00:17:19,920 そんなこと言うけど…。 189 00:17:19,920 --> 00:17:22,750 あんなもんで ビビるとはよ。 190 00:17:22,750 --> 00:17:26,270 俺には こえぇもんなんかねえぜ。 191 00:17:26,270 --> 00:17:29,160 化け物がでたら どうする? 192 00:17:29,160 --> 00:17:31,760 んなもの こわくはねえよ。 193 00:17:31,760 --> 00:17:33,800 じゃあ 蛇とか どうだ? 194 00:17:33,800 --> 00:17:39,590 蛇がこわくて うなぎが食えるか。 てやんでぇ! 195 00:17:39,590 --> 00:17:42,140 なんか ひとつくらいあるだろう。 196 00:17:42,140 --> 00:17:44,480 ない! 197 00:17:44,480 --> 00:17:49,460 ったく 強がりばっかり言ってると 今に痛い目にあうぞ。 198 00:17:49,460 --> 00:17:54,470 ああ どんな豪傑も 弱いところはあるもんだ。 199 00:17:54,470 --> 00:17:57,640 俺にはない! そこまで言うか。 200 00:17:57,640 --> 00:18:00,810 ないったらない! ないもんはない! 201 00:18:17,480 --> 00:18:22,430 さぁ 倉に 米俵おさめたら 仕事は終わりだ。 202 00:18:22,430 --> 00:18:26,150 うまい食い物が待ってるぜ。 203 00:18:26,150 --> 00:18:28,120 さっさと片づけちまおうぜ。 204 00:18:28,120 --> 00:18:31,120 え~ まんじゅう まんじゅうはいかが。 205 00:18:35,010 --> 00:18:38,510 まんじゅう まんじゅうは いかが。 206 00:18:43,470 --> 00:18:46,790 い いけねえ。 207 00:18:46,790 --> 00:18:49,420 う…。 208 00:18:49,420 --> 00:18:51,460 どうした 急に震え出して。 209 00:18:51,460 --> 00:18:58,420 すまねえが少し横にならせてくれ。 え? 210 00:18:58,420 --> 00:19:01,950 あそこの物置でいいや。 え? 211 00:19:01,950 --> 00:19:04,840 横にならせてくれ。 212 00:19:04,840 --> 00:19:08,440 う~。 え? 213 00:19:12,430 --> 00:19:14,480 何があった。 214 00:19:14,480 --> 00:19:20,090 う~。 どうしたんだ言ってみろ。 215 00:19:20,090 --> 00:19:25,760 実は 俺にも ひとつだけ こわいもんがあったんだ。 216 00:19:25,760 --> 00:19:29,200 こわいもの そら何だ? 217 00:19:29,200 --> 00:19:32,100 言うのも恥ずかしいんだが。 218 00:19:32,100 --> 00:19:36,520 言ってみろ。 まんじゅう。 219 00:19:36,520 --> 00:19:38,820 え? 220 00:19:41,760 --> 00:19:45,510 え~ まんじゅう まんじゅうはいかが まんじゅう。 221 00:19:45,510 --> 00:19:47,510 おそ… 恐ろしい! 222 00:20:03,430 --> 00:20:06,520 まんじゅうが こわいって? おお。 223 00:20:06,520 --> 00:20:08,820 変わった野郎だね。 224 00:20:11,440 --> 00:20:13,490 俺は 大好物。 225 00:20:13,490 --> 00:20:16,760 強がりばっかり言ってたヤツが。 226 00:20:16,760 --> 00:20:20,480 まだ荷も降ろしてねえのに。 227 00:20:20,480 --> 00:20:25,420 アイツ しゃべっちゃ手を休めて 押すのをさぼってやがったんだぜ。 228 00:20:25,420 --> 00:20:32,130 しようがねえヤツだな。 ひとつ こらしめてやるべ。 229 00:20:32,130 --> 00:20:35,660 (みんな)え? どうするつもりだ。 230 00:20:35,660 --> 00:20:38,760 ひとつ考えがある。 (2人)え? 231 00:20:53,430 --> 00:21:00,140 どうしてる? ムシロかぶって震えてやがる。 232 00:21:00,140 --> 00:21:03,440 ざまぁねえな。 (2人)フフフフッ。 233 00:21:03,440 --> 00:21:06,460 買ってきたぜ。 おっ すまねえ。 234 00:21:06,460 --> 00:21:08,460 よっしゃ。 235 00:21:16,300 --> 00:21:19,140 それ まんじゅうだぞ。 236 00:21:19,140 --> 00:21:23,110 ひえ~っ! 237 00:21:23,110 --> 00:21:27,800 ま まんじゅう こわいよ! 238 00:21:27,800 --> 00:21:30,490 (みんな)ヘヘヘヘッ。 239 00:21:30,490 --> 00:21:32,420 ホントに まんじゅうが こわいのか。 240 00:21:32,420 --> 00:21:34,440 情けねえヤツだな。 241 00:21:34,440 --> 00:21:39,180 (みんな)ヘヘヘヘッ。 242 00:21:39,180 --> 00:21:42,480 静かになった。 243 00:21:47,120 --> 00:21:49,990 気でもなくしたかな。 まさか。 244 00:21:49,990 --> 00:21:51,920 俺は知らねえぜ。 245 00:21:51,920 --> 00:21:54,780 無責任なこと言うなよ。 246 00:21:54,780 --> 00:21:57,780 おい! 247 00:22:04,440 --> 00:22:07,490 あ~っ! 248 00:22:07,490 --> 00:22:09,420 食べてるじゃねえか。 249 00:22:09,420 --> 00:22:11,460 それも。 うまそうに。 250 00:22:11,460 --> 00:22:15,110 しまった まんまと ダマされた。 251 00:22:15,110 --> 00:22:17,710 ホントに こわいもんはねえのか! 252 00:22:22,520 --> 00:22:31,520 今度は 渋いお茶がこわい ヘヘヘッ。