1 00:00:00,710 --> 00:00:04,714 (冬雪(とうせつ))やはり あなた様が玲琳(れいりん)様なのですね 2 00:00:05,339 --> 00:00:07,591 その止血布(しけつふ)の巻き方 3 00:00:08,175 --> 00:00:09,927 ほほ笑み方 4 00:00:10,010 --> 00:00:13,222 困ると 頬に手を お当てになる癖 5 00:00:13,305 --> 00:00:15,224 やはり そうなのですね! 6 00:00:16,350 --> 00:00:17,977 (玲琳:慧月(けいげつ)の声) わたくしは… あ… 7 00:00:20,187 --> 00:00:22,231 (冬雪)申し訳ございません! 8 00:00:23,190 --> 00:00:24,233 (玲琳:慧月の声)冬雪 9 00:00:24,316 --> 00:00:26,777 顔を上げてくださいませ 10 00:00:26,861 --> 00:00:27,737 (冬雪)いいえ 11 00:00:28,320 --> 00:00:32,366 この冬雪 玲琳様に 合わせる顔などありませぬ! 12 00:00:34,160 --> 00:00:35,119 分かりました 13 00:00:35,911 --> 00:00:37,037 では 14 00:00:37,580 --> 00:00:39,290 わたくしが かがみましょう 15 00:00:39,373 --> 00:00:40,249 (冬雪)あっ… 16 00:00:41,751 --> 00:00:42,752 ああ… 17 00:00:43,335 --> 00:00:45,337 これぞ 玲琳様 18 00:00:45,421 --> 00:00:47,673 わたくしは 7日もの間 19 00:00:47,757 --> 00:00:51,719 なぜ 朱(しゅ) 慧月なんかを 玲琳様と思い込んでいたのか 20 00:00:52,678 --> 00:00:57,975 (泣き声) 21 00:00:58,517 --> 00:01:02,855 ♪~ 22 00:02:22,685 --> 00:02:27,940 ~♪ 23 00:02:29,567 --> 00:02:30,693 (玲琳:慧月の声)冬雪は 24 00:02:30,776 --> 00:02:33,070 どうして 気づいたのですか? 25 00:02:33,153 --> 00:02:35,573 (冬雪) お恥ずかしながら つい先ほど 26 00:02:35,656 --> 00:02:37,950 かの女が目覚めた時 27 00:02:38,033 --> 00:02:42,204 蓄積されていた違和感が 沸々と あふれ出しまして 28 00:02:42,288 --> 00:02:43,747 (珠蘭)玲琳様! 29 00:02:43,831 --> 00:02:46,208 ああ 本当によかった 30 00:02:46,292 --> 00:02:48,377 (珊瑚)どれだけ 気をもみましたことか! 31 00:02:48,460 --> 00:02:52,673 (翠玉)朱 慧月の破魔の弓にすら すがる思いでした! 32 00:02:52,756 --> 00:02:54,800 (慧月:玲琳の声)朱 慧月? 33 00:02:54,884 --> 00:02:57,761 (珠蘭) はい 玲琳様のためにと言って 34 00:02:57,845 --> 00:03:00,014 夜通しで弓を引いたのですわ 35 00:03:00,097 --> 00:03:00,931 ハッ… 36 00:03:01,015 --> 00:03:04,560 (珊瑚)最初は 何を たくらんでいるのかと思いましたが 37 00:03:04,643 --> 00:03:08,856 朱家とは相性の悪いはずの 玄(げん)家の弓を引き続けて 38 00:03:08,939 --> 00:03:11,942 意外な一面を かいま見た思いです 39 00:03:12,026 --> 00:03:14,153 (慧月:玲琳の声) わたくしは だまされないわ! 40 00:03:15,112 --> 00:03:17,907 あなたたちも だまされてはいけませんわ! 41 00:03:17,990 --> 00:03:20,576 あの女は… 朱 慧月は… 42 00:03:20,659 --> 00:03:23,162 自分勝手な雛宮(すうぐう)イチの悪女で 43 00:03:23,245 --> 00:03:24,788 ドブネズミなのよ! 44 00:03:26,373 --> 00:03:30,294 (冬雪)雛女(ひめ)様 少し錯乱しておいでのご様子 45 00:03:30,377 --> 00:03:33,172 鎮静の薬湯を お持ちいたしました 46 00:03:33,255 --> 00:03:37,009 ただ これは 朱 慧月が煎じたもの 47 00:03:37,092 --> 00:03:40,512 薬師(くすし)が毒味して 問題ないとのことでしたが 48 00:03:40,596 --> 00:03:41,472 お嫌なら… 49 00:03:41,555 --> 00:03:42,389 ハッ… 50 00:03:43,182 --> 00:03:45,768 いいえ いただくわ 51 00:03:56,695 --> 00:03:57,196 ハァ… 52 00:03:57,196 --> 00:03:58,364 ハァ… 53 00:03:57,196 --> 00:03:58,364 (扉が閉まる音) 54 00:03:59,949 --> 00:04:01,450 (冬雪)お前は誰だ 55 00:04:01,533 --> 00:04:02,368 ハッ… 56 00:04:02,451 --> 00:04:05,621 な… 何を言っているの 冬雪 57 00:04:05,704 --> 00:04:08,123 わたくしは 黄(こう) 玲琳… 58 00:04:08,207 --> 00:04:09,959 ううっ… ハッ… 59 00:04:10,542 --> 00:04:13,963 我が至上のお方の名を かたるな 偽者め! 60 00:04:14,046 --> 00:04:16,048 我が最愛の雛女は 61 00:04:16,131 --> 00:04:18,509 “ちくしょう”などと 決して言わない! 62 00:04:19,093 --> 00:04:21,387 ちくしょう… 63 00:04:21,470 --> 00:04:22,429 ハッ… 64 00:04:22,972 --> 00:04:25,265 (冬雪)他家の雛女を 決して おとしめない! 65 00:04:25,349 --> 00:04:26,266 ましてや 66 00:04:26,350 --> 00:04:30,020 悪女とまで おとしめた人物から 施しなど受けない! 67 00:04:30,104 --> 00:04:31,271 ヒッ… 68 00:04:31,855 --> 00:04:35,651 (冬雪)今 思えば 乞巧節(きっこうせつ)の頃から おかしかったのだ 69 00:04:35,734 --> 00:04:39,279 玲琳様のお体に 居座っているお前は 70 00:04:39,363 --> 00:04:41,532 朱 慧月だな 71 00:04:42,616 --> 00:04:43,784 くっ… 72 00:04:44,785 --> 00:04:46,704 (玲琳:慧月の声) それで かの方は 73 00:04:46,787 --> 00:04:49,289 素直に事情を話されたのですか? 74 00:04:49,373 --> 00:04:50,457 (冬雪)はい 75 00:04:50,541 --> 00:04:53,794 お二人の入れ替わりは 禁術の結果だと 76 00:04:54,420 --> 00:04:55,295 すべて 77 00:04:55,879 --> 00:04:58,298 快く話されました 78 00:04:58,382 --> 00:05:01,051 (玲琳)さては 脅しましたね 79 00:05:01,135 --> 00:05:04,680 あ… 莉莉(りーりー)は驚かないのですか? 80 00:05:04,763 --> 00:05:05,681 (莉莉)まあ… 81 00:05:05,764 --> 00:05:08,475 前から もしかしてと思ってたんで 82 00:05:08,559 --> 00:05:11,061 殿下の胡蝶(こちょう)と名高い方が 83 00:05:11,145 --> 00:05:15,149 まさか こんな ちょっと あれな方だったのは驚きですけど 84 00:05:15,232 --> 00:05:17,234 ちょっと あれ… 85 00:05:18,402 --> 00:05:19,945 (莉莉)アハハ… 86 00:05:20,029 --> 00:05:22,823 (玲琳:慧月の声) では なぜ 今まで何も? 87 00:05:24,992 --> 00:05:26,744 (莉莉)尋ねてしまったら 88 00:05:26,827 --> 00:05:28,954 この不思議なご縁が 89 00:05:29,038 --> 00:05:32,249 あんたの存在ごと 消えちゃう気がして 90 00:05:32,332 --> 00:05:33,500 だから… 91 00:05:33,584 --> 00:05:35,753 あ… 莉莉 92 00:05:36,336 --> 00:05:38,505 雛女様は なぜ わたくしどもに 93 00:05:38,589 --> 00:05:41,550 救いを求めて くださらなかったのですか? 94 00:05:41,633 --> 00:05:42,926 (玲琳:慧月の声)それは… 95 00:05:43,969 --> 00:05:46,388 (冬雪) もしや 何らかの口封じを? 96 00:05:46,472 --> 00:05:48,265 朱 慧月め 97 00:05:48,348 --> 00:05:49,892 どこまでも卑劣な… 98 00:05:49,975 --> 00:05:53,020 あっ… まさか あの時も… 99 00:05:53,645 --> 00:05:55,773 信じてもらえないかも しれませんが 100 00:05:55,856 --> 00:05:57,608 わたくしは… あ… 101 00:05:58,609 --> 00:06:01,445 (冬雪)御身を 見抜けなかったばかりか 102 00:06:01,528 --> 00:06:03,739 罵って毒を渡し… 103 00:06:04,239 --> 00:06:07,576 わたくしの愚かさは 万死に値します 104 00:06:07,659 --> 00:06:09,495 でもね 冬雪 105 00:06:09,578 --> 00:06:13,415 わたくしは この状況に感謝しているのです 106 00:06:13,499 --> 00:06:14,750 (冬雪)感謝? 107 00:06:16,043 --> 00:06:17,836 (玲琳:慧月の声)この7日間は 108 00:06:17,920 --> 00:06:20,964 まるで宝物のような日々でした 109 00:06:21,048 --> 00:06:24,927 今まで経験できなかったことに たくさん挑んで 110 00:06:25,010 --> 00:06:27,721 たくさん触れられたのですから 111 00:06:27,805 --> 00:06:31,225 できることなら 大ごとにせず終わりたいの 112 00:06:31,308 --> 00:06:33,727 雛女様が たとえ そう おっしゃられても 113 00:06:33,811 --> 00:06:35,354 わたくしは… 114 00:06:35,437 --> 00:06:37,606 やはり あの女を許せません 115 00:06:37,689 --> 00:06:41,610 大ごとになろうとも 朱 慧月を断罪させたのち 116 00:06:41,693 --> 00:06:43,570 すぐにでも自害を! 117 00:06:43,654 --> 00:06:44,696 それは許しません 118 00:06:45,948 --> 00:06:46,907 (冬雪)ですが… 119 00:06:46,990 --> 00:06:47,950 (玲琳:慧月の声)ダメです 120 00:06:48,033 --> 00:06:53,330 死ぬよりも 健康に生きるほうが 何倍も難しいのです 121 00:06:53,413 --> 00:06:54,832 (冬雪)あ… 122 00:06:54,915 --> 00:06:56,875 贖罪(しょくざい)を願うなら 123 00:06:56,959 --> 00:07:01,088 その手段に安易な死など 選ばないでくださいませ 124 00:07:01,171 --> 00:07:06,176 ですが それでは あまりにも申し訳が立ちませぬ 125 00:07:07,594 --> 00:07:09,680 (玲琳:慧月の声) 分かりました 冬雪 126 00:07:09,763 --> 00:07:11,223 では こうしましょう 127 00:07:11,807 --> 00:07:16,061 かの方と あなた自身を 害することを禁じます 128 00:07:16,145 --> 00:07:19,439 殿下や陛下に真実を告げることも 129 00:07:20,440 --> 00:07:23,318 わたくしと 同じ目に遭ってください 130 00:07:23,402 --> 00:07:27,614 それをもって 冬雪 あなたへの罰とします 131 00:07:27,698 --> 00:07:30,325 そんな… 甘すぎます 132 00:07:30,409 --> 00:07:33,162 (玲琳:慧月の声) 主人と同じ苦境を味わうのですよ 133 00:07:33,245 --> 00:07:35,289 どこが甘いものですか 134 00:07:35,372 --> 00:07:36,623 ですが… 135 00:07:36,707 --> 00:07:40,210 (玲琳:慧月の声)かの方は 一命を取り留めたとはいえ 136 00:07:40,294 --> 00:07:42,838 雛宮は厳しい場所です 137 00:07:42,921 --> 00:07:45,340 あなたを信頼するからこそ 138 00:07:45,424 --> 00:07:48,427 黄麒宮(こうきぐう)にとどまり 守ってもらいたいの 139 00:07:49,511 --> 00:07:51,180 承知しました 140 00:07:51,263 --> 00:07:54,433 ご下命とあらば 最善を尽くします 141 00:07:57,019 --> 00:08:00,439 だますような形になってしまって ごめんなさい 142 00:08:01,148 --> 00:08:02,441 (莉莉)黄 玲琳様 143 00:08:02,524 --> 00:08:06,320 朱駒宮(しゅくぐう)の人間として おわび申し上げます 144 00:08:06,403 --> 00:08:08,864 莉莉 やめてください 145 00:08:08,947 --> 00:08:11,825 どうか 今までのように 接してください 146 00:08:12,409 --> 00:08:14,536 あなたが 気さくでいてくれなければ 147 00:08:14,620 --> 00:08:16,496 わたくしは ここでの生活を 148 00:08:16,580 --> 00:08:19,374 こんなには 楽しめなかったのですから 149 00:08:19,458 --> 00:08:20,334 でも… 150 00:08:20,417 --> 00:08:22,753 (玲琳:慧月の声) いずれ ここでの暮らしも 151 00:08:22,836 --> 00:08:24,963 終わってしまうことでしょう 152 00:08:25,047 --> 00:08:25,964 ですから 153 00:08:26,048 --> 00:08:28,300 せめて それまでは 154 00:08:33,722 --> 00:08:34,723 (莉莉)フッ… 155 00:08:34,806 --> 00:08:37,226 まっ 正直 殿下の胡蝶が 156 00:08:37,309 --> 00:08:40,354 こんな芋好きで 鍛錬好きの変人と知っては 157 00:08:40,437 --> 00:08:42,189 敬意を払おうにもねえ… 158 00:08:42,272 --> 00:08:45,234 まあ 莉莉 あんまりですわ 159 00:08:45,317 --> 00:08:46,401 ちょっと! 160 00:08:46,485 --> 00:08:48,237 信じられない 161 00:08:48,320 --> 00:08:49,988 真っ青じゃないか 162 00:08:50,072 --> 00:08:51,657 そりゃそうだよ 163 00:08:51,740 --> 00:08:54,409 あんなにムチャしまくって 気絶した人間が 164 00:08:54,493 --> 00:08:57,496 すぐに平然と 起き上がれるはずないじゃないか 165 00:08:57,579 --> 00:08:58,914 いいから寝ろ! 166 00:08:58,997 --> 00:09:01,083 (玲琳:慧月の声) 莉莉 大げさですわ 167 00:09:01,166 --> 00:09:02,000 (莉莉)うるさい! 168 00:09:02,084 --> 00:09:05,545 とにかく あんたは この寝台から一歩も動くな 169 00:09:05,629 --> 00:09:07,547 ならば せめて刺繍(ししゅう)でも… 170 00:09:07,631 --> 00:09:08,507 縫うな! 171 00:09:08,590 --> 00:09:10,509 編むな 何もするな! 172 00:09:10,592 --> 00:09:11,843 寝ろ! 173 00:09:12,344 --> 00:09:13,428 (玲琳:慧月の声)莉莉ったら 174 00:09:13,512 --> 00:09:16,431 主人に対して まるで遠慮がありませんわ 175 00:09:16,515 --> 00:09:19,017 あんたが 遠慮するなって言ったんでしょ! 176 00:09:19,601 --> 00:09:20,686 フフッ 177 00:09:21,270 --> 00:09:24,273 ありがとう 莉莉 178 00:09:25,023 --> 00:09:27,276 (莉莉)人騒がせな雛女め 179 00:09:32,864 --> 00:09:37,244 (慧月:玲琳の声) ハァ ハァ ハァ… 180 00:09:37,327 --> 00:09:40,289 (冬雪)おのれ 禁術などと卑怯(ひきょう)なまねを! 181 00:09:40,372 --> 00:09:41,540 (慧月:玲琳の声)くっ… 182 00:09:41,623 --> 00:09:43,709 やりたければ やれば? 183 00:09:43,792 --> 00:09:44,793 でもね 184 00:09:44,876 --> 00:09:49,172 黄 玲琳の魂を元に戻せるのは 私だけなのよ 185 00:09:49,256 --> 00:09:50,257 (冬雪)くっ… 186 00:09:55,178 --> 00:09:57,723 (慧月:玲琳の声) この体が どうなってもいいの? 187 00:09:57,806 --> 00:09:59,266 (冬雪)くっ… 188 00:10:00,100 --> 00:10:02,019 我が主(あるじ)に会ってくる 189 00:10:02,519 --> 00:10:04,646 このままで済むと思うな 190 00:10:06,523 --> 00:10:07,441 (扉が開く音) 191 00:10:09,067 --> 00:10:12,487 (慧月:玲琳の声)ハァ ハァ… 192 00:10:15,073 --> 00:10:17,743 もう おしまいだわ 193 00:10:17,826 --> 00:10:19,244 女官で あれだもの 194 00:10:19,953 --> 00:10:23,206 もし 殿下がお知りになったら… 195 00:10:24,124 --> 00:10:27,252 (慧月)結局 同じね 196 00:10:27,336 --> 00:10:30,547 誰からも愛される女と 入れ替わっても 197 00:10:30,630 --> 00:10:34,301 たった7日で 激しい敵意にさらされる 198 00:10:34,885 --> 00:10:37,012 誰も救ってなどくれない 199 00:10:40,223 --> 00:10:41,224 (玲琳:慧月の声)わたくし 200 00:10:41,308 --> 00:10:45,062 入れ替わって いい思いを させていただいてばかりですし 201 00:10:45,145 --> 00:10:46,980 きちんと お話しできれば 202 00:10:47,064 --> 00:10:49,733 何か風が吹くことも あるかもしれません 203 00:10:49,816 --> 00:10:54,321 玲琳様のためにと言って 夜通しで弓を引いたのですわ 204 00:10:56,073 --> 00:10:57,824 (慧月)どうしてよ 205 00:11:00,285 --> 00:11:01,620 どうして… 206 00:11:03,121 --> 00:11:05,290 どうして あなたは 207 00:11:05,374 --> 00:11:08,126 いつも… いつまでも 208 00:11:08,627 --> 00:11:10,295 美しいのよ 209 00:11:12,631 --> 00:11:18,553 (泣き声) 210 00:11:21,640 --> 00:11:23,141 (物音) 211 00:11:23,225 --> 00:11:24,059 あっ… 212 00:11:24,643 --> 00:11:25,894 あれは… 213 00:11:26,395 --> 00:11:31,316 (慧月)そういえば 夢の中で襲ってきた無数の目玉 214 00:11:32,025 --> 00:11:35,028 あれは 恐らく 病魔の姿 215 00:11:35,112 --> 00:11:39,032 それが破魔の弓の弦音(つるね)を 聞いて消えた 216 00:11:39,616 --> 00:11:43,620 でも 病が 弦音で祓(はら)えるなんて おかしい 217 00:11:44,121 --> 00:11:46,248 祓えるとしたら それは 218 00:11:47,374 --> 00:11:48,250 呪い 219 00:11:49,126 --> 00:11:51,753 なぜ 金(きん)家からの贈り物に? 220 00:11:55,006 --> 00:11:56,174 あっ! 221 00:11:59,010 --> 00:12:00,929 蠱毒(こどく)… 222 00:12:01,012 --> 00:12:06,059 (慧月)それも 病で死ぬように 呪いをかけられたもの 223 00:12:06,643 --> 00:12:07,686 まさか… 224 00:12:07,769 --> 00:12:10,188 だって これを作れるのは… 225 00:12:10,272 --> 00:12:13,442 わたくしと あと1人だけ 226 00:12:13,525 --> 00:12:14,693 (慧月:玲琳の声)あ… 227 00:12:16,153 --> 00:12:18,196 ウソでしょう… 228 00:12:24,286 --> 00:12:26,413 (麗雅(れいが))お見舞いの品ですわ 229 00:12:26,496 --> 00:12:28,707 どうぞ 玲琳様に 230 00:12:32,794 --> 00:12:38,258 (清佳(せいか))玲琳様のご回復を祝う 茶会だなんて 白々しいこと 231 00:12:38,341 --> 00:12:41,970 病弱な玲琳様を 批判するのが目的のくせに 232 00:12:42,053 --> 00:12:44,306 (麗雅)まあ ご覧になって 233 00:12:44,389 --> 00:12:47,601 キンポウゲのなんと愛らしいこと 234 00:12:47,684 --> 00:12:51,605 ですが 少し しおれておりますわね 235 00:12:51,688 --> 00:12:55,609 (芳林(ほうりん))かの黄色の花は あまりに繊細ですもの 236 00:12:55,692 --> 00:12:58,987 豪奢(ごうしゃ)な花瓶に挿されても すぐ枯れてしまうのなら 237 00:12:59,070 --> 00:13:01,490 かえって哀れですわね 238 00:13:01,573 --> 00:13:03,992 (芳林・麗雅)オホホホホ… 239 00:13:04,075 --> 00:13:06,203 (清佳)朱 慧月 240 00:13:06,286 --> 00:13:11,416 ドブネズミのあなたがいたことで 1つだけ いいことがありましたわ 241 00:13:11,500 --> 00:13:13,251 泥臭いあなたがいれば 242 00:13:13,335 --> 00:13:16,755 あさましい女の放つ腐臭は 目立たない 243 00:13:17,881 --> 00:13:21,593 (雅媚(がび))玲琳様のご回復を お祈りいたします 244 00:13:25,555 --> 00:13:26,515 (絹秀(けんしゅう))朱貴妃 245 00:13:27,182 --> 00:13:28,767 どうした? その足は 246 00:13:29,643 --> 00:13:31,770 大したことではございません 247 00:13:34,356 --> 00:13:35,815 (絹秀)皆の者 248 00:13:35,899 --> 00:13:39,861 今日は 我が雛女 玲琳のために 手間を取らせたな 249 00:13:39,945 --> 00:13:40,779 礼を言う 250 00:13:40,862 --> 00:13:44,366 (歌吹(かすい))玲琳様は その後 いかがお過ごしでしょうか 251 00:13:44,449 --> 00:13:48,036 (芳春(ほうしゅん))意識を取り戻したとは お聞きしているのですが… 252 00:13:48,119 --> 00:13:49,788 (絹秀)心配をかけたな 253 00:13:49,871 --> 00:13:52,415 玲琳は すでに回復したのだが 254 00:13:52,499 --> 00:13:56,378 まだ 過保護な女官たちに 軟禁されていてな 255 00:13:56,461 --> 00:13:57,671 あまり案ずるな 256 00:13:57,754 --> 00:14:01,049 (麗雅)まあ 安心いたしましたわ 257 00:14:01,132 --> 00:14:06,221 ですが こうも病弱ですと 心配ですわねえ 258 00:14:06,304 --> 00:14:10,058 雛女は やがて妃(きさき)になって 陛下をお慰めし 259 00:14:10,141 --> 00:14:13,061 子をもうけなければならないのに 260 00:14:13,144 --> 00:14:16,648 はたして 玲琳様に そのようなご体力があるのか 261 00:14:16,648 --> 00:14:17,566 はたして 玲琳様に そのようなご体力があるのか 262 00:14:16,648 --> 00:14:17,566 (清佳)叔母様! 263 00:14:17,649 --> 00:14:19,317 (絹秀)金淑妃 (清佳)あ… 264 00:14:19,401 --> 00:14:21,278 陛下が おっしゃっていたぞ 265 00:14:21,361 --> 00:14:24,197 お前は 相手として申し分ないが 266 00:14:24,281 --> 00:14:27,242 声が大きいのには難儀すると 267 00:14:27,325 --> 00:14:28,577 (せき込み) 268 00:14:28,660 --> 00:14:29,828 まっ… なっ… 269 00:14:29,911 --> 00:14:32,581 真っ昼間から なんという下世話な! 270 00:14:32,664 --> 00:14:33,873 はあ? 271 00:14:33,957 --> 00:14:37,544 わらわは 碁の手合わせの話をしただけだぞ 272 00:14:37,627 --> 00:14:40,880 お前こそ 何 いやらしいことを考えておる 273 00:14:40,964 --> 00:14:42,716 好き者よなあ 274 00:14:42,799 --> 00:14:46,886 よくも 皇后でありながら そのような卑しい口を… 275 00:14:46,970 --> 00:14:48,346 (絹秀)金 麗雅 276 00:14:48,430 --> 00:14:51,099 わらわも陛下と同意見だ 277 00:14:51,182 --> 00:14:52,851 お前の声は 278 00:14:53,810 --> 00:14:56,354 時々 ひどく耳に障る 279 00:14:56,438 --> 00:14:57,606 (芳林)あっ… 280 00:14:57,689 --> 00:15:01,192 本人は たあいのない さえずりをしたつもりでも 281 00:15:01,276 --> 00:15:03,111 その甲高い響きが 282 00:15:03,194 --> 00:15:06,114 弱った者には 毒となることもあろう 283 00:15:06,197 --> 00:15:11,620 ここを見舞いの場と心得るなら その不快な口をつぐめ 284 00:15:11,703 --> 00:15:13,663 野に放たれたいのか? 285 00:15:15,040 --> 00:15:18,376 (清佳)淑妃が とんだ失礼を申し上げました 286 00:15:18,460 --> 00:15:21,838 金家の者として おわび申し上げます 287 00:15:25,550 --> 00:15:27,552 フッ よかろう 288 00:15:27,636 --> 00:15:30,597 金家は しっかりした雛女に 恵まれたなあ 289 00:15:32,682 --> 00:15:37,604 まあ 金淑妃が わらわに 敬意を払えぬのも分かるがな 290 00:15:37,687 --> 00:15:41,650 雛宮時代 わらわが 皇后になると予想した者など 291 00:15:41,733 --> 00:15:43,610 誰一人いなかったしな 292 00:15:43,693 --> 00:15:44,527 (歌吹)まあ 293 00:15:44,611 --> 00:15:46,112 (芳春)そうなのですか? 294 00:15:46,196 --> 00:15:49,616 わらわは 最年長の雛女で かわいげもない 295 00:15:49,699 --> 00:15:53,119 女のたしなみというものには てんで興味がなく 296 00:15:53,203 --> 00:15:57,123 玄賢妃との組手が 唯一の気晴らしだったからな 297 00:15:57,207 --> 00:15:58,124 (傲雪(ごうせつ))フッ… 298 00:15:58,208 --> 00:16:02,837 我らが組めば 当時の鷲官長(しゅうかんちょう)とて震えたものよ 299 00:16:02,921 --> 00:16:04,255 なあ? 傲雪 300 00:16:04,339 --> 00:16:06,633 (傲雪) フッ… さようでございますな 301 00:16:07,467 --> 00:16:10,804 (絹秀)最も輝いていたのは 朱貴妃だった 302 00:16:10,887 --> 00:16:12,972 麗しく 慈愛深く 303 00:16:13,056 --> 00:16:15,850 徳に高く 奥ゆかしい 304 00:16:15,934 --> 00:16:18,603 殿下の芙蓉(ふよう)と たたえられてな 305 00:16:18,687 --> 00:16:20,605 過ぎたお話です 306 00:16:20,689 --> 00:16:23,692 過分なお言葉 お恥ずかしいかぎりですわ 307 00:16:23,775 --> 00:16:25,110 (絹秀)過分なものか 308 00:16:25,694 --> 00:16:27,612 お前のとりなしがなければ 309 00:16:27,696 --> 00:16:31,366 わらわは雛宮に残れたかどうか 310 00:16:32,367 --> 00:16:33,868 (雅媚)絹秀様? 311 00:16:33,952 --> 00:16:36,621 そんなところで 何をなさっているのです? 312 00:16:36,705 --> 00:16:38,373 (絹秀)ここで昼寝すれば 313 00:16:38,456 --> 00:16:41,584 体調を崩して 儀式を休めると思ってな 314 00:16:41,668 --> 00:16:43,837 (雅媚)そんな理由で 危険行為を働くのは 315 00:16:43,920 --> 00:16:45,588 およしなさいませ! 316 00:16:46,339 --> 00:16:48,967 (雅媚) 絹秀様が いくら聡明(そうめい)でも 317 00:16:49,050 --> 00:16:51,845 乞巧節で披露する刺繍が これでは 318 00:16:51,928 --> 00:16:54,681 他の雛女たちに侮られましょう 319 00:16:54,764 --> 00:16:56,391 悔しくはないのですか? 320 00:16:56,474 --> 00:16:57,892 全く 321 00:16:57,976 --> 00:17:00,437 わらわは 官吏になりたかったのだ 322 00:17:00,520 --> 00:17:03,356 天下の母たる皇后なら やってもいいが 323 00:17:03,440 --> 00:17:05,650 皇后の座には雅媚がいるしな 324 00:17:05,734 --> 00:17:09,154 それは 殿下が お決めになることですが… 325 00:17:09,237 --> 00:17:13,241 絹秀様が侮られるのは わたくしが嫌ですわ 326 00:17:13,324 --> 00:17:14,659 ですから 327 00:17:14,743 --> 00:17:15,994 これを 328 00:17:16,619 --> 00:17:17,871 (絹秀)ほう 329 00:17:17,954 --> 00:17:19,664 もし 幸運に恵まれ 330 00:17:19,748 --> 00:17:22,375 わたくしが皇后となることが あったなら 331 00:17:22,459 --> 00:17:26,671 その右腕となる貴妃の座には 絹秀様がいてほしいですわ 332 00:17:26,755 --> 00:17:27,714 (絹秀)あ… 333 00:17:27,797 --> 00:17:30,967 ウソがなく まっすぐなあなた様が 334 00:17:31,050 --> 00:17:34,971 心が弱いわたくしには どんなに支えとなることか 335 00:17:35,054 --> 00:17:38,433 心が弱い? 冗談を 336 00:17:38,516 --> 00:17:40,977 刺繍には 人柄が表れる 337 00:17:41,060 --> 00:17:42,979 これは 繊細に見えるが 338 00:17:43,062 --> 00:17:47,150 色使いは大胆で 念入りに重ねて縫ってある 339 00:17:47,233 --> 00:17:52,739 何度も針で硬い布をうがった 執念と根性の持ち主ということだ 340 00:17:52,822 --> 00:17:54,032 まあ… 341 00:17:54,115 --> 00:17:56,034 何だか ひどい言われようです 342 00:17:56,117 --> 00:17:57,952 (絹秀) だが 当たっているだろう? 343 00:17:58,036 --> 00:18:02,791 お前は 一度 決めたことは 何としても やり通す苛烈(かれつ)な女だ 344 00:18:02,874 --> 00:18:04,751 そこが わらわは気に入ってる 345 00:18:04,834 --> 00:18:05,752 (雅媚)フッ… 346 00:18:06,252 --> 00:18:08,463 わたくしへの評価は どうあれ 347 00:18:08,546 --> 00:18:12,050 刺繍をお役立ていただけるのなら 何よりですわ 348 00:18:12,133 --> 00:18:16,054 いや これを殿下に披露するなど もったいない 349 00:18:16,137 --> 00:18:18,264 わらわの手巾にする 350 00:18:20,266 --> 00:18:21,726 まあ… 351 00:18:21,810 --> 00:18:23,561 (絹秀)お前への礼は 何がいい? 352 00:18:23,645 --> 00:18:25,146 刀か 槍(やり)か 353 00:18:25,230 --> 00:18:27,190 ああ 弓なんて どうだ? 354 00:18:27,273 --> 00:18:30,235 (雅媚)なぜ 武器しか 選択肢がないのです 355 00:18:30,318 --> 00:18:31,945 敵意の表れですか? 356 00:18:32,028 --> 00:18:33,112 バカめ 357 00:18:33,196 --> 00:18:36,449 武器を授けることの意味が 分からないのか? 358 00:18:36,533 --> 00:18:39,869 たとえ すぐに駆けつけられぬほど 離れてしまっても 359 00:18:39,953 --> 00:18:41,955 その武器が自分の代わりに 360 00:18:42,038 --> 00:18:43,957 お前を守り続ける 361 00:18:45,041 --> 00:18:48,711 こんな最上の友情表現 他になかろうが 362 00:18:49,337 --> 00:18:50,713 (雅媚)ハッ… 363 00:18:50,797 --> 00:18:53,633 はいはい また そのようなことを 364 00:18:53,716 --> 00:18:55,802 では 気が向いたら くださいませ 365 00:18:55,885 --> 00:18:58,763 武器の礼など いつでも構いませんので 366 00:18:58,847 --> 00:19:00,974 来年でも来世でも結構です 367 00:19:02,809 --> 00:19:06,229 (絹秀)誰の目にも 序列が明らかだったからこそ 368 00:19:06,312 --> 00:19:08,731 平和だったあの時代… 369 00:19:08,815 --> 00:19:10,233 だが… 370 00:19:10,817 --> 00:19:12,485 (雅媚)殿下が伝染病? 371 00:19:12,569 --> 00:19:14,404 (鷲官長)嘔吐(おうと)を繰り返され 372 00:19:14,487 --> 00:19:17,740 薬師の煎じた薬も お飲みになれない状態です 373 00:19:18,366 --> 00:19:22,579 伝染のおそれがあり 雛女君たちは 各宮にて禁足を 374 00:19:22,662 --> 00:19:23,538 (麗雅)そんな! 375 00:19:23,621 --> 00:19:25,331 (芳林)恐ろしいわ… 376 00:19:26,332 --> 00:19:27,917 (麗雅)急ぎ離れましょう 377 00:19:28,001 --> 00:19:29,752 (傲雪)わたくしは 蔵にこもる 378 00:19:29,836 --> 00:19:33,339 感染していないと分かるまで 皆は近づかぬように 379 00:19:33,423 --> 00:19:34,257 (上級女官たち)はっ! 380 00:19:34,340 --> 00:19:36,676 (上級女官)雅媚様 さあ お早く 381 00:19:37,176 --> 00:19:38,011 (上級女官たち)あっ… 382 00:19:38,094 --> 00:19:41,264 (鷲官長)絹秀様 何をなさるおつもりか! 383 00:19:41,347 --> 00:19:43,391 (絹秀)看病なさるおつもりさ 384 00:19:43,474 --> 00:19:47,186 夫を最後まで守りきるのが 妻の本分だ 385 00:19:47,270 --> 00:19:50,148 側女(そばめ)として 男を慰める意志はないが 386 00:19:50,231 --> 00:19:53,902 夫のために 命を捨てる覚悟ならある 387 00:19:53,985 --> 00:19:56,404 (一同)あっ… 388 00:20:02,911 --> 00:20:04,037 ああ 389 00:20:04,120 --> 00:20:06,789 お目覚めになりましたか 殿下 390 00:20:07,498 --> 00:20:10,293 (絹秀)皇太子は 帝位を引き継ぎ 391 00:20:10,376 --> 00:20:12,921 雛女たちは それぞれ后妃に任じられた 392 00:20:13,504 --> 00:20:17,008 そして 期せずして わらわは… 393 00:20:20,053 --> 00:20:20,887 (傲雪)陛下? 394 00:20:20,970 --> 00:20:21,804 (絹秀)あ… 395 00:20:23,389 --> 00:20:25,183 まあ 何だ 396 00:20:25,266 --> 00:20:27,894 つまり 後宮の女たちの序列など 397 00:20:27,977 --> 00:20:31,564 いつ どう引っくり返るかも 分からぬ 儚(はかな)いものだ 398 00:20:31,648 --> 00:20:33,149 身分は どうあれ 399 00:20:33,232 --> 00:20:36,319 互いへの敬意が 重要ということだな 400 00:20:36,402 --> 00:20:39,322 おっしゃるとおりでございます 401 00:20:39,405 --> 00:20:43,910 あっ いえ 皇后陛下の地位だけは 不動でございますわ 402 00:20:43,993 --> 00:20:48,039 尭明(ぎょうめい)殿下のような立派な皇子を お産みになったのは 403 00:20:48,122 --> 00:20:49,999 陛下だけですもの 404 00:20:50,083 --> 00:20:51,501 (割れる音) 405 00:20:52,085 --> 00:20:55,004 おっと 手が滑ってしまった 406 00:20:55,088 --> 00:20:56,255 (3人)あっ… 407 00:20:56,839 --> 00:21:00,468 だが 見舞いの日に 割れ茶わんとは縁起が悪い 408 00:21:00,551 --> 00:21:02,637 今日は散会としようか 409 00:21:02,720 --> 00:21:06,099 あ… あの… わたくしの発言が何か… 410 00:21:06,182 --> 00:21:09,268 雛女たちよ 見舞いの礼を用意した 411 00:21:09,352 --> 00:21:12,021 好きな反物を 受け取っていくとよい 412 00:21:12,105 --> 00:21:15,233 これからも 玲琳を よろしく頼むぞ 413 00:21:22,240 --> 00:21:24,617 (雅媚) わたくしのためでございますか? 414 00:21:25,201 --> 00:21:26,411 (絹秀)何のことだ 415 00:21:27,620 --> 00:21:29,998 いいえ 何でも 416 00:21:30,623 --> 00:21:33,710 あなた様は そういう方でございますね 417 00:21:39,507 --> 00:21:41,175 (絹秀)なあ 雅媚よ 418 00:21:41,259 --> 00:21:45,179 恨みの図案は まだ刺し終わらぬか? 419 00:21:45,263 --> 00:21:46,180 (物音) 420 00:21:46,264 --> 00:21:47,098 (絹秀)うっ… 421 00:21:47,682 --> 00:21:50,518 (うめき声) 422 00:21:52,020 --> 00:21:53,938 (倒れる音) 423 00:21:54,022 --> 00:21:59,027 ♪~ 424 00:23:18,147 --> 00:23:23,152 ~♪ 425 00:23:27,740 --> 00:23:30,535 (玲琳)ああ… すっかり寝過ごしました 426 00:23:30,618 --> 00:23:31,953 (おなかが鳴る音) 427 00:23:32,036 --> 00:23:34,705 (玲琳)まあ おなかもすいている 428 00:23:34,789 --> 00:23:36,791 生きてるって感じ! 429 00:23:38,000 --> 00:23:39,043 あら? 430 00:23:39,127 --> 00:23:40,920 お部屋が… 431 00:23:41,504 --> 00:23:42,797 きれい 432 00:23:42,880 --> 00:23:44,507 (莉莉)うう… 433 00:23:44,590 --> 00:23:46,676 目が覚めたんですね 434 00:23:46,759 --> 00:23:48,427 よかったです 435 00:23:48,511 --> 00:23:49,887 莉莉?