1 00:00:00,396 --> 00:00:05,401 ♪~ 2 00:01:24,897 --> 00:01:29,902 ~♪ 3 00:01:32,321 --> 00:01:33,447 (グレヴィール)久城一弥(くじょうかずや)! 4 00:01:33,906 --> 00:01:35,824 殺人容疑で逮捕する! 5 00:01:37,451 --> 00:01:39,328 (一弥)えっ… ん? 6 00:01:39,912 --> 00:01:43,582 ええーっ! 7 00:01:45,209 --> 00:01:48,212 (ヴィクトリカ)なかなか 似合っているではないか 久城 8 00:01:48,337 --> 00:01:49,379 えっ… 9 00:01:49,838 --> 00:01:51,423 似合わないよ! 10 00:01:51,548 --> 00:01:54,802 こんな所に連れてきて 一体 何をするつもりだ 11 00:01:54,927 --> 00:01:57,346 ヴィクトリカ 助けてよ 12 00:01:57,471 --> 00:01:58,597 (ヴィクトリカ)ん… 13 00:01:59,348 --> 00:02:01,850 まあ いい退屈しのぎだ 14 00:02:01,975 --> 00:02:04,269 君が見たもの その時 考えたことを― 15 00:02:04,394 --> 00:02:07,481 お尻の穴まで 正直に詳しく 話してみたまえ 16 00:02:07,606 --> 00:02:09,691 えっ? や… やだよ 17 00:02:09,817 --> 00:02:12,194 考えたことまで話すなんて 18 00:02:12,319 --> 00:02:15,405 紳士には おちゃめな秘密の 1つや2つ… 19 00:02:15,614 --> 00:02:18,242 君が紳士なら 私は神かね 20 00:02:18,367 --> 00:02:19,910 ほら さあ 話せ! 21 00:02:20,285 --> 00:02:21,912 でっ でも… 22 00:02:25,958 --> 00:02:27,000 はぁ… 23 00:02:27,126 --> 00:02:30,629 今朝 寮母のゾフィさんに 買い物を頼まれて… 24 00:02:34,383 --> 00:02:37,886 (一弥)リコッタチーズ 500グラムに ハムを1キロ… 25 00:02:38,387 --> 00:02:41,431 この国の女の人は 人使いが荒いや 26 00:02:41,557 --> 00:02:44,434 ゾフィさんといい ヴィクトリカといい 27 00:02:44,810 --> 00:02:48,272 ホント 変わった子と 友達になっちゃったなあ 28 00:02:49,106 --> 00:02:50,858 でも まだ これから 29 00:02:50,983 --> 00:02:54,403 すてきな“僕の女の子”との 出会いもあるかもしれないし… 30 00:02:54,528 --> 00:02:56,405 って 何 考えてんだろう 31 00:02:57,281 --> 00:02:59,199 (一弥) でも できたら その子は… 32 00:03:01,577 --> 00:03:03,412 金髪がいいなあ 33 00:03:03,537 --> 00:03:06,540 僕の国にはいない まぶしい髪の色 34 00:03:07,332 --> 00:03:09,960 あっ ヴィクトリカも金髪だった 35 00:03:11,962 --> 00:03:12,796 ん? 36 00:03:26,768 --> 00:03:29,813 あ… ああっ… 37 00:03:41,074 --> 00:03:43,327 (一弥)で 警部に知らせたら… 38 00:03:46,288 --> 00:03:47,122 (一弥)ん… 39 00:03:47,831 --> 00:03:49,750 Queen Berry号事件を 解決したのは― 40 00:03:50,125 --> 00:03:51,376 ヴィクトリカだと騒いで― 41 00:03:51,501 --> 00:03:53,420 やっと 連れてきてもらったんだ 42 00:03:53,545 --> 00:03:55,464 何を言ってるのだね 43 00:03:55,589 --> 00:03:59,885 君の願いを 特別に聞いてやった 私の優しさが分からんのか 44 00:04:00,177 --> 00:04:02,846 それに 走っているオートバイに 飛び乗って― 45 00:04:02,971 --> 00:04:05,390 首を切り落とすなど 不可能だ 46 00:04:05,891 --> 00:04:07,517 よって 犯行は― 47 00:04:07,643 --> 00:04:10,979 オートバイが止まった後に 行われたことは 明白 48 00:04:11,104 --> 00:04:14,733 そして その時 現場には君しかいなかった 49 00:04:14,858 --> 00:04:16,735 そうですけど… 50 00:04:17,402 --> 00:04:18,237 見たまえ 51 00:04:18,862 --> 00:04:21,448 現場近くの木に巻かれていたのだ 52 00:04:21,990 --> 00:04:24,368 被害者の血痕も付いている 53 00:04:24,493 --> 00:04:26,245 何だか分からないが… (一弥)あっ 54 00:04:26,370 --> 00:04:28,205 これで どうにかしたのだろう? 55 00:04:28,538 --> 00:04:32,376 いいかげんに白状するのだ 血に飢えた悪魔の子リスよ! 56 00:04:32,584 --> 00:04:34,127 だから 僕は何も! 57 00:04:34,419 --> 00:04:37,923 オートバイに近づかなくとも 首を切ることはできる 58 00:04:38,090 --> 00:04:38,924 (一弥・グレヴィール)えっ? 59 00:04:39,049 --> 00:04:42,010 い… いきなり 何を言いだすのだ 60 00:04:42,135 --> 00:04:44,012 いや 僕じゃなくて… 61 00:04:44,137 --> 00:04:45,305 どういうこと? 62 00:04:45,430 --> 00:04:46,848 (ヴィクトリカ)そのワイヤーだよ 63 00:04:47,140 --> 00:04:48,267 (2人)ん? 64 00:04:48,725 --> 00:04:51,019 それを 道に張っておけば… 65 00:05:06,868 --> 00:05:07,869 (グレヴィール)ふん 66 00:05:07,995 --> 00:05:09,913 わあ ハハハッ 67 00:05:10,038 --> 00:05:13,166 ありがとう ヴィクトリカ これも みんな 君のおかげだよ 68 00:05:13,292 --> 00:05:15,210 本当にありがとう! 69 00:05:15,752 --> 00:05:16,586 うん? 70 00:05:16,962 --> 00:05:19,381 真犯人は 金髪の少女だ 71 00:05:19,589 --> 00:05:20,716 えっ… 72 00:05:22,050 --> 00:05:24,594 手の指に ケガをしているよ 73 00:05:24,720 --> 00:05:27,180 外科病院を当たるんだな グレヴィール 74 00:05:27,389 --> 00:05:30,100 何!? あっ ちょっと… 75 00:05:30,225 --> 00:05:31,310 そ… それは どういう… 76 00:05:31,435 --> 00:05:33,645 あっ ああーっ! 77 00:05:33,770 --> 00:05:35,397 ねえ どういうこと? 78 00:05:36,148 --> 00:05:38,275 (ヴィクトリカ)思索の結果だよ 79 00:05:38,400 --> 00:05:41,570 湧き出る知恵の泉が そう告げていたのだ 80 00:05:41,820 --> 00:05:43,572 それは… 81 00:05:43,989 --> 00:05:44,823 ヘヘ… 82 00:05:45,574 --> 00:05:48,744 しかたがない 言語化してやろう 83 00:05:50,370 --> 00:05:52,122 考えてもみたまえ 84 00:05:52,247 --> 00:05:56,543 犯人は なぜ わざわざ こんな手の込んだ方法を選んだのか 85 00:05:56,668 --> 00:05:57,502 (一弥)さあ… 86 00:05:57,627 --> 00:05:59,838 (ヴィクトリカ) 相手への恐怖心だよ 87 00:06:00,338 --> 00:06:03,091 犯人は女 もしくは 子供 88 00:06:03,467 --> 00:06:08,055 体格的に劣っているゆえに このような手段を選んだのだ 89 00:06:08,180 --> 00:06:10,348 手の指に ケガをしてるってのは? 90 00:06:11,058 --> 00:06:12,017 ワイヤーの端に― 91 00:06:12,142 --> 00:06:15,729 被害者のとは別のものと思われる 血痕が付いていた 92 00:06:16,646 --> 00:06:18,982 ワイヤーを仕込むか 外そうとした時に― 93 00:06:19,107 --> 00:06:20,734 指を切ったのだろう 94 00:06:22,110 --> 00:06:24,905 外さずに逃げたのは 君がいたためだ 95 00:06:25,447 --> 00:06:28,408 だけど 金髪の少女ってのは? 96 00:06:28,533 --> 00:06:30,494 君の恥ずかしい夢想だが… 97 00:06:30,619 --> 00:06:31,536 んっ! 98 00:06:31,661 --> 00:06:35,707 人間は 視覚… 目に見えた刺激に反応する 99 00:06:35,832 --> 00:06:36,792 分かるかね? 100 00:06:36,917 --> 00:06:38,418 う… うん 101 00:06:38,752 --> 00:06:41,379 さて なぜ君が 朝の道端で― 102 00:06:41,505 --> 00:06:44,925 柄にもなく欲情し つまらん夢想を始めたか 103 00:06:45,217 --> 00:06:47,886 よ… 欲情とか言うなよ! 104 00:06:48,678 --> 00:06:52,140 君は 視界の隅に 金髪の少女を見ていたのだよ 105 00:06:52,265 --> 00:06:53,100 えっ? 106 00:06:53,225 --> 00:06:55,769 (ヴィクトリカ) それが 夢想に結び付いたのだ 107 00:06:55,894 --> 00:06:59,106 無意識に目撃した犯人の姿がね 108 00:06:59,689 --> 00:07:04,111 僕が犯人を見ていた? 金髪の女の子を? 109 00:07:04,236 --> 00:07:06,988 でも その子は なんで こんなことを… 110 00:07:07,114 --> 00:07:08,532 (ヴィクトリカのあくび) ん? 111 00:07:09,366 --> 00:07:11,993 (ヴィクトリカ) また 退屈になってしまった 112 00:07:12,119 --> 00:07:14,496 どうせなら もう少し 歯応えのある事件を― 113 00:07:14,621 --> 00:07:16,540 持ってきてほしいものだな 114 00:07:16,832 --> 00:07:18,625 好きで持ってきたわけじゃ… 115 00:07:18,750 --> 00:07:21,420 (ヴィクトリカ)この代償は しっかり払ってもらうぞ 116 00:07:21,545 --> 00:07:22,796 代償って? 117 00:07:23,422 --> 00:07:25,298 退屈しないものだ 118 00:07:25,590 --> 00:07:27,008 意味が分からないよ 119 00:07:27,134 --> 00:07:29,845 友達が こんな目に 遭ったっていうのに 120 00:07:29,970 --> 00:07:30,887 あっ ひょっとして― 121 00:07:31,012 --> 00:07:33,849 僕の想像の女の子と比べたこと 怒ってる? 122 00:07:33,974 --> 00:07:36,101 (ヴィクトリカ)んっ むっ… 123 00:07:36,935 --> 00:07:39,479 もういい さっさと帰れ 124 00:07:40,605 --> 00:07:42,566 だから 話すのイヤだったんだよ 125 00:07:42,691 --> 00:07:45,652 うるさい 読書の邪魔だ 帰れ! 126 00:07:45,777 --> 00:07:46,611 (一弥)むっ 127 00:07:47,070 --> 00:07:48,613 帰れったら 帰れ! 128 00:07:49,448 --> 00:07:52,033 分かったよ 帰ればいいんだろ! 129 00:07:52,159 --> 00:07:54,911 助けてくれて ありがとう! じゃあね! 130 00:07:58,457 --> 00:08:00,333 (一弥) ヴィクトリカの威張りんぼ! 131 00:08:06,506 --> 00:08:08,508 (ゾフィ)悪いね 久城君 132 00:08:08,758 --> 00:08:11,595 お姉さんが お使いなんか 頼んだばっかりにさ 133 00:08:11,720 --> 00:08:13,472 (一弥)いえ 大丈夫でしたから 134 00:08:14,848 --> 00:08:16,349 サービス! 135 00:08:20,312 --> 00:08:22,063 (一弥)犯人は ヴィクトリカの言ったとおり― 136 00:08:22,439 --> 00:08:24,608 金髪の女の子だった 137 00:08:24,733 --> 00:08:27,068 動機については 一切 語ろうとしないと― 138 00:08:27,277 --> 00:08:29,070 新聞にはあった 139 00:08:29,613 --> 00:08:32,032 ともかく これで事件は解決 140 00:08:32,157 --> 00:08:34,743 僕の無実も証明された 141 00:08:34,868 --> 00:08:35,952 でも… 142 00:08:36,203 --> 00:08:38,622 (生徒)幽霊船の次は 首なし事件 143 00:08:38,914 --> 00:08:41,750 (生徒)あいつの行く先には 必ず 死体が待ってる 144 00:08:42,042 --> 00:08:44,753 (生徒) やっぱり“春来たる黒い死神”よ 145 00:08:45,170 --> 00:08:46,213 はぁ… 146 00:08:46,338 --> 00:08:47,297 (生徒)最近は― 147 00:08:47,422 --> 00:08:50,175 “図書館の金色の妖精”の所に 通ってるって 148 00:08:50,300 --> 00:08:51,426 (生徒)ホント? 149 00:08:51,551 --> 00:08:54,137 (一弥)“図書館の金色の妖精”? 150 00:08:54,846 --> 00:08:55,847 それって… 151 00:08:55,972 --> 00:08:56,890 (ドアが開く音) 152 00:08:57,015 --> 00:09:00,018 (セシル)おっはよー! (一弥)ん? 153 00:09:02,896 --> 00:09:04,147 あ… 154 00:09:04,397 --> 00:09:08,068 (セシル)すてきな朝に すてきな お友達がやってきました 155 00:09:08,193 --> 00:09:11,696 イギリスからの留学生 アブリル・ブラッドリーさんです 156 00:09:11,821 --> 00:09:14,032 皆さん 仲良くね 157 00:09:14,157 --> 00:09:15,909 (アブリル)よろしくお願いします 158 00:09:16,326 --> 00:09:17,953 それじゃあ 席は… 159 00:09:18,078 --> 00:09:20,580 あっ 久城君の隣が空いてるわね 160 00:09:20,705 --> 00:09:23,416 えっ… あっ はい 161 00:09:23,750 --> 00:09:25,961 久城君も留学生なのよ 162 00:09:26,086 --> 00:09:27,504 そうなんですか 163 00:09:28,255 --> 00:09:30,882 (セシル) お友達を作るチャンスよ ガンバ! 164 00:09:31,174 --> 00:09:33,051 は… はあ 165 00:09:36,221 --> 00:09:37,180 (アブリル)あっ 166 00:09:39,516 --> 00:09:40,725 あっ… 167 00:09:40,850 --> 00:09:41,810 はい 168 00:09:43,395 --> 00:09:44,563 ありがとう 169 00:09:46,231 --> 00:09:47,065 ん? 170 00:09:50,110 --> 00:09:51,403 あっ 何か? 171 00:09:51,528 --> 00:09:53,405 あ… あっ 何でもない 172 00:09:53,530 --> 00:09:54,364 (アブリル)ん? 173 00:09:54,990 --> 00:09:58,785 (一弥)何 考えてるんだろう 犯人は捕まったのに 174 00:09:59,202 --> 00:10:01,871 (鐘の音) 175 00:10:03,373 --> 00:10:06,167 (生徒)ブラッドリーさん 一緒に ご飯食べましょう 176 00:10:06,293 --> 00:10:07,752 アブリルでいいわよ 177 00:10:07,877 --> 00:10:10,505 (生徒)アブリルさん 学園を案内しましょうか? 178 00:10:10,630 --> 00:10:13,258 (生徒)ねえねえ イギリスのお話 聞かせて 179 00:10:13,883 --> 00:10:15,510 (一弥) 国のこと 聞かれたことも― 180 00:10:15,635 --> 00:10:18,513 学園を案内して もらったこともないや 181 00:10:18,638 --> 00:10:19,806 はぁ… 182 00:10:20,265 --> 00:10:21,766 (アブリル)久城君? (一弥)ん? 183 00:10:22,142 --> 00:10:25,228 久城一弥君… だったわよね? 184 00:10:25,353 --> 00:10:27,272 うん… そうだけど 185 00:10:27,397 --> 00:10:30,025 留学生同士 いろいろ教えてね 186 00:10:30,150 --> 00:10:32,235 いや でも… 187 00:10:32,360 --> 00:10:33,945 ア… アブリルさん 188 00:10:34,237 --> 00:10:36,197 (生徒)そ… そいつは… 189 00:10:38,783 --> 00:10:40,952 僕は いいんだけど… 190 00:10:41,077 --> 00:10:44,831 この学園の子たちは みんな 怪談話が好きなのね 191 00:10:44,956 --> 00:10:45,957 え? 192 00:10:46,625 --> 00:10:48,084 “廃倉庫の幽霊” 193 00:10:48,209 --> 00:10:50,378 “階段の13段目の呪い” 194 00:10:50,503 --> 00:10:52,464 “図書館の金色の妖精” 195 00:10:52,589 --> 00:10:53,798 (一弥)うん… 196 00:10:53,923 --> 00:10:55,717 “春来たる黒い死神” 197 00:10:55,842 --> 00:10:56,843 (一弥)あっ… 198 00:10:57,469 --> 00:10:59,137 (アブリル)よろしくね (一弥)えっ 199 00:10:59,512 --> 00:11:01,306 う… うん 200 00:11:04,061 --> 00:11:07,314 (アブリル) へえ それで“黒い死神” 201 00:11:07,606 --> 00:11:09,024 笑い事じゃないよ 202 00:11:09,149 --> 00:11:10,651 フフ ごめんなさい 203 00:11:10,776 --> 00:11:13,570 でも 本当に みんな 信じているのね 204 00:11:13,695 --> 00:11:17,324 ねえ 知ってる? “階段の13段目の呪い”って 205 00:11:17,449 --> 00:11:19,368 ううん 知らないけど 206 00:11:19,493 --> 00:11:20,619 正確には― 207 00:11:20,744 --> 00:11:23,580 “天国への階段の13段目” らしいけど… 208 00:11:23,914 --> 00:11:29,002 昔 階段の13段目で 首をつった教師がいたんですって 209 00:11:29,127 --> 00:11:31,088 それ以来 そこで立ち止まると― 210 00:11:31,213 --> 00:11:34,341 あの世に引きずり込まれるって いわれてるらしいわ 211 00:11:34,758 --> 00:11:36,009 へえ… 212 00:11:36,134 --> 00:11:39,137 フフッ 幽霊なんて いるわけないのにね 213 00:11:39,263 --> 00:11:41,306 でも 面白い この学園 214 00:11:41,431 --> 00:11:43,267 冒険のしがいがあるかも 215 00:11:43,725 --> 00:11:45,143 冒険? 216 00:11:45,269 --> 00:11:47,938 (アブリル) 私のおじいちゃんは冒険家だったの 217 00:11:48,063 --> 00:11:50,148 サー・ブラッドリー卿って 知らない? 218 00:11:50,274 --> 00:11:51,984 自動車でアフリカに行ったり― 219 00:11:52,109 --> 00:11:55,362 気球で 大西洋横断したり してた人なんだけど 220 00:11:55,487 --> 00:11:57,447 聞いたことがあるような 221 00:11:57,573 --> 00:12:00,576 もっとも 最後は 気球ごと どこかに消えちゃったんだけど 222 00:12:00,701 --> 00:12:01,451 えっ? 223 00:12:02,077 --> 00:12:06,206 私の夢は おじいちゃんみたいな 冒険家になることなの 224 00:12:06,498 --> 00:12:07,666 (一弥)あ… 225 00:12:08,584 --> 00:12:10,877 (アブリル) というわけで 早速 冒険 226 00:12:11,003 --> 00:12:13,338 ねっ 案内してくれない? (一弥)ああ… 227 00:12:14,798 --> 00:12:16,758 (アブリル) ごめんね 付き合わせちゃって 228 00:12:16,883 --> 00:12:18,343 (一弥)どうせ 暇だから 229 00:12:18,969 --> 00:12:20,345 あれ 何? 230 00:12:20,512 --> 00:12:22,472 (一弥)ああ 図書館だよ 231 00:12:23,640 --> 00:12:26,351 (一弥) 今頃 本でも読んでるのかなあ 232 00:12:26,852 --> 00:12:30,105 同じ女の子なのに 全然 違うよなあ 233 00:12:30,731 --> 00:12:33,900 ヴィクトリカったら 怒りんぼだし 威張りんぼだし 234 00:12:35,611 --> 00:12:37,112 不思議なヴィクトリカ 235 00:12:37,904 --> 00:12:41,325 そして 危険なヴィクトリカ 236 00:12:42,200 --> 00:12:46,580 私の母親は 政府に にらまれた危険人物 237 00:12:46,913 --> 00:12:51,376 私は ブロワ家の屋敷の 奥深くに隔離されて育った 238 00:12:52,002 --> 00:12:55,797 そして この学園に 入れられてからも… 239 00:12:57,090 --> 00:13:00,469 (一弥) 仲直り… したほうがいいよな 240 00:13:00,594 --> 00:13:04,014 でも 退屈しないものって… うーん 241 00:13:04,139 --> 00:13:05,432 (アブリル)久城君? (一弥)ん? 242 00:13:07,559 --> 00:13:08,810 うわあっ! 243 00:13:09,144 --> 00:13:10,437 どうしたの? 244 00:13:10,562 --> 00:13:12,189 あっ な… 何でもない 245 00:13:12,314 --> 00:13:15,651 フフッ 女の子のことでも 思い出してたのかしら 246 00:13:15,776 --> 00:13:16,735 (一弥)えっ… 247 00:13:17,194 --> 00:13:18,570 ち… 違うって! 248 00:13:19,321 --> 00:13:20,322 あっ… 249 00:13:20,822 --> 00:13:22,199 あっちに行きましょう 250 00:13:22,324 --> 00:13:24,660 (一弥)ああ… うん 251 00:13:25,786 --> 00:13:26,995 (一弥)金髪の― 252 00:13:27,871 --> 00:13:29,915 “僕の女の子” 253 00:13:30,040 --> 00:13:30,874 ん? 254 00:13:32,834 --> 00:13:34,753 そのケガ どうしたの? 255 00:13:34,878 --> 00:13:36,046 あっ… 256 00:13:39,216 --> 00:13:40,300 別に 257 00:13:41,301 --> 00:13:42,761 転んだだけよ 258 00:13:43,512 --> 00:13:44,721 (一弥)ん… 259 00:13:45,263 --> 00:13:47,307 (セシル)ああー! (一弥)ん? 260 00:13:47,974 --> 00:13:51,019 (セシル) フフ 久城君! アブリルさん! 261 00:13:51,144 --> 00:13:52,688 2人で お散歩? 262 00:13:52,938 --> 00:13:56,608 はい 久城君に学園の案内を してもらってるんです 263 00:13:56,858 --> 00:13:57,859 (一弥)ん? 264 00:13:58,777 --> 00:14:00,153 イッタ! ぐっ… 265 00:14:00,278 --> 00:14:01,947 な… 何するんですか! 266 00:14:02,072 --> 00:14:03,949 (セシル)この! この! (一弥)イタッ! 先生! 267 00:14:04,074 --> 00:14:05,909 (セシル)この! この! (一弥)ホントに やめっ 268 00:14:06,034 --> 00:14:07,160 イッタア… 269 00:14:07,285 --> 00:14:08,578 (セシル)ねーえ? (2人)ん? 270 00:14:08,829 --> 00:14:12,040 仲良しさんたちに お願いがあるんだけど 271 00:14:13,250 --> 00:14:15,919 (セシル)用務員さんが お亡くなりになったの 272 00:14:16,336 --> 00:14:20,048 葬儀の準備をするんだけど 手伝ってもらえないかしら 273 00:14:22,259 --> 00:14:23,635 (葬儀屋)せーの 274 00:14:23,760 --> 00:14:24,970 (力み声) 275 00:14:25,303 --> 00:14:27,389 さび付いちゃってるみたいですね 276 00:14:27,514 --> 00:14:30,225 ここを使うのは 8年ぶりだから 277 00:14:30,350 --> 00:14:31,184 手伝います 278 00:14:31,727 --> 00:14:33,645 悪いな 坊主 279 00:14:34,438 --> 00:14:35,981 (一同)せーの 280 00:14:36,106 --> 00:14:39,651 (一同の力み声) 281 00:14:39,776 --> 00:14:41,069 (一弥)もう少し… 282 00:14:41,194 --> 00:14:43,030 ぐっ… うーん 283 00:14:43,155 --> 00:14:43,905 えっ 284 00:14:45,407 --> 00:14:46,241 うわあっ! 285 00:14:46,408 --> 00:14:47,242 (セシル)ああっ! (アブリル)あっ… 286 00:14:48,285 --> 00:14:49,286 (一弥)くっ… 287 00:14:50,078 --> 00:14:53,040 (葬儀屋)うわあーっ! あっ… 288 00:14:53,832 --> 00:14:54,750 ああ… 289 00:14:58,503 --> 00:14:59,921 (セシル)ああ… 290 00:15:00,047 --> 00:15:01,631 (一弥)あっ セシル先生! 291 00:15:02,382 --> 00:15:04,885 先生 大丈夫ですか? 292 00:15:05,218 --> 00:15:07,220 セシル先生 しっかりしてください! 293 00:15:07,345 --> 00:15:09,306 (葬儀屋) ぐっ… 警察を呼んでくる! 294 00:15:09,431 --> 00:15:11,391 (葬儀屋)俺も! (一弥)お願いします! 295 00:15:12,309 --> 00:15:14,644 あれ? アブリル… ん? 296 00:15:22,778 --> 00:15:23,862 あっ… 297 00:15:27,449 --> 00:15:29,493 (生徒)また 黒い死神ですって 298 00:15:29,618 --> 00:15:31,244 (生徒)やっぱり あいつめ 299 00:15:31,369 --> 00:15:33,538 (生徒)春来たる黒い死神 300 00:15:33,747 --> 00:15:35,499 (生徒)怖ーい 301 00:15:37,709 --> 00:15:38,543 (ヴィクトリカ)おお… 302 00:15:39,377 --> 00:15:41,546 これが代償かね? 303 00:15:45,092 --> 00:15:45,926 はっ… 304 00:15:46,802 --> 00:15:47,969 おお… 305 00:15:48,553 --> 00:15:49,763 (においを嗅ぐ音) 306 00:15:50,305 --> 00:15:51,765 何なのだ これは 307 00:15:51,973 --> 00:15:53,767 雷おこしだよ 308 00:15:55,185 --> 00:15:57,104 (ヴィクトリカ)ん? ぐっ… 309 00:15:59,231 --> 00:16:01,441 この理不尽な堅さ 310 00:16:01,566 --> 00:16:03,693 久城 これは美味なのか? 311 00:16:04,027 --> 00:16:06,029 そんなことより アブリルだよ 312 00:16:06,154 --> 00:16:08,448 あの本 一体 何なんだろう? 313 00:16:08,573 --> 00:16:12,577 それに ケガのことを聞いた時も 変だった 314 00:16:12,702 --> 00:16:14,621 その事件は解決したろう 315 00:16:14,746 --> 00:16:16,832 でも 何だか気になるんだ 316 00:16:17,040 --> 00:16:21,920 とにかく 扉を開けたとたんに 死体が倒れてきたということは― 317 00:16:22,337 --> 00:16:25,966 鍵を掛けられた時点では 生きていたということだ 318 00:16:26,091 --> 00:16:30,387 閉じ込められ 助けを求めたまま 力尽きた 319 00:16:31,513 --> 00:16:34,850 納骨堂は 8年前に 使われたきりだって 320 00:16:34,975 --> 00:16:36,309 じゃあ その時に… 321 00:16:36,434 --> 00:16:37,561 (エレベーターの到着音) (一弥)ん? 322 00:16:39,938 --> 00:16:42,941 おお! ここにいたのか 子リス君 323 00:16:43,066 --> 00:16:45,068 な… 何か用ですか? 324 00:16:45,193 --> 00:16:47,237 君に ちょっとね 325 00:16:47,654 --> 00:16:48,697 おっほん 326 00:16:48,822 --> 00:16:51,283 騎士のミイラ事件なのだが… 327 00:16:53,910 --> 00:16:55,829 遺体の身元が判明した 328 00:16:55,954 --> 00:16:58,206 どうやら マクシムという男らしい 329 00:16:58,957 --> 00:17:00,876 学園の卒業生なのだが― 330 00:17:01,001 --> 00:17:04,671 春になると ふらりと戻ってきて しばらく滞在しては また旅立つ 331 00:17:04,796 --> 00:17:06,756 変わった男だったようだ 332 00:17:07,382 --> 00:17:09,759 イカサマ 恐喝 泥棒と― 333 00:17:09,885 --> 00:17:11,803 悪事のうわさの絶えない男で― 334 00:17:11,928 --> 00:17:15,265 8年前の春 こつ然と 姿を消したそうなのだが… 335 00:17:15,390 --> 00:17:17,517 (一弥) あそこに閉じ込められていた 336 00:17:18,059 --> 00:17:20,270 (グレヴィール)8年前 ミリィ・マールという女生徒が― 337 00:17:20,395 --> 00:17:21,897 病で亡くなって以来― 338 00:17:22,022 --> 00:17:24,691 納骨堂の扉を開けた者はいない 339 00:17:24,816 --> 00:17:27,444 それ以前に 鍵が盗まれたことが あったそうだが― 340 00:17:27,569 --> 00:17:32,032 すぐに新しいものに替えて 厳重に保管するようにしたそうだ 341 00:17:32,574 --> 00:17:36,536 ミリィ・マールを安置した時 当然 マクシムはいなかった 342 00:17:37,037 --> 00:17:38,997 では いつ どうやって 入ったのか? 343 00:17:39,372 --> 00:17:41,374 なぜ 騎士の格好をしていたのか? 344 00:17:41,917 --> 00:17:43,418 胸の花束の意味は? 345 00:17:43,960 --> 00:17:45,962 どういうことなのだ? 君! 346 00:17:46,087 --> 00:17:47,797 僕に聞かれても… 347 00:17:47,923 --> 00:17:49,674 ねえ ヴィクトリカ 348 00:17:50,300 --> 00:17:52,302 歯応えはあるな 349 00:17:52,427 --> 00:17:53,887 何の花だったのだ? 350 00:17:54,012 --> 00:17:54,804 (一弥・グレヴィール)えっ? 351 00:17:54,930 --> 00:17:56,473 (ヴィクトリカ) 胸に飾られていたのは― 352 00:17:56,598 --> 00:17:58,767 一体 何の花なのだ? 353 00:17:58,892 --> 00:18:01,519 おっほん… 桜草らしい 354 00:18:01,645 --> 00:18:03,021 何か分かったの? 355 00:18:03,146 --> 00:18:06,024 (ヴィクトリカ)いや まだ1つ… 356 00:18:06,149 --> 00:18:07,859 欠片(かけら)が足りない 357 00:18:09,486 --> 00:18:10,528 君たち― 358 00:18:10,779 --> 00:18:13,573 納骨堂の遺体が 1つ減っていないか― 359 00:18:13,698 --> 00:18:16,076 確かめてきてくれたまえ 360 00:18:25,877 --> 00:18:28,630 (一弥)この中に ミリィ・マールって子も… 361 00:18:28,755 --> 00:18:30,548 (葬儀屋)本当だ なくなってる 362 00:18:30,674 --> 00:18:31,716 (一弥)えっ? (グレヴィール)何だと? 363 00:18:32,008 --> 00:18:34,094 (葬儀屋) 古い遺体が1つ なくなってます! 364 00:18:34,386 --> 00:18:35,220 (一弥)ああ… (グレヴィール)むっ… 365 00:18:36,179 --> 00:18:37,722 (グレヴィール)まったく… 366 00:18:37,931 --> 00:18:39,808 これが 一体 何だというのだ 367 00:18:39,933 --> 00:18:41,726 遺体の1つや2つ! 368 00:18:43,770 --> 00:18:44,604 (一弥)ん? 369 00:18:48,358 --> 00:18:49,359 あ… 370 00:18:52,153 --> 00:18:53,405 ミリィ・マールだ 371 00:18:53,655 --> 00:18:54,406 (2人)えっ? 372 00:18:54,823 --> 00:18:57,492 8年前に死んだ ミリィ・マール 373 00:18:57,617 --> 00:19:00,412 彼女こそ マクシムを殺した犯人だ 374 00:19:00,537 --> 00:19:02,163 (グレヴィール)ど… どういう… 375 00:19:02,289 --> 00:19:03,540 どういうことだ! 376 00:19:03,665 --> 00:19:06,334 彼女は 葬儀の時 既に死んでいたのだぞ! 377 00:19:06,459 --> 00:19:08,920 う… うん ヴィクトリカ? 378 00:19:09,504 --> 00:19:11,923 これは 死者による殺人だ 379 00:19:12,048 --> 00:19:16,303 マクシムは ミリィによって 死への道連れに選ばれたのだよ 380 00:19:16,428 --> 00:19:19,931 騎士とは 貴婦人に付き従い 守るものだからね 381 00:19:20,140 --> 00:19:21,933 それで あの衣装を? 382 00:19:22,225 --> 00:19:24,102 (ヴィクトリカ)中世の騎士の姿 383 00:19:24,686 --> 00:19:26,146 盗まれた鍵 384 00:19:26,730 --> 00:19:28,690 なくなっていた遺体 385 00:19:28,940 --> 00:19:31,776 混沌(カオス)の欠片は 全てそろった 386 00:19:32,193 --> 00:19:34,696 これから 再構成をしてやろう 387 00:19:49,836 --> 00:19:51,129 (ヴィクトリカ) ミリィ・マールは― 388 00:19:51,254 --> 00:19:53,590 睡眠薬によって マクシムを眠らせ― 389 00:19:53,715 --> 00:19:56,176 騎士の衣装に着替えさせた 390 00:19:56,509 --> 00:20:00,430 その後 盗んだ鍵を使い 納骨堂に入り― 391 00:20:00,847 --> 00:20:05,143 寝台の上の古い遺体と マクシムを入れ替えたのだよ 392 00:20:05,602 --> 00:20:09,981 薄暗い納骨堂の奥だ 葬儀屋も気づくまい 393 00:20:12,567 --> 00:20:14,778 そして 彼女は死んだ 394 00:20:16,821 --> 00:20:20,492 自分の死を悟った上での 犯行だったのだろう 395 00:20:20,617 --> 00:20:23,495 (足音) でも なんで そんなことを… 396 00:20:23,620 --> 00:20:24,454 ん? 397 00:20:25,288 --> 00:20:26,289 あっ 警部! 398 00:20:26,414 --> 00:20:28,500 ヴィクトリカに お礼 言ってくださいよ! 399 00:20:28,625 --> 00:20:30,460 (グレヴィール) 何を言っているのだね 400 00:20:30,585 --> 00:20:34,381 私はただ 目撃者の君に 話を聞きに来ただけだよ 401 00:20:34,547 --> 00:20:35,465 なっ… 402 00:20:37,675 --> 00:20:39,260 (ヴィクトリカ)グレヴィール (グレヴィール)うっ! 403 00:20:39,677 --> 00:20:44,015 犯行の動機だが 2人の関係を調べてみることだ 404 00:20:44,349 --> 00:20:46,768 桜草の花言葉は… 405 00:20:47,143 --> 00:20:49,521 (マクシム) うっ… 開けろ! 開けろ! 406 00:20:49,687 --> 00:20:53,650 誰か 開けてくれーっ! 407 00:20:53,775 --> 00:20:56,694 (ヴィクトリカ) “永遠に あなたと共に” 408 00:20:57,862 --> 00:21:02,033 女の思いとは かくも深く 強いものなのだよ 409 00:21:02,367 --> 00:21:03,535 (一弥)あ… 410 00:21:03,910 --> 00:21:07,455 (グレヴィール) フン“灰色狼(はいいろおおかみ)”の分際で… 411 00:21:07,747 --> 00:21:08,706 えっ? 412 00:21:13,545 --> 00:21:16,589 (一弥)灰色狼… それって 413 00:21:16,714 --> 00:21:19,300 何だ? まだ いるつもりか? 414 00:21:19,676 --> 00:21:20,677 (一弥)いるよ 415 00:21:20,802 --> 00:21:23,888 アブリルの本のことが まだ 残ってるじゃないか 416 00:21:24,264 --> 00:21:26,349 (ヴィクトリカ) 面倒くさくなってきた 417 00:21:26,474 --> 00:21:28,726 (一弥) だったら 雷おこし 返してよ 418 00:21:28,852 --> 00:21:32,313 (ヴィクトリカ)うっ 私の最大の敵は 退屈だが― 419 00:21:32,439 --> 00:21:34,274 2番目の敵は けん騒だ 420 00:21:34,566 --> 00:21:39,654 君は 最大の敵を追い払ってくれる 2番目の敵というわけだな 421 00:21:40,405 --> 00:21:42,824 (一弥)アブリルが図書館に来てた 422 00:21:43,450 --> 00:21:45,660 やっぱり 様子が変だった 423 00:21:46,411 --> 00:21:47,745 でも 信じたい 424 00:21:48,288 --> 00:21:50,748 だから 本当のことを知りたいんだ 425 00:21:51,332 --> 00:21:52,500 (ヴィクトリカ)むっ… 426 00:21:53,376 --> 00:21:54,210 ふっ 427 00:21:54,377 --> 00:21:57,130 (一弥)なっ… ヴィクトリカ どこ行くの? 428 00:21:57,422 --> 00:21:59,632 (ヴィクトリカ)本 本 本! 429 00:21:59,757 --> 00:22:03,052 君の悩める魂を 救済してやろうというのだ 430 00:22:03,344 --> 00:22:05,013 ありがたく思いたまえ 431 00:22:05,138 --> 00:22:06,848 (一弥)えっ だから どこへ? 432 00:22:06,973 --> 00:22:08,308 ああ 危ないよ 433 00:22:08,516 --> 00:22:10,643 足を滑らせたら 大変だから 434 00:22:11,144 --> 00:22:13,021 ヴィクトリカ! あっ… 435 00:22:14,856 --> 00:22:16,983 (一弥)“金色の妖精” 436 00:22:17,108 --> 00:22:19,110 “灰色の狼” 437 00:22:19,235 --> 00:22:21,529 ヴィクトリカ 君って… 438 00:22:22,864 --> 00:22:25,491 本当は 一体… 439 00:22:28,870 --> 00:22:29,996 (アブリル)ぐっ… 440 00:22:34,083 --> 00:22:39,088 ♪~ 441 00:23:57,166 --> 00:24:02,171 ~♪ 442 00:24:05,341 --> 00:24:08,177 (ヴィクトリカ) 混沌(カオス)の欠片が ささやいている 443 00:24:08,303 --> 00:24:12,890 久城 君は 女で身を滅ぼすタイプだと 444 00:24:13,391 --> 00:24:16,060 (一弥) 僕も 何となく そんな気がしてた