1 00:00:01,354 --> 00:00:06,359 ♪~ 2 00:01:25,855 --> 00:01:30,860 ~♪ 3 00:01:34,321 --> 00:01:36,365 (一弥(かずや))ちょっと ヴィクトリカ 4 00:01:38,701 --> 00:01:40,077 ん… 5 00:01:40,202 --> 00:01:42,663 (ヴィクトリカ) 図書館にあるものは 何だ? 6 00:01:43,456 --> 00:01:45,833 (一弥)それは… 本でしょ? 7 00:01:45,958 --> 00:01:47,543 (ヴィクトリカ)その少女はだね 8 00:01:48,210 --> 00:01:50,880 木の葉を森に隠すために― 9 00:01:51,922 --> 00:01:53,549 ここに来たのだよ 10 00:01:54,258 --> 00:01:55,092 (一弥)あ… 11 00:01:55,885 --> 00:01:57,803 (ヴィクトリカ) 少女は 本を拾った時― 12 00:01:57,928 --> 00:02:00,056 君に見られたことに気づき― 13 00:02:00,181 --> 00:02:01,849 そして 隠そうと思った 14 00:02:02,141 --> 00:02:04,351 それには 図書館が最適だ 15 00:02:04,560 --> 00:02:07,646 その本が何か 知りたいかね? 16 00:02:07,772 --> 00:02:09,857 (一弥) でも どうやって見つけるの? 17 00:02:10,399 --> 00:02:11,734 フッ… 18 00:02:12,985 --> 00:02:16,489 “天国の階段の13段目”を 知っているかね? 19 00:02:17,073 --> 00:02:20,868 そこで足を止めると あの世に引きずり込まれるっていう 20 00:02:21,619 --> 00:02:23,454 (ヴィクトリカ) このフロアには 古今東西の― 21 00:02:23,579 --> 00:02:27,083 宗教学に関する本が 収められている 22 00:02:27,792 --> 00:02:31,295 そう ここが天国の棚 そして… 23 00:02:31,754 --> 00:02:35,257 アン ドゥ トロワ 24 00:02:35,883 --> 00:02:37,718 キャトル サンク 25 00:02:37,843 --> 00:02:40,638 (一弥)ヴィクトリカ? (ヴィクトリカ)シス セット 26 00:02:41,347 --> 00:02:46,102 ユイット ヌフ ディス オンズ 27 00:02:46,685 --> 00:02:49,688 ドゥーズ トレーズ… 28 00:02:51,232 --> 00:02:54,276 ここが 天国の階段の13段目 29 00:02:54,401 --> 00:02:57,363 立ち止まる者は まず いないだろう 30 00:02:57,696 --> 00:03:01,325 少女は ここの書棚に本を隠した 31 00:03:01,617 --> 00:03:04,954 そう 知恵の泉が 私に告げているのだよ 32 00:03:05,246 --> 00:03:06,080 あっ 33 00:03:14,171 --> 00:03:17,466 (一弥)また1つ あっさり 謎を解いちゃった 34 00:03:17,591 --> 00:03:20,219 “金色の妖精”“灰色狼(はいいろおおかみ)” 35 00:03:20,970 --> 00:03:22,763 不思議なヴィクトリカ 36 00:03:22,888 --> 00:03:23,722 ん? 37 00:03:24,515 --> 00:03:27,685 「高い塔の金色の妖精」? 38 00:03:28,978 --> 00:03:32,064 (一弥)金色の… 妖精 (ヴィクトリカ)むっ… 39 00:03:32,189 --> 00:03:33,315 んっ 40 00:03:33,440 --> 00:03:35,484 ちょっと 速いよ 41 00:03:35,609 --> 00:03:37,236 (ヴィクトリカ)んっ… むっ 42 00:03:37,361 --> 00:03:38,279 (殴る音) 43 00:03:38,571 --> 00:03:40,573 (一弥)イッタ~! うう… 44 00:03:40,698 --> 00:03:42,116 何だよ! 45 00:03:42,241 --> 00:03:44,618 君の頭部が邪魔なのだ 46 00:03:44,743 --> 00:03:47,121 一緒に読もうって気はないの? 47 00:03:47,246 --> 00:03:49,832 (ヴィクトリカ)ないが (一弥)う… むむ… 48 00:03:51,041 --> 00:03:52,835 だよね 49 00:03:55,796 --> 00:03:58,674 (一弥)それは 遠い異国の伝説 50 00:03:58,799 --> 00:04:00,634 森の奥に立つ 高い塔 51 00:04:01,218 --> 00:04:04,430 そこに1人住む 金色の妖精 52 00:04:04,555 --> 00:04:08,893 彼女は この世の全ての謎を知り 悩める者に道を示した 53 00:04:09,727 --> 00:04:12,897 だが その見返りとして 魂を要求し― 54 00:04:13,022 --> 00:04:15,816 そして 食べてしまうのだと いわれていた 55 00:04:16,692 --> 00:04:19,820 何だか ヴィクトリカに 似ているような… 56 00:04:19,945 --> 00:04:23,199 やっぱり “図書館の金色の妖精”って― 57 00:04:23,324 --> 00:04:25,201 ヴィクトリカのことなのかな 58 00:04:26,035 --> 00:04:27,953 (ヴィクトリカ)ん? (一弥)どうしたの? 59 00:04:28,954 --> 00:04:30,623 絵葉書だ 60 00:04:31,832 --> 00:04:35,502 “アブリル・ブラッドリー” アブリル宛の手紙だ 61 00:04:35,628 --> 00:04:39,590 差出人は… “サー・ブラッドリー” 62 00:04:39,757 --> 00:04:41,800 アブリルの おじいさんだ 63 00:04:41,926 --> 00:04:44,136 切手に消印はないな 64 00:04:44,553 --> 00:04:46,013 じゃあ この手紙― 65 00:04:46,138 --> 00:04:48,891 まだ アブリルの手に 渡っていないってこと? 66 00:04:49,016 --> 00:04:50,893 あ… フフ 67 00:04:51,101 --> 00:04:52,686 さてね 68 00:04:55,731 --> 00:04:57,566 ヴィクトリカ? 69 00:04:57,691 --> 00:04:59,151 (ヴィクトリカ)飽きた 70 00:04:59,276 --> 00:05:02,571 君も用は済んだろう? 帰りたまえ 71 00:05:02,988 --> 00:05:04,657 飽きたって… 72 00:05:05,407 --> 00:05:08,786 ん… ねえ ヴィクトリカ 73 00:05:10,412 --> 00:05:14,208 (一弥)何 考えてんだろう? ヴィクトリカって 74 00:05:14,333 --> 00:05:16,919 仲良くなれたと思ったのに 75 00:05:18,254 --> 00:05:19,088 ん? 76 00:05:21,131 --> 00:05:23,676 警部 どうかしたんですか? 77 00:05:23,926 --> 00:05:25,469 (グレヴィール)ん? (一弥)もう 事件の謎は― 78 00:05:25,594 --> 00:05:26,804 解決したんじゃ… 79 00:05:26,929 --> 00:05:28,305 はぁ ああ 80 00:05:28,889 --> 00:05:30,474 そうなのだよ 81 00:05:30,599 --> 00:05:34,019 騎士のミイラ事件が 解決したばかりだというのに― 82 00:05:34,144 --> 00:05:38,190 今度は 怪盗が村に潜入したという 情報が入ってね 83 00:05:38,315 --> 00:05:39,608 捜査をしているのだ 84 00:05:39,733 --> 00:05:40,484 (一弥)ん? 85 00:05:41,568 --> 00:05:44,488 (グレヴィール) その名も 怪盗クィアラン 86 00:05:45,531 --> 00:05:48,784 ヨーロッパを 縦横無尽に荒らした 大泥棒で― 87 00:05:48,909 --> 00:05:52,121 ここ 7~8年は なりを潜めていたのだ 88 00:05:52,413 --> 00:05:55,791 引退したか 死んだと うわさされていたのだが… 89 00:05:56,625 --> 00:06:00,504 最近 その二代目が現れ そいつが この村に向かったと― 90 00:06:00,629 --> 00:06:02,464 連絡があったのだよ (一弥)あ… 91 00:06:02,589 --> 00:06:05,050 っていうか 警部 92 00:06:05,217 --> 00:06:07,428 何だか いつもと雰囲気が… 93 00:06:07,553 --> 00:06:08,303 (グレヴィール)ん? 94 00:06:08,595 --> 00:06:11,890 ヴィクトリカといる時は もっと 大げさというか 95 00:06:12,016 --> 00:06:13,142 僕のことも― 96 00:06:13,267 --> 00:06:14,935 “おお! 子リスよ!” 97 00:06:16,145 --> 00:06:17,187 って! 98 00:06:17,312 --> 00:06:18,063 (グレヴィール)うっ… 99 00:06:18,313 --> 00:06:21,650 な… 何を言ってるのだ 君は! 100 00:06:21,775 --> 00:06:25,404 とにかく 怪しい人物を見かけたら すぐ報告するように 101 00:06:26,071 --> 00:06:27,364 分かったな? 102 00:06:27,489 --> 00:06:28,866 はあ 103 00:06:31,076 --> 00:06:33,620 (一弥)まったく 何なんだ? 104 00:06:33,746 --> 00:06:35,497 (物音) (一弥)ん? 105 00:06:37,416 --> 00:06:38,292 うーん… 106 00:06:40,544 --> 00:06:41,670 んん? 107 00:06:46,341 --> 00:06:49,178 (殴る音) (一弥)うっ! あ… 108 00:06:52,890 --> 00:06:56,894 (足音) 109 00:07:00,606 --> 00:07:01,523 (一弥)はっ! 110 00:07:01,648 --> 00:07:03,067 ハァ… 111 00:07:03,192 --> 00:07:04,485 イッ! テテ… 112 00:07:04,610 --> 00:07:06,070 (アブリル)気がついた? (一弥)え… 113 00:07:08,113 --> 00:07:08,947 (アブリル)大丈夫? 114 00:07:09,656 --> 00:07:10,949 あ… ああ 115 00:07:11,158 --> 00:07:12,534 大丈夫 116 00:07:12,910 --> 00:07:17,122 (アブリル)そう 久城(くじょう)君 倉庫の近くで倒れてたのよ 117 00:07:17,247 --> 00:07:20,667 私が見つけて 庭師さんに運んでもらったの 118 00:07:20,793 --> 00:07:23,629 そうなんだ ありがとう 119 00:07:24,088 --> 00:07:26,256 あ… ん? ん? 120 00:07:27,049 --> 00:07:28,759 (一弥)本がない 121 00:07:29,051 --> 00:07:30,427 (アブリル)どうしたの? 122 00:07:30,719 --> 00:07:32,262 ううん 何でも 123 00:07:33,430 --> 00:07:34,807 (アブリル)よかった 124 00:07:36,016 --> 00:07:40,938 あの倉庫 女の子の幽霊が出るって 誰も近づかないんですって 125 00:07:41,063 --> 00:07:44,274 久城君 幽霊に 襲われたわけじゃないわよね? 126 00:07:44,400 --> 00:07:47,111 (一弥)ハハ… ま… まさか 127 00:07:47,945 --> 00:07:51,198 (一弥) まさか アブリルが僕を襲って? 128 00:07:51,490 --> 00:07:54,326 (アブリル) 本当に 怪談が多い学園よね 129 00:07:54,451 --> 00:07:55,369 うん 130 00:07:55,494 --> 00:07:56,703 (一弥)そんなはずないよ 131 00:07:56,829 --> 00:07:59,706 でも あの本を隠したのは アブリルだし… 132 00:08:00,040 --> 00:08:00,874 でも… 133 00:08:00,999 --> 00:08:03,627 (アブリル) 図書館にもあるのよね? 確か― 134 00:08:04,002 --> 00:08:06,130 “金色の妖精” (一弥)えっ? 135 00:08:06,755 --> 00:08:09,633 (アブリル)その妖精は ものすごく頭がよくって― 136 00:08:09,758 --> 00:08:11,969 どんな問題でも 解決してくれるかわりに― 137 00:08:12,094 --> 00:08:14,805 人間の魂を奪うって 138 00:08:14,930 --> 00:08:16,348 何だか 妖精っていうより― 139 00:08:16,640 --> 00:08:18,100 悪魔みたいね 140 00:08:18,225 --> 00:08:19,059 違うよ 141 00:08:19,601 --> 00:08:21,562 図書館の一番上にいるのは― 142 00:08:21,728 --> 00:08:23,355 ヴィクトリカだよ! 143 00:08:23,480 --> 00:08:24,314 あっ… 144 00:08:24,690 --> 00:08:26,358 ヴィクトリカ? 145 00:08:27,067 --> 00:08:30,320 授業 サボって 1人で本を読んでるんだ 146 00:08:30,446 --> 00:08:33,198 図書館にいるのは 金色の妖精じゃない 147 00:08:33,907 --> 00:08:35,784 金髪の ちっちゃな女の子で― 148 00:08:35,909 --> 00:08:38,537 要求するのは 魂じゃなくて お菓子さ 149 00:08:39,037 --> 00:08:43,167 でも そんな子 誰も 見たことないって言ってたけど― 150 00:08:43,459 --> 00:08:45,210 本当にいるの? 151 00:08:45,335 --> 00:08:47,921 (一弥)いるよ ヴィクトリカは 本当にいる 152 00:08:48,505 --> 00:08:51,091 ふーん そうなんだ 153 00:08:52,259 --> 00:08:53,427 (一弥)本… 154 00:08:53,844 --> 00:08:55,262 本… 155 00:08:55,387 --> 00:08:57,681 本… ないか 156 00:08:57,806 --> 00:08:59,558 (セシル)あら 久城君? (一弥)あっ 157 00:09:00,225 --> 00:09:02,728 先生 もう大丈夫なんですか? 158 00:09:02,853 --> 00:09:05,772 ええ 昨日はありがとね 159 00:09:05,898 --> 00:09:08,108 ねえねえ それより聞いた? 160 00:09:08,525 --> 00:09:12,738 あのミイラ 学園の卒業生だったんですって 161 00:09:12,863 --> 00:09:14,490 ああっ 怖いわね! 162 00:09:14,990 --> 00:09:16,533 ああ ダメ! 163 00:09:16,658 --> 00:09:17,826 (セシル)思い出したら… (一弥)ん? 164 00:09:17,951 --> 00:09:19,953 (セシル)またあ… ああ… 165 00:09:20,078 --> 00:09:21,747 (一弥)先生! 166 00:09:21,872 --> 00:09:22,873 ありがとう 167 00:09:22,998 --> 00:09:24,875 この本 一体 どこにあったんですか? 168 00:09:25,209 --> 00:09:29,296 (セシル)えっ? ああ 花壇の裏に捨ててあったんだけど… 169 00:09:29,421 --> 00:09:30,380 捨ててあった? 170 00:09:31,215 --> 00:09:32,966 (一弥)アブリルじゃなかったんだ 171 00:09:33,091 --> 00:09:34,426 じゃあ 誰が? 172 00:09:34,551 --> 00:09:35,511 (物音) (一弥)あっ… ん? 173 00:09:35,636 --> 00:09:36,386 (セシル)ひいっ! 174 00:09:40,724 --> 00:09:41,892 うう… 175 00:09:42,100 --> 00:09:44,061 うう… 176 00:09:44,186 --> 00:09:47,940 (一弥) ここ 幽霊が出るそうですよ 177 00:09:48,065 --> 00:09:50,150 (セシル)うっ… ええ? 178 00:09:50,609 --> 00:09:52,778 んっ… よいしょっと 179 00:09:53,237 --> 00:09:55,280 せ… 先生 メガネ外したから! 180 00:09:55,405 --> 00:09:57,741 幽霊とか出ても 全然 見えないから! 181 00:09:57,866 --> 00:09:59,326 今度は大丈夫だから! 182 00:09:59,451 --> 00:10:02,496 (一弥)いや… 危ないから かけてください 183 00:10:02,788 --> 00:10:04,122 (物音) (セシル)ええー? 184 00:10:04,248 --> 00:10:05,374 (セシル)はっ! (一弥)ん? 185 00:10:06,375 --> 00:10:08,752 (少女)助けて… 186 00:10:10,128 --> 00:10:12,422 助けて… 187 00:10:14,216 --> 00:10:15,050 助けて 188 00:10:15,175 --> 00:10:17,135 (一弥)あっ ああ… (セシル)ひいっ! 189 00:10:17,261 --> 00:10:20,264 (一弥とセシルの悲鳴) 190 00:10:22,182 --> 00:10:23,016 (アブリル)ん… 191 00:10:23,600 --> 00:10:25,978 女の子なんて いないじゃない 192 00:10:26,395 --> 00:10:29,523 いるとしても 幽霊か おじいちゃんか 193 00:10:29,648 --> 00:10:32,484 フフッ それこそ 金色の妖精か 194 00:10:32,609 --> 00:10:35,028 女の子のいる場所じゃないわね 195 00:10:36,154 --> 00:10:37,447 あっ… 196 00:10:37,573 --> 00:10:38,448 あった! 197 00:10:38,657 --> 00:10:39,908 フッ 198 00:10:40,033 --> 00:10:41,910 (一弥)ヴィクトリカー! 199 00:10:42,035 --> 00:10:43,203 (アブリル)チッ 200 00:10:44,037 --> 00:10:44,871 あっ 201 00:10:45,289 --> 00:10:46,123 (アブリル)ない? 202 00:10:46,790 --> 00:10:48,625 今 確か ここに… 203 00:10:48,750 --> 00:10:50,127 (一弥)アブリル? (アブリル)ん… 204 00:10:50,627 --> 00:10:52,254 (一弥)どうしたの? 205 00:10:52,671 --> 00:10:56,133 別に 植物園を見てみたくてね 206 00:10:56,717 --> 00:10:57,634 (一弥)ん… 207 00:10:58,093 --> 00:10:59,511 じゃあ また 208 00:11:02,723 --> 00:11:05,809 (一弥) おーい! ヴィクトリカー! 209 00:11:06,268 --> 00:11:07,394 いないのー? 210 00:11:08,687 --> 00:11:10,731 どこに行ったんだろう 211 00:11:11,106 --> 00:11:12,149 (アブリル)でも そんな子― 212 00:11:12,607 --> 00:11:15,027 誰も見たことないって 言ってたけど― 213 00:11:15,152 --> 00:11:16,611 本当にいるの? 214 00:11:17,446 --> 00:11:18,530 まさか… 215 00:11:18,655 --> 00:11:20,282 ヴィクトリカ! 216 00:11:20,699 --> 00:11:22,492 ヴィクトリカー! 217 00:11:22,617 --> 00:11:23,660 はぁ… 218 00:11:24,369 --> 00:11:26,872 (ヴィクトリカ) 騒がしい男だな 君は 219 00:11:26,997 --> 00:11:29,041 (一弥)あ… ヴィクトリカ! 220 00:11:29,583 --> 00:11:32,627 退屈しないものは 持ってきたろうな? 221 00:11:36,131 --> 00:11:39,468 (一弥)でね ヴィクトリカ 僕は 誰かに襲われちゃったし― 222 00:11:39,593 --> 00:11:42,929 怪盗クィアランの二代目やら 倉庫の幽霊やら― 223 00:11:43,055 --> 00:11:45,515 とにかく大変なんだよ 224 00:11:46,058 --> 00:11:47,726 (ヴィクトリカ) 甘いにおいがするぞ 225 00:11:47,851 --> 00:11:50,729 えっ? そりゃそうだよ お菓子だもん 226 00:11:51,188 --> 00:11:54,066 犬のふんみたいな姿なのにな! 227 00:11:54,649 --> 00:11:57,069 (一弥)それは かりんとうだよ… 228 00:12:00,947 --> 00:12:02,991 ん… 堅い 229 00:12:03,408 --> 00:12:05,494 そんなことより ヴィクトリカ! 230 00:12:05,619 --> 00:12:08,580 怪盗に 倉庫の幽霊に― 231 00:12:08,705 --> 00:12:10,874 図書館の金色の妖精か 232 00:12:11,208 --> 00:12:12,042 あっ 233 00:12:12,167 --> 00:12:15,003 (ヴィクトリカ)ここは 女の子のいる場所ではないそうだ 234 00:12:15,128 --> 00:12:19,216 いるとしたら 老人か 幽霊か 金色の妖精らしい 235 00:12:19,341 --> 00:12:20,842 な… 何の話? 236 00:12:21,843 --> 00:12:24,429 (ヴィクトリカ) あのアブリルというヤツな 237 00:12:24,846 --> 00:12:27,099 あいつが 二代目クィアランだ 238 00:12:28,059 --> 00:12:29,060 えっ? 239 00:12:29,685 --> 00:12:32,229 ええーっ! 240 00:12:33,689 --> 00:12:36,317 (一弥)ア… アブリルが 二代目クィアラン? 241 00:12:39,362 --> 00:12:41,280 本当に騒がしい男だな 242 00:12:41,405 --> 00:12:43,449 いや… って どういうこと? 243 00:12:43,574 --> 00:12:45,368 しかたがない 244 00:12:48,245 --> 00:12:50,539 (ヴィクトリカ) 私が知恵の泉によって― 245 00:12:50,665 --> 00:12:56,045 混沌(カオス)の欠片(かけら)たちを再構成した 事実を教えてやろう 246 00:13:00,341 --> 00:13:02,385 初代クィアランの正体は― 247 00:13:02,510 --> 00:13:03,803 マクシムだったのだよ 248 00:13:04,011 --> 00:13:05,513 えっ マクシムが? 249 00:13:06,222 --> 00:13:09,767 初代クィアランは 7~8年前 突然 消えた 250 00:13:10,476 --> 00:13:12,520 マクシムが殺されたのも 8年前 251 00:13:13,104 --> 00:13:15,523 これは ただの偶然だろうか 252 00:13:16,065 --> 00:13:18,651 マクシム いや クィアランは― 253 00:13:18,776 --> 00:13:20,486 恐らく 春になるたびに― 254 00:13:20,611 --> 00:13:23,781 学園に 盗んだ品を 隠しに来ていたのだ 255 00:13:24,240 --> 00:13:26,242 あの本も その1つだ 256 00:13:26,367 --> 00:13:30,329 しかし 隠す前に 納骨堂に閉じ込められたのだろう 257 00:13:32,081 --> 00:13:35,543 そして アブリルも あの本を捜していた 258 00:13:35,668 --> 00:13:37,294 アブリルが… 259 00:13:38,087 --> 00:13:40,506 でも そんなことって 260 00:13:41,215 --> 00:13:42,216 (ヴィクトリカ)はぁ… 261 00:13:42,967 --> 00:13:44,135 どうしたの? 262 00:13:44,260 --> 00:13:46,220 また 一瞬で終わってしまった 263 00:13:46,345 --> 00:13:48,639 また 退屈になってしまった 264 00:13:49,515 --> 00:13:52,643 (一弥) 終わってないよ! 倉庫の幽霊は? 265 00:13:52,768 --> 00:13:54,270 (ヴィクトリカ)面倒くさい 266 00:13:54,603 --> 00:13:55,980 (一弥)ヴィクトリカ! 267 00:13:56,105 --> 00:13:58,983 (ヴィクトリカ)幽霊は 君たちに 何か言っていたそうだな 268 00:13:59,108 --> 00:14:02,445 (一弥) えっ うん “助けて”って 269 00:14:02,570 --> 00:14:03,821 それは大変だ 270 00:14:04,238 --> 00:14:06,157 早く助けに行きたまえ 271 00:14:06,282 --> 00:14:07,199 幽霊を? 272 00:14:07,783 --> 00:14:10,369 (ヴィクトリカ) 倉庫の幽霊 彼女こそ― 273 00:14:10,745 --> 00:14:13,247 本物のアブリル・ブラッドリーだ 274 00:14:14,665 --> 00:14:18,294 こんな所に連れてきて 一体 何のつもりだ? 275 00:14:18,419 --> 00:14:20,421 って おい! 276 00:14:21,088 --> 00:14:24,759 (一弥)確か さっきは こっちから幽霊の声が… 277 00:14:27,178 --> 00:14:27,595 (床がきしむ音) 278 00:14:27,595 --> 00:14:28,429 (床がきしむ音) 279 00:14:27,595 --> 00:14:28,429 (一弥)うん? (グレヴィール)うおっ 280 00:14:29,889 --> 00:14:30,848 (一弥)ん… 281 00:14:32,975 --> 00:14:33,809 あっ 282 00:14:36,187 --> 00:14:37,021 んっ… 283 00:14:38,564 --> 00:14:39,815 大丈夫ですか? 284 00:14:39,940 --> 00:14:40,858 なんと! 285 00:14:41,525 --> 00:14:43,569 (一弥)君! 君! 286 00:14:44,737 --> 00:14:47,031 (アブリル)あっ… は… 287 00:14:47,448 --> 00:14:49,033 よかった 288 00:14:49,575 --> 00:14:51,202 (一弥)ん? わあっ! (アブリル)ああっ 289 00:14:51,577 --> 00:14:52,703 助けて! 290 00:14:54,663 --> 00:14:55,706 うう… 291 00:14:55,831 --> 00:14:56,916 もう 大丈夫 292 00:14:57,333 --> 00:14:59,752 君 アブリル・ブラッドリー? 293 00:14:59,877 --> 00:15:02,463 ええ あの人が… 294 00:15:02,588 --> 00:15:04,924 あの女の人が 私になりすまして 295 00:15:06,467 --> 00:15:08,886 (アブリル)イギリスから ソヴュールに向かう列車で― 296 00:15:09,011 --> 00:15:10,429 一緒になったんです 297 00:15:11,138 --> 00:15:14,725 この学園に 私のおじいちゃんの 遺産があるって 298 00:15:14,850 --> 00:15:17,144 あの人 それを狙って… (一弥)あっ… 299 00:15:18,020 --> 00:15:20,397 (一弥)警部 アブリルを頼みます (グレヴィール)ん? なっ… 300 00:15:20,689 --> 00:15:23,025 ど… どこへ行くのだね? 君! 301 00:15:23,901 --> 00:15:26,987 (クィアラン)ない… ない! 302 00:15:27,113 --> 00:15:29,657 クソッ どこだ! 303 00:15:31,867 --> 00:15:32,993 ん? 304 00:15:35,412 --> 00:15:36,997 (一弥)ヴィクトリカー! (クィアラン)はっ… 305 00:15:37,706 --> 00:15:40,000 あら 久城君 306 00:15:40,835 --> 00:15:42,002 クィアラン! 307 00:15:45,714 --> 00:15:48,384 ふーん バレちゃったの 308 00:15:48,509 --> 00:15:52,012 そうさ 私が二代目クィアランさ! 309 00:15:53,722 --> 00:15:57,685 初代がミイラになって 出てきた時には 驚いたけどね 310 00:15:57,810 --> 00:16:01,147 でも おかげで あの本を見つけることができた 311 00:16:01,605 --> 00:16:04,024 あんた あれを どこにやったんだい? 312 00:16:04,150 --> 00:16:07,027 えっ… 僕を殴って 本を捨てたのは! 313 00:16:07,361 --> 00:16:08,904 もちろん 私さ 314 00:16:09,029 --> 00:16:12,366 けど あんた 本しか持ってなかったじゃないか 315 00:16:12,783 --> 00:16:14,285 ペニー・ブラック 316 00:16:15,244 --> 00:16:17,580 絵葉書を どこにやったかって 聞いてんだよ! 317 00:16:18,289 --> 00:16:19,456 絵葉書? 318 00:16:19,582 --> 00:16:23,043 (クィアラン)おや 気づいてなかったのかい 名探偵君 319 00:16:23,669 --> 00:16:24,795 “ペニー・ブラック” 320 00:16:25,296 --> 00:16:27,298 世界で最初の切手さ 321 00:16:27,423 --> 00:16:29,550 それだけで 結構なお宝の上に― 322 00:16:29,675 --> 00:16:32,428 印刷ミスで 更に値が上がったやつがあってね 323 00:16:32,803 --> 00:16:35,306 それが あの絵葉書に? 324 00:16:35,431 --> 00:16:37,224 あっ… そうだ 325 00:16:37,474 --> 00:16:39,351 ヴィクトリカー! 326 00:16:39,476 --> 00:16:40,853 彼女をどうした! 327 00:16:41,478 --> 00:16:44,690 ああ あんたが言ってた 女の子かい? 328 00:16:44,815 --> 00:16:47,359 そいつが持っているのかと思って 捜しに来たけど― 329 00:16:47,943 --> 00:16:50,112 どこにもいないじゃないか (一弥)えっ? 330 00:16:50,988 --> 00:16:54,200 (クィアラン)そもそも こんな所に 人がいるわけがない 331 00:16:54,325 --> 00:16:56,660 あんた 妖精を見たんじゃないのかい? 332 00:16:56,785 --> 00:16:59,622 図書館の金色の妖精をさ 333 00:16:59,830 --> 00:17:02,041 (一弥)そ… そんなこと… 334 00:17:02,416 --> 00:17:05,794 (クィアラン)あんたは 独りぼっちの寂しい留学生 335 00:17:05,920 --> 00:17:07,129 “黒い死神”だ 336 00:17:08,047 --> 00:17:10,674 寂しい子は 妖精と友達になる 337 00:17:10,799 --> 00:17:13,219 そして 魂を取られてしまう 338 00:17:13,344 --> 00:17:15,888 私の田舎にも そんな言い伝えがあったよ 339 00:17:16,013 --> 00:17:17,181 違う 340 00:17:18,724 --> 00:17:20,643 あんたが見たのは 妖精 341 00:17:21,310 --> 00:17:24,605 ヴィクトリカなんて子 初めからいないのさ 342 00:17:25,272 --> 00:17:26,857 (一弥)ぐっ… 違う! 343 00:17:27,233 --> 00:17:29,235 (クィアラン)ふん… くっ! 344 00:17:29,693 --> 00:17:30,694 (クィアラン)言いな! (一弥)ぐっ! 345 00:17:30,819 --> 00:17:32,488 ペニー・ブラックをどこに隠した! 346 00:17:32,947 --> 00:17:36,659 妖精のお友達が持ってったなんて 言うんじゃないだろうね! 347 00:17:37,076 --> 00:17:39,495 よ… 妖精じゃ… ない! 348 00:17:39,703 --> 00:17:43,123 (クィアラン)ガキの空想に 付き合ってる暇は ないんだよ! 349 00:17:43,249 --> 00:17:45,292 (一弥)がはっ! ぐっ うっ… 350 00:17:45,584 --> 00:17:47,336 (クィアラン) ほら! さっさと返しな! 351 00:17:48,462 --> 00:17:49,463 (一弥)いる 352 00:17:49,588 --> 00:17:53,050 本当に… いるんだ 353 00:17:54,051 --> 00:17:56,220 ヴィクトリカは 僕の… (クィアラン)くっ… 354 00:17:56,345 --> 00:17:57,471 いいから 返せ! 355 00:17:58,514 --> 00:18:00,891 (一弥)僕の友達なんだ! 356 00:18:01,141 --> 00:18:02,935 (クィアラン) 友達なんか いないくせに! 357 00:18:03,060 --> 00:18:05,354 あんたじゃなかったら 誰が持ってるっていうんだい! 358 00:18:05,479 --> 00:18:07,898 (ヴィクトリカ) 私が持っているのだよ 359 00:18:10,609 --> 00:18:11,568 ヴィクトリカ! 360 00:18:11,735 --> 00:18:13,028 久城から― 361 00:18:13,153 --> 00:18:16,031 離れ… たまえ! 362 00:18:16,323 --> 00:18:17,157 (クィアラン)はっ 363 00:18:17,616 --> 00:18:19,535 ううっ! ぐっ… 364 00:18:19,952 --> 00:18:21,120 (一弥)あっ 365 00:18:21,245 --> 00:18:25,040 (階段を転がり落ちる音) 366 00:18:27,710 --> 00:18:28,794 あ… 367 00:18:29,128 --> 00:18:32,131 その男は 私の― 368 00:18:32,673 --> 00:18:34,633 下僕なのだよ 369 00:18:36,510 --> 00:18:37,511 フッ 370 00:18:40,180 --> 00:18:41,181 (ノック) 371 00:18:42,516 --> 00:18:44,601 (一弥)アブリ… ル? 372 00:18:46,645 --> 00:18:48,939 ああ… あ? 373 00:18:49,398 --> 00:18:51,442 や… やあ 374 00:18:52,151 --> 00:18:53,736 さっきは ありがとう 375 00:18:53,861 --> 00:18:56,530 (一弥)いや それより大丈夫? 376 00:18:56,655 --> 00:18:58,365 ええ もう大丈夫 377 00:18:58,991 --> 00:19:01,368 (一弥)そ… そうみたいだね 378 00:19:02,244 --> 00:19:03,704 (アブリル)フフッ (一弥)何? 379 00:19:04,204 --> 00:19:08,459 (アブリル)ずっと不安だったから あなたが助けに来てくれた時― 380 00:19:08,584 --> 00:19:10,461 黒髪の王子様に見えちゃった 381 00:19:10,753 --> 00:19:11,879 えっ! う… 382 00:19:12,004 --> 00:19:14,340 (セシル)クフフッ 王子様 (一弥)むっ… 383 00:19:14,465 --> 00:19:16,091 (セシル)久城君が? 384 00:19:16,216 --> 00:19:17,551 あっ そうだ 385 00:19:18,010 --> 00:19:19,386 (一弥)これ (アブリル)ん? 386 00:19:21,764 --> 00:19:24,558 はっ… “この切手をあげるよ” 387 00:19:24,683 --> 00:19:26,185 “君が大人になったら―” 388 00:19:26,310 --> 00:19:29,605 “すてきな女冒険家になる 費用にするんだよ” 389 00:19:29,730 --> 00:19:32,191 “愛する孫娘 アブリルへ” 390 00:19:32,316 --> 00:19:33,901 “おじいちゃんより” 391 00:19:35,527 --> 00:19:36,737 おじいちゃん… 392 00:19:37,363 --> 00:19:39,239 (鼻をかむ音) 393 00:19:40,115 --> 00:19:41,784 ありがとう 394 00:19:42,576 --> 00:19:44,870 私と友達になってくれる? 395 00:19:44,995 --> 00:19:46,830 うん もちろん 396 00:19:47,039 --> 00:19:47,873 ん? 397 00:19:47,998 --> 00:19:49,541 (セシル)うん うんうん うん 398 00:19:49,666 --> 00:19:51,877 (一弥)あっ ところで 君 (アブリル)ん? 399 00:19:52,086 --> 00:19:54,046 (一弥)怪談って好き? 400 00:19:54,171 --> 00:19:56,173 うん 大好き! 401 00:19:56,298 --> 00:19:58,008 (一弥)はぁ… 402 00:19:58,133 --> 00:20:00,386 (一弥) でも どうして 倉庫の幽霊が― 403 00:20:00,511 --> 00:20:02,471 本物のアブリルだって分かったの? 404 00:20:02,721 --> 00:20:06,934 二代目クィアランは 学園に はびこる怪談を利用していた 405 00:20:07,059 --> 00:20:09,895 本を図書館に隠していたのも そのためだ 406 00:20:10,062 --> 00:20:10,896 (一弥)ああ 407 00:20:11,021 --> 00:20:13,565 (ヴィクトリカ) 同じように倉庫の怪談を 利用して― 408 00:20:13,690 --> 00:20:15,818 本物のアブリルを 隠していたのだよ 409 00:20:16,276 --> 00:20:17,653 なるほど 410 00:20:17,778 --> 00:20:19,154 (ヴィクトリカ)おまけだ (一弥)ん? 411 00:20:19,279 --> 00:20:21,365 (ヴィクトリカ) もう1つ 言語化してやろう 412 00:20:21,824 --> 00:20:26,161 君が苦労することになった怪談 “春来たる死神” 413 00:20:26,286 --> 00:20:28,372 この死神とは マクシム 414 00:20:28,580 --> 00:20:30,749 初代クィアランのことだったのだよ 415 00:20:30,874 --> 00:20:31,625 えっ? 416 00:20:32,126 --> 00:20:34,878 (ヴィクトリカ)彼は 春になると 学園に戻っていた 417 00:20:35,003 --> 00:20:38,632 そのたびに 何か不幸を もたらしていたのかもしれない 418 00:20:39,007 --> 00:20:43,387 すみれ色の死を遂げた ミリィ・マールの一件も含めてね 419 00:20:43,637 --> 00:20:44,888 (グレヴィール)ん… 420 00:20:45,305 --> 00:20:48,892 (ヴィクトリカ)彼が隠した 宝の数々も じきに見つかるだろう 421 00:20:49,810 --> 00:20:51,895 君って やっぱり すごいなあ 422 00:20:52,938 --> 00:20:55,941 それに 君 やっぱり いたんだね 423 00:20:56,066 --> 00:20:57,067 失敬な 424 00:20:57,484 --> 00:20:58,735 (一弥)でも― 425 00:20:58,861 --> 00:21:01,572 僕が駆けつけた時も いなかったし 426 00:21:02,197 --> 00:21:04,366 ねえ あの時 一体どこにいたの? 427 00:21:05,576 --> 00:21:07,494 (ヴィクトリカ) 知らないヤツだったからな 428 00:21:07,619 --> 00:21:08,620 (一弥)えっ? 429 00:21:09,371 --> 00:21:11,623 (ヴィクトリカ)知らないヤツが 来たから 隠れたのだ 430 00:21:11,957 --> 00:21:14,418 (一弥)隠れた? どこに? 431 00:21:15,794 --> 00:21:16,628 ん? 432 00:21:19,882 --> 00:21:21,425 ここにいたの 433 00:21:21,550 --> 00:21:24,386 知らない人が来たら いつも ここに隠れるの? 434 00:21:26,555 --> 00:21:28,015 あっ でも― 435 00:21:28,599 --> 00:21:31,768 僕が初めて来た時は 隠れてなかったよね? 436 00:21:31,894 --> 00:21:33,645 ねえ なんで? 437 00:21:34,146 --> 00:21:36,857 あれ? 君 どうかしたの? 438 00:21:36,982 --> 00:21:38,484 赤くなってるよ 439 00:21:38,901 --> 00:21:40,027 (ヴィクトリカ)赤くない 440 00:21:40,360 --> 00:21:41,904 (一弥)いや 赤いよ 441 00:21:42,029 --> 00:21:44,198 (ヴィクトリカ)赤くない! (一弥)いや でも… 442 00:21:44,531 --> 00:21:48,410 赤くないったら 赤くないのだーっ! 443 00:21:51,205 --> 00:21:52,956 (一弥)まあ いいや 444 00:21:58,086 --> 00:21:59,588 (一弥)金色の妖精 445 00:22:00,380 --> 00:22:02,883 彼女は この世の全ての謎を知り― 446 00:22:03,008 --> 00:22:05,469 悩める者に道を示した 447 00:22:05,594 --> 00:22:08,764 だが その見返りとして 魂を要求し― 448 00:22:08,889 --> 00:22:12,434 そして 食べてしまうのだと いわれていた 449 00:22:13,101 --> 00:22:14,686 本当に? 450 00:22:17,606 --> 00:22:21,485 いいえ 本当は ただ 一緒にいたいだけ 451 00:22:21,902 --> 00:22:23,320 彼女は信じている 452 00:22:24,655 --> 00:22:28,992 永遠に離れることのない 自分だけの魂があると 453 00:22:29,117 --> 00:22:32,204 そんな魂と いつか出会えると 454 00:22:32,329 --> 00:22:35,040 いつか きっと… 455 00:22:35,165 --> 00:22:40,170 ♪~ 456 00:23:58,206 --> 00:24:03,211 ~♪ 457 00:24:06,631 --> 00:24:07,883 (一弥)あれ? ヴィクトリカ 458 00:24:08,008 --> 00:24:10,177 ほっぺた 膨らませて どうしたの? 459 00:24:10,969 --> 00:24:14,431 あっ 中にマカロンでも ためてる? 460 00:24:14,556 --> 00:24:17,142 (ヴィクトリカ)うむ 絶交だな