1 00:00:03,670 --> 00:00:14,848 ♬~ 2 00:00:14,848 --> 00:00:16,850 (パメラ)んっ? 3 00:00:19,686 --> 00:00:21,688 あっ…。 4 00:00:25,025 --> 00:00:27,628 んっ…。 んっ? 5 00:00:29,696 --> 00:00:33,533 ハァハァ…。 6 00:00:33,533 --> 00:00:37,204 あっ… あっ…。 7 00:00:37,204 --> 00:00:39,406 キャー! 8 00:02:11,665 --> 00:02:14,167 《アーク:こんにちは アークです。 9 00:02:14,167 --> 00:02:17,170 アリアン殿の姉 イビン殿に呼び出され➨ 10 00:02:17,170 --> 00:02:19,673 やって来ました アネット山脈! 11 00:02:19,673 --> 00:02:24,678 アリアン殿いわく イビン殿は 相当な腕前の戦士とか。 12 00:02:24,678 --> 00:02:29,182 我としては 会うのを とても 楽しみにしているのだが…》 13 00:02:29,182 --> 00:02:31,351 (アリアン)う~ん…。 14 00:02:31,351 --> 00:02:35,689 先ほどから 何を考え込んでいるのだ? 15 00:02:35,689 --> 00:02:39,860 イビン姉さんが 私に 任務の協力を頼むなんて…。 16 00:02:39,860 --> 00:02:41,862 なんだか 嫌な予感が…。 17 00:02:41,862 --> 00:02:45,532 それだけ アリアン殿の成長を 認めているということだろう。 18 00:02:45,532 --> 00:02:47,701 だと いいけど…。 19 00:02:47,701 --> 00:02:50,037 うん…。 (ポンタ)キュッ キュッ! 20 00:02:50,037 --> 00:02:53,540 どうした? ポンタ。 21 00:02:53,540 --> 00:02:56,543 あっ! んっ!? おっと! うっ… アーク! 22 00:02:56,543 --> 00:02:58,545 んっ! フッ! うぅ…。 23 00:02:58,545 --> 00:03:00,981 あの太刀筋… まさか! 24 00:03:00,981 --> 00:03:02,983 ぬっ… フッ! 25 00:03:05,152 --> 00:03:07,154 んっ! 26 00:03:07,154 --> 00:03:10,657 ストーップ! 27 00:03:10,657 --> 00:03:12,659 んっ…。 28 00:03:12,659 --> 00:03:14,661 んっ…。 29 00:03:14,661 --> 00:03:19,332 待ち伏せとは ずいぶんな お出迎えね。 イビン姉さん! 30 00:03:19,332 --> 00:03:22,502 (イビン) フッ…。 あ~ら ばれちゃった? 31 00:03:22,502 --> 00:03:25,505 んっ? もう 何やってんのよ? 32 00:03:25,505 --> 00:03:30,010 いや~ん 違うでしょ アリンちゃん。 お姉ちゃんでしょ? 33 00:03:30,010 --> 00:03:34,347 うっ… うわ~! ちょ… ちょっと 離れてよ イビン姉さん! 34 00:03:34,347 --> 00:03:36,349 お姉ちゃんだってば~! 35 00:03:36,349 --> 00:03:38,685 キュッ。 なんと…。 36 00:03:38,685 --> 00:03:41,021 キュキューン。 37 00:03:41,021 --> 00:03:46,693 ていうか なんで 私たちが ホーバンにいるって知ってるのよ? 38 00:03:46,693 --> 00:03:48,862 ダンカさんに聞いたから。 39 00:03:48,862 --> 00:03:51,698 あら? アリンちゃん 少し痩せたんじゃない? 40 00:03:51,698 --> 00:03:55,202 はいはい もういいから! あ~ん! 41 00:03:55,202 --> 00:03:57,704 太刀筋に覚えがあったが…。 42 00:03:57,704 --> 00:04:00,640 なるほど。 グレニス殿と似ておったのだな。 43 00:04:00,640 --> 00:04:03,477 まだまだ お母さんには かなわないわよ。 44 00:04:03,477 --> 00:04:06,313 それにしても なんで アークを襲ったの? 45 00:04:06,313 --> 00:04:08,315 あら 忘れたの? 46 00:04:08,315 --> 00:04:11,318 言ったでしょ? アリンちゃんのお相手は➨ 47 00:04:11,318 --> 00:04:15,489 私より強い人じゃないと 認めないって。 はぁ? 48 00:04:15,489 --> 00:04:17,824 お相手? キュッ? 49 00:04:17,824 --> 00:04:21,161 (イビン)お父さんとお母さんから 聞いたのよ。 50 00:04:21,161 --> 00:04:25,665 アリンちゃんが 人族の騎士に いろいろ手伝ってもらってるって。 51 00:04:25,665 --> 00:04:27,667 おまけに その彼と一緒に➨ 52 00:04:27,667 --> 00:04:30,504 呪いを解く泉に行く っていうじゃない? 53 00:04:30,504 --> 00:04:32,839 それって 絶対 任務じゃないわよね? 54 00:04:32,839 --> 00:04:35,675 うぅ…。 助けてもらったお礼として➨ 55 00:04:35,675 --> 00:04:38,011 泉のことを教えただけよ。 56 00:04:38,011 --> 00:04:40,514 なんで アリンちゃんまで一緒に? 57 00:04:40,514 --> 00:04:43,183 人族だけで入れる場所じゃ ないでしょ? 58 00:04:43,183 --> 00:04:47,687 ポンタよ 2人は さっきから 何を話しておるのだ? キューン? 59 00:04:47,687 --> 00:04:51,691 ちょっと待って。 泉のことを知ってるってことは➨ 60 00:04:51,691 --> 00:04:55,695 アークの体のことも…。 ええ もちろん。 61 00:04:55,695 --> 00:04:58,532 んっ…。 んっ? 62 00:04:58,532 --> 00:05:00,634 あっ! キュキュッ! 63 00:05:00,634 --> 00:05:03,303 ほんと 見事に 骸骨ね。 64 00:05:03,303 --> 00:05:05,805 あっ あっ…。 どっ… ども…。 おうっ! 65 00:05:05,805 --> 00:05:08,475 ちなみに どうだったの? 66 00:05:08,475 --> 00:05:11,478 (イビン)何が? 手合わせしてみて。 67 00:05:11,478 --> 00:05:16,483 アークも 相当な手だれだと思うけど お姉ちゃんと比べて…。 68 00:05:16,483 --> 00:05:19,653 途中で 邪魔されちゃったから わからないけど➨ 69 00:05:19,653 --> 00:05:23,490 まだ あなたのお相手として 認めるわけにはいかないわね。 70 00:05:23,490 --> 00:05:25,992 なっ! だから そうじゃなくて! 71 00:05:25,992 --> 00:05:28,662 んっ…。 ていうか そもそも どうして お姉ちゃんに➨ 72 00:05:28,662 --> 00:05:30,664 認められなきゃいけないの? 73 00:05:30,664 --> 00:05:33,333 自分は 好きな相手と結婚するくせに! 74 00:05:33,333 --> 00:05:37,337 そういえば イビン殿は 結婚するそうですな。 75 00:05:37,337 --> 00:05:39,339 おめでとうございます。 76 00:05:39,339 --> 00:05:42,342 アリアン殿が ベールを贈りたいといって➨ 77 00:05:42,342 --> 00:05:47,347 以前 ホーンテッドウルフの尻尾を 手に入れたことがあったな。 78 00:05:47,347 --> 00:05:49,349 それが まだなのよ~。 79 00:05:49,349 --> 00:05:51,851 任務があるから 待ってもらってるの。 80 00:05:51,851 --> 00:05:54,688 大丈夫なの? 相手の人。 81 00:05:54,688 --> 00:05:58,358 フフフッ… 私の好きにしてくれていいって。 82 00:05:58,358 --> 00:06:00,460 あっ 私たちの住む家に➨ 83 00:06:00,460 --> 00:06:03,463 アリンちゃんの部屋を作るのも いいって。 84 00:06:03,463 --> 00:06:07,968 えっ? 嫌よ! 新婚夫婦と一緒に住むなんて。 85 00:06:07,968 --> 00:06:11,471 安心して。 寝室は 別々にしとくから! 86 00:06:11,471 --> 00:06:13,473 アハハハハハハ! 当たり前でしょ! 87 00:06:13,473 --> 00:06:18,645 ハッハッハッハッハッハッ! イビン殿は なかなか 愉快な方だ。 88 00:06:18,645 --> 00:06:21,648 まさか 本当に アークのことを確かめるために➨ 89 00:06:21,648 --> 00:06:25,318 呼んだんじゃないでしょうね? まさか…。 90 00:06:25,318 --> 00:06:28,989 今回の任務は ちょっと やっかいなのよ。 91 00:06:28,989 --> 00:06:32,325 ふむ… 何か 特別な事情でも? 92 00:06:32,325 --> 00:06:37,497 もしかすると 大物が 絡んでるかもしれないのよね。 93 00:06:37,497 --> 00:06:40,500 あっ…。 詳しく聞かせて。 94 00:06:40,500 --> 00:06:44,104 ええ。 でも その前に…。 95 00:06:46,172 --> 00:06:48,675 さあ どれだけ腕を上げたか➨ 96 00:06:48,675 --> 00:06:50,844 お姉ちゃんに見せてちょうだい。 97 00:06:50,844 --> 00:06:52,846 望むところよ。 98 00:06:52,846 --> 00:06:55,515 うむ…。 キュー…。 99 00:06:55,515 --> 00:06:58,018 いつでも いらっしゃい。 100 00:06:58,018 --> 00:07:00,453 それじゃあ 遠慮なく。 101 00:07:00,453 --> 00:07:02,622 んっ! 102 00:07:02,622 --> 00:07:05,458 いや~ん! アリンちゃん すご~い! ハッ! フッ! 103 00:07:05,458 --> 00:07:07,961 フッ! お姉ちゃん 負けちゃいそう! 104 00:07:07,961 --> 00:07:09,963 う~む…。 105 00:07:09,963 --> 00:07:14,634 《すべて イビン殿に 見切られてしまっている》 106 00:07:14,634 --> 00:07:16,970 んっ! 《いや 違う! 107 00:07:16,970 --> 00:07:19,639 イビン殿は アリアン殿の動きを読み➨ 108 00:07:19,639 --> 00:07:22,809 先に動いているのか》 109 00:07:22,809 --> 00:07:25,478 ちょこまかと! これで おしまい? 110 00:07:25,478 --> 00:07:29,816 炎を纏いし礫よ 敵を穿ち屠れ! 111 00:07:29,816 --> 00:07:33,320 風よ 我と共に駆けろ! 112 00:07:33,320 --> 00:07:35,655 あっ! 113 00:07:35,655 --> 00:07:37,657 あっ! ああ…。 114 00:07:37,657 --> 00:07:40,994 水よ 我が意に応え 敵を洗い流せ! 115 00:07:40,994 --> 00:07:44,331 《あっ! しまった!》 116 00:07:44,331 --> 00:07:46,333 何? キュッ? 117 00:07:46,333 --> 00:07:49,002 うぅ~! うっ! うぅ~! 118 00:07:49,002 --> 00:07:53,506 うっ~… うっ! うぅ… うぅ…。 フゥ…。 119 00:07:53,506 --> 00:07:55,842 ブハッ! 120 00:07:55,842 --> 00:07:58,178 うわ~…。 あっ…。 121 00:07:58,178 --> 00:08:00,447 まだまだね。 122 00:08:00,447 --> 00:08:04,050 姉上殿 お見事。 キューン! 123 00:08:06,453 --> 00:08:09,456 (セクト)お~ ユリアーナ! 124 00:08:09,456 --> 00:08:12,125 (ユリアーナ) お久しぶりです セクトお兄様。 125 00:08:12,125 --> 00:08:14,127 無事でよかった! あっ…。 126 00:08:14,127 --> 00:08:16,796 (セクト)もう会えないと思っていた。 127 00:08:16,796 --> 00:08:19,799 私も またお会いできて 光栄です。 128 00:08:19,799 --> 00:08:25,305 ダカレスめ! まさか 妹殺しの凶行に及ぶとは! 129 00:08:29,809 --> 00:08:33,313 《今回の件 恐らく ダカレスお兄様は➨ 130 00:08:33,313 --> 00:08:37,650 セクトお兄様の駒にされた 可能性が高い》 131 00:08:37,650 --> 00:08:40,353 (セクト)これは お前に返しておこう。 132 00:08:42,322 --> 00:08:45,158 お前が ダカレスに討たれたと聞いたとき➨ 133 00:08:45,158 --> 00:08:48,328 もっと捜索をしておくべきだった と反省している。 134 00:08:48,328 --> 00:08:50,663 しかたないですわ。 135 00:08:50,663 --> 00:08:55,668 お母様の形見の首飾り。 これを ダカレスお兄様が所持し➨ 136 00:08:55,668 --> 00:08:58,505 私との連絡が取れぬとあれば➨ 137 00:08:58,505 --> 00:09:02,442 私が暗殺されたと考えるのも 無理はありません。 138 00:09:02,442 --> 00:09:05,111 とにかく お前が無事でよかった。 139 00:09:05,111 --> 00:09:08,281 ええ。 本当に そうですわね。 140 00:09:08,281 --> 00:09:11,951 ところで お兄様 エルフとの交渉の件で➨ 141 00:09:11,951 --> 00:09:15,455 お伝えしたいことがあります。 んっ…。 142 00:09:15,455 --> 00:09:21,127 (ユリアーナ)エルフ族の大長老ファンガス様と じきじきに交渉した結果➨ 143 00:09:21,127 --> 00:09:23,129 我がローデン王国との➨ 144 00:09:23,129 --> 00:09:27,133 優先的な交易の約束を頂きました。 145 00:09:27,133 --> 00:09:31,137 交易品の内容は 豊穣の魔結石です。 146 00:09:31,137 --> 00:09:33,473 すばらしい! それがあれば➨ 147 00:09:33,473 --> 00:09:36,643 ローデンは 更なる発展を 遂げることができる! 148 00:09:36,643 --> 00:09:38,812 お前のことだ。 まずは➨ 149 00:09:38,812 --> 00:09:42,482 土地が痩せている領地から 改善していくつもりだろう。 150 00:09:42,482 --> 00:09:44,651 反対する者も いるかもしれないが➨ 151 00:09:44,651 --> 00:09:46,820 それは こちらが なんとかしよう。 152 00:09:46,820 --> 00:09:49,823 感謝します。 セクトお兄様。 153 00:09:49,823 --> 00:09:52,826 《暗殺は失敗したうえに➨ 154 00:09:52,826 --> 00:09:56,162 エルフとの交易特権まで まとめてきたとは…》 155 00:09:56,162 --> 00:09:59,666 《あくまで 私のやるべきことは ただ1つ。 156 00:09:59,666 --> 00:10:02,669 この国のためにできる 最善をなす》 157 00:10:05,338 --> 00:10:07,340 (セトリオン)食えぬ相手ですな。 158 00:10:07,340 --> 00:10:12,679 交易の話が このまま進めば 民の支持は ユリアーナ姫に。 159 00:10:12,679 --> 00:10:14,681 そうなれば 王位は…。 160 00:10:14,681 --> 00:10:19,686 焦ることはない。 私もユリアーナも 目指すものは同じ。 161 00:10:19,686 --> 00:10:23,189 すべては ローデン王国のために。 162 00:10:27,694 --> 00:10:31,030 イビン殿に敗れたことを 気にしているのか。 163 00:10:31,030 --> 00:10:33,700 あれじゃ へこむわよ。 164 00:10:33,700 --> 00:10:38,204 姉さんは 昔から 輝いていた。 165 00:10:38,204 --> 00:10:42,208 私が 物心ついたころには もう➨ 166 00:10:42,208 --> 00:10:45,545 戦士として たくさんの仲間を助けて…。 167 00:10:45,545 --> 00:10:48,348 ⸨うわ~!⸩ 168 00:10:50,550 --> 00:10:54,888 少しは 姉さんに 近づけたかと思ってたのに…。 169 00:10:54,888 --> 00:10:58,057 いや 我と初めて会ったときと 比べても➨ 170 00:10:58,057 --> 00:11:01,327 間違いなく たくましくなっていると思うぞ。 171 00:11:01,327 --> 00:11:03,329 そうかしら…。 172 00:11:03,329 --> 00:11:08,835 何より アリアン殿も 多くの者を 救ってきたではないか。 173 00:11:08,835 --> 00:11:10,837 んっ…。 174 00:11:10,837 --> 00:11:14,340 その頑張りを 間近で見てきた我が保証する。 175 00:11:14,340 --> 00:11:17,510 アリアン殿は 胸を張ってよいと思うぞ。 176 00:11:17,510 --> 00:11:20,613 アーク… ありがとう。 177 00:11:23,349 --> 00:11:25,518 それにしても あなたとも➨ 178 00:11:25,518 --> 00:11:27,687 すっかり長い つきあいになったわね。 179 00:11:27,687 --> 00:11:30,189 我の旅は 急ぐものでもなし➨ 180 00:11:30,189 --> 00:11:33,693 アリアン殿との旅 大いに楽しんでいるからな。 181 00:11:33,693 --> 00:11:37,197 フゥ…。 今回も 頑張らなくちゃ。 182 00:11:48,875 --> 00:11:51,544 しばし待機か。 183 00:11:51,544 --> 00:11:54,213 我 最近 こういうの多いよな? 184 00:11:54,213 --> 00:12:00,320 ⸨イビン:このアネット山脈の麓に デネルっていう小さな村があるの。 185 00:12:00,320 --> 00:12:03,323 深い森の中にある村でね➨ 186 00:12:03,323 --> 00:12:06,659 近隣の村とは 一切 交流のない➨ 187 00:12:06,659 --> 00:12:09,162 かなり閉鎖的な村だったらしいわ。 188 00:12:11,331 --> 00:12:13,333 「だった」とは? 189 00:12:13,333 --> 00:12:17,670 代々 村を治めていたのは 村長の一族なんだけど➨ 190 00:12:17,670 --> 00:12:22,175 数年前 魔獣に襲われて 全滅してしまったの。 191 00:12:22,175 --> 00:12:27,180 ただ1人 生き残った村長の娘が 後を継いだんだけど➨ 192 00:12:27,180 --> 00:12:31,684 その子が 天使のように優しいと評判で…⸩ 193 00:12:31,684 --> 00:12:34,187 あっ おはようございます。 194 00:12:34,187 --> 00:12:38,358 おはようございます。 おはようございます。 195 00:12:38,358 --> 00:12:40,693 ⸨イビン:彼女が 治めるようになってから➨ 196 00:12:40,693 --> 00:12:42,695 よその人ともつきあう➨ 197 00:12:42,695 --> 00:12:46,366 すっかり開放的な村に なったそうよ。 198 00:12:46,366 --> 00:12:49,702 そこに リーザの里という➨ 199 00:12:49,702 --> 00:12:53,039 エルフたちを保護している 施設があるの。 200 00:12:53,039 --> 00:12:55,041 リーザの里? 201 00:12:55,041 --> 00:12:57,377 ユリアーナ姫のおかげで➨ 202 00:12:57,377 --> 00:13:01,481 捕らわれていたエルフたちの 救出と解放が進んでるでしょ? 203 00:13:01,481 --> 00:13:03,983 でも 自由になれたからって➨ 204 00:13:03,983 --> 00:13:06,819 簡単に故郷に帰れるわけじゃない。 205 00:13:06,819 --> 00:13:09,989 そこまで 面倒は見てもらえんか。 206 00:13:09,989 --> 00:13:13,159 リーザの里では 保護したエルフたちの➨ 207 00:13:13,159 --> 00:13:16,329 故郷へ帰る手助けを してくれてるらしいわ。 208 00:13:16,329 --> 00:13:18,498 リーザって ひょっとして…。 209 00:13:18,498 --> 00:13:22,335 ええ。 生き残った村長の娘の名前。 210 00:13:22,335 --> 00:13:25,004 夫と2人で 施設を作った。 211 00:13:25,004 --> 00:13:29,509 しかし そのような活動 相当 金もかかりそうだが…。 212 00:13:29,509 --> 00:13:33,846 (イビン)夫は もともと 国外の商人だったんだって。 213 00:13:33,846 --> 00:13:36,015 所用で ローデン王国にやって来て➨ 214 00:13:36,015 --> 00:13:39,852 リーザと恋に落ち 結婚したそうよ。 215 00:13:39,852 --> 00:13:44,691 商人だったころに稼いだ金を たんまり持ってきたらしいわ。 216 00:13:44,691 --> 00:13:47,694 なかなか 情熱的なご仁だな。 217 00:13:47,694 --> 00:13:52,365 それの どこが問題なのだ? すばらしい話ではないか。 218 00:13:52,365 --> 00:13:54,867 (イビン)それが 本当だったらね。 (2人)んっ? 219 00:13:54,867 --> 00:13:58,538 エルフや獣人を 故郷に帰してるっていうけど➨ 220 00:13:58,538 --> 00:14:01,140 実際に戻った者は いないみたいなの。 221 00:14:01,140 --> 00:14:03,142 なんと! 本当に? 222 00:14:03,142 --> 00:14:05,478 旅の途中で襲撃されたとか➨ 223 00:14:05,478 --> 00:14:08,815 送り返したあとのことまでは 知らないと言われれば➨ 224 00:14:08,815 --> 00:14:11,651 それまででしょ? だから…。 225 00:14:11,651 --> 00:14:14,053 真相を確かめに行くのね⸩ 226 00:14:19,659 --> 00:14:22,862 (ヤコッフ)ようこそ リーザの里へ。 227 00:14:29,669 --> 00:14:34,340 (ヤコッフ)初めまして。 私が この里を 管理している ヤコッフです。 228 00:14:34,340 --> 00:14:37,343 ここに来れば もう安心です。 229 00:14:37,343 --> 00:14:39,679 ありがとうございます。 230 00:14:39,679 --> 00:14:44,183 それで 私たち ララトイアの里に帰りたいんですけど。 231 00:14:44,183 --> 00:14:50,022 承知しました。 ですが ここには 保護したエルフや獣人が大勢います。 232 00:14:50,022 --> 00:14:53,025 しばらく滞在して 順番を お待ちください。 233 00:14:53,025 --> 00:14:56,863 ヤコッフさんは どうして 私たちのために ここまで…。 234 00:14:56,863 --> 00:15:02,802 それが 妻の リーザの願いですから。 235 00:15:02,802 --> 00:15:06,806 どうぞ。 手はずが整うまで のんびりしていてください。 236 00:15:06,806 --> 00:15:08,808 パメラさん。 はい。 237 00:15:08,808 --> 00:15:12,311 お2人に 屋敷を 案内して差し上げてください。 238 00:15:12,311 --> 00:15:14,313 かしこまりました。 239 00:15:14,313 --> 00:15:18,484 姉妹で捕まってらしたんですか。 240 00:15:18,484 --> 00:15:22,321 そうなんです。 パメラさんは いつから ここに? 241 00:15:22,321 --> 00:15:25,324 私も ついこの間 来たばかりなんですよ。 242 00:15:25,324 --> 00:15:27,326 (バート)パメラ! (3人)んっ? 243 00:15:27,326 --> 00:15:29,328 (パメラ)バート! 244 00:15:29,328 --> 00:15:31,831 新入りさんかい? 245 00:15:31,831 --> 00:15:35,001 ええ。 お屋敷を案内してるの。 246 00:15:35,001 --> 00:15:37,503 こんにちは。 (イビン/アリアン)こんにちは。 247 00:15:37,503 --> 00:15:40,173 ヤコッフさんに呼ばれてるんだ。 248 00:15:40,173 --> 00:15:42,575 じゃあ また後で。 うん! 249 00:15:46,012 --> 00:15:50,183 すてきな人ね。 フッ… 婚約者なんです。 250 00:15:50,183 --> 00:15:52,852 ほんとに? おめでとう! 251 00:15:52,852 --> 00:15:56,856 奴隷として働かされていた お屋敷で知り合って。 252 00:15:56,856 --> 00:15:59,859 いつか 自由になったら 一緒になろうって➨ 253 00:15:59,859 --> 00:16:02,628 それだけが 生きる希望でした。 254 00:16:02,628 --> 00:16:05,965 解放されて 夢がかなうってわけだ。 255 00:16:05,965 --> 00:16:09,302 よかったわね! はい! 256 00:16:09,302 --> 00:16:12,305 ここが 食堂です。 257 00:16:12,305 --> 00:16:14,307 (イビン/アリアン)んっ…。 258 00:16:14,307 --> 00:16:17,476 あら パメラ。 新入りさん? 259 00:16:17,476 --> 00:16:20,313 ええ。 イビンさんに アリアンさん。 260 00:16:20,313 --> 00:16:23,316 初めまして。 あっ… よろしく。 261 00:16:23,316 --> 00:16:25,818 (エルフたち)ようこそ リーザの里へ! 262 00:16:25,818 --> 00:16:28,321 ここに来れば もう安心よ。 263 00:16:28,321 --> 00:16:31,324 ふかふかのベッドに お風呂まであるんだから! 264 00:16:31,324 --> 00:16:34,160 すごいですね。 私たちのために➨ 265 00:16:34,160 --> 00:16:37,163 こんな施設を 作ってくださるなんて。 266 00:16:37,163 --> 00:16:41,167 リーザさんって とっても優しい方なのね! 267 00:16:41,167 --> 00:16:43,503 ユリアーナ姫が お触れを出す前から➨ 268 00:16:43,503 --> 00:16:47,173 エルフや獣人に 手を差し伸べていたって。 269 00:16:47,173 --> 00:16:49,342 ぜひ お会いしてみたいわ! 270 00:16:49,342 --> 00:16:52,345 (エルフたち)あっ…。 んっ…。 271 00:16:52,345 --> 00:16:54,680 どうかしましたか? 272 00:16:54,680 --> 00:16:57,516 私たちも お会いしたことはないんです。 273 00:16:57,516 --> 00:17:01,120 (イビン/アリアン)えっ? リーザさんは ずっと 行方不明なんです。 274 00:17:01,120 --> 00:17:03,122 行方不明? 275 00:17:03,122 --> 00:17:06,792 人間の中には 私たちエルフの味方をするのが➨ 276 00:17:06,792 --> 00:17:09,962 気に入らない人たちも 大勢いるから➨ 277 00:17:09,962 --> 00:17:12,632 そういう人たちに 連れ去られたんじゃないかって➨ 278 00:17:12,632 --> 00:17:15,134 うわさで…。 でも ヤコッフさんは➨ 279 00:17:15,134 --> 00:17:17,803 どこかで 無事でいると信じていて。 280 00:17:17,803 --> 00:17:21,641 だから 私たちも そんな話 信じたくないんですけど…。 281 00:17:21,641 --> 00:17:23,809 ただ… リーザさんの部屋の前で➨ 282 00:17:23,809 --> 00:17:27,313 幽霊を見たっていう人も たくさんいて…。 283 00:17:27,313 --> 00:17:31,017 幽霊? 実は 私も…。 284 00:17:33,486 --> 00:17:35,988 ⸨あっ… あっ…。 285 00:17:35,988 --> 00:17:40,326 キャー!⸩ 286 00:17:40,326 --> 00:17:44,163 ここが リーザさんの部屋? はっ… はい。 287 00:17:44,163 --> 00:17:48,501 何か 変な感じしない? ええ… なんだろ? 288 00:17:48,501 --> 00:17:51,337 お2人とも 何か 感じるんですか? 289 00:17:51,337 --> 00:17:55,508 あっ… ううん 別に。 ごめんなさい 行きましょう。 290 00:17:55,508 --> 00:17:58,511 あっ…。 291 00:17:58,511 --> 00:18:00,513 んっ…。 292 00:18:07,620 --> 00:18:10,790 ハァー… 生き返る! 293 00:18:10,790 --> 00:18:14,460 リーザさんは エルフを助けようとしてくれていた。 294 00:18:14,460 --> 00:18:18,798 そんな人が作った この場所に 裏なんてあるのかしら。 295 00:18:18,798 --> 00:18:21,133 リーザさんの思いは ともかく➨ 296 00:18:21,133 --> 00:18:25,638 それを利用してるやつらは いるかもでしょ? そうだけど…。 297 00:18:25,638 --> 00:18:29,308 それに 幽霊なんて話 信じられる? 298 00:18:29,308 --> 00:18:33,646 確かに。 あの部屋から感じた 変な気配。 299 00:18:33,646 --> 00:18:37,149 あれは 一体…。 んっ…。 300 00:18:37,149 --> 00:18:41,053 んっ! んっ? 調べてみましょう。 301 00:18:43,322 --> 00:18:46,492 さっきは弱すぎて よくわからなかったけど➨ 302 00:18:46,492 --> 00:18:48,661 きっと この部屋には 何かあるはず。 303 00:18:48,661 --> 00:18:50,663 (2人)うん。 304 00:18:53,666 --> 00:18:57,003 だめね。 まあ そりゃ そうか。 305 00:18:57,003 --> 00:18:59,338 あら? あなたたち。 (2人)あっ! 306 00:18:59,338 --> 00:19:02,441 どうしたの? こんな夜更けに。 307 00:19:02,441 --> 00:19:05,277 な~んか 迷子になっちゃったみたいで。 308 00:19:05,277 --> 00:19:08,614 アハハハハ…。 広いからね ここ。 309 00:19:08,614 --> 00:19:11,450 お部屋まで ご案内します。 あっ はい。 310 00:19:11,450 --> 00:19:15,254 どうする? とりあえず アーク君を呼びましょう。 311 00:19:21,961 --> 00:19:23,963 キュッ! 312 00:19:26,632 --> 00:19:28,968 う~ん! うまい。 313 00:19:28,968 --> 00:19:30,970 おいしいね。 おいしいですね。 314 00:19:30,970 --> 00:19:35,641 パメラさんとバートさん いないわね。 ええ。 315 00:19:35,641 --> 00:19:38,144 夜の間に 出発した? 316 00:19:38,144 --> 00:19:40,813 ええ。 バートの故郷に。 317 00:19:40,813 --> 00:19:44,984 そんな急に? どうやって ここから移動を? 318 00:19:44,984 --> 00:19:47,820 それは 誰にもわからないわ。 319 00:19:47,820 --> 00:19:50,156 どうやって故郷に帰るかは➨ 320 00:19:50,156 --> 00:19:53,492 安全のために 私たちも教えてもらえないの。 321 00:19:53,492 --> 00:19:57,997 ローデン王国以外は エルフを 自由にはしてくれないでしょ。 322 00:19:57,997 --> 00:19:59,999 (2人)んっ…。 323 00:20:05,004 --> 00:20:07,006 待たせたな。 324 00:20:07,006 --> 00:20:10,676 短距離移動魔法 本当に使えるのね。 325 00:20:10,676 --> 00:20:15,181 目に見える所ならば どこにでも移動できるのだ。 326 00:20:15,181 --> 00:20:17,683 ふむ…。 327 00:20:17,683 --> 00:20:21,687 うむ… これだけ見えれば 大丈夫だ。 328 00:20:21,687 --> 00:20:23,689 次元歩法。 329 00:20:30,196 --> 00:20:34,366 お姉ちゃん…。 ええ この下から 気配を感じるわね。 330 00:20:34,366 --> 00:20:37,369 ふんむっ! あっ…。 んっ…。 331 00:20:37,369 --> 00:20:39,872 これが 秘密の抜け道かしら? 332 00:20:42,541 --> 00:20:44,543 隠し階段? (アリアン/イビン)あっ! 333 00:20:44,543 --> 00:20:46,545 キューン! 334 00:20:48,547 --> 00:20:50,549 お姉ちゃん! ええ。 335 00:20:50,549 --> 00:20:52,718 やっぱり 幽霊なんかじゃなかった。 336 00:20:52,718 --> 00:20:55,888 なっ… なんだ? 何かいるのか? 337 00:20:55,888 --> 00:20:58,224 我には 何も見えないが…。 338 00:20:58,224 --> 00:21:01,160 死の穢れよ。 死の穢れ? 339 00:21:01,160 --> 00:21:04,497 はて? どこかで 聞いたことがあるような…。 340 00:21:04,497 --> 00:21:09,001 私たちエルフには 不死者特有の 瘴気みたいなものが見えるの。 341 00:21:09,001 --> 00:21:11,837 昨日 感じたのは これだったのね。 342 00:21:11,837 --> 00:21:14,840 きっと パメラさんの見た 幽霊の正体も…。 343 00:21:14,840 --> 00:21:17,843 あっ でも どうして わからなかったのかしら? 344 00:21:17,843 --> 00:21:20,846 何かの術で 力を弱めてるみたい。 345 00:21:20,846 --> 00:21:22,848 これだけ かすかだと➨ 346 00:21:22,848 --> 00:21:25,184 私たちみたいな 訓練を受けた者でないと➨ 347 00:21:25,184 --> 00:21:27,186 わからないかも。 348 00:21:27,186 --> 00:21:30,356 ともかく 地下へ下りてみよう。 (アリアン/イビン)ええ。 349 00:21:30,356 --> 00:21:32,358 火炎。 350 00:21:40,032 --> 00:21:43,035 あっ! キュッ! キュッ! どうしたのだ? ポンタ。 351 00:21:43,035 --> 00:21:45,871 (イビン/アリアン)あっ…。 キュキュッ! キュキュー! 352 00:21:45,871 --> 00:21:48,374 この先に 何かあるのか? 353 00:21:50,376 --> 00:21:53,078 あっ! 死の穢れよ! 何か来る! 354 00:21:57,049 --> 00:22:01,053 えっ 我!? なわけないでしょ! 不死者よ! 355 00:22:02,988 --> 00:22:04,990 んっ…。 うっ…。