1 -1:56:26,500 --> -1:56:26,840 突入します。 2 -1:56:26,840 --> -1:56:38,539 ♩~ 3 00:02:10,480 --> 00:02:14,820 [通信]15年前 帝国の侵略を受けた ジャニナ星。 4 00:02:14,820 --> 00:02:19,000 [通信]その救援に向かった 宇宙軍の将校が 帝国と裏取引。 5 00:02:19,000 --> 00:02:23,500 [通信]大統領選 最有力候補 モルセール将軍のスキャンダルに→ 6 00:02:23,500 --> 00:02:26,500 パリが揺れています。 7 00:02:26,500 --> 00:02:28,490 (アルベール)宇宙軍大本営まで。 8 00:02:33,670 --> 00:02:39,519 (琴を弾く音) 9 00:02:39,519 --> 00:02:41,519 (エデ)あっ。 (弦が切れる音) 10 00:02:43,519 --> 00:02:45,519 あぁ…。 11 00:02:58,540 --> 00:03:01,130 アルベール・ド・モルセールだ。 12 00:03:01,130 --> 00:03:03,130 大統領候補の息子だ! 13 00:03:06,630 --> 00:03:12,480 お父様が ジャニナでしていたことを ご家族は ご存じだったんですか? 14 00:03:12,480 --> 00:03:16,820 将軍の目的は ジャニナ国王の財産だったんですか? 15 00:03:16,820 --> 00:03:19,810 痛い 痛い 押すな! お父様の 醜い行為を→ 16 00:03:19,810 --> 00:03:22,490 どう思います? どいてください! 17 00:03:22,490 --> 00:03:24,820 大統領候補は パリ市民に謝罪しろ! そうだ そうだ! 18 00:03:24,820 --> 00:03:26,820 謝罪しろ! ご両親は マルセイユの出身とか? 19 00:03:26,820 --> 00:03:29,490 知りません! そこを どけって 言ってるじゃないですか! 20 00:03:29,490 --> 00:03:32,670 本当は 貴族の家柄ではないとの うわさが ありますが。 21 00:03:32,670 --> 00:03:34,830 経歴詐称と考えて よろしいんですか? 22 00:03:34,830 --> 00:03:37,670 無礼な! 貴様ら 父を侮辱するのも→ 23 00:03:37,670 --> 00:03:40,000 いいかげんにしろ! 侮辱だと!? 24 00:03:40,000 --> 00:03:43,180 これまで 侮辱され続けていたのは パリ市民である我々だ! 25 00:03:43,180 --> 00:03:45,180 敵軍と内通し 金欲しさに 王を売り飛ばした→ 26 00:03:45,180 --> 00:03:47,180 裏切り者の息子め! 27 00:03:53,519 --> 00:03:57,020 モルセール子爵!父は!? 父は どこにいるんですか!? 28 00:03:57,020 --> 00:03:59,690 正面玄関から いらっしゃったのですか? 29 00:03:59,690 --> 00:04:03,460 なんて むちゃなことを… さあ 裏口へ。 30 00:04:03,460 --> 00:04:06,470 ここにいては 危険です。 父は… 父は どこです!? 31 00:04:06,470 --> 00:04:08,460 話を させてください! 32 00:04:08,460 --> 00:04:12,640 本日は… あいにく各方面の対応に 追われていらっしゃるため→ 33 00:04:12,640 --> 00:04:14,650 もう お戻りにはならないかと…。 34 00:04:14,650 --> 00:04:18,640 そうですか… では 父に こう伝えてください。 35 00:04:18,640 --> 00:04:20,650 話したいことがあると…。 36 00:04:20,650 --> 00:04:22,640 そして 私は→ 37 00:04:22,640 --> 00:04:24,660 父を 信じているからと! 38 00:04:24,660 --> 00:04:27,060 承知いたしました。 39 00:04:31,830 --> 00:04:39,500 (フェルナン)ハァ ハァ ハァ…。 40 00:04:39,500 --> 00:04:41,510 (ノック) 41 00:04:41,510 --> 00:04:43,510 入れ。 42 00:04:46,509 --> 00:04:48,510 手は すべて尽くしました。 43 00:04:48,510 --> 00:04:52,680 しかし 議会での弁明は 難しいかもしれません。 44 00:04:52,680 --> 00:04:55,180 話題は すでに 証人喚問が焦点に。 45 00:04:55,180 --> 00:04:57,860 わかった もう 下がれ。 46 00:04:57,860 --> 00:05:00,460 先ほど ご子息が いらっしゃいました。 47 00:05:00,460 --> 00:05:04,790 ご命令どおり 将軍は いないと お伝えいたしました。 48 00:05:04,790 --> 00:05:06,790 ヤツは なんと? 49 00:05:06,790 --> 00:05:09,790 ご子息は 将軍を→ 50 00:05:09,790 --> 00:05:11,790 父を 信じているからと…。 51 00:05:11,790 --> 00:05:23,980 ♩~ 52 00:05:23,980 --> 00:05:25,980 (ドプレー)アルベール! あっ。 53 00:05:25,980 --> 00:05:27,970 早く乗れ! 54 00:05:34,830 --> 00:05:37,150 (ダングラール)ユージェニー! (ユージェニー)あっ。 55 00:05:37,150 --> 00:05:39,160 (ダングラール) 今頃 どこへ 行こうというんだ!? 56 00:05:39,160 --> 00:05:42,160 なぜ お前は 私の言うことを聞けない! 57 00:05:42,160 --> 00:05:44,660 嫌… 離して… 離してよ! 58 00:05:44,660 --> 00:05:48,000 あれほど 娘を外へ出すなと 命令しておいたのに→ 59 00:05:48,000 --> 00:05:50,510 なんだ この ざまは!警備員を呼べ! 60 00:05:50,510 --> 00:05:52,510 あっ…。 はい ただ今。 61 00:05:52,510 --> 00:05:55,170 友達の家が あんな目に 遭ってるっていうのに→ 62 00:05:55,170 --> 00:05:57,170 お父様は ほっとけと言うの!? 63 00:05:57,170 --> 00:06:00,450 バカ者! 今 行けば ジャーナリストどもの餌食だ! 64 00:06:00,450 --> 00:06:02,450 お前と あの アルベールの間柄を→ 65 00:06:02,450 --> 00:06:04,620 あること ないこと おもしろおかしく書かれて→ 66 00:06:04,620 --> 00:06:06,950 世間の慰み者に なってしまうんだ! 67 00:06:06,950 --> 00:06:10,460 そんなことも わからんのか! 関係ないわよ そんなこと! 68 00:06:10,460 --> 00:06:12,460 ハァ ハァ ハァ…。 (頬を叩く音) 69 00:06:12,460 --> 00:06:16,130 いいか これは お前一人の問題じゃない! 70 00:06:16,130 --> 00:06:20,290 俺は お前の価値を下げるものは なんであろうと 断じて許さん! 71 00:06:20,290 --> 00:06:24,790 娘が 外に出ないよう しっかり 見張っておけ! 72 00:06:29,480 --> 00:06:34,480 (アンドレア)モルセール子爵のことが そんなにも 心配なのですか? 73 00:06:34,480 --> 00:06:37,150 僕で よければ あなたの代わりに→ 74 00:06:37,150 --> 00:06:39,980 アルベールさんの様子を 伺ってきましょう。 75 00:06:39,980 --> 00:06:41,980 でも…。 76 00:06:44,330 --> 00:06:47,330 あなたは ここにいてください。 77 00:06:47,330 --> 00:06:49,830 私も あなたのような すてきな方が→ 78 00:06:49,830 --> 00:06:53,330 心ない者に汚されるのは たまらない…。 あっ…。 79 00:06:55,509 --> 00:06:58,010 ずいぶん 捜したんだぞ アルベール。 80 00:06:58,010 --> 00:07:02,270 こんな 大スキャンダルのさなか 渦中の大本営に乗り込むなんて→ 81 00:07:02,270 --> 00:07:05,950 むちゃなことするぜ お前も。 82 00:07:05,950 --> 00:07:07,950 あっ! 83 00:07:09,950 --> 00:07:12,960 (アルベール)「フェルナン・ド・ モルセール将軍にひと言 申し上げる。 84 00:07:12,960 --> 00:07:16,050 記者 ロベール・ボーシャン」。 85 00:07:19,790 --> 00:07:22,290 ボーシャンのところへ 連れていってくれ。 86 00:07:22,290 --> 00:07:25,290 今すぐだ! 87 00:07:25,290 --> 00:07:28,800 (ボーシャン) いや お待たせ すまなかったな。 88 00:07:28,800 --> 00:07:31,480 んっ? アルベール お前…。 89 00:07:31,480 --> 00:07:35,150 はぁっ! (殴る音) 90 00:07:35,150 --> 00:07:38,820 貴様 よくも今まで 友人ヅラして だましてくれたな! 91 00:07:38,820 --> 00:07:40,980 なにが スキャンダルには気をつけろだ! 92 00:07:40,980 --> 00:07:43,140 お前は 最初から 自分のスクープ欲しさに→ 93 00:07:43,140 --> 00:07:45,320 俺のおやじを 売る気だったんだ! 94 00:07:45,320 --> 00:07:48,830 そうなんだろ!? なぁ! (むせる声) 95 00:07:48,830 --> 00:07:52,150 アルベール いいか 俺は これから→ 96 00:07:52,150 --> 00:07:55,330 調べたことすべてを ありのままに伝える。 97 00:07:55,330 --> 00:07:59,620 ウソ偽りなく。 だから まず 俺の話を聞け。 98 00:08:01,610 --> 00:08:03,610 これを 見てくれ。 99 00:08:03,610 --> 00:08:07,440 帝国側のヤミ商人から買い取った 権利書の写しだ。 100 00:08:07,440 --> 00:08:11,110 「ジャニナ国王妃 ヴァジリキ および 王女 エデを→ 101 00:08:11,110 --> 00:08:13,620 1億フランで 譲渡する。 102 00:08:13,620 --> 00:08:16,780 譲渡人 フェルナン・モンデゴ」。 103 00:08:16,780 --> 00:08:19,790 何だっていうんだ こんなもの! 104 00:08:19,790 --> 00:08:23,630 俺は モンデゴと呼ばれる人物の 足跡を追った。 105 00:08:23,630 --> 00:08:26,460 しかし 情報は ことごとく 抹消されていた。 106 00:08:26,460 --> 00:08:30,470 まるで そんな人間は 存在しなかったかのようにね。 107 00:08:30,470 --> 00:08:33,630 でも モンデゴは 実在していた。 108 00:08:33,630 --> 00:08:37,460 彼は マルセイユに戻ると 手に入れた金で→ 109 00:08:37,460 --> 00:08:40,800 すぐさま 貴族の位を購入していたんだ。 110 00:08:40,800 --> 00:08:43,300 そして そのときに 改名した。 111 00:08:43,300 --> 00:08:46,140 証拠は!? 証拠を出せよ! 112 00:08:46,140 --> 00:08:50,320 アルベール 内務省の資料でも モンデゴは ヴィルフォールと→ 113 00:08:50,320 --> 00:08:52,820 旧知の仲だったということが わかったんだ。 114 00:08:52,820 --> 00:08:54,980 同じ マルセイユ出身の。 115 00:08:54,980 --> 00:08:56,980 そして ヴィルフォールは→ 116 00:08:56,980 --> 00:09:01,090 ことごとく モンデゴの情報を 公文書から葬っていた。 117 00:09:01,090 --> 00:09:04,100 そうやって モンデゴという人間は 抹消され→ 118 00:09:04,100 --> 00:09:08,440 代わりに フェルナン・ド・ モルセールという人間が生まれた。 119 00:09:08,440 --> 00:09:10,440 お前ら 俺のおやじが→ 120 00:09:10,440 --> 00:09:13,440 モンデゴとかいう人でなしと 同じ男だっていうのか!? 121 00:09:13,440 --> 00:09:16,770 よってたかって 人の不幸を 創作して楽しいのかよ!? 122 00:09:16,770 --> 00:09:19,450 ふざけんな! 俺が楽しんで でっちあげの記事を書いた→ 123 00:09:19,450 --> 00:09:21,450 そう思ってんのか!? 124 00:09:21,450 --> 00:09:25,290 俺が… 俺が どんな気持ちで それを書いたのか わかるのか!? 125 00:09:25,290 --> 00:09:28,460 お前は 俺がスクープのためなら 友人を売っちまう→ 126 00:09:28,460 --> 00:09:30,960 そんな汚いヤツだって! ボーシャン もう よせ! 127 00:09:30,960 --> 00:09:33,130 (雷鳴) 128 00:09:33,130 --> 00:09:35,970 俺は ジャーナリストだ。 129 00:09:35,970 --> 00:09:40,960 俺には どんなことがあろうと 世の中に真実を伝える義務がある。 130 00:09:46,480 --> 00:09:48,480 クッ… クソッ! 131 00:09:48,480 --> 00:09:50,970 (花瓶を ぶちまける音) 132 00:09:50,970 --> 00:10:00,150 (フランツ)俺が オートイユの 屋敷で見た 133 00:09:50,970 --> 00:09:55,820 シャトー・ド・イフに住む 不死の男 巌窟王。 134 00:09:55,820 --> 00:10:00,150 伯爵の額の紋章は→ 135 00:10:00,150 --> 00:10:03,980 紛れもなく 巌窟王の印だ。 136 00:10:03,980 --> 00:10:07,500 じゃあ 伯爵は 巌窟王に なってしまったのか? 137 00:10:07,500 --> 00:10:10,490 なぜ パリにいるんだ? 138 00:10:10,490 --> 00:10:13,830 (マクシミリアン)そんなに 根をつめては 体を壊してしまいますよ。 139 00:10:13,830 --> 00:10:15,840 昨日も 寝ていらっしゃらないのでは→ 140 00:10:15,840 --> 00:10:19,840 ないですか? 心配性だな マクシミリアンは。 141 00:10:19,840 --> 00:10:23,670 どうぞ 田舎料理ですが 精がつきますよ。 142 00:10:23,670 --> 00:10:26,850 あ~ うまそうだ。 ありがとう。 143 00:10:26,850 --> 00:10:28,840 (2人)あっ…。 144 00:10:28,840 --> 00:10:33,519 お前 持っていけよ。 嫌だよ 恥ずかしいもん。 145 00:10:33,519 --> 00:10:36,850 フランツ兄さんに 会いたいって 言ったのは お前じゃないか。 146 00:10:36,850 --> 00:10:39,200 お兄ちゃんも 一緒に ついてきてよ。 147 00:10:39,200 --> 00:10:42,030 なに やってんだ? お前たち。 お兄ちゃん! 148 00:10:42,030 --> 00:10:45,030 えっと… えっと…。 149 00:10:45,030 --> 00:10:47,030 おいで。 150 00:10:47,030 --> 00:10:49,030 (足音) 151 00:10:49,030 --> 00:10:51,030 これ 食べて! 152 00:10:51,030 --> 00:10:55,840 元気がないって コイツが言うから 一緒に作ったんだ。 153 00:10:58,040 --> 00:11:00,549 ありがとう! 154 00:11:06,150 --> 00:11:08,490 うん! 155 00:11:08,490 --> 00:11:10,490 よかったな。 156 00:11:17,170 --> 00:11:29,569 (テレビの音声) 157 00:11:38,519 --> 00:11:40,850 ((ヴィルフォール:いいか 次は お前だ! 158 00:11:40,850 --> 00:11:45,020 お前の家にも 災厄が降りかかるぞ~!)) 159 00:11:45,020 --> 00:11:48,870 (子どもたちの声) 160 00:11:48,870 --> 00:11:50,860 (フランツ)不思議だな。 (マクシミリアン)えっ? 161 00:11:50,860 --> 00:11:53,370 ひとつの家に こんなに家族がいるっていうのは。 162 00:11:53,370 --> 00:11:55,370 フランツさんの うちだって→ 163 00:11:55,370 --> 00:11:57,360 たくさんの人が いらっしゃるんでしょう? 164 00:11:57,360 --> 00:12:00,470 昔はね。 使用人も たくさんいたし。 165 00:12:00,470 --> 00:12:03,800 でも 今は 数人の召し使いと 母だけだから。 166 00:12:03,800 --> 00:12:05,810 そうだったんですか…。 167 00:12:05,810 --> 00:12:08,490 貴族っていっても いろいろあるさ。 168 00:12:08,490 --> 00:12:10,820 ヴァランティーヌとの婚約だって→ 169 00:12:10,820 --> 00:12:14,490 家がパリで 代々続いた王統派 っていうだけで→ 170 00:12:14,490 --> 00:12:17,330 ヴィルフォール氏が 無理やり 決めたことだ。 171 00:12:17,330 --> 00:12:20,500 まあ 俺は俺で アルベールのとこと違って→ 172 00:12:20,500 --> 00:12:23,490 財産も ないから 外交の道へ進むとき→ 173 00:12:23,490 --> 00:12:26,830 バックがあるのは 悪くないと思ってたんだけどさ。 174 00:12:26,830 --> 00:12:30,660 ごめんなさい そんな事情も知らないで 僕は…。 175 00:12:30,660 --> 00:12:34,670 フフッ お前に心配されるほど バカじゃないぜ。 176 00:12:34,670 --> 00:12:37,509 一応 こう見えても 勉強してるからな。 177 00:12:37,509 --> 00:12:43,100 (笑い声) 178 00:12:45,190 --> 00:12:49,190 ノワルティエ氏も言ってた 自分の代わりに これからは→ 179 00:12:49,190 --> 00:12:53,690 マクシミリアン お前がヴァランティーヌを 幸せにしてやってくれ って。 180 00:12:53,690 --> 00:12:55,700 はい。 181 00:12:57,690 --> 00:12:59,700 あっ。 182 00:13:04,470 --> 00:13:06,640 この人は? 183 00:13:06,640 --> 00:13:09,800 3年前に亡くなった 父です。 184 00:13:09,800 --> 00:13:12,150 立派な船を お持ちだったんだな。 185 00:13:12,150 --> 00:13:16,150 ファラオン号といって うちの花形だった船です。 186 00:13:16,150 --> 00:13:19,150 今は 人手に渡っていますが。 187 00:13:21,150 --> 00:13:23,150 エドモン・ダンテス…。 188 00:13:23,150 --> 00:13:27,330 エドモン? あなたは エドモン・ダンテスを 知ってるんですか? 189 00:13:27,330 --> 00:13:29,500 知っているのか? この人のことを!? 190 00:13:29,500 --> 00:13:31,490 ええ。 191 00:13:31,490 --> 00:13:35,490 彼は モレル商会の一等航海士でした。 192 00:13:45,520 --> 00:13:47,519 だめか…。 193 00:13:47,519 --> 00:13:51,010 裏口も正面も このありさまじゃ 入れそうにないな…。 194 00:13:51,010 --> 00:13:53,020 うわっ! 195 00:13:53,020 --> 00:13:55,110 (ペッポ)こっち こっち。 196 00:13:57,190 --> 00:13:59,200 ここよ。 197 00:13:59,200 --> 00:14:02,460 この屋敷で 唯一 セキュリティーが かかってない扉。 198 00:14:02,460 --> 00:14:05,460 何だって こんなとこ 知ってんだよ? 199 00:14:05,460 --> 00:14:07,470 おい ペッポ。 200 00:14:07,470 --> 00:14:10,470 早く パパラッチが来ちゃうぞ! あぁ…。 201 00:14:10,470 --> 00:14:13,060 恩に着るよ。 202 00:14:18,150 --> 00:14:21,150 さよなら アルベール…。 203 00:14:21,150 --> 00:14:24,310 おい あそこに 誰かいるぞ! よし 行け! 204 00:14:24,310 --> 00:14:28,160 (アルベール)母さん! いるの!? 205 00:14:28,160 --> 00:14:30,150 母さん! 206 00:14:30,150 --> 00:14:32,820 母さん いないの!? 207 00:14:32,820 --> 00:14:36,530 (ノック) 208 00:14:38,830 --> 00:14:41,830 (ドアを開ける音) 209 00:14:41,830 --> 00:14:43,830 母さん! 210 00:14:48,509 --> 00:14:50,510 (メルセデス)アルベール…。 211 00:14:50,510 --> 00:14:52,520 母さん 無事だったんだね! 212 00:14:52,520 --> 00:14:56,190 あなたこそ 無事で… 無事で よかった…。 213 00:14:56,190 --> 00:14:58,190 母さん 俺…。 214 00:14:58,190 --> 00:15:03,280 ずいぶん やつれてしまって… 何も食べていないんでしょう? 215 00:15:03,280 --> 00:15:06,800 待ってなさい すぐに ごはんの支度を させるから。 216 00:15:06,800 --> 00:15:09,800 やめてください そんなふうに 取り繕うのは…。 217 00:15:09,800 --> 00:15:12,960 いつまでも 何も知らない 子どもみたいに扱われるのは→ 218 00:15:12,960 --> 00:15:14,970 もう たくさんだ! 219 00:15:14,970 --> 00:15:18,770 もう これ以上のウソは 聞きたくない。 220 00:15:22,470 --> 00:15:27,150 私もフェルナンも 本当の貴族なんかじゃない。 221 00:15:27,150 --> 00:15:29,320 マルセイユの はずれにある→ 222 00:15:29,320 --> 00:15:32,660 カタロニアという 小さな村に生まれた 平民だった。 223 00:15:32,660 --> 00:15:36,160 母さん…。 224 00:15:36,160 --> 00:15:39,820 じゃあ 父さんの名は? 225 00:15:39,820 --> 00:15:43,170 お父様の本名は→ 226 00:15:43,170 --> 00:15:47,500 フェルナン・モンデゴ。 227 00:15:47,500 --> 00:15:51,160 気がついたら 私は もう 引き返せなくなっていた。 228 00:15:51,160 --> 00:15:55,840 一度 貴族の出身と言ったら それを 演じ続けるしかなくて…。 229 00:15:55,840 --> 00:15:59,180 そして 選挙演説のさなか 真実を知った。 230 00:15:59,180 --> 00:16:01,110 どうして!? 231 00:16:01,110 --> 00:16:03,790 どうして 母さんまで そんなこと言うんだよ!? 232 00:16:03,790 --> 00:16:06,780 なんで 父さんのこと 信じてやらないんだよ!? 233 00:16:06,780 --> 00:16:08,780 私は あの日→ 234 00:16:08,780 --> 00:16:13,130 ジャニナ王女の演説を しっかりと この耳で聞いたわ。 235 00:16:13,130 --> 00:16:17,130 そのとき それが ウソ偽りであるとわかれば→ 236 00:16:17,130 --> 00:16:20,460 きっと私は 天に代わって その場で→ 237 00:16:20,460 --> 00:16:24,460 彼女を 裁いていたでしょう。 でも…。 238 00:16:24,460 --> 00:16:26,470 アルベール→ 239 00:16:26,470 --> 00:16:30,470 人は 自ら なしたことの報いを 受けなくてはならないわ。 240 00:16:30,470 --> 00:16:33,970 真実から 目を背けることは 許されない。 241 00:16:33,970 --> 00:16:35,980 ハッ! 242 00:16:43,480 --> 00:16:46,990 《エデは 最初っから こうなることを 望んで…》 243 00:16:46,990 --> 00:16:49,000 クソッ クソッ! 244 00:16:49,000 --> 00:16:53,830 (マクシミリアン)私と父は 毎年 エドモン・ダンテスさんのお墓に→ 245 00:16:53,830 --> 00:16:56,340 花をあげに いっていました。 246 00:16:56,340 --> 00:16:59,000 父は いつも 黙って海を見つめ→ 247 00:16:59,000 --> 00:17:02,780 彼については 決して多くは 語ろうとしませんでした。 248 00:17:02,780 --> 00:17:04,770 しかし 父は 死に際→ 249 00:17:04,770 --> 00:17:09,110 涙を流しながら 彼の名を 呼び続けていたんです。 250 00:17:09,110 --> 00:17:12,110 エドモンに会いたい エドモンに会いたい。 251 00:17:12,110 --> 00:17:16,460 どうして俺は エドモンを 救ってやれなかったのか… と。 252 00:17:16,460 --> 00:17:18,630 マクシミリアン→ 253 00:17:18,630 --> 00:17:22,630 モレル商会の船員名簿を 見せてくれ。 254 00:17:22,630 --> 00:17:27,470 (マクシミリアン)父の代の記録は ほとんど見たことがないのですが。 255 00:17:27,470 --> 00:17:29,470 エドモン… エドモン→ 256 00:17:29,470 --> 00:17:31,640 あっ これです。 257 00:17:31,640 --> 00:17:34,810 違う… 全然 違う顔だ…。 258 00:17:34,810 --> 00:17:38,150 しかし…。 この人が 何か? 259 00:17:38,150 --> 00:17:42,150 エドモンは ノワルティエ氏の 記憶に残っていた名前だ。 260 00:17:42,150 --> 00:17:44,990 25年前 無実の罪で→ 261 00:17:44,990 --> 00:17:48,080 宇宙のかなたの ろう獄に送られたと…。 262 00:17:51,160 --> 00:17:54,330 えっ まさか!? ダングラール!? 263 00:17:54,330 --> 00:17:57,170 彼は この船の会計士だったのか!? 264 00:17:57,170 --> 00:17:59,570 あっ あぁ…。 265 00:18:11,450 --> 00:18:15,110 そうか… そういうことだったのか! 266 00:18:15,110 --> 00:18:18,790 あっ! 早く帰らないと アルベールが危ない! 267 00:18:18,790 --> 00:18:21,460 いったい どうしたっていうんですか? 268 00:18:21,460 --> 00:18:24,630 生きてるんだ…。 えっ? 269 00:18:24,630 --> 00:18:28,630 エドモン・ダンテスは… 生きている! 270 00:18:30,790 --> 00:18:36,460 (アルベール)エデー! 出てこ~い エデー! 271 00:18:36,460 --> 00:18:41,470 姿を見せろ エデー!! 272 00:18:41,470 --> 00:18:48,970 ハァ ハァ ハァ ハァ…。 273 00:18:50,980 --> 00:18:53,990 (扉が開く音) 274 00:19:00,430 --> 00:19:04,760 (ルイジ)久しぶりだなぁ 坊ちゃんルナで 出会って以来だな。 275 00:19:04,760 --> 00:19:07,940 ルイジ・ヴァンパ!? 276 00:19:07,940 --> 00:19:10,930 伯爵の家で 何をしている? 277 00:19:10,930 --> 00:19:13,440 (テレザ)フッ 何をしているって? 278 00:19:13,440 --> 00:19:17,450 フフッ 相変わらず 寝ぼけた子だね。 279 00:19:17,450 --> 00:19:19,940 さっ お前から 説明してあげな。 280 00:19:23,450 --> 00:19:25,450 あっ…。 281 00:19:28,280 --> 00:19:32,130 お前 盗賊団を抜けたって… ペッポ! 282 00:19:32,130 --> 00:19:38,130 伯爵の命で アルベール あなたを ずっと見張っていたの。 283 00:19:38,130 --> 00:19:43,460 そして あなたの様子を逐一 伯爵へ お伝えしていたってわけ。 284 00:19:43,460 --> 00:19:46,310 (落雷) 285 00:19:46,310 --> 00:19:50,480 (雨の落下音) 286 00:19:50,480 --> 00:19:53,470 どうして 伯爵が そんなこと…。 287 00:19:53,470 --> 00:19:56,810 もう うすうす 気付いているんでしょ? 288 00:19:56,810 --> 00:20:00,150 伯爵が どうして ルナで あなたに近づき→ 289 00:20:00,150 --> 00:20:03,660 パリへ やって来たのか…。 290 00:20:03,660 --> 00:20:05,660 黙れ! エデは どこだ!? 291 00:20:05,660 --> 00:20:09,820 いいから 早くエデを出せ!! 292 00:20:09,820 --> 00:20:15,000 フン 従者は 館をたった。 293 00:20:15,000 --> 00:20:19,490 あるじは まもなく 地球に到着する。 294 00:20:28,180 --> 00:20:32,190 「モルセール将軍 ジャニナの醜聞」。 295 00:20:32,190 --> 00:20:35,530 動き出したか 伯爵…。 296 00:20:35,530 --> 00:20:38,529 アルベール 無事でいてくれ! 297 00:20:38,529 --> 00:20:55,030 ♩~ 298 00:20:55,030 --> 00:20:57,040 エデー!!