1 00:00:16,610 --> 00:00:18,610 (扉の開く音) 2 00:00:42,750 --> 00:00:45,470 (ソーマ)直接 顔を合わせるのは 初めてだな 3 00:00:45,990 --> 00:00:48,140 暫定国王の ソーマ・カズヤだ 4 00:00:48,790 --> 00:00:53,310 (ゲオルグ)お初にお目にかかります ゲオルグ・カーマインにございます 5 00:00:53,930 --> 00:00:56,650 こたびの戦勝 おめでとうございます 6 00:00:57,350 --> 00:00:59,950 顔を上げてくれ 話しづらい 7 00:02:43,370 --> 00:02:47,970 地下牢の生活はどうだ? 案外 快適ですな 8 00:02:48,990 --> 00:02:51,970 平和なものです 平和か… 9 00:02:52,590 --> 00:02:54,450 ずいぶんと身勝手だな 10 00:02:56,030 --> 00:02:57,810 リーシアに会ってやらないのか? 11 00:02:58,370 --> 00:03:02,980 姫さまから何かお言葉が? いや リーシアは何も 12 00:03:03,730 --> 00:03:05,530 では 拙者は— 13 00:03:05,590 --> 00:03:09,760 姫さまが面会を求められたときの 言葉を繰り返すのみ 14 00:03:10,290 --> 00:03:14,760 もうすぐ王妃となられるお方が 咎人を気にかけるとは何事か! 15 00:03:19,130 --> 00:03:22,600 そうは言うがな… リーシアはあんな性格じゃないか 16 00:03:23,130 --> 00:03:24,940 その言葉を重く受け止めて— 17 00:03:25,290 --> 00:03:27,610 俺の前でもアンタの話題はしないし— 18 00:03:28,090 --> 00:03:31,830 気を紛らわせるかのように 自分の仕事に打ち込んでいる 19 00:03:33,670 --> 00:03:37,490 気丈には振る舞っているけど 平気じゃないはずだ 20 00:03:38,090 --> 00:03:39,620 姫さまとの決別は— 21 00:03:40,050 --> 00:03:42,790 最終勧告のときに 済ませております 22 00:03:43,370 --> 00:03:45,290 もはや言葉は不要 23 00:03:46,030 --> 00:03:50,210 《リーシアのために拒絶か まったく この頑固オヤジめ》 24 00:03:51,270 --> 00:03:53,800 拙者からも お尋ねしたいことがございます 25 00:03:54,570 --> 00:03:55,290 なんだ? 26 00:03:55,800 --> 00:04:00,140 我らに付き従い 反逆した兵達は どうなされましたか? 27 00:04:00,630 --> 00:04:05,050 兵達はアミドニア戦の功をもって 罪を不問とした 28 00:04:06,530 --> 00:04:07,410 バルガス家は? 29 00:04:08,090 --> 00:04:12,420 罪を問うのは カストール カルラ 両名のみとした 30 00:04:13,290 --> 00:04:15,260 バルガス公領は廃止したが— 31 00:04:15,630 --> 00:04:20,760 嫡男カルルに家名を継がせ 紅竜城邑のみ領有を許した 32 00:04:21,270 --> 00:04:24,770 カストール カルラ親子の 処遇はいかに? 33 00:04:25,370 --> 00:04:29,100 両名は後日 俺が直接裁くことになっている 34 00:04:29,550 --> 00:04:32,610 では 貴族たちは? 家名を廃し— 35 00:04:32,610 --> 00:04:34,610 領地や財産を没収したうえで— 36 00:04:35,150 --> 00:04:36,610 処刑した 37 00:04:36,870 --> 00:04:38,610 実行犯は公開で 38 00:04:38,610 --> 00:04:41,280 連座する形になった者は非公開でな 39 00:04:41,830 --> 00:04:43,280 よき判断かと 40 00:04:44,030 --> 00:04:46,450 お前のように きちんと縁を切っていれば— 41 00:04:46,970 --> 00:04:49,950 無関係な親族を 巻き込むこともなかったろうが 42 00:04:51,960 --> 00:04:56,130 王法に従えば 反逆罪は三親等まで極刑 43 00:04:56,570 --> 00:04:58,130 致し方ありません 44 00:04:58,890 --> 00:05:03,640 不正 賄賂 アミドニアへの内通 領地での悪行 45 00:05:04,130 --> 00:05:06,910 腐った一族は根絶やしにするが吉 46 00:05:07,350 --> 00:05:11,410 連座制って 身内を止めなかった 責任を問うものだろう? 47 00:05:12,310 --> 00:05:16,080 三親等って多くないか? しかたありますまい 48 00:05:16,590 --> 00:05:20,750 人間族や獣人族ばかりでなく 長命な種族もいます 49 00:05:21,210 --> 00:05:24,510 そのため 連座の範囲が広くなったのです 50 00:05:25,550 --> 00:05:28,170 だからって関係ない人間が 死に過ぎだろう! 51 00:05:29,150 --> 00:05:34,270 ハクヤと必死で駆けずり回って ギリギリ二親等までに法を改正した 52 00:05:34,770 --> 00:05:37,440 それと13歳以下の 刑執行は免除し— 53 00:05:37,950 --> 00:05:41,440 孤児院や教会に預けることにするのが 精一杯だった 54 00:05:44,010 --> 00:05:46,780 お優しいご配慮です ハッ… 55 00:05:47,670 --> 00:05:50,950 陛下は人の命を奪うのが おつらいですか? 56 00:05:51,370 --> 00:05:53,120 つらくないわけがないだろう! 57 00:05:53,470 --> 00:05:56,120 命令一つで いくつもの命が消える! 58 00:05:56,510 --> 00:05:59,130 そんな責任感に 押し潰されそうになる 59 00:05:59,410 --> 00:06:02,130 俺は半年前まで 一般人だったんだぞ! 60 00:06:02,770 --> 00:06:05,650 姫さまから手紙で 聞き及んでおります 61 00:06:06,990 --> 00:06:09,400 姫さまは ソーマ陛下こそが— 62 00:06:09,490 --> 00:06:12,410 王の中の王であると 絶賛しておりました 63 00:06:12,850 --> 00:06:15,410 全身全霊でもって支えたい と 64 00:06:15,910 --> 00:06:18,580 リーシアはよく支えてくれている 65 00:06:19,510 --> 00:06:21,250 そんなリーシアを— 66 00:06:21,730 --> 00:06:24,310 悲しませるような 決断をしなくてはならない 67 00:06:25,670 --> 00:06:27,090 アンタを… 68 00:06:28,250 --> 00:06:30,090 殺さなくちゃいけないんだ 69 00:06:31,910 --> 00:06:34,010 アンタの計画は見事だった 70 00:06:34,730 --> 00:06:36,930 不正貴族を一か所に集め— 71 00:06:36,930 --> 00:06:40,130 隠し資金もろとも一網打尽にする 72 00:06:40,790 --> 00:06:43,090 国のために最善の策だろう 73 00:06:43,450 --> 00:06:47,270 だけど これは公表できない計画だ 74 00:06:47,830 --> 00:06:51,110 もとより 公表を前提としておりませぬ 75 00:06:51,670 --> 00:06:53,950 陛下と拙者が 裏で繋がっていたなど— 76 00:06:54,270 --> 00:06:58,130 あの戦いで死んだ兵の遺族が 納得しないことは必定 77 00:06:58,170 --> 00:06:59,250 クッ… 78 00:06:59,950 --> 00:07:02,930 公表できない以上 アンタの扱いは— 79 00:07:02,930 --> 00:07:05,390 不正貴族と 同じにしなくてはならない 80 00:07:05,830 --> 00:07:08,270 もとより すべて承知 81 00:07:09,650 --> 00:07:11,750 アンタは本当にバカだ! 82 00:07:12,490 --> 00:07:14,030 すべて承知のうえで— 83 00:07:14,130 --> 00:07:16,400 文字どおり墓場まで 持っていこうってんだろ! 84 00:07:16,400 --> 00:07:18,310 この頑固者! 85 00:07:19,410 --> 00:07:21,110 ハァッ… 86 00:07:22,590 --> 00:07:26,370 なぁ… 本当に この道しかなかったのか? 87 00:07:27,210 --> 00:07:29,580 これがアンタの望みなのか? 88 00:07:29,890 --> 00:07:32,590 汚名まで被って 不正貴族と心中して— 89 00:07:32,810 --> 00:07:36,070 それで… アンタは満足なのか!? 90 00:07:37,530 --> 00:07:39,930 なんだよ そのすました顔は! 91 00:07:40,070 --> 00:07:43,260 んんっ! 時間をかけて— 92 00:07:43,390 --> 00:07:46,270 不正貴族を粛正していく 道だってあっただろ! 93 00:07:46,690 --> 00:07:48,270 カストールのこともそうだ! 94 00:07:48,850 --> 00:07:51,610 アンタは何か 考えがあってのことだと信じて— 95 00:07:52,050 --> 00:07:55,710 最後までアンタとの友誼につきあい 反逆者になった! 96 00:07:57,170 --> 00:08:01,450 任せたい仕事があったのに その予定が狂ったじゃないか! 97 00:08:01,930 --> 00:08:05,550 そりゃ一度に すべて片づいたのは大きいよ! 98 00:08:05,770 --> 00:08:07,870 この国の風通しもよくなったし— 99 00:08:07,930 --> 00:08:09,910 俺やハクヤの株も上がった 100 00:08:10,220 --> 00:08:13,230 だけど アンタを失うんじゃ 意味がないだろ! 101 00:08:13,630 --> 00:08:16,690 人材を失うことが どんなに痛手かわかってるのか! 102 00:08:17,330 --> 00:08:21,060 答えろ ゲオルグ これで本当に満足なのか! 103 00:08:24,990 --> 00:08:27,030 無論です うっ… 104 00:08:28,030 --> 00:08:29,910 我が身と同じく— 105 00:08:30,210 --> 00:08:34,250 あとは老い朽ち果てるのみと 思われた大木の根本から— 106 00:08:34,530 --> 00:08:37,250 新しい芽が 伸びてきているのならば— 107 00:08:37,930 --> 00:08:41,250 その芽が健やかに 伸びることを祈るのみ 108 00:08:41,570 --> 00:08:45,590 その結果 大木が倒れることになってもか? 109 00:08:46,370 --> 00:08:50,100 次世代のたくましさを 感じることができる愉悦— 110 00:08:50,910 --> 00:08:53,030 陛下もやがてわかりましょう 111 00:08:54,010 --> 00:08:58,400 姫さまとの間に 子どもが生まれるころには必ず 112 00:09:03,370 --> 00:09:04,710 ハァ… 113 00:09:05,370 --> 00:09:09,050 これは全部 アンタ一人で考えたことなのか? 114 00:09:09,870 --> 00:09:11,550 どういう意味でしょうか? 115 00:09:12,050 --> 00:09:14,720 アンタの俺への評価は妙に高い 116 00:09:15,250 --> 00:09:17,210 今回の計画だけじゃない 117 00:09:17,570 --> 00:09:20,730 娘のように大事に思っている リーシアだけじゃなく— 118 00:09:21,190 --> 00:09:23,400 王国の未来も託そうとしている 119 00:09:24,250 --> 00:09:26,230 どう考えてもおかしいだろう 120 00:09:26,730 --> 00:09:28,900 その忠誠心は どこからきてるんだ? 121 00:09:29,610 --> 00:09:33,410 姫さまからの手紙で あなたの非凡な才を知った… 122 00:09:34,250 --> 00:09:37,410 では不服ですか? あぁ 不服だ 123 00:09:37,750 --> 00:09:40,580 そんなことで忠誠心を抱けるか 124 00:09:41,230 --> 00:09:45,920 アンタが殉じるとしたら エルフリーデン王家のためだ 125 00:09:46,970 --> 00:09:50,810 今回の計画は 「あの人」の指示なのか? 126 00:09:52,190 --> 00:09:54,760 黙秘します 答えてくれ 127 00:09:55,290 --> 00:09:59,460 あの人は… アンタは いったい何を知ってるんだ? 128 00:10:02,330 --> 00:10:04,270 どうしても答えてくれないんだな 129 00:10:04,910 --> 00:10:06,940 いずれ時期がきましたら— 130 00:10:07,310 --> 00:10:09,640 あのお方の口から語られましょう 131 00:10:11,780 --> 00:10:13,780 ハァ… 132 00:10:24,410 --> 00:10:25,960 毒酒だ 133 00:10:25,960 --> 00:10:29,800 その形がどうあれ 国に殉じようとしている男を— 134 00:10:30,150 --> 00:10:33,800 公開処刑にするのは忍びない かたじけない 135 00:10:34,630 --> 00:10:36,800 アンタに殉じようとしている 者たちにも— 136 00:10:37,250 --> 00:10:39,310 これを薦めている んっ? 137 00:10:40,250 --> 00:10:41,980 拙者に殉じる? 138 00:10:42,350 --> 00:10:47,150 副将のベオウルフをはじめとする 陸軍上層部の何人かが— 139 00:10:47,430 --> 00:10:51,480 アンタと同等の刑を 科してほしいと申し出ている 140 00:10:52,230 --> 00:10:54,180 まったく死にたがりどもが… 141 00:11:02,790 --> 00:11:07,600 陛下 どうか姫さまのこと よろしくお頼み申し上げる 142 00:11:08,050 --> 00:11:12,270 リーシアはもう 俺にとっては かけがえのない家族だ 143 00:11:12,870 --> 00:11:15,110 家族は何があっても守る 144 00:11:15,630 --> 00:11:17,940 この信念だけは 変えるつもりはない 145 00:11:18,930 --> 00:11:21,280 それを聞いて安心しました 146 00:11:22,250 --> 00:11:26,510 エルフリーデン王国の栄光と 陛下と姫さまの幸福を— 147 00:11:27,190 --> 00:11:29,960 草場の陰より祈っております 148 00:11:30,710 --> 00:11:33,260 しからば… 御免 149 00:11:38,230 --> 00:11:39,630 ハァ… 150 00:11:45,090 --> 00:11:48,710 (瓶の転がる音) 151 00:11:53,980 --> 00:11:55,980 (扉の開く音) 152 00:12:03,660 --> 00:12:05,960 ゲオルグが死んだよ 153 00:12:08,430 --> 00:12:10,730 (リーシア)そう… 154 00:12:22,110 --> 00:12:25,280 (ハクヤ)ありがとうございます ジャンヌ殿 155 00:12:25,280 --> 00:12:28,450 わざわざグリフォン騎兵まで 使っていただいて 156 00:12:28,450 --> 00:12:30,450 [スピーカー](ジャンヌ)これがあれば— 157 00:12:30,450 --> 00:12:33,290 王国と帝国は いつでも 連携を取ることができます 158 00:12:33,290 --> 00:12:36,620 [スピーカー]急ぐのは当然でしょう フフッ… 159 00:12:36,620 --> 00:12:38,630 [スピーカー]そちらからの提案を— 160 00:12:38,630 --> 00:12:41,460 姉上はすべて 快諾してくださいました 161 00:12:41,460 --> 00:12:43,960 [スピーカー]あんな姉上は 初めて見ましたね 162 00:12:43,960 --> 00:12:48,970 よほど うれしかったのでしょう うれしかった… ですか? 163 00:12:48,970 --> 00:12:52,640 自分と価値観を共有できる 言うなれば— 164 00:12:52,640 --> 00:12:56,640 理解者を得たようなものですから なるほど 165 00:12:56,640 --> 00:12:58,650 [スピーカー]こうなってくると— 166 00:12:58,650 --> 00:13:02,480 早急に姉上とソーマ殿の放送会談を 実現したいものです 167 00:13:02,480 --> 00:13:04,480 えぇ 必ず 168 00:13:04,480 --> 00:13:07,250 [スピーカー]ところでハクヤ殿の 後ろに— 169 00:13:07,250 --> 00:13:11,260 たくさんの書物が見えるのですが あぁ 170 00:13:11,260 --> 00:13:15,260 ヴァンから賠償金の担保として 借りている書物ですよ 171 00:13:15,260 --> 00:13:19,270 返還する前に書き写したいものも 多いですからね 172 00:13:19,270 --> 00:13:23,100 ついさっきまで 分類作業をしていたところです 173 00:13:23,100 --> 00:13:26,610 ハクヤ殿自ら 整理されているのですか? 174 00:13:26,610 --> 00:13:30,110 本がお好きなんですね ハッ… 175 00:13:30,110 --> 00:13:33,110 失礼 書物には目がないものでして 176 00:13:33,110 --> 00:13:36,950 ならば帝国書庫の 司書長の職を用意すれば— 177 00:13:36,950 --> 00:13:39,290 我が国に来ていただけますか? 178 00:13:39,290 --> 00:13:41,960 あぁ それは魅力的ですね 179 00:13:41,960 --> 00:13:45,630 前ならば 一も二もなく 飛びついていたでしょう 180 00:13:45,630 --> 00:13:47,790 [スピーカー]やっぱりだめですか 181 00:13:47,790 --> 00:13:51,630 (ハクヤ)今は陛下たちと共に 時代を進めたいと思います 182 00:13:51,630 --> 00:13:55,300 そして いずれ後進が育てば引退して— 183 00:13:55,300 --> 00:13:58,640 この時代を記す 歴史家になりたいと思います 184 00:13:58,640 --> 00:14:00,640 [スピーカー]楽隠居ですか 185 00:14:00,640 --> 00:14:03,980 [スピーカー]今の時代では 贅沢な生き方かもしれませんね 186 00:14:03,980 --> 00:14:05,910 おっしゃるとおり 187 00:14:05,910 --> 00:14:10,210 引退して楽隠居になるには この時代は厳しすぎますね 188 00:14:12,250 --> 00:14:14,250 おや もうこんな時間 189 00:14:14,250 --> 00:14:16,420 [スピーカー]ハクヤ殿と お話ししてると— 190 00:14:16,420 --> 00:14:18,760 時間がたつのも忘れてしまいます 191 00:14:18,760 --> 00:14:22,460 こちらこそ 楽しい時間を ありがとうございました 192 00:14:25,770 --> 00:14:27,770 フゥ… 193 00:14:33,270 --> 00:14:35,940 ハクヤ様 首尾は? 194 00:14:35,940 --> 00:14:39,110 順調です しかし… んっ? 195 00:14:39,110 --> 00:14:43,450 それが… どうにも うまく運びすぎている気がします 196 00:14:43,450 --> 00:14:46,790 まるで我々とは別の— 197 00:14:46,790 --> 00:14:49,960 何者かの意思が 働いているかのような 198 00:14:49,960 --> 00:14:53,460 何者かの意思… 199 00:14:58,630 --> 00:15:00,930 これも違う 200 00:15:04,570 --> 00:15:09,580 《やはり アミドニア公王家の系譜に 関する本は あれだけなのか》 201 00:15:09,580 --> 00:15:11,580 あっ 202 00:15:11,580 --> 00:15:13,580 んっ…? 203 00:15:13,580 --> 00:15:16,580 あ… ハッハッハ 204 00:15:16,580 --> 00:15:19,750 ブロンズラグーン… なるほど 205 00:15:19,750 --> 00:15:24,090 アミドニアに才人無きにあらず ですね 206 00:15:24,090 --> 00:15:26,090 (ロロア)ベーッ 207 00:15:26,090 --> 00:15:28,090 (コルベール)ハァ… 208 00:15:28,090 --> 00:15:32,770 さっきも申しましたが 外出はだめですよ ロロア様 209 00:15:32,770 --> 00:15:35,940 ウッ… 背中に目でもあるんかいな? 210 00:15:35,940 --> 00:15:39,440 せやかて ずっと籠もってるのも 飽きてきたわ 211 00:15:39,440 --> 00:15:42,940 フゥ… ロロア様が おっしゃったんじゃないですか 212 00:15:42,940 --> 00:15:46,610 ヴァンの情勢が決まるまでは 動けないって 213 00:15:46,610 --> 00:15:50,950 わかっとるわ せやけど 退屈で退屈で 214 00:15:50,950 --> 00:15:54,620 (コルベール)だったらアミドニアの 未来でも考えててください 215 00:15:54,620 --> 00:15:57,120 (ロロア)アミドニアの未来… 216 00:15:57,120 --> 00:16:01,460 ちゅうことは未来の旦那はんかぁ んっ? 217 00:16:01,460 --> 00:16:03,460 エヘヘヘ ウッ 218 00:16:03,460 --> 00:16:07,570 《ロロア様を将来 伴侶とされる方には— 219 00:16:07,570 --> 00:16:10,070 同情しますよ》 220 00:16:10,070 --> 00:16:13,570 (マルクス)グレイヴ・マグナ殿 221 00:16:13,570 --> 00:16:16,740 貴殿の忠義 まことに大儀であった 222 00:16:16,740 --> 00:16:18,750 その忠義に報いるため— 223 00:16:18,750 --> 00:16:25,250 ランデル及び その周辺領土を与える (グレイヴ)ははっ ありがたき幸せ 224 00:16:25,250 --> 00:16:27,420 (マルクス)なお 暫定ではあるが— 225 00:16:27,420 --> 00:16:32,260 元陸軍大将 ゲオルグ・カーマインの 権限を一部与える 226 00:16:32,260 --> 00:16:36,600 国防軍への再編までの間 陸軍をまとめよ 227 00:16:36,600 --> 00:16:40,270 (グレイヴ)ははっ 必ずや 陛下のご期待に沿えますよう— 228 00:16:40,270 --> 00:16:42,270 励みましょう 229 00:16:42,270 --> 00:16:45,270 アイーシャ・ウドガルド殿 230 00:16:45,270 --> 00:16:49,270 (アイーシャ)あっ… あ… あ? んっ 231 00:16:51,280 --> 00:16:55,780 アイーシャ・ウドガルド殿には 正式に… あっ? 232 00:16:55,780 --> 00:17:00,790 正式に 国王直属護衛士という 官職を与える 233 00:17:00,790 --> 00:17:02,790 ははっ! 234 00:17:02,790 --> 00:17:06,290 神護の森 ボーダン・ウドガルド殿 235 00:17:08,900 --> 00:17:14,400 貴殿らも災害復興でつらい中 よくぞ援軍を派遣してくれた 236 00:17:14,400 --> 00:17:18,070 (ボーダン)なんの 我らダークエルフ族が受けた恩義に— 237 00:17:18,070 --> 00:17:20,070 報いたにすぎません 238 00:17:20,070 --> 00:17:23,240 こちらとしては 援軍に感謝したいのだ 239 00:17:23,240 --> 00:17:25,940 望みがあったら なんなりと言ってくれ 240 00:17:27,910 --> 00:17:30,920 でしたら 陛下に一つ お願いがございます 241 00:17:30,920 --> 00:17:32,920 んっ? 242 00:17:32,920 --> 00:17:36,090 どうか娘をもらってやっては くださいませんか 243 00:17:36,090 --> 00:17:38,090 へっ? なっ!? 244 00:17:38,090 --> 00:17:40,090 父上!? 245 00:17:40,090 --> 00:17:42,100 (みんな)あっ なんと! どうか— 246 00:17:42,100 --> 00:17:44,100 娶ってやっていただけませんか 247 00:17:44,100 --> 00:17:46,270 あ… アイーシャ殿でしたら— 248 00:17:46,270 --> 00:17:49,440 第二正妃として 迎えることも可能です 249 00:17:49,440 --> 00:17:54,440 そ… それが… 貴殿にとって褒美となるのか? 250 00:17:54,440 --> 00:18:00,940 男親としては複雑ですが あれもそう望んでいるようです 251 00:18:02,950 --> 00:18:04,950 うぅ~ あぁ… 252 00:18:07,720 --> 00:18:10,220 うぅ~ 《アイーシャはかわいい 253 00:18:10,220 --> 00:18:16,230 娶りたいか娶りたくないかと 言われれば娶りたいが…》 254 00:18:16,230 --> 00:18:18,560 フッ… あっ 255 00:18:18,560 --> 00:18:21,570 あっ… 256 00:18:21,570 --> 00:18:24,240 ハァ… ソーマ 257 00:18:24,240 --> 00:18:27,070 ちゃんとアイーシャを娶りなさい えっ? 258 00:18:27,070 --> 00:18:29,240 リーシアはそれでいいのか? 259 00:18:29,240 --> 00:18:31,240 ソーマは王なのよ 260 00:18:31,240 --> 00:18:34,910 これから大貴族の娘や 他国の姫を— 261 00:18:34,910 --> 00:18:37,580 娶らなければならない 場合がくるかもしれないわ 262 00:18:37,580 --> 00:18:40,590 そのときのために 上位の正妃を— 263 00:18:40,590 --> 00:18:43,260 気心の知れた者で 固めておきたいのよ 264 00:18:43,260 --> 00:18:46,590 あ… いや でもなぁ… 265 00:18:46,590 --> 00:18:49,760 ソーマって 国を懸けた 決断はできるのに— 266 00:18:49,760 --> 00:18:53,100 女性関係は優柔不断なのね うぅ… 267 00:18:53,100 --> 00:18:55,100 まったくもう 268 00:18:55,100 --> 00:18:57,940 エヘヘヘ アイーシャ あっ はい! 269 00:18:57,940 --> 00:19:00,940 第一正妃の座を 譲るつもりはないわ 270 00:19:00,940 --> 00:19:02,940 第二正妃でもいい? 271 00:19:02,940 --> 00:19:07,210 いいなら 私は何も言わない むしろ歓迎するわ 272 00:19:07,210 --> 00:19:09,220 ひゃっ ひゃい! 273 00:19:09,220 --> 00:19:11,220 それで陛下のおそばにいられるなら! 274 00:19:11,220 --> 00:19:16,060 うぅ… あ… 275 00:19:16,060 --> 00:19:19,060 アイーシャ… その… 276 00:19:19,060 --> 00:19:21,060 嫁にきてくれるか? 277 00:19:21,060 --> 00:19:25,060 あ… はい! 喜んで! 278 00:19:25,060 --> 00:19:29,240 (どよめきと拍手) 279 00:19:29,240 --> 00:19:31,440 (エクセル)あっ 280 00:19:34,570 --> 00:19:36,580 (マルクス)ジュナ・ドーマ殿 281 00:19:36,580 --> 00:19:40,580 ジュナ・ドーマ殿には… (ジュナ)陛下! 私の功は… 282 00:19:40,580 --> 00:19:42,750 (エクセル)少しよろしいでしょうか あっ… 283 00:19:42,750 --> 00:19:44,750 (ソーマたち)あっ…? 284 00:19:47,590 --> 00:19:50,420 突然の無礼をお許しください 285 00:19:50,420 --> 00:19:53,090 発言の許可を いただきたいのですが 286 00:19:53,090 --> 00:19:56,430 許可しよう ありがとうございます 287 00:19:56,430 --> 00:20:00,100 ジュナ・ドーマは 私の孫娘にございます 288 00:20:00,100 --> 00:20:02,770 しかし ジュナの父親は— 289 00:20:02,770 --> 00:20:07,270 我が都市 ラグーンシティの商家である ドーマ家に婿に出しております 290 00:20:07,270 --> 00:20:09,280 つまり— 291 00:20:09,280 --> 00:20:12,610 ジュナは平民の出なのでございます あっ… 292 00:20:12,610 --> 00:20:14,610 何が言いたいんだ? 293 00:20:14,610 --> 00:20:16,950 私… いいえ— 294 00:20:16,950 --> 00:20:21,120 カストール親子のために 自分の功を使うつもりでしょう? 295 00:20:21,120 --> 00:20:24,620 大母様 ですが… フッ… 296 00:20:24,620 --> 00:20:28,460 あなたはバルガス家とは 関わり合いのない人間 297 00:20:28,460 --> 00:20:31,460 その功は あなた自身のために使いなさい 298 00:20:31,460 --> 00:20:36,960 カストール親子の命乞いは無用 大母様… 299 00:20:38,970 --> 00:20:42,480 陛下 お願いがございます なんだろうか 300 00:20:42,480 --> 00:20:44,810 できますれば 私も— 301 00:20:44,810 --> 00:20:48,310 姫さまやアイーシャさんと共に これからも— 302 00:20:48,310 --> 00:20:50,980 あなた様のおそばで 歌いたく存じます 303 00:20:50,980 --> 00:20:52,990 へっ? 304 00:20:52,990 --> 00:20:57,160 《それって ジュナさんも 嫁にってことだよな?》 305 00:20:57,160 --> 00:21:00,160 (マルクス)陛下 ジュナ・ドーマ殿でしたら— 306 00:21:00,160 --> 00:21:02,830 側妃に いや すまないがそれはできない 307 00:21:02,830 --> 00:21:06,930 今はまだ無理だ 308 00:21:06,930 --> 00:21:10,270 (リーシア/アイーシャ)あっ… 309 00:21:10,270 --> 00:21:14,110 宝珠番組のプリマ・ローレライだぞ 310 00:21:14,110 --> 00:21:16,280 国民からの人気も高い 311 00:21:16,280 --> 00:21:18,950 そんなジュナさんとの婚約を 発表してみろ 312 00:21:18,950 --> 00:21:22,950 王都で暴動が起こるぞ (どよめき) 313 00:21:22,950 --> 00:21:25,790 少しだけ待ってもらえませんか 314 00:21:25,790 --> 00:21:30,120 番組には プリマ・ローレライとしての ジュナさんが必要です 315 00:21:30,120 --> 00:21:35,800 だから 今しばらくの間は 国民みんなの歌姫でいてください 316 00:21:35,800 --> 00:21:38,970 みんなの歌姫ですか… 317 00:21:38,970 --> 00:21:41,470 今よりも歌姫が集まり— 318 00:21:41,470 --> 00:21:44,970 路線を継承できる 人材が育った暁には— 319 00:21:44,970 --> 00:21:47,970 必ずお迎えにあがります 320 00:21:51,810 --> 00:21:55,210 その日を 心待ちにしております 陛下 321 00:23:31,610 --> 00:23:37,120 今は あの王に勢いがある その勢いに呑まれぬためにも— 322 00:23:37,120 --> 00:23:39,790 王の指示に従うよりあるまいが 323 00:23:39,790 --> 00:23:44,620 王命に従いつつ陰で密かに さよう 324 00:23:44,620 --> 00:23:50,130 表立たず尻尾は掴ませず この国を裏から操る 325 00:23:50,130 --> 00:23:53,630 (みんな)フフフ… 326 00:23:53,630 --> 00:23:55,630