1 00:00:09,460 --> 00:00:12,170 (カストール)どうやってここに? (ソーマ)持つべきものは— 2 00:00:12,170 --> 00:00:15,680 あらゆる文書を保管した図書館と 優秀な司書だな 3 00:00:15,680 --> 00:00:18,850 紅竜城の設計図を見つけたのか 4 00:00:18,850 --> 00:00:23,190 脱出用の地下通路も 何もかも お見通しってわけか 5 00:00:23,190 --> 00:00:27,360 こうやって面と向き合って 会うのは初めてだな ソーマ王 6 00:00:27,360 --> 00:00:29,860 カストール・バルガスだ 7 00:00:29,860 --> 00:00:32,360 暫定国王の ソーマ・カズヤだ 8 00:00:32,360 --> 00:00:35,870 (トルマン)バルガス家に仕えている トルマンと申します 9 00:00:35,870 --> 00:00:38,870 トルマンは今回のことには無関係だ 10 00:00:38,870 --> 00:00:42,870 もし俺が負けたときには コイツに空軍を任せるといい 11 00:00:42,870 --> 00:00:44,870 立派に働いてくれるはずだ 12 00:00:44,870 --> 00:00:47,210 そこまでの潔さがあるなら— 13 00:00:47,210 --> 00:00:49,380 もうこんなことはやめにしないか 14 00:00:49,380 --> 00:00:52,550 男が決めたこと 今更やめられるか 15 00:00:52,550 --> 00:00:56,220 もちろん 簡単に負けてやる気もねえ 16 00:00:56,760 --> 00:00:58,620 (アイーシャ)陛下 お下がりください 17 00:02:31,580 --> 00:02:33,190 お前は勇者なんだろ? 18 00:02:33,540 --> 00:02:35,190 俺とサシで 勝負してみるか? 19 00:02:35,320 --> 00:02:36,900 ムチャ言うな 20 00:02:37,000 --> 00:02:40,680 ふだん内政しかしてない一般人に 相手ができるわけないだろう 21 00:02:41,180 --> 00:02:42,530 カストール 22 00:02:42,530 --> 00:02:45,600 いつまで陛下に剣先を 向けているのです! 23 00:02:46,040 --> 00:02:47,640 ガキんちょのくせに 24 00:02:47,680 --> 00:02:49,620 陛下の前で 言いたくはないのですが— 25 00:02:49,700 --> 00:02:51,480 これでも数十年 生きてますよ はん! 26 00:02:52,040 --> 00:02:55,300 こちとらは100年は この国のために戦ってるんだ! 27 00:02:56,400 --> 00:02:57,360 ふん! 28 00:02:58,150 --> 00:02:59,560 はぁ~っ! 29 00:02:59,640 --> 00:03:02,150 んっ… んっ! 30 00:03:02,150 --> 00:03:03,520 んっ… 31 00:03:04,700 --> 00:03:07,220 やるじゃねえか ダークエルフの女 32 00:03:07,300 --> 00:03:10,260 アイーシャです 陛下には指一本触れさせません! 33 00:03:14,160 --> 00:03:15,000 グッ… 34 00:03:15,400 --> 00:03:17,000 なんてバカ力だ 35 00:03:17,320 --> 00:03:19,670 えぇ 私は頭がよくありません 36 00:03:20,040 --> 00:03:23,010 それでも陛下の覇業に 私の力が役に立つというなら— 37 00:03:23,240 --> 00:03:25,010 私はバカ力でかまいません! 38 00:03:25,400 --> 00:03:26,440 いい忠義だ 39 00:03:27,010 --> 00:03:29,010 お前にとって ソーマは いい主君なのか? 40 00:03:29,010 --> 00:03:32,850 わかりません ですが私は おそばにいたいと思っています 41 00:03:32,850 --> 00:03:36,190 陛下や姫様たちと ずっと一緒にいたいのです! 42 00:03:36,190 --> 00:03:38,860 やっぱりお前 俺やカルラに似てる 43 00:03:38,860 --> 00:03:41,690 だが その忠義に見合う力がなければ— 44 00:03:41,690 --> 00:03:44,200 主君はおろか 自分さえ守れねえぜ! 45 00:03:44,200 --> 00:03:52,810 ♩~ 46 00:03:52,810 --> 00:03:55,310 (リーシア)凍りなさい 氷剣山! 47 00:04:00,150 --> 00:04:02,150 はぁ~っ! 48 00:04:02,150 --> 00:04:04,480 (割れる音) 49 00:04:04,480 --> 00:04:06,650 あぁ… 50 00:04:06,650 --> 00:04:08,650 あっ… 51 00:04:10,660 --> 00:04:14,990 まさか… 人形の中に 姫を隠しておくとはな 52 00:04:14,990 --> 00:04:18,990 俺の負けです バルガス公… 53 00:04:21,330 --> 00:04:23,840 そんな顔をなさるな 54 00:04:23,840 --> 00:04:27,170 意地を通し 戦って敗れたのですから— 55 00:04:27,170 --> 00:04:29,170 悔いはありません 56 00:04:29,170 --> 00:04:31,180 それより— 57 00:04:31,180 --> 00:04:33,510 姫にお聞きしたいことがあるのですが 58 00:04:33,510 --> 00:04:35,510 なんでしょうか 59 00:04:35,510 --> 00:04:38,850 アイツは… よき王なのでしょうか 60 00:04:38,850 --> 00:04:41,850 えぇ 私にはよき王です 61 00:04:41,850 --> 00:04:47,360 私のワガママだと言われようと 私はソーマに王でいてほしい 62 00:04:47,360 --> 00:04:50,460 もしも父上が 王位を返せって言ってきたって— 63 00:04:50,460 --> 00:04:54,300 私はソーマ王のもとで父上と戦います 64 00:04:54,300 --> 00:04:57,300 あっ… そこまでのお覚悟を 65 00:04:57,300 --> 00:04:59,300 あっ (爆発音) 66 00:04:59,300 --> 00:05:01,310 戦艦が爆発した 67 00:05:01,310 --> 00:05:04,010 リーシア 空軍が戻ってくるぞ 68 00:05:05,980 --> 00:05:08,150 隷属の首輪ですか 69 00:05:08,150 --> 00:05:11,320 首輪の主人は ソーマ・カズヤに設定されています 70 00:05:11,320 --> 00:05:14,490 もし主人を害そうとすれば… 71 00:05:14,490 --> 00:05:18,160 首輪が締まって 自動的に首がはねられる 72 00:05:18,160 --> 00:05:20,160 わかっていますよ 73 00:05:22,830 --> 00:05:24,830 (首輪をつける音) 74 00:05:28,000 --> 00:05:30,170 (割れる音) 75 00:05:30,170 --> 00:05:33,010 (カルラ)あっ…! 76 00:05:33,010 --> 00:05:36,010 うぅ… おのれ よくも父上を! 77 00:05:36,010 --> 00:05:38,010 やめろ カルラ! 78 00:05:38,010 --> 00:05:40,510 俺たちは負けたんだ ハッ… 79 00:05:40,510 --> 00:05:42,510 もうやめて カルラ 80 00:05:42,510 --> 00:05:45,020 バルガス公には 隷属の首輪をつけているわ 81 00:05:45,020 --> 00:05:48,020 ソーマを殺せば バルガス公も死ぬことになる! 82 00:05:48,020 --> 00:05:50,620 ハァッ… ウゥ… 83 00:05:56,300 --> 00:05:58,300 (首輪をつける音) 84 00:05:58,300 --> 00:06:00,300 トルマン はっ 85 00:06:00,300 --> 00:06:04,470 これより貴殿に 一時的な 空軍大将の権限を与える 86 00:06:04,470 --> 00:06:06,470 空軍部隊を率いて— 87 00:06:06,470 --> 00:06:09,640 禁軍の指揮下に入れ 承知いたしました 88 00:06:09,640 --> 00:06:11,810 が… 一つ— 89 00:06:11,810 --> 00:06:14,480 お聞きしてよろしいでしょうか なんだ? 90 00:06:14,480 --> 00:06:17,820 バルガス公とカルラ様は どうなるのでしょうか? 91 00:06:17,820 --> 00:06:20,490 2人の沙汰は戦後に吟味する 92 00:06:20,490 --> 00:06:24,490 今ここで言い渡すことはない うっ… 93 00:06:27,160 --> 00:06:29,160 お命じください 94 00:06:29,160 --> 00:06:33,330 我ら空軍は 今後どのように 動けばよろしいのでしょうか 95 00:06:33,330 --> 00:06:36,000 まずは戦闘終結を宣言しろ 96 00:06:36,000 --> 00:06:38,000 バルガス公は捕縛され— 97 00:06:38,000 --> 00:06:41,670 空軍は禁軍の指揮下に入る旨を 領民たちに公表せよ 98 00:06:41,670 --> 00:06:44,510 軍が揃いしだい カーマイン領へと向かってもらう 99 00:06:44,510 --> 00:06:46,510 ははっ 100 00:06:48,510 --> 00:06:50,950 待たせたな ゲオルグ・カーマイン 101 00:06:50,950 --> 00:06:52,950 今 行く 102 00:07:06,470 --> 00:07:10,470 カルラって こう見えて 結構 尽くすタイプだと思うの 103 00:07:10,470 --> 00:07:12,470 根が律儀だから— 104 00:07:12,470 --> 00:07:15,470 どんなに嫌なことだって 頼まれたらちゃんとやるだろうし 105 00:07:15,470 --> 00:07:17,480 いい女の子だと思うわ 106 00:07:17,480 --> 00:07:19,650 そ それにね 鎧の上からじゃ— 107 00:07:19,650 --> 00:07:21,650 わからないだろうけど… あっ 108 00:07:21,650 --> 00:07:24,650 リーシアが 何を考えているのかはわかる 109 00:07:24,650 --> 00:07:26,990 カルラの命乞いだろ? 110 00:07:26,990 --> 00:07:30,160 でも それをすることのリスクを ちゃんと考えているのか? 111 00:07:30,160 --> 00:07:32,160 あっ… 112 00:07:32,160 --> 00:07:34,490 カルラは反逆の罪を犯した 113 00:07:34,490 --> 00:07:38,330 側妃にすれば それを 見逃すこともできるだろう 114 00:07:38,330 --> 00:07:43,170 だが 国王が法を曲げれば 国民の信を得られなくなる 115 00:07:43,170 --> 00:07:45,670 それは… だけど! 116 00:07:45,670 --> 00:07:47,670 命乞いなど不要だ 117 00:07:47,670 --> 00:07:50,780 再三 書簡で 恭順を促してくれていたのに— 118 00:07:50,780 --> 00:07:52,780 突っぱねたのは私たちだ 119 00:07:52,780 --> 00:07:54,780 私とて武人の端くれ 120 00:07:54,780 --> 00:07:57,780 こうなった以上 この命を惜しんだりはしない 121 00:07:57,780 --> 00:08:02,790 その覚悟を リーシアが悲しまない 方向で使ってほしかったよ 122 00:08:02,790 --> 00:08:05,960 東の空に ワイバーン部隊多数! (ハルバート)あっ! 123 00:08:05,960 --> 00:08:07,960 空軍です! 124 00:08:09,960 --> 00:08:14,560 チッ バルガス公の空軍だ! 陸軍はこれを待っていたのか! 125 00:08:20,970 --> 00:08:25,480 (カエデ)大丈夫なのですよ ハル 私たちは賭けに勝ったのです 126 00:08:25,480 --> 00:08:28,150 (爆発音) 127 00:08:28,150 --> 00:08:30,150 あっ (爆発音) 128 00:08:30,150 --> 00:08:33,650 ソーマのヤツ やってくれたな えぇ! なのです 129 00:08:33,650 --> 00:08:36,820 対空連弩砲は沈黙させた! 130 00:08:36,820 --> 00:08:40,490 これより ランデル本城に対して 空爆をかける! 131 00:08:40,490 --> 00:08:43,290 間違っても 居住区画には落とすな! 132 00:08:50,940 --> 00:08:53,610 予定どおり 空軍を連れてきたぞ 133 00:08:53,610 --> 00:08:56,780 予定どおり 陸軍の攻撃を しのぎきってやったぜ 134 00:08:56,780 --> 00:08:58,780 たった一日半だろ 135 00:08:58,780 --> 00:09:01,610 それぐらい もたせてくれなければ困る 136 00:09:01,610 --> 00:09:04,950 バカヤロウ! 相手はカノン砲まで 出してきたんだぞ! 137 00:09:04,950 --> 00:09:06,950 危なかったんだからな 138 00:09:06,950 --> 00:09:09,960 こっちだってな~ バルガス公相手に大変だったんだぞ 139 00:09:09,960 --> 00:09:14,290 あの男 国王に対して ずいぶん なれなれしいのだな 140 00:09:14,290 --> 00:09:17,460 ハルバートは友人づきあいを 許されているのよ 141 00:09:17,460 --> 00:09:19,960 つまり 私たちと一緒 あっ… 142 00:09:26,140 --> 00:09:30,810 く 空軍が裏切ったのですぞ 早く対策を立てませんと! 143 00:09:30,810 --> 00:09:34,810 ご指示願います! 我らは どうすればよろしいのですか! 144 00:09:38,480 --> 00:09:40,650 うぅ… カーマイン公! 145 00:09:40,650 --> 00:09:43,990 (ゲオルグ)空爆による被害状況は? (ベオウルフ)はっ 146 00:09:43,990 --> 00:09:46,990 屋根や塔の一部が 吹き飛んだ程度であり— 147 00:09:46,990 --> 00:09:49,330 幸い負傷者は わずかとのこと 148 00:09:49,330 --> 00:09:52,160 しかし 制空権はソーマ側に 149 00:09:52,160 --> 00:09:54,330 そうか… 150 00:09:54,330 --> 00:09:58,000 つまり我らは この都市の民すべてを— 151 00:09:58,000 --> 00:10:01,340 人質に取られたようなものだな 御意 152 00:10:01,340 --> 00:10:04,540 ならばこの戦 我らの負けだな 153 00:10:06,510 --> 00:10:08,510 な 何を言っておられるのです! 154 00:10:08,510 --> 00:10:12,680 陸軍は ほぼ無傷で残っています いくらでも挽回できますぞ! 155 00:10:12,680 --> 00:10:16,020 領民を盾に城に籠もれば… 156 00:10:16,020 --> 00:10:18,020 (みんな)ひいっ 157 00:10:18,020 --> 00:10:23,200 領民を盾に城に籠もる… 貴殿は本気で言っているのか? 158 00:10:23,200 --> 00:10:26,530 領民を捨て石にして 何が悪いのです? 159 00:10:26,530 --> 00:10:29,700 貴殿らは そのような者たちであったな 160 00:10:29,700 --> 00:10:32,540 まったく… ハァ… 161 00:10:32,540 --> 00:10:35,710 (首輪をつける音) ああっ… なっ 何をする!? 162 00:10:35,710 --> 00:10:38,210 それは 隷属の首輪ではないか! (首輪をつける音) 163 00:10:38,210 --> 00:10:42,210 さては我らの首を差し出して 王に命乞いをする気だな! 164 00:10:42,210 --> 00:10:44,720 汚いぞ ゲオルグ・カーマイン! 165 00:10:44,720 --> 00:10:49,720 貴殿らと一緒にされるのも心外だ 連れていけ 166 00:10:49,720 --> 00:10:51,660 (ルドウィン)陛下 167 00:10:51,660 --> 00:10:55,160 命じられました 砦の建設及び防衛の任— 168 00:10:55,160 --> 00:10:57,660 果たしましてございます 大儀だった 169 00:10:57,660 --> 00:11:01,500 ルドウィンらの献身には 戦後に必ず報いよう 170 00:11:01,500 --> 00:11:04,340 兵たちをまとめ上げて 移動の準備を急がせろ 171 00:11:04,340 --> 00:11:07,510 はっ ただちにランデル攻めを いいや 172 00:11:07,510 --> 00:11:10,610 ここでの戦いは もうおしまいだ えっ? 173 00:11:13,680 --> 00:11:15,680 我がことなれり 174 00:11:15,680 --> 00:11:18,680 これでもう 何も思い残すことはない 175 00:11:18,680 --> 00:11:20,690 んっ… 176 00:11:20,690 --> 00:11:25,090 ではベオウルフ 我が輩にも頼もうか はっ… 177 00:11:29,030 --> 00:11:31,030 うっ… 178 00:11:35,700 --> 00:11:38,540 禁軍に降伏の使者を送れ 179 00:11:38,540 --> 00:11:41,540 不正貴族の軍を除く すべての将兵は— 180 00:11:41,540 --> 00:11:43,710 我が命に従っただけだ 181 00:11:43,710 --> 00:11:45,880 罪はすべて我が輩が負う 182 00:11:45,880 --> 00:11:48,880 あとのことは そなたとグレイヴに託す 183 00:11:48,880 --> 00:11:51,480 よいな 御意… 184 00:11:51,480 --> 00:11:54,150 ランデル城に白旗があがりました! 185 00:11:54,150 --> 00:11:57,650 へ 陛下… 陛下は これを? 186 00:12:13,510 --> 00:12:17,340 アルベルト王から賜ったブドウ酒 187 00:12:17,340 --> 00:12:21,010 姫様の婚礼の日に 酔いつぶれるつもりでいた 188 00:12:21,010 --> 00:12:25,350 姫様の花嫁姿を 見られぬことのみ心残りだが— 189 00:12:25,350 --> 00:12:29,350 誰よりも大きな婚礼祝いを 献上できたのだと思えば— 190 00:12:29,350 --> 00:12:31,360 悪い気分ではない 191 00:12:31,360 --> 00:12:33,360 フフフ… 192 00:12:33,360 --> 00:12:35,360 (ドアが開く音) 193 00:12:38,030 --> 00:12:41,030 報告! ソーマ王はランデルには入らず— 194 00:12:41,030 --> 00:12:44,200 すでに禁軍を率いて 西へと向かったとのことです 195 00:12:44,200 --> 00:12:47,370 陸軍も再編しだい すぐに禁軍の後を追え と 196 00:12:47,370 --> 00:12:49,370 あっ! 197 00:12:49,370 --> 00:12:52,480 ((ならば その老木を 踏み越えさせてもらう!)) 198 00:12:52,480 --> 00:12:55,810 そうか! そういうことか! 199 00:12:55,810 --> 00:12:58,980 王は王で 大魚を狙っておられたのだな! 200 00:12:58,980 --> 00:13:01,150 さぁ 王よ 姫よ! 201 00:13:01,150 --> 00:13:04,820 手を携えて この古木を越えていくがよい! 202 00:13:04,820 --> 00:13:09,520 若き芽吹きとエルフリーデンに栄光あれ! 203 00:13:11,660 --> 00:13:14,500 どういうことなんだ? 説明してもらおうか! 204 00:13:14,500 --> 00:13:17,600 そうも言いたくなるよな フゥ… 205 00:13:20,170 --> 00:13:24,340 これは カーマイン公が決めたことなの カーマイン公が? 206 00:13:24,340 --> 00:13:28,010 俺だって 最初から三公と 戦うつもりなんてなかった 207 00:13:28,010 --> 00:13:30,020 だったら… 208 00:13:30,020 --> 00:13:34,190 ウォルター公は 最終勧告のときに 臣従したように見えるだろうが— 209 00:13:34,190 --> 00:13:37,690 本当はもっと前から 俺に従ってくれていた 210 00:13:37,690 --> 00:13:40,860 ジュナさんのおかげね 211 00:13:40,860 --> 00:13:45,530 そうだ 孫娘のジュナさんが 間を取り持ってくれた 212 00:13:45,530 --> 00:13:47,700 残りの2公の動きが わからないので— 213 00:13:47,700 --> 00:13:50,970 ウォルター公には しばらくこのことを 伏せてもらっていたんだ 214 00:13:50,970 --> 00:13:52,970 あっ… 215 00:13:52,970 --> 00:13:55,970 カーマイン公は リーシアから話を聞くかぎりでは— 216 00:13:55,970 --> 00:14:00,480 腹を割って話せばわからない 男じゃないだろうと思っていた 217 00:14:00,480 --> 00:14:03,650 ところが 不正貴族を かくまうようになった 218 00:14:03,650 --> 00:14:07,320 これは 俺とハクヤのシナリオに なかったことだ 219 00:14:07,320 --> 00:14:09,490 正直 カーマイン公が— 220 00:14:09,490 --> 00:14:11,660 何を考えているのか わからなかったよ 221 00:14:11,660 --> 00:14:16,490 そこに ハルバートの父 グレイヴが謁見を申し出てきた 222 00:14:16,490 --> 00:14:19,160 ((それで 話とは? 223 00:14:19,160 --> 00:14:21,170 (グレイヴ)はい… 224 00:14:21,170 --> 00:14:24,670 カーマイン公は不正を犯した 貴族どもを一か所に集め— 225 00:14:24,670 --> 00:14:26,670 共に反乱を起こして— 226 00:14:26,670 --> 00:14:29,010 陛下に鎮圧される おつもりなのでございます 227 00:14:29,010 --> 00:14:31,010 あっ… 228 00:14:31,010 --> 00:14:33,340 潜伏されると厄介な 不正貴族たちを— 229 00:14:33,340 --> 00:14:35,350 一網打尽にするため— 230 00:14:35,350 --> 00:14:38,020 あえて陛下との対決姿勢を 鮮明にして— 231 00:14:38,020 --> 00:14:41,020 不穏分子たちの誘蛾灯になると 232 00:14:41,020 --> 00:14:44,360 ふざけるな! 誰がそんなことを してほしいと頼んだ! 233 00:14:44,360 --> 00:14:46,860 お怒りは ごもっともでございますが— 234 00:14:46,860 --> 00:14:49,960 カーマイン公自身の お考えにございます 235 00:14:49,960 --> 00:14:52,460 陛下 腐った小麦は— 236 00:14:52,460 --> 00:14:55,800 周囲の小麦までも腐らせるのです うっ… 237 00:14:55,800 --> 00:14:58,640 貴族の厄介な点はしがらみです 238 00:14:58,640 --> 00:15:00,810 たとえ不正貴族と わかっていても— 239 00:15:00,810 --> 00:15:04,980 婚姻関係にあって泣きつかれれば 保護せざるをえないでしょう 240 00:15:04,980 --> 00:15:06,980 ですので彼らを一度— 241 00:15:06,980 --> 00:15:09,980 国家反逆者の地位まで 貶める必要があるんです 242 00:15:09,980 --> 00:15:13,490 んっ… そこまでしなくては いけないのか? 243 00:15:13,490 --> 00:15:16,490 はい それに理由は もう一つございます 244 00:15:16,490 --> 00:15:18,490 まだあるのか 245 00:15:18,490 --> 00:15:21,830 陛下が接収した財産は あくまでも表のもの 246 00:15:21,830 --> 00:15:25,330 実際 カーマイン公領に 身を寄せた貴族たちは— 247 00:15:25,330 --> 00:15:28,000 ゼムから傭兵を雇い入れております 248 00:15:28,000 --> 00:15:31,670 彼らの財産を奪いきれて いないことの証左かと 249 00:15:31,670 --> 00:15:34,340 んっ… 貴族は— 250 00:15:34,340 --> 00:15:37,510 陛下のお考えになっている以上に 腹黒いのです 251 00:15:37,510 --> 00:15:42,010 ゲオルグは貴族たちに その闇資金を 使い潰させるつもりなのか? 252 00:15:42,010 --> 00:15:44,020 だけど それだと結局は— 253 00:15:44,020 --> 00:15:47,020 傭兵を派遣してくるゼムに 資金が流れて… 254 00:15:47,020 --> 00:15:49,190 身代金か! 255 00:15:49,190 --> 00:15:52,790 はい。 不正貴族を 捕縛すると同時に— 256 00:15:52,790 --> 00:15:55,790 彼らが雇った傭兵も すべて捕虜にします 257 00:15:55,790 --> 00:15:59,630 不正貴族たちに 傭兵を雇わせたところで— 258 00:15:59,630 --> 00:16:02,130 闇資金がゼムに流れ出すだけのこと 259 00:16:02,130 --> 00:16:04,140 だから傭兵を捕虜にして— 260 00:16:04,140 --> 00:16:08,140 その身代金として 資金を回収して流出を防ぐ 261 00:16:08,140 --> 00:16:10,140 はい… 262 00:16:12,140 --> 00:16:15,310 そこまで考えられるヤツを なぜ使い潰さなきゃならない!? 263 00:16:15,310 --> 00:16:17,650 その覚悟があるなら 俺に協力しろよ! 264 00:16:17,650 --> 00:16:19,650 おわかりください 陛下 265 00:16:19,650 --> 00:16:22,650 カーマイン公は あなた様に 未来を託されたのです 266 00:16:22,650 --> 00:16:26,660 なぜそこまで俺を信じられる? 会ったことさえないんだぞ? 267 00:16:26,660 --> 00:16:30,330 いずれ カーマイン公と 直接お会いする際に— 268 00:16:30,330 --> 00:16:33,130 本人に尋ねられるのが よろしいかと)) 269 00:16:35,830 --> 00:16:37,840 カーマイン公が命を懸けたんだ 270 00:16:37,840 --> 00:16:40,670 リーシアに伝えるのさえ ためらわれた 271 00:16:40,670 --> 00:16:45,340 私も教えてもらったのは 最終勧告が行われる直前だった 272 00:16:45,340 --> 00:16:49,010 つまり 私と父上の反抗は… 273 00:16:49,010 --> 00:16:50,950 すまない 274 00:16:50,950 --> 00:16:53,950 バルガス公にこのことを 伝えられたらよかったのだが— 275 00:16:53,950 --> 00:16:57,620 ほんのわずかでも漏れれば カーマイン公の… 276 00:16:57,620 --> 00:17:01,630 命を懸けた策が壊れる あっ… 277 00:17:01,630 --> 00:17:06,300 カーマイン公が命を懸けたんなら これくらい どうってことない 278 00:17:06,300 --> 00:17:09,000 んっ… カルラ… 279 00:17:20,480 --> 00:17:22,980 (ガイウス)ワイストめ しくじりおったか 280 00:17:22,980 --> 00:17:25,650 (ユリウス)んっ 281 00:17:25,650 --> 00:17:28,150 城壁に誰か出てきました! 282 00:17:35,660 --> 00:17:39,000 なぜだ なぜエクセルがいる? 283 00:17:39,000 --> 00:17:42,330 三公会議のときは ラグーンシティにいたはず! 284 00:17:42,330 --> 00:17:46,170 ラグーンシティから ここまでは 急いでも3日はかかります 285 00:17:46,170 --> 00:17:49,510 三公会議の前から すでにアルトムラにいたのでは? 286 00:17:49,510 --> 00:17:52,280 ぬうぅ ソーマと通じておったか! 287 00:17:52,280 --> 00:17:55,280 ハッ! 父上 これは罠です! 288 00:17:55,280 --> 00:17:58,780 急ぎ撤退を! なにをたわけたことを申す! 289 00:17:58,780 --> 00:18:09,130 ♩~ 290 00:18:09,130 --> 00:18:11,130 ああっ! クゥッ… 291 00:18:14,470 --> 00:18:18,800 エルフリーデン王国 暫定国王のソーマ・カズヤだ 292 00:18:18,800 --> 00:18:23,470 空軍のバルガス公 陸軍のカーマイン公を下し— 293 00:18:23,470 --> 00:18:29,310 もはや全軍は俺が掌握している 内乱は収束したのだ 294 00:18:29,310 --> 00:18:32,650 しかしまだ 剣を鞘に収めることはできない! 295 00:18:32,650 --> 00:18:37,160 なぜなら アミドニア公国の軍勢が この混乱に乗じ— 296 00:18:37,160 --> 00:18:40,060 我が国土を 蹂躙しているからである! 297 00:18:42,490 --> 00:18:48,330 歴代の公王は失地回復を謳い 常に国境線を緊張させてきた 298 00:18:48,330 --> 00:18:52,270 現在のアミドニア公王 ガイウス8世にしても— 299 00:18:52,270 --> 00:18:56,770 俺と三公との対立をあおり 自らの利にせんと暗躍していた! 300 00:18:56,770 --> 00:18:59,780 追い払う程度で満足なのか! 301 00:18:59,780 --> 00:19:03,450 人類が魔王軍に対して 一丸となろうとしている時代に— 302 00:19:03,450 --> 00:19:05,620 この蛮行を許してよいのか! 303 00:19:05,620 --> 00:19:08,790 否! 断じて否である! 304 00:19:08,790 --> 00:19:13,120 よって エルフリーデン王国は アミドニア公国に対して— 305 00:19:13,120 --> 00:19:15,130 宣戦布告する! 306 00:19:15,130 --> 00:19:17,130 おのれ こわっぱ! 307 00:19:17,130 --> 00:19:19,960 王家三代の悲願を蛮行というか! 308 00:19:19,960 --> 00:19:22,470 見ているだろう ガイウス! 309 00:19:22,470 --> 00:19:25,140 俺はただちに軍を西に向ける 310 00:19:25,140 --> 00:19:29,970 攻略目標は アミドニア公国 首都 ヴァンだ 311 00:19:29,970 --> 00:19:32,980 お前がアルトムラで モタモタしている間に— 312 00:19:32,980 --> 00:19:35,980 我らはお前たちの町を焼き払うだろう 313 00:19:35,980 --> 00:19:37,980 あっ! 314 00:19:37,980 --> 00:19:42,490 我が領地 我が家に手を出した以上 報いは受けてもらう 315 00:19:42,490 --> 00:19:44,490 ぐぅぅ… 316 00:19:44,490 --> 00:19:46,790 ただちにヴァンに戻る! 317 00:19:59,000 --> 00:20:04,010 カーマイン公を下し 更にアミドニアに宣戦布告か 318 00:20:04,010 --> 00:20:08,010 思いつきで できることじゃない どこまで計画していた? 319 00:20:14,690 --> 00:20:18,520 (ロロア)どないなっとんねん (セバスチャン)昨日 ガイウス公は— 320 00:20:18,520 --> 00:20:21,120 アルトムラをたったという 情報がありましたが 321 00:20:24,200 --> 00:20:26,530 (コルベール)姫様 ご報告します 322 00:20:26,530 --> 00:20:29,870 ガイウス公 ヴァンの平野に ご到着とのこと 323 00:20:29,870 --> 00:20:31,870 さよか 324 00:20:31,870 --> 00:20:34,870 せやけど 無事ではすまんかったんやろ? 325 00:20:34,870 --> 00:20:36,870 はぁ… 326 00:20:39,040 --> 00:20:41,880 ゴルドアの谷… せやろ 327 00:20:41,880 --> 00:20:43,880 ご慧眼 恐れ入ります 328 00:20:43,880 --> 00:20:47,890 ホンマ ソーマっちゅうヤツは えげつないなぁ 329 00:20:47,890 --> 00:20:51,320 うちのバカ親父が何を考えてるか ようわかっとる 330 00:20:51,320 --> 00:20:54,330 どういうことでしょう? あのな— 331 00:20:54,330 --> 00:20:57,660 最短ルートは ウルスラ山脈を抜けることや 332 00:20:57,660 --> 00:21:01,860 早がけにかけたとしても 山を抜けるのは夜や 333 00:21:05,670 --> 00:21:11,840 (叫び声) 334 00:21:11,840 --> 00:21:14,350 地獄の夜だったそうです 335 00:21:14,350 --> 00:21:18,150 助けを求める仲間を振り捨て 血泥をかきわけ… 336 00:21:20,520 --> 00:21:23,320 ((谷の出口は目の前ぞ! 337 00:21:27,860 --> 00:21:32,560 公国軍の先頭が谷を抜けたもよう 追撃いたしますか? 338 00:21:35,870 --> 00:21:38,540 (ジュナ)無用です 任は十分果たしました 339 00:21:38,940 --> 00:21:40,540 撤退の準備を)) 340 00:21:41,100 --> 00:21:44,840 谷を抜けたころには 3万の兵は1万5千にまで 341 00:21:47,500 --> 00:21:51,320 その後 陛下は 周囲の村々から兵や糧を集め— 342 00:21:51,820 --> 00:21:54,650 なんとか2万5千にまで兵力を 回復しました 343 00:21:55,140 --> 00:21:57,660 そんなことすれば 民は恨み— 344 00:21:58,080 --> 00:22:01,660 ヴァンを取り返したところで 乱を呼ぶのがわからへんのか 345 00:22:02,240 --> 00:22:05,500 兵力を回復し ヴァンに到着したころには— 346 00:22:05,880 --> 00:22:09,500 すでに平野は エルフリーデン王国の 旗で埋め尽くされており… 347 00:22:19,400 --> 00:22:21,880 ヴァンは… 落ちたのか 348 00:22:21,880 --> 00:22:23,880