1 00:00:10,470 --> 00:00:14,110 (ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム) 金髪の小僧は艦隊を率い 帝都を発った 2 00:00:14,770 --> 00:00:20,920 事もあろうに 我らを賊軍と呼び 討伐に及ぶという名目でだ 3 00:00:20,920 --> 00:00:25,190 何だと!? 無礼にも程がある! 4 00:00:25,190 --> 00:00:29,790 今こそ 我々 リップシュタット貴族連合の手で— 5 00:00:29,790 --> 00:00:33,660 生意気な小僧に 身の程を知らしめてやる時である— 6 00:00:34,150 --> 00:00:38,510 ガイエスブルクに至る航路の各拠点に 軍勢を配置し— 7 00:00:38,650 --> 00:00:41,530 金髪の小僧の兵力を削ぐ— 8 00:00:41,890 --> 00:00:45,840 奴の弱ったところに 残りの兵力を 総じてぶつけ— 9 00:00:45,840 --> 00:00:48,750 完膚なきまでに壊滅させるのだ 10 00:00:49,170 --> 00:00:53,210 大神オーディンは 我らを守護したもう! 11 00:00:53,510 --> 00:00:55,890 (一同)勝利は 我らのためにあり! 12 00:00:55,890 --> 00:00:59,760 (歓声) 13 00:01:00,190 --> 00:01:02,250 (ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ) お待ち頂きたい 14 00:01:04,670 --> 00:01:07,990 兵力の分散は 得策ではありません 15 00:01:09,330 --> 00:01:11,800 ふん… では どうすればよいのだ! 16 00:01:11,800 --> 00:01:16,640 主たる兵力は ガイエスブルクに集中させ 敵を迎え撃つべきです 17 00:01:16,640 --> 00:01:22,750 ふむ… 我らに地の利ある ここで 小僧を迎え撃つというわけだな 18 00:01:22,750 --> 00:01:24,680 さようです 19 00:01:24,680 --> 00:01:28,150 (シュターデン) いや 更に有効な戦法がありますぞ— 20 00:01:28,150 --> 00:01:31,590 敵を ガイエスブルクに引き付ける一方— 21 00:01:31,590 --> 00:01:37,730 別動隊を動かし 守りが手薄になっている 帝都オーディンを攻略する— 22 00:01:37,730 --> 00:01:42,570 しかる後 皇帝陛下を 我々が 擁したてまつるのです 23 00:01:42,570 --> 00:01:44,600 (一同)おお…! 24 00:01:44,600 --> 00:01:46,740 (シュターデン)そして 陛下に— 25 00:01:46,740 --> 00:01:52,110 ローエングラム侯ラインハルトこそ 逆賊であると 勅命を出して頂ければ— 26 00:01:52,110 --> 00:01:55,080 奴と我々の立場は逆転します 27 00:01:55,080 --> 00:02:01,450 金髪の小僧は 帰る家もない 宇宙の孤児となるでしょう 28 00:02:01,450 --> 00:02:04,550 (一同)おお! 29 00:02:06,290 --> 00:02:08,130 (シュターデン)フフッ 30 00:02:08,130 --> 00:02:11,460 すばらしい! 31 00:02:11,460 --> 00:02:15,330 ゴールデンバウム王朝の正統たる我らに ふさわしい作戦だ! 32 00:02:15,330 --> 00:02:19,240 是非 私に その別動隊の指揮を お任せ頂きたい! 33 00:02:19,240 --> 00:02:23,040 いや 私に! 是非とも 私に! 34 00:02:23,040 --> 00:02:24,980 ≪作戦決行時には 何とぞ… (シュターデン)フッ… 35 00:02:24,980 --> 00:02:27,240 シュターデン提督 ん? 36 00:02:27,650 --> 00:02:29,640 後ほど お話が… 37 00:02:32,480 --> 00:02:37,820 ♪♪~ 38 00:03:50,460 --> 00:03:56,660 ♪♪ 39 00:04:02,070 --> 00:04:03,570 (メルカッツ)あれは愚策だ 40 00:04:03,910 --> 00:04:05,170 (ベルンハルト・フォン・シュナイダー)…といいますと?— 41 00:04:05,390 --> 00:04:09,110 純軍事的には 有用な作戦にも思えますが… 42 00:04:09,690 --> 00:04:12,780 此度の連合においては そうではないのだ 43 00:04:12,780 --> 00:04:16,220 彼らは 勝ったあとの 権力の行く末に気を取られ— 44 00:04:16,220 --> 00:04:19,020 おのが ぬきんでようと躍起だ 45 00:04:19,410 --> 00:04:23,690 本隊と別動隊の間に 揺るぎない信頼関係がなくては— 46 00:04:23,690 --> 00:04:26,030 あの作戦は 成立せん 47 00:04:26,470 --> 00:04:30,030 だから ローエングラム侯は 帝都を空に… 48 00:04:31,090 --> 00:04:33,070 ですが 提督— 49 00:04:33,070 --> 00:04:36,740 貴族らの中には 別動隊の任を得るため— 50 00:04:36,740 --> 00:04:39,410 他に先んじて 武功をあげようと— 51 00:04:39,490 --> 00:04:43,180 既に 戦闘準備に取りかかっている者も おります 52 00:04:43,180 --> 00:04:45,120 (グラスを合わせる音) 53 00:04:45,120 --> 00:04:47,580 (シュナイダー)お止めにならないのですか? 54 00:04:47,580 --> 00:04:52,190 (メルカッツ)貴族にとって 自我を抑えることは不可能に近い 55 00:04:52,270 --> 00:04:55,170 諭して 聞くはずもない 56 00:04:56,550 --> 00:04:58,660 一度 たたきのめされて— 57 00:04:58,660 --> 00:05:00,930 身をもって知ることが必要だと 58 00:05:10,810 --> 00:05:13,040 (ラインハルト・フォン・ローエングラム) 賊軍どもが動き始めた 59 00:05:13,040 --> 00:05:15,350 (ウォルフガング・ミッターマイヤー) ほう いよいよですか 60 00:05:15,750 --> 00:05:19,820 密偵によると 先陣の指揮官は シュターデンだそうだ 61 00:05:19,820 --> 00:05:25,020 卿は 士官学校で 奴に戦術論を教わったそうだな 62 00:05:25,020 --> 00:05:27,450 どうだ 勝てるか? 63 00:05:27,870 --> 00:05:34,100 シュターデン教官は 知識が豊富なあまり 理論に偏る傾向のある人でした 64 00:05:34,100 --> 00:05:39,740 私たち生徒は「理屈倒れのシュターデン」と 悪口を言ったものです 65 00:05:39,740 --> 00:05:43,240 フッ… では ミッターマイヤー 66 00:05:43,240 --> 00:05:48,080 先鋒として アルテナ星域へ出陣し 卿の旧師と相対せよ 67 00:05:48,790 --> 00:05:50,080 御意! 68 00:05:51,920 --> 00:05:58,590 〈宇宙暦797年 帝国暦488年4月19日— 69 00:05:58,590 --> 00:06:04,790 後に「リップシュタット戦役」と称される 戦いの始まりだった〉 70 00:06:07,930 --> 00:06:11,490 〈皇帝奪還計画の主導権を握らんがため— 71 00:06:11,670 --> 00:06:15,550 他の貴族に先んじて 武功をあげるべく出撃した— 72 00:06:15,650 --> 00:06:18,180 ヒルデスハイムと シュターデンであったが— 73 00:06:18,180 --> 00:06:21,610 ミッターマイヤー艦隊が敷設した 機雷原に— 74 00:06:21,610 --> 00:06:24,130 進路を阻まれていた〉 75 00:06:26,920 --> 00:06:30,650 (通信士) 哨戒艦T07より 圧縮データ通信— 76 00:06:30,650 --> 00:06:33,620 敵 左翼 ヒルデスハイム艦隊の移動を確認— 77 00:06:33,620 --> 00:06:37,410 続いて 右翼 シュターデン艦隊も移動を開始 78 00:06:37,770 --> 00:06:42,130 〈アムリッツァの戦いで 同盟軍の機雷原突破に用いられた— 79 00:06:42,130 --> 00:06:44,070 指向性ゼッフル粒子は— 80 00:06:44,070 --> 00:06:46,970 ローエングラム陣営の秘匿兵器であり— 81 00:06:46,970 --> 00:06:52,240 それを用いることのできない ヒルデスハイム シュターデン 両艦隊は— 82 00:06:52,240 --> 00:06:58,050 当然のように 機雷原を 左右より迂回する進路をとった〉 83 00:06:58,050 --> 00:07:01,650 (アムスドルフ)動きだしました 我らが いつまでも— 84 00:07:01,650 --> 00:07:04,660 同じ所に とどまっているわけがないだろう 85 00:07:05,470 --> 00:07:08,550 これより我が軍も 進軍を開始する 86 00:07:09,560 --> 00:07:14,600 ♪♪~ 87 00:07:15,070 --> 00:07:17,030 (艦長)機雷原に突入します! 88 00:07:17,030 --> 00:07:21,830 ♪♪~ 89 00:07:27,230 --> 00:07:32,370 この機雷原 生きてるんだよな… 少しでも進路を誤ったら… 90 00:07:32,710 --> 00:07:36,410 (操舵手)ミッターマイヤー提督が鍛えた 我が艦隊を信じろ 91 00:07:37,650 --> 00:07:43,250 ♪♪~ 92 00:07:43,250 --> 00:07:43,490 〈シュターデンたちが見落とすほど 狭い啓開航路を通り抜けた— ♪♪~ 93 00:07:43,490 --> 00:07:47,350 〈シュターデンたちが見落とすほど 狭い啓開航路を通り抜けた— 94 00:07:47,390 --> 00:07:49,110 ミッターマイヤー艦隊は— 95 00:07:49,310 --> 00:07:53,150 ヒルデスハイム艦隊の 後背をつくことに成功する〉 96 00:07:53,890 --> 00:07:55,190 (ヒルデスハイム)何だと!? 97 00:07:55,510 --> 00:07:59,940 確かに 機雷原は生きていた… 一体 どうやって… 98 00:08:00,170 --> 00:08:04,130 (ミッターマイヤー) 神速の艦隊運用こそ 我が艦隊の本領 99 00:08:05,490 --> 00:08:06,730 ファイエル! 100 00:08:07,820 --> 00:08:12,660 (発射音) 101 00:08:12,660 --> 00:08:19,130 ♪♪~ 102 00:08:19,130 --> 00:08:22,070 (爆発音) 103 00:08:22,070 --> 00:08:24,970 ♪♪~ 104 00:08:24,970 --> 00:08:26,750 うぁっ… ああ! (警報) 105 00:08:26,770 --> 00:08:29,770 (オペレーター) 推進機関に被弾! 制御不能です! 106 00:08:29,770 --> 00:08:33,680 ♪♪~ 107 00:08:34,270 --> 00:08:37,650 (通信士)ヒルデスハイム艦隊 通信途絶! 108 00:08:37,650 --> 00:08:43,220 なんたることだ… 数的に もはや こちらに勝ち目はない 109 00:08:43,220 --> 00:08:46,720 撤退だ レンテンベルクに向かい 助力を請う! 110 00:08:46,720 --> 00:08:51,700 (アムスドルフ)シュターデン艦隊 この星域から離れていきます 111 00:08:51,700 --> 00:08:54,230 逃げられたか… 112 00:08:54,230 --> 00:08:59,970 かの師は 遁走する頃合いだけは 目端が利くらしい 113 00:08:59,970 --> 00:09:05,510 〈リップシュタット戦役における 初の武力衝突となった— 114 00:09:05,510 --> 00:09:06,940 「アルテナ星域会戦」は— 115 00:09:06,940 --> 00:09:11,750 ミッターマイヤーの勝利のうちに 終結した〉 116 00:09:13,590 --> 00:09:14,720 何!? 117 00:09:14,720 --> 00:09:18,610 負けたうえに レンテンベルクに逃げ込んだだと!? 118 00:09:18,890 --> 00:09:24,090 あの要塞は兵站の要! 何としても 陥落は阻止せねば! 119 00:09:24,090 --> 00:09:27,830 (ブラウンシュバイクのうなり声) フンッ 120 00:09:28,630 --> 00:09:31,130 (シュナイダー) 提督のおっしゃるとおりになりました— 121 00:09:31,770 --> 00:09:34,930 これで あのローエングラム侯に 勝てるのでしょうか?— 122 00:09:35,210 --> 00:09:38,680 提督 我々は何のために…— 123 00:09:38,680 --> 00:09:41,040 誰のために戦うのでしょうか 124 00:09:41,040 --> 00:09:42,980 (メルカッツ)よせ あっ… 125 00:09:42,980 --> 00:09:47,220 我々にできるのは 軍人としての一分を守ること— 126 00:09:47,220 --> 00:09:48,810 それだけだ 127 00:09:53,490 --> 00:09:55,090 (ミッターマイヤー)「申し訳ありません— 128 00:09:55,090 --> 00:09:57,260 シュターデンを取り逃がしました」 129 00:09:57,260 --> 00:10:02,200 かまわぬ 奴らの出ばなをくじいたことで 目的は成している 130 00:10:02,750 --> 00:10:05,800 (パウル・フォン・オーベルシュタイン) アルテナ星域を離脱した シュターデン艦隊は— 131 00:10:06,010 --> 00:10:11,140 最前線の要所であるレンテンベルク要塞に 逃げ込んだとのことです— 132 00:10:11,570 --> 00:10:14,910 かの地の駐留兵力も 無視できぬものかと 133 00:10:14,910 --> 00:10:20,050 ん 我が軍は レンテンベルク要塞を奪取し— 134 00:10:20,050 --> 00:10:22,950 ガイエスブルクを落とすための 橋頭保とする 135 00:10:23,490 --> 00:10:25,920 ロイエンタール ミッターマイヤー— 136 00:10:25,920 --> 00:10:29,590 レンテンベルクを無傷のまま 占拠制圧せよ 137 00:10:29,850 --> 00:10:31,960 (2人)御意! 138 00:10:32,450 --> 00:10:38,470 (攻撃音) 139 00:10:38,470 --> 00:10:43,970 ♪♪~ 140 00:10:47,780 --> 00:11:11,030 ♪♪~ 141 00:11:11,990 --> 00:11:14,070 (オーベルシュタイン)レンテンベルク要塞は— 142 00:11:14,150 --> 00:11:17,640 中心部の動力炉から 全てのエネルギーを供給しており— 143 00:11:18,150 --> 00:11:21,950 そこに至る 唯一のルートが この第六通路— 144 00:11:22,450 --> 00:11:24,550 ここの制圧が成って 初めて— 145 00:11:24,750 --> 00:11:27,850 要塞の全機能の掌握が実現します 146 00:11:31,550 --> 00:11:33,960 (オスカー・フォン・ロイエンタール) 白兵戦しかないというのは道理だが— 147 00:11:34,570 --> 00:11:37,370 簡単に言ってくれる まったくだ 148 00:11:37,450 --> 00:11:44,690 ♪♪~ 149 00:11:46,950 --> 00:11:49,710 第六通路には ゼッフル粒子が充満している 150 00:11:50,450 --> 00:11:54,110 野蛮人らしく 原始的な殺し合いを お望みらしい 151 00:11:54,110 --> 00:11:58,950 ♪♪~ 152 00:11:58,950 --> 00:12:05,850 せめて レンテンベルクの防御指揮官が あの男でさえなければな 153 00:12:10,130 --> 00:00:00,530 ♪♪~ 154 00:12:19,830 --> 00:12:22,530 うおおおお! 155 00:12:24,270 --> 00:12:26,910 あっ…! ひ… ひっ… ひぃ!— 156 00:12:26,910 --> 00:12:29,010 ぐぁっ! がっ…! 157 00:12:30,710 --> 00:12:34,810 あれは 人を殴り殺すために 生まれてきたような男だ 158 00:12:36,520 --> 00:12:40,050 (兵士)うああっ! ぐおっ…! 159 00:12:40,050 --> 00:12:42,920 (兵士)がぁぁっ! 160 00:12:42,920 --> 00:12:46,430 (兵士)うあああ! 161 00:12:46,430 --> 00:12:50,200 (ミッターマイヤー)装甲擲弾兵 総監— 162 00:12:50,200 --> 00:12:53,100 オフレッサー上級大将 163 00:12:55,070 --> 00:12:57,540 (兵士)うあああっ! 164 00:12:57,540 --> 00:13:04,140 ♪♪~ 165 00:13:06,880 --> 00:13:11,520 (ミッターマイヤー)奴らは 装甲服のまま 8時間も戦い続けています 166 00:13:11,520 --> 00:13:14,420 (ロイエンタール)薬物を使用しているようです 167 00:13:14,420 --> 00:13:16,890 「状況は理解した— 168 00:13:16,890 --> 00:13:18,830 オフレッサーは勇者だ— 169 00:13:18,830 --> 00:13:20,890 ただし 石器時代のな— 170 00:13:20,890 --> 00:13:23,030 生かしておいても役に立たぬし— 171 00:13:23,030 --> 00:13:26,470 飼われて生き永らえることも あの男自身 望むまい— 172 00:13:26,470 --> 00:13:28,400 せいぜい 派手に殺してやれ」 173 00:13:28,400 --> 00:13:30,740 (2人)はっ (アムスドルフ)閣下— 174 00:13:30,740 --> 00:13:34,140 敵の指揮官から通信が… 何だと? 175 00:13:34,140 --> 00:13:37,040 「こちらにも つなげろ」 (アムスドルフ)はっ しかし… 176 00:13:37,040 --> 00:13:38,980 「かまわぬ」 177 00:13:38,980 --> 00:13:41,050 「金髪の小僧!— 178 00:13:41,050 --> 00:13:44,720 スクリーン越しにでも 俺の顔を まともに見る勇気があるか!— 179 00:13:44,720 --> 00:13:48,420 大した武功もなく 運に恵まれただけの小僧— 180 00:13:48,420 --> 00:13:50,360 貴様のような若造が— 181 00:13:50,360 --> 00:13:53,630 帝国軍を私物化するなど 決して許されん!— 182 00:13:53,630 --> 00:13:56,430 そのうえ 皇帝陛下のご寵愛をかさに— 183 00:13:56,430 --> 00:13:59,670 国政をも壟断しようとは 言語道断!— 184 00:13:59,670 --> 00:14:03,000 下賤の身にありながら 姉弟そろって— 185 00:14:03,000 --> 00:14:06,370 色仕掛けで 先帝を たぶらかしたてまつりおって!— 186 00:14:06,370 --> 00:14:09,910 そのふらちな行い 万死に値する!」 くっ… く…! 187 00:14:09,910 --> 00:14:12,380 通信を切れ! (オペレーター)はっ! 188 00:14:12,380 --> 00:14:14,310 ロイエンタール ミッターマイヤー! 189 00:14:14,310 --> 00:14:16,320 (ロイエンタール ミッターマイヤー)「はっ」 あのゲス野郎を— 190 00:14:16,320 --> 00:14:18,820 私の前に 引きずり出してこい! 191 00:14:18,820 --> 00:14:23,490 「そう… 殺してはならんぞ 手足をもいでも 生かしておけ!」 192 00:14:23,490 --> 00:14:28,200 私自身の手で 奴の汚らわしい口を引き裂いてやる! 193 00:14:28,200 --> 00:14:31,500 (2人)御意! 194 00:14:31,500 --> 00:14:34,270 難題だな ああ… 195 00:14:34,270 --> 00:14:40,140 閣下もまた 感情に動かされる人間だということだ 196 00:14:40,140 --> 00:14:44,040 アムスドルフ 工兵隊の指揮官を ここへ呼んでくれ 197 00:14:44,040 --> 00:14:46,650 そう それと もう一つ 198 00:14:46,650 --> 00:14:48,580 ん…? 199 00:14:48,580 --> 00:14:53,420 (兵士)うあああっ! (オフレッサー)来るなら来い 臆病なネズミども— 200 00:14:53,420 --> 00:14:58,020 貴様らの死体を鍋に放り込んで フリカッセを作ってやろうか! 201 00:14:58,020 --> 00:15:00,560 身分卑しき者どもの肉— 202 00:15:00,560 --> 00:15:03,760 さぞかし まずかろうがなあ! 203 00:15:07,000 --> 00:15:08,970 ん…? 204 00:15:08,970 --> 00:15:11,670 (ロイエンタール) 蛮人は 程度というものを知らぬようだ 205 00:15:14,410 --> 00:15:16,340 ヘテロクロミアの ロイエンタールに— 206 00:15:16,340 --> 00:15:18,610 疾風ウォルフ 207 00:15:18,610 --> 00:15:20,550 部下のふがいなさに 焦れたと見える 208 00:15:20,550 --> 00:15:25,350 二人がかりなら 俺に勝てるとでも? 209 00:15:25,350 --> 00:15:27,820 やってみなければ 分かるまい 210 00:15:27,820 --> 00:15:31,460 俺たちは大将 貴様は上級大将 211 00:15:31,460 --> 00:15:33,390 釣り合いがとれて よかろう 212 00:15:33,390 --> 00:15:35,460 (オフレッサー)わきまえておるではないか— 213 00:15:35,460 --> 00:15:39,730 その礼節に免じて 俺が元帥杖をくれてやる 214 00:15:39,730 --> 00:15:42,530 ヴァルハラで受け取るがいい! 215 00:15:44,240 --> 00:15:46,170 ♪♪~ 216 00:15:46,170 --> 00:15:48,540 ぐっ! 217 00:15:48,540 --> 00:15:50,940 ヤァッ! 218 00:15:50,940 --> 00:15:57,620 ♪♪~ 219 00:15:57,620 --> 00:16:00,020 この程度か! 220 00:16:02,890 --> 00:16:05,190 逃がすものか! 221 00:16:05,190 --> 00:16:17,270 ♪♪~ 222 00:16:17,270 --> 00:16:19,370 今だ! 223 00:16:22,240 --> 00:16:25,980 うぁっ!— 224 00:16:25,980 --> 00:16:29,850 ううっ! ぐああっ! 225 00:16:29,850 --> 00:16:32,450 卑怯な…! 226 00:16:32,450 --> 00:16:34,920 (ロイエンタール)褒められたと思っておこう 227 00:16:34,920 --> 00:16:39,390 (ミッターマイヤー)オフレッサーは捕らえた 残る奴らは ものの数ではない— 228 00:16:39,390 --> 00:16:43,260 このまま一挙に 制圧にかかれ! (部下)はっ! 229 00:16:43,260 --> 00:16:47,500 〈こうして 第六通路は制圧された— 230 00:16:47,500 --> 00:16:51,900 同胞の血で 赤く塗装されて〉 231 00:17:00,580 --> 00:17:02,780 (うなり声) 232 00:17:04,450 --> 00:17:07,250 (ミッターマイヤー) オーベルシュタイン! なぜ ここに… 233 00:17:09,090 --> 00:17:12,130 オフレッサー上級大将は 解放します 234 00:17:12,130 --> 00:17:14,460 なっ…!? 235 00:17:14,460 --> 00:17:16,900 ばかな! この男を捕らえるのに— 236 00:17:16,900 --> 00:17:19,300 どれだけの部下が 死んだと思っている! 237 00:17:19,300 --> 00:17:23,300 (オーベルシュタイン)これは ローエングラム侯の ご裁可を受けた措置です— 238 00:17:23,300 --> 00:17:28,010 お二人の働きを 閣下は 大いにお認めになられています 239 00:17:28,010 --> 00:17:30,580 それだけでは ご不満ですか? 240 00:17:30,580 --> 00:17:32,580 くっ…! 241 00:17:34,450 --> 00:17:38,750 (オーベルシュタイン)まずは 上級大将と二人にして頂きましょう 242 00:17:45,590 --> 00:17:48,260 (オーベルシュタイン) さて オフレッサー上級大将— 243 00:17:48,260 --> 00:17:54,100 あなたには 我らの使者として 貴族連合のもとへ戻って頂きたいのです 244 00:17:54,100 --> 00:17:56,100 何だと!? 245 00:17:56,100 --> 00:17:59,540 この内乱 いずれの陣営の勝利によっても— 246 00:17:59,540 --> 00:18:02,740 帝国内が 大きく傷つくのは必定— 247 00:18:02,740 --> 00:18:04,740 ローエングラム侯とて— 248 00:18:04,740 --> 00:18:08,550 帝国全体の弱体化を 望んでいるわけではありません— 249 00:18:08,550 --> 00:18:13,990 あなたには 事態収束への第三の道を ひらいて頂きたいのです 250 00:18:13,990 --> 00:18:18,790 ハッ! 今さら和睦など 我が盟主が のむとでも思うか? 251 00:18:18,790 --> 00:18:22,660 功績豊かな武人たる 卿の言なればこそ— 252 00:18:22,660 --> 00:18:26,470 貴族らに聞く耳もあろう 253 00:18:26,470 --> 00:18:28,800 話は分かった 254 00:18:28,800 --> 00:18:31,570 …が ガイエスブルクに戻ったとて— 255 00:18:31,570 --> 00:18:36,170 俺が 小僧の思うとおりに動くとは 限らんぞ? 256 00:18:41,350 --> 00:18:43,620 ん? 257 00:18:43,620 --> 00:18:46,890 (アンスバッハ)オフレッサー上級大将で いらっしゃいますね 258 00:18:46,890 --> 00:18:50,690 見て分からぬか 貴様 259 00:18:50,690 --> 00:18:53,990 どうぞ こちらへ 盟主がお待ちです 260 00:18:55,660 --> 00:18:59,870 (ブラウンシュバイク)オフレッサー上級大将 よく生きて帰った 261 00:18:59,870 --> 00:19:02,270 はっ! 262 00:19:02,270 --> 00:19:04,740 ところで 卿は知っておるか? 263 00:19:04,740 --> 00:19:09,040 卿の部下たちは ことごとく捕らえられ 公開処刑されたぞ 264 00:19:09,040 --> 00:19:11,280 こ… 公開処刑!? 265 00:19:11,280 --> 00:19:16,450 …にもかかわらず なぜ 卿だけが解放され ここにいる? 266 00:19:16,450 --> 00:19:18,790 (銃を構える音) あっ…! 267 00:19:18,790 --> 00:19:20,790 (銃を構える音) 268 00:19:22,720 --> 00:19:27,890 これは 金髪の小僧が 私を陥れるために講じた罠です! 269 00:19:27,890 --> 00:19:30,800 黙れ 裏切り者!— 270 00:19:30,800 --> 00:19:36,370 貴様一人 生きて帰ったのは 奴に良心を売り渡したからであろう!— 271 00:19:36,370 --> 00:19:41,070 わしの首を持ち帰るとでも 奴に約束したか! 272 00:19:41,070 --> 00:19:44,380 違います! 私は裏切ってなどいない!— 273 00:19:44,380 --> 00:19:50,180 これは 金髪の小僧が 私を陥れるために講じた罠なのです! 274 00:19:50,180 --> 00:19:53,090 う… 撃て! 撃ってしまえ! 275 00:19:53,090 --> 00:19:56,090 (銃声) うおっ… 276 00:19:59,260 --> 00:20:03,530 なぜだ… これは罠なんだ! 277 00:20:03,530 --> 00:20:05,800 (警備兵)ぐあぁっ くっ ううっ!— 278 00:20:05,800 --> 00:20:08,470 がはぁっ! (オフレッサー)なぜ 分からん! 279 00:20:08,470 --> 00:20:11,400 これは罠だ…! (警備兵)ああっ! 280 00:20:11,400 --> 00:20:13,610 (警備兵)あっ… あぁっ! 281 00:20:13,610 --> 00:20:16,480 罠なんだ! 282 00:20:16,480 --> 00:20:18,410 (警備兵)うっ! ぐっ…! 283 00:20:18,410 --> 00:20:21,820 あぁっ! 俺は裏切ってなどいない! 284 00:20:21,820 --> 00:20:24,050 (ブラウンシュバイク)殺せ! 早く殺せ! 285 00:20:24,050 --> 00:20:26,050 俺は 断じて…! 286 00:20:28,720 --> 00:20:31,690 回想 (グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー) 事実を見ようともしない者たちを— 287 00:20:31,690 --> 00:20:34,830 あの男は 一掃する気でいる 288 00:20:34,830 --> 00:20:36,760 (銃声) 289 00:20:36,760 --> 00:20:40,400 心の声 事実を… 見ようとも… 290 00:20:40,400 --> 00:20:44,270 ♪♪~ 291 00:20:44,270 --> 00:20:47,070 (ブラウンシュバイク)フン 痴れ者めが 292 00:20:47,070 --> 00:20:51,780 (アンスバッハ)オフレッサー上級大将の死因は どのように いたしましょうか? 293 00:20:51,780 --> 00:20:54,510 取り繕う必要もなかろう 294 00:20:54,510 --> 00:20:59,450 味方を裏切った罪で処刑 帝国中に そう伝えろ! 295 00:20:59,450 --> 00:21:03,620 ♪♪~ 296 00:21:03,620 --> 00:21:07,090 心の声 (アンスバッハ) …そう 恨めしそうな顔をしなさんな— 297 00:21:07,090 --> 00:21:10,630 私だって 明日は どうなるかしれないんだ— 298 00:21:10,630 --> 00:21:12,930 今日のうちに死ねたことを— 299 00:21:12,930 --> 00:21:16,330 卿は 感謝すべきかもしれんぞ… 300 00:21:19,470 --> 00:21:25,180 (オーベルシュタイン)我らを敵視する急先鋒だった オフレッサーが 裏切り者として処刑— 301 00:21:25,180 --> 00:21:31,080 これで 貴族どもは 少なからぬ動揺と 相互不信に陥ることになりましょう 302 00:21:34,720 --> 00:21:41,490 〈宇宙暦797年 帝国暦488年5月— 303 00:21:41,490 --> 00:21:45,400 レンテンベルク要塞を手中に収めた ラインハルトは— 304 00:21:45,400 --> 00:21:51,670 門閥貴族連合との戦を 更に進めていくことになる〉 305 00:21:51,670 --> 00:21:59,450 ♪♪~ 306 00:21:59,450 --> 00:22:04,080 (バルバロッサ オペレーター)前方に艦影 識別コードあり— 307 00:22:04,080 --> 00:22:07,520 フェザーン商船 ベリョースカ号と確認 308 00:22:07,850 --> 00:22:11,020 (ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン) 逃亡した貴族を乗せているかもしれません 309 00:22:11,020 --> 00:22:14,420 (ジークフリード・キルヒアイス) 停船命令を 臨検を行う 310 00:22:18,430 --> 00:22:23,140 (尉官)出稼ぎの農民と その家族 不審な者は見受けられません 311 00:22:23,140 --> 00:22:26,940 (マリネスク)金がないので 貨物扱いで運んでます 312 00:22:26,940 --> 00:22:29,510 貨物扱い… 313 00:22:29,990 --> 00:22:33,180 見たところ 女性や子供も 多いようですが— 314 00:22:33,180 --> 00:22:36,080 何か 必要なものは? (2人)「あ…」 315 00:22:36,080 --> 00:22:39,720 (ボリス・コーネフ)「医薬品と 赤ん坊のミルクが不足しています」 316 00:22:39,720 --> 00:22:42,490 分かりました 届けさせましょう 317 00:22:43,070 --> 00:22:45,220 「どうぞ 気をつけておいでなさい」 318 00:22:45,220 --> 00:22:48,130 (コーネフ)お気遣い 感謝します 319 00:22:48,130 --> 00:22:56,940 (飛行音) 320 00:22:56,940 --> 00:22:59,710 (マリネスク)ふぅ~ ふぅ~… 321 00:22:59,710 --> 00:23:02,510 どうにか 無事に済みましたね 322 00:23:02,510 --> 00:23:06,380 まさか 地球教の巡礼者たちを 運んでいるとは言えんしな 323 00:23:07,070 --> 00:23:10,250 いい人ですなあ キルヒアイス提督は 324 00:23:10,530 --> 00:23:11,930 (コーネフ)気の毒に… 325 00:23:13,030 --> 00:23:15,390 いい人間は 長生きしないよ 326 00:23:16,130 --> 00:23:18,670 特に こんなご時世にはな… 327 00:23:19,930 --> 00:23:27,670 ♪♪ 328 00:24:31,000 --> 00:24:35,700 ♪♪~ 329 00:24:35,700 --> 00:24:48,500 ♪♪