1 00:00:08,573 --> 00:00:10,959 (定定)捕らえなさい。 幕府重臣殺害 2 00:00:10,959 --> 00:00:15,280 および 城中を嗅ぎまわるボス犬を 殺してくれた下手人を。 3 00:00:15,280 --> 00:00:19,150 (月詠)いい。 もう 結構です 姫様。 4 00:00:19,150 --> 00:00:21,286 (銀時)そっから続きは もう知ってんのさ。 5 00:00:21,286 --> 00:00:23,405 (土方)せいぜい 処刑にふさわしい罪→ 6 00:00:23,405 --> 00:00:27,058 稼いでくるこった。 ちなみに 罪状は何だ? 7 00:00:27,058 --> 00:00:30,562 殿様の下のまげ もぎ取った罪。 8 00:00:30,562 --> 00:00:32,580 本当に よいのか? 9 00:00:32,580 --> 00:00:35,133 吉原のために ぬしらが ここまで…。 10 00:00:35,133 --> 00:00:39,621 もう遅ぇよ。 約束しちまったからな。 11 00:00:39,621 --> 00:00:43,658 そうか… ならば 約束じゃ。 12 00:00:43,658 --> 00:00:45,658 きっと一緒に生きて戻ると。 13 00:03:33,578 --> 00:03:39,284 約束だ。 きっとジジイと一緒に 鈴蘭の元へ帰る。 14 00:03:39,284 --> 00:03:42,904 (信女)今生の別れは済んだ? 15 00:03:42,904 --> 00:03:45,823 (新八)信女さん? まさか 信女さんも? 16 00:03:45,823 --> 00:03:50,612 (信女)私は 見廻組の生き残り。 任務を遂行しなきゃいけない。 17 00:03:50,612 --> 00:03:54,112 それに… 斬ってもいいんでしょ? 人。 18 00:03:56,117 --> 00:03:58,069 (神楽)コラァー! 19 00:03:58,069 --> 00:04:01,122 そこをどけ モブども。 姫様 ぶっ殺すどぉ! 20 00:04:01,122 --> 00:04:03,157 (一同)姫様! 21 00:04:03,157 --> 00:04:05,076 貴様ら 姫様に何という無礼を! 22 00:04:05,076 --> 00:04:07,629 百遍 処刑されても その罪 あがなえぬぞ! 23 00:04:07,629 --> 00:04:11,249 じゃかあしいわ コラァ! 臭ぇ口で しゃべんなアル! 24 00:04:11,249 --> 00:04:13,251 (信女)次しゃべったら ひと言ごとに→ 25 00:04:13,251 --> 00:04:15,737 姫様の指 落としていくから。 26 00:04:15,737 --> 00:04:18,072 銀さん 生き残ったとしても 僕ら→ 27 00:04:18,072 --> 00:04:20,108 もう江戸には 住めそうにないんですけど。 28 00:04:20,108 --> 00:04:24,495 (そよ姫)た… 助けて。 どうして私が こんな目に…。 29 00:04:24,495 --> 00:04:26,914 こんなときにかぎって 姫様 迫真の演技なんですけど! 30 00:04:26,914 --> 00:04:29,567 あとから言い訳できそうに ないんですけど! 31 00:04:29,567 --> 00:04:31,586 臭いから しゃべんなって言ったよね? 32 00:04:31,586 --> 00:04:34,289 えっ 私も? なん言 しゃべった? 33 00:04:34,289 --> 00:04:36,407 わ… わかりません。 34 00:04:36,407 --> 00:04:39,077 じゃあ 面倒くさいから こんな感じで。 35 00:04:39,077 --> 00:04:41,112 えぇ〜!! 姫様! 36 00:04:41,112 --> 00:04:43,448 (信女)はい またしゃべったから もう一回。 37 00:04:43,448 --> 00:04:45,483 わかった… 道をあけい! 38 00:04:45,483 --> 00:04:47,568 はい またしゃべったから もう一回。 39 00:04:47,568 --> 00:04:49,737 もういい! もういいわ! 40 00:04:49,737 --> 00:04:53,274 (そよ姫)エヘッ うまくいったね。 41 00:04:53,274 --> 00:04:55,560 いや 何も うまくいってないっす 姫様。 42 00:04:55,560 --> 00:04:57,612 僕ら社会復帰 不可能っす。 43 00:04:57,612 --> 00:05:00,481 血糊でごまかせるか ドキドキしたけど→ 44 00:05:00,481 --> 00:05:02,567 みんなのビックリした顔 おもしろかったね! 45 00:05:02,567 --> 00:05:04,619 (3人)ねぇ〜! 「ねぇ」じゃねえんだよ! 46 00:05:04,619 --> 00:05:06,587 ドS 3人娘! 47 00:05:06,587 --> 00:05:08,656 (月詠)しかし 姫様は これ以上は危険です。 48 00:05:08,656 --> 00:05:10,675 どこかに お隠れください! 49 00:05:10,675 --> 00:05:13,895 お願いします 私も最後まで手伝わせて。 50 00:05:13,895 --> 00:05:15,897 何も知らなかったとはいえ 51 00:05:15,897 --> 00:05:18,566 じいやを城に縛りつけていたのは 私です。 52 00:05:18,566 --> 00:05:20,618 じいやは 私なんかより 53 00:05:20,618 --> 00:05:23,071 ずっと ここから 出たかったでしょうに。 54 00:05:23,071 --> 00:05:25,740 なのに私は 何も気づいてあげられなくて 55 00:05:25,740 --> 00:05:27,959 守ってもらってばっかりで。 56 00:05:27,959 --> 00:05:30,928 だから 今度は じいやの力に なってあげたいんです。 57 00:05:30,928 --> 00:05:33,631 どんなに はしたないって 叱られても。 58 00:05:33,631 --> 00:05:35,750 そよちゃん…。 さあ 早く。 59 00:05:35,750 --> 00:05:38,920 叔父上は こっちです。 60 00:05:38,920 --> 00:05:40,955 姫様!? 61 00:05:40,955 --> 00:05:42,907 ちょっと! これ 力になりたいとか 62 00:05:42,907 --> 00:05:44,959 言った矢先に 気絶しちゃったよ! 63 00:05:44,959 --> 00:05:47,078 完全に殺害現場みたいに なっちゃってるよ。 64 00:05:47,078 --> 00:05:50,531 つうか なんで ダイイングメッセージに 「よろず屋」って書いてんの? 65 00:05:50,531 --> 00:05:53,618 こんなところ見られたら大変。 (信女)バラしたほうが早い。 66 00:05:53,618 --> 00:05:55,603 早くないと言っとるじゃろが! 67 00:05:55,603 --> 00:05:57,789 あら やだ 私ったら はしたない。 68 00:05:57,789 --> 00:06:01,576 あれ? はしたないが遅れてくるよ。 69 00:06:01,576 --> 00:06:03,578 いっこく堂もいい! 70 00:06:03,578 --> 00:06:06,130 キサマら 姫様に何をした! 71 00:06:06,130 --> 00:06:09,000 げっ! 大群が押し寄せてくる。 72 00:06:09,000 --> 00:06:11,619 そよちゃん ちょっと待っててね。 73 00:06:11,619 --> 00:06:14,422 国賊めが。 全員残らず 討ち取れ! 74 00:06:14,422 --> 00:06:17,222 女子供も容赦するな! 75 00:06:19,310 --> 00:06:21,910 女子供? 言ってくれるアル。 76 00:06:23,915 --> 00:06:26,834 あの主にして この臣あり。 77 00:06:26,834 --> 00:06:29,634 つくづく女を ナメくさった国。 78 00:06:34,275 --> 00:06:37,128 撃て! 79 00:06:37,128 --> 00:06:41,516 ならば止めてみろ ぬしらがあざけた女を。 80 00:06:41,516 --> 00:06:46,654 (月詠)守ってみろ 女の涙で固めた虚飾の城を。 81 00:06:46,654 --> 00:06:51,959 その名 忘れたのならば もう一度知らしめてやろう。 82 00:06:51,959 --> 00:06:54,259 やれ! 83 00:07:00,835 --> 00:07:04,635 傾城 国崩しに参る。 84 00:07:06,591 --> 00:07:10,478 やれやれ 傾城3匹がご同行とは。 85 00:07:10,478 --> 00:07:13,965 将軍を相手取るより よっぽど骨が折れそうですね。 86 00:07:13,965 --> 00:07:16,801 悪ぃことは言わねえ。 援軍 呼んできな。 87 00:07:16,801 --> 00:07:19,454 将軍直参だかなんだか 知らねえが 88 00:07:19,454 --> 00:07:22,240 泰平の時代に なま腐ったテメエらなんぞに 89 00:07:22,240 --> 00:07:26,127 俺たちの相手が務まるか。 こちとら あのアバズレどもと…。 90 00:07:26,127 --> 00:07:30,114 (2人)毎日 戦国時代 送ってんのじゃい! 91 00:07:30,114 --> 00:07:49,834 〜 92 00:07:49,834 --> 00:07:52,954 銀ちゃん 一人あたり何人アルか? 93 00:07:52,954 --> 00:07:57,241 100人… 200人… やめた! 眠っちまいそうだ。 94 00:07:57,241 --> 00:08:01,128 いいか? 一歩たりとも 仲間から離れんじゃねえぞ。 95 00:08:01,128 --> 00:08:05,967 背中は任せて 何も考えず テメエの眼前の敵だけ斬り伏せろ。 96 00:08:05,967 --> 00:08:09,320 テメエが倒れないかぎり 誰も倒れやしねえ。 97 00:08:09,320 --> 00:08:12,290 一本の刀になれ。 壁をぶち抜け。 98 00:08:12,290 --> 00:08:16,677 将軍の あのふざけたおもちゃ箱 ぶっ潰すぞ! 99 00:08:16,677 --> 00:08:20,248 国盗合戦… 開始だ! 100 00:08:20,248 --> 00:08:23,467 と… 止めろ! 壁だ! 壁になれ!! 101 00:08:23,467 --> 00:08:26,587 賊どもをこれ以上 上様の元へ近づ…。 102 00:08:26,587 --> 00:08:30,274 薄〜い! ザザミオリジナルより薄〜い! 103 00:08:30,274 --> 00:08:33,895 それでも テメエら 将軍の旗しょった 104 00:08:33,895 --> 00:08:35,897 サムライか〜!? 105 00:08:35,897 --> 00:08:39,951 と… 止まらん! 前も 右も 左も! 106 00:08:39,951 --> 00:08:42,236 後ろも! 付け入る隙が…。 107 00:08:42,236 --> 00:08:45,656 たった5人の賊が まるで 巨大な弾丸だ! 108 00:08:45,656 --> 00:08:47,658 どけ〜っ! 109 00:08:47,658 --> 00:08:50,745 飛んで火にいる流れ弾! 撃ち落としてくれるわ〜! 110 00:08:50,745 --> 00:08:53,848 死ね〜っ! 111 00:08:53,848 --> 00:08:58,648 撃て〜っ! 撃って 撃って 撃ちまくれ〜! 112 00:09:05,993 --> 00:09:07,993 よ… 横だ! 113 00:09:18,256 --> 00:09:21,556 次弾 装填! 消し炭にしろ〜! 114 00:09:25,663 --> 00:09:28,263 うおぉ〜っ! 115 00:09:31,586 --> 00:09:36,886 うぅ〜っ! 116 00:09:40,311 --> 00:09:42,311 次だ! 早く撃て! 117 00:09:45,149 --> 00:09:47,249 ま… 待て! 仲間だ! 118 00:09:50,588 --> 00:09:53,991 ひどいよ 神楽ちゃん! なんで 僕だけ こんな感じ!? 119 00:09:53,991 --> 00:09:57,291 し… しまった! 大砲が奪われた! 120 00:10:02,750 --> 00:10:07,738 ようやく 着いたな 将軍様ん家。 あれ? インターホンがないアル。 121 00:10:07,738 --> 00:10:11,058 しようがねぇな… じゃあ これだ。 122 00:10:11,058 --> 00:10:13,611 待て! それだけは… それだけはやめろ! 123 00:10:13,611 --> 00:10:17,711 将軍様! (2人)あ〜そ〜ぼ〜! 124 00:10:25,640 --> 00:10:28,259 将軍様 お待たせしました。 125 00:10:28,259 --> 00:10:31,612 デリバリー ナンバーワン太夫 傾城 鈴蘭 126 00:10:31,612 --> 00:10:33,965 参上つかまつりました。 127 00:10:33,965 --> 00:10:38,336 今さら チェンジはなしだぜ。 汚ねぇケツは よく洗ったか? 128 00:10:38,336 --> 00:10:41,636 今夜は 眠らせねえよ。 129 00:10:43,591 --> 00:10:45,576 (定定)長生きは するものだ。 130 00:10:45,576 --> 00:10:48,963 歴史をひもといても これほどまで幕府を愚弄し 131 00:10:48,963 --> 00:10:53,584 徳川紋に泥を塗ったのは そなたらが初めてであろうな。 132 00:10:53,584 --> 00:10:58,773 免罪を請うどころか 天下に仇なす大罪を犯そうとは。 133 00:10:58,773 --> 00:11:03,244 大罪を犯したのは あなたのほう。 あなたの これまでの所業は 134 00:11:03,244 --> 00:11:07,915 すべて この見廻組 副長 今井信女の知るところ。 135 00:11:07,915 --> 00:11:13,287 徳川定定 幕臣暗殺教唆の容疑で逮捕します。 136 00:11:13,287 --> 00:11:15,740 (定定)一橋の犬の生き残りが 137 00:11:15,740 --> 00:11:20,311 何を言いだすかと思えば 法で この私を裁くと? 138 00:11:20,311 --> 00:11:22,580 この国を統べる私を 139 00:11:22,580 --> 00:11:27,084 法そのものである 私を どうやって裁くというんだね? 140 00:11:27,084 --> 00:11:31,789 地上の法で足らぬなら 地下の法を用意してやろう。 141 00:11:31,789 --> 00:11:36,260 貴様がために吉原に流れた 女の涙 男の血。 142 00:11:36,260 --> 00:11:38,295 たとえ 天が許しても 143 00:11:38,295 --> 00:11:43,300 吉原が法 死神太夫が許さぬ。 144 00:11:43,300 --> 00:11:49,173 あの男を解放しろ! ヤツをどこへやった? 145 00:11:49,173 --> 00:11:52,773 どこへやったと 聞いておるんじゃ! 146 00:11:58,733 --> 00:12:03,254 (朧)天変に遭いて 天照を恨む者があろうか。 147 00:12:03,254 --> 00:12:06,390 いかなる凶事にみまわれようと 148 00:12:06,390 --> 00:12:08,592 それは 天が成しこと。 149 00:12:08,592 --> 00:12:11,295 天が定めし宿命。 150 00:12:11,295 --> 00:12:13,414 ただ黙して受け入れよ。 151 00:12:13,414 --> 00:12:16,801 天の声を 我等が刃を。 152 00:12:16,801 --> 00:12:18,736 あれは? 気をつけろ。 153 00:12:18,736 --> 00:12:20,755 あれは ただの御徒衆じゃない。 154 00:12:20,755 --> 00:12:25,943 古くから 時の権力に利用され 影より国の采配に関わってきた 155 00:12:25,943 --> 00:12:27,912 暗殺組織。 156 00:12:27,912 --> 00:12:29,914 冷酷無比な仕業から 157 00:12:29,914 --> 00:12:32,950 泰平の世に 中央から除かれた禁忌の存在。 158 00:12:32,950 --> 00:12:36,937 定定は お庭番衆を廃してよりつながり 159 00:12:36,937 --> 00:12:39,290 その謀略に利用してきた。 160 00:12:39,290 --> 00:12:45,246 我等こそは 天が遣い 八尺烏 天照院奈落。 161 00:12:45,246 --> 00:12:47,248 朧…。 162 00:12:47,248 --> 00:12:50,568 天照院首領にして 奈落 最強の凶手。 163 00:12:50,568 --> 00:12:53,420 あの男まで 出張っていたなんて…。 164 00:12:53,420 --> 00:12:56,273 裁くは天… すなわち将軍。 165 00:12:56,273 --> 00:12:59,126 裁かれるは 地を這う者たち。 166 00:12:59,126 --> 00:13:03,097 それが 世の理だ。 そなたらにできるのは 167 00:13:03,097 --> 00:13:06,117 ただ黙って 天を仰ぎ見ることだけだ。 168 00:13:06,117 --> 00:13:08,269 だが 嘆くことはない。 169 00:13:08,269 --> 00:13:10,769 天がもたらすは 災いだけではない。 170 00:13:12,790 --> 00:13:16,577 恵みをもたらすのも また天だ。 171 00:13:16,577 --> 00:13:19,914 捜していたのだろう。 その男を。 172 00:13:19,914 --> 00:13:21,966 じいやさ〜ん!! 173 00:13:21,966 --> 00:13:26,070 この場を切り抜ければ 鈴蘭と その男を会わせられるぞ。 174 00:13:26,070 --> 00:13:29,907 到底 吉原まで その命がもつとは思えんが。 175 00:13:29,907 --> 00:13:33,777 もっとも間に合ったところで もうその男には…。 176 00:13:33,777 --> 00:13:40,284 指切りどころか愛しい女を 抱きしめることもできはしないが。 177 00:13:40,284 --> 00:13:43,737 おとなしく 腹を切っておればよいものを。 178 00:13:43,737 --> 00:13:47,741 一度ならず二度までも私を 裏切るとは たいした忠臣だよ。 179 00:13:47,741 --> 00:13:50,945 これが天に仇なした者の末路だ。 180 00:13:50,945 --> 00:13:56,567 まさしく地をはいずる芋虫に ふさわしい姿だろう。 181 00:13:56,567 --> 00:13:58,602 ホホホッ。 182 00:13:58,602 --> 00:14:17,555 〜 183 00:14:17,555 --> 00:14:22,977 おい 約束の指なら まだ残ってるぜ。 184 00:14:22,977 --> 00:14:27,147 テメエを天上から 地獄に引きずり落とすための 185 00:14:27,147 --> 00:14:30,647 俺たち5本の指がな。 186 00:15:45,960 --> 00:15:48,078 そ そなたら…。 187 00:15:48,078 --> 00:15:50,614 今まで よく耐えなんした。 188 00:15:50,614 --> 00:15:53,250 今まで よく辛抱しんした。 189 00:15:53,250 --> 00:15:57,254 すまなかったのう 長い間 待たせてしまって。 190 00:15:57,254 --> 00:15:59,673 だがもう心配ありんせん。 191 00:15:59,673 --> 00:16:03,894 ぬしらが待ち望んだ 月は昇った。 192 00:16:03,894 --> 00:16:06,613 約束に結ばれし彼の地。 193 00:16:06,613 --> 00:16:10,751 いかなる闇の中にあろうと 照らし導いてみせよう。 194 00:16:10,751 --> 00:16:14,905 今宵の月は 決して沈まぬぞ。 195 00:16:14,905 --> 00:16:17,808 新八 神楽 先導を頼む。 196 00:16:17,808 --> 00:16:20,094 しんがりは わっちらが務める。 197 00:16:20,094 --> 00:16:23,263 いいのね? ここからは何人斬っても。 198 00:16:23,263 --> 00:16:25,265 あぁ 好きにしなんし。 199 00:16:25,265 --> 00:16:28,265 明日には消える 一夜の夢よ。 200 00:16:30,954 --> 00:16:32,906 フンッ。 201 00:16:32,906 --> 00:16:35,926 老いぼれの命を救うため足止めか。 202 00:16:35,926 --> 00:16:38,612 逃げられると思うのか? 203 00:16:38,612 --> 00:16:41,982 我が手のひらから。 204 00:16:41,982 --> 00:16:44,435 逃げねえよ どこにも。 205 00:16:44,435 --> 00:16:47,921 天上に座すのは日輪か それとも月か。 206 00:16:47,921 --> 00:16:50,657 ケリつけようじゃねえか。 207 00:16:50,657 --> 00:16:53,657 なぁ 天上のパシリ殿。 208 00:17:03,904 --> 00:17:05,906 ゆくぞ! 209 00:17:05,906 --> 00:18:12,406 〜 210 00:18:12,406 --> 00:18:14,925 何をしている 銀時! しっかりしろ! 211 00:18:14,925 --> 00:18:17,444 死にたいなら斬ろうか? 212 00:18:17,444 --> 00:18:21,398 経穴を突かれている しかも毒針で。 213 00:18:21,398 --> 00:18:23,500 やべえのか? 214 00:18:23,500 --> 00:18:27,000 身動きがとれないどころか 毒を抜かなきゃ死ぬ。 215 00:18:30,257 --> 00:18:34,128 フッ ずいぶんと 手こずらされたものだな。 216 00:18:34,128 --> 00:18:37,064 卿を前にして これほど長く生きた者も 217 00:18:37,064 --> 00:18:39,066 稀であろう。 218 00:18:39,066 --> 00:18:42,619 朧。 219 00:18:42,619 --> 00:18:46,907 いえ 以前にも一度。 220 00:18:46,907 --> 00:18:49,009 天にあらがいし 221 00:18:49,009 --> 00:18:52,109 鬼が一匹…。 222 00:18:56,233 --> 00:19:01,638 (朧)変わらんな お前のその目は 白夜叉。 223 00:19:01,638 --> 00:19:04,458 てっ…。 224 00:19:04,458 --> 00:19:07,828 テメエは…。 銀時? 225 00:19:07,828 --> 00:19:11,281 おや 知り合いか? 朧。 226 00:19:11,281 --> 00:19:15,252 殿 寛政の大獄の 遺児にございます。 227 00:19:15,252 --> 00:19:17,738 寛政の大獄? 228 00:19:17,738 --> 00:19:22,342 そなた 吉原の者か? ならば知らぬのも無理もない。 229 00:19:22,342 --> 00:19:24,411 攘夷戦争。 230 00:19:24,411 --> 00:19:28,131 開国の折 政も知らぬ侍どもは 231 00:19:28,131 --> 00:19:33,737 幕府を売国奴と蔑み 世の気運は攘夷一色となった。 232 00:19:33,737 --> 00:19:37,140 天人との関係悪化を 懸念した我々は 233 00:19:37,140 --> 00:19:39,443 侍どもを弾圧。 234 00:19:39,443 --> 00:19:43,830 以来 この国は長らく 内戦状態へ突入した。 235 00:19:43,830 --> 00:19:46,950 戦いが長期化するにつれ 天人たちは 236 00:19:46,950 --> 00:19:53,073 反乱鎮圧の協力の名の下 内政にも干渉しだした。 237 00:19:53,073 --> 00:19:57,728 皮肉かな 攘夷運動が 天人の台頭を生んだのだ。 238 00:19:57,728 --> 00:20:01,899 そして天導衆指揮の下 幕府が執り行ったのが 239 00:20:01,899 --> 00:20:05,919 世紀の大粛正といわれる 寛政の大獄。 240 00:20:05,919 --> 00:20:09,940 各地に散らばる攘夷を 扇動せし不穏分子を 241 00:20:09,940 --> 00:20:13,927 大名 公家にいたるまで 容赦なく粛正の対象とし 242 00:20:13,927 --> 00:20:15,979 根こそぎ 狩りとることで 243 00:20:15,979 --> 00:20:19,900 攘夷運動は 急激な衰退を たどったのだよ。 244 00:20:19,900 --> 00:20:24,905 そのために 私の手足となって 働いたのが 卿らであったな。 245 00:20:24,905 --> 00:20:28,625 あの頃は まだ 先代頭の時代であったが 246 00:20:28,625 --> 00:20:33,914 あれも また 卿に優るとも劣らぬ 古武術 発勁の達人であった。 247 00:20:33,914 --> 00:20:38,302 殿… 侍たちは あれで 終わったわけではありません。 248 00:20:38,302 --> 00:20:43,307 指導者を失い 侍たちが 次々に剣を捨ててゆくなか 249 00:20:43,307 --> 00:20:48,245 大獄より ある者を奪還せんと 決起した者たちがあったのです。 250 00:20:48,245 --> 00:20:54,618 それが 最後のもののふと呼ばれた この者たち…。 251 00:20:54,618 --> 00:21:01,892 天に仇なした大罪人 悪逆無道の徒 吉田松陽。 252 00:21:01,892 --> 00:21:07,397 その師を取り戻さんと 剣をとった弟子たちです。 253 00:21:07,397 --> 00:21:12,402 ぎ… 銀時… ぬしも師を? 254 00:21:12,402 --> 00:21:15,572 殿… その名 覚えておられますか? 255 00:21:15,572 --> 00:21:19,276 吉田松陽…。 256 00:21:19,276 --> 00:21:23,647 はて… そんな者 いたかね? 257 00:21:23,647 --> 00:21:28,251 踏み台になった芋虫の死骸を いちいち 覚えているとでも? 258 00:21:28,251 --> 00:21:31,305 大罪人ともなれば 記憶にもあろうが 259 00:21:31,305 --> 00:21:34,574 その男 いったい 何をしでかしたというのだ? 260 00:21:34,574 --> 00:21:38,295 はて… 私も覚えておりませぬ。 261 00:21:38,295 --> 00:21:42,916 たしか 片田舎にて 童どもに 剣と手習いを教えていたと 262 00:21:42,916 --> 00:21:45,919 記憶しております。 (定定)それだけかね? 263 00:21:45,919 --> 00:21:49,906 (朧)お言葉ですが 殿… むやみに 徒党を組む者があれば 264 00:21:49,906 --> 00:21:54,428 これも謀反の種として処理せよと 仰せつかっておりますゆえ。 265 00:21:54,428 --> 00:21:59,049 なるほど… 私の見立てに 狂いはなかったようだ。 266 00:21:59,049 --> 00:22:04,349 吉田松陽… かような不届き者を 生んだが その罪よ。 267 00:22:07,758 --> 00:22:09,826 待て 銀時! 268 00:22:09,826 --> 00:22:11,826 たぁ〜! 269 00:22:16,066 --> 00:22:18,819 天に噛みつき 地に落ちた鬼が 270 00:22:18,819 --> 00:22:21,819 なぜ まだ こんな所をさまよっている? 271 00:22:25,926 --> 00:22:30,964 (朧)天にすべてを奪われた鬼が なぜ また 天にほえている? 272 00:22:30,964 --> 00:22:35,252 あのとき お前は… お前たちは知ったはずだ。 273 00:22:35,252 --> 00:22:38,922 いくら わめこうと いくら 叫ぼうと 274 00:22:38,922 --> 00:22:41,975 お前たちの声は天に届かぬ。 275 00:22:41,975 --> 00:22:46,275 その慟哭さえも…。 276 00:22:48,815 --> 00:22:50,815 銀時! 277 00:22:53,587 --> 00:22:57,574 また 同じ過ちを繰り返すか? 白夜叉…。 278 00:22:57,574 --> 00:23:00,894 そこで 己の血が腐るまで 見ているがいい。 279 00:23:00,894 --> 00:23:03,430 お前の守ろうとしたものが 280 00:23:03,430 --> 00:23:06,950 あのときのように すべて 壊れていくさまを。 281 00:23:06,950 --> 00:23:09,403 松陽もまた 見ていよう。 282 00:23:09,403 --> 00:23:12,172 己の命を賭して 守った弟子が 283 00:23:12,172 --> 00:23:16,672 何も守ることもできずに ぶざまに壊れていくさまを…。 284 00:23:19,629 --> 00:23:22,899 待ちやがれ…。 285 00:23:22,899 --> 00:23:25,635 待ちやがれ〜! 286 00:23:25,635 --> 00:23:28,935 テメエらは… テメエらだけは! 287 00:23:33,660 --> 00:23:36,760 (月詠)ぎ… 銀時! 288 00:23:43,570 --> 00:23:45,672 神楽ちゃん! 289 00:23:45,672 --> 00:23:47,672 死ね〜! 290 00:23:53,663 --> 00:23:55,663 《動け…》 291 00:23:59,336 --> 00:24:01,336 《動け!》 292 00:24:04,341 --> 00:24:08,341 《頼む 動いてくれ!》 293 00:24:15,969 --> 00:24:17,921 (近藤)すんません! 294 00:24:17,921 --> 00:24:20,874 夜遅くに こんなところで 何やってるのかな? 295 00:24:20,874 --> 00:24:24,411 (佐々木)失礼ですが 免許証 見せてもらえますか? 296 00:24:24,411 --> 00:24:26,513 こんばんは。 297 00:24:26,513 --> 00:24:28,613 おまわりさんです。