1 00:00:00,000 --> 00:00:02,035 (お登勢)あぁ わかってるよ。 2 00:00:00,000 --> 00:00:02,336 そろそろ着く頃だろうよ。 3 00:00:00,000 --> 00:00:03,970 あぁ 忙しいのは お互いさまだよ。 4 00:00:00,000 --> 00:00:04,021 安心しな 活きのよさだけは保証するって。 5 00:00:00,000 --> 00:00:03,654 それより そっちは どうなんだい? 6 00:00:00,000 --> 00:00:02,486 (お岩)フッ 相変わらずさ。 7 00:00:00,000 --> 00:00:03,003 昔から ここは 何にも変わっちゃいないよ。 8 00:00:00,000 --> 00:00:04,504 ホント 何にも変わっちゃいないさ。 9 00:00:00,000 --> 00:00:03,300 そう 昔からね。 10 00:00:00,000 --> 00:00:02,669 ((お岩:さて 今日も一日 がんばらないとね! 11 00:00:00,000 --> 00:00:03,987 (旦那)フッ せいがでるな。 そりゃそうだよ。 12 00:00:00,000 --> 00:00:04,672 お客さんに喜んでもらうためには 毎日しっかり がんばらないとね。 13 00:00:00,000 --> 00:00:02,319 (旦那)根を詰めすぎるなよ。 14 00:00:00,000 --> 00:00:02,519 お前が倒れちまったら この宿は…。 15 00:00:00,000 --> 00:00:02,286 (お岩)大丈夫さ。 16 00:00:00,000 --> 00:00:04,037 だって 約束しただろ? 17 00:00:00,643 --> 00:00:04,814 あぁ そうだったな。 18 00:00:04,814 --> 00:00:07,466 さぁ 行くよ レイ。 19 00:00:07,466 --> 00:00:10,136 (レイ)はい!)) 20 00:00:10,136 --> 00:00:13,122 《旦那:約束だ。 21 00:00:13,122 --> 00:00:18,122 この宿も お前も オレが守る》 22 00:03:20,609 --> 00:03:23,129 (新八) ずいぶん山奥まで来ましたね。 23 00:03:23,129 --> 00:03:27,133 (銀時)バアさんの話じゃ 知る人ぞ知る秘湯って話だからな。 24 00:03:27,133 --> 00:03:30,486 (お妙)この時期は温泉なんて どこも予約で いっぱいなのに➡ 25 00:03:30,486 --> 00:03:32,471 こんな所で ゆっくり お湯に浸かって➡ 26 00:03:32,471 --> 00:03:34,957 冬休みが過ごせるなんて 夢みたいね。 27 00:03:34,957 --> 00:03:38,310 たしか女将さんが お登勢さんの古い友人とかで➡ 28 00:03:38,310 --> 00:03:40,663 融通きかせてくれたらしいです。 29 00:03:40,663 --> 00:03:43,799 ((たまには ゆっくり 湯にでも浸かって休んできな)) 30 00:03:43,799 --> 00:03:47,470 いやぁ いいところありますよね お登勢さん。 31 00:03:47,470 --> 00:03:50,289 オレは どうにも 胸騒ぎがすんだけど➡ 32 00:03:50,289 --> 00:03:53,142 あの ばばあが こういうマネするときは➡ 33 00:03:53,142 --> 00:03:55,478 だいたい裏があるんだよ。 34 00:03:55,478 --> 00:03:58,147 人の好意を素直に 受け止められなくなったら➡ 35 00:03:58,147 --> 00:04:00,147 人間おしまいですよ。 36 00:04:03,969 --> 00:04:06,169 (カラスの鳴き声) 37 00:04:18,484 --> 00:04:22,154 (お妙)あら 道を間違えたかしら。 廃屋しかないわ。 38 00:04:22,154 --> 00:04:24,790 (神楽)新八 お前 地図も読めないアルか? 39 00:04:24,790 --> 00:04:28,477 あれ おかしいな。 たしか ここで 合ってたはずなんだけど…。 40 00:04:28,477 --> 00:04:30,796 え~と 仙望郷ですよね? 41 00:04:30,796 --> 00:04:34,817 あ! あれ あの看板…➡ 42 00:04:34,817 --> 00:04:37,486 仙望郷って書いてませんか? 43 00:04:37,486 --> 00:04:40,840 字がたれて えらく おどろおどろしくなってますけど。 44 00:04:40,840 --> 00:04:43,475 なんか ここみたいなんですけど。 45 00:04:43,475 --> 00:04:45,794 これ 温泉 入ってる おじいさんの絵が…。 46 00:04:45,794 --> 00:04:49,448 マジかい こんなボロ旅館に泊まんの オレたち!? 47 00:04:49,448 --> 00:04:51,767 っつうか ここ ホントに営業してんの? 48 00:04:51,767 --> 00:04:53,652 人の気配がねえぞ! 49 00:04:53,652 --> 00:04:57,489 私たち 人さがしてきます。 行こう 神楽ちゃん。 50 00:04:57,489 --> 00:04:59,808 おいおい 勘弁してくれよ。 51 00:04:59,808 --> 00:05:02,478 こんなもん完全に 妖怪の住まいじゃねえか! 52 00:05:02,478 --> 00:05:06,131 薄気味悪いよ。 なんで こんなに いっぱいカラスが飛んでんだ? 53 00:05:06,131 --> 00:05:11,503 なんかボク 別に霊感とかないけど ここ なんか あれなんですけど…。 54 00:05:11,503 --> 00:05:14,139 あれって何だよ? いや 別に…。 55 00:05:14,139 --> 00:05:17,626 ちょっと やめてくんない? 頼むから やめてくんない? 56 00:05:17,626 --> 00:05:21,497 あっ いた! 人がいたぞ 従業員か? 57 00:05:21,497 --> 00:05:24,133 すみませ~ん ボクら 江戸の寺田さんの紹介で➡ 58 00:05:24,133 --> 00:05:27,786 来た者なんですけど すみませ~ん! 59 00:05:27,786 --> 00:05:30,489 聞こえねえのかな? 60 00:05:30,489 --> 00:05:34,843 なんだよ いてぇな。 ぎ… 銀さん あ… あの人➡ 61 00:05:34,843 --> 00:05:37,813 雪の上を歩いているのに➡ 62 00:05:37,813 --> 00:05:40,813 足跡が ついてない。 63 00:05:49,825 --> 00:05:52,811 ど ど ど… どうなってんだ あれ! 64 00:05:52,811 --> 00:05:55,314 オ… オバケか? オバケなのか!? 65 00:05:55,314 --> 00:05:58,968 そんなわけあるか お前 白昼堂々 オバケって お前! 66 00:05:58,968 --> 00:06:02,955 ないない 絶対な~い 許さん 絶対に許さ~ん! 67 00:06:02,955 --> 00:06:05,958 ちょっと 落ちついてください 銀さん。 68 00:06:05,958 --> 00:06:07,993 き きっと こんな山の中ですから➡ 69 00:06:07,993 --> 00:06:09,979 昨日 降り積もった雪も凍って➡ 70 00:06:09,979 --> 00:06:12,648 足跡がつかないくらい 固くなってたんですよ。 71 00:06:12,648 --> 00:06:14,817 あっ そうだ 絶対そうだ。 72 00:06:14,817 --> 00:06:18,504 ないない 絶対な~い 許さん 絶対に許さん! 73 00:06:18,504 --> 00:06:20,806 でも あの人 なんか様子も変でしたね。 74 00:06:20,806 --> 00:06:24,326 声が届いてないっていうか 軽く半透明じゃなかったでした? 75 00:06:24,326 --> 00:06:26,295 お前さ いい加減にしろよ。 76 00:06:26,295 --> 00:06:28,314 何もなかったって 言ってんじゃん! 77 00:06:28,314 --> 00:06:32,151 半透明がなんだよ 今時な ゴミ袋だって半透明の時代だよ。 78 00:06:32,151 --> 00:06:34,637 いるよ 半透明の人くらい。 79 00:06:34,637 --> 00:06:37,973 なに? お前 ビビッてんの? ひょっとして お前 ビビッてる? 80 00:06:37,973 --> 00:06:39,808 いいんだよ べつに あれだけど帰ろうか? 81 00:06:39,808 --> 00:06:42,144 お前が そんなに言うなら 帰ろうか? 82 00:06:42,144 --> 00:06:44,813 いちばん帰りたがってんの アンタでしょうが。 83 00:06:44,813 --> 00:06:46,815 だいたい 帰るっつったって➡ 84 00:06:46,815 --> 00:06:49,818 ここ1日に バス1本しか 来ないくらいですから➡ 85 00:06:49,818 --> 00:06:53,489 今日は泊まるしかないですよ。 えっ!? 86 00:06:53,489 --> 00:06:56,842 ちょっと… もう やめねえ? せっかく温泉に来たのに➡ 87 00:06:56,842 --> 00:06:59,812 なに この感じ 考えすぎだよ 気のせいだよ。 88 00:06:59,812 --> 00:07:02,631 せっかくなんだから もっと こう楽しもうや。 89 00:07:02,631 --> 00:07:05,934 そうっすよね 気のせいですよね。 ごめんなさい。 90 00:07:05,934 --> 00:07:08,003 銀さん 怖がらせるようなこと 言っちゃって。 91 00:07:08,003 --> 00:07:10,339 いやいや いやいや 全然 謝ってる意味がわからん。 92 00:07:10,339 --> 00:07:14,476 怖いって なに? ホワッツ? 誰か 怖いって感情 オレに教えてくれ。 93 00:07:14,476 --> 00:07:17,479 銀ちゃん いたいた 女将。 あっ よかった。 94 00:07:17,479 --> 00:07:19,999 ちゃんと 営業してたみたいですよ 銀さん。 95 00:07:19,999 --> 00:07:21,984 やっぱり 大丈夫ですよ ここ。 96 00:07:21,984 --> 00:07:24,286 (お岩)すみません。 97 00:07:24,286 --> 00:07:26,672 (お岩)もう来てらしたのね。 98 00:07:26,672 --> 00:07:28,974 まぁ 今日は わざわざ 遠いところから➡ 99 00:07:28,974 --> 00:07:30,974 ありがとうございました。 100 00:07:33,512 --> 00:07:38,512 どうも 私 当旅館の女将 お岩です。 101 00:07:42,504 --> 00:07:47,126 《えっ!? どっち? 女将 どっち?》 102 00:07:47,126 --> 00:07:50,629 ごめんなさいね 出迎え 遅れてしまって。 103 00:07:50,629 --> 00:07:54,500 なにぶん この旅館 おばさん 1人で 切り盛りしてるもんでね。 104 00:07:54,500 --> 00:07:57,836 《いや もう1人いるんですけど。 明らかに 後ろに もう1人➡ 105 00:07:57,836 --> 00:08:00,322 半透明の従業員が いるんですけど!》 106 00:08:00,322 --> 00:08:03,325 《おい! なんだ あれ? なんか 背負ってんぞ。 107 00:08:03,325 --> 00:08:06,662 赤ちゃんか? 赤ちゃんだよね 赤ちゃんだと言ってくれ!》 108 00:08:06,662 --> 00:08:10,315 《そう思いたい でも 半透明です はっきりと半透明です!》 109 00:08:10,315 --> 00:08:13,836 《半透明が なんだよ 今時な 政治家だって半透明の時代だよ。 110 00:08:13,836 --> 00:08:15,804 みんな 汚職とか 悪いことやってんだよ。 111 00:08:15,804 --> 00:08:19,141 いるよ 半透明の赤ん坊くらい》 《いや でも おかしいですよ。 112 00:08:19,141 --> 00:08:21,510 姉上たちが まったく リアクションなしです。 113 00:08:21,510 --> 00:08:23,495 あんな不気味な赤ん坊 見たら➡ 114 00:08:23,495 --> 00:08:27,332 普通 何らかのリアクションを 示しますよ。 115 00:08:27,332 --> 00:08:29,968 見えてないんですよ 姉上たちには。 116 00:08:29,968 --> 00:08:33,322 あれ見えてるの ボクらだけなんですよ。 117 00:08:33,322 --> 00:08:37,326 霊感なんてないと思ってたけど 間違いない 霊だ。 118 00:08:37,326 --> 00:08:39,995 女将 思いっきり 霊に とりつかれてる! 119 00:08:39,995 --> 00:08:45,150 いや 女将だけじゃない さっき見た あれといい…。 120 00:08:45,150 --> 00:08:50,522 この温泉旅館 かなり やばい所なんじゃないですか!?》 121 00:08:50,522 --> 00:08:54,510 バ… バカ 言ってんじゃねえよ。 幽霊旅館? ありえねえよ! 122 00:08:54,510 --> 00:08:58,497 違う! 絶対 違う! 認めん! 絶対 認めん! 123 00:08:58,497 --> 00:09:02,134 じゃあ 女将のあれ どう 説明するんですか? 124 00:09:02,134 --> 00:09:05,637 いや… オレも まさかとは思ったけどな➡ 125 00:09:05,637 --> 00:09:08,674 どうやら オレの勘が 当たっちまったらしい。 126 00:09:08,674 --> 00:09:10,659 あの女将…。 127 00:09:10,659 --> 00:09:12,661 スタンド使いだ! 128 00:09:12,661 --> 00:09:14,680 違うだろ! 129 00:09:14,680 --> 00:09:18,667 あんなスタンド あるか ボケ! どう考えても スタンドだろ? あれ。 130 00:09:18,667 --> 00:09:20,636 基本 オレたちも スタンド使いだろ? 131 00:09:20,636 --> 00:09:23,155 だから 見えたんだよ 女将のスタンドが。 132 00:09:23,155 --> 00:09:27,159 ちょ… 待ってください。 いつから スタンド使いになったんですか ボクら。 133 00:09:27,159 --> 00:09:30,145 オレは ふだん 隠してるけど お前 いつも スタンド 出してるじゃん。 134 00:09:30,145 --> 00:09:33,515 その耳にかかってるヤツ。 それ ただの眼鏡使いだろ! 135 00:09:33,515 --> 00:09:35,501 なんだよ!? 耳にかかってるヤツって! 136 00:09:35,501 --> 00:09:37,469 言えよ! 眼鏡って知ってるだろ。 137 00:09:37,469 --> 00:09:40,472 へぇ~! 眼鏡っていうんだ そのスタンド。 138 00:09:40,472 --> 00:09:42,808 腹立つ… コイツ 腹立つ。 139 00:09:42,808 --> 00:09:46,662 そこまでして 霊の存在 認めたくないんですか。 情けない。 140 00:09:46,662 --> 00:09:49,648 だって 見てくださいよ あれ! 141 00:09:49,648 --> 00:09:54,636 あれ? 霊が消えた…。 霊じゃない。 スタンドだ! 142 00:09:54,636 --> 00:09:57,156 あれ… どこ 行ったんだろう? 143 00:09:57,156 --> 00:10:00,659 おい… ひょっとして 幻覚だったんじゃねえか? 144 00:10:00,659 --> 00:10:02,678 あまりにも ビビってたから➡ 145 00:10:02,678 --> 00:10:05,681 見えないものも 見えるように なってたっていうんですか? 146 00:10:05,681 --> 00:10:08,650 いや そういうことに しておきましょう。 147 00:10:08,650 --> 00:10:11,970 あんな存在 認めて ここに 泊まれるほど 度胸ないです。 148 00:10:11,970 --> 00:10:14,323 そうだ 幻覚だったんだ。 149 00:10:14,323 --> 00:10:18,343 あれは オレたちの心の弱さが 生み出した 悪魔だったんだ。 150 00:10:18,343 --> 00:10:21,813 しっかりしねえといけねえな。 侍が情けない。 151 00:10:21,813 --> 00:10:26,168 そうですね 温泉だからって 浮かれてちゃ ダメなんですよ。 152 00:10:26,168 --> 00:10:28,153 侍は いつでも しゃんとしてなきゃ。 153 00:10:28,153 --> 00:10:34,176 あの… 部屋が 結構 狭くてね 4人で使うのは きついから➡ 154 00:10:34,176 --> 00:10:38,146 2部屋 用意したんだけど 和式と 洋式 どちらがいいかしらね? 155 00:10:38,146 --> 00:10:40,182 洋式なんか あるアルか! 156 00:10:40,182 --> 00:10:43,185 たまには ベッドで寝るのも いいかしらね。 157 00:10:43,185 --> 00:10:45,520 和式で! 侍なんで ボクら! 158 00:10:45,520 --> 00:10:51,159 はい はい… じゃあ お侍さんたちは こちらです。 159 00:10:51,159 --> 00:10:53,161 (2人)あぁ~! 160 00:10:53,161 --> 00:10:57,165 《封じられてる! 明らかに 巨大な魔を封じた痕跡がある!! 161 00:10:57,165 --> 00:11:00,819 なんだよ!? これ! いったい 何があったんだよ? この部屋で》 162 00:11:00,819 --> 00:11:03,672 《やばいですよ! やっぱり この旅館 絶対 おかしいです》 163 00:11:03,672 --> 00:11:06,341 (お岩)お嬢さんたちは こっち。 164 00:11:06,341 --> 00:11:08,327 す… すみません! 165 00:11:08,327 --> 00:11:11,313 やっぱり ボクら 洋式に 変えてもらっていいですか? 166 00:11:11,313 --> 00:11:13,332 えっ!? 侍なのに? 167 00:11:13,332 --> 00:11:17,019 侍って いっても ボクら まがいもんなんで。 サムラーイなんで。 168 00:11:17,019 --> 00:11:20,355 でも お嬢さん方 もう 行ってしまったから…。 169 00:11:20,355 --> 00:11:22,841 えっ!? 何か 気に食わなかった? 170 00:11:22,841 --> 00:11:26,828 気に食わなかったっていうか これ このふすま…。 171 00:11:26,828 --> 00:11:29,831 あぁ このふすまのデザイン 気に食わなかった? 172 00:11:29,831 --> 00:11:32,317 デザイン!? デザインなんですか? これ! 173 00:11:32,317 --> 00:11:34,636 (お岩)あの… 一時期なんだけどね➡ 174 00:11:34,636 --> 00:11:37,506 おばさん ロックに ハマってた時期があってね。 175 00:11:37,506 --> 00:11:39,524 ロック!? ロックなんですか? これ! 176 00:11:39,524 --> 00:11:43,512 もともと 私のお岩って名前も ロックから来てるからね。 177 00:11:43,512 --> 00:11:46,481 あの頃は こういうのが かっこいいと思ってて…。 178 00:11:46,481 --> 00:11:48,500 まぁ… おばさんも若かったわ。 179 00:11:48,500 --> 00:11:52,487 ロックっつうか これ 別のものを ロックしてるよね? 違うロックだよね? 180 00:11:52,487 --> 00:11:56,141 (お岩)あっ! ひょっとして このお札を気にしてるのかい? 181 00:11:56,141 --> 00:11:59,478 えっ!? あの… はい まぁ…。 182 00:11:59,478 --> 00:12:03,348 (お岩)ちょっと イヤだよ! アハハハ! そういうこと? 183 00:12:03,348 --> 00:12:07,002 ごめんね。 違うのよ。 これは そういうんじゃないの。 184 00:12:07,002 --> 00:12:10,489 いや… これはね 女将の私が こんなこと 言うのも➡ 185 00:12:10,489 --> 00:12:15,010 あれなんだけどね 前にこの部屋に 子連れの人が泊まったのよ。 186 00:12:15,010 --> 00:12:17,829 …で その子供がね 旅行で はしゃいじゃって➡ 187 00:12:17,829 --> 00:12:21,650 ふすまに 穴開けちゃったのよ フフフフ…。 188 00:12:21,650 --> 00:12:23,652 ああ! そういうこと? 189 00:12:23,652 --> 00:12:26,688 えっ? じゃあ これ 穴を隠すために? 190 00:12:26,688 --> 00:12:30,025 (お岩)シッ! 内緒よ。 これ絶対 内緒よ。 191 00:12:30,025 --> 00:12:34,062 な~んだよ。 それなら そうと 早く言ってくれよな。 192 00:12:34,062 --> 00:12:36,531 深読みしちゃったよ 女将さん。 193 00:12:36,531 --> 00:12:38,500 (お岩)笑いごとじゃないわよ。 194 00:12:38,500 --> 00:12:40,852 ホント ひどかったんだから 穴だらけで。 195 00:12:40,852 --> 00:12:44,252 もう そっから その子供に小一時間説教。 196 00:12:49,845 --> 00:12:54,345 ホント… ふすまくらいで あんなに叱るんじゃなかった。 197 00:12:57,235 --> 00:13:00,172 (銀時/新八)面舵一杯で急カーブ! 198 00:13:00,172 --> 00:13:02,657 (神楽)おい! レディーの部屋に 急に飛び込んできて➡ 199 00:13:02,657 --> 00:13:04,676 何考えてるアルか!? 200 00:13:04,676 --> 00:13:08,030 (お妙)な… なに!? どうしたの そんなに慌てて! 201 00:13:08,030 --> 00:13:10,482 何か あったの? 202 00:13:10,482 --> 00:13:13,168 銀さん! 安全確認オッケーです! 203 00:13:13,168 --> 00:13:16,188 どこにも見当たりません! よし! 204 00:13:16,188 --> 00:13:19,524 頼む! オレらと部屋代わってくれ! 205 00:13:19,524 --> 00:13:21,860 はぁ? いやぁ やっぱ洋式が➡ 206 00:13:21,860 --> 00:13:23,662 急に使いたくなって…。 207 00:13:23,662 --> 00:13:27,015 オレら もう侍でも なんでもない ただのブタ野郎なんだよ! 208 00:13:27,015 --> 00:13:29,184 って あれ? 洋式? 209 00:13:29,184 --> 00:13:33,171 そういや お前ら 洋式の部屋 選んだんじゃなかったのかよ。 210 00:13:33,171 --> 00:13:35,157 ここ普通に和室じゃねえか。 211 00:13:35,157 --> 00:13:37,192 ええ そうだったんだけど➡ 212 00:13:37,192 --> 00:13:40,011 部屋に入ったら 普通に和室だったのよ。 213 00:13:40,011 --> 00:13:42,030 どこが洋式なんだか…。 214 00:13:42,030 --> 00:13:45,500 わかったら さっさと出てけよ。 狭い部屋にワサワサ ウザイアル! 215 00:13:45,500 --> 00:13:47,836 (神楽)洋式なんて どこにもないんだよ! 216 00:13:47,836 --> 00:13:50,236 うわっ!? 217 00:13:54,359 --> 00:13:56,328 《よ… 洋式って!》 218 00:13:56,328 --> 00:13:58,346 《そこかぁ~!!》 219 00:13:58,346 --> 00:14:00,348 なんで!? なんで こんなところに➡ 220 00:14:00,348 --> 00:14:02,334 外人のスタンドが いるんだよ! 意味わかんねえよ! 221 00:14:02,334 --> 00:14:04,352 っつうか どうなってるんですか! この旅館!! 222 00:14:04,352 --> 00:14:07,022 どこもかしこも スタンドだらけじゃないですか!! 223 00:14:07,022 --> 00:14:09,658 さっきから いったい何を騒いでるんですか? 224 00:14:09,658 --> 00:14:12,177 スタンド? いやぁ すみません! 225 00:14:12,177 --> 00:14:14,162 なんでもないんです。 こっちの話です。 226 00:14:14,162 --> 00:14:17,516 世の中にはな 知らねえほうが いいこともあるんだよ。 227 00:14:17,516 --> 00:14:19,851 ただごとじゃ なさそうアルな。 228 00:14:19,851 --> 00:14:22,854 ごまかさないで ちゃんと話してください。 229 00:14:22,854 --> 00:14:25,190 私たち ちゃんと聞きますから。 230 00:14:25,190 --> 00:14:28,290 (お妙)何聞かされても 驚きませんから。 231 00:14:32,330 --> 00:14:35,150 (2人)あ… あのさ…。 232 00:14:35,150 --> 00:14:38,670 (2人)うっ!? おやつタイム! 233 00:14:38,670 --> 00:14:42,357 ほらほら 皆さん 3時のお菓子 持ってきましたよ。 234 00:14:42,357 --> 00:14:46,161 あっ すみません 女将さん。 お構いなく。 235 00:14:46,161 --> 00:14:49,014 (お岩)いえいえ ゆっくりしていって。 236 00:14:49,014 --> 00:14:51,533 ホント 自分の家だと思って いいからね。 237 00:14:51,533 --> 00:14:54,870 あっ お風呂掃除したから いつでも入ってね。 238 00:14:54,870 --> 00:14:57,770 (お妙)はい! ありがとうございます。 239 00:15:00,509 --> 00:15:03,009 しゃべったら殺すぞ。 240 00:15:18,510 --> 00:15:20,810 フフフフ…。 241 00:15:31,540 --> 00:15:33,558 フフフフ…。 242 00:15:33,558 --> 00:15:35,527 《おっ… 女将!?》 243 00:15:35,527 --> 00:15:37,879 《な… 何だよ あれ!? ど… どういうことだ おい! 244 00:15:37,879 --> 00:15:39,848 何者だ あの ばばあ!》 245 00:15:39,848 --> 00:15:42,851 《気づいてます! 女将さん完全に すべてのことに気づいてます!》 246 00:15:42,851 --> 00:15:47,239 《気づくどころか お前 スタンドをピーナッツで餌付けしてたぞ! 247 00:15:47,239 --> 00:15:49,357 とんでもねえ! オレたち とんでもねえところに➡ 248 00:15:49,357 --> 00:15:52,210 足を踏み入れちまった…。 249 00:15:52,210 --> 00:15:55,881 この温泉宿は あの ばばあが飼いならした➡ 250 00:15:55,881 --> 00:16:00,081 悪霊どもが巣食う 死の温泉宿だったんだ~!!》 251 00:16:05,357 --> 00:16:08,059 (神楽)銀ちゃん! 新八! 252 00:16:08,059 --> 00:16:11,213 脱出だ! 一刻も早く山を下りるんだ! 253 00:16:11,213 --> 00:16:14,599 こんなところに長居してれば 確実に死霊どものえじきだぞ! 254 00:16:14,599 --> 00:16:16,701 バスなんか かまってられるか! 255 00:16:16,701 --> 00:16:18,801 走って 山を下りるぞ! はい~! 256 00:16:21,039 --> 00:16:26,711 ≪お~い! そっち側に人はいるかのう? 257 00:16:26,711 --> 00:16:29,030 どうも落石で 完全に山道➡ 258 00:16:29,030 --> 00:16:32,200 塞がっちまったみてえでな。 しばらく 山は下りらんねえど。 259 00:16:32,200 --> 00:16:36,588 まぁ そっち側には 温泉宿があるらしいから➡ 260 00:16:36,588 --> 00:16:39,708 しばらく そこに逗留させてもらいな。 261 00:16:39,708 --> 00:16:41,710 幽霊が出るなんてウワサも あるがのう。 262 00:16:41,710 --> 00:16:45,080 ハッハッハッ…! 263 00:16:45,080 --> 00:16:48,199 あれ 笑い声が聞こえんぞ!? 264 00:16:48,199 --> 00:16:50,535 冗談だってばよ! 265 00:16:50,535 --> 00:16:54,372 ハッハッハッハ…! ハハ… アハハハ…。 266 00:16:54,372 --> 00:16:59,772 (2人)ハハハハ…。 267 00:17:09,704 --> 00:17:14,092 プハーッ フゥ。 (お妙)いい お湯ねぇ。 268 00:17:14,092 --> 00:17:17,545 この温泉 最初は古くて心配したけど➡ 269 00:17:17,545 --> 00:17:22,033 なかなか いい温泉じゃない。 この古さも 味に見えてきたわね。 270 00:17:22,033 --> 00:17:25,186 (神楽)何より 客が全然いないのがいいアル! 271 00:17:25,186 --> 00:17:28,039 私たちの貸し切りネ! やりたい放題アル! 272 00:17:28,039 --> 00:17:30,859 風呂で オシッコしても 誰にも文句言われないネ! 273 00:17:30,859 --> 00:17:33,228 (お妙)私が 言うわよ。 274 00:17:33,228 --> 00:17:37,882 それに どうやらお客さんは 私たちだけじゃないみたいよ。 275 00:17:37,882 --> 00:17:40,185 ウキキ… キキッ! ホッホッ! 276 00:17:40,185 --> 00:17:43,521 (神楽)うおぉぉ~! 近藤 お前も来てたアルか!? 277 00:17:43,521 --> 00:17:45,857 (お妙)いや 違うわよ 神楽ちゃん。 278 00:17:45,857 --> 00:17:49,260 山から おサルさんたちも お湯に入りに来てたのね。 279 00:17:49,260 --> 00:17:52,230 美肌効果を狙った 女の子かしら ウフ! 280 00:17:52,230 --> 00:17:54,683 体じゅう毛だるまのくせに こざかしいヤツらアル。 281 00:17:54,683 --> 00:17:57,018 ケツだけ プリンになって終わりアル。 282 00:17:57,018 --> 00:18:00,205 まぁ こんな温泉も たまには いいじゃない。 283 00:18:00,205 --> 00:18:04,205 銀さん! そっちの湯加減は どうですか? 284 00:18:06,211 --> 00:18:08,179 (お妙)あら どうかしたのかしら。 285 00:18:08,179 --> 00:18:11,716 (神楽)銀ちゃん! 新八! のぼせたアルか? 286 00:18:11,716 --> 00:18:15,870 なんか… いっぱい… 来てる…。 287 00:18:15,870 --> 00:18:18,690 (お妙)あら まぁ! そっちにも おサルさんが? 288 00:18:18,690 --> 00:18:23,178 いや… なんか変なのが…! 289 00:18:23,178 --> 00:18:25,196 (神楽)どうしたアルか? 290 00:18:25,196 --> 00:18:28,233 入れ墨もんにでも囲まれたアルか? ヒャハハハハ…! 291 00:18:28,233 --> 00:18:31,052 (お妙)神楽ちゃん ホントにいたら どうするの? 292 00:18:31,052 --> 00:18:33,571 (神楽)ごめんなさ~い! 入れ墨もんの皆さん。 293 00:18:33,571 --> 00:18:37,042 他意は ないんです。 あの お気を悪くされたのなら➡ 294 00:18:37,042 --> 00:18:39,561 どうぞ その男たち コンクリ風呂なりなんなり➡ 295 00:18:39,561 --> 00:18:41,546 ブチ込んでやってください! 296 00:18:41,546 --> 00:18:44,065 ヒャハハハハハ…! 297 00:18:44,065 --> 00:18:47,552 入れ墨もんなら どれだけよかったことか…。 298 00:18:47,552 --> 00:18:50,221 もう いっそ喜んで コンクリ風呂にも海の底にも➡ 299 00:18:50,221 --> 00:18:53,074 飛び込みますよ ボクは。 気絶しろぉぉ! 300 00:18:53,074 --> 00:18:55,527 オレ 気絶しろぉぉ! 銀さぁ~ん! 301 00:18:55,527 --> 00:18:57,545 クソッ なんで気絶しねえんだ! 302 00:18:57,545 --> 00:19:00,865 オレのバカ 死ね オレ! 落ち着いてください 銀さん! 303 00:19:00,865 --> 00:19:04,235 気を しっかり持ってください! イヤだ 絶対しっかり持たねえ! 304 00:19:04,235 --> 00:19:07,205 ブラ~ンってぶらさげる! ルーズに 今風に 腰ではく! 305 00:19:07,205 --> 00:19:09,207 何なんだよ この温泉! 306 00:19:09,207 --> 00:19:11,226 何で あんなんが 湯つかってんだよ!? 307 00:19:11,226 --> 00:19:14,729 水場には 霊が集まりやすいとは 聞いてたけど こんなっ…! 308 00:19:14,729 --> 00:19:17,029 霊じゃねえ スタンドだ! 霊とか言うな! 309 00:19:19,234 --> 00:19:21,202 あれ? ちょっと待て。 310 00:19:21,202 --> 00:19:24,689 よく見たら コイツら湯気じゃね これ? 311 00:19:24,689 --> 00:19:27,575 いや 違います。 いや 湯気だよ これ。 312 00:19:27,575 --> 00:19:31,379 ビビりまくって人の形に 見えてるだけじゃん 半透明だし。 313 00:19:31,379 --> 00:19:34,382 新八 ちょっと コイツら 吸い込んでみ。 うってなるから。 314 00:19:34,382 --> 00:19:36,384 なんで妊婦みたいになってんだよ。 315 00:19:36,384 --> 00:19:38,369 いいから吸ってみ って 言ってんだよ! 316 00:19:38,369 --> 00:19:40,369 ギャ~ッ! 317 00:19:43,558 --> 00:19:46,377 ゴホッ ゴホッ… 何すんですか! 318 00:19:46,377 --> 00:19:48,396 ほらほら なんともないじゃん! 319 00:19:48,396 --> 00:19:51,032 やっぱり湯気だ。 やった 湯気だよ おい! 320 00:19:51,032 --> 00:19:53,885 う~ん… ホントだ。 321 00:19:53,885 --> 00:19:55,885 何でもないっすね! 322 00:19:58,289 --> 00:20:01,059 とりあえず謝っとくわ すまん。 323 00:20:01,059 --> 00:20:03,027 えっ なんで? なんかなってんすか? 324 00:20:03,027 --> 00:20:06,865 いや 別に。 10万16歳みたいになってるだけ。 325 00:20:06,865 --> 00:20:09,701 あっ 銀さん 見えなくなりましたよ! 326 00:20:09,701 --> 00:20:11,736 やっぱ湯気だったみたいですよ! 327 00:20:11,736 --> 00:20:14,372 いや 湯気じゃなかった。 断言できる。 328 00:20:14,372 --> 00:20:16,391 今のうちにあがりましょう。 329 00:20:16,391 --> 00:20:18,393 すっかり のぼせちゃいましたよ 我が輩。 330 00:20:18,393 --> 00:20:21,396 我が輩? 我が輩って言った 今? 331 00:20:21,396 --> 00:20:24,032 なんか我が輩 体が重いな。 332 00:20:24,032 --> 00:20:26,551 あっちも 10万16歳みたいになってる! 333 00:20:26,551 --> 00:20:28,887 あっちも我が輩になってる! 334 00:20:28,887 --> 00:20:33,575 どうしよう お妙に殺される! え~ 何言ってんすか? 335 00:20:33,575 --> 00:20:37,929 とりあえず もう1回 謝っとくわ。 ごめんなさい 新八君! 336 00:20:37,929 --> 00:20:42,584 (お妙)あ~ いいお湯だった! あっ 姉上 神楽ちゃん! 337 00:20:42,584 --> 00:20:48,039 (神楽)どうだ 我が輩の肌 スベスベになったであろう フハハハハ! 338 00:20:48,039 --> 00:20:50,558 誰だぁ!? 誰だ お前ら!? 339 00:20:50,558 --> 00:20:54,395 誰が どいつで どいつが誰だ! 何を言っている 我が輩だ。 340 00:20:54,395 --> 00:20:56,381 我が輩だ。 我が輩だ! 341 00:20:56,381 --> 00:20:58,383 全員 我が輩だろうが! 342 00:20:58,383 --> 00:21:00,869 どうだ 我が輩の部屋で UNOでもせんか? 343 00:21:00,869 --> 00:21:03,872 それはいいな! よし やろう フハハハ! 344 00:21:03,872 --> 00:21:07,242 我が輩に勝てるかな フハハハ! 345 00:21:07,242 --> 00:21:10,895 《なんてこった… 全員 とりつかれちまった!》 346 00:21:10,895 --> 00:21:12,881 って あれ? ちょっと待ってくれ! 347 00:21:12,881 --> 00:21:15,550 オレを1人にしないでくれ! おい! 348 00:21:15,550 --> 00:21:27,061 (お岩)フフフフ…! 349 00:21:27,061 --> 00:21:32,261 女将… この ばばあ! 350 00:21:38,590 --> 00:21:42,944 クソッ どこ行きやがった! 出てきやがれ! 351 00:21:42,944 --> 00:21:46,064 テメエ いったい オレたちを どうするつもりだ! 352 00:21:46,064 --> 00:21:49,764 何なんだよ この旅館は! ヤツらを元に戻しやがれ! 353 00:21:51,736 --> 00:22:03,731 (幽霊)フフフフ…! 354 00:22:03,731 --> 00:22:07,085 (幽霊)コイツは使えるねぇ。 355 00:22:07,085 --> 00:22:10,885 ああ… コイツなら大丈夫だよ。 356 00:22:15,526 --> 00:22:17,526 うわ~っ! 357 00:22:28,056 --> 00:22:41,586 (拍手) 358 00:22:41,586 --> 00:22:44,286 えっ… えっ? 359 00:22:46,724 --> 00:22:49,544 (お岩)は~い おめでとう! 360 00:22:49,544 --> 00:22:53,381 面接合格! 361 00:22:53,381 --> 00:22:55,381 えっ…?