1 00:00:02,860 --> 00:00:04,880 <柳生 九兵衛の嫁にと 連れ去られた➡ 2 00:00:04,880 --> 00:00:06,850 お妙を助けるべく➡ 3 00:00:06,850 --> 00:00:09,500 新八をはじめとする 万事屋の3人と➡ 4 00:00:09,500 --> 00:00:11,870 近藤率いる真選組の3人が➡ 5 00:00:11,870 --> 00:00:13,690 柳生家に 立ち向かった。 6 00:00:13,690 --> 00:00:16,040 しかし 彼らの前に➡ 7 00:00:16,040 --> 00:00:19,510 柳生 九兵衛率いる 柳生四天王が立ちはだかる。 8 00:00:19,510 --> 00:00:21,860 そして お妙を奪い返すため➡ 9 00:00:21,860 --> 00:00:25,520 6対6のサバイバルゲームで 柳生に挑むことになった> 10 00:00:25,520 --> 00:00:29,510 《近藤:お妙さん やすり…》 《東城:若 やすり…》 11 00:00:29,510 --> 00:00:31,510 (近藤)とぉりゃあ! 12 00:00:34,190 --> 00:00:36,190 (東城)若! (近藤)お妙さん!! 13 00:00:40,030 --> 00:00:44,690 (東城)私の役目は 若と 若の 志を 守ること。 14 00:00:44,690 --> 00:00:49,340 若を勝利に導くためにと 無礼をはたらきましたが➡ 15 00:00:49,340 --> 00:00:54,530 結局 私は 弱かっただけのようです。 16 00:00:54,530 --> 00:00:58,180 しかし 次のときは…。 17 00:00:58,180 --> 00:01:01,880 いや やっぱ やすりは… ムリ! 18 00:01:03,860 --> 00:01:06,210 (近藤)お妙さん すみません。 19 00:01:06,210 --> 00:01:08,510 お妙さんの笑顔を この目で見ようと➡ 20 00:01:08,510 --> 00:01:10,510 ここまで来ましたが…。 21 00:01:12,900 --> 00:01:14,900 《オレは ここまでのようです》 22 00:01:17,040 --> 00:01:19,040 《近藤:オレってヤツは➡ 23 00:01:19,040 --> 00:01:21,940 ホントに… バ… カ…》 24 00:03:01,930 --> 00:03:04,240 (坂田 銀時)どうしたもんかなぁ。 25 00:03:04,240 --> 00:03:06,910 (敏木斎)どうしたもんじゃろう。 26 00:03:06,910 --> 00:03:10,760 まいったなぁ… こんなところ 来るんじゃなかったよ。 27 00:03:10,760 --> 00:03:13,250 オレよぉ もともと➡ 28 00:03:13,250 --> 00:03:15,910 そんな乗り気じゃ なかったんだよ 実は。 29 00:03:15,910 --> 00:03:19,420 なんか みんな行くぞ~ みたいな感じになってっから~。 30 00:03:19,420 --> 00:03:22,390 雰囲気 壊しても あれだしなぁ って思って➡ 31 00:03:22,390 --> 00:03:25,420 流されちゃってさ ホント オレのバカ…。 32 00:03:25,420 --> 00:03:28,930 (敏木斎) あぁ ワシも 実は 九兵衛のヤツが➡ 33 00:03:28,930 --> 00:03:33,280 どうしても大将やれ っていうからさ しかたなくさ~。 34 00:03:33,280 --> 00:03:35,750 (敏木斎)最近 役所の連中が➡ 35 00:03:35,750 --> 00:03:39,440 ワシのゴミ屋敷を撤去しようと 不穏な動きを見せとる。 36 00:03:39,440 --> 00:03:42,410 ワシのホントの敵は ヤツらなんじゃ。 37 00:03:42,410 --> 00:03:45,730 はぁ… 冗談じゃねえよ。 38 00:03:45,730 --> 00:03:48,080 ノリで動くもんじゃねえなぁ。 39 00:03:48,080 --> 00:03:50,750 (敏木斎)ぶっちゃけ ガキどもが 誰と結婚しようが➡ 40 00:03:50,750 --> 00:03:52,750 どうでもいいべ? 41 00:03:52,750 --> 00:03:54,740 (敏木斎)好きにしてくれよ。 42 00:03:54,740 --> 00:03:57,740 できちゃった結婚でも 成田離婚でもさぁ。 43 00:03:57,740 --> 00:03:59,740 (敏木斎) おい それより にいちゃん。 44 00:03:59,740 --> 00:04:02,240 ホントに そっち 紙ねえの? 45 00:04:02,240 --> 00:04:05,630 ねえなぁ… 紙の 「か」の字もねえよ。 46 00:04:05,630 --> 00:04:08,230 そういう そっちは どうなんだ? じいさん。 47 00:04:08,230 --> 00:04:12,590 (敏木斎)ねえなぁ… 紙の 「み」の字もねえよ。 48 00:04:12,590 --> 00:04:15,070 お前 絶対に裏切んなよ。 49 00:04:15,070 --> 00:04:18,590 マジ 紙 見つけたら ちゃんと2人で分け合いな! 50 00:04:18,590 --> 00:04:23,230 当たり前じゃ! お前こそ裏切るなよ 神に誓えよ。 51 00:04:23,230 --> 00:04:26,600 お前こそ 誓えよ! あれな 破ったら死ぬことな。 52 00:04:26,600 --> 00:04:28,940 (敏木斎)お前こそ死ねよ! 死ななかったら あれな…。 53 00:04:28,940 --> 00:04:30,920 デコピン10回な! 54 00:04:30,920 --> 00:04:34,580 (紙のこすれる音) 55 00:04:34,580 --> 00:04:38,250 あれ? お前 何か拭いてない? ワシャワシャ いってるよ! 56 00:04:38,250 --> 00:04:40,580 紙あるんだろ! だから ねえって!! 57 00:04:40,580 --> 00:04:43,590 仲間どうしで疑い合って もう うんざりだ! 58 00:04:43,590 --> 00:04:46,410 っつうか お前のほうこそ ワシャワシャいってない? 59 00:04:46,410 --> 00:04:48,410 紙あるんだろ! おい!! ねえ! 60 00:04:48,410 --> 00:04:51,740 っつうか お前のほうこそ! だから~!! 61 00:04:51,740 --> 00:04:54,740 ねえ! っつってんだろ~!! 62 00:05:01,920 --> 00:05:08,060 ♪♪~ 63 00:05:08,060 --> 00:05:10,100 (土方)ハァハァ…。 64 00:05:10,100 --> 00:05:12,080 (九兵衛)息が荒いな。 65 00:05:12,080 --> 00:05:15,570 (九兵衛)戦いの場において 呼吸を読まれることは➡ 66 00:05:15,570 --> 00:05:17,570 手の内をさらすに同じ! 67 00:05:21,740 --> 00:05:26,430 ハァ… ハァ… ハァ…。 68 00:05:26,430 --> 00:05:29,750 (九兵衛) キミは ボクをバカにしているのか? 69 00:05:29,750 --> 00:05:32,940 ハァ… ハァ…。 70 00:05:32,940 --> 00:05:36,040 (九兵衛)疲労や呼吸の乱れ以前に 剣に迷いがある。 71 00:05:39,740 --> 00:05:43,430 (九兵衛)そんな剣で ボクに 勝てると思っているのか? 72 00:05:43,430 --> 00:05:45,750 いったい どういうつもりだ? 73 00:05:45,750 --> 00:05:47,750 《土方:どういうつもりだ? 74 00:05:47,750 --> 00:05:51,420 冗談じゃねえ! ソイツは こっちのセリフだ…。 75 00:05:51,420 --> 00:05:55,410 コイツ オレの勘が正しけりゃ…。 76 00:05:55,410 --> 00:05:58,210 いや 勘なんかじゃねえ コイツは…》 77 00:06:00,260 --> 00:06:04,430 《土方:最初のときに わずかだが 違和感を感じちゃいたんだ。 78 00:06:04,430 --> 00:06:08,070 ソイツが ここにきて 確かなものになった。 79 00:06:08,070 --> 00:06:10,770 だとしたら このケンカ…。 80 00:06:10,770 --> 00:06:13,110 いったい 何のためのケンカだってんだ!》 81 00:06:13,110 --> 00:06:19,770 ♪♪~ 82 00:06:19,770 --> 00:06:22,100 《土方:迷うな… 相手が何だろうと➡ 83 00:06:22,100 --> 00:06:25,100 オレは 目の前の敵 叩き斬るだけだ!》 84 00:06:25,100 --> 00:06:33,100 ♪♪~ 85 00:06:33,100 --> 00:06:35,100 クッ…。 86 00:06:38,770 --> 00:06:40,770 きぇ~い! 87 00:06:40,770 --> 00:06:42,750 うおぉ!! 88 00:06:42,750 --> 00:06:45,090 ちょこまか動くな じじい! 89 00:06:45,090 --> 00:06:49,090 きれいに皿 割ってやろうと 思ったのによ~ ケガすんぞ! 90 00:06:50,950 --> 00:06:56,340 死んだ魚のような目ぇして よう 見てるじゃねえか。 91 00:06:56,340 --> 00:06:59,440 その剣 我流か? 92 00:06:59,440 --> 00:07:02,440 (女中)いたわよ そっち! (女中)回り込んで! 93 00:07:04,410 --> 00:07:06,450 (輿矩)ストップ スト~ップ! 94 00:07:06,450 --> 00:07:08,430 (輿矩)これ以上は 好きにさせないよ! 95 00:07:08,430 --> 00:07:10,770 うわ~っ!! (お妙)新ちゃん!? 96 00:07:10,770 --> 00:07:14,070 (お妙)新ちゃん ちょっと離して! (新八)うるせえ~!! 97 00:07:14,070 --> 00:07:17,760 ボクは もう 姉上の言うことなんて 金輪際 聞きません! 98 00:07:17,760 --> 00:07:20,260 何も言わないで 勝手に こんなところに➡ 99 00:07:20,260 --> 00:07:22,260 嫁いでいってしまう人なんだ! 100 00:07:22,260 --> 00:07:26,250 くっ… だったら ボクも 勝手に 姉上を取り返します! 101 00:07:26,250 --> 00:07:30,270 (女中)妙様 お待ちください! 妙様~!! 102 00:07:30,270 --> 00:07:34,260 (女中)妙様~! (女中)妙様 どこへ…!? 103 00:07:34,260 --> 00:07:48,270 ♪♪~ 104 00:07:48,270 --> 00:07:50,590 たぁ~っ! こっちじゃぞ ペンペン! 105 00:07:50,590 --> 00:07:53,940 バケモノかよ あの じじい! 106 00:07:53,940 --> 00:07:58,600 (お妙)新ちゃん… 何も言わなかったのは 謝るわ。 107 00:07:58,600 --> 00:08:02,100 でも… もう こんなことは やめて。 108 00:08:02,100 --> 00:08:04,920 柳生家相手に これ以上 ムチャしたら➡ 109 00:08:04,920 --> 00:08:06,920 タダじゃ 済まないわ。 110 00:08:09,460 --> 00:08:14,430 それに… 私の気持は もう 決まっているから…。 111 00:08:14,430 --> 00:08:18,930 姉上は ずるい…。 112 00:08:18,930 --> 00:08:22,300 いつも ニコニコ笑ってばかりで➡ 113 00:08:22,300 --> 00:08:26,640 本当の気持なんて これっぽっちも 見せてくれないんだ…。 114 00:08:26,640 --> 00:08:30,610 つらいときも 泣きたいときも ムリして 笑ってみせて➡ 115 00:08:30,610 --> 00:08:33,470 いつだって 誰にも 何も言わず➡ 116 00:08:33,470 --> 00:08:35,920 1人で 背負い込んで 1人で決めて➡ 117 00:08:35,920 --> 00:08:39,760 1人で 笑っていってしまうんだ。 118 00:08:39,760 --> 00:08:42,460 かっこつけるのは もう やめてください!! 119 00:08:44,440 --> 00:08:47,910 つらいことが あるなら ちゃんと ボクらに言ってください!! 120 00:08:47,910 --> 00:08:50,920 1人だなんて 言わせませんよ!! 121 00:08:50,920 --> 00:08:53,920 だって みんな 姉上の泣き顔…➡ 122 00:08:53,920 --> 00:08:57,760 それだけを理由に ここに 集まってくれたんだから!! 123 00:08:57,760 --> 00:08:59,780 姉上のためだなんて➡ 124 00:08:59,780 --> 00:09:02,080 死んでも言いませんよ あの人たちは! 125 00:09:02,080 --> 00:09:04,780 でもね 姉上が泣けば➡ 126 00:09:04,780 --> 00:09:08,270 同じく 悲しく思う人が いること…➡ 127 00:09:08,270 --> 00:09:10,600 覚えておいてください!! 128 00:09:10,600 --> 00:09:14,960 ♪♪~ 129 00:09:14,960 --> 00:09:16,930 関係ないわよ…。 130 00:09:16,930 --> 00:09:18,940 来てくれ って➡ 131 00:09:18,940 --> 00:09:21,950 頼んだ覚えはないって 言ってるの…。 132 00:09:21,950 --> 00:09:24,280 もう 私のことは 放っておいて…。 133 00:09:24,280 --> 00:09:26,270 (頬を叩く音) 134 00:09:26,270 --> 00:09:28,270 もういっぺん 言ってみろ この野郎!! 135 00:09:28,270 --> 00:09:30,290 お前 今…! (殴る音) 136 00:09:30,290 --> 00:09:33,290 ぐわぁ~っ!! 137 00:09:33,290 --> 00:09:35,930 (お妙)何回だって 言うわよ!! 138 00:09:35,930 --> 00:09:38,930 (お妙)私だって…! 139 00:09:38,930 --> 00:09:41,450 私だって…➡ 140 00:09:41,450 --> 00:09:43,940 みんなと ずっと一緒に いたいわよ!! 141 00:09:43,940 --> 00:09:47,770 でも… ダメなの…。 142 00:09:47,770 --> 00:09:54,280 私が… 私が 九ちゃんの左目に なってあげないと…。 143 00:09:54,280 --> 00:09:58,270 左目って…。 144 00:09:58,270 --> 00:10:02,620 姉上! それは どういうことですか!? 145 00:10:02,620 --> 00:10:04,610 (九兵衛)お妙ちゃん…➡ 146 00:10:04,610 --> 00:10:08,260 キミは そんなことを まだ 気にしていたのか? 147 00:10:08,260 --> 00:10:10,960 あっ…! 土方さん!! 148 00:10:14,450 --> 00:10:17,770 新八君… キミは 知らないと思うが➡ 149 00:10:17,770 --> 00:10:20,920 幼い頃 ボクは 左目をケガしてね➡ 150 00:10:20,920 --> 00:10:24,220 そこに お妙ちゃんも 居合わせていたんだ。 151 00:10:26,600 --> 00:10:30,580 (九兵衛)責任を感じる 必要はないと言ったのに…。 152 00:10:30,580 --> 00:10:33,950 (九兵衛)ボクは むしろ 感謝してるくらいなんだ。 153 00:10:33,950 --> 00:10:37,610 あのときが あったから 今のボクは ある。 154 00:10:37,610 --> 00:10:41,780 左目と引き替えに ボクは 強さを手に入れた。 155 00:10:41,780 --> 00:10:45,760 (九兵衛)新八君。 キミらは 残り 何人だ? 156 00:10:45,760 --> 00:10:48,100 (九兵衛)いや… 何人 残っていようと➡ 157 00:10:48,100 --> 00:10:51,440 大将である キミを倒せば すべて 終わりか…。 158 00:10:51,440 --> 00:10:55,270 キミの大切な姉上は ボクが もらい受ける! 159 00:10:55,270 --> 00:10:59,780 (土方)もらい受けるだぁ…? 160 00:10:59,780 --> 00:11:04,130 ふざけたこと… ぬかしやがるじゃねえか…。 161 00:11:04,130 --> 00:11:06,100 (土方)おい メガネ…。 162 00:11:06,100 --> 00:11:08,790 どうやら オレたちは とんだ茶番に➡ 163 00:11:08,790 --> 00:11:11,270 つきあわされていたようだぜ…。 164 00:11:11,270 --> 00:11:13,970 (土方)コイツ… 女だ! 165 00:11:25,700 --> 00:11:28,020 えっ? 女って…。 166 00:11:28,020 --> 00:11:31,080 九兵衛さんが 女って…!? 167 00:11:31,080 --> 00:11:33,380 どういうことっすか!? 168 00:11:33,380 --> 00:11:36,560 お前に あるもんがなくて…➡ 169 00:11:36,560 --> 00:11:38,580 ないもんが あるっつうことだよ。 170 00:11:38,580 --> 00:11:43,220 えっ… だって… 姉上と 結婚するとか言ってて…。 171 00:11:43,220 --> 00:11:47,390 そんな バカなこと… まさか…!? 172 00:11:47,390 --> 00:11:50,210 ひょっとして そんな…!? 173 00:11:50,210 --> 00:11:54,070 アンタ… 姉上を 男と 勘違いしているのか!? 174 00:11:54,070 --> 00:11:56,070 確かに 姉上には 胸がない!! 175 00:11:56,070 --> 00:11:59,070 違うだろ~!! ぶわ~っ!! 176 00:12:01,070 --> 00:12:04,040 九ちゃんは 体は 女の子。 177 00:12:04,040 --> 00:12:07,050 でも… 心は 男の子なの…。 178 00:12:07,050 --> 00:12:10,730 (お妙)女の人しか 愛せないのよ…。 179 00:12:10,730 --> 00:12:13,050 ぐあっ! 180 00:12:13,050 --> 00:12:15,720 (敏木斎)人の恋路をジャマするヤツは➡ 181 00:12:15,720 --> 00:12:18,420 馬に蹴られて死んじまえ ってな。 182 00:12:18,420 --> 00:12:20,390 なぁ にいちゃん…。 183 00:12:20,390 --> 00:12:24,410 めおとの誓いを立てた2人を ジャマするなんざ 野暮ってもんだろ。 184 00:12:24,410 --> 00:12:28,230 ハハ… めおとだ? 笑わすな じじい! 185 00:12:28,230 --> 00:12:30,900 おたくの坊ちゃん 坊ちゃんじゃなくて➡ 186 00:12:30,900 --> 00:12:33,720 お嬢ちゃんだろ! コイツは 驚いた。 187 00:12:33,720 --> 00:12:35,720 気づいとったか。 188 00:12:35,720 --> 00:12:39,730 他のヤツは 騙せても オレの股間センサーは 騙せねえぜ! 189 00:12:39,730 --> 00:12:44,550 ワシのセンサーは ずいぶん前に壊れてのぅ…。 190 00:12:44,550 --> 00:12:49,240 この間は スリッパに反応しおった。 死にたくなった…。 191 00:12:49,240 --> 00:12:52,060 さすがは 天下の柳生流じゃねえか。 192 00:12:52,060 --> 00:12:55,410 スリッパだろうと 女だろうと 頓着しねえ。 193 00:12:55,410 --> 00:12:59,210 一族総出で 結婚相手を 用意しようってわけか? 194 00:12:59,210 --> 00:13:02,880 ふざけるな! そんなことが とおると思っているのか!? 195 00:13:02,880 --> 00:13:05,740 姉上… なんで 今まで 言わなかったんですか? 196 00:13:05,740 --> 00:13:07,740 知ってたんでしょう? 197 00:13:09,720 --> 00:13:14,100 それとも 知ったうえで 九兵衛さんと…? 198 00:13:14,100 --> 00:13:16,900 あれが あんなふうに 育っちまったのは➡ 199 00:13:16,900 --> 00:13:19,420 全部 ワシらのせいでな…。 200 00:13:19,420 --> 00:13:23,790 柳生家の家督は 代々 男が継ぐようになっとる。 201 00:13:23,790 --> 00:13:27,910 だが ワシの息子 輿矩の妻は➡ 202 00:13:27,910 --> 00:13:30,910 九兵衛を産んで すぐ死んでしもうてな…。 203 00:13:30,910 --> 00:13:35,880 一族の間で 新たに 妻を 迎えようという話もあったが➡ 204 00:13:35,880 --> 00:13:39,900 輿矩のヤツ 頑として 首を縦に振らなんだ。 205 00:13:39,900 --> 00:13:43,560 第一 新たに来た妻が 子を設ければ➡ 206 00:13:43,560 --> 00:13:49,060 亡き妻の忘れ形見 九兵衛は 柳生家で 立場を失ってしまう。 207 00:13:49,060 --> 00:13:53,960 ワシも息子も あれのために できることを考えた。 208 00:13:56,500 --> 00:13:58,890 ((輿矩:それでも男か! それでも侍か! 209 00:13:58,890 --> 00:14:02,590 (九兵衛)だって… ボク 女だもん)) 210 00:14:02,590 --> 00:14:05,730 (敏木斎)ワシらは 柳生家の 一部の者を除き➡ 211 00:14:05,730 --> 00:14:10,050 九兵衛が 女であることを伏せ 男として育てた。 212 00:14:10,050 --> 00:14:13,760 もちろん 本当の男にしよう などとは思っておらん。 213 00:14:13,760 --> 00:14:18,580 ただ 女である九兵衛に 柳生家を継がせるためには➡ 214 00:14:18,580 --> 00:14:23,050 名実ともに 本当の強さが必要だったんじゃ。 215 00:14:23,050 --> 00:14:26,580 ((や~い や~い! 男女 女男! 216 00:14:26,580 --> 00:14:29,050 コイツ いつも泣いてばっかりだよね。 217 00:14:29,050 --> 00:14:32,890 (子供)チンコついてんのかよ! (子供)袴脱がして 見てやろうぜ。 218 00:14:32,890 --> 00:14:35,590 (笑い声) 219 00:14:35,590 --> 00:14:39,250 (殴打音) 220 00:14:39,250 --> 00:14:42,250 (子供たち)うわぁ 逃げろ~!)) 221 00:14:44,240 --> 00:14:48,610 (九兵衛)最初は ただの 憧れだったのかもしれない。 222 00:14:48,610 --> 00:14:53,010 同じ女の身ながら 強く生きている女の子…。 223 00:14:55,250 --> 00:14:57,580 ((お妙:ちっちゃくたって いいじゃない。 224 00:14:57,580 --> 00:14:59,730 みんなより 背がちっちゃいなら➡ 225 00:14:59,730 --> 00:15:03,560 九ちゃんは 誰よりも 心の大きな侍になればいいんだよ。 226 00:15:03,560 --> 00:15:06,260 (九兵衛)じゃ じゃあ 妙ちゃん…。 227 00:15:06,260 --> 00:15:09,580 ボクが 心の大きな 強い侍になったら➡ 228 00:15:09,580 --> 00:15:12,400 ボクの 股の玉になってくれる? 229 00:15:12,400 --> 00:15:15,250 (お妙)ムリ! だって九ちゃん…➡ 230 00:15:15,250 --> 00:15:17,590 男のくせに 股の玉 ないじゃない。 231 00:15:17,590 --> 00:15:19,940 そ そんなもん 生えてくるもん! 232 00:15:19,940 --> 00:15:22,910 じいちゃんが言ってたもん。 (お妙)生えないよ。 233 00:15:22,910 --> 00:15:25,580 別の モジャモジャしたものが 生えてくるんだよ。 234 00:15:25,580 --> 00:15:27,910 モロッコで 生やしてくるもん! 235 00:15:27,910 --> 00:15:30,730 じゃあ もし生えてきたら 見せてね フフ…!)) 236 00:15:30,730 --> 00:15:33,740 (九兵衛)とても強い女の子。 237 00:15:33,740 --> 00:15:47,230 ♪♪~ 238 00:15:47,230 --> 00:15:51,920 (九兵衛)でも その笑顔の裏に 抱えるものを知ったとき…。 239 00:15:51,920 --> 00:15:53,920 ((部下:この クソガキャ~!! 240 00:15:53,920 --> 00:15:55,920 うぁぁ…! (お妙)新ちゃん! 241 00:15:58,090 --> 00:16:01,100 (社長)ホンマ 借りた金も よう返さんくせに➡ 242 00:16:01,100 --> 00:16:03,080 クソ生意気な ガキやで。 243 00:16:03,080 --> 00:16:07,070 どないしたろ? どっかの星に売りさばいたろか! 244 00:16:07,070 --> 00:16:10,370 地球のガキは 仕事 覚えるの 早いさかい。 245 00:16:10,370 --> 00:16:12,740 高う売れる聞いたしなぁ。 246 00:16:12,740 --> 00:16:15,230 (お妙)やめて! 弟には 手を出さないで! 247 00:16:15,230 --> 00:16:17,250 (部下)やかましい! お前らに…。 248 00:16:17,250 --> 00:16:19,250 やぁぁ~!!)) 249 00:16:19,250 --> 00:16:21,270 (九兵衛)この人を 守りたいと思った。 250 00:16:21,270 --> 00:16:23,600 ((九ちゃん…。 251 00:16:23,600 --> 00:16:30,070 ♪♪~ 252 00:16:30,070 --> 00:16:32,930 九ちゃん 大丈夫…? 253 00:16:32,930 --> 00:16:36,230 妙ちゃん…。 254 00:16:36,230 --> 00:16:42,090 ボクは どう ひっくり返ったって 男にはなれない。 255 00:16:42,090 --> 00:16:50,600 でも… 男よりも 女よりも お妙ちゃんよりも強くなって➡ 256 00:16:50,600 --> 00:16:54,270 きっと キミを守るよ。 257 00:16:54,270 --> 00:16:58,600 (お妙)ごめんなさい… 九ちゃん。 258 00:16:58,600 --> 00:17:04,000 ごめんなさい… 私… 私が 九ちゃんの左目になる…)) 259 00:17:07,010 --> 00:17:11,750 ボクらは 男も女も超えた 根源的な部分で惹かれ合っている。 260 00:17:11,750 --> 00:17:15,090 (九兵衛) ボクは あのときの約束を守る。 261 00:17:15,090 --> 00:17:17,910 お妙ちゃんの 隣にあるべきは ボクだ。 262 00:17:17,910 --> 00:17:21,590 お妙ちゃんは 気にしていないと 言っておったが➡ 263 00:17:21,590 --> 00:17:23,580 おそらく 負い目を感じておる。 264 00:17:23,580 --> 00:17:26,900 だが そんなことは 詮なきこと。 265 00:17:26,900 --> 00:17:29,600 九兵衛は お妙ちゃんを必要とし➡ 266 00:17:29,600 --> 00:17:31,920 そして お妙ちゃんも 九兵衛の➡ 267 00:17:31,920 --> 00:17:33,920 支えになりたいと 思うておるんじゃ。 268 00:17:33,920 --> 00:17:38,430 たとえ 女子どうしであれ これも ひとつの愛の形よ。 269 00:17:38,430 --> 00:17:42,260 男だ 女だと つまらん枠に とらわれるキミたちに➡ 270 00:17:42,260 --> 00:17:44,250 ボクは 倒せんよ。 271 00:17:44,250 --> 00:17:47,570 この男を見ろ… ボクを 女と知るや➡ 272 00:17:47,570 --> 00:17:49,590 とたんに 剣が鈍った。 273 00:17:49,590 --> 00:17:52,910 そんな脆弱な魂で 大切なものが 守れるのか! 274 00:17:52,910 --> 00:17:55,910 恋の道は険しいというが➡ 275 00:17:55,910 --> 00:17:59,250 あの2人のいく道は 生半可なものじゃない。 276 00:17:59,250 --> 00:18:01,920 あれを その道に入れたのは ワシら。 277 00:18:01,920 --> 00:18:06,300 最後まで 見届けてやるのが 務めよ。 278 00:18:06,300 --> 00:18:08,760 勝手なことを ゴチャゴチャ…! 279 00:18:08,760 --> 00:18:10,760 ぬかしてんじゃ…! 280 00:18:10,760 --> 00:18:12,740 ねぇ~っ! 281 00:18:12,740 --> 00:18:15,260 笑顔の裏に抱えているもの? 282 00:18:15,260 --> 00:18:19,400 それを知りながら なんで 今の姉上の顔を見ようとしない! 283 00:18:19,400 --> 00:18:23,250 愛の形? 相手の気持ひとつ 察せねえで➡ 284 00:18:23,250 --> 00:18:25,550 気持の悪いこと 言ってんじゃねえ! 285 00:18:27,590 --> 00:18:29,940 男も女も超えた世界? 286 00:18:29,940 --> 00:18:32,240 んなもん 知るかボケ! 287 00:18:34,430 --> 00:18:36,750 惚れた相手を 泣かせるようなヤツは…! 288 00:18:36,750 --> 00:18:39,050 男でも女でもねえ! 289 00:18:39,050 --> 00:18:41,550 (銀時/新八)チンカスじゃ ボケェ!! 290 00:18:44,240 --> 00:18:46,590 だから もてないヤツは嫌いなんだ! 291 00:18:46,590 --> 00:18:48,600 ねぇ 銀さん! 292 00:18:48,600 --> 00:18:50,600 まったくだ 新八君! 293 00:18:52,580 --> 00:18:54,940 (輿矩)これ以上 柳生家の看板に➡ 294 00:18:54,940 --> 00:18:56,900 泥を塗ることは許さん! 295 00:18:56,900 --> 00:18:58,920 ひっとらえろ! 296 00:18:58,920 --> 00:19:01,590 (近藤)ジャマすんじゃねえ~っ! 297 00:19:01,590 --> 00:19:03,930 男と男 いや 男と女! 298 00:19:03,930 --> 00:19:06,410 いや 侍の決闘をジャマすることは➡ 299 00:19:06,410 --> 00:19:08,430 この 悟罹羅 勲が 許さん! 300 00:19:08,430 --> 00:19:10,420 近藤さん…! (沖田)旦那! 301 00:19:10,420 --> 00:19:12,450 片足じゃ もって5分でさあ! 302 00:19:12,450 --> 00:19:14,420 早く片付けてくだせえ! 303 00:19:14,420 --> 00:19:16,440 なんで のってんだ テメエは! 304 00:19:16,440 --> 00:19:20,910 (神楽)アネゴ! 男どもが 頼りないから来たアルよ! 305 00:19:20,910 --> 00:19:22,910 ほわっ! 306 00:19:24,930 --> 00:19:26,920 (沖田)チャイナ オレより目立つな! 307 00:19:26,920 --> 00:19:30,020 (輿矩)たった4人に 何をしておるか! 308 00:19:32,440 --> 00:19:34,940 見えない…! 新八 目を開けろ! 309 00:19:37,410 --> 00:19:39,430 そんなこと言ったって…。 310 00:19:39,430 --> 00:19:43,230 ♪♪~ 311 00:19:45,270 --> 00:19:47,260 帰りたい…! 312 00:19:47,260 --> 00:19:51,460 私… みんなのところへ 帰りたい…! 313 00:19:53,430 --> 00:19:57,930 ♪♪~ 314 00:19:57,930 --> 00:19:59,930 動くな! 315 00:20:01,920 --> 00:20:03,940 うわっ! 銀さん! 316 00:20:03,940 --> 00:20:06,940 (九兵衛)お笑いじゃないか 新八君。 317 00:20:06,940 --> 00:20:09,280 キミが いちばん 足手まといとは…。 318 00:20:09,280 --> 00:20:11,260 (銀時の悲鳴) 319 00:20:11,260 --> 00:20:14,080 (九兵衛)キミは なんとなく わかっていたんじゃないのかな? 320 00:20:14,080 --> 00:20:17,590 結局 最後は 誰かが 助けにきてくれることを…。 321 00:20:17,590 --> 00:20:21,970 だから 勝ち目のないボクに 戦いを挑みにきた。 322 00:20:21,970 --> 00:20:24,280 キミは いつもそうだ…。 323 00:20:24,280 --> 00:20:26,910 誰かの陰に隠れて 守られて➡ 324 00:20:26,910 --> 00:20:30,470 キミを守る者の気持も 悲しみも 見ようとはしない。 325 00:20:30,470 --> 00:20:34,800 妙ちゃんに なぜ ニセモノの笑顔が 貼りついてしまったか➡ 326 00:20:34,800 --> 00:20:36,750 キミに わかるか? 327 00:20:36,750 --> 00:20:38,770 それは キミが弱かったからだ。 328 00:20:38,770 --> 00:20:41,590 ボクが 妙ちゃんのそばにいれば➡ 329 00:20:41,590 --> 00:20:43,590 こんなことには ならなかった! 330 00:20:43,590 --> 00:20:46,260 (悲鳴) 331 00:20:46,260 --> 00:20:48,260 銀さん! 332 00:20:52,270 --> 00:20:54,940 彼女を守れるのは ボクだけだ。 333 00:20:54,940 --> 00:20:58,940 知ったような口 きくんじゃねえ! 334 00:21:02,580 --> 00:21:05,980 テメエに コイツの 何が わかるってんだ! 335 00:21:12,070 --> 00:21:16,090 テメエなんざに コイツを 語ってもらいたかねえんだよ! 336 00:21:27,610 --> 00:21:30,270 (悲鳴) 337 00:21:30,270 --> 00:21:32,260 新八! 338 00:21:32,260 --> 00:21:35,960 大将撃沈… これで終わりじゃ。 339 00:21:42,940 --> 00:21:46,610 じいさんよ… アンタの孫は➡ 340 00:21:46,610 --> 00:21:49,990 テメエが いろんな誰かに 守られて生きてることすら➡ 341 00:21:49,990 --> 00:21:51,990 気づいちゃいねえよ。 342 00:21:57,370 --> 00:22:00,450 あんちゃん… 木刀は? 343 00:22:00,450 --> 00:22:03,940 あれれ? どこいっちゃったんだろう? 344 00:22:03,940 --> 00:22:06,940 (雄叫び) 345 00:22:06,940 --> 00:22:08,940 九兵衛! 346 00:22:13,940 --> 00:22:16,270 あぁ… ようやく見つかった。 347 00:22:16,270 --> 00:22:18,110 新八…。 348 00:22:18,110 --> 00:22:21,610 テメエには よく見えるだろう? 349 00:22:21,610 --> 00:22:24,610 守り守られる 大事なもんがよ! 350 00:22:26,630 --> 00:22:28,600 これで よく見える…。