1 00:00:32,947 --> 00:00:34,982 (お登勢)あぁ わかってるよ。 2 00:00:34,982 --> 00:00:37,318 そろそろ着く頃だろうよ。 3 00:00:37,318 --> 00:00:41,288 あぁ 忙しいのは お互いさまだよ。 4 00:00:41,288 --> 00:00:45,309 安心しな 活きのよさだけは保証するって。 5 00:00:45,309 --> 00:00:48,963 それより そっちは どうなんだい? 6 00:00:48,963 --> 00:00:51,449 (お岩)フッ 相変わらずさ。 7 00:00:51,449 --> 00:00:54,452 昔から ここは 何にも変わっちゃいないよ。 8 00:00:54,452 --> 00:00:58,956 ホント 何にも変わっちゃいないさ。 9 00:00:58,956 --> 00:01:02,256 そう 昔からね。 10 00:01:08,983 --> 00:01:11,652 ((お岩:さて 今日も一日 がんばらないとね! 11 00:01:11,652 --> 00:01:15,639 (旦那)フッ せいがでるな。 そりゃそうだよ。 12 00:01:15,639 --> 00:01:20,311 お客さんに喜んでもらうためには 毎日しっかり がんばらないとね。 13 00:01:20,311 --> 00:01:22,630 (旦那)根を詰めすぎるなよ。 14 00:01:22,630 --> 00:01:25,149 お前が倒れちまったら この宿は…。 15 00:01:25,149 --> 00:01:27,435 (お岩)大丈夫さ。 16 00:01:27,435 --> 00:01:31,472 だって 約束しただろ? 17 00:01:31,472 --> 00:01:35,643 あぁ そうだったな。 18 00:01:35,643 --> 00:01:38,295 さぁ 行くよ レイ。 19 00:01:38,295 --> 00:01:40,965 (レイ)はい!)) 20 00:01:40,965 --> 00:01:43,951 《旦那:約束だ。 21 00:01:43,951 --> 00:01:48,951 この宿も お前も オレが守る》 22 00:04:51,438 --> 00:04:53,958 (新八) ずいぶん山奥まで来ましたね。 23 00:04:53,958 --> 00:04:57,962 (銀時)バアさんの話じゃ 知る人ぞ知る秘湯って話だからな。 24 00:04:57,962 --> 00:05:01,315 (お妙)この時期は温泉なんて どこも予約で いっぱいなのに➡ 25 00:05:01,315 --> 00:05:03,300 こんな所で ゆっくり お湯に浸かって➡ 26 00:05:03,300 --> 00:05:05,786 冬休みが過ごせるなんて 夢みたいね。 27 00:05:05,786 --> 00:05:09,139 たしか女将さんが お登勢さんの古い友人とかで➡ 28 00:05:09,139 --> 00:05:11,492 融通きかせてくれたらしいです。 29 00:05:11,492 --> 00:05:14,628 ((たまには ゆっくり 湯にでも浸かって休んできな)) 30 00:05:14,628 --> 00:05:18,299 いやぁ いいところありますよね お登勢さん。 31 00:05:18,299 --> 00:05:21,118 オレは どうにも 胸騒ぎがすんだけど➡ 32 00:05:21,118 --> 00:05:23,971 あの ばばあが こういうマネするときは➡ 33 00:05:23,971 --> 00:05:26,307 だいたい裏があるんだよ。 34 00:05:26,307 --> 00:05:28,976 人の好意を素直に 受け止められなくなったら➡ 35 00:05:28,976 --> 00:05:30,976 人間おしまいですよ。 36 00:05:34,798 --> 00:05:36,998 (カラスの鳴き声) 37 00:05:49,313 --> 00:05:52,983 (お妙)あら 道を間違えたかしら。 廃屋しかないわ。 38 00:05:52,983 --> 00:05:55,619 (神楽)新八 お前 地図も読めないアルか? 39 00:05:55,619 --> 00:05:59,306 あれ おかしいな。 たしか ここで 合ってたはずなんだけど…。 40 00:05:59,306 --> 00:06:01,625 え~と 仙望郷ですよね? 41 00:06:01,625 --> 00:06:05,646 あ! あれ あの看板…➡ 42 00:06:05,646 --> 00:06:08,315 仙望郷って書いてませんか? 43 00:06:08,315 --> 00:06:11,669 字がたれて えらく おどろおどろしくなってますけど。 44 00:06:11,669 --> 00:06:14,304 なんか ここみたいなんですけど。 45 00:06:14,304 --> 00:06:16,623 これ 温泉 入ってる おじいさんの絵が…。 46 00:06:16,623 --> 00:06:20,277 マジかい こんなボロ旅館に泊まんの オレたち!? 47 00:06:20,277 --> 00:06:22,596 っつうか ここ ホントに営業してんの? 48 00:06:22,596 --> 00:06:24,481 人の気配がねえぞ! 49 00:06:24,481 --> 00:06:28,318 私たち 人さがしてきます。 行こう 神楽ちゃん。 50 00:06:28,318 --> 00:06:30,637 おいおい 勘弁してくれよ。 51 00:06:30,637 --> 00:06:33,307 こんなもん完全に 妖怪の住まいじゃねえか! 52 00:06:33,307 --> 00:06:36,960 薄気味悪いよ。 なんで こんなに いっぱいカラスが飛んでんだ? 53 00:06:36,960 --> 00:06:42,332 なんかボク 別に霊感とかないけど ここ なんか あれなんですけど…。 54 00:06:42,332 --> 00:06:44,968 あれって何だよ? いや 別に…。 55 00:06:44,968 --> 00:06:48,455 ちょっと やめてくんない? 頼むから やめてくんない? 56 00:06:48,455 --> 00:06:52,326 あっ いた! 人がいたぞ 従業員か? 57 00:06:52,326 --> 00:06:54,962 すみませ~ん ボクら 江戸の寺田さんの紹介で➡ 58 00:06:54,962 --> 00:06:58,615 来た者なんですけど すみませ~ん! 59 00:06:58,615 --> 00:07:01,318 聞こえねえのかな? 60 00:07:01,318 --> 00:07:05,672 なんだよ いてぇな。 ぎ… 銀さん あ… あの人➡ 61 00:07:05,672 --> 00:07:08,642 雪の上を歩いているのに➡ 62 00:07:08,642 --> 00:07:11,642 足跡が ついてない。 63 00:07:20,654 --> 00:07:23,640 ど ど ど… どうなってんだ あれ! 64 00:07:23,640 --> 00:07:26,143 オ… オバケか? オバケなのか!? 65 00:07:26,143 --> 00:07:29,797 そんなわけあるか お前 白昼堂々 オバケって お前! 66 00:07:29,797 --> 00:07:33,784 ないない 絶対な~い 許さん 絶対に許さ~ん! 67 00:07:33,784 --> 00:07:36,787 ちょっと 落ちついてください 銀さん。 68 00:07:36,787 --> 00:07:38,822 き きっと こんな山の中ですから➡ 69 00:07:38,822 --> 00:07:40,808 昨日 降り積もった雪も凍って➡ 70 00:07:40,808 --> 00:07:43,477 足跡がつかないくらい 固くなってたんですよ。 71 00:07:43,477 --> 00:07:45,646 あっ そうだ 絶対そうだ。 72 00:07:45,646 --> 00:07:49,333 ないない 絶対な~い 許さん 絶対に許さん! 73 00:07:49,333 --> 00:07:51,635 でも あの人 なんか様子も変でしたね。 74 00:07:51,635 --> 00:07:55,155 声が届いてないっていうか 軽く半透明じゃなかったでした? 75 00:07:55,155 --> 00:07:57,124 お前さ いい加減にしろよ。 76 00:07:57,124 --> 00:07:59,143 何もなかったって 言ってんじゃん! 77 00:07:59,143 --> 00:08:02,980 半透明がなんだよ 今時な ゴミ袋だって半透明の時代だよ。 78 00:08:02,980 --> 00:08:05,466 いるよ 半透明の人くらい。 79 00:08:05,466 --> 00:08:08,802 なに? お前 ビビッてんの? ひょっとして お前 ビビッてる? 80 00:08:08,802 --> 00:08:10,637 いいんだよ べつに あれだけど帰ろうか? 81 00:08:10,637 --> 00:08:12,973 お前が そんなに言うなら 帰ろうか? 82 00:08:12,973 --> 00:08:15,642 いちばん帰りたがってんの アンタでしょうが。 83 00:08:15,642 --> 00:08:17,644 だいたい 帰るっつったって➡ 84 00:08:17,644 --> 00:08:20,647 ここ1日に バス1本しか 来ないくらいですから➡ 85 00:08:20,647 --> 00:08:24,318 今日は泊まるしかないですよ。 えっ!? 86 00:08:24,318 --> 00:08:27,671 ちょっと… もう やめねえ? せっかく温泉に来たのに➡ 87 00:08:27,671 --> 00:08:30,641 なに この感じ 考えすぎだよ 気のせいだよ。 88 00:08:30,641 --> 00:08:33,460 せっかくなんだから もっと こう楽しもうや。 89 00:08:33,460 --> 00:08:36,763 そうっすよね 気のせいですよね。 ごめんなさい。 90 00:08:36,763 --> 00:08:38,832 銀さん 怖がらせるようなこと 言っちゃって。 91 00:08:38,832 --> 00:08:41,168 いやいや いやいや 全然 謝ってる意味がわからん。 92 00:08:41,168 --> 00:08:45,305 怖いって なに? ホワッツ? 誰か 怖いって感情 オレに教えてくれ。 93 00:08:45,305 --> 00:08:48,308 銀ちゃん いたいた 女将。 あっ よかった。 94 00:08:48,308 --> 00:08:50,828 ちゃんと 営業してたみたいですよ 銀さん。 95 00:08:50,828 --> 00:08:52,813 やっぱり 大丈夫ですよ ここ。 96 00:08:52,813 --> 00:08:55,115 (お岩)すみません。 97 00:08:55,115 --> 00:08:57,501 (お岩)もう来てらしたのね。 98 00:08:57,501 --> 00:08:59,803 まぁ 今日は わざわざ 遠いところから➡ 99 00:08:59,803 --> 00:09:01,803 ありがとうございました。 100 00:09:04,341 --> 00:09:09,341 どうも 私 当旅館の女将 お岩です。 101 00:09:13,333 --> 00:09:17,955 《えっ!? どっち? 女将 どっち?》 102 00:09:17,955 --> 00:09:21,458 ごめんなさいね 出迎え 遅れてしまって。 103 00:09:21,458 --> 00:09:25,329 なにぶん この旅館 おばさん 1人で 切り盛りしてるもんでね。 104 00:09:25,329 --> 00:09:28,665 《いや もう1人いるんですけど。 明らかに 後ろに もう1人➡ 105 00:09:28,665 --> 00:09:31,151 半透明の従業員が いるんですけど!》 106 00:09:31,151 --> 00:09:34,154 《おい! なんだ あれ? なんか 背負ってんぞ。 107 00:09:34,154 --> 00:09:37,491 赤ちゃんか? 赤ちゃんだよね 赤ちゃんだと言ってくれ!》 108 00:09:37,491 --> 00:09:41,144 《そう思いたい でも 半透明です はっきりと半透明です!》 109 00:09:41,144 --> 00:09:44,665 《半透明が なんだよ 今時な 政治家だって半透明の時代だよ。 110 00:09:44,665 --> 00:09:46,633 みんな 汚職とか 悪いことやってんだよ。 111 00:09:46,633 --> 00:09:49,970 いるよ 半透明の赤ん坊くらい》 《いや でも おかしいですよ。 112 00:09:49,970 --> 00:09:52,339 姉上たちが まったく リアクションなしです。 113 00:09:52,339 --> 00:09:54,324 あんな不気味な赤ん坊 見たら➡ 114 00:09:54,324 --> 00:09:58,161 普通 何らかのリアクションを 示しますよ。 115 00:09:58,161 --> 00:10:00,797 見えてないんですよ 姉上たちには。 116 00:10:00,797 --> 00:10:04,151 あれ見えてるの ボクらだけなんですよ。 117 00:10:04,151 --> 00:10:08,155 霊感なんてないと思ってたけど 間違いない 霊だ。 118 00:10:08,155 --> 00:10:10,824 女将 思いっきり 霊に とりつかれてる! 119 00:10:10,824 --> 00:10:15,979 いや 女将だけじゃない さっき見た あれといい…。 120 00:10:15,979 --> 00:10:21,351 この温泉旅館 かなり やばい所なんじゃないですか!?》 121 00:10:21,351 --> 00:10:25,339 バ… バカ 言ってんじゃねえよ。 幽霊旅館? ありえねえよ! 122 00:10:25,339 --> 00:10:29,326 違う! 絶対 違う! 認めん! 絶対 認めん! 123 00:10:29,326 --> 00:10:32,963 じゃあ 女将のあれ どう 説明するんですか? 124 00:10:32,963 --> 00:10:36,466 いや… オレも まさかとは思ったけどな➡ 125 00:10:36,466 --> 00:10:39,503 どうやら オレの勘が 当たっちまったらしい。 126 00:10:39,503 --> 00:10:41,488 あの女将…。 127 00:10:41,488 --> 00:10:43,490 スタンド使いだ! 128 00:10:43,490 --> 00:10:45,509 違うだろ! 129 00:10:45,509 --> 00:10:49,496 あんなスタンド あるか ボケ! どう考えても スタンドだろ? あれ。 130 00:10:49,496 --> 00:10:51,465 基本 オレたちも スタンド使いだろ? 131 00:10:51,465 --> 00:10:53,984 だから 見えたんだよ 女将のスタンドが。 132 00:10:53,984 --> 00:10:57,988 ちょ… 待ってください。 いつから スタンド使いになったんですか ボクら。 133 00:10:57,988 --> 00:11:00,974 オレは ふだん 隠してるけど お前 いつも スタンド 出してるじゃん。 134 00:11:00,974 --> 00:11:04,344 その耳にかかってるヤツ。 それ ただの眼鏡使いだろ! 135 00:11:04,344 --> 00:11:06,330 なんだよ!? 耳にかかってるヤツって! 136 00:11:06,330 --> 00:11:08,298 言えよ! 眼鏡って知ってるだろ。 137 00:11:08,298 --> 00:11:11,301 へぇ~! 眼鏡っていうんだ そのスタンド。 138 00:11:11,301 --> 00:11:13,637 腹立つ… コイツ 腹立つ。 139 00:11:13,637 --> 00:11:17,491 そこまでして 霊の存在 認めたくないんですか。 情けない。 140 00:11:17,491 --> 00:11:20,477 だって 見てくださいよ あれ! 141 00:11:20,477 --> 00:11:25,465 あれ? 霊が消えた…。 霊じゃない。 スタンドだ! 142 00:11:25,465 --> 00:11:27,985 あれ… どこ 行ったんだろう? 143 00:11:27,985 --> 00:11:31,488 おい… ひょっとして 幻覚だったんじゃねえか? 144 00:11:31,488 --> 00:11:33,507 あまりにも ビビってたから➡ 145 00:11:33,507 --> 00:11:36,510 見えないものも 見えるように なってたっていうんですか? 146 00:11:36,510 --> 00:11:39,479 いや そういうことに しておきましょう。 147 00:11:39,479 --> 00:11:42,799 あんな存在 認めて ここに 泊まれるほど 度胸ないです。 148 00:11:42,799 --> 00:11:45,152 そうだ 幻覚だったんだ。 149 00:11:45,152 --> 00:11:49,172 あれは オレたちの心の弱さが 生み出した 悪魔だったんだ。 150 00:11:49,172 --> 00:11:52,642 しっかりしねえといけねえな。 侍が情けない。 151 00:11:52,642 --> 00:11:56,997 そうですね 温泉だからって 浮かれてちゃ ダメなんですよ。 152 00:11:56,997 --> 00:11:58,982 侍は いつでも しゃんとしてなきゃ。 153 00:11:58,982 --> 00:12:05,005 あの… 部屋が 結構 狭くてね 4人で使うのは きついから➡ 154 00:12:05,005 --> 00:12:08,975 2部屋 用意したんだけど 和式と 洋式 どちらがいいかしらね? 155 00:12:08,975 --> 00:12:11,011 洋式なんか あるアルか! 156 00:12:11,011 --> 00:12:14,014 たまには ベッドで寝るのも いいかしらね。 157 00:12:14,014 --> 00:12:16,349 和式で! 侍なんで ボクら! 158 00:12:16,349 --> 00:12:21,988 はい はい… じゃあ お侍さんたちは こちらです。 159 00:12:21,988 --> 00:12:23,990 (2人)あぁ~! 160 00:12:23,990 --> 00:12:27,994 《封じられてる! 明らかに 巨大な魔を封じた痕跡がある!! 161 00:12:27,994 --> 00:12:31,648 なんだよ!? これ! いったい 何があったんだよ? この部屋で》 162 00:12:31,648 --> 00:12:34,501 《やばいですよ! やっぱり この旅館 絶対 おかしいです》 163 00:12:34,501 --> 00:12:37,170 (お岩)お嬢さんたちは こっち。 164 00:12:37,170 --> 00:12:39,156 す… すみません! 165 00:12:39,156 --> 00:12:42,142 やっぱり ボクら 洋式に 変えてもらっていいですか? 166 00:12:42,142 --> 00:12:44,161 えっ!? 侍なのに? 167 00:12:44,161 --> 00:12:47,848 侍って いっても ボクら まがいもんなんで。 サムラーイなんで。 168 00:12:47,848 --> 00:12:51,184 でも お嬢さん方 もう 行ってしまったから…。 169 00:12:51,184 --> 00:12:53,670 えっ!? 何か 気に食わなかった? 170 00:12:53,670 --> 00:12:57,657 気に食わなかったっていうか これ このふすま…。 171 00:12:57,657 --> 00:13:00,660 あぁ このふすまのデザイン 気に食わなかった? 172 00:13:00,660 --> 00:13:03,146 デザイン!? デザインなんですか? これ! 173 00:13:03,146 --> 00:13:05,465 (お岩)あの… 一時期なんだけどね➡ 174 00:13:05,465 --> 00:13:08,335 おばさん ロックに ハマってた時期があってね。 175 00:13:08,335 --> 00:13:10,353 ロック!? ロックなんですか? これ! 176 00:13:10,353 --> 00:13:14,341 もともと 私のお岩って名前も ロックから来てるからね。 177 00:13:14,341 --> 00:13:17,310 あの頃は こういうのが かっこいいと思ってて…。 178 00:13:17,310 --> 00:13:19,329 まぁ… おばさんも若かったわ。 179 00:13:19,329 --> 00:13:23,316 ロックっつうか これ 別のものを ロックしてるよね? 違うロックだよね? 180 00:13:23,316 --> 00:13:26,970 (お岩)あっ! ひょっとして このお札を気にしてるのかい? 181 00:13:26,970 --> 00:13:30,307 えっ!? あの… はい まぁ…。 182 00:13:30,307 --> 00:13:34,177 (お岩)ちょっと イヤだよ! アハハハ! そういうこと? 183 00:13:34,177 --> 00:13:37,831 ごめんね。 違うのよ。 これは そういうんじゃないの。 184 00:13:37,831 --> 00:13:41,318 いや… これはね 女将の私が こんなこと 言うのも➡ 185 00:13:41,318 --> 00:13:45,839 あれなんだけどね 前にこの部屋に 子連れの人が泊まったのよ。 186 00:13:45,839 --> 00:13:48,658 …で その子供がね 旅行で はしゃいじゃって➡ 187 00:13:48,658 --> 00:13:52,479 ふすまに 穴開けちゃったのよ フフフフ…。 188 00:13:52,479 --> 00:13:54,481 ああ! そういうこと? 189 00:13:54,481 --> 00:13:57,517 えっ? じゃあ これ 穴を隠すために? 190 00:13:57,517 --> 00:14:00,854 (お岩)シッ! 内緒よ。 これ絶対 内緒よ。 191 00:14:00,854 --> 00:14:04,891 な~んだよ。 それなら そうと 早く言ってくれよな。 192 00:14:04,891 --> 00:14:07,360 深読みしちゃったよ 女将さん。 193 00:14:07,360 --> 00:14:09,329 (お岩)笑いごとじゃないわよ。 194 00:14:09,329 --> 00:14:11,681 ホント ひどかったんだから 穴だらけで。 195 00:14:11,681 --> 00:14:15,081 もう そっから その子供に小一時間説教。 196 00:14:20,674 --> 00:14:25,174 ホント… ふすまくらいで あんなに叱るんじゃなかった。 197 00:14:28,064 --> 00:14:31,001 (銀時/新八)面舵一杯で急カーブ! 198 00:14:31,001 --> 00:14:33,486 (神楽)おい! レディーの部屋に 急に飛び込んできて➡ 199 00:14:33,486 --> 00:14:35,505 何考えてるアルか!? 200 00:14:35,505 --> 00:14:38,859 (お妙)な… なに!? どうしたの そんなに慌てて! 201 00:14:38,859 --> 00:14:41,311 何か あったの? 202 00:14:41,311 --> 00:14:43,997 銀さん! 安全確認オッケーです! 203 00:14:43,997 --> 00:14:47,017 どこにも見当たりません! よし! 204 00:14:47,017 --> 00:14:50,353 頼む! オレらと部屋代わってくれ! 205 00:14:50,353 --> 00:14:52,689 はぁ? いやぁ やっぱ洋式が➡ 206 00:14:52,689 --> 00:14:54,491 急に使いたくなって…。 207 00:14:54,491 --> 00:14:57,844 オレら もう侍でも なんでもない ただのブタ野郎なんだよ! 208 00:14:57,844 --> 00:15:00,013 って あれ? 洋式? 209 00:15:00,013 --> 00:15:04,000 そういや お前ら 洋式の部屋 選んだんじゃなかったのかよ。 210 00:15:04,000 --> 00:15:05,986 ここ普通に和室じゃねえか。 211 00:15:05,986 --> 00:15:08,021 ええ そうだったんだけど➡ 212 00:15:08,021 --> 00:15:10,840 部屋に入ったら 普通に和室だったのよ。 213 00:15:10,840 --> 00:15:12,859 どこが洋式なんだか…。 214 00:15:12,859 --> 00:15:16,329 わかったら さっさと出てけよ。 狭い部屋にワサワサ ウザイアル! 215 00:15:16,329 --> 00:15:18,665 (神楽)洋式なんて どこにもないんだよ! 216 00:15:18,665 --> 00:15:21,065 うわっ!? 217 00:15:25,188 --> 00:15:27,157 《よ… 洋式って!》 218 00:15:27,157 --> 00:15:29,175 《そこかぁ~!!》 219 00:15:29,175 --> 00:15:31,177 なんで!? なんで こんなところに➡ 220 00:15:31,177 --> 00:15:33,163 外人のスタンドが いるんだよ! 意味わかんねえよ! 221 00:15:33,163 --> 00:15:35,181 っつうか どうなってるんですか! この旅館!! 222 00:15:35,181 --> 00:15:37,851 どこもかしこも スタンドだらけじゃないですか!! 223 00:15:37,851 --> 00:15:40,487 さっきから いったい何を騒いでるんですか? 224 00:15:40,487 --> 00:15:43,006 スタンド? いやぁ すみません! 225 00:15:43,006 --> 00:15:44,991 なんでもないんです。 こっちの話です。 226 00:15:44,991 --> 00:15:48,345 世の中にはな 知らねえほうが いいこともあるんだよ。 227 00:15:48,345 --> 00:15:50,680 ただごとじゃ なさそうアルな。 228 00:15:50,680 --> 00:15:53,683 ごまかさないで ちゃんと話してください。 229 00:15:53,683 --> 00:15:56,019 私たち ちゃんと聞きますから。 230 00:15:56,019 --> 00:15:59,119 (お妙)何聞かされても 驚きませんから。 231 00:16:03,159 --> 00:16:05,979 (2人)あ… あのさ…。 232 00:16:05,979 --> 00:16:09,499 (2人)うっ!? おやつタイム! 233 00:16:09,499 --> 00:16:13,186 ほらほら 皆さん 3時のお菓子 持ってきましたよ。 234 00:16:13,186 --> 00:16:16,990 あっ すみません 女将さん。 お構いなく。 235 00:16:16,990 --> 00:16:19,843 (お岩)いえいえ ゆっくりしていって。 236 00:16:19,843 --> 00:16:22,362 ホント 自分の家だと思って いいからね。 237 00:16:22,362 --> 00:16:25,699 あっ お風呂掃除したから いつでも入ってね。 238 00:16:25,699 --> 00:16:28,599 (お妙)はい! ありがとうございます。 239 00:16:31,338 --> 00:16:33,838 しゃべったら殺すぞ。 240 00:16:49,339 --> 00:16:51,639 フフフフ…。 241 00:17:02,369 --> 00:17:04,387 フフフフ…。 242 00:17:04,387 --> 00:17:06,356 《おっ… 女将!?》 243 00:17:06,356 --> 00:17:08,708 《な… 何だよ あれ!? ど… どういうことだ おい! 244 00:17:08,708 --> 00:17:10,677 何者だ あの ばばあ!》 245 00:17:10,677 --> 00:17:13,680 《気づいてます! 女将さん完全に すべてのことに気づいてます!》 246 00:17:13,680 --> 00:17:18,068 《気づくどころか お前 スタンドをピーナッツで餌付けしてたぞ! 247 00:17:18,068 --> 00:17:20,186 とんでもねえ! オレたち とんでもねえところに➡ 248 00:17:20,186 --> 00:17:23,039 足を踏み入れちまった…。 249 00:17:23,039 --> 00:17:26,710 この温泉宿は あの ばばあが飼いならした➡ 250 00:17:26,710 --> 00:17:30,910 悪霊どもが巣食う 死の温泉宿だったんだ~!!》 251 00:17:36,186 --> 00:17:38,888 (神楽)銀ちゃん! 新八! 252 00:17:38,888 --> 00:17:42,042 脱出だ! 一刻も早く山を下りるんだ! 253 00:17:42,042 --> 00:17:45,428 こんなところに長居してれば 確実に死霊どものえじきだぞ! 254 00:17:45,428 --> 00:17:47,530 バスなんか かまってられるか! 255 00:17:47,530 --> 00:17:49,630 走って 山を下りるぞ! はい~! 256 00:17:51,868 --> 00:17:57,540 ≪お~い! そっち側に人はいるかのう? 257 00:17:57,540 --> 00:17:59,859 どうも落石で 完全に山道➡ 258 00:17:59,859 --> 00:18:03,029 塞がっちまったみてえでな。 しばらく 山は下りらんねえど。 259 00:18:03,029 --> 00:18:07,417 まぁ そっち側には 温泉宿があるらしいから➡ 260 00:18:07,417 --> 00:18:10,537 しばらく そこに逗留させてもらいな。 261 00:18:10,537 --> 00:18:12,539 幽霊が出るなんてウワサも あるがのう。 262 00:18:12,539 --> 00:18:15,909 ハッハッハッ…! 263 00:18:15,909 --> 00:18:19,028 あれ 笑い声が聞こえんぞ!? 264 00:18:19,028 --> 00:18:21,364 冗談だってばよ! 265 00:18:21,364 --> 00:18:25,201 ハッハッハッハ…! ハハ… アハハハ…。 266 00:18:25,201 --> 00:18:30,601 (2人)ハハハハ…。 267 00:18:40,533 --> 00:18:44,921 プハーッ フゥ。 (お妙)いい お湯ねぇ。 268 00:18:44,921 --> 00:18:48,374 この温泉 最初は古くて心配したけど➡ 269 00:18:48,374 --> 00:18:52,862 なかなか いい温泉じゃない。 この古さも 味に見えてきたわね。 270 00:18:52,862 --> 00:18:56,015 (神楽)何より 客が全然いないのがいいアル! 271 00:18:56,015 --> 00:18:58,868 私たちの貸し切りネ! やりたい放題アル! 272 00:18:58,868 --> 00:19:01,688 風呂で オシッコしても 誰にも文句言われないネ! 273 00:19:01,688 --> 00:19:04,057 (お妙)私が 言うわよ。 274 00:19:04,057 --> 00:19:08,711 それに どうやらお客さんは 私たちだけじゃないみたいよ。 275 00:19:08,711 --> 00:19:11,014 ウキキ… キキッ! ホッホッ! 276 00:19:11,014 --> 00:19:14,350 (神楽)うおぉぉ~! 近藤 お前も来てたアルか!? 277 00:19:14,350 --> 00:19:16,686 (お妙)いや 違うわよ 神楽ちゃん。 278 00:19:16,686 --> 00:19:20,089 山から おサルさんたちも お湯に入りに来てたのね。 279 00:19:20,089 --> 00:19:23,059 美肌効果を狙った 女の子かしら ウフ! 280 00:19:23,059 --> 00:19:25,512 体じゅう毛だるまのくせに こざかしいヤツらアル。 281 00:19:25,512 --> 00:19:27,847 ケツだけ プリンになって終わりアル。 282 00:19:27,847 --> 00:19:31,034 まぁ こんな温泉も たまには いいじゃない。 283 00:19:31,034 --> 00:19:35,034 銀さん! そっちの湯加減は どうですか? 284 00:19:37,040 --> 00:19:39,008 (お妙)あら どうかしたのかしら。 285 00:19:39,008 --> 00:19:42,545 (神楽)銀ちゃん! 新八! のぼせたアルか? 286 00:19:42,545 --> 00:19:46,699 なんか… いっぱい… 来てる…。 287 00:19:46,699 --> 00:19:49,519 (お妙)あら まぁ! そっちにも おサルさんが? 288 00:19:49,519 --> 00:19:54,007 いや… なんか変なのが…! 289 00:19:54,007 --> 00:19:56,025 (神楽)どうしたアルか? 290 00:19:56,025 --> 00:19:59,062 入れ墨もんにでも囲まれたアルか? ヒャハハハハ…! 291 00:19:59,062 --> 00:20:01,881 (お妙)神楽ちゃん ホントにいたら どうするの? 292 00:20:01,881 --> 00:20:04,400 (神楽)ごめんなさ~い! 入れ墨もんの皆さん。 293 00:20:04,400 --> 00:20:07,871 他意は ないんです。 あの お気を悪くされたのなら➡ 294 00:20:07,871 --> 00:20:10,390 どうぞ その男たち コンクリ風呂なりなんなり➡ 295 00:20:10,390 --> 00:20:12,375 ブチ込んでやってください! 296 00:20:12,375 --> 00:20:14,894 ヒャハハハハハ…! 297 00:20:14,894 --> 00:20:18,381 入れ墨もんなら どれだけよかったことか…。 298 00:20:18,381 --> 00:20:21,050 もう いっそ喜んで コンクリ風呂にも海の底にも➡ 299 00:20:21,050 --> 00:20:23,903 飛び込みますよ ボクは。 気絶しろぉぉ! 300 00:20:23,903 --> 00:20:26,356 オレ 気絶しろぉぉ! 銀さぁ~ん! 301 00:20:26,356 --> 00:20:28,374 クソッ なんで気絶しねえんだ! 302 00:20:28,374 --> 00:20:31,694 オレのバカ 死ね オレ! 落ち着いてください 銀さん! 303 00:20:31,694 --> 00:20:35,064 気を しっかり持ってください! イヤだ 絶対しっかり持たねえ! 304 00:20:35,064 --> 00:20:38,034 ブラ~ンってぶらさげる! ルーズに 今風に 腰ではく! 305 00:20:38,034 --> 00:20:40,036 何なんだよ この温泉! 306 00:20:40,036 --> 00:20:42,055 何で あんなんが 湯つかってんだよ!? 307 00:20:42,055 --> 00:20:45,558 水場には 霊が集まりやすいとは 聞いてたけど こんなっ…! 308 00:20:45,558 --> 00:20:47,858 霊じゃねえ スタンドだ! 霊とか言うな! 309 00:20:50,063 --> 00:20:52,031 あれ? ちょっと待て。 310 00:20:52,031 --> 00:20:55,518 よく見たら コイツら湯気じゃね これ? 311 00:20:55,518 --> 00:20:58,404 いや 違います。 いや 湯気だよ これ。 312 00:20:58,404 --> 00:21:02,208 ビビりまくって人の形に 見えてるだけじゃん 半透明だし。 313 00:21:02,208 --> 00:21:05,211 新八 ちょっと コイツら 吸い込んでみ。 うってなるから。 314 00:21:05,211 --> 00:21:07,213 なんで妊婦みたいになってんだよ。 315 00:21:07,213 --> 00:21:09,198 いいから吸ってみ って 言ってんだよ! 316 00:21:09,198 --> 00:21:11,198 ギャ~ッ! 317 00:21:14,387 --> 00:21:17,206 ゴホッ ゴホッ… 何すんですか! 318 00:21:17,206 --> 00:21:19,225 ほらほら なんともないじゃん! 319 00:21:19,225 --> 00:21:21,861 やっぱり湯気だ。 やった 湯気だよ おい! 320 00:21:21,861 --> 00:21:24,714 う~ん… ホントだ。 321 00:21:24,714 --> 00:21:26,714 何でもないっすね! 322 00:21:29,118 --> 00:21:31,888 とりあえず謝っとくわ すまん。 323 00:21:31,888 --> 00:21:33,856 えっ なんで? なんかなってんすか? 324 00:21:33,856 --> 00:21:37,694 いや 別に。 10万16歳みたいになってるだけ。 325 00:21:37,694 --> 00:21:40,530 あっ 銀さん 見えなくなりましたよ! 326 00:21:40,530 --> 00:21:42,565 やっぱ湯気だったみたいですよ! 327 00:21:42,565 --> 00:21:45,201 いや 湯気じゃなかった。 断言できる。 328 00:21:45,201 --> 00:21:47,220 今のうちにあがりましょう。 329 00:21:47,220 --> 00:21:49,222 すっかり のぼせちゃいましたよ 我が輩。 330 00:21:49,222 --> 00:21:52,225 我が輩? 我が輩って言った 今? 331 00:21:52,225 --> 00:21:54,861 なんか我が輩 体が重いな。 332 00:21:54,861 --> 00:21:57,380 あっちも 10万16歳みたいになってる! 333 00:21:57,380 --> 00:21:59,716 あっちも我が輩になってる! 334 00:21:59,716 --> 00:22:04,404 どうしよう お妙に殺される! え~ 何言ってんすか? 335 00:22:04,404 --> 00:22:08,758 とりあえず もう1回 謝っとくわ。 ごめんなさい 新八君! 336 00:22:08,758 --> 00:22:13,413 (お妙)あ~ いいお湯だった! あっ 姉上 神楽ちゃん! 337 00:22:13,413 --> 00:22:18,868 (神楽)どうだ 我が輩の肌 スベスベになったであろう フハハハハ! 338 00:22:18,868 --> 00:22:21,387 誰だぁ!? 誰だ お前ら!? 339 00:22:21,387 --> 00:22:25,224 誰が どいつで どいつが誰だ! 何を言っている 我が輩だ。 340 00:22:25,224 --> 00:22:27,210 我が輩だ。 我が輩だ! 341 00:22:27,210 --> 00:22:29,212 全員 我が輩だろうが! 342 00:22:29,212 --> 00:22:31,698 どうだ 我が輩の部屋で UNOでもせんか? 343 00:22:31,698 --> 00:22:34,701 それはいいな! よし やろう フハハハ! 344 00:22:34,701 --> 00:22:38,071 我が輩に勝てるかな フハハハ! 345 00:22:38,071 --> 00:22:41,724 《なんてこった… 全員 とりつかれちまった!》 346 00:22:41,724 --> 00:22:43,710 って あれ? ちょっと待ってくれ! 347 00:22:43,710 --> 00:22:46,379 オレを1人にしないでくれ! おい! 348 00:22:46,379 --> 00:22:57,890 (お岩)フフフフ…! 349 00:22:57,890 --> 00:23:03,090 女将… この ばばあ! 350 00:23:09,419 --> 00:23:13,773 クソッ どこ行きやがった! 出てきやがれ! 351 00:23:13,773 --> 00:23:16,893 テメエ いったい オレたちを どうするつもりだ! 352 00:23:16,893 --> 00:23:20,593 何なんだよ この旅館は! ヤツらを元に戻しやがれ! 353 00:23:22,565 --> 00:23:34,560 (幽霊)フフフフ…! 354 00:23:34,560 --> 00:23:37,914 (幽霊)コイツは使えるねぇ。 355 00:23:37,914 --> 00:23:41,714 ああ… コイツなら大丈夫だよ。 356 00:23:46,355 --> 00:23:48,355 うわ~っ! 357 00:23:58,885 --> 00:24:12,415 (拍手) 358 00:24:12,415 --> 00:24:15,115 えっ… えっ? 359 00:24:17,553 --> 00:24:20,373 (お岩)は~い おめでとう! 360 00:24:20,373 --> 00:24:24,210 面接合格! 361 00:24:24,210 --> 00:24:26,210 えっ…?