1 00:00:35,534 --> 00:00:37,536 (清明)もう 何も見えぬ。 2 00:00:37,536 --> 00:00:40,372 道満… どうやら ワシは➡ 3 00:00:40,372 --> 00:00:43,072 また 目が くらんでしまったらしい。 4 00:00:48,514 --> 00:00:52,384 すべてを見通す目など ワシには もういらぬ! 5 00:00:52,384 --> 00:00:55,020 たった一つ…。 6 00:00:55,020 --> 00:00:59,525 アイツの笑顔が見られれば それでいい! 7 00:00:59,525 --> 00:01:10,869 ♪♪~ 8 00:01:10,869 --> 00:01:13,706 道満! 来るがいい! 9 00:01:13,706 --> 00:01:20,706 結野衆頭目 結野清明の真の力 とくと見せてやる! 10 00:04:11,617 --> 00:04:14,953 [マイク]な… なんという力だ~!! 11 00:04:14,953 --> 00:04:18,790 [マイク]清明選手 江戸守護に配した力を すべて ここに集結! 12 00:04:18,790 --> 00:04:20,726 [マイク]巳厘野衆チームの式神を➡ 13 00:04:20,726 --> 00:04:24,129 一瞬にして 消し炭にしてしまった!! 14 00:04:24,129 --> 00:04:27,165 [マイク]層安選手 戦意喪失で逃亡!! 15 00:04:27,165 --> 00:04:31,565 [マイク]残るは 道満選手だけと なってしまいました!! 16 00:04:33,639 --> 00:04:35,574 道満!! 17 00:04:35,574 --> 00:04:37,509 (道満)清明! 18 00:04:37,509 --> 00:04:40,145 清明!! 19 00:04:40,145 --> 00:04:42,080 臨! 兵! 闘! 者! 20 00:04:42,080 --> 00:04:44,080 皆! 陣! 裂! 在! 前! 21 00:04:50,789 --> 00:04:53,158 [マイク]両者 壮絶な撃ち合い!! 22 00:04:53,158 --> 00:04:55,093 [マイク]会場が耐え切れません! 23 00:04:55,093 --> 00:04:57,663 [マイク]まるで 「ドラゴンボール」のような光景です! 24 00:04:57,663 --> 00:05:01,533 くっ! 清明… 負けぬ…! 25 00:05:01,533 --> 00:05:03,468 オレは 負けぬぞ!! 26 00:05:03,468 --> 00:05:07,968 ムダじゃ 道満。 キサマ一個の力では ワシには勝てぬ!! 27 00:05:11,109 --> 00:05:13,109 ぐわぁ~っ!! 28 00:05:15,280 --> 00:05:17,215 [マイク]しかし 道満選手! 29 00:05:17,215 --> 00:05:21,153 [マイク]負けじと さらに 呪文を詠唱する!! 30 00:05:21,153 --> 00:05:26,625 興奮して 周りが見えなくなるのが 道満 キサマの悪いクセじゃ。 31 00:05:26,625 --> 00:05:29,528 今 その目 さまさせてやる! 32 00:05:29,528 --> 00:05:33,298 黙れ~!! 不動明王火界咒!! 33 00:05:33,298 --> 00:05:37,636 [マイク]あ~っと! 道満選手の周囲に 燃えさかる無数の呪符が!! 34 00:05:37,636 --> 00:05:39,571 [マイク]たった一人で これだけの呪符を! 35 00:05:39,571 --> 00:05:41,506 [マイク]恐るべき呪力だ!! 36 00:05:41,506 --> 00:05:45,978 清明! 無数の炎に焼かれ 灰になるがいい! 37 00:05:45,978 --> 00:05:47,913 道満。 38 00:05:47,913 --> 00:05:49,848 サバを読むな。 39 00:05:49,848 --> 00:05:54,319 呪符103枚は 四捨五入しても 無数ではない。 40 00:05:54,319 --> 00:05:57,823 ちなみにワシのは 1,562枚。 41 00:05:57,823 --> 00:06:00,158 これも無数には ほど遠いの。 42 00:06:00,158 --> 00:06:02,127 [マイク]な… なんという数だ!! 43 00:06:02,127 --> 00:06:05,597 [マイク]清明選手 道満選手を上回る膨大な…。 44 00:06:05,597 --> 00:06:09,101 いや… 1,562枚の呪符を操っている! 45 00:06:09,101 --> 00:06:12,604 [マイク]まるで 炎でできた 巨大な壁だ!! 46 00:06:12,604 --> 00:06:15,107 せ… 清明… キサマ…! 47 00:06:15,107 --> 00:06:18,610 道満 これが ワシとお前の➡ 48 00:06:18,610 --> 00:06:20,610 想いの差じゃ!! 49 00:06:24,483 --> 00:06:26,485 うわぁ~っ!! 50 00:06:26,485 --> 00:06:28,620 [マイク]圧倒的!! 51 00:06:28,620 --> 00:06:30,555 [マイク]真の力を解放した 清明選手を前に➡ 52 00:06:30,555 --> 00:06:34,126 道満選手 まったく太刀打ちできない!! 53 00:06:34,126 --> 00:06:36,795 [マイク]巨大な炎にのまれた 道満選手! 54 00:06:36,795 --> 00:06:40,795 [マイク]その身を焼かれていく! これは 勝負あったか~!? 55 00:06:42,668 --> 00:06:48,407 ((道満… 道満。 56 00:06:48,407 --> 00:06:51,309 道満 何をやっている。 57 00:06:51,309 --> 00:06:54,346 しようがない子だ。 また 夜更かしして。 58 00:06:54,346 --> 00:06:56,481 だって 寝れないんだもん。 59 00:06:56,481 --> 00:06:58,417 しかたない。 60 00:06:58,417 --> 00:07:00,986 また 昔話でも聞かせてやろうか。 61 00:07:00,986 --> 00:07:04,956 わ~い! 今日は 何の話? 金太郎の外道丸退治? 62 00:07:04,956 --> 00:07:07,259 それとも 桃太郎の…! いや。 63 00:07:07,259 --> 00:07:11,763 今日の話は それより もっと昔の話だ。 64 00:07:11,763 --> 00:07:18,437 むか~し むかし 京に 悪い神様が住んでいました。 65 00:07:18,437 --> 00:07:21,106 闇天丸という その鬼神は➡ 66 00:07:21,106 --> 00:07:24,643 京の空を暗い雲に包み 雨ばかり降らせて➡ 67 00:07:24,643 --> 00:07:28,113 人々を苦しめていました。 68 00:07:28,113 --> 00:07:32,851 しかし この闇天丸を 京に現れた2人の旅人が➡ 69 00:07:32,851 --> 00:07:36,688 不思議な力で 封じ込めてしまったのです。 70 00:07:36,688 --> 00:07:41,526 京の空は晴れ 皇は彼ら兄弟に お礼として➡ 71 00:07:41,526 --> 00:07:43,895 京を護る者の意を込めた➡ 72 00:07:43,895 --> 00:07:48,734 御門という姓を与え 家来としたのでした。 73 00:07:48,734 --> 00:07:51,636 御門兄弟は とても仲がよく➡ 74 00:07:51,636 --> 00:07:53,605 2人の前では どんな怪異も➡ 75 00:07:53,605 --> 00:07:56,475 たちどころに 逃げ去っていきました。 76 00:07:56,475 --> 00:08:03,248 2人は強い絆により 京を長らく護り続けたのです。 77 00:08:03,248 --> 00:08:07,753 でも 妖でさえ切れない 彼らの絆に➡ 78 00:08:07,753 --> 00:08:11,189 ヒビが入る事件が起きました。 79 00:08:11,189 --> 00:08:15,060 御門兄弟の弟は皇の妹君➡ 80 00:08:15,060 --> 00:08:19,765 美しき姫に 密かに思いを寄せていました。 81 00:08:19,765 --> 00:08:25,270 でも 姫と御門兄弟とでは 身分が違いすぎました。 82 00:08:25,270 --> 00:08:29,841 弟の恋は決して 叶うことのない悲しい恋でした。 83 00:08:29,841 --> 00:08:32,711 弟は姫への思いを胸にしまい➡ 84 00:08:32,711 --> 00:08:35,514 ずっと遠くから 彼女を見守ることしか➡ 85 00:08:35,514 --> 00:08:38,116 できなかったのです。 86 00:08:38,116 --> 00:08:42,554 そんな折 弟の耳に 驚くべき知らせが届きました。 87 00:08:42,554 --> 00:08:46,424 姫が何者かにさらわれたのです。 88 00:08:46,424 --> 00:08:49,961 姫をさらったのは➡ 89 00:08:49,961 --> 00:08:52,864 兄でした。 90 00:08:52,864 --> 00:08:57,636 そう 兄も弟と同じく 姫に思いを寄せていたのです。 91 00:08:57,636 --> 00:09:00,372 悲しくも弟の知らぬ間に➡ 92 00:09:00,372 --> 00:09:03,575 兄と姫は 互いに思い合う仲となり➡ 93 00:09:03,575 --> 00:09:08,246 地位も名誉も捨てて 駆け落ちしたのでした。 94 00:09:08,246 --> 00:09:10,182 これに激昂した皇は➡ 95 00:09:10,182 --> 00:09:15,387 兄を姫をさらった逆賊として 討伐命令を下しました。 96 00:09:15,387 --> 00:09:19,257 その任に選ばれたのは弟でした。 97 00:09:19,257 --> 00:09:24,129 複雑な思いを秘めながら 兄のもとへ向かう弟。 98 00:09:24,129 --> 00:09:28,767 でも 幸せそうに暮らす兄と姫。 99 00:09:28,767 --> 00:09:31,469 そして その赤子を見たとき➡ 100 00:09:31,469 --> 00:09:36,408 彼の心は 真っ黒に染まってしまいました。 101 00:09:36,408 --> 00:09:42,080 気がつくと弟の前には 2人が倒れていました。 102 00:09:42,080 --> 00:09:44,983 彼が愛した2人が。 103 00:09:44,983 --> 00:09:49,421 赤子を見逃したのは これ以上 自分の心が➡ 104 00:09:49,421 --> 00:09:51,656 醜く黒く染まっていくのに➡ 105 00:09:51,656 --> 00:09:54,960 耐えられなかったから なのでしょう。 106 00:09:54,960 --> 00:09:59,397 彼は京に戻り 立派な官職を得ました。 107 00:09:59,397 --> 00:10:02,100 でも どんなに 立派な地位につこうと➡ 108 00:10:02,100 --> 00:10:04,169 どんな美しい妻を娶ろうと➡ 109 00:10:04,169 --> 00:10:08,874 彼の心が晴れることは ありませんでした。 110 00:10:08,874 --> 00:10:11,610 彼の心と同じように➡ 111 00:10:11,610 --> 00:10:14,846 京に雨が 降り続く日々が続きました。 112 00:10:14,846 --> 00:10:18,850 そして 弟は 気づいてしまったのです。 113 00:10:18,850 --> 00:10:22,721 その雨は 自分が降らせていることに。 114 00:10:22,721 --> 00:10:27,425 自分が 鬼になってしまっていることに。 115 00:10:27,425 --> 00:10:32,797 心だけでなく体までも 醜く黒く染まった その姿は➡ 116 00:10:32,797 --> 00:10:38,603 かつて兄とともに封じた 悪鬼 闇天丸そのものでした。 117 00:10:38,603 --> 00:10:42,807 闇天丸は2人に封じられた後も 隙をうかがい➡ 118 00:10:42,807 --> 00:10:47,512 弟の嫉妬心 憎しみ 負の情念をよりしろに➡ 119 00:10:47,512 --> 00:10:52,684 彼にとりつき 2人に復讐を 果たそうとしていたのです。 120 00:10:52,684 --> 00:10:56,187 しかし 気づいたときには もう遅すぎました。 121 00:10:56,187 --> 00:11:01,626 彼の醜く歪んだ顔に 1本の矢が突き刺さりました。 122 00:11:01,626 --> 00:11:05,931 そこに立っていたのは 彼が あのとき見逃した➡ 123 00:11:05,931 --> 00:11:07,999 兄の子の姿でした。 124 00:11:07,999 --> 00:11:13,471 かくして 京を長きに亘り 包んでいた雲は晴れたのです。 125 00:11:13,471 --> 00:11:17,108 しかし 新たに生まれた 深き暗雲が1つ。 126 00:11:17,108 --> 00:11:21,413 よみがえった闇天丸 父の仇を討ち➡ 127 00:11:21,413 --> 00:11:26,151 皇に仕えることとなった 兄の子が興した結野家。 128 00:11:26,151 --> 00:11:29,054 そして 父が犯した 責により姓を奪われ➡ 129 00:11:29,054 --> 00:11:31,254 都落ちした 弟の子供たちが興した…。 130 00:11:33,658 --> 00:11:36,561 かつて 京を護った 聖なる門 御門は➡ 131 00:11:36,561 --> 00:11:39,831 ケツとシリ 汚れたモンへと➡ 132 00:11:39,831 --> 00:11:43,668 真っ二つに 割れてしまったのです。 133 00:11:43,668 --> 00:11:45,603 ここに 結野家と巳厘野家の➡ 134 00:11:45,603 --> 00:11:50,342 長きにわたる 騒乱の火蓋が きって落とされたのでした。 135 00:11:50,342 --> 00:11:53,244 その幾重にも重なった 憎しみの螺旋は…。 136 00:11:53,244 --> 00:11:56,848 寝れるか!! そんなドロドロの 昔話 聞かされて! 137 00:11:56,848 --> 00:11:59,517 これ。 ちゃんと聞かぬか 道満。 138 00:11:59,517 --> 00:12:03,488 嫌だよ どうせまた晴明君と 勝負してこいとか言うんだろ! 139 00:12:03,488 --> 00:12:07,258 やはり 結野の小僧と 懇意になっているというウワサ➡ 140 00:12:07,258 --> 00:12:09,194 まことだったか。 141 00:12:09,194 --> 00:12:11,463 昔のことなんて知らない! 142 00:12:11,463 --> 00:12:14,499 一族の因縁なんか ボクらに押しつけないでよ! 143 00:12:14,499 --> 00:12:16,968 晴明君は とってもいいヤツなんだよ! 144 00:12:16,968 --> 00:12:20,305 今日だって ボクに 怨敵呪殺法を教えてくれたんだ。 145 00:12:20,305 --> 00:12:22,240 きっと ボクらの代になったら➡ 146 00:12:22,240 --> 00:12:25,810 結野家と巳厘野家 仲よくできる時代がくるって➡ 147 00:12:25,810 --> 00:12:28,847 そう2人で約束したんだ! 148 00:12:28,847 --> 00:12:30,982 この痴れ者!! 149 00:12:30,982 --> 00:12:34,652 ヤツらに 地位も名誉も奪われた ご先祖様の恨み➡ 150 00:12:34,652 --> 00:12:37,489 キサマには わからぬか! 151 00:12:37,489 --> 00:12:39,424 我らが 仲よくできる時代? 152 00:12:39,424 --> 00:12:41,993 そんなもの くるわけがなかろう。 153 00:12:41,993 --> 00:12:45,663 怨敵に 怨敵呪殺法を 習っているヒマがあるなら➡ 154 00:12:45,663 --> 00:12:49,000 あの小僧を呪殺してこい。 155 00:12:49,000 --> 00:12:52,837 ヤツとの縁 切らぬというのなら…。 156 00:12:52,837 --> 00:12:56,237 親子の縁 切らせてもらうぞ)) 157 00:12:59,010 --> 00:13:02,210 (新八)あれは! 道満さんに刻まれた呪印が! 158 00:13:06,818 --> 00:13:09,287 ((残念じゃ。 159 00:13:09,287 --> 00:13:14,159 お前とは 親友に なれると思っていたのに。 160 00:13:14,159 --> 00:13:17,028 おい 聞いたか。 ウチの坊ちゃんがまた➡ 161 00:13:17,028 --> 00:13:19,631 結野んとこの小僧に コテンパンにやられたって。 162 00:13:19,631 --> 00:13:21,566 しかたあるまい。 163 00:13:21,566 --> 00:13:26,137 相手は 結野衆始まって以来の神童 と謳われているそうじゃないか。 164 00:13:26,137 --> 00:13:30,475 あの齢にして 大人でも かなう者がいないとか。 165 00:13:30,475 --> 00:13:33,511 いやはや 末恐ろしい小僧だな。 166 00:13:33,511 --> 00:13:36,981 ウチの臆病なボンボンとは わけが違うってか。 167 00:13:36,981 --> 00:13:41,152 あんな情けない次期当主じゃ この先 不安だよな。 168 00:13:41,152 --> 00:13:44,652 まったく 結野家が うらやましいね)) 169 00:13:46,658 --> 00:13:48,593 ((このバカ者が! 170 00:13:48,593 --> 00:13:50,995 よくも おめおめと この家に帰ってこれたな。 171 00:13:50,995 --> 00:13:52,931 一族の恥さらしめ! 172 00:13:52,931 --> 00:13:55,667 ヤツに勝つまで 帰ってくるなと申したはず! 173 00:13:55,667 --> 00:14:00,004 もっとヤツを憎め! 妬め! うらやめ! 174 00:14:00,004 --> 00:14:03,441 一千年にわたる 怨嗟の念こそ 我らが武器! 175 00:14:03,441 --> 00:14:05,477 憎しみを力に変えろ! 176 00:14:05,477 --> 00:14:07,612 たとえ 鬼になろうとも➡ 177 00:14:07,612 --> 00:14:10,712 ヤツらから すべてを奪還するのだ! 178 00:14:15,954 --> 00:14:17,889 大丈夫? 179 00:14:17,889 --> 00:14:22,189 ごめんなさい。 ウチのお兄ちゃん 手加減ってものを知らなくて。 180 00:14:25,630 --> 00:14:29,501 いけない… お尻から血が出てる。 181 00:14:29,501 --> 00:14:32,504 私の使って。 182 00:14:32,504 --> 00:14:37,642 困ったときは お互い様だもの)) 183 00:14:37,642 --> 00:14:39,978 [マイク]こ これは何だ!? 184 00:14:39,978 --> 00:14:41,913 [マイク]道満選手の顔に 刻まれていた文字が➡ 185 00:14:41,913 --> 00:14:45,483 体中に広がっている! 186 00:14:45,483 --> 00:14:48,153 [マイク]あ あれは!! 187 00:14:48,153 --> 00:14:52,490 (闇天丸)道満 我に身を委ねよ。 188 00:14:52,490 --> 00:14:54,826 ヤツらは ぬしらを 陽の下から➡ 189 00:14:54,826 --> 00:14:57,328 陰へと追いやった 憎むべき相手。 190 00:14:57,328 --> 00:14:59,664 滅すべき相手。 191 00:14:59,664 --> 00:15:03,535 何を迷う? 何を戸惑う? 192 00:15:03,535 --> 00:15:09,535 一千年前 あのときのように 我に身を委ねればよいのだ。 193 00:15:19,617 --> 00:15:22,287 ((ごめんなさい。 194 00:15:22,287 --> 00:15:25,687 今日 私 …なの)) 195 00:15:27,625 --> 00:15:32,497 (闇天丸)掘り起こせ お前の 奥底に眠る 憎しみのマグマを! 196 00:15:32,497 --> 00:15:35,500 ((お~い クリステル。 紙が切れた。 197 00:15:35,500 --> 00:15:39,300 は~い じゃあ ここ置いておきますから)) 198 00:15:44,976 --> 00:15:47,976 こればっかりじゃねえか~!! 199 00:15:59,324 --> 00:16:03,928 (闇天丸)お前から すべてを奪った連中を許すな。 200 00:16:03,928 --> 00:16:08,600 どうせ 手に入らぬのなら すべて壊してしまえ。 201 00:16:08,600 --> 00:16:11,502 闇に染まれ! 202 00:16:11,502 --> 00:16:15,473 ど… 道満。 式神を己が身に宿したのか! 203 00:16:15,473 --> 00:16:17,609 (外道丸)違う。 204 00:16:17,609 --> 00:16:21,112 あれは式神なんて 生やさしい もんじゃないでござんす。 205 00:16:21,112 --> 00:16:24,616 清明様 どうやらあの男…。 206 00:16:24,616 --> 00:16:27,118 憎しみのあまり とんでもないもんを この世に➡ 207 00:16:27,118 --> 00:16:29,621 呼び起こして しまったようでござんす。 208 00:16:29,621 --> 00:16:32,290 まさか… あれは!! 209 00:16:32,290 --> 00:16:36,127 (外道丸)一千年前 結野衆と 巳厘野衆が➡ 210 00:16:36,127 --> 00:16:40,632 決死の思いで封じた最強の邪神➡ 211 00:16:40,632 --> 00:16:43,132 闇天丸でござんす。 212 00:16:56,581 --> 00:17:00,418 あっ… 闇天丸だと…。 213 00:17:00,418 --> 00:17:05,023 一千年前 京を壊滅の 危機に追いやった鬼。 214 00:17:05,023 --> 00:17:09,861 我らが祖 御門一族と 幾度に亘って戦いを繰り広げ➡ 215 00:17:09,861 --> 00:17:13,197 ようやく封じられた 最強の邪神が…。 216 00:17:13,197 --> 00:17:15,133 なぜ ここに!? 217 00:17:15,133 --> 00:17:17,702 よみがえらせたでござんす。 218 00:17:17,702 --> 00:17:22,540 あの男 負の情念にとらわれ 力を求めるあまり➡ 219 00:17:22,540 --> 00:17:25,209 外法に手を出したでござんす。 220 00:17:25,209 --> 00:17:28,112 封印されていた 闇天丸を呼び起こし➡ 221 00:17:28,112 --> 00:17:32,950 己が身に 宿らせたのでござんしょ。 222 00:17:32,950 --> 00:17:37,922 鬼を自分の身に。 あやつ 何てマネを…。 223 00:17:37,922 --> 00:17:43,394 一千年前の悲劇… 再び繰り返すつもりか 道満。 224 00:17:43,394 --> 00:17:47,694 道満様! しっかりしてくだされ! いったい 何が…。 225 00:17:49,734 --> 00:17:52,570 いかん! 敵と味方の 区別もついておらん! 226 00:17:52,570 --> 00:17:54,505 皆 逃げろ~!! 227 00:17:54,505 --> 00:17:57,505 目を覚ませ! 道満!! 228 00:18:02,180 --> 00:18:04,580 法術が効かな…。 229 00:18:07,051 --> 00:18:09,053 (葛葉)清明様! (神楽)新八! 230 00:18:09,053 --> 00:18:11,522 もう勝負うんぬん 言ってる場合じゃないね! 231 00:18:11,522 --> 00:18:13,622 (2人)うお~!! 232 00:18:27,872 --> 00:18:35,380 (葛葉)闇… 清明様の法術をも 飲み込む圧倒的な闇の力。 233 00:18:35,380 --> 00:18:39,884 道満の負の情念をくらい さらに力を増している。 234 00:18:39,884 --> 00:18:43,755 もう… あれは 誰にも止められない…。 235 00:18:43,755 --> 00:18:49,455 すべてを闇で覆うまで あれは 止まらない…。 236 00:18:52,230 --> 00:18:54,265 清明様! (清明)来るな! 237 00:18:54,265 --> 00:19:00,405 外道丸 葛葉 その男と その者たちを連れて逃げろ! 238 00:19:00,405 --> 00:19:05,076 清明様! くっ… 外道丸!? 239 00:19:05,076 --> 00:19:08,579 あきらめるのは まだ早いでござんす。 240 00:19:08,579 --> 00:19:12,450 まだ… この男がいるでござんす。 241 00:19:12,450 --> 00:19:15,086 なっ… 何を言ってるの。 242 00:19:15,086 --> 00:19:19,590 早く治療の続きを。 右のタマは ほぼ治ったでござんす。 243 00:19:19,590 --> 00:19:22,493 清明様でさえ 太刀打ちできなかったのよ。 244 00:19:22,493 --> 00:19:26,931 こんな タマなし男に 何ができるっていうの。 245 00:19:26,931 --> 00:19:31,102 確かに タマはないでござんす。 246 00:19:31,102 --> 00:19:34,939 でも この男は… 心に…。 247 00:19:34,939 --> 00:19:40,239 決して 潰れぬタマが ぶら下がっているでござんす。 248 00:19:42,280 --> 00:19:45,950 何やってんだい アンタ…。 ムチャしちゃいけないよ! 249 00:19:45,950 --> 00:19:48,786 アンタ まだ左のタマが潰れたまま…。 250 00:19:48,786 --> 00:19:51,289 (銀時)タ… タマなら➡ 251 00:19:51,289 --> 00:19:54,625 もう ソイツの言うとおり 間に合ってらぁ。 252 00:19:54,625 --> 00:19:57,962 バランスよく頼むぜ…。 253 00:19:57,962 --> 00:20:02,567 タマときたら お次は…。 254 00:20:02,567 --> 00:20:04,602 コイツだろ。 255 00:20:04,602 --> 00:20:10,308 鬼とランデブー決め込んでくる。 めかしこんでくれや! 256 00:20:10,308 --> 00:20:14,278 あの汚ねえケツに ぶちこめるくらいの➡ 257 00:20:14,278 --> 00:20:16,414 立派なもんを…。 258 00:20:16,414 --> 00:20:18,414 ぐわぁ~!! 259 00:20:20,918 --> 00:20:22,854 (神楽)何やってるアルか お前ら! 260 00:20:22,854 --> 00:20:26,090 もう 敵だ 味方だ 言ってる場合じゃないね! 261 00:20:26,090 --> 00:20:28,125 このままじゃ 結野家も 巳厘野家も➡ 262 00:20:28,125 --> 00:20:31,262 全部 引っこ抜かれて 江戸は 何にもなくなっちゃうね! 263 00:20:31,262 --> 00:20:34,098 力を貸すアル! 仲が悪くたって➡ 264 00:20:34,098 --> 00:20:36,934 お前ら 江戸を守ろうとする 目的は一緒ね!! 265 00:20:36,934 --> 00:20:38,970 逃げろと言ってるのが わからんのか! 266 00:20:38,970 --> 00:20:42,807 妹萌え! 待ってるね! 今すぐ 助けるアル! 267 00:20:42,807 --> 00:20:47,445 これも 結野と巳厘野に 生まれた者の定めだ。 268 00:20:47,445 --> 00:20:49,780 どれだけ あがこうと➡ 269 00:20:49,780 --> 00:20:52,283 一千年前から続く 因果の輪から➡ 270 00:20:52,283 --> 00:20:54,785 抜け出すことは 叶わぬ。 271 00:20:54,785 --> 00:20:59,957 かつて ワシらの祖も 1人の女を奪いあい 滅びた。 272 00:20:59,957 --> 00:21:02,393 ぬしらの祖から 大切なものを奪い➡ 273 00:21:02,393 --> 00:21:05,296 闇へとおとしめたは 我が先祖。 274 00:21:05,296 --> 00:21:09,567 また 同じ過ちを ワシは 繰り返してしまったんじゃな。 275 00:21:09,567 --> 00:21:11,502 うわぁ!! 276 00:21:11,502 --> 00:21:14,438 だが 道満 こたびの戦い➡ 277 00:21:14,438 --> 00:21:17,308 女を死なせるわけにはいかぬ。 278 00:21:17,308 --> 00:21:22,079 そして 道満 キサマも死なせはしない。 279 00:21:22,079 --> 00:21:27,752 死ぬるは ワシ1人で十分じゃ。 280 00:21:27,752 --> 00:21:33,090 道満… お前が クリステルに 惚れておったのは知っていた。 281 00:21:33,090 --> 00:21:36,427 そんな思いと ワシへの敵愾心。 282 00:21:36,427 --> 00:21:38,362 一族の圧力。 283 00:21:38,362 --> 00:21:43,601 さまざまな思いに身を絡まれ お前が苦しんでいたことも。 284 00:21:43,601 --> 00:21:47,271 きっと 取り除けると思っていた。 285 00:21:47,271 --> 00:21:50,174 これで 3人が笑える時代がくる。 286 00:21:50,174 --> 00:21:52,143 そう思っていた。 287 00:21:52,143 --> 00:21:56,447 だが 結局 ワシは… クリステルも お前も➡ 288 00:21:56,447 --> 00:21:58,783 傷つけただけじゃった。 289 00:21:58,783 --> 00:22:02,053 ままならぬなぁ 道満。 290 00:22:02,053 --> 00:22:04,722 たとえ 千の法術が使えても➡ 291 00:22:04,722 --> 00:22:07,625 友達と仲直りする術ひとつ➡ 292 00:22:07,625 --> 00:22:12,229 ワシは知らんのじゃ。 293 00:22:12,229 --> 00:22:15,566 お前を そんな姿になるまで 追い込んだのは➡ 294 00:22:15,566 --> 00:22:18,469 このワシじゃ。 295 00:22:18,469 --> 00:22:23,307 ワシには お前を 受け止める義務がある。 296 00:22:23,307 --> 00:22:28,579 憎しみ 悲しみ お前のすべてを ワシにぶつけよ。 297 00:22:28,579 --> 00:22:32,917 お前の闇 ワシが すべて受け止める。 298 00:22:32,917 --> 00:22:37,088 一千年続いた バカげたケンカ。 299 00:22:37,088 --> 00:22:40,758 ワシの命ひとつで 終わらせられるなら安いものじゃ。 300 00:22:40,758 --> 00:22:43,260 これで すべて終わりにしよう。 301 00:22:43,260 --> 00:22:46,597 道満 すべてを壊し➡ 302 00:22:46,597 --> 00:22:50,935 自分をも失った祖が過ち 繰り返してはならん。 303 00:22:50,935 --> 00:22:53,771 そこから戻ってこい! 道満! 304 00:22:53,771 --> 00:22:57,108 思い出せ。 お前が惚れた女は➡ 305 00:22:57,108 --> 00:23:00,444 暗き空の下で 雨に濡れる女であったか? 306 00:23:00,444 --> 00:23:02,880 お前が惚れたクリステルは…。 307 00:23:02,880 --> 00:23:05,580 ワシらが愛したクリステルは! 308 00:23:09,220 --> 00:23:12,056 清明さ~ん!! 309 00:23:12,056 --> 00:23:14,558 御門が末裔よ➡ 310 00:23:14,558 --> 00:23:17,461 もう何もかも 遅い! 311 00:23:17,461 --> 00:23:22,233 我に飲まれたきゃつには もはや 誰の声も届かぬ。 312 00:23:22,233 --> 00:23:25,569 己が闇にとらわれた 鼠輩めが! 313 00:23:25,569 --> 00:23:29,240 我が力 使いこなそうなど 笑わせる! 314 00:23:29,240 --> 00:23:34,578 だが こやつが負の情念。 実にいいよりしろとなった! 315 00:23:34,578 --> 00:23:37,081 ありがたく 頂戴するぞ。 316 00:23:37,081 --> 00:23:40,117 これで 結野と巳厘野➡ 317 00:23:40,117 --> 00:23:43,854 忌まわしき御門の 正統な血筋は消えた! 318 00:23:43,854 --> 00:23:48,693 だが 一千年にもわたる我が呪い これしきでは消えぬぞ! 319 00:23:48,693 --> 00:23:53,097 我を封印せし 御門一族の血➡ 320 00:23:53,097 --> 00:23:55,897 この地上に 一滴たりとも残さぬ! 321 00:23:58,602 --> 00:24:00,602 (闇天丸)なっ?! 322 00:24:03,874 --> 00:24:05,810 キサマは…。 323 00:24:05,810 --> 00:24:08,510 ただのファンだ。