1 00:01:47,690 --> 00:01:50,810 おじき! ほんとに あんな話に乗るつもりで!? 2 00:01:50,810 --> 00:01:55,310 騒ぎを起こした勢力は 残る 三勢力が手を組んで潰すなんざぁ。 3 00:01:55,310 --> 00:01:58,770 やつら 手組んで邪魔なわしら 潰す気なのは明白でっせ。 4 00:01:58,770 --> 00:02:01,640 (次郎長)手間が省けて よかったじゃねえか。 5 00:02:01,640 --> 00:02:06,140 ここいらで かぶき町の王は誰か はっきりさせんのも悪かねえ。 6 00:02:06,140 --> 00:02:09,790 ほでも そないなことになったら お登勢と事を構えること…。 7 00:02:09,790 --> 00:02:13,310 (次郎長)近頃 もの忘れが ひどくってな。 8 00:02:13,310 --> 00:02:16,250 お登勢って… 誰だっけ? 9 00:02:16,250 --> 00:02:20,470 アホ! おじきの前で あの ばばあの話は禁句や言うたやろ! 10 00:02:20,470 --> 00:02:24,960 今は 女狐より よっぽど面倒な 子狸がいるだろう。 11 00:02:24,960 --> 00:02:27,660 そっちのほうに気を配っとけ。 12 00:02:27,660 --> 00:02:31,660 ったく! 何しに来やがったんだ あのガキャ。 13 00:02:33,970 --> 00:02:37,850 (お登勢)まんまと踊らされたね。 あんたらしくもない。 14 00:02:37,850 --> 00:02:40,990 華陀のやつ あんたの力を利用して→ 15 00:02:40,990 --> 00:02:43,980 商売に邪魔な次郎長を 消したいだけだよ。 16 00:02:43,980 --> 00:02:48,280 (西郷)あたしゃ この街で仲間と 平和に暮らしたいだけだよ。 17 00:02:48,280 --> 00:02:52,150 そのためなら ワルツでもタコ踊りでも 踊ってやるよ。 18 00:02:52,150 --> 00:02:55,960 やつがいなくなりゃ この街が きれいになるって? 19 00:02:55,960 --> 00:03:00,110 たとえ そうだとしても あたしゃ そんな小ぎれいなだけの街→ 20 00:03:00,110 --> 00:03:02,130 好きになれないねぇ。 21 00:03:02,130 --> 00:03:06,770 さすがはゴミばばあだ。 あっちの ゴミとも古いらしいじゃないか。 22 00:03:06,770 --> 00:03:11,300 10年以上 口きいてない 悪さ ばかりしてるじじいが死のうが→ 23 00:03:11,300 --> 00:03:14,290 何も変わりゃしないよ。 ただ…。 24 00:03:14,290 --> 00:03:18,980 ((平子:次郎長のいるこの街に お花を飾るために…)) 25 00:03:18,980 --> 00:03:21,920 どうにもタイミングがよすぎるんだよ。 26 00:03:21,920 --> 00:03:24,970 (勝男)ようやく 借りが返せる時が来たな。 27 00:03:24,970 --> 00:03:29,260 前に言うたやろ? わしゃ借りたもんはきっちり返す。 28 00:03:29,260 --> 00:03:31,290 三借りたら七や 言うて。 29 00:03:31,290 --> 00:03:33,460 (銀時)今どき 七三分けなんて 流行んねえし→ 30 00:03:33,460 --> 00:03:35,930 この際 すっきり丸刈りにして おしゃれ坊主にでも→ 31 00:03:35,930 --> 00:03:37,950 してみたらどうですか? じゃか~しい! 32 00:03:37,950 --> 00:03:41,420 わしの七三は オダギリジョー顔負けの おしゃれ七三や。 33 00:03:41,420 --> 00:03:43,790 ファッションいうんは 輪廻転生を 繰り返すもんなんじゃ。 34 00:03:43,790 --> 00:03:45,770 待て待て。 僕は このもっさり娘に→ 35 00:03:45,770 --> 00:03:48,460 そそのかされたのであって 君らに一切の敵意はないんです。 36 00:03:48,460 --> 00:03:51,130 ダサガリジョー。 誰が ダサガリジョーじゃ! 37 00:03:51,130 --> 00:03:54,630 あとなぁ 義弟に そないなこと言うたるなや。 38 00:03:54,630 --> 00:03:56,800 知っとるで。 一緒に おじきに→ 39 00:03:56,800 --> 00:04:00,670 赤い花飾る約束したんやろ? なぜ それを!? 40 00:04:00,670 --> 00:04:05,960 兄貴に教えたり~な 平子はん。 赤い花いうんは ほんまは何か。 41 00:04:05,960 --> 00:04:10,600 ぴ… 平子ちゃん。 あ あの ひょっとして 君…。 42 00:04:10,600 --> 00:04:15,140 兄貴 わしのおじきは 次郎長と もとは親戚。 43 00:04:15,140 --> 00:04:17,550 古くは友人だったんです。 44 00:04:17,550 --> 00:04:20,760 幼い頃 よく聞かされました。 45 00:04:20,760 --> 00:04:26,700 侠の中の侠 大侠客次郎長親分の話を。 46 00:04:26,700 --> 00:04:30,100 ((近頃の侠客なんざ ただの暴れん坊どもだが→ 47 00:04:30,100 --> 00:04:32,640 やつだけは違ったね。 48 00:04:32,640 --> 00:04:35,640 弱きを助けて強きをくじく。 49 00:04:35,640 --> 00:04:39,590 その力をふるうは 侠を通すときのみ。 50 00:04:39,590 --> 00:04:42,460 あれが 本物の侠ってもんだった。 51 00:04:42,460 --> 00:04:47,100 難しくて よくわかんないよ。 ハハハ すまねえな。 52 00:04:47,100 --> 00:04:50,470 言葉を重ねるほど 安っぽくなっていけねえや。 53 00:04:50,470 --> 00:04:54,810 要するに 次郎長って侠にゃ 花ってもんがあったのさ。 54 00:04:54,810 --> 00:04:56,790 きっと おめえのお母ちゃんも→ 55 00:04:56,790 --> 00:04:59,850 やつの そんなとこに 惚れたんだろうな。 56 00:04:59,850 --> 00:05:04,650 やつの花は いったい いつから 枯れちまったんだろうな)) 57 00:05:06,600 --> 00:05:12,030 (平子)妻を捨て 子を捨て その妻の実家さえ商売敵と潰す。 58 00:05:12,030 --> 00:05:15,130 あげく こんなところで オカマやら ばばあやらと→ 59 00:05:15,130 --> 00:05:19,800 くだらない争いを繰り広げている。 60 00:05:19,800 --> 00:05:24,600 わしは その頃の次郎長と もう一度会いたいんです。 61 00:05:24,600 --> 00:05:28,130 もう一度 天下を取らせて 侠を→ 62 00:05:28,130 --> 00:05:33,130 きれいなお花を 親父に咲かせてあげたいんです。 63 00:05:33,130 --> 00:05:35,130 え? 何言ってんの? この子。 64 00:05:35,130 --> 00:05:38,970 意味わかんないんだけど。 え… えぇ~! 65 00:05:38,970 --> 00:05:43,960 そういうことや。 平子はん いや お嬢は…。 66 00:05:43,960 --> 00:05:45,980 次郎長の娘じゃ! 67 00:05:45,980 --> 00:05:50,000 正確に言うと 昔 離縁して 実家に帰った姐さんが産んだ娘。 68 00:05:50,000 --> 00:05:52,280 ふざけろよ! 「親父に天下を」って→ 69 00:05:52,280 --> 00:05:55,250 復讐どころか まったく真逆の 願望じゃねえか! 70 00:05:55,250 --> 00:05:57,300 最初から 言ってるじゃないですか→ 71 00:05:57,300 --> 00:05:59,610 「お花を飾りに来た」って。 72 00:05:59,610 --> 00:06:02,310 「俺を日本一の大親分にする」とか 言ってただろうが! 73 00:06:02,310 --> 00:06:04,660 次郎長と喧嘩させて 喜んでたろうが! 74 00:06:04,660 --> 00:06:07,930 ヤクザってのは 喧嘩負かした人を 傘下に取り込み→ 75 00:06:07,930 --> 00:06:11,970 大きくなるんです。 かぶき町最強の男が入れば→ 76 00:06:11,970 --> 00:06:13,950 親父も天下がとれます。 77 00:06:13,950 --> 00:06:17,940 兄貴が 大親分になれば 親父は 大大親分です。 78 00:06:17,940 --> 00:06:21,290 お嬢 例の件なったようで。 79 00:06:21,290 --> 00:06:24,930 兄貴 これより次郎長一家は 動き出します。 80 00:06:24,930 --> 00:06:26,970 何をしたか わかりますか? 81 00:06:26,970 --> 00:06:29,970 無法の街に 決まりを作りました。 82 00:06:29,970 --> 00:06:32,390 これから この街で暴れた人は→ 83 00:06:32,390 --> 00:06:35,290 四天王によって 勢力を根絶やしにされます。 84 00:06:35,290 --> 00:06:39,310 まず 最初に崩れる一角は か弱い女の子のために→ 85 00:06:39,310 --> 00:06:43,630 次郎長一家に喧嘩を売った 兄貴の親分 お登勢…。 86 00:06:43,630 --> 00:06:46,600 になるわかは 兄貴次第です。 87 00:06:46,600 --> 00:06:49,040 わしらの傘下に入ってください。 88 00:06:49,040 --> 00:06:51,630 さもなくば 兄貴は ここで海に沈み→ 89 00:06:51,630 --> 00:06:55,260 お登勢は かぶき町中から 狙われることになりま~す。 90 00:06:55,260 --> 00:06:58,320 おい 脅してるつもりかも しれねえが→ 91 00:06:58,320 --> 00:07:00,300 この状況で俺を殺れば→ 92 00:07:00,300 --> 00:07:02,640 口火を切ったのは てめえらにしか見えねえぞ。 93 00:07:02,640 --> 00:07:04,640 ハハハ~! アホか! 94 00:07:04,640 --> 00:07:08,260 なんのために芝居打って 街なかで 騒ぎ起こした思うてんねん! 95 00:07:08,260 --> 00:07:10,590 目撃者は 山ほどおるわ。 96 00:07:10,590 --> 00:07:12,630 アホは てめえらだ! 97 00:07:12,630 --> 00:07:14,650 そんな小競り合いごときで 四天王が動くか! 98 00:07:14,650 --> 00:07:16,930 人死出したほうが 重く見られるに決まってんだろ! 99 00:07:16,930 --> 00:07:18,920 死ね! ハゲ! 分け目からどんどんハゲろ! 100 00:07:18,920 --> 00:07:20,950 全身がハゲろ! (勝男)ハゲるか! 101 00:07:20,950 --> 00:07:23,370 わしはな 頭皮のダメージを 分散させるために→ 102 00:07:23,370 --> 00:07:25,930 週一で分け目 左右ローテーション 組んどんのじゃ! 103 00:07:25,930 --> 00:07:27,980 「いらっしゃ~い!」とは 違うんじゃ! 104 00:07:27,980 --> 00:07:30,260 (刺す音) 105 00:07:30,260 --> 00:07:33,680 説得力が足りないなら これでどうかなぁ? 106 00:07:33,680 --> 00:07:37,640 兄貴は 若頭を殺って その報復で殺された。 107 00:07:37,640 --> 00:07:42,240 えっ… ウソ…!? 108 00:07:44,960 --> 00:07:46,980 兄貴~! 109 00:07:46,980 --> 00:07:51,600 あなたたちの親父は その七三? それとも次郎長? 110 00:07:51,600 --> 00:07:54,140 し しかし! 動いたら あなたたちにも→ 111 00:07:54,140 --> 00:07:56,990 花 咲かせちゃうよ。 112 00:07:56,990 --> 00:08:03,310 うふふ~ わかってくれた? 兄貴。 わしの覚悟ってもんが。 113 00:08:03,310 --> 00:08:06,610 て てめえ! 114 00:08:08,920 --> 00:08:11,640 野郎! コンクリ詰めで自ら海に! 115 00:08:11,640 --> 00:08:14,140 逃げられるつもりか! (平子)違うよ。 116 00:08:14,140 --> 00:08:17,140 助けに行ったんだよ。 んな アホな!? 117 00:08:17,140 --> 00:08:19,760 あんな状態で!? それも兄貴を!? 118 00:08:19,760 --> 00:08:24,700 そう アホなんだよ 私も びっくりするくらい。 119 00:08:24,700 --> 00:08:28,810 でも そんなアホだから わしの兄貴でいてほしかったのに。 120 00:08:28,810 --> 00:08:32,480 結局 兄貴も あの婆さんを選ぶんだね。 121 00:08:32,480 --> 00:08:36,630 残念だよ バイバイ 兄貴。 122 00:08:36,630 --> 00:08:39,500 (華陀)残念じゃ。 123 00:08:39,500 --> 00:08:43,250 この案 我ら3人で 次郎長に対抗するために→ 124 00:08:43,250 --> 00:08:47,960 講じたものであったが よもや あのお登勢が…。 125 00:08:47,960 --> 00:08:51,140 (あず美)ふざけんじゃないわよ! お登勢さんが→ 126 00:08:51,140 --> 00:08:53,300 パー子が そんなこと するわけないじゃないの。 127 00:08:53,300 --> 00:08:57,180 あの子が優しい子ってのは 私たちがいちばん 知ってるの! 128 00:08:57,180 --> 00:09:00,620 落ち着きなさい アゴ美。 誰がアゴ美だ あず美だ! ゴラ~! 129 00:09:00,620 --> 00:09:03,170 黙りやがれ アゴ! 130 00:09:03,170 --> 00:09:06,060 (あず美)美は付けてくれる? 131 00:09:06,060 --> 00:09:08,660 もう アゴ美でいいから 美は付けて。 132 00:09:08,660 --> 00:09:10,700 (扉が閉まる音) 133 00:09:10,700 --> 00:09:13,680 本気で戦争を 止めようと思ってたのは→ 134 00:09:13,680 --> 00:09:17,120 どうやら 私だけだったみたいだね。 135 00:09:17,120 --> 00:09:20,320 いつから組んでた? 次郎長と。 136 00:09:20,320 --> 00:09:25,030 (次郎長) 誰が そんな女狐と組むかよ。 137 00:09:25,030 --> 00:09:27,780 ガキに そそのかされたか華陀。 138 00:09:27,780 --> 00:09:31,130 いや それとも ガキが そそのかされたか。 139 00:09:31,130 --> 00:09:33,300 とぼけてんじゃないわよ。 140 00:09:33,300 --> 00:09:36,740 連中は腐っても んなド汚ねえ マネするようなやつらじゃねえ。 141 00:09:36,740 --> 00:09:38,960 てめえらとは違うんだよ! 142 00:09:38,960 --> 00:09:42,700 (平子)そこまで! 駄目ですよ 西郷さん。 143 00:09:42,700 --> 00:09:45,070 ダダこねて約束 破っちゃ。 144 00:09:45,070 --> 00:09:47,380 お初にお目見えします。 145 00:09:47,380 --> 00:09:52,270 次郎長が娘 泥水平子と申しやす。 146 00:09:52,270 --> 00:09:56,640 次郎長の? 西郷さんにお聞きしたいんです。 147 00:09:56,640 --> 00:09:59,000 何を根拠にお登勢さんが 何もしてないと→ 148 00:09:59,000 --> 00:10:01,010 おっしゃっているんですか? 149 00:10:01,010 --> 00:10:03,800 そっちにも 根拠がないからにきまってる。 150 00:10:03,800 --> 00:10:07,420 なぜ お登勢が次郎長に 喧嘩ふっかけなければならない? 151 00:10:07,420 --> 00:10:09,970 しかも このタイミングで…。 152 00:10:09,970 --> 00:10:12,960 何か謀り事が あったとしか思えない。 153 00:10:12,960 --> 00:10:14,960 干からびた お婆さんさんやるのに→ 154 00:10:14,960 --> 00:10:17,630 そんな手のこんだことは しませんよ。 155 00:10:17,630 --> 00:10:22,020 それに お登勢さんが親父と 喧嘩する根拠ならありますよ。 156 00:10:22,020 --> 00:10:25,640 殺してもお釣りがくるほどの ふか~い因縁が。 157 00:10:25,640 --> 00:10:28,140 ね 親父? 158 00:10:28,140 --> 00:10:32,280 何を隠そうお登勢さんの旦那 寺田辰五郎は→ 159 00:10:32,280 --> 00:10:34,880 うちの親父が殺したんだから。 160 00:10:37,430 --> 00:10:41,140 あれれ? そんなことも 知らなかったんですね。 161 00:10:41,140 --> 00:10:43,620 じゃあ これはどうですか? 162 00:10:43,620 --> 00:10:47,760 親父と辰五郎さんは 若かりし頃 友人だったんです。 163 00:10:47,760 --> 00:10:51,970 そして 美しい町娘を 取り合って仲違いをした。 164 00:10:51,970 --> 00:10:54,620 娘を手に入れたのは 辰五郎さん。 165 00:10:54,620 --> 00:10:57,970 きっと 親父は ずっと うとましく思っていたでしょう。 166 00:10:57,970 --> 00:11:01,620 …めろ。 その邪魔者を殺したんです。 167 00:11:01,620 --> 00:11:04,980 娘を手に入れるために。 やめろ。 168 00:11:04,980 --> 00:11:07,430 親父が 妻も子供も ほったらかして→ 169 00:11:07,430 --> 00:11:10,950 なぜ この街に 根を張っているかわかりますか? 170 00:11:10,950 --> 00:11:15,450 それは その娘 お登勢さんが この街にいるからです。 171 00:11:17,270 --> 00:11:21,180 (次郎長)やめろと言ってるのが 聞こえねえか。 172 00:11:21,180 --> 00:11:23,760 ほ~ら だから言ったでしょ。 173 00:11:23,760 --> 00:11:27,970 実の娘よりお登勢さんが 大事なんですよ この人は。 174 00:11:27,970 --> 00:11:30,420 そんな戯言 吐くために わざわざ縁切った→ 175 00:11:30,420 --> 00:11:32,640 くそ親父のところに 来たのかい? 176 00:11:32,640 --> 00:11:35,540 とんだ孝行娘だねぇ。 177 00:11:35,540 --> 00:11:40,140 戯言と言うのなら とれますか お登勢さんを。 178 00:11:46,300 --> 00:11:48,300 逃げるんですか~? 179 00:11:48,300 --> 00:11:51,610 西郷やい 安心しな。 180 00:11:51,610 --> 00:11:53,810 ヤクザ者が ケツを女オカマに→ 181 00:11:53,810 --> 00:11:56,800 ふかせるわけには いかねえってんだ。 182 00:11:56,800 --> 00:11:58,800 てめえら 引っ込んでな。 183 00:11:58,800 --> 00:12:01,120 おいら ひとりでカタぁつけてくる。 184 00:12:01,120 --> 00:12:04,090 待ちね~! まだ 話が…! 185 00:12:04,090 --> 00:12:06,310 あなたが ダダをこねるから→ 186 00:12:06,310 --> 00:12:09,710 今回だけ 特別に 見逃してあげたんですよ。 187 00:12:09,710 --> 00:12:12,630 せめて ここは 黙っていてもらえますか~。 188 00:12:12,630 --> 00:12:15,620 黙ってられるわけない! (華陀)そちは 忘れていまいか。 189 00:12:15,620 --> 00:12:20,300 約束を違えば わしらは そちらも 相手どらねばならぬ。 190 00:12:20,300 --> 00:12:24,960 城を攻める際 まず最初に狙うのは どこか? 191 00:12:24,960 --> 00:12:27,310 最も 弱き壁から切り崩す。 192 00:12:27,310 --> 00:12:30,600 歴戦の勇士の そちなら 百も承知であろう? 193 00:12:30,600 --> 00:12:32,620 マ… ママ~! 194 00:12:32,620 --> 00:12:35,690 て… てる君が… てる君が~!! 195 00:12:35,690 --> 00:12:39,290 おっ… 己ら~! 196 00:12:41,310 --> 00:12:44,410 そうかい… わかったよ。 197 00:12:47,600 --> 00:12:50,950 フン 心配いらないよ。 銀時からだ。 198 00:12:50,950 --> 00:12:53,270 どうやら 平子も無事らしい。 199 00:12:53,270 --> 00:12:55,660 次郎長一家と 衝突寸前で→ 200 00:12:55,660 --> 00:12:57,940 例の報せが 向こうに入ったらしくて→ 201 00:12:57,940 --> 00:13:01,140 お互い 話し合いで 手え引いたらしいよ。 202 00:13:01,140 --> 00:13:04,530 (新八)よかった~。 もう 手遅れかと思いましたよ。 203 00:13:04,530 --> 00:13:07,970 (神楽)心配させやがって。 どこで何やってたアルか あいつら。 204 00:13:07,970 --> 00:13:09,970 あんたらも ご苦労だったね。 205 00:13:09,970 --> 00:13:12,470 昨日から ずっと 飯 食べてないだろう? 206 00:13:12,470 --> 00:13:14,770 そういや 安心したら 急に お腹が…。 207 00:13:14,770 --> 00:13:16,940 どこに食べにいく? いいアルか~!? 208 00:13:16,940 --> 00:13:19,800 (キャサリン)焼肉! 断固 焼肉です! 高い所! 209 00:13:19,800 --> 00:13:21,970 アホか! それじゃ たらふく食えないね。 210 00:13:21,970 --> 00:13:24,100 食べ放題! ソフトクリーム作れるとこ! 211 00:13:24,100 --> 00:13:26,100 (たま)喧嘩は やめてください。 212 00:13:26,100 --> 00:13:28,120 ここは 折衷案で ガソリンスタンドにしましょう。 213 00:13:28,120 --> 00:13:30,090 どこが 折衷案!? 214 00:13:30,090 --> 00:13:32,140 先に行っといとくれ。 215 00:13:32,140 --> 00:13:34,630 私も 銀時と平子が来たら行くから。 216 00:13:34,630 --> 00:13:36,930 早く来てくださいね。 217 00:13:36,930 --> 00:13:38,970 来るまで 食べずに待ってますから。 218 00:13:38,970 --> 00:13:43,070 ソフトクリームは いいよね? ソフトクリームは 先 食べていいよね! 219 00:13:46,310 --> 00:13:49,440 なんか お登勢さん 変じゃありませんでした? 220 00:13:49,440 --> 00:13:51,780 なんか? おごるって言ったときは→ 221 00:13:51,780 --> 00:13:54,150 だいたい 何か 裏が ありますからね。 222 00:13:54,150 --> 00:13:56,650 いや… そういうんじゃなくて なんか…。 223 00:13:56,650 --> 00:13:59,970 あっ すみません。 だぁ~ 血だらけ~!! 224 00:13:59,970 --> 00:14:02,770 すみませ~ん! 僕のせいですか? 僕のせいなんですか? 225 00:14:02,770 --> 00:14:05,170 あれ? この人って 勝男さん…。 226 00:14:05,170 --> 00:14:08,170 おい! 今 走り去ってったポリバケツ! 227 00:14:17,490 --> 00:14:21,590 (雷鳴) 228 00:14:24,180 --> 00:14:26,680 ばばあ~っ!! 229 00:14:35,630 --> 00:14:38,270 あんた 珍しい客だよ。 230 00:14:38,270 --> 00:14:41,470 花くらい持ってきたんだろうね? 231 00:14:41,470 --> 00:14:43,460 ねえよ。 232 00:14:43,460 --> 00:14:47,780 てめえの手向けの花でも 欲しかったか? お登勢。 233 00:14:47,780 --> 00:14:52,680 久しぶりに 口きいたと思ったら 第一声が それかい。 234 00:14:52,680 --> 00:14:55,600 相変わらず 野暮な男だよ。 235 00:14:55,600 --> 00:14:59,310 旦那と一緒に ここで 眠らせてくれるってんなら→ 236 00:14:59,310 --> 00:15:01,670 そいつも悪くないかもね。 237 00:15:01,670 --> 00:15:04,730 ガキが世話になったらしいな。 238 00:15:04,730 --> 00:15:07,600 (お登勢)礼なら あのバカに言っといてくれ。 239 00:15:07,600 --> 00:15:10,270 と言っても その世話したガキとやらに→ 240 00:15:10,270 --> 00:15:14,950 やられちまったみたいだけどね。 たいそうな孝行娘らしいね。 241 00:15:14,950 --> 00:15:16,960 自分を捨てた バカ親父のために→ 242 00:15:16,960 --> 00:15:18,960 田舎から こんなところまで来て→ 243 00:15:18,960 --> 00:15:20,980 街のお掃除ときた。 244 00:15:20,980 --> 00:15:25,620 子供ひとりに お互い すっかり 踊らされちまったもんだねぇ。 245 00:15:25,620 --> 00:15:27,980 歳はとりたくないもんだ。 246 00:15:27,980 --> 00:15:31,800 いや あんたは 踊ってやってるだけだったかい。 247 00:15:31,800 --> 00:15:34,270 悪党 次郎長も 今まで→ 248 00:15:34,270 --> 00:15:37,190 さんざん泣かせてきた 娘には勝てないかい。 249 00:15:37,190 --> 00:15:42,100 お登勢 この街から出ていけ。 250 00:15:42,100 --> 00:15:44,630 もうじき ここは戦争にならあ。 251 00:15:44,630 --> 00:15:48,640 あのガキが 火種まこうが まくまいが同じことでい。 252 00:15:48,640 --> 00:15:51,920 てめえにいられちゃ 邪魔でしかたねえんだよ。 253 00:15:51,920 --> 00:15:55,860 どの道 あんたが 戦争を 起こすつもりだったってのかい? 254 00:15:55,860 --> 00:15:58,950 冗談でも この人の前で そんな言葉→ 255 00:15:58,950 --> 00:16:00,980 吐いてほしくなかったね。 256 00:16:00,980 --> 00:16:04,040 岡っ引きに侠客…。 257 00:16:04,040 --> 00:16:07,010 立場は違えど あんたら2人で→ 258 00:16:07,010 --> 00:16:11,310 この街守ってたのは もう 昔の話なんだね。 259 00:16:13,650 --> 00:16:17,120 次郎長… 女房子供を捨ててまで→ 260 00:16:17,120 --> 00:16:21,620 あんたが やりたかったことは こんなことだったのかい? 261 00:16:24,960 --> 00:16:27,430 (次郎長)時代は もう 変わったんでぃ。 262 00:16:27,430 --> 00:16:31,650 侠伊達なんぞじゃ もう 何も守れやしねえんだ。 263 00:16:31,650 --> 00:16:36,920 てめえ ひとりを残して 死んでいった こいつのようにな。 264 00:16:36,920 --> 00:16:40,110 もう てめえのやり方は 古いんだよ。 265 00:16:40,110 --> 00:16:44,290 目ざわりなんでぃ。 てめえも… 辰五郎も…。 266 00:16:44,290 --> 00:16:46,750 もう この街にゃいらねえ…。 267 00:16:46,750 --> 00:16:48,970 この街は→ (雷鳴) 268 00:16:48,970 --> 00:16:51,320 この次郎長のものだ。 269 00:16:51,320 --> 00:16:55,420 もう一度だけ言う。 この街から出て行け。 270 00:17:00,290 --> 00:17:02,300 ひとつ 頼めるかい。 271 00:17:02,300 --> 00:17:06,470 四天王だなんだ 勝手に呼ばれちゃいるがね…。 272 00:17:06,470 --> 00:17:08,470 あたしゃ 勢力なんて→ 273 00:17:08,470 --> 00:17:10,470 ひとりたりとも 持っちゃいない。 274 00:17:10,470 --> 00:17:13,470 私だけで 終わりにしてくれよ。 275 00:17:13,470 --> 00:17:17,290 あいつら 何の役にも立たない…。 276 00:17:17,290 --> 00:17:21,090 ただの… 私の家族さ。 277 00:17:23,750 --> 00:17:26,750 そいつが てめえの答えか。 278 00:18:09,650 --> 00:18:13,770 おめえさんが銀時か。 ひと足遅かったな。 279 00:18:13,770 --> 00:18:16,850 夫婦仲よく おいらが葬ってやったよ。 280 00:18:16,850 --> 00:18:19,910 こいつも奇縁ってやつかね。 281 00:18:19,910 --> 00:18:23,430 おめえさん 確かお登勢に恩があって→ 282 00:18:23,430 --> 00:18:26,010 用心棒代わりしてたんだってな。 283 00:18:26,010 --> 00:18:29,730 そいつはもうしめえだ。 お役御免だよ。 284 00:18:29,730 --> 00:18:34,830 消えな。 お登勢に免じて 命だけはとらねえでいてやらぁ。 285 00:18:40,260 --> 00:18:43,260 イテテッ。 なにしやがんでぇ。 286 00:18:48,930 --> 00:18:53,120 おいらに剣を抜かせるたぁ やるじゃねえか あんちゃん。 287 00:18:53,120 --> 00:18:57,890 だが おめえさん てめえら 助けようとしたお登勢の心遣い→ 288 00:18:57,890 --> 00:19:01,490 無駄にするってのかい? 289 00:19:18,150 --> 00:19:20,650 聞き分けのねえ あんちゃんだ。 290 00:19:28,860 --> 00:19:31,660 しめえだ。 291 00:19:42,590 --> 00:19:47,210 お登勢のやつ とんでもねえ凶犬を 飼い慣らしてたもんだ。 292 00:19:47,210 --> 00:19:49,930 白夜叉っつったか。 293 00:19:49,930 --> 00:19:53,130 こんなおっかねえ 後輩がいたとはねぇ。 294 00:19:53,130 --> 00:19:57,270 だが 攘夷しょっぱなの激戦 くぐり抜けてきた→ 295 00:19:57,270 --> 00:20:02,960 俺たちの世代じゃ てめえ程度のやつはゴロゴロいたぜ。 296 00:20:02,960 --> 00:20:05,960 消えな ワンコロ。 297 00:20:05,960 --> 00:20:08,960 もうここには てめえの守るべきもんは→ 298 00:20:08,960 --> 00:20:10,960 何もねえよ。 299 00:20:53,640 --> 00:20:57,950 ((おい ばばあ それ まんじゅうか。 300 00:20:57,950 --> 00:21:01,950 食べていい? 腹減って死にそうなんだ。 301 00:21:04,170 --> 00:21:08,170 こりゃ私の旦那のもんだ。 旦那に聞きな)) 302 00:21:15,630 --> 00:21:18,780 ((何て言ってた? 私の旦那。 303 00:21:18,780 --> 00:21:22,290 知らねえ。 死人が口きくかよ。 304 00:21:22,290 --> 00:21:26,590 バチあたりなやつだね。 祟られても知らんよ)) 305 00:21:30,980 --> 00:21:34,620 ((死人は口もきかねえし 団子も食わねえ。 306 00:21:34,620 --> 00:21:37,220 だから勝手に約束してきた)) 307 00:21:41,160 --> 00:21:43,760 ((この恩は忘れねえ。 308 00:21:43,760 --> 00:21:48,000 あんたのばあさん 老い先短い命だろうが→ 309 00:21:48,000 --> 00:21:53,600 この先は あんたの代わりに 俺が守ってやるってよ)) 310 00:22:00,630 --> 00:22:03,130 ばあさん…。