1 00:01:33,019 --> 00:01:35,856 (成歩堂)<倉院の里で行われた 霊媒の儀式。→ 2 00:01:35,856 --> 00:01:38,375 真宵ちゃんが呼び出した霊が 殺人を犯した。→ 3 00:01:38,375 --> 00:01:42,813 絶体絶命の裁判で 僕は証拠写真に写った犯人が→ 4 00:01:42,813 --> 00:01:47,834 真宵ちゃんではない可能性を指摘。この 世にも珍しい霊媒裁判は→ 5 00:01:47,834 --> 00:01:51,021 2日目に 持ち越されることになった> 6 00:01:51,021 --> 00:02:11,007 ♪♪~ 7 00:02:11,007 --> 00:02:31,011 ♪♪~ 8 00:02:31,011 --> 00:02:51,014 ♪♪~ 9 00:02:51,014 --> 00:03:11,017 ♪♪~ 10 00:03:11,017 --> 00:03:20,017 ♪♪~ 11 00:03:36,843 --> 00:03:41,343 おいしい? (綾里春美)はい!これが噂の 駅弁なのですね。 12 00:03:43,783 --> 00:03:48,805 今日は 助かったよ。 どうだった?初めての裁判は。 13 00:03:48,805 --> 00:03:54,744 マヨイさまが とても小さく見えてお可哀想でした…。 14 00:03:54,744 --> 00:03:58,081 そうか…。 そして あの方…。 15 00:03:58,081 --> 00:04:01,952 なんと無礼なのでしょう! マヨイさまをいじめるなんて! 16 00:04:01,952 --> 00:04:07,707 狩魔検事かな?ええ ええ。わたくし 明日こそ ひっぱたいてやりますとも! 17 00:04:07,707 --> 00:04:09,709 はは…。 18 00:04:09,709 --> 00:04:11,509 (狩魔 冥)((フン!)) (バシッ!) 19 00:04:13,096 --> 00:04:17,250 そういえば 事件があった時のこと聞いてなかったよね? 20 00:04:17,250 --> 00:04:21,250 はい? 春美ちゃん 儀式が始まった時どこにいたの? 21 00:04:24,608 --> 00:04:27,811 どうしたの?わた…わたくしごときの ことなど→ 22 00:04:27,811 --> 00:04:30,847 ど どうでもよろしいでは ありませんか。 23 00:04:30,847 --> 00:04:33,847 こっそり教えてよ。 誰にも言わないから。 24 00:04:39,689 --> 00:04:43,476 (春美) あの日…マヨイさまの霊媒が 始まった頃→ 25 00:04:43,476 --> 00:04:47,113 わたくし 渡り廊下で 遊んでおりました。→ 26 00:04:47,113 --> 00:04:50,216 その時… わ 割ってしまったのです。 27 00:04:50,216 --> 00:04:55,355 割った? 里の秘宝「倉院のツボ」を!→ 28 00:04:55,355 --> 00:05:00,226 そこには倉院流の創始者 供子様の魂が宿っていて→ 29 00:05:00,226 --> 00:05:04,881 そのご加護で 綾里家の霊力は 不滅だと言われています。→ 30 00:05:04,881 --> 00:05:09,085 なのに…。 31 00:05:09,085 --> 00:05:13,390 わたくしは 供子さまの魂を 逃がしてしまったのです。 32 00:05:13,390 --> 00:05:15,675 キミ子さんには 言わなかったの? 33 00:05:15,675 --> 00:05:18,845 わたくし 悪い子です。 こんなことをして→ 34 00:05:18,845 --> 00:05:22,415 もしかしたら 里を 追放されてしまうかもしれない。 35 00:05:22,415 --> 00:05:24,751 そう思いました。でも…。 36 00:05:24,751 --> 00:05:28,288 幸い ツボの欠片は 大きかったので…。 37 00:05:28,288 --> 00:05:32,876 ああ…見つからないように直そうって思ったんだ。 はい。→ 38 00:05:32,876 --> 00:05:38,214 わたくし あの渡り廊下で供子様のツボを直していたのです。→ 39 00:05:38,214 --> 00:05:41,985 儀式も始まっていたので 誰も来ないと思って…。 40 00:05:41,985 --> 00:05:47,157 もう夢中でした。 何とか元に戻してホッとした時→ 41 00:05:47,157 --> 00:05:50,477 対面の間にいる ナルホド君たちに気づいたのです。 42 00:05:50,477 --> 00:05:54,881 《事件が起こって 僕たちが 現場に行った時のことか。→ 43 00:05:54,881 --> 00:05:57,901 春美ちゃんは それまで ずっと渡り廊下にいたんだ…》 44 00:05:57,901 --> 00:06:01,087 あの…ナルホド君…。 ん? 45 00:06:01,087 --> 00:06:04,040 やっぱり追放でしょうか? わたくし…。 46 00:06:04,040 --> 00:06:08,211 そんなことはないと思うよ。狭いツボから出られて→ 47 00:06:08,211 --> 00:06:12,215 供子様も喜んでるんじゃないかな。そうでしょうか!? 48 00:06:12,215 --> 00:06:15,919 それに今日は 真宵ちゃんのために頑張ってくれたしね。 49 00:06:15,919 --> 00:06:17,919 すごいよ 春美ちゃんは。 50 00:06:23,576 --> 00:06:27,213 わざわざ送っていただいて ありがとうございました。 51 00:06:27,213 --> 00:06:30,550 いやいや 僕も調べたいことがいっぱいあるからね。 52 00:06:30,550 --> 00:06:32,252 (綾里キミ子)春美ちゃん!→ 53 00:06:32,252 --> 00:06:35,622 まあまあ ひとりで里を 飛び出すなんて…。 54 00:06:35,622 --> 00:06:40,822 アタクシ どんなに心配したことか。 ごめんなさい お母さま。 55 00:06:42,879 --> 00:06:45,248 ああた! ウチの春美をたぶらかして! 56 00:06:45,248 --> 00:06:47,751 タタリがござあますわよ! タタリが! 57 00:06:47,751 --> 00:06:49,252 タ タタリ…。 58 00:06:49,252 --> 00:06:52,689 (春美)お母さま!ナルホド君 悪くないのです!→ 59 00:06:52,689 --> 00:06:55,909 わたくし どうしても マヨイさまの力になりたくて! 60 00:06:55,909 --> 00:07:00,313 ええ わかっています。 お前は優しい子ですからねえ。→ 61 00:07:00,313 --> 00:07:04,013 さ お屋敷に戻りなさいな。 はい…。 62 00:07:08,555 --> 00:07:13,209 今日は ご活躍だったそうで。 え?ああ まあ…。 63 00:07:13,209 --> 00:07:16,713 法廷に行けなくて 申し訳ござあませんでしたねえ。 64 00:07:16,713 --> 00:07:19,215 家元の留守中は アタクシが修験者たちを→ 65 00:07:19,215 --> 00:07:21,217 見ていなくてはなりませんので。 66 00:07:21,217 --> 00:07:27,590 家元って確か…真宵…様のお母さんなんですよね? 67 00:07:27,590 --> 00:07:31,945 綾里舞子様 偉大なる霊媒師で ござあますわ。 68 00:07:31,945 --> 00:07:34,647 その家元は…。行方不明でござあます。 69 00:07:34,647 --> 00:07:38,685 以前 真宵様から聞きました。 70 00:07:38,685 --> 00:07:44,841 今から16年ほど前 舞子様は とある重要な霊媒に失敗された。→ 71 00:07:44,841 --> 00:07:49,813 それ以来 あの方は 姿を消してしまわれたのです。 72 00:07:49,813 --> 00:07:53,650 おそらく もう二度と戻られますまい。 73 00:07:53,650 --> 00:07:59,222 あと数年で その名前は永久に この里から消えるのでござあます。 74 00:07:59,222 --> 00:08:04,811 どういうことですか?長く里を空けた者は 誰であれ 死んだものとされるのです。 75 00:08:04,811 --> 00:08:08,815 そして 新しい家元が 生まれるのでござあます。 76 00:08:08,815 --> 00:08:11,584 それが 真宵様… ということですか? 77 00:08:11,584 --> 00:08:14,921 当然 そのはずで ござあましたが…。 78 00:08:14,921 --> 00:08:20,643 なにしろ あんな事件を 起こされてしまってはねえ…。 79 00:08:20,643 --> 00:08:25,782 それでは。何かありましたら屋敷の者に お申し付けくださいませ。 80 00:08:25,782 --> 00:08:30,453 あ はい。ありがとうございます。それから…→ 81 00:08:30,453 --> 00:08:34,757 ウチの娘には 金輪際 関わりませんように。 82 00:08:34,757 --> 00:08:37,610 よろしいですね? 83 00:08:37,610 --> 00:08:39,610 失礼いたします。 84 00:08:52,408 --> 00:08:56,713 これが春美ちゃんの言ってた 「倉院のツボ」か…。 85 00:08:56,713 --> 00:09:00,383 なんだ これ?子供…? 86 00:09:00,383 --> 00:09:03,386 (春美) ((そこには 倉院流の創始者→ 87 00:09:03,386 --> 00:09:05,555 供子様の魂が宿っていて…)) 88 00:09:05,555 --> 00:09:08,174 《春美ちゃん ああ見えて→ 89 00:09:08,174 --> 00:09:10,310 意外と不器用なのかな…》 90 00:09:10,310 --> 00:09:15,481 そういえば 春美ちゃんが 対面の間の鍵を見つけたのは→ 91 00:09:15,481 --> 00:09:17,781 あの焼却炉だって言ってたっけ…。 92 00:09:19,652 --> 00:09:21,988 《真宵ちゃんが 持っていたはずの鍵が→ 93 00:09:21,988 --> 00:09:23,988 どうしてこんなところに…》 94 00:09:30,880 --> 00:09:34,180 これは… 真宵ちゃんが着ていた装束だ! 95 00:09:37,320 --> 00:09:41,841 《そうか…鍵が焼却炉の中に 捨てられたんじゃない》 96 00:09:41,841 --> 00:09:45,745 《装束の袂に入ったまま… ここで焼かれたんだ!》 97 00:09:45,745 --> 00:09:47,247 (物音) 98 00:09:47,247 --> 00:09:50,717 ナツミさん! (ナツミ)うわっ!来んといて! 99 00:09:50,717 --> 00:09:52,719 何してるんですか!? 100 00:09:52,719 --> 00:09:56,289 (ナツミ)ウチを見たらアカン! 目ぇ腐るで~! 101 00:09:56,289 --> 00:09:58,708 来んといて~! 102 00:09:58,708 --> 00:10:00,308 なんなんだ? 103 00:10:02,612 --> 00:10:05,212 ここは…?ナツミさ~ん! 104 00:10:07,250 --> 00:10:11,487 うっ!…衣装箱? 105 00:10:11,487 --> 00:10:13,790 ん? 106 00:10:13,790 --> 00:10:15,275 《この穴…》 107 00:10:15,275 --> 00:10:18,878 《対面の間の屏風にも 同じような穴があったけど…》 108 00:10:18,878 --> 00:10:22,749 何かカンケイが…。(ガタガタ…) 109 00:10:22,749 --> 00:10:25,084 あっ!! 110 00:10:25,084 --> 00:10:30,590 何してるんですか? ウチは スクープに目がくらんだ ウス汚い女や! 111 00:10:30,590 --> 00:10:34,043 あんたに合わす顔がない 顔なし女や! 112 00:10:34,043 --> 00:10:36,646 それで こんなところに…。 113 00:10:36,646 --> 00:10:41,284 ウチも この装束着て きっつい 修行した方がええかもしれんな。 114 00:10:41,284 --> 00:10:46,022 そうですね。でも その前に 僕に協力してくれませんか? 115 00:10:46,022 --> 00:10:50,476 ウチ アンタらを裏切った お調子者のドス黒い女やで? 116 00:10:50,476 --> 00:10:52,812 いつものことじゃないですか。 117 00:10:52,812 --> 00:10:56,816 アンタ…たまに心をえぐる ヒトコト放ってくるな…。 118 00:10:56,816 --> 00:10:59,852 ナツミさんの知ってること 全部教えてください。 119 00:10:59,852 --> 00:11:02,152 ああ わかったわ…。 120 00:11:04,340 --> 00:11:09,362 ウチが思うに アヤシイのは やっぱりあのオカルトマニアやな。 121 00:11:09,362 --> 00:11:12,148 葉中のどかさんですか? (ナツミ)せや。 122 00:11:12,148 --> 00:11:16,419 確かに。ナツミさんやキミ子さんはずっと僕と一緒にいたから→ 123 00:11:16,419 --> 00:11:22,141 犯行は不可能。春美ちゃんが 犯人なワケがないし…。 (ナツミ)実はな…。 124 00:11:22,141 --> 00:11:26,045 ウチが あのオカルトを アヤシイと睨んどるのは→ 125 00:11:26,045 --> 00:11:28,131 ある情報を手に入れたからなんや。 126 00:11:28,131 --> 00:11:32,652 情報? 知りたいやろ?知りたいよなぁ。 127 00:11:32,652 --> 00:11:38,141 コイツは高くつくでぇ。 ナツミさん 出てますよ ナニワっ子の悪いクセが。 128 00:11:38,141 --> 00:11:41,444 あ~…葉中のどかはなぁ…→ 129 00:11:41,444 --> 00:11:45,014 半年前まで入院しとったんや。 130 00:11:45,014 --> 00:11:48,284 姉の未実が起こした交通事故 あったやろ。 131 00:11:48,284 --> 00:11:52,689 実はその車に 妹の のどかも 一緒に乗っとったらしいで。 え? 132 00:11:52,689 --> 00:11:55,508 (ナツミ)未実は車の中で焼死。→ 133 00:11:55,508 --> 00:11:58,411 助手席に乗っとった のどかは 何とか脱出したけど→ 134 00:11:58,411 --> 00:12:00,813 顔にヒドイ火傷を負ったそうや。→ 135 00:12:00,813 --> 00:12:03,983 大手術の末 なんとか元通りになったけど→ 136 00:12:03,983 --> 00:12:06,986 退院するまで 半年もかかったんやで。→ 137 00:12:06,986 --> 00:12:10,823 これは手術の時 のどかの顔を復元するために→ 138 00:12:10,823 --> 00:12:12,842 医者が参考にした写真や。 139 00:12:12,842 --> 00:12:16,512 免許証ですか?アンタにやるわ。 140 00:12:16,512 --> 00:12:20,383 これで貸し借りナシ チャラやな。はあ…。 141 00:12:20,383 --> 00:12:26,189 交通事故 霧崎センセが 仕組んだっちゅう噂もあるやろ? 142 00:12:26,189 --> 00:12:28,908 その事故で のどかも ヒドイ目にあっとった…。 143 00:12:28,908 --> 00:12:32,979 これはもう 誰がセンセを殺したかメーハクなんちゃうか? 144 00:12:32,979 --> 00:12:36,215 確かにそうですね。 でも…。 145 00:12:36,215 --> 00:12:40,115 《のどかさん一人で あんな犯行が可能だったのかな…》 146 00:12:42,155 --> 00:12:45,308 (キミ子)警察でござあますか? 綾里でござあます。 147 00:12:45,308 --> 00:12:48,911 事件について お耳に入れておきたいことが→ 148 00:12:48,911 --> 00:12:52,011 あるのですがねえ…。 149 00:14:25,675 --> 00:14:27,677 《事件が起こった時→ 150 00:14:27,677 --> 00:14:31,214 のどかさんは この控えの間で 寝ていたと言っている》 151 00:14:31,214 --> 00:14:34,550 《でもそれは 本人が そう言っているだけだ》 152 00:14:34,550 --> 00:14:37,954 《つまり のどかさんには アリバイがないんだ…》 153 00:14:37,954 --> 00:14:41,557 《でも それだけで決めつける ワケにはいかないよな。→ 154 00:14:41,557 --> 00:14:43,042 のどかさんが犯人だと…》 155 00:14:43,042 --> 00:14:46,846 (のどか) あらぁ? 弁護士さんじゃないですかぁ。 156 00:14:46,846 --> 00:14:48,848 お元気ですかぁ? 157 00:14:48,848 --> 00:14:52,018 あっ…のどかさん まだ いらっしゃったんですか? 158 00:14:52,018 --> 00:14:55,521 だって ここぉ 霊媒の本場ですから→ 159 00:14:55,521 --> 00:14:59,742 のんびり 研究したいじゃないですかぁ。は…はあ…。 160 00:14:59,742 --> 00:15:02,478 あの…事件のことですけど…。 161 00:15:02,478 --> 00:15:05,681 事件? ほら 霧崎先生の…。 162 00:15:05,681 --> 00:15:07,683 ああ ありましたねぇ。 163 00:15:07,683 --> 00:15:11,220 私 ここで寝てたから 何も知りませんけどぉ。 164 00:15:11,220 --> 00:15:13,222 そうですか。 165 00:15:13,222 --> 00:15:17,677 興味ないんですぅ。 私には関係ないことですからぁ。 166 00:15:17,677 --> 00:15:19,512 そうでしょうか…。 167 00:15:19,512 --> 00:15:22,014 霧崎先生が 呼び出そうとしていたのは→ 168 00:15:22,014 --> 00:15:26,819 あなたのお姉さんの霊だった。 知っていましたよね? 169 00:15:26,819 --> 00:15:30,189 よかったら 聞かせてもらえませんか? 170 00:15:30,189 --> 00:15:33,342 お姉さんの交通事故のこと…。 171 00:15:33,342 --> 00:15:36,345 そんなこと調べてたんですかぁ。 172 00:15:36,345 --> 00:15:38,514 ツライ記憶だと思いますけど…。 173 00:15:38,514 --> 00:15:41,217 はあ…しかたないですねぇ。 174 00:15:41,217 --> 00:15:44,186 1年前 お姉さんが運転してて→ 175 00:15:44,186 --> 00:15:48,207 私 助手席で寝てましたぁ。 は…はあ。 176 00:15:48,207 --> 00:15:51,510 そのうち お姉さんも眠っちゃったんです。 177 00:15:51,510 --> 00:15:54,180 それで 突然 ドッカーン! 178 00:15:54,180 --> 00:15:56,248 《ノリノリだな…のどかさん》 179 00:15:56,248 --> 00:15:58,701 気がつくと 車は火の海。 180 00:15:58,701 --> 00:16:01,020 お姉さんの姿も見えなくて 私…→ 181 00:16:01,020 --> 00:16:04,840 助手席のドアを開けて なんとか逃げたんですぅ。 182 00:16:04,840 --> 00:16:06,842 それは 大変でしたね。 183 00:16:06,842 --> 00:16:09,879 当時のお姉さん 本当に疲れてたから。 184 00:16:09,879 --> 00:16:13,382 あの医者に 医療ミスの責任を 押しつけられて…。 185 00:16:13,382 --> 00:16:16,118 霧崎先生…ですか? 186 00:16:16,118 --> 00:16:18,187 ナルホドさん もしかして…→ 187 00:16:18,187 --> 00:16:21,791 疑ってるんですか?私のこと。えっ? 188 00:16:21,791 --> 00:16:26,245 無理だと思いますよ。 私を追い詰めるのは…。 189 00:16:26,245 --> 00:16:27,847 (物音) 190 00:16:27,847 --> 00:16:30,647 (春美)≪お…お母さま!≫ ん?あっ…。 191 00:16:34,954 --> 00:16:39,175 (春美) お…お母さま! お母さまをいじめてはダメです! 192 00:16:39,175 --> 00:16:41,677 (糸鋸)いやいや… そういうアレじゃないッス。 193 00:16:41,677 --> 00:16:43,679 春美ちゃん 大丈夫。 194 00:16:43,679 --> 00:16:47,583 ほんの少し この殿方と お出かけするだけでござあます。 195 00:16:47,583 --> 00:16:50,920 お母さま わたくしも ご一緒に! (キミ子)ダメです!→ 196 00:16:50,920 --> 00:16:53,422 あなたは お屋敷を守るのです。 197 00:16:53,422 --> 00:16:56,509 う…う…うぅ…。 198 00:16:56,509 --> 00:16:58,527 (キミ子) 刑事さん まいりますわよ。 199 00:16:58,527 --> 00:17:00,527 (糸鋸)りょ…了解ッス。 200 00:17:02,515 --> 00:17:05,685 オバハン 捜査に協力するとかゆうて→ 201 00:17:05,685 --> 00:17:09,288 自分から 警察に連絡したらしいで。えっ…。 202 00:17:09,288 --> 00:17:12,008 (春美の泣く声) 春美ちゃん…。 203 00:17:12,008 --> 00:17:14,343 わたくし 嫌な予感がします。 204 00:17:14,343 --> 00:17:18,180 何か とても悪いことが 起こるような…。 205 00:17:18,180 --> 00:17:20,182 怖いです。 206 00:17:20,182 --> 00:17:23,853 ナルホド君!マヨイさまのそばに いてあげてください。 207 00:17:23,853 --> 00:17:26,288 きっと 心細いと思うのです。 208 00:17:26,288 --> 00:17:29,025 でも 春美ちゃんを置いては 行けないよ。 209 00:17:29,025 --> 00:17:31,010 わたくしは大丈夫です。 210 00:17:31,010 --> 00:17:33,879 (ナツミ)ナルホド 行ってきぃ。 ここはウチがおるから。 211 00:17:33,879 --> 00:17:36,582 うん。 ナツミさん…。 212 00:17:36,582 --> 00:17:41,320 ナルホド君! わかった。 213 00:17:41,320 --> 00:17:44,824 《真宵ちゃん…待ってて!》 214 00:17:44,824 --> 00:17:47,843 (綾里真宵) そうなんだ。おばさまが…。 215 00:17:47,843 --> 00:17:52,081 うん。今になって協力なんて 何を言うつもりなんだろう。 216 00:17:52,081 --> 00:17:57,053 心配ないよ。おばさまは あたしたちの味方なんだから。 217 00:17:57,053 --> 00:18:01,173 こんなことになって ホントに情けないよ。 218 00:18:01,173 --> 00:18:05,010 家元の娘のあたしが 早く 一人前になって→ 219 00:18:05,010 --> 00:18:07,847 綾里家を 守らなくちゃいけないのに…→ 220 00:18:07,847 --> 00:18:11,183 分家のおばさまに 迷惑かけてばっかり。 221 00:18:11,183 --> 00:18:15,354 おばさまはね 行方不明になった お母さんの代わりに→ 222 00:18:15,354 --> 00:18:18,007 お屋敷の面倒を見てくれてるの。 223 00:18:18,007 --> 00:18:21,177 家元を支えるのが 分家の役目だって。 224 00:18:21,177 --> 00:18:26,015 倉院の家元って 代々 長女が継ぐって決まってるの。 225 00:18:26,015 --> 00:18:29,385 でも…おばさまと お母さんの時は違った。 226 00:18:29,385 --> 00:18:34,406 妹だったお母さんの霊力が あまりにも強かったから。 227 00:18:34,406 --> 00:18:39,345 だから…長女だったのに おばさまは家元になれなかった。 228 00:18:39,345 --> 00:18:42,345 きっと 悔しかったと思う。 229 00:18:50,022 --> 00:18:53,008 いよいよだね ナルホド君。 ああ。 230 00:18:53,008 --> 00:18:57,680 あのさ あの子…2代目 狩魔検事。ん? 231 00:18:57,680 --> 00:19:00,850 あたしと同い年なんだって。 知ってた? 232 00:19:00,850 --> 00:19:02,852 いや…そうなんだ。 233 00:19:02,852 --> 00:19:07,356 すごいよね。今までアメリカで 1人で頑張ってきたんだよ。 234 00:19:07,356 --> 00:19:11,844 う…うん。きっと かなりの プレッシャーがあっただろうね。 235 00:19:11,844 --> 00:19:15,514 あたしも行ってみようかな アメリカに 武者修行! 236 00:19:15,514 --> 00:19:17,516 無罪判決をもらったらね。 237 00:19:17,516 --> 00:19:21,687 おはようございます!あっ はみちゃん!おはよう。 238 00:19:21,687 --> 00:19:23,789 今日も お2人 仲良しですね。 239 00:19:23,789 --> 00:19:26,942 わたくし 嬉しいです! (2人)ハハハ…。 240 00:19:26,942 --> 00:19:30,479 マヨイさま もう安心ですからね!えっ? 241 00:19:30,479 --> 00:19:32,848 今日は お母さまが味方です! 242 00:19:32,848 --> 00:19:36,018 マヨイさまのために 証言してくださるそうですから。 243 00:19:36,018 --> 00:19:39,021 あは~!それは心強いね~。 244 00:19:39,021 --> 00:19:42,007 ありがとう はみちゃん! はい。 245 00:19:42,007 --> 00:19:43,826 春美ちゃん。 ん? 246 00:19:43,826 --> 00:19:48,013 あのさ 今日も 呼んでもらえないかな?千尋さん。 247 00:19:48,013 --> 00:19:52,017 千尋さまを? 248 00:19:52,017 --> 00:19:54,019 あ…でも わたくし→ 249 00:19:54,019 --> 00:19:57,356 できれば 今日は お席の方で見学を…。 250 00:19:57,356 --> 00:20:00,709 頼むよ!ほら… 僕だけじゃ ちょっとね…。 251 00:20:00,709 --> 00:20:02,711 もう ダメですよ! 252 00:20:02,711 --> 00:20:06,215 愛しい人の前で 殿方が 弱音を吐いてしまっては! 253 00:20:06,215 --> 00:20:10,219 は…はみちゃん! また そんなこと…。 お願いできるかな? 254 00:20:10,219 --> 00:20:13,689 わかりました! マヨイさまのためですから。 255 00:20:13,689 --> 00:20:17,176 じゃあ わたくし 支度してまいりますね! 256 00:20:17,176 --> 00:20:20,512 お2人の 愛の戦に 助太刀できるなんて…→ 257 00:20:20,512 --> 00:20:23,382 ああ わたくし 幸せです~! 258 00:20:23,382 --> 00:20:25,517 うわぁ…。 259 00:20:25,517 --> 00:20:28,687 なんか ゴメンね ナルホド君。 260 00:20:28,687 --> 00:20:30,689 これで よし。 えっ? 261 00:20:30,689 --> 00:20:34,176 これで 春美ちゃんは 今日の裁判を聞くことはできない。 262 00:20:34,176 --> 00:20:35,678 どういうこと? 263 00:20:35,678 --> 00:20:37,680 霊媒している時→ 264 00:20:37,680 --> 00:20:40,549 霊媒師の意識は消えてしまう… そうだよね? 265 00:20:40,549 --> 00:20:42,418 そう…だけど…。 266 00:20:42,418 --> 00:20:44,887 ♪♪~ 267 00:20:44,887 --> 00:20:51,844 ♪♪~ 268 00:20:51,844 --> 00:20:53,512 (ダン!) (裁判長)これより→ 269 00:20:53,512 --> 00:20:56,181 綾里真宵の法廷を開廷します。 270 00:20:56,181 --> 00:20:58,918 弁護側 準備完了しております。 271 00:20:58,918 --> 00:21:02,554 今夜のニュースが楽しみね 成歩堂龍一。 272 00:21:02,554 --> 00:21:04,556 全世界に流れるわ→ 273 00:21:04,556 --> 00:21:07,710 あなたの敗北するミジメな姿が! (ビシッ!) 274 00:21:07,710 --> 00:21:09,712 《全世界ときたか…》 275 00:21:09,712 --> 00:21:13,182 (春美:千尋の声) さあ ミジメな姿を さらすことになるのは→ 276 00:21:13,182 --> 00:21:14,783 果たして どちらかしら? 277 00:21:14,783 --> 00:21:18,787 フン!妙なカッコウで 威勢のいい お姉さんだこと…。 278 00:21:18,787 --> 00:21:22,808 《うぅ…オンナの戦いは コワいな》 279 00:21:22,808 --> 00:21:25,344 (ダン!) (裁判長)昨日の法廷では→ 280 00:21:25,344 --> 00:21:27,579 ある可能性が示されました。→ 281 00:21:27,579 --> 00:21:29,682 被告人がつけていたはずの→ 282 00:21:29,682 --> 00:21:33,369 御冠と呼ばれる 髪飾りがなかったことから→ 283 00:21:33,369 --> 00:21:37,022 この人物が 別人であるという可能性。→ 284 00:21:37,022 --> 00:21:41,010 そして 儀式の際 被告人が袂に入れた この鍵が→ 285 00:21:41,010 --> 00:21:44,513 事件の後 別の場所で発見された。→ 286 00:21:44,513 --> 00:21:48,884 つまり 何者かが対面の間を 出入りした可能性。 287 00:21:48,884 --> 00:21:52,755 裁判長 最初に1つ 言っておくことがあるの。 288 00:21:52,755 --> 00:21:54,757 なんでしょうかな? 289 00:21:54,757 --> 00:21:57,676 事件発生から 警察がやって来るまでの間→ 290 00:21:57,676 --> 00:22:00,079 何者かが あの部屋に出入りした…→ 291 00:22:00,079 --> 00:22:03,449 検察側は それを事実として認めるわ。 292 00:22:03,449 --> 00:22:05,451 な…なんだって!? 293 00:22:05,451 --> 00:22:09,621 では 狩魔検事 この写真は どうなんですか? 294 00:22:09,621 --> 00:22:12,741 この人物も 被告人ではなかったと? 295 00:22:12,741 --> 00:22:15,878 フン!まさか…。 では 一体? 296 00:22:15,878 --> 00:22:18,681 (バン!) 被告人 綾里真宵は→ 297 00:22:18,681 --> 00:22:22,017 被害者を殺害した後 あの部屋から出たのよ。 298 00:22:22,017 --> 00:22:24,887 鍵は その時 落としたと考えられるわ。 299 00:22:24,887 --> 00:22:27,690 主張を変えてきましたね千尋さん。 300 00:22:27,690 --> 00:22:29,842 お手並み拝見といきましょう。 301 00:22:29,842 --> 00:22:33,412 検察側は その主張を立証できるのですか? 302 00:22:33,412 --> 00:22:36,181 そのために 私は ここにいる。 303 00:22:36,181 --> 00:22:40,652 証人として 被告人のおば 綾里キミ子を入廷させるわ! 304 00:22:40,652 --> 00:22:42,652 おばさま!? 305 00:22:48,010 --> 00:22:52,681 綾里キミ子と申します。 職業は霊媒を少々…。 306 00:22:52,681 --> 00:22:56,852 事件があった時 証人は 被告人の介抱をしたそうね。 307 00:22:56,852 --> 00:23:00,322 ええ。真宵さまに 除霊の術をほどこそうと…。 308 00:23:00,322 --> 00:23:02,074 じょれいのじゅつ? 309 00:23:02,074 --> 00:23:07,246 体内に宿った霊を 冥界に 送る術でござあますが 何か? 310 00:23:07,246 --> 00:23:09,515 (裁判長)な…何か?って…。 311 00:23:09,515 --> 00:23:14,286 証人 その時 何が起こったか証言しなさい。 (キミ子)はい。 312 00:23:14,286 --> 00:23:17,856 真宵さまは… お逃げになったのです。 313 00:23:17,856 --> 00:23:20,509 対面の間から…。 なんだって!? 314 00:23:20,509 --> 00:23:23,011 その通り!綾里真宵は→ 315 00:23:23,011 --> 00:23:25,981 霊が宿ったまま 現場から逃げ出したのよ。 316 00:23:25,981 --> 00:23:28,684 現場で真宵さまを目の前にして→ 317 00:23:28,684 --> 00:23:32,755 アタクシは この弁護士さんに 警察を呼ぶよう お願いしました。 318 00:23:32,755 --> 00:23:37,176 真宵さまはピストルをぶら下げて 放心しておられたのですが→ 319 00:23:37,176 --> 00:23:39,511 いきなり アタクシを突き飛ばして→ 320 00:23:39,511 --> 00:23:41,780 部屋から 逃げてしまわれたのです。 321 00:23:41,780 --> 00:23:45,017 えぇっ…。 (ざわめき) 322 00:23:45,017 --> 00:23:47,686 (キミ子)床に ひどく頭を打って→ 323 00:23:47,686 --> 00:23:49,855 アタクシ 気絶してしまったようで→ 324 00:23:49,855 --> 00:23:53,175 最後に見たのは 対面の間を出た真宵さまが→ 325 00:23:53,175 --> 00:23:56,175 控えの間の方へ 向かうところでござあました。 326 00:23:57,846 --> 00:24:01,884 どうして そんな重要なことを 今まで隠していたんですか!? 327 00:24:01,884 --> 00:24:05,854 なにぶん 身内の恥を さらすことになりますから…→ 328 00:24:05,854 --> 00:24:08,056 迷っていたのでござあました。 329 00:24:08,056 --> 00:24:10,843 真宵さま 申し訳ござあません。 330 00:24:10,843 --> 00:24:12,895 おばさま…。 331 00:24:12,895 --> 00:24:16,682 証人の勇気ある決断に感謝するわ。 332 00:24:16,682 --> 00:24:19,718 真実をつまびらかに するためでござあます。 333 00:24:19,718 --> 00:24:22,187 ふむぅ…しかし こうなると→ 334 00:24:22,187 --> 00:24:25,190 被告人が どこへ逃げたのか 気になります。 335 00:24:25,190 --> 00:24:29,878 当然 検察側は その答えを提示する準備があるわ。 336 00:24:29,878 --> 00:24:32,347 ど…どういうことですか!? 337 00:24:32,347 --> 00:24:36,218 もう1人 証人がいる… そういうことよ。 えっ…。 338 00:24:36,218 --> 00:24:41,089 現場から逃走した被告人は ある人物と会話をしていたのよ。 339 00:24:41,089 --> 00:24:42,908 (ざわめき) 会話だって!? 340 00:24:42,908 --> 00:24:44,793 (裁判長)一体 誰なのですか? 341 00:24:44,793 --> 00:24:47,679 その時 控えの間にいた人物…→ 342 00:24:47,679 --> 00:24:49,781 葉中のどかを入廷させなさい! 343 00:24:49,781 --> 00:24:52,618 の…のどかさん!? 344 00:24:52,618 --> 00:24:55,420 (扉が開く音) 345 00:24:55,420 --> 00:24:59,120 はぁ~い 叩きのめしてあげちゃいまぁす。 346 00:25:02,010 --> 00:25:22,014 ♪♪~ 347 00:25:22,014 --> 00:25:42,017 ♪♪~ 348 00:25:42,017 --> 00:26:00,519 ♪♪~ 349 00:26:00,519 --> 00:26:05,023 ♪♪~ 350 00:26:05,023 --> 00:26:25,010 ♪♪~ 351 00:26:25,010 --> 00:26:31,010 ♪♪~ 352 00:30:33,008 --> 00:30:42,517 ♪♪~ 353 00:30:42,517 --> 00:30:44,519 ♪♪~(エレベーターの到着音) 354 00:30:44,519 --> 00:30:57,349 ♪♪~