1 00:00:02,440 --> 00:00:04,920 (キルア ゾルディック) 助かったぜ 吸盤。 2 00:00:04,920 --> 00:00:07,930 ってか お前 タコだろ? 3 00:00:07,930 --> 00:00:09,430 (イカルゴ) タッ…! 4 00:01:34,890 --> 00:01:36,880 選別阻止のため 5 00:01:36,880 --> 00:01:40,900 ゴンと別れて行動するキルアに 襲いかかる刺客 6 00:01:40,900 --> 00:01:45,940 その中に タコ型のキメラアント イカルゴがいた 7 00:01:45,940 --> 00:01:47,970 お前 タコだろ? 8 00:01:47,970 --> 00:01:49,970 タコって 言うな~! 9 00:01:51,390 --> 00:01:53,900 (イカルゴ) あばよ~! 10 00:01:53,900 --> 00:01:57,880 《新しい宿主を見つけないと 次の弾が育てられない》 11 00:01:57,880 --> 00:02:01,900 《ここは オロソ兄妹に任せよう》 12 00:02:01,900 --> 00:02:03,400 ギエ~!? 13 00:02:04,910 --> 00:02:06,940 うっ うぉ~…。 14 00:02:06,940 --> 00:02:08,980 よっ また会ったな。 15 00:02:08,980 --> 00:02:11,900 ウ… ウハハ ホントですね。 16 00:02:11,900 --> 00:02:16,380 お久しぶりね~! なんちって エへへ…。 17 00:02:16,380 --> 00:02:19,900 1つ 聞いていい? はいはい 何なりと~。 18 00:02:19,900 --> 00:02:23,370 逃げるなら 何で 水の中に逃げなかったの? 19 00:02:23,370 --> 00:02:27,430 どう考えても お前のほうが水中は有利だろ? 20 00:02:27,430 --> 00:02:30,500 まさか カナヅチってオチじゃねえよな? 21 00:02:30,500 --> 00:02:32,880 (イカルゴ) えっ! それは その え~と…。 22 00:02:32,880 --> 00:02:35,890 血だろ? (イカルゴ) えっ! あぁ…。 23 00:02:35,890 --> 00:02:39,410 水中の連中は 血のにおいで興奮し過ぎて 24 00:02:39,410 --> 00:02:43,390 負傷してる奴は 誰かれ構わず 一斉に攻撃する。 25 00:02:43,390 --> 00:02:48,430 今 湖に入れば 負傷してる お前も 食われちまうってわけだ。 26 00:02:48,430 --> 00:02:49,970 違う? 27 00:02:49,970 --> 00:02:53,890 いや いえ… っていうかですね あの 何というか あの その…。 28 00:02:53,890 --> 00:02:56,890 (フラッタ) イカルゴ! 奴を始末したか? 29 00:02:56,890 --> 00:02:58,390 いえ まだ戦ってます! 30 00:02:58,390 --> 00:03:01,400 ん? 誰と喋ってんだよ。 31 00:03:01,400 --> 00:03:04,400 《うわ~! 間違えた~!》 32 00:03:04,400 --> 00:03:08,440 そうか お前ら 電波で通信できるんだったな。 33 00:03:08,440 --> 00:03:11,890 ボスか 俺の頭上で ウロチョロしてる野郎だろ? 34 00:03:11,890 --> 00:03:13,910 いやいや あのですね…。 35 00:03:13,910 --> 00:03:16,910 (フラッタ) おい イカルゴ! 返答しろ イカルゴ! 36 00:03:16,910 --> 00:03:19,900 はい! まだ戦闘中です。 37 00:03:19,900 --> 00:03:21,880 (フラッタ) そうか 邪魔したな。 38 00:03:21,880 --> 00:03:24,400 何か分かったら すぐ知らせろ。 39 00:03:24,400 --> 00:03:28,460 (フラッタ)《さすがに洞窟で何十匹も トンボが飛び回っていたら 40 00:03:28,460 --> 00:03:30,890 敵も不審に思うだろうからな》 41 00:03:30,890 --> 00:03:33,880 《サテライトンボを 送り込むわけにいかん》 42 00:03:33,880 --> 00:03:37,400 じゃあさ 取り引きしようぜ。 えっ! 43 00:03:37,400 --> 00:03:41,890 そいつの能力を教えれば お前の命は 保証する。 44 00:03:41,890 --> 00:03:43,910 10秒以内に答えろ。 45 00:03:43,910 --> 00:03:45,910 あぁ…。 46 00:03:51,410 --> 00:03:53,410 あと8秒。 47 00:03:57,400 --> 00:04:01,390 うぅ~…。 48 00:04:01,390 --> 00:04:03,410 6秒。 49 00:04:03,410 --> 00:04:08,410 あう~…。 50 00:04:12,880 --> 00:04:17,390 イカによ… 生まれたかったんだ。 51 00:04:17,390 --> 00:04:22,390 特によ ユウレイイカにリスペクトでよ。 52 00:04:25,910 --> 00:04:28,930 (イカルゴの声) タコもイカも 似たようなもんだって思うかい? 53 00:04:28,930 --> 00:04:31,490 大違いだぜ。 54 00:04:31,490 --> 00:04:33,890 タコは 不細工だ。 55 00:04:33,890 --> 00:04:35,890 イカは イカしてる。 56 00:04:35,890 --> 00:04:38,890 俺には イカのフォルムが神なのさ。 57 00:04:42,880 --> 00:04:44,900 あと2秒。 58 00:04:44,900 --> 00:04:48,400 仲間は 売れねえ! 59 00:04:48,400 --> 00:04:51,970 《ああ 目で分かったよ》 60 00:04:51,970 --> 00:04:54,890 期待するぜ。 61 00:04:54,890 --> 00:04:59,900 次こそ イカに生まれるようにな…。 62 00:04:59,900 --> 00:05:01,400 うっ。 63 00:05:08,390 --> 00:05:10,420 (イカルゴ) なっ… 64 00:05:10,420 --> 00:05:12,480 何で? 65 00:05:12,480 --> 00:05:15,380 カッコいいから。 66 00:05:15,380 --> 00:05:20,380 違う形で会えてたら ツレになれたなって思うくらいな。 67 00:05:20,380 --> 00:05:22,380 あっ…。 68 00:05:24,890 --> 00:05:27,380 (サメ) ヒャ~! 69 00:05:27,380 --> 00:05:28,880 うっ! 70 00:05:28,880 --> 00:05:31,430 うぁ~! 71 00:05:31,430 --> 00:05:32,960 うおっ? 72 00:05:32,960 --> 00:05:35,900 (サメ) ギャハハハ~! 油断したな! 73 00:05:35,900 --> 00:05:39,390 魚がジャンプできねえとでも 思ったか? あ~? 74 00:05:39,390 --> 00:05:43,870 このまま鍾乳石ごと かみ砕いてやる! 75 00:05:43,870 --> 00:05:45,890 (フラッタ) イカルゴ 応答せよ。 76 00:05:45,890 --> 00:05:48,900 (イカルゴ) は… はい! まだ戦闘中です。 77 00:05:48,900 --> 00:05:53,480 (フラッタ) 奴は何か 武器か能力を使ったか? 78 00:05:53,480 --> 00:05:55,480 (フラッタ) イカルゴ! 79 00:05:58,410 --> 00:06:01,410 (イカルゴ) いえ 奴は 80 00:06:01,410 --> 00:06:05,400 ずっと素手で戦っています。 81 00:06:05,400 --> 00:06:08,400 (サメ) オラオラ! 泣き叫べ こら! 82 00:06:08,400 --> 00:06:10,400 殺りがいねえだろ! あ~? 83 00:06:10,400 --> 00:06:13,450 痛くて声も出ねえか? あ~? 84 00:06:13,450 --> 00:06:15,890 あ~ ホッとする。 85 00:06:15,890 --> 00:06:17,390 あぁ? 86 00:06:17,390 --> 00:06:20,390 やっぱ 敵は おめぇみたいなクソがいい。 87 00:06:20,390 --> 00:06:24,390 (サメ) あっ? すげぇ 殺りやすいから。 88 00:06:26,380 --> 00:06:29,390 (コバーン) 《そう そいつは ただのクソ!》 89 00:06:29,390 --> 00:06:31,390 《故に おとり!》 90 00:06:34,490 --> 00:06:36,890 (コバーン) やりました オロソ様! 91 00:06:36,890 --> 00:06:38,900 奴にバッジを着けました! 92 00:06:38,900 --> 00:06:41,900 成し遂げたのは コバーンめでございます! 93 00:06:41,900 --> 00:06:43,880 (オロソ兄) ゲームスタートだ。 94 00:06:43,880 --> 00:06:47,380 (オロソ妹) フフフ… じっくり楽しんで。 95 00:06:49,410 --> 00:06:53,460 クソ まだ血が止まらない。 96 00:06:53,460 --> 00:06:56,400 まずは 出口を見つけなくちゃな。 97 00:06:56,400 --> 00:06:58,400 (デジタル音) 98 00:06:58,400 --> 00:07:02,390 《デジタル音? 頭の中から?》 99 00:07:02,390 --> 00:07:04,390 (衝撃音) 100 00:07:05,390 --> 00:07:07,880 なっ… 101 00:07:07,880 --> 00:07:09,890 何~!? 102 00:07:09,890 --> 00:07:12,950 魚? 陸だぞ ここ! 103 00:07:12,950 --> 00:07:18,390 《どういうことだ? 全く気配が感じられなかった》 104 00:07:18,390 --> 00:07:20,390 《うっ!》 105 00:07:20,390 --> 00:07:21,890 《うぅ…》 106 00:07:21,890 --> 00:07:25,880 《まただ 刺さる瞬間まで 全く姿が見えず 107 00:07:25,880 --> 00:07:28,410 オーラでも感知できなかった》 108 00:07:28,410 --> 00:07:30,380 《うっ!》 109 00:07:30,380 --> 00:07:32,900 《何だよ? これ》 110 00:07:32,900 --> 00:07:35,450 うっ! ゴホッ。 111 00:07:35,450 --> 00:07:41,390 《ヤバい… 全く 攻撃の気配が感じられない》 112 00:07:41,390 --> 00:07:43,410 (オロソ兄) フフフ…。 113 00:07:43,410 --> 00:07:46,410 108ポイント。 114 00:07:46,410 --> 00:07:49,880 何をされてるか 見当もつかないかな? 115 00:07:49,880 --> 00:07:54,420 ちなみに 今は 君の頭に直接 話しかけてるぜ。 116 00:07:54,420 --> 00:07:59,420 (オロソ兄) まっ 命があれば そのうち分かるさ。 117 00:08:01,410 --> 00:08:04,400 《やはり 「念」で つくられた魚》 118 00:08:04,400 --> 00:08:07,400 《けど 全く感知できないのはなぜだ?》 119 00:08:07,400 --> 00:08:10,400 《どこかで こいつの 発動条件を満たしたんだ》 120 00:08:10,400 --> 00:08:12,890 《でなきゃ あり得ない!》 121 00:08:12,890 --> 00:08:14,910 《刺さる瞬間まで 122 00:08:14,910 --> 00:08:17,460 見ることも感じることもできない 攻撃なんて》 123 00:08:17,460 --> 00:08:20,960 ぐっ! うっ! うわっ! 124 00:08:22,880 --> 00:08:26,380 う~ん いい感じさぁ。 125 00:08:30,890 --> 00:08:35,910 (オロソ兄) さ~て そろそろ 少しは どんな攻撃か分かって来たか? 126 00:08:35,910 --> 00:08:37,920 《3匹だ》 127 00:08:37,920 --> 00:08:40,990 《一度に3匹しか 攻撃できないらしい》 128 00:08:40,990 --> 00:08:43,890 《それが済むと いったん 魚は消える》 129 00:08:43,890 --> 00:08:46,890 《それと このカラフルな的》 130 00:08:46,890 --> 00:08:49,890 《答えは 1つ!》 131 00:08:52,880 --> 00:08:55,380 てめぇの能力… 132 00:08:55,380 --> 00:08:57,380 ダーツか! 133 00:08:57,380 --> 00:08:58,920 うっ! 134 00:08:58,920 --> 00:09:00,960 ピンポ~ン! 135 00:09:00,960 --> 00:09:02,870 正解だ。 136 00:09:02,870 --> 00:09:06,890 だが 分かったところで 打つてがないのが俺達の能力。 137 00:09:06,890 --> 00:09:09,400 何しろ 俺の念魚「ダツ」は…。 138 00:09:09,400 --> 00:09:13,380 (オロソ兄) お前の体に 刺さる瞬間まで 全く実体がない。 139 00:09:13,380 --> 00:09:15,900 つまり 防御不能。 140 00:09:15,900 --> 00:09:21,480 フフフ… ちなみに 左肩は 54ポイントだ。 141 00:09:21,480 --> 00:09:23,880 このダーツの的はさぁ 142 00:09:23,880 --> 00:09:28,880 お前の体の各部位と それぞれリンクしていてさぁ。 143 00:09:28,880 --> 00:09:30,900 例えば…。 144 00:09:30,900 --> 00:09:32,400 うっ! 145 00:09:32,400 --> 00:09:35,410 右肘は27ポイント。 146 00:09:35,410 --> 00:09:38,410 右手甲は 18ポイント。 147 00:09:38,410 --> 00:09:41,910 フフフ… 99ポイント! 148 00:09:43,380 --> 00:09:47,400 (オロソ兄) ヘイヘイ どうした? 悲鳴が聞こえないぜ? 149 00:09:47,400 --> 00:09:50,400 もう 死んじまったかい? 150 00:09:50,400 --> 00:09:53,410 ゲームは これからだぜ。 151 00:09:53,410 --> 00:09:55,890 6トリプル。 152 00:09:55,890 --> 00:09:57,430 4。 153 00:09:57,430 --> 00:09:59,960 13。 154 00:09:59,960 --> 00:10:04,890 (オロソ妹) ブラボー! 素晴らしいわ 兄さん 絶好調ね。 155 00:10:04,890 --> 00:10:09,390 当然さぁ 命懸けだからさぁ。 156 00:10:09,390 --> 00:10:13,380 オロソ兄妹の能力は 妹が「念」でつくったバッジを 157 00:10:13,380 --> 00:10:16,900 ターゲットの体に付着することで 発動する 158 00:10:16,900 --> 00:10:19,420 この時点で ターゲットの体は 159 00:10:19,420 --> 00:10:22,990 兄が「念」でつくった ダーツゲームとリンクする 160 00:10:22,990 --> 00:10:24,910 バッジは ゲームが終わるまでは 161 00:10:24,910 --> 00:10:27,910 オロソ兄妹でさえ 解除はできない 162 00:10:27,910 --> 00:10:29,880 兄のダーツが的に当たると 163 00:10:29,880 --> 00:10:32,400 ターゲットは ダツの攻撃を受ける 164 00:10:32,400 --> 00:10:35,400 この攻撃を 回避する方法はない 165 00:10:35,400 --> 00:10:38,920 なぜならば ダツは ターゲットの体に触れるまでは 166 00:10:38,920 --> 00:10:41,460 全く存在しないからである 167 00:10:41,460 --> 00:10:45,910 故に 感じることも 避けることも不可能なのだ 168 00:10:45,910 --> 00:10:49,900 (オロソ兄) 《これが俺達の無敵の力》 169 00:10:49,900 --> 00:10:53,880 《「ダツ DE ダーツ」!》 170 00:10:53,880 --> 00:10:57,390 もちろん彼らは 相応のリスクを負っている 171 00:10:57,390 --> 00:10:59,410 発動さえすれば無敵 172 00:10:59,410 --> 00:11:03,480 その代わりに ゲームを 決めるための最後の一投を 173 00:11:03,480 --> 00:11:06,400 兄がミスしてしまった場合… 174 00:11:06,400 --> 00:11:07,900 うっ! 175 00:11:07,900 --> 00:11:10,380 それまでターゲットに 与えて来たダメージが 176 00:11:10,380 --> 00:11:12,400 全て兄妹に跳ね返る 177 00:11:12,400 --> 00:11:16,390 俺達は無敵さぁ なぜなら…。 178 00:11:16,390 --> 00:11:20,910 世界一強い信頼で 結ばれているから。 179 00:11:20,910 --> 00:11:24,410 《まだ だ… まだ》 180 00:11:27,890 --> 00:11:30,890 (オロソ兄) さ~て 終わりが近づいて来たぞ。 181 00:11:30,890 --> 00:11:34,410 フフフ… 彼に教えてやったら? 182 00:11:34,410 --> 00:11:36,900 そこまで親切じゃないさ。 183 00:11:36,900 --> 00:11:38,930 ギャ~ギャ~ 泣きわめいて 184 00:11:38,930 --> 00:11:43,400 命乞いでもされれば 逆に集中できるけどさぁ。 185 00:11:43,400 --> 00:11:46,890 開き直られて 「早く殺せ~」とかさぁ 186 00:11:46,890 --> 00:11:48,890 ニヒルなヒーロー気取りで 187 00:11:48,890 --> 00:11:53,900 「こんな死に方も悪くないな」 とか言われたらさぁ 188 00:11:53,900 --> 00:11:58,430 かなりイラっと来て 投げるのに影響するからさぁ。 189 00:11:58,430 --> 00:12:04,410 いつ死ぬか いつとどめが 来るのかって ビビりながら…。 190 00:12:04,410 --> 00:12:05,910 うっ! 191 00:12:07,410 --> 00:12:10,880 死んでもらうさぁ。 (オロソ妹) フフフ…。 192 00:12:10,880 --> 00:12:14,880 《まだ… まだ だ…》 193 00:12:16,400 --> 00:12:22,890 《クソ~ 相当 ヤバい… な…》 194 00:12:22,890 --> 00:12:27,900 《予想以上に… 血 流し過ぎてる》 195 00:12:27,900 --> 00:12:30,380 《死ぬかもしれないんじゃ 196 00:12:30,380 --> 00:12:33,900 出し惜しみしても しょうがないな》 197 00:12:33,900 --> 00:12:38,900 (オロソ兄) さ~てと いよいよ ファイナルターンだ。 198 00:12:42,900 --> 00:12:44,400 (オロソ兄) 左耳。 199 00:12:45,900 --> 00:12:48,900 大きなピアスができるわね。 200 00:12:50,900 --> 00:12:52,900 (オロソ兄) 右こむら。 201 00:12:57,410 --> 00:13:00,480 さぁ 最後の一投だ。 202 00:13:00,480 --> 00:13:02,900 信じてるわ 兄さん。 203 00:13:02,900 --> 00:13:04,880 (オロソ兄) 任せろ。 204 00:13:14,910 --> 00:13:16,410 フン! 205 00:13:31,890 --> 00:13:33,400 だろ? 206 00:13:33,400 --> 00:13:35,400 ブラボー! 207 00:13:35,400 --> 00:13:36,900 イェイ! イェイ! 208 00:13:36,900 --> 00:13:39,380 イェ~イ! イェ~イ! 209 00:13:39,380 --> 00:13:42,920 いや~。 やっぱり 兄さんは世界一だわ~! 210 00:13:42,920 --> 00:13:45,990 死にざまを見て来る。 俺も行くよ。 211 00:13:45,990 --> 00:13:49,990 (オロソ兄) 死体の肉を コバーンへの 褒美にやらなきゃな。 212 00:13:57,900 --> 00:13:59,900 (ゴン フリークス) 食べないの? 213 00:14:01,890 --> 00:14:03,390 おおっ! 214 00:14:03,390 --> 00:14:06,900 (メレオロン) 1つ 聞いていいか? 何? 215 00:14:06,900 --> 00:14:10,470 (メレオロン) 何で急に 俺の疑いは晴れたんだ? 216 00:14:10,470 --> 00:14:12,380 疑ってたっていうか 217 00:14:12,380 --> 00:14:14,400 何で ずっと 追いかけられてたのか 218 00:14:14,400 --> 00:14:16,410 分からなかったからさ。 219 00:14:16,410 --> 00:14:18,910 だます気がないって 誓ってくれたしね。 220 00:14:18,910 --> 00:14:21,390 はぁ? それだけかよ! 221 00:14:21,390 --> 00:14:25,380 それで 十分でしょ? 十分じゃねえよ! 222 00:14:25,380 --> 00:14:29,470 「誓う」とか 「絶対」とか ウソつきの常套句じゃねえかよ! 223 00:14:29,470 --> 00:14:31,890 一番 信じちゃいけねえ言葉だろ! 224 00:14:31,890 --> 00:14:33,910 じゃあ さっきのウソなの? 225 00:14:33,910 --> 00:14:36,390 あっ… 俺は違ぇよ! 226 00:14:36,390 --> 00:14:39,900 ウソじゃねえよ! 100% トゥルーだぜ! 227 00:14:39,900 --> 00:14:42,400 じゃあ いいじゃん。 228 00:14:42,400 --> 00:14:44,400 (メレオロン) はぁ~。 229 00:14:44,400 --> 00:14:46,920 《俺もヤキが回ったかな》 230 00:14:46,920 --> 00:14:49,470 《いくら強くても ガキはガキ》 231 00:14:49,470 --> 00:14:54,890 《こんな世間知らずと 一蓮托生 たくらむとはよ~》 232 00:14:54,890 --> 00:14:59,400 それに ウソだったら それはそれで気が楽だし。 233 00:14:59,400 --> 00:15:00,900 気楽? 234 00:15:00,900 --> 00:15:04,390 容赦しなくていいから。 235 00:15:04,390 --> 00:15:07,390 遠慮なく倒せる。 236 00:15:07,390 --> 00:15:10,440 《くっ このガキ…》 237 00:15:10,440 --> 00:15:13,900 《何て… 何て目で見やがる》 238 00:15:13,900 --> 00:15:16,900 《そうだ だから あの時… 239 00:15:16,900 --> 00:15:19,890 あの時も直感した》 240 00:15:19,890 --> 00:15:22,890 《こいつには 何かあると》 241 00:15:22,890 --> 00:15:26,890 《こいつは 底が見えねえと》 242 00:15:29,430 --> 00:15:30,960 (オロソ兄) フフフ… 243 00:15:30,960 --> 00:15:35,400 (オロソ妹) 完璧に額のど真ん中 貫かれてるわ。 244 00:15:35,400 --> 00:15:39,390 (オロソ兄) フラッタ様 ターゲットを始末しました。 245 00:15:39,390 --> 00:15:41,410 (フラッタ) そうか よくやった! 246 00:15:41,410 --> 00:15:45,910 レオル様には 俺から お前達の 昇進を強く推しておこう。 247 00:15:45,910 --> 00:15:47,910 (オロソ兄) ありがとうございます。 248 00:15:47,910 --> 00:15:51,480 やったわ! これで私達も師団長補佐よ! 249 00:15:51,480 --> 00:15:53,400 イェイ! イェイ! 250 00:15:53,400 --> 00:15:54,900 イェ~…。 イェ~…。 251 00:15:57,390 --> 00:15:58,890 イッ? 252 00:16:03,400 --> 00:16:05,400 なっ 何で!? 253 00:16:05,400 --> 00:16:08,900 何で脳みそ貫かれて 生きてんだ? てめぇ! 254 00:16:10,990 --> 00:16:12,390 (オロソ兄) なっ! 255 00:16:12,390 --> 00:16:14,890 吸盤だよ タコの。 256 00:16:14,890 --> 00:16:19,380 ど… そんな… どうやって そんな小細工を? 257 00:16:19,380 --> 00:16:23,400 いや っていうか 俺の… 俺のダツは絶対 258 00:16:23,400 --> 00:16:26,400 絶対に防御不可能のはずだ! 259 00:16:26,400 --> 00:16:29,470 ああ 防御なんか してないぜ。 260 00:16:29,470 --> 00:16:31,390 刺さってから つかんだんだよ。 261 00:16:31,390 --> 00:16:37,380 ダツが俺に刺さって 実体化した瞬間にな。 262 00:16:37,380 --> 00:16:40,380 お前のセリフから 俺の声は聞こえても 263 00:16:40,380 --> 00:16:43,900 姿までは見えてない場所に いるのは分かったから 264 00:16:43,900 --> 00:16:46,920 つかんだ後に 魚のくちばしを折って 265 00:16:46,920 --> 00:16:50,890 吸盤をつける程度の 細工の時間は十分あった。 266 00:16:50,890 --> 00:16:53,880 (オロソ兄) ま… 待て待て! その前の! 267 00:16:53,880 --> 00:16:56,880 ダツをつかむなんて 超光速的な反射神経 268 00:16:56,880 --> 00:16:59,890 人間に あるわけねえだろ! 269 00:16:59,890 --> 00:17:03,390 まぁ もちろん ダーツの矢が どこに来るか分からなきゃ 270 00:17:03,390 --> 00:17:05,940 いくら何でも無理さ。 271 00:17:05,940 --> 00:17:08,490 けど 最後の一投だけは 272 00:17:08,490 --> 00:17:12,910 いつ どこに投げるか 完全に分かる。 273 00:17:12,910 --> 00:17:14,880 ゲームを決める最後の一投は 274 00:17:14,880 --> 00:17:19,390 的の一番外枠に入れなければ ならない ダブルアウトルール。 275 00:17:19,390 --> 00:17:21,910 そして ゲームの種類は 276 00:17:21,910 --> 00:17:25,390 ゼロワンの501。 うっ! 277 00:17:25,390 --> 00:17:27,430 501ポイントから スタートして 278 00:17:27,430 --> 00:17:30,480 ちょうど 0になるまで 投げるゲーム。 279 00:17:30,480 --> 00:17:33,400 プロの公式試合でも 使われているゲームだ。 280 00:17:33,400 --> 00:17:36,910 お… 俺はゲーム名なんて 言ってねえぞ! 281 00:17:36,910 --> 00:17:41,410 これがダーツを使った能力って 分かった瞬間に確信したさ。 282 00:17:41,410 --> 00:17:43,900 お前の1投目 283 00:17:43,900 --> 00:17:46,400 4のダブルを思い出してな。 284 00:17:47,920 --> 00:17:51,490 (キルアの声) 第1投目を 的の一番外枠に入れて ゲームを始める 285 00:17:51,490 --> 00:17:53,410 ダブルインを使ったろ? 286 00:17:53,410 --> 00:17:56,890 よっぽど技術と自信がある証拠。 287 00:17:56,890 --> 00:18:01,400 そんな奴が 公式のルールを 無視するわけがない。 288 00:18:01,400 --> 00:18:03,400 技術と自信がある奴は 289 00:18:03,400 --> 00:18:06,900 公に認められたがるもんだからな。 290 00:18:06,900 --> 00:18:09,970 あとは単純な計算と我慢。 291 00:18:09,970 --> 00:18:13,390 刺さったポイントを 501から引いて行き 292 00:18:13,390 --> 00:18:16,900 40ポイント以下になるまで 耐える。 293 00:18:16,900 --> 00:18:19,400 そして その時が来たから 294 00:18:19,400 --> 00:18:21,400 40ポイント 295 00:18:21,400 --> 00:18:25,390 つまり額の所で あらかじめ つかむ構えをとってた。 296 00:18:25,390 --> 00:18:27,910 それだけさ。 297 00:18:27,910 --> 00:18:30,980 キルアは 反応をより速めるため 298 00:18:30,980 --> 00:18:33,400 オーラを電気に変えていた 299 00:18:33,400 --> 00:18:37,400 ダツが額に触れた時 皮膚の触覚から脳へ 300 00:18:37,400 --> 00:18:41,390 脳から手の神経へと 電気指令を伝えるのではなく 301 00:18:41,390 --> 00:18:43,910 オーラがダツを感知した瞬間 302 00:18:43,910 --> 00:18:48,430 直接左手の神経に「つかめ」という 電気信号を送るように 303 00:18:48,430 --> 00:18:50,980 「念」で操作しておいたのだ 304 00:18:50,980 --> 00:18:53,900 てめぇ ダーツ歴は? 305 00:18:53,900 --> 00:18:58,390 6歳で極めた カウントで1440ポイント。 306 00:18:58,390 --> 00:19:00,390 修行の初歩だね。 307 00:19:02,890 --> 00:19:04,910 あんたが調子こいて…。 308 00:19:04,910 --> 00:19:08,410 《7歳だったかな? まぁいいや》 309 00:19:08,410 --> 00:19:11,470 無駄口が過ぎたな。 310 00:19:11,470 --> 00:19:13,390 急がなきゃ。 311 00:19:13,390 --> 00:19:18,410 ハァ ハァ ハァ…。 312 00:19:18,410 --> 00:19:20,380 (倒れる音) 313 00:19:20,380 --> 00:19:23,900 《えっ?》 314 00:19:23,900 --> 00:19:26,380 《何だ…?》 315 00:19:26,380 --> 00:19:31,990 《体が… 思うように 動かねえ》 316 00:19:31,990 --> 00:19:35,890 《おいおい マジかよ》 317 00:19:35,890 --> 00:19:38,380 《ハッ…》 318 00:19:38,380 --> 00:19:40,900 《う~わ~…》 319 00:19:40,900 --> 00:19:44,900 《これ全部 俺の血かよ》 320 00:19:44,900 --> 00:19:50,420 《何か… 風呂 入ってるみてぇに 温けぇ…》 321 00:19:50,420 --> 00:19:54,880 《いや… そんなこと考えてる 場合じゃねえよ》 322 00:19:54,880 --> 00:19:56,880 《行かなきゃ…》 323 00:20:03,400 --> 00:20:05,390 《ヤベェ…》 324 00:20:05,390 --> 00:20:09,410 《今度は… 寒ぃ》 325 00:20:09,410 --> 00:20:13,480 《クソ~ せっかく さっきの戦いで 326 00:20:13,480 --> 00:20:16,900 すげぇ技のヒント 327 00:20:16,900 --> 00:20:19,400 つかんだのによ》 328 00:20:20,900 --> 00:20:25,400 《俺… ここで 死ぬのか?》 329 00:20:27,410 --> 00:20:31,410 《ゴン… 悪ぃ…》 330 00:20:32,960 --> 00:20:39,460 《役に… 立てな… か…》 331 00:20:52,900 --> 00:20:54,400 タコ…? 332 00:20:54,400 --> 00:20:57,440 タコって言うな~!! 333 00:20:57,440 --> 00:21:00,490 ハァ ハァ ハァ…! 334 00:21:00,490 --> 00:21:02,890 何… やってんの? 335 00:21:02,890 --> 00:21:06,410 見たら分かんだろ 仲間 裏切ってんだよ! 336 00:21:06,410 --> 00:21:09,880 カッコ悪ぃだろ っていうか もう喋るな。 337 00:21:09,880 --> 00:21:13,910 モグリだが医者は知ってるからよ 地下水流に乗れば すぐだ! 338 00:21:13,910 --> 00:21:16,910 それまで 踏ん張れ! 339 00:21:16,910 --> 00:21:19,960 バカかよ せっかく 340 00:21:19,960 --> 00:21:23,380 助けて… やったのに… よ…。 341 00:21:23,380 --> 00:21:27,400 これで… おめぇまで… お尋ねもんだ…。 342 00:21:27,400 --> 00:21:29,390 分かってるよ そんなこと! 343 00:21:29,390 --> 00:21:31,890 自分でも 訳 分かんねえよ! 344 00:21:34,410 --> 00:21:37,910 (イカルゴ)《けどよ こんな俺のこと 345 00:21:37,910 --> 00:21:40,470 こんなタコな俺のこと 346 00:21:40,470 --> 00:21:42,880 カッコいいって 言ってくれた奴を 347 00:21:42,880 --> 00:21:46,400 「友達になれる」って 言ってくれた奴を 348 00:21:46,400 --> 00:21:49,400 見殺しになんか できるかよ!!》 349 00:21:52,880 --> 00:21:55,400 (イカルゴ) 絶対に助けるからな! 350 00:21:55,400 --> 00:21:57,900 死ぬんじゃねえぞ~!!