1 00:00:02,370 --> 00:00:07,870 (ゴン フリークス) ≪何でだ~!!≫ 2 00:00:26,360 --> 00:00:28,860 キルアはいいよね 3 00:00:29,880 --> 00:00:32,380 冷静でいられて 4 00:00:34,880 --> 00:00:37,880 関係ないから 5 00:00:44,360 --> 00:00:46,380 (キルア ゾルディック) あっ。 6 00:00:46,380 --> 00:00:51,380 ゴンの叫びが メレオロンを導いていた 7 00:02:23,340 --> 00:02:26,340 (ゼノ ゾルディック) 遠慮願いたいのぉ。 8 00:02:26,340 --> 00:02:28,890 気分じゃないんでな。 9 00:02:28,890 --> 00:02:31,440 (ヂートゥ) まぁまぁ そう言わずに。 10 00:02:31,440 --> 00:02:34,830 俺に見つかったのが 運の尽きと思ってさ! 11 00:02:34,830 --> 00:02:39,330 実験台になってよ 俺の新技の! 12 00:02:39,330 --> 00:02:42,330 (ゼノ) ふぅ~…。 13 00:02:44,860 --> 00:02:48,840 傷つくなぁ そんな嫌な顔すんなよ。 14 00:02:48,840 --> 00:02:53,430 俺だって 本当に戦いたい相手は 別なんだからさぁ。 15 00:02:53,430 --> 00:02:55,830 デカいキセル持ってる グラサンって 16 00:02:55,830 --> 00:02:59,340 あいつ あんたの仲間だろ? 17 00:02:59,340 --> 00:03:04,360 (ゼノ) じゃ そいつを探せば いいじゃろうが。 18 00:03:04,360 --> 00:03:07,350 (ヂートゥ) もう見つけた! でもダメなの! 19 00:03:07,350 --> 00:03:11,370 煙使いでさ 煙幕の中に 引きこもっちゃって…。 20 00:03:11,370 --> 00:03:15,340 これが どうやっても 突破できなくってさ。 21 00:03:15,340 --> 00:03:19,360 上からは どうかと思って 屋根に上がったら…。 22 00:03:19,360 --> 00:03:21,330 おっ! 23 00:03:21,330 --> 00:03:24,330 (ヂートゥの声) たまたま あんた 見つけちゃったってわけ。 24 00:03:26,350 --> 00:03:32,440 で わしは本命と戦う前の 肩慣らしってことか。 25 00:03:32,440 --> 00:03:34,440 ピンポ~ン! 26 00:03:38,860 --> 00:03:41,350 (ゼノ) 今日は疲れた…。 27 00:03:41,350 --> 00:03:42,850 はぁ? 28 00:03:44,350 --> 00:03:46,840 ちと 聞いてくれるか? 29 00:03:46,840 --> 00:03:49,840 わしのぉ 家業を継いで 30 00:03:49,840 --> 00:03:54,390 初めて無関係の人間を あやめちまったかもしれん。 31 00:03:54,390 --> 00:03:57,330 ねぇねぇ 俺の技 すげぇぜ! 32 00:03:57,330 --> 00:04:00,850 今から味わってもらうけど ビックリすんなよ! 33 00:04:00,850 --> 00:04:04,840 まっ いくら そう言っても しちゃうんだろうけど。 34 00:04:04,840 --> 00:04:09,840 はぁ… 自分勝手な奴じゃのぉ。 35 00:04:09,840 --> 00:04:12,880 (ゼノ) こりゃ いくら 見逃してくれと言っても 36 00:04:12,880 --> 00:04:14,410 無理かな。 37 00:04:14,410 --> 00:04:16,910 ピンポン ピンポ~ン! 38 00:04:17,850 --> 00:04:19,350 (ヂートゥ) おっ? 39 00:04:19,350 --> 00:04:23,350 後ろ 気ぃ付けたほうが ええな。 40 00:04:24,840 --> 00:04:28,840 ハハっ! 古いね! そのては 食わないよ~! 41 00:04:28,840 --> 00:04:31,360 あんたの仲間が教えてくれたぜ! 42 00:04:31,360 --> 00:04:33,860 戦闘中に敵から目を離し…。 43 00:04:40,840 --> 00:04:45,840 まぁ… 見ても見んでも 結果は一緒じゃ。 44 00:04:59,440 --> 00:05:02,340 (シルバ ゾルディック) 生かしておいたほうが よかったか? 45 00:05:02,340 --> 00:05:05,340 (ゼノ) んっ? 全然。 46 00:05:10,350 --> 00:05:11,850 (シルバ) キルアは どうだ? 47 00:05:11,850 --> 00:05:15,840 (ゼノ) んっ? 育っとったぞ! 48 00:05:15,840 --> 00:05:19,840 恐らく イルミの針も取りよったな。 49 00:05:20,950 --> 00:05:22,830 (シルバ) そうか。 50 00:05:22,830 --> 00:05:27,850 (ゼノ) ≪お~! そうじゃ 今日な レアな体験したぞ≫ 51 00:05:27,850 --> 00:05:31,360 ≪時間が ギュ~っと凝縮されてな≫ 52 00:05:31,360 --> 00:05:35,360 (シルバ) ≪親父の話は 半分に聞いておかないとな≫ 53 00:05:43,330 --> 00:05:47,820 よし ここなら大丈夫だろ 説明してくれ。 54 00:05:47,820 --> 00:05:49,840 (メレオロン) プハ~。 55 00:05:49,840 --> 00:05:52,840 《「神の共犯者」解除!》 56 00:05:52,840 --> 00:05:54,850 シュートが リタイアして 57 00:05:54,850 --> 00:05:57,850 ナックルが単独 ユピーと戦ってる! 58 00:05:57,850 --> 00:05:59,380 手を貸してくれ! 59 00:05:59,380 --> 00:06:03,860 ナックルの奴 逃げの一手で 時間を稼ぐつもりらしいんだ。 60 00:06:03,860 --> 00:06:05,820 無謀だぜ? 61 00:06:05,820 --> 00:06:10,330 OK 「神の共犯者」 最低で何秒いける? 62 00:06:10,330 --> 00:06:14,830 最初は緊張のせいで ぶざまに10秒でタップしたが 63 00:06:14,830 --> 00:06:16,840 だいぶ落ち着いて来た。 64 00:06:16,840 --> 00:06:19,900 動かないでいいなら 絶対1分いける! 65 00:06:19,900 --> 00:06:21,440 十分。 66 00:06:21,440 --> 00:06:24,440 あと1回分だけ 俺にくれ。 67 00:06:27,350 --> 00:06:32,350 キルアが 人さし指を立てた およそ3分ほど前 68 00:06:36,340 --> 00:06:38,840 ナックルは 宙にいた 69 00:06:41,890 --> 00:06:44,830 ナックルが 自ら思う最高の長所は 70 00:06:44,830 --> 00:06:46,830 逃げ足であった 71 00:06:49,330 --> 00:06:51,330 (ナックル) おっと! 72 00:06:53,840 --> 00:06:57,860 73 00:06:57,860 --> 00:07:01,400 仲間を逃がすため 警官を殴り倒し 74 00:07:01,400 --> 00:07:05,350 パトカー4台 警官 数十人を相手に 75 00:07:05,350 --> 00:07:08,350 脚力のみで 一昼夜 走り回り 76 00:07:08,350 --> 00:07:11,840 結局 逃げおおせたのが 77 00:07:11,840 --> 00:07:14,340 小学校 卒業の日 78 00:07:18,850 --> 00:07:22,930 うお~! 79 00:07:22,930 --> 00:07:26,350 最高速度を維持し 走り続ける持久力は 80 00:07:26,350 --> 00:07:30,860 チーターのそれを はるか凌駕する 81 00:07:30,860 --> 00:07:33,860 シュートのため 姿を現し 82 00:07:33,860 --> 00:07:38,350 ヒットアンドアウェーの 錯乱戦法を選択したナックルは 83 00:07:38,350 --> 00:07:40,870 おおむね正しい 84 00:07:40,870 --> 00:07:42,870 んっ? 85 00:07:45,340 --> 00:07:47,840 (ナックル)《追って来ねえ》 86 00:07:47,840 --> 00:07:52,340 誤算があるとすれば 意識の違いである 87 00:07:53,830 --> 00:07:56,330 《シュートが! ヤベェ!》 88 00:07:58,850 --> 00:08:01,390 シュートとナックルにとって 89 00:08:01,390 --> 00:08:04,840 ユピーは重要な標的であるが 90 00:08:04,840 --> 00:08:08,830 ユピーにとっての2人は そうではない 91 00:08:08,830 --> 00:08:12,350 護衛軍の任務は 王の護衛であり 92 00:08:12,350 --> 00:08:17,840 敵を王に近づけないことを 念頭に行動している 93 00:08:17,840 --> 00:08:19,870 ユピーは まだ王が 94 00:08:19,870 --> 00:08:22,940 玉座の間にいるものと 認識しており 95 00:08:22,940 --> 00:08:26,830 自分が階段付近の監視を 任された以上 96 00:08:26,830 --> 00:08:29,830 現状では ピトーとプフの両名が 97 00:08:29,830 --> 00:08:33,350 王の護衛についていると 確信している 98 00:08:33,350 --> 00:08:36,860 よって ユピーにとって重要なのは 99 00:08:36,860 --> 00:08:39,860 玉座の間に 敵を近づけないことであり 100 00:08:39,860 --> 00:08:43,400 敵の数が不明な現状においては 101 00:08:43,400 --> 00:08:47,350 自らについた敵の能力の正体も 二の次 102 00:08:47,350 --> 00:08:50,840 逃げた敵も 瀕死の敵も 103 00:08:50,840 --> 00:08:54,340 警戒の範疇外なのである 104 00:08:54,340 --> 00:08:56,840 (モントゥトゥユピー) おい! ピトー! 105 00:09:02,380 --> 00:09:03,880 あっ! 106 00:09:08,360 --> 00:09:11,840 (シュート) うっ… くっ…。 107 00:09:11,840 --> 00:09:13,850 (ナックル) シュート!! 108 00:09:13,850 --> 00:09:16,350 シュートは 生きていた 109 00:09:18,870 --> 00:09:20,340 (シュート) うっ…。 110 00:09:20,340 --> 00:09:21,840 シュート…。 111 00:09:27,830 --> 00:09:32,850 位置から考えて踵を返した ユピーの目に触れたのは 112 00:09:32,850 --> 00:09:35,330 明らかである 113 00:09:35,330 --> 00:09:39,830 (シュート) くっ…。 114 00:09:41,870 --> 00:09:48,830 払ってしまいか てめぇらにとっちゃ。 115 00:09:48,830 --> 00:09:51,830 ユピーにとって シュートの生死は 116 00:09:51,830 --> 00:09:53,840 全くの関心外 117 00:09:53,840 --> 00:09:58,340 それは 全身全霊を懸けて 戦っている2人に 118 00:09:58,340 --> 00:10:01,340 かつてない屈辱を与えた 119 00:10:03,340 --> 00:10:08,330 (ナックル)《俺も シュートも 120 00:10:08,330 --> 00:10:11,840 ただのハエかよ!!》 121 00:10:11,840 --> 00:10:16,340 《上等だ!! せいぜい後悔するといいぜ!》 122 00:10:16,340 --> 00:10:18,360 《そのハエの攻撃で 123 00:10:18,360 --> 00:10:22,860 10数分後には てめぇは とぶんだ~!!》 124 00:10:24,380 --> 00:10:27,840 ピトー! プフ! 125 00:10:27,840 --> 00:10:31,860 (モントゥトゥユピー) ≪いねえのか おい!≫ 126 00:10:31,860 --> 00:10:35,330 《ボスは 玉座の間で 「スモーキージェイル」》 127 00:10:35,330 --> 00:10:38,850 《…ってことは プフとタイマン!》 128 00:10:38,850 --> 00:10:42,350 《王は 玉座の間に いねえ!》 129 00:10:42,350 --> 00:10:47,340 (モントゥトゥユピー) 何とか言え! 聞こえねえのか おい! 130 00:10:47,340 --> 00:10:49,340 ククク…。 131 00:10:49,340 --> 00:10:53,840 《間抜けが! もぬけの玉座を守ってろ!》 132 00:10:54,830 --> 00:10:56,850 《俺は シュートを連れて 133 00:10:56,850 --> 00:11:00,350 対岸から 高みの見物 決め込むぜ!》 134 00:11:04,410 --> 00:11:07,410 (シュート) チク… ショウ…。 135 00:11:13,350 --> 00:11:15,830 ナックルが誤算に気付いた時 136 00:11:15,830 --> 00:11:19,830 新たな誤算は もう生まれていた 137 00:11:22,340 --> 00:11:26,330 (ナックル)《シュートとユピーは 目が合った》 138 00:11:26,330 --> 00:11:30,830 《その時 シュートは 死を覚悟しただろう》 139 00:11:32,850 --> 00:11:36,840 《俺達は そういう戦いに臨んだ!》 140 00:11:36,840 --> 00:11:42,340 《そのシュートを あの野郎は シカトした!》 141 00:11:43,860 --> 00:11:47,370 血まみれのシュートを ただ 一瞥し 142 00:11:47,370 --> 00:11:51,450 3階へと向かったであろう ユピーの表情を思い 143 00:11:51,450 --> 00:11:56,950 新たに生まれた誤算に ナックル自身も 気が付いた 144 00:11:58,340 --> 00:12:03,360 (シュート) チクショ… チクショウ。 145 00:12:03,360 --> 00:12:05,850 (ナックル) 《ダチを侮辱されたまま 146 00:12:05,850 --> 00:12:10,350 黙って見過ごす? 何のため?》 147 00:12:12,870 --> 00:12:18,360 (ナックル) 《世界のため? 人類のため?》 148 00:12:18,360 --> 00:12:23,850 《それで 仮に任務を果たして シュートと握手を交わす?》 149 00:12:23,850 --> 00:12:27,840 《「やったな!」と肩をたたき 150 00:12:27,840 --> 00:12:29,840 お互いをたたえる?》 151 00:12:29,840 --> 00:12:33,410 《ダチを侮辱されたまま…》 152 00:12:33,410 --> 00:12:36,410 《できるわけがねえ!》 153 00:12:37,870 --> 00:12:40,370 あり得ねえ。 154 00:12:42,350 --> 00:12:44,350 (シュート) うっ…。 155 00:12:46,360 --> 00:12:48,360 (シュート) お… 156 00:12:48,360 --> 00:12:51,860 お前な…。 157 00:12:51,860 --> 00:12:53,920 (ナックル) あっ 悪ぃ。 158 00:12:53,920 --> 00:12:56,330 悪ぃついでだ! 159 00:12:56,330 --> 00:12:59,850 もう少し ここで 我慢してくれや! 160 00:12:59,850 --> 00:13:01,820 まだ面と向かって 161 00:13:01,820 --> 00:13:06,330 野郎の顔面に 1発も入れてねえからよ。 162 00:13:06,330 --> 00:13:10,350 必ず おめぇの分も 163 00:13:10,350 --> 00:13:13,350 ぶち込んで来っからよ!! 164 00:13:16,840 --> 00:13:22,840 (シュート)《ここで 冷静に ナックルを止めるのが俺の役目》 165 00:13:23,850 --> 00:13:27,330 (シュート)《「正気か? よせよ 166 00:13:27,330 --> 00:13:31,890 黙って時間を稼げ」って…》 167 00:13:31,890 --> 00:13:34,890 《それが 俺の…》 168 00:13:38,340 --> 00:13:41,850 (シュート) 頼む ナックル!! 169 00:13:41,850 --> 00:13:45,830 チクショウ! あの野郎 170 00:13:45,830 --> 00:13:49,840 俺を… 俺を 171 00:13:49,840 --> 00:13:53,370 ゴミみたいに見やがった!! 172 00:13:53,370 --> 00:13:57,330 あのクソ野郎に 俺の分も! 173 00:13:57,330 --> 00:14:01,350 (シュートの泣き声) 174 00:14:01,350 --> 00:14:03,850 おう! 任せろ! 175 00:14:05,850 --> 00:14:08,860 《師匠 すんません!》 176 00:14:08,860 --> 00:14:11,860 《俺達 バカなんです》 177 00:14:13,380 --> 00:14:16,880 《世界より大事なものが あるんです!》 178 00:14:18,850 --> 00:14:24,350 新たな誤算 大切なものの重さ 179 00:14:37,340 --> 00:14:42,340 《チッ この煙も俺の攻撃が効かねえ》 180 00:14:43,350 --> 00:14:45,380 (モントゥトゥユピー) 王~! 181 00:14:45,380 --> 00:14:48,430 (モントゥトゥユピー) ≪ピトー! プフ!≫ 182 00:14:48,430 --> 00:14:52,340 ≪いねえのか!? おい!!≫ 183 00:14:52,340 --> 00:14:55,340 (モラウ)《あれは ユピーか!?》 184 00:14:55,340 --> 00:14:57,840 《まさか2人は やられちまったのか!?》 185 00:14:58,840 --> 00:15:02,340 《じいさんは うまくやってるといいが…》 186 00:15:03,830 --> 00:15:07,330 《なぜ プフは 呼び掛けに応じない》 187 00:15:08,900 --> 00:15:10,420 《おかしい!》 188 00:15:10,420 --> 00:15:15,340 《なぜ こいつは こんな悠長に 殻に こもってられるんだ!?》 189 00:15:15,340 --> 00:15:17,330 《本来なら もっと慌てて 190 00:15:17,330 --> 00:15:21,350 王の元へ向かう努力をするはず》 191 00:15:21,350 --> 00:15:25,860 《俺達は こいつらの 192 00:15:25,860 --> 00:15:29,360 護衛軍の何かを誤解している!?》 193 00:15:29,360 --> 00:15:34,360 《この作戦は 果たして いい方向へ進んでいるのか!?》 194 00:15:36,830 --> 00:15:41,330 (モラウ)《迷うな! 俺は任務を遂行するのみ!!》 195 00:15:43,860 --> 00:15:47,860 (シャウアプフ)《疑惑 不安 焦燥》 196 00:15:49,350 --> 00:15:51,380 (シャウアプフ) 《負の感情に包まれながらも 197 00:15:51,380 --> 00:15:54,830 信念の割合は揺るがない》 198 00:15:54,830 --> 00:15:57,840 《優秀な戦士の感情図 199 00:15:57,840 --> 00:15:59,840 ほれぼれします》 200 00:16:00,840 --> 00:16:02,320 (シャウアプフ)《しかし 201 00:16:02,320 --> 00:16:06,820 それが あなたの決断を鈍らせる 枷となるのです》 202 00:16:09,350 --> 00:16:11,400 クソ。 203 00:16:11,400 --> 00:16:14,840 《なぜ ピトーの「円」が 出てねえんだ!?》 204 00:16:14,840 --> 00:16:19,340 《王もピトーもプフも どっかに消えたってのか!?》 205 00:16:19,340 --> 00:16:21,340 《俺だけ置いて…》 206 00:16:22,850 --> 00:16:26,850 《何があった? 何が起こってる!?》 207 00:16:26,850 --> 00:16:31,400 (ポットクリン) 時間です 利息が付きます。 208 00:16:31,400 --> 00:16:32,900 うるせぇ~!! 209 00:16:34,340 --> 00:16:37,340 (モントゥトゥユピー) 《肩の黒い霧は消えねえし 210 00:16:37,340 --> 00:16:40,850 こいつは どんどん数が増えやがる》 211 00:16:40,850 --> 00:16:43,850 《早く王を探さねば!》 212 00:16:43,850 --> 00:16:46,850 《しまった! 下のハエを殺しとけば 213 00:16:46,850 --> 00:16:50,910 肩の霧は 消せたのかもしれねえのに》 214 00:16:50,910 --> 00:16:54,360 《しかし 早く王を探さねば!》 215 00:16:54,360 --> 00:16:56,330 《何なんだ クソ!!》 216 00:16:56,330 --> 00:16:58,850 《イライラするぜ!》 217 00:17:07,860 --> 00:17:09,390 よぉ。 218 00:17:19,850 --> 00:17:22,340 何なんだよ! 219 00:17:22,340 --> 00:17:27,840 どいつも こいつもよ~~~!! 220 00:17:30,830 --> 00:17:34,830 咆哮と同時に ユピーは形を変えた 221 00:17:35,900 --> 00:17:39,360 それは 腹をくくり 身構えたはずのナックルが 222 00:17:39,360 --> 00:17:44,340 一瞬にして 体勢を 回避に向けるほどの変貌であり 223 00:17:44,340 --> 00:17:47,330 邪悪を具現化したかの姿は 224 00:17:47,330 --> 00:17:49,350 明らかに… 225 00:17:49,350 --> 00:17:53,370 明らかに破壊のみを求めていた 226 00:17:53,370 --> 00:17:57,840 (モントゥトゥユピー) うお~~~!! 227 00:18:28,350 --> 00:18:31,360 (シュート) ぐっ…。 我慢しろ! 228 00:18:31,360 --> 00:18:34,410 (シュート) 入れ… たのか? 229 00:18:34,410 --> 00:18:36,330 あぁ!? 230 00:18:36,330 --> 00:18:40,350 (シュート) 俺の分… 1発…。 231 00:18:40,350 --> 00:18:42,840 まだだよ チクショウ! 232 00:18:42,840 --> 00:18:45,340 必ず入れっから待っとけ! 233 00:18:45,340 --> 00:18:49,340 けど その前に死なれちゃ 困っから避難…。 234 00:18:49,340 --> 00:18:51,340 (衝撃音) 235 00:19:06,330 --> 00:19:08,840 ユピーは 生まれて初めて 236 00:19:08,840 --> 00:19:11,850 精神に過大な ストレスを受けることで 237 00:19:11,850 --> 00:19:16,350 自身の能力の本質が 実は 王の護衛から 238 00:19:16,350 --> 00:19:19,920 著しく離れた所にあり 239 00:19:19,920 --> 00:19:22,830 激しい怒りを糧にして 240 00:19:22,830 --> 00:19:25,340 体積とオーラの総量が 241 00:19:25,340 --> 00:19:28,840 急速に 増大して行くことを自覚した 242 00:19:29,850 --> 00:19:33,340 破壊には大きな快感が伴い 243 00:19:33,340 --> 00:19:37,360 その直後 急速な体積の減少と 244 00:19:37,360 --> 00:19:40,360 強い喪失感に襲われた 245 00:19:42,850 --> 00:19:44,850 経験で勝るナックルは 246 00:19:44,850 --> 00:19:49,840 ユピーの現状を ほぼ正確に把握していた 247 00:19:49,840 --> 00:19:51,340 勝機!! 248 00:19:52,350 --> 00:19:54,850 (ナックル) 《とんでもねえ 破壊力!》 249 00:19:55,840 --> 00:20:00,430 (ナックル) 《あれを故意に引き出させ 無傷でいようってのは 250 00:20:00,430 --> 00:20:03,850 あまりに虫が良過ぎるか?》 251 00:20:03,850 --> 00:20:07,840 《しかし リスクをかいくぐって 得られるリターンは 252 00:20:07,840 --> 00:20:10,340 果てしなく デケェ!》 253 00:20:11,860 --> 00:20:15,330 (ナックル)《怒らせて爆発させる》 254 00:20:15,330 --> 00:20:17,850 《その瞬間の奴のタメは 255 00:20:17,850 --> 00:20:20,920 俺が一撃入れるのに ちょうど良く 256 00:20:20,920 --> 00:20:23,850 爆発に必要なオーラの消費量は 257 00:20:23,850 --> 00:20:27,850 奴が とぶのを何ターンか 縮めてくれる》 258 00:20:29,340 --> 00:20:32,860 ナックルが 瞬時に描いた作戦は 259 00:20:32,860 --> 00:20:35,850 忘我したユピーの状況を 踏まえて 260 00:20:35,850 --> 00:20:38,370 満点に近いといえるだろう 261 00:20:38,370 --> 00:20:43,370 だが ユピーの真価は 爆発の後にあった 262 00:20:44,340 --> 00:20:47,860 快感の余韻と 虚脱感の狭間でユピーは 263 00:20:47,860 --> 00:20:52,350 自我の澱ともいえる この利己的な能力を 264 00:20:52,350 --> 00:20:56,350 いかに 王のために役立てられるか 265 00:20:56,350 --> 00:21:00,350 それのみに没頭しようと 努めていた 266 00:21:04,360 --> 00:21:07,830 アリの本能と魔獣の性質が 267 00:21:07,830 --> 00:21:11,350 自己の隠れていた激情を 発見した後も 268 00:21:11,350 --> 00:21:14,850 冷静に機能した 269 00:21:14,850 --> 00:21:17,860 《感情に流されることなく 270 00:21:17,860 --> 00:21:21,940 この「怒れる能力」を いかにうまく コントロールするかが 271 00:21:21,940 --> 00:21:23,940 王への貢献!》 272 00:21:24,850 --> 00:21:27,330 (モントゥトゥユピー)《すなわち!》 273 00:21:27,330 --> 00:21:31,330 《この邪魔者どもの 排除に直結する》 274 00:21:32,860 --> 00:21:37,840 冷静と情熱を同時に手に入れた ユピーに対して 275 00:21:37,840 --> 00:21:41,840 ナックルが負うリスクは あまりに高い 276 00:21:43,830 --> 00:21:47,330 作戦開始から およそ3分 277 00:21:55,840 --> 00:21:59,880 それぞれの思惑が 交錯していた