1 00:00:03,810 --> 00:00:07,830 アリと何ひとつ変わらない 2 00:00:07,830 --> 00:00:11,300 いや それ以上に… 3 00:01:35,320 --> 00:01:38,820 バラには毒があった 4 00:01:38,820 --> 00:01:43,320 開花の瞬間 大量に まき散らされるバラの毒が 5 00:01:43,320 --> 00:01:46,860 類似する他のものより 優れていたのは 6 00:01:46,860 --> 00:01:49,410 開花地との距離によって 7 00:01:49,410 --> 00:01:52,320 運悪く爆死を免れた者の体内に 8 00:01:52,320 --> 00:01:54,800 効率良く取り込まれ 9 00:01:54,800 --> 00:01:58,320 迅速に内部を破壊すると同時に 10 00:01:58,320 --> 00:02:02,310 被毒者の肉体が 毒そのものとなり 11 00:02:02,310 --> 00:02:06,850 新たな毒を放出しながら やがて 死に至る 12 00:02:06,850 --> 00:02:11,820 その毒の量と死ぬまでの時間が 実に絶妙で 13 00:02:11,820 --> 00:02:16,320 大量の連鎖被毒者を 生み出せる点にあった 14 00:02:16,320 --> 00:02:18,330 要するに… 15 00:02:18,330 --> 00:02:20,330 (シャウアプフ) うっ! 16 00:02:24,820 --> 00:02:26,850 あっ…。 17 00:02:26,850 --> 00:02:32,350 この上なく非人道的な 悪魔兵器だったのである 18 00:04:07,310 --> 00:04:10,850 《こ… これは…》 19 00:04:10,850 --> 00:04:15,850 《私の身に 一体 何が?》 20 00:04:20,310 --> 00:04:22,310 (メルエム) プフ。 21 00:04:28,320 --> 00:04:31,820 いかがされました? メルエム様。 22 00:04:36,860 --> 00:04:40,790 もしや 考え直していただけましたか? 23 00:04:40,790 --> 00:04:44,790 それならば 一刻も早く避難を。 24 00:04:46,800 --> 00:04:48,800 王? 25 00:04:48,800 --> 00:04:51,290 (メルエム)《見え透いていてもなお 26 00:04:51,290 --> 00:04:55,310 決して自らは言わぬか》 27 00:04:55,310 --> 00:04:57,360 まぁ よい。 28 00:04:57,360 --> 00:05:03,300 余が先に 残りの侵入者を 捕獲すれば済む話。 29 00:05:03,300 --> 00:05:07,790 お主の秘密 がぜん 興味が湧いて来た。 30 00:05:07,790 --> 00:05:13,790 洗いざらい話す旨 まさか ほごにする気はあるまいな? 31 00:05:17,300 --> 00:05:21,800 この身 ちぎれても 約束は守りまする。 32 00:05:25,320 --> 00:05:27,320 よかろう。 33 00:05:38,820 --> 00:05:43,320 《あと1回だけという 約束の「円」を もう?》 34 00:05:45,290 --> 00:05:47,310 (メルエム)《見える》 35 00:05:47,310 --> 00:05:49,800 《全て》 36 00:05:49,800 --> 00:05:53,300 《1度目の「円」の時との違い》 37 00:05:54,300 --> 00:05:58,320 (メルエム)《前には なかった足跡が》 38 00:05:58,320 --> 00:06:02,360 《乗り捨てられた車が》 39 00:06:02,360 --> 00:06:05,810 《ユピーの骸が》 40 00:06:05,810 --> 00:06:09,300 《閉まっていた扉が》 41 00:06:09,300 --> 00:06:13,300 《新たに 余の「円」に反応した者も》 42 00:06:16,320 --> 00:06:18,320 (ウェルフィン) ん!? 43 00:06:21,860 --> 00:06:23,860 (ウェルフィン) なっ…!? 44 00:06:28,320 --> 00:06:32,320 ユピーを仕留めたのは貴様か? 45 00:06:34,320 --> 00:06:37,310 と… とんでもございません! 46 00:06:37,310 --> 00:06:39,300 なぜ 師団長の私めが 47 00:06:39,300 --> 00:06:42,800 ユピー殿を あやめる道理など ございましょうか? 48 00:06:44,370 --> 00:06:46,400 (ウェルフィン) ユピー殿は 49 00:06:46,400 --> 00:06:48,810 私めと話をしている最中に 50 00:06:48,810 --> 00:06:52,790 突然 吐血し 苦しみだし 果てたのでございます! 51 00:06:52,790 --> 00:06:55,310 誓って うそではございません! 52 00:06:55,310 --> 00:06:57,300 《これは うそじゃ ねえ!》 53 00:06:57,300 --> 00:07:01,300 《俺は… 俺は 確かにユピーを撃った》 54 00:07:03,840 --> 00:07:05,870 (ウェルフィン)《だが 55 00:07:05,870 --> 00:07:09,290 奴は俺の質問に答える前に…》 56 00:07:09,290 --> 00:07:13,800 《俺の「クロムカデ」がかえる前に 苦しみだし 57 00:07:13,800 --> 00:07:15,800 くたばった》 58 00:07:17,320 --> 00:07:19,800 恐らく 私めと会う前に 59 00:07:19,800 --> 00:07:23,820 すでに何らかの敵の攻撃を 受けていたのでございます! 60 00:07:23,820 --> 00:07:28,300 よって 私めは 賊が群衆に 紛れていないかを調べるため 61 00:07:28,300 --> 00:07:31,300 ここに来た次第でございます! 62 00:07:32,780 --> 00:07:35,790 あっ…。 63 00:07:35,790 --> 00:07:38,790 《クッ… 護衛軍プフ》 64 00:07:38,790 --> 00:07:40,810 《厄介な奴が来やがった》 65 00:07:40,810 --> 00:07:45,360 《こいつには何か こっちの心を見透かす力がある》 66 00:07:45,360 --> 00:07:48,820 (シャウアプフ) 《ウェルフィンはまずい 実に!》 67 00:07:48,820 --> 00:07:51,820 《この場で何を言いだすか 分からない》 68 00:07:51,820 --> 00:07:54,810 《きゃつは 口止めでは ぬるい》 69 00:07:54,810 --> 00:07:57,810 《できれば 今すぐにでも始末すべき》 70 00:07:57,810 --> 00:08:01,800 《強引に 叛意ありと断罪し 処分する》 71 00:08:01,800 --> 00:08:05,300 《最悪でも 王から引き離さねば》 72 00:08:07,800 --> 00:08:09,820 (シャウアプフ) メルエム様 そ奴は…。 73 00:08:09,820 --> 00:08:12,320 (メルエム) 言いたいことは 分かっておる。 74 00:08:13,290 --> 00:08:17,310 「円」で触れた者の感情を 読み取れるようになった。 75 00:08:17,310 --> 00:08:21,810 こ奴の余へ向けられた ただならぬ敵意もな。 76 00:08:23,350 --> 00:08:26,790 《な… なんと》 77 00:08:26,790 --> 00:08:31,290 一度 余の 「円」にさらされた者の心は 78 00:08:31,290 --> 00:08:34,790 目を凝らすだけで よく見えるわ。 79 00:08:35,800 --> 00:08:38,800 《ユピーの翼や砲撃のみならず 80 00:08:38,800 --> 00:08:41,820 私の 「スピリチュアルメッセージ」も》 81 00:08:41,820 --> 00:08:47,790 《より高い次元の能力として 見事に昇華されている》 82 00:08:47,790 --> 00:08:49,290 《クッ…》 83 00:08:49,290 --> 00:08:51,810 《王!》 84 00:08:51,810 --> 00:08:54,300 《王は無敵!》 85 00:08:54,300 --> 00:08:57,300 《王は無二!》 86 00:08:57,300 --> 00:08:59,300 《なのに…》 87 00:09:01,810 --> 00:09:03,810 (シャウアプフ)《なぜに!》 88 00:09:05,380 --> 00:09:08,880 (シャウアプフ) 《私の胸は こうまでに…》 89 00:09:09,810 --> 00:09:15,310 《言いようのない不安が 満たされて行くのでしょう?》 90 00:09:16,800 --> 00:09:21,310 (メルエム) 今は やや恐怖が勝っているが 91 00:09:21,310 --> 00:09:27,400 波のように寄せる 余への強い殺意は隠しようもない。 92 00:09:27,400 --> 00:09:30,300 貴様の余への憎悪。 93 00:09:30,300 --> 00:09:34,300 その根源に少々興味がある。 94 00:09:37,290 --> 00:09:42,810 (メルエム) 申してみよ 偽りは許さぬ。 95 00:09:42,810 --> 00:09:44,830 《うっ!》 96 00:09:44,830 --> 00:09:47,830 (シャウアプフ)《感情に流されている 場合ではない!》 97 00:09:48,900 --> 00:09:50,900 (メルエム) ありのままを。 98 00:09:52,290 --> 00:09:54,290 (シャウアプフ) メルエム様! 99 00:09:56,790 --> 00:09:59,800 手順違いにございます。 100 00:10:14,280 --> 00:10:18,300 (シャウアプフ) その者は 私の秘密に深くかかわる者。 101 00:10:18,300 --> 00:10:20,790 しかし それを自覚せぬ者。 102 00:10:20,790 --> 00:10:23,290 ん!? ん!? 103 00:10:23,290 --> 00:10:25,810 (シャウアプフ) このまま問答を続ければ 104 00:10:25,810 --> 00:10:30,400 図らずも その者の口から 私の秘め事の一部 105 00:10:30,400 --> 00:10:34,800 もしくは全てが漏れることも 十分あり得まする。 106 00:10:34,800 --> 00:10:37,290 《王の能力を前にして 107 00:10:37,290 --> 00:10:41,790 うそは無力 ならば真実で!》 108 00:10:41,790 --> 00:10:45,780 (シャウアプフ) 勝敗を決する前に 戦利品の中身を知るは 109 00:10:45,780 --> 00:10:48,820 王の本意と真逆でございましょう。 110 00:10:48,820 --> 00:10:52,390 《真実のみで ごまかしてみせる!》 111 00:10:52,390 --> 00:10:56,290 私との勝負 継続を お望みならば 112 00:10:56,290 --> 00:11:01,810 その者との質疑 何とぞ 後回しにされますよう。 113 00:11:01,810 --> 00:11:05,800 《こいつは一体 何 言ってやがる?》 114 00:11:05,800 --> 00:11:08,290 《秘密… 何のことだ?》 115 00:11:08,290 --> 00:11:11,820 《いや それよりも この場をどうする?》 116 00:11:11,820 --> 00:11:13,860 《どうすれば 逃げ切れる?》 117 00:11:13,860 --> 00:11:16,290 《この怪物から!》 118 00:11:16,290 --> 00:11:20,800 《チクショ~ まさか こんな ばかげた化け物だとは!》 119 00:11:20,800 --> 00:11:22,800 《さっさと逃げりゃ よかったんだ》 120 00:11:22,800 --> 00:11:25,800 《魔が差したんだ クソ!》 121 00:11:25,800 --> 00:11:29,290 《目の前で あんなに強大だったユピーが 122 00:11:29,290 --> 00:11:33,360 ちっぽけな虫くずみてぇに あっさり くたばりやがるから 123 00:11:33,360 --> 00:11:35,800 何か 俺でも王を やれるんじゃねえかみてぇに 124 00:11:35,800 --> 00:11:37,800 錯覚しちまった》 125 00:11:37,800 --> 00:11:41,300 《残っちまった 酔っちまったんだ!》 126 00:11:42,790 --> 00:11:47,290 (ウェルフィン) 《皮かむりのガキがかかる万能感 痩せた粋がり!》 127 00:11:47,290 --> 00:11:52,360 《そうだ バカだ俺は! 酔ってたんだ俺は!》 128 00:11:52,360 --> 00:11:56,280 《いろいろ一遍に起きて ジャイロのこと思い出して 129 00:11:56,280 --> 00:12:00,790 パニクって センチになって ヒロイズムに酔っちまったんだ!》 130 00:12:00,790 --> 00:12:04,290 《ジャイロのあだ討ちみてぇな 気分になって 131 00:12:04,290 --> 00:12:08,800 ジャイロは死んじゃいねえのに きっと生きてるのに》 132 00:12:08,800 --> 00:12:11,830 《こっから逃げて また一緒につるんで 133 00:12:11,830 --> 00:12:14,890 一緒に復讐すりゃ よかったのによぉ》 134 00:12:14,890 --> 00:12:18,310 《チクショ~ あのタコのせいだ!》 135 00:12:18,310 --> 00:12:21,310 《あいつが俺のペースを 狂わせやがった》 136 00:12:21,310 --> 00:12:23,800 《感情を狂わせやがった》 137 00:12:23,800 --> 00:12:25,810 《俺のレールを 変えやがったんだ》 138 00:12:25,810 --> 00:12:28,800 《クソったれ 何がメッセンジャーだ!》 139 00:12:28,800 --> 00:12:30,790 《何とかしねえと…》 140 00:12:30,790 --> 00:12:34,360 《俺の敵意もバレてる うそは通用しねえ》 141 00:12:34,360 --> 00:12:39,310 《「ミサイルマン」は発動させる前に 俺の首が消し飛ぶだろう!》 142 00:12:39,310 --> 00:12:43,300 《何が残ってる? 俺の手駒に》 143 00:12:43,300 --> 00:12:46,800 《メッセージ? プフの秘密?》 144 00:12:46,800 --> 00:12:48,790 《俺の感情の根源?》 145 00:12:48,790 --> 00:12:51,790 《これを総動員して 俺は…》 146 00:12:51,790 --> 00:12:54,840 《一体 助かるのか? 何を言えば?》 147 00:12:54,840 --> 00:12:57,800 《最初の…》 148 00:12:57,800 --> 00:13:00,320 《初めの ひと言が勝負だ》 149 00:13:00,320 --> 00:13:04,800 《生死を分かつ 一世一代のひと言》 150 00:13:04,800 --> 00:13:09,800 《間違えたら その瞬間 全部 終わるかもしれねえ!》 151 00:13:15,360 --> 00:13:19,820 (ウェルフィン) 《この圧迫感 異様な緊張感》 152 00:13:19,820 --> 00:13:23,810 (メルエム) プフ その秘密 153 00:13:23,810 --> 00:13:28,310 そ奴が余に向ける憎悪と わずかでも…。 154 00:13:30,800 --> 00:13:33,820 (メルエム) かかわりがあると申すか? 155 00:13:33,820 --> 00:13:36,320 (ウェルフィン)《これが王…》 156 00:13:37,790 --> 00:13:42,290 余を遮り 言葉尻を捉えた揚げ句 157 00:13:42,290 --> 00:13:45,280 指図まがいの進言。 158 00:13:45,280 --> 00:13:48,780 よほどの覚悟の上であろう。 159 00:13:50,300 --> 00:13:53,320 (メルエム) 心して答えよ。 160 00:13:53,320 --> 00:13:54,820 《これは…》 161 00:13:55,870 --> 00:14:01,310 王の新たな能力は プフの返答を待つまでもなく 162 00:14:01,310 --> 00:14:04,300 是非の判定を可能としている 163 00:14:04,300 --> 00:14:08,300 プフの 絶対的心服を知りつつなお 164 00:14:08,300 --> 00:14:13,300 まがまがしく明瞭に発せられる 殺意にまみれたオーラは 165 00:14:13,300 --> 00:14:18,880 是非にかかわらず その答えが 王の意にそぐわぬ場合 166 00:14:18,880 --> 00:14:23,800 死をもって償う他ないことを 示していた 167 00:14:23,800 --> 00:14:27,290 忠義も 敵意も 168 00:14:27,290 --> 00:14:31,790 王の前では 皆 平等に無価値 169 00:14:31,790 --> 00:14:34,290 誰も止められない 170 00:14:38,330 --> 00:14:41,900 (シャウアプフ)《私は 171 00:14:41,900 --> 00:14:44,800 あの時 172 00:14:44,800 --> 00:14:48,800 すでに死を覚悟した身》 173 00:14:50,810 --> 00:14:52,810 《殉じよう》 174 00:14:54,800 --> 00:14:57,300 《己の忠義に》 175 00:14:59,330 --> 00:15:03,830 (シャウアプフ) 何も申し上げるわけには まいりません。 176 00:15:05,810 --> 00:15:08,310 (シャウアプフ) 勝負の途中 故。 177 00:15:11,810 --> 00:15:15,800 《ただ それだけのこと》 178 00:15:24,790 --> 00:15:29,290 常軌を逸する決意 狂気が… 179 00:15:33,280 --> 00:15:35,800 王を止めた 180 00:15:44,810 --> 00:15:47,310 (メルエム) 腹が へったな。 181 00:15:49,300 --> 00:15:51,300 しかし… 182 00:15:52,790 --> 00:15:54,290 ヒィ~! 183 00:15:54,290 --> 00:15:57,790 ウェルフィンは 即座に理解した 184 00:15:57,790 --> 00:15:59,790 (ウェルフィン)《俺は…》 185 00:16:01,880 --> 00:16:04,380 (ウェルフィン)《俺は食われて死ぬ!》 186 00:16:08,300 --> 00:16:11,310 およそ1秒先 187 00:16:11,310 --> 00:16:15,790 (鼓動) 188 00:16:15,790 --> 00:16:17,790 (ウェルフィン)《死ぬ!》 189 00:16:18,800 --> 00:16:22,320 自身の未来を知った ウェルフィンの風貌は 190 00:16:22,320 --> 00:16:27,810 一瞬にして 100年余りが 過ぎたかのごとく変わり果てた 191 00:16:27,810 --> 00:16:29,810 (ウェルフィン)《生きたい!》 192 00:16:33,290 --> 00:16:38,820 その間 脳裏では 過去の一切が高速で雑然と流れ 193 00:16:38,820 --> 00:16:43,320 その直後 はじけ散り 現在と混ざり合った 194 00:16:44,360 --> 00:16:47,310 (ウェルフィン)《ひと言!》 195 00:16:47,310 --> 00:16:50,290 《最初の!》 196 00:16:50,290 --> 00:16:52,310 《最期の!》 197 00:16:52,310 --> 00:16:57,810 生への執着と 不可避の死との境界で 198 00:16:59,300 --> 00:17:03,360 (ウェルフィン)《ひと言 メッセージ!》 199 00:17:03,360 --> 00:17:06,790 《王との ひと言!》 200 00:17:06,790 --> 00:17:11,300 《あの時 プフがピトーと ひと言!》 201 00:17:11,300 --> 00:17:14,790 《プフの秘密 ひと言!》 202 00:17:14,790 --> 00:17:17,790 《俺は ひと言》 203 00:17:17,790 --> 00:17:20,790 《死ぬまでは死なねえ!!》 204 00:17:21,830 --> 00:17:27,300 かつてなく 目まぐるしく働いた 脳細胞が導き出したのは 205 00:17:27,300 --> 00:17:31,800 通常であれば 選択し得ないものだった 206 00:17:38,780 --> 00:17:41,300 コムギ? 207 00:18:43,290 --> 00:18:47,790 《こ… これほどとは…》 208 00:18:52,280 --> 00:18:56,780 (シャウアプフ) 《これほどまでに… 彼女を…》 209 00:19:00,810 --> 00:19:02,310 (メルエム) プフ。 210 00:19:03,810 --> 00:19:06,810 (メルエム) これが 其のほうの…。 211 00:19:06,810 --> 00:19:08,810 (シャウアプフ) はい。 212 00:19:09,800 --> 00:19:13,290 (シャウアプフ) 《恐れた以上に彼女を…》 213 00:19:13,290 --> 00:19:16,290 何なりと処罰を。 214 00:19:21,300 --> 00:19:24,300 (メルエム) 言わずとも伝わっておろう。 215 00:19:24,300 --> 00:19:28,300 我らは異体同心 とがなどない。 216 00:19:30,300 --> 00:19:32,800 《かなうはずなどない》 217 00:19:34,290 --> 00:19:35,830 (シャウアプフ) はっ…。 218 00:19:35,830 --> 00:19:38,360 (メルエム) 引き続き ピトーを捜せ。 219 00:19:38,360 --> 00:19:41,780 捕らえた2名が 何か知っているかもしれぬ。 220 00:19:41,780 --> 00:19:44,300 聞き出せたら解放してやれ。 221 00:19:44,300 --> 00:19:47,800 そ奴らに聞きたいことは もう ない。 222 00:19:49,290 --> 00:19:53,790 《うなずく他 あろうはずもない》 223 00:19:53,790 --> 00:19:55,800 (シャウアプフ) はっ…。 224 00:19:55,800 --> 00:20:01,290 《開いた扉 奥へ続く足跡》 225 00:20:01,290 --> 00:20:04,810 《「円」で触れた2名の覚悟》 226 00:20:04,810 --> 00:20:08,310 《全てが一つの解を指している》 227 00:20:08,310 --> 00:20:10,310 (メルエム) ウェルフィン。 228 00:20:11,310 --> 00:20:13,300 はっ! はい! 229 00:20:13,300 --> 00:20:16,320 (メルエム) コムギは 地下格納庫のどこかに 230 00:20:16,320 --> 00:20:18,870 女とタコと共にいる。 231 00:20:18,870 --> 00:20:22,810 お主は それを 余か護衛軍に知らせる役目。 232 00:20:22,810 --> 00:20:24,810 な… なぜ それを! 233 00:20:24,810 --> 00:20:28,300 (メルエム) お主が役目を引き受けた 理由のカギは 234 00:20:28,300 --> 00:20:30,300 タコにありそうだが 235 00:20:30,300 --> 00:20:34,800 役目を全うしなかった理由は また 別。 236 00:20:34,800 --> 00:20:39,300 それは 余への憎悪の根源に 起因するか? 237 00:20:40,890 --> 00:20:42,810 (メルエム) 図星か。 238 00:20:42,810 --> 00:20:45,300 安心せい。 239 00:20:45,300 --> 00:20:49,300 答えた後は どこへ行こうと お主の自由だ。 240 00:20:50,790 --> 00:20:52,800 礼を言う。 241 00:20:52,800 --> 00:20:57,320 お主のおかげで 大切なものを思い出せた。 242 00:20:57,320 --> 00:20:58,820 うぅ…。 243 00:21:01,300 --> 00:21:05,800 奴らは Dエリアのビゼフ私庭で待つと。 244 00:21:09,300 --> 00:21:11,300 うぅ…! 245 00:21:12,790 --> 00:21:15,310 (ウェルフィン) 俺の王はジャイロ ただ一人! 246 00:21:15,310 --> 00:21:17,850 貴様は 貴様らは 247 00:21:17,850 --> 00:21:21,350 敵だ! 俺達の! 248 00:21:22,800 --> 00:21:24,790 (メルエム) さようか。 249 00:21:24,790 --> 00:21:27,790 ハァ ハァ ハァ…。 250 00:21:27,790 --> 00:21:31,810 会えるといいな その者と。 251 00:21:31,810 --> 00:21:35,280 そして 可能なら 252 00:21:35,280 --> 00:21:38,350 人として生きるがよい。 253 00:21:38,350 --> 00:21:41,350 (シャウアプフ) うっ うぅ…! 254 00:21:48,790 --> 00:21:50,800 かつてネテロは 255 00:21:50,800 --> 00:21:55,800 王は 人とアリとの間で 揺れていると看破した 256 00:21:55,800 --> 00:21:58,300 だが 今や…