1 00:00:03,050 --> 00:00:05,590 怪獣 2 00:00:05,590 --> 00:00:08,080 珍獣 3 00:00:08,080 --> 00:00:10,080 財宝 4 00:00:10,080 --> 00:00:12,080 秘宝 5 00:00:13,560 --> 00:00:15,600 魔境 6 00:00:15,600 --> 00:00:18,670 秘境 7 00:00:19,170 --> 00:00:22,070 「未知」という言葉が放つ魔力 8 00:00:22,080 --> 00:00:26,590 その力に魅せられた すごい奴らがいる 9 00:00:26,970 --> 00:00:30,470 人は 彼らを… 10 00:00:32,370 --> 00:00:34,000 「ハンター」と呼ぶ 11 00:01:55,499 --> 00:01:59,487 (サトツ) これより ハンター試験を開始いたします。 12 00:01:59,487 --> 00:02:03,507 私 1次試験官の サトツと申します。 13 00:02:03,507 --> 00:02:07,495 2次試験会場まで 私に ついて来ること。 14 00:02:07,495 --> 00:02:10,995 それが 1次試験でございます。 15 00:02:20,007 --> 00:02:21,992 試験開始から2時間 16 00:02:21,992 --> 00:02:24,512 受験者達が走った距離は 17 00:02:24,512 --> 00:02:27,515 スタートから 30kmを超えていた 18 00:02:27,515 --> 00:02:30,518 トータルで 何km走るか分からない 19 00:02:30,518 --> 00:02:33,003 ゴールを 知らされていない上で走る 20 00:02:33,003 --> 00:02:35,039 ペース配分 21 00:02:35,039 --> 00:02:37,591 先の見えない単調なコースが 22 00:02:37,591 --> 00:02:41,591 数名の脱落者を出し始めていた 23 00:02:46,500 --> 00:02:49,503 (ニコル) ホッホッホッ…。 24 00:02:49,503 --> 00:02:52,506 (ニコル)《過去のデータから このパターンの試験は 25 00:02:52,506 --> 00:02:55,509 ズバリ 40kmのコース!》 26 00:02:55,509 --> 00:03:00,548 《僕の計算では そろそろ ゴールが近いですよ!》 27 00:03:00,548 --> 00:03:05,486 ホッホッホッ…。 28 00:03:05,486 --> 00:03:09,506 (レオリオ) ハァ ハァ ハァ…。 29 00:03:09,506 --> 00:03:12,009 (レオリオ)《ナメてたぜ ハンター試験を… 30 00:03:12,009 --> 00:03:16,509 こいつら みんな化け物だ 化け物の集まりなんだな》 31 00:03:18,999 --> 00:03:21,535 こら待て! ガキ! (キルア ゾルディック) ん? 32 00:03:21,535 --> 00:03:24,088 てめぇ ハンター試験 ナメんじゃねえぞ! 33 00:03:24,088 --> 00:03:25,506 何のこと? 34 00:03:25,506 --> 00:03:28,509 「何の」って そのスケボー! 反則だろ! 35 00:03:28,509 --> 00:03:30,010 何で? 36 00:03:30,010 --> 00:03:32,496 なっ… これは持久力のテストなんだぞ! 37 00:03:32,496 --> 00:03:34,996 (ゴン フリークス) 違うよ。 はぁ? 38 00:03:36,000 --> 00:03:38,502 ゴン てめぇ 何いってる! 39 00:03:38,502 --> 00:03:41,555 試験官は 「ついて来い」って いっただけだもんね。 40 00:03:41,555 --> 00:03:44,555 てめぇ どっちの味方だ! あぁ? 41 00:03:45,993 --> 00:03:48,996 ねぇ 君 いくつ? 12歳。 42 00:03:48,996 --> 00:03:51,999 《ふ~ん 同い年ね》 43 00:03:51,999 --> 00:03:53,499 ん? 44 00:03:56,020 --> 00:03:57,988 やっぱ俺も 走ろうっと! 45 00:03:57,988 --> 00:04:01,025 おぉ~ カッコいい~! 46 00:04:01,025 --> 00:04:04,595 俺 キルア。 俺は ゴン! 47 00:04:04,595 --> 00:04:09,595 《クッソ~ ふざけやがってぇ…》 48 00:04:11,018 --> 00:04:15,522 ハァ~ ハァ~ ハァ~。 49 00:04:15,522 --> 00:04:18,509 (ニコル) 《バカな… そんなバカな!》 50 00:04:18,509 --> 00:04:21,512 《僕の計算に狂いは ない!》 51 00:04:21,512 --> 00:04:23,497 《じゃあ なぜ…》 52 00:04:23,497 --> 00:04:27,568 《ひょっとして このまま脱落?》 53 00:04:27,568 --> 00:04:32,022 《この僕が脱落? ウソだ… あり得ない!》 54 00:04:32,022 --> 00:04:35,009 そんなのイヤだ~! 55 00:04:35,009 --> 00:04:36,994 (ウモリ:アモリ:イモリ) ん? 56 00:04:36,994 --> 00:04:39,997 (ニコル) ハァ~ ハァ~。 57 00:04:39,997 --> 00:04:46,020 ハァ~ ハァ~ ハァ~ ハァ~。 58 00:04:46,020 --> 00:04:48,072 あっ うぅ…。 59 00:04:48,072 --> 00:04:50,107 (アモリ) ヘイ ルーキー! 60 00:04:50,107 --> 00:04:51,525 (アモリ) ヘヘっ。 61 00:04:51,525 --> 00:04:53,494 (ウモリ) だらしねえぞ 坊や! 62 00:04:53,494 --> 00:04:57,014 (イモリ) こんな所で へばる奴 かなり珍しいぜ。 63 00:04:57,014 --> 00:05:00,517 (アモリ) 表彰もんのヘタレ野郎だぜ てめぇはよ。 64 00:05:00,517 --> 00:05:03,003 (ウモリ) ハンター試験でも お前のような奴は 65 00:05:03,003 --> 00:05:04,505 落ちこぼれってんだ。 66 00:05:04,505 --> 00:05:07,057 (イモリ) 二度と来んな クズ野郎! 67 00:05:07,057 --> 00:05:09,994 あぁ… あぁ~! 68 00:05:09,994 --> 00:05:14,014 あぁ~~!! 69 00:05:14,014 --> 00:05:18,519 (トンパ) ほら ありがとよ! 上出来だ。 70 00:05:18,519 --> 00:05:22,506 あんだけ ボロクソにいっときゃ もう立ち上がれねえだろ! 71 00:05:22,506 --> 00:05:25,542 ありゃ 二度と ハンター試験は受けねえな! 72 00:05:25,542 --> 00:05:27,578 にしても トンパよ 73 00:05:27,578 --> 00:05:30,998 お前 ホントに ルーキー潰しが好きだな。 74 00:05:30,998 --> 00:05:34,998 フン… それが 俺の生きがいだからな。 75 00:05:49,083 --> 00:05:52,002 (クラピカ) 《スタートから およそ4時間》 76 00:05:52,002 --> 00:05:55,506 《すでに60kmくらいは 走っただろうか》 77 00:05:55,506 --> 00:05:59,493 《一体 いつまで走ればいいんだ》 78 00:05:59,493 --> 00:06:07,534 ハァ ハァ ハァ…。 79 00:06:07,534 --> 00:06:10,988 (レオリオ)《ハンター試験で ルーキーが合格する確率は 80 00:06:10,988 --> 00:06:13,991 3年に1人》 81 00:06:13,991 --> 00:06:16,510 《俺みたいな凡人には 82 00:06:16,510 --> 00:06:20,497 夢のまた夢ってわけだ…》 83 00:06:20,497 --> 00:06:22,497 《クソっ》 84 00:06:24,485 --> 00:06:25,985 あっ。 85 00:06:27,554 --> 00:06:32,554 ハァ ハァ ハァ…。 86 00:06:35,496 --> 00:06:46,496 ハァ ハァ ハァ…。 87 00:06:48,008 --> 00:06:52,579 おい ほっとけよ 早く行こうぜ。 88 00:06:52,579 --> 00:06:55,579 ハァ ハァ ハァ…。 89 00:07:03,006 --> 00:07:10,998 ハァ ハァ ハァ…。 90 00:07:10,998 --> 00:07:13,517 ざけんなよ! 91 00:07:13,517 --> 00:07:18,589 絶対ハンターに なったるんじゃ~!! 92 00:07:18,589 --> 00:07:23,089 クソったらぁ~~~!! 93 00:07:25,996 --> 00:07:28,496 フッ! えい! 94 00:07:31,001 --> 00:07:33,487 っと! おぉ~! 95 00:07:33,487 --> 00:07:36,006 カッコいい~! 96 00:07:36,006 --> 00:07:37,991 後で俺にも やらせてよ。 97 00:07:37,991 --> 00:07:40,491 スケボー貸してくれたらね! 98 00:07:51,021 --> 00:07:54,007 《80km地点を通過しました》 99 00:07:54,007 --> 00:07:57,007 《さて ちょっとペースを上げますよ》 100 00:08:01,999 --> 00:08:04,001 (ゲレタ) おいおい マジか? 101 00:08:04,001 --> 00:08:07,070 (ハンゾー) 何て奴だ 普通に歩くような感じで 102 00:08:07,070 --> 00:08:09,106 楽々と上って行きやがる。 103 00:08:09,106 --> 00:08:13,994 (ゲレタ) このペースじゃ かなりの脱落者が出るぜ。 104 00:08:13,994 --> 00:08:18,015 ゴン どっちが先にゴールするか 競走しないか? 105 00:08:18,015 --> 00:08:21,018 いいよ! 勝ったほうが ごはん1回おごりね! 106 00:08:21,018 --> 00:08:23,003 よし 乗った! 107 00:08:23,003 --> 00:08:25,005 よ~い ドン! よ~い ドン! 108 00:08:25,005 --> 00:08:31,061 はっ! はっ! はっ! 109 00:08:31,061 --> 00:08:33,113 レオリオ 大丈夫か? 110 00:08:33,113 --> 00:08:35,499 おうよ! 見ての通りだぜ! 111 00:08:35,499 --> 00:08:40,521 なりふり構わなきゃ まだまだ 行けることが分かったからな! 112 00:08:40,521 --> 00:08:42,489 うぉ~~~!! 113 00:08:42,489 --> 00:08:45,989 《フフっ 私も少しは 奴を見習うか》 114 00:08:48,011 --> 00:08:51,565 ふっ! ふっ! ふっ! (レオリオ) ふっ! はっ! ほっ! 115 00:08:51,565 --> 00:08:54,101 レオリオ 1つ 聞いていいか? 116 00:08:54,101 --> 00:08:57,504 何だ 随分 余裕じゃねえか クラピカ。 117 00:08:57,504 --> 00:09:01,008 無駄口は 体力消耗するぜ! 118 00:09:01,008 --> 00:09:05,008 ハンターになりたいのは 本当に金が目当てか? 119 00:09:06,496 --> 00:09:10,996 違うな ほんの数日の付き合いだが それくらいは 分かる。 120 00:09:12,536 --> 00:09:16,490 確かに お前の態度は軽薄で 頭も悪い。 121 00:09:16,490 --> 00:09:17,991 ムキ~~っ! 122 00:09:17,991 --> 00:09:21,495 だが 決して 底が浅いとは思わない。 123 00:09:21,495 --> 00:09:25,015 金儲けだけが生きがいの人間は 何人も見て来たが 124 00:09:25,015 --> 00:09:27,501 お前は そいつらとは違う。 125 00:09:27,501 --> 00:09:29,987 (レオリオ) ケッ! 理屈っぽい野郎だぜ! 126 00:09:29,987 --> 00:09:32,487 へっ! へっ! ふっ! 127 00:09:35,993 --> 00:09:37,995 「緋の目」。 128 00:09:37,995 --> 00:09:41,495 それが クルタ族が襲われた理由だ。 129 00:09:44,518 --> 00:09:49,489 (クラピカの声) 「緋の目」とは クルタ族特有の特殊体質…。 130 00:09:49,489 --> 00:09:51,525 感情が激しく高ぶると 131 00:09:51,525 --> 00:09:56,513 瞳が燃えるような 深い緋色になるんだ。 132 00:09:56,513 --> 00:09:58,999 その緋色の輝きは 133 00:09:58,999 --> 00:10:02,502 世界7大美色の1つに 数えられるほどで 134 00:10:02,502 --> 00:10:06,089 ブラックマーケットで 高額で取引される。 135 00:10:06,089 --> 00:10:10,589 (レオリオ) それで「幻影旅団」に 襲われたわけか。 136 00:10:11,995 --> 00:10:14,514 打ち捨てられた 同胞の亡きがらからは 137 00:10:14,514 --> 00:10:17,985 1つ残らず 目が奪い去られていた。 138 00:10:17,985 --> 00:10:23,485 今でも 彼らの暗い瞳が 無念だと語りかけて来る。 139 00:10:25,492 --> 00:10:29,579 私は 必ず「幻影旅団」を 捕らえてみせる! 140 00:10:29,579 --> 00:10:34,017 そして 仲間達の目を 全て取り戻すんだ! 141 00:10:34,017 --> 00:10:36,503 (レオリオ) それでハンターに。 142 00:10:36,503 --> 00:10:39,506 ああ 金持ちの 契約ハンターになれば 143 00:10:39,506 --> 00:10:43,493 ブラックマーケットの さまざまな情報を 聞き出せるからな。 144 00:10:43,493 --> 00:10:46,496 だが そいつは お前さんが最も嫌う 145 00:10:46,496 --> 00:10:49,549 誇りを捨てた「飼い犬ハンター」に なるってことだぜ。 146 00:10:49,549 --> 00:10:55,049 仲間の苦しみに比べれば 私の誇りなど意味のないものだ。 147 00:10:56,990 --> 00:11:01,011 ハァ ハァ ハァ…。 ハァ ハァ ハァ…。 148 00:11:01,011 --> 00:11:04,998 悪ぃが 俺には お前みたいな 立派な動機は ねえよ。 149 00:11:04,998 --> 00:11:08,985 えっ? 俺の目的は やっぱり金さ! 150 00:11:08,985 --> 00:11:11,521 ウソをつくな。 ウソじゃ ねえよ! 151 00:11:11,521 --> 00:11:13,557 まさか 本当に金で 152 00:11:13,557 --> 00:11:16,493 この世の全てが買えるとでも 思ってるのか? 153 00:11:16,493 --> 00:11:20,997 買えるさ! 物は もちろん 夢も 心も 人の命だって 154 00:11:20,997 --> 00:11:22,999 金次第だ! 155 00:11:22,999 --> 00:11:25,502 なっ! 撤回しろ レオリオ! 156 00:11:25,502 --> 00:11:28,021 クルタ族のことをいってるなら 許さんぞ! 157 00:11:28,021 --> 00:11:30,540 なぜだ? 事実だぜ! 158 00:11:30,540 --> 00:11:33,593 金がありゃ 俺の友達は 死ななかった! 159 00:11:33,593 --> 00:11:35,093 なっ…。 160 00:11:41,518 --> 00:11:43,019 病気か? 161 00:11:43,019 --> 00:11:46,022 決して 治らない病気じゃなかった。 162 00:12:05,509 --> 00:12:08,512 (レオリオの声) 問題は 法外な手術代さ。 163 00:12:08,512 --> 00:12:12,499 俺は単純だからな! 医者になろうと思ったぜ! 164 00:12:12,499 --> 00:12:18,004 ダチと同じ病気の子供を治して 「金なんか いらねえ」って 165 00:12:18,004 --> 00:12:22,004 その子の親にいってやるのが 俺の夢だった。 166 00:12:24,511 --> 00:12:26,997 笑い話だぜ! 167 00:12:26,997 --> 00:12:28,999 そんな医者になるためには 168 00:12:28,999 --> 00:12:32,002 さらに見たこともねえ 大金がいるそうだ! 169 00:12:32,002 --> 00:12:37,502 分かったか! 金 金 金だ! 俺は 金が欲しいんだよ! 170 00:12:39,025 --> 00:12:41,578 ハァ ハァ ハァ…。 ハァ ハァ ハァ…。 171 00:12:41,578 --> 00:12:43,113 お先に クラピカ! 172 00:12:43,113 --> 00:12:44,998 おっさん 先 行くぜ! 173 00:12:44,998 --> 00:12:48,498 おっさんじゃ ねえ! 俺は まだ お前らと同じ10歳代だ! 174 00:12:50,003 --> 00:12:52,503 えっ! ウソ!? 175 00:13:04,480 --> 00:13:08,984 ハァ ハァ ハァ ハァ…。 176 00:13:08,984 --> 00:13:12,488 も… もう 無理だぁ…。 177 00:13:12,488 --> 00:13:16,058 げ… 限界だぜ…。 178 00:13:16,058 --> 00:13:19,995 ハァ ハァ ハァ…。 ハァ ハァ ハァ…。 179 00:13:19,995 --> 00:13:23,983 俺のペースに ついて来るなんて 結構やるじゃん。 180 00:13:23,983 --> 00:13:25,983 そう? エヘヘ! 181 00:13:26,986 --> 00:13:30,489 っていうか みんなのペースが遅いんだな。 182 00:13:30,489 --> 00:13:34,510 は~あ こんなんじゃ ハンター試験 楽勝かもな。 183 00:13:34,510 --> 00:13:36,045 つまんねえの。 184 00:13:36,045 --> 00:13:38,981 ねぇ キルアは 何で ハンターになりたいの? 185 00:13:38,981 --> 00:13:42,501 俺? 別にハンターになんか なりたくないよ。 186 00:13:42,501 --> 00:13:43,485 えっ? 187 00:13:43,485 --> 00:13:45,487 ものすごい難関だって いわれてるから 188 00:13:45,487 --> 00:13:48,490 面白そうだと思っただけさ。 189 00:13:48,490 --> 00:13:50,490 けど 拍子抜けだな。 190 00:13:51,493 --> 00:13:52,995 ゴンは? 191 00:13:52,995 --> 00:13:56,048 俺はさ 親父がハンターなんだ。 192 00:13:56,048 --> 00:13:59,501 で 俺も親父みたいなハンターに なりたいと思って。 193 00:13:59,501 --> 00:14:02,504 ふ~ん 親父って どんなハンター? 194 00:14:02,504 --> 00:14:04,006 分かんない。 195 00:14:04,006 --> 00:14:07,476 プッ アハハハ! お前 それじゃ 変じゃん! 196 00:14:07,476 --> 00:14:08,510 そう? 197 00:14:08,510 --> 00:14:12,998 だって 親父みたいになりたいのに 親父のこと分かんないなんてさ。 198 00:14:12,998 --> 00:14:16,568 俺 生まれて すぐ ミトさんに育てられたから 199 00:14:16,568 --> 00:14:18,487 親父は写真でしか知らないんだ。 200 00:14:18,487 --> 00:14:20,506 誰だよ ミトさんって。 201 00:14:20,506 --> 00:14:23,008 ミトおばさん。 はぁ。 202 00:14:23,008 --> 00:14:26,979 親父も12歳の時に ハンター試験 受けたんだってさ! 203 00:14:26,979 --> 00:14:32,001 合格して ハンターになって そして 島を出て行った。 204 00:14:32,001 --> 00:14:35,054 俺を捨ててまで 夢中になったハンターって 205 00:14:35,054 --> 00:14:37,089 どんなんだろうって。 206 00:14:37,089 --> 00:14:38,589 ふ~ん。 207 00:14:40,009 --> 00:14:42,494 ≪出口だ!≫ ≪助かった!≫ 208 00:14:42,494 --> 00:14:45,494 ≪ようやく 薄暗い地下から おさらばだ!≫ 209 00:14:50,002 --> 00:14:55,002 《さて ここまで 一体 何人が ついて来られたでしょうか…》 210 00:14:58,994 --> 00:15:01,480 ゴール! ゴール! 211 00:15:01,480 --> 00:15:04,483 アハハ! アハハ! 212 00:15:04,483 --> 00:15:07,002 やった! 俺の勝ち! 213 00:15:07,002 --> 00:15:09,505 何いってんだ! 俺のほうが早かっただろ! 214 00:15:09,505 --> 00:15:11,991 俺だよ! 俺だって! 215 00:15:11,991 --> 00:15:15,044 俺のほうが早かったんだから キルア ごはん おごって! 216 00:15:15,044 --> 00:15:18,497 いいや 早かったのは俺だ! お前が 飯おごれ! 217 00:15:18,497 --> 00:15:20,983 俺のほうが早かったもん! 218 00:15:20,983 --> 00:15:23,502 ねぇ どっちが早かった? 219 00:15:23,502 --> 00:15:26,505 (サトツ) 私の目には同着に見えましたね。 220 00:15:26,505 --> 00:15:28,007 そっか。 221 00:15:28,007 --> 00:15:31,010 じゃあ 俺が キルアに ごはん おごる! えっ? 222 00:15:31,010 --> 00:15:33,529 代わりに キルアが 俺に ごはん おごって! 223 00:15:33,529 --> 00:15:36,081 何だよ それ。 224 00:15:36,081 --> 00:15:40,002 ねぇ サトツさん ここが 2次試験会場なの? 225 00:15:40,002 --> 00:15:43,005 いいえ まだまだ先ですよ。 226 00:15:43,005 --> 00:15:44,505 な~んだ。 227 00:15:49,495 --> 00:15:57,086 ハァ ハァ ハァ…。 228 00:15:57,086 --> 00:15:59,505 ヒィ~ ヒィ~…。 229 00:15:59,505 --> 00:16:02,007 あ… あぁ~…。 230 00:16:02,007 --> 00:16:05,511 ハァ ハァ ハァ…。 231 00:16:05,511 --> 00:16:07,996 やぁ! クラピカ。 232 00:16:07,996 --> 00:16:10,015 あぁ ここがゴールか? 233 00:16:10,015 --> 00:16:11,984 違うってさ。 234 00:16:11,984 --> 00:16:15,554 そうか… 霧が晴れて来たぞ。 235 00:16:15,554 --> 00:16:17,990 あっ ホント? 236 00:16:17,990 --> 00:16:19,992 あぁ~。 237 00:16:29,001 --> 00:16:36,075 (鳥の鳴き声) 238 00:16:36,075 --> 00:16:39,978 (サトツ) ヌメーレ湿原 通称「詐欺師のねぐら」。 239 00:16:39,978 --> 00:16:43,499 2次試験場へは ここを通って 行かねばなりません。 240 00:16:43,499 --> 00:16:47,002 この湿原にしかいない 奇怪な動物達。 241 00:16:47,002 --> 00:16:51,507 その多くが人間をも欺いて 食料にしようとする 242 00:16:51,507 --> 00:16:55,010 狡猾で貪欲な生き物です。 243 00:16:55,010 --> 00:16:58,010 十分 注意して ついて来てください。 244 00:17:00,499 --> 00:17:03,999 騙されると死にますよ。 245 00:17:05,487 --> 00:17:10,492 (シャッターが閉まる音) 246 00:17:10,492 --> 00:17:13,492 待ってくれ! あぁ~! 247 00:17:17,049 --> 00:17:19,101 この湿原の生き物は 248 00:17:19,101 --> 00:17:23,989 ありとあらゆる方法で 獲物を欺き 捕食しようとします。 249 00:17:23,989 --> 00:17:28,994 標的を騙して食い物にする 生物達の生態系 250 00:17:28,994 --> 00:17:33,999 「詐欺師のねぐら」と呼ばれる ゆえんです。 251 00:17:33,999 --> 00:17:35,984 騙されることのないよう 252 00:17:35,984 --> 00:17:38,984 しっかり私の後を ついて来てください。 253 00:17:41,557 --> 00:17:43,992 ケッ ふざけた話だぜ。 254 00:17:43,992 --> 00:17:47,496 騙されるのが分かってて 騙されるわけねえだろ。 255 00:17:47,496 --> 00:17:48,997 (男) ≪騙されるな!≫ 256 00:17:48,997 --> 00:17:51,997 あっ? だから 騙されねえって。 257 00:17:53,001 --> 00:17:57,489 だ… 騙されるな…。 258 00:17:57,489 --> 00:17:59,541 そいつは 259 00:17:59,541 --> 00:18:02,041 ウソをついている! 260 00:18:03,495 --> 00:18:07,482 そいつは偽者だ! 試験官じゃ ない! 261 00:18:07,482 --> 00:18:10,002 俺が本物の試験官だ! 262 00:18:10,002 --> 00:18:12,487 偽物? どういうことだ? 263 00:18:12,487 --> 00:18:15,490 じゃあ こいつは一体? 264 00:18:15,490 --> 00:18:17,990 これを見ろ! 265 00:18:21,079 --> 00:18:22,097 おぉ~! 266 00:18:22,097 --> 00:18:24,499 うわっ サトツさん そっくり! 267 00:18:24,499 --> 00:18:28,003 (男) ヌメーレ湿原に生息する 人面猿だ! 268 00:18:28,003 --> 00:18:29,504 人面猿だぁ? 269 00:18:29,504 --> 00:18:32,991 人面猿は新鮮な人肉を好む。 270 00:18:32,991 --> 00:18:37,479 しかし 手足が細長く 非常に力が弱い。 271 00:18:37,479 --> 00:18:40,032 そこで 自ら 人に化けて 272 00:18:40,032 --> 00:18:42,584 言葉巧みに 人間を湿原に連れ込み 273 00:18:42,584 --> 00:18:46,488 他の生物と手を組んで食い殺す。 274 00:18:46,488 --> 00:18:49,992 そいつは ハンター試験に集まった 受験生を 275 00:18:49,992 --> 00:18:52,492 一網打尽にする気だぞ! 276 00:18:53,979 --> 00:18:55,480 野郎…。 277 00:18:55,480 --> 00:19:00,480 確かに あの走り とても 人間業とは思えなかったもんな。 278 00:19:02,020 --> 00:19:03,020 あっ。 279 00:19:04,072 --> 00:19:05,072 えっ? 280 00:19:17,502 --> 00:19:21,506 (ヒソカ) フフフ… なるほど なるほど。 281 00:19:21,506 --> 00:19:23,508 これで決定。 282 00:19:23,508 --> 00:19:26,008 そっちが本物だね。 283 00:19:31,483 --> 00:19:35,003 《え~! やっぱり本物なんだ~!》 284 00:19:35,003 --> 00:19:36,505 (人面猿) え? 285 00:19:36,505 --> 00:19:38,991 キキ~! キキキ! キキキ! 286 00:19:38,991 --> 00:19:40,993 試験官というのは 287 00:19:40,993 --> 00:19:43,495 審査委員会から 依頼されたハンターが 288 00:19:43,495 --> 00:19:46,515 無償で任務に就くもの。 289 00:19:46,515 --> 00:19:50,085 我々が目指すハンターの 端くれともあろう者が 290 00:19:50,085 --> 00:19:54,506 あの程度の攻撃を 防げないわけないからね。 291 00:19:54,506 --> 00:19:57,492 褒め言葉として 受け取っておきましょう。 292 00:19:57,492 --> 00:20:01,496 しかし 次からは いかなる理由でも 293 00:20:01,496 --> 00:20:05,517 私への攻撃は 試験官への反逆行為とみなして 294 00:20:05,517 --> 00:20:08,003 即 失格とします。 295 00:20:08,003 --> 00:20:09,538 いいですね。 296 00:20:09,538 --> 00:20:11,056 はいはい。 297 00:20:11,056 --> 00:20:14,556 (ズラタカの鳴き声) 298 00:20:16,495 --> 00:20:19,998 自然の掟とはいえ エグいもんだぜ。 299 00:20:19,998 --> 00:20:22,484 やはり あの男も人面猿。 300 00:20:22,484 --> 00:20:26,488 私を偽者扱いして 受験者を混乱させ 301 00:20:26,488 --> 00:20:29,992 何人か 連れ去ろうとしたのでしょうね。 302 00:20:29,992 --> 00:20:33,045 油断も隙もないな。 うん。 303 00:20:33,045 --> 00:20:38,045 こうした命懸けの騙し合いが 日夜 行われているのです。 304 00:20:39,501 --> 00:20:44,489 (サトツ) 現に 何人かは騙されかけて 私を疑ったんじゃありませんか? 305 00:20:44,489 --> 00:20:46,491 い… いやぁ~。 306 00:20:46,491 --> 00:20:48,510 エヘヘ エヘエヘ…。 307 00:20:48,510 --> 00:20:53,031 よろしいですか? この先 ヌメーレ湿原の中は 308 00:20:53,031 --> 00:20:57,502 霧が深く 一度 この私を見失うと まず 309 00:20:57,502 --> 00:21:00,989 2次試験会場へ たどり着くことは できないでしょう。 310 00:21:00,989 --> 00:21:02,491 ご注意を。 311 00:21:02,491 --> 00:21:06,495 (サトツ) では まいりますよ ついて来てください。 312 00:21:27,983 --> 00:21:30,502 チッ またマラソンだぜ。 313 00:21:30,502 --> 00:21:32,537 しかも 今度は湿原だ。 314 00:21:32,537 --> 00:21:36,508 足元が ぬかるんでいる分 体力が奪われるぞ。 315 00:21:36,508 --> 00:21:41,480 ようやく 長く暗い トンネルを抜けた受験者達 316 00:21:41,480 --> 00:21:45,000 ここまで 36名の受験者が脱落し 317 00:21:45,000 --> 00:21:48,003 残り368名 318 00:21:48,003 --> 00:21:51,540 次なる試練は ヌメーレ湿原 319 00:21:51,540 --> 00:21:54,593 通称「詐欺師のねぐら」 320 00:21:54,593 --> 00:21:59,093 過酷なハンター試験は まだ続く