1 00:00:06,450 --> 00:00:08,450 どうする? ザイカハル。 2 00:01:45,910 --> 00:01:50,910 彼の名は ジャイロ NGLの影のドンである 3 00:01:54,490 --> 00:01:57,910 ジャイロは 0歳から12歳まで 4 00:01:57,910 --> 00:02:00,910 とある飯場で育った 5 00:02:00,910 --> 00:02:04,430 言葉より先に レンガの積み方や 6 00:02:04,430 --> 00:02:08,420 コンクリートの作り方を 覚えさせられた彼は 7 00:02:08,420 --> 00:02:11,920 父親を殴り殺して 飛び出すまでの間 8 00:02:11,920 --> 00:02:15,920 ずっと タダ働きを強いられていた 9 00:02:18,410 --> 00:02:23,910 男手ひとつで彼を育てた父親は 寡黙だった 10 00:02:25,420 --> 00:02:27,920 仕事を終えて部屋に戻ると 11 00:02:27,920 --> 00:02:30,910 1人で安酒を飲み 寝入るまで 12 00:02:30,910 --> 00:02:33,430 2段ベッドの上にいる ジャイロに 13 00:02:33,430 --> 00:02:37,900 声をかけることは ほとんどなかった 14 00:02:37,900 --> 00:02:39,920 ジャイロが7歳まで 15 00:02:39,920 --> 00:02:44,420 ろくに言葉を話せなかったのは そのためだ 16 00:02:46,420 --> 00:02:51,410 ジャイロは 仕事から戻ると 共同便所に行く時以外 17 00:02:51,410 --> 00:02:55,480 ベッドから降りることを 許されていなかった 18 00:02:55,480 --> 00:02:57,920 回数も一日2回 19 00:02:57,920 --> 00:03:01,900 夜9時までと決められていた 20 00:03:01,900 --> 00:03:04,420 木製で腐りかけのベッドは 21 00:03:04,420 --> 00:03:07,430 寝返りをうつと 派手な音できしみ 22 00:03:07,430 --> 00:03:10,430 父親は それを嫌った 23 00:03:12,950 --> 00:03:16,520 一度 その音が原因で 24 00:03:16,520 --> 00:03:18,920 こっぴどい せっかんを受けてから 25 00:03:18,920 --> 00:03:23,930 彼は 全く動かず寝るすべを 身につけた 26 00:03:23,930 --> 00:03:29,420 夜中に尿意を催し どうしても我慢できない時は 27 00:03:29,420 --> 00:03:34,920 あらかじめ用意してある 空の酒瓶に用を足した 28 00:03:39,410 --> 00:03:42,410 無口な父親が唯一 29 00:03:42,410 --> 00:03:46,430 彼に事あるごとに 説いた教えだった 30 00:03:46,430 --> 00:03:50,920 ジャイロは 幼さ故の失敗を 重ねながらも 31 00:03:50,920 --> 00:03:54,940 この教えを 大切に守ろうとした 32 00:03:54,940 --> 00:03:59,410 オモチャの一つも買い与えられ なかった彼にとって 33 00:03:59,410 --> 00:04:04,900 この言葉が 父親からもらった宝物だった 34 00:04:04,900 --> 00:04:10,910 少年の小さな宇宙では 父親は神に等しかった 35 00:04:10,910 --> 00:04:15,460 何より どんなに ぞんざいな扱いを受けても 36 00:04:15,460 --> 00:04:18,410 彼は父親を慕っていたし 37 00:04:18,410 --> 00:04:22,430 父親から必要とされていると 信じていた 38 00:04:22,430 --> 00:04:25,900 信じる根拠は 2つあった 39 00:04:25,900 --> 00:04:31,430 ジャイロが5歳くらいの時 高熱で死にかけたことがあった 40 00:04:31,430 --> 00:04:33,450 その時 父親が 41 00:04:33,450 --> 00:04:36,950 徹夜でタオルを 替え続けてくれた 42 00:04:38,930 --> 00:04:41,420 そして もう一つ 43 00:04:41,420 --> 00:04:43,420 自分は今まで 44 00:04:43,420 --> 00:04:48,410 一度たりとも父親から 出て行けと言われたことがない 45 00:04:48,410 --> 00:04:53,970 この2つが 少年のひそかな誇りだった 46 00:04:53,970 --> 00:04:55,480 (青年) バ~カ! 47 00:04:55,480 --> 00:05:00,920 「出て行け」って言われねえのはな オメェが金づるだからだよ! 48 00:05:00,920 --> 00:05:05,930 心の奥底に その可能性を 押し込めていた彼は 49 00:05:05,930 --> 00:05:08,410 無神経に そこをこじ開けた 50 00:05:08,410 --> 00:05:12,420 ひと回り以上 年上の青年に キレた 51 00:05:12,420 --> 00:05:16,970 大事な秘密を 軽々と話してしまった後悔と 52 00:05:16,970 --> 00:05:19,010 自分への怒り 53 00:05:19,010 --> 00:05:22,910 誇りを傷つけられた憎しみが 一気に噴出し 54 00:05:22,910 --> 00:05:25,910 青年に襲いかかった 55 00:05:25,910 --> 00:05:29,420 普段から小ばかにしていた 弱気な少年の 56 00:05:29,420 --> 00:05:33,410 突然の造反に怒り狂った青年は 57 00:05:33,410 --> 00:05:38,960 彼を袋だたきにした後も 腹の虫が治まらなかった 58 00:05:38,960 --> 00:05:42,410 少年の顔を 足で踏みつけたまま 59 00:05:42,410 --> 00:05:46,400 唾とともに とどめのセリフを吐き捨てた 60 00:05:46,400 --> 00:05:49,910 オメェが熱出した時に 看病してたのは 61 00:05:49,910 --> 00:05:51,920 隣のジジイだよ! 62 00:05:51,920 --> 00:05:53,910 オメェの親父は その時も 63 00:05:53,910 --> 00:05:56,910 自分の部屋で 飲んだくれてただけだ。 64 00:05:57,950 --> 00:06:01,920 オメェは うなされてて 知らねえだろうがよ 65 00:06:01,920 --> 00:06:06,410 そのジジイと オメェの親父は 夜中に大ゲンカしてんだ。 66 00:06:06,410 --> 00:06:10,410 「自分の子供が死んだら どうする気だ」ってな。 67 00:06:10,410 --> 00:06:15,410 その時 オメェの親父が 何て言ったか教えてやるよ。 68 00:06:15,410 --> 00:06:20,000 別に… 死んだら死んだで構わねえよ 69 00:06:20,000 --> 00:06:22,910 (青年) …だとよ! ヒャハハハハ! 70 00:06:22,910 --> 00:06:25,910 青年の言葉を聞きながら 71 00:06:25,910 --> 00:06:29,410 ジャイロは 信じられないものを見た 72 00:06:37,940 --> 00:06:41,510 確かに自分と目が合いながら 73 00:06:41,510 --> 00:06:43,910 全く関心を示さず 74 00:06:43,910 --> 00:06:47,430 通り過ぎて行く父親 75 00:06:47,430 --> 00:06:51,430 ジャイロは その時 全てを理解した 76 00:06:53,900 --> 00:06:57,400 宇宙は 俺に興味がない 77 00:06:58,440 --> 00:07:01,490 父親にとって 俺は死んでもいいし 78 00:07:01,490 --> 00:07:03,930 生きててもいい存在だった 79 00:07:03,930 --> 00:07:06,930 つまり どうでもよかった 80 00:07:08,420 --> 00:07:11,420 生きていれば金が入るし 81 00:07:11,420 --> 00:07:14,420 死ねば 少し部屋が広くなる 82 00:07:14,420 --> 00:07:16,410 それだけだ 83 00:07:16,410 --> 00:07:19,460 「ヒトに迷惑を掛けるな」とは 84 00:07:19,460 --> 00:07:22,400 息子が原因で面倒事が起きれば 85 00:07:22,400 --> 00:07:26,900 結局 しわ寄せが 父親自身に行くから 86 00:07:26,900 --> 00:07:30,920 あの言葉は 息子のためなどではなく 87 00:07:30,920 --> 00:07:34,910 100% 父親自身のためのもの 88 00:07:34,910 --> 00:07:38,460 「ヒト」は 父親のこと 89 00:07:38,460 --> 00:07:40,500 否 90 00:07:40,500 --> 00:07:44,000 「ヒト」とは 人間だ 91 00:07:52,410 --> 00:07:55,910 俺は 人間じゃなかったんだ 92 00:07:57,930 --> 00:08:00,420 少年は しばらくして立ち上がり 93 00:08:00,420 --> 00:08:04,470 そのまま 近くにあったハンマーを 手に取った 94 00:08:04,470 --> 00:08:11,910 95 00:08:11,910 --> 00:08:16,400 ジャイロは 9年後 NGLを設立する 96 00:08:16,400 --> 00:08:21,900 さらに9年後 それは国家となり 彼は王となる 97 00:08:23,430 --> 00:08:28,460 ジャイロは 全世界に 悪意をばらまきたかった 98 00:08:28,460 --> 00:08:31,020 飲む麻薬 ディーディーは 99 00:08:31,020 --> 00:08:35,520 そのための まだ ほんの手始めであった 100 00:08:47,430 --> 00:08:49,420 (蚊女) ユンジュ! 101 00:08:49,420 --> 00:08:53,460 (蚊女) コルトの奴に 随分あっさりと引き渡したわね。 102 00:08:53,460 --> 00:08:56,530 (ユンジュ) フン… 奴と もめる気はない。 103 00:08:56,530 --> 00:08:59,910 (ユンジュ) どの道 餌は女王様行きだ。 104 00:08:59,910 --> 00:09:02,410 俺は狩りを楽しめればいい。 105 00:09:04,920 --> 00:09:07,400 (ユンジュ)《ジャイロか》 106 00:09:07,400 --> 00:09:10,900 《クソ! 黙って食っときゃよかったぜ》 107 00:09:11,910 --> 00:09:15,440 いいか! この工場は俺が頂く! 108 00:09:15,440 --> 00:09:18,440 今日から ここが俺の城だ! 109 00:09:19,920 --> 00:09:22,920 (銃声) (鳥の鳴き声) 110 00:09:22,920 --> 00:09:24,920 (銃声) 111 00:09:26,410 --> 00:09:29,410 (ギョガン) ウッハッハッハ…! 112 00:09:29,410 --> 00:09:31,410 (銃声) 113 00:09:32,910 --> 00:09:35,460 (ギョガン) ギャ~ッハハハハ…! 114 00:09:35,460 --> 00:09:38,020 これ 最高~! 115 00:09:38,020 --> 00:09:43,410 (銃声) 116 00:09:43,410 --> 00:09:46,930 (ギョガン) ギャハハハ アッハハ~! (銃声) 117 00:09:46,930 --> 00:09:51,430 (ギョガン) ≪アハハハ…! アハハハ…!≫ (銃声) 118 00:09:51,430 --> 00:09:54,420 (ギョガン) ≪アハハハ…!≫ 119 00:09:54,420 --> 00:09:58,950 (ポックル)《ヤバい あの生き物 ヤバ過ぎる》 120 00:09:58,950 --> 00:10:01,010 (ポンズ) 見て! 121 00:10:01,010 --> 00:10:02,510 (ポックル) なっ!? 122 00:10:08,930 --> 00:10:10,930 一体…。 123 00:10:13,900 --> 00:10:18,400 一体 ここで何が起こってるんだ? 124 00:10:31,410 --> 00:10:34,410 (コルト) 何? さらに兵の死骸が? 125 00:10:34,410 --> 00:10:37,920 (ヂートゥ) ああ 見つかったのは ザザンとこの3匹だ。 126 00:10:37,920 --> 00:10:40,990 (ヂートゥ) 他にも 俺の兵が1匹 行方不明。 127 00:10:40,990 --> 00:10:44,910 完全に信号が途絶えて 今も戻らない。 128 00:10:44,910 --> 00:10:48,430 (コルト) 銃を持つ奴らは ユンジュ隊が制圧した。 129 00:10:48,430 --> 00:10:53,430 その他にも 俺達に抵抗する 人間達がいるということか? 130 00:10:53,430 --> 00:10:55,920 まぁ そういうことだろうな。 131 00:10:55,920 --> 00:10:57,940 だが 見つかった死骸は 132 00:10:57,940 --> 00:11:00,990 銃とは違う何かで 射抜かれてたそうだ。 133 00:11:00,990 --> 00:11:04,410 「何か」? 「何か」って 一体 何だ? 134 00:11:04,410 --> 00:11:06,430 俺が知るかよ。 135 00:11:06,430 --> 00:11:09,930 奴らが持つ 未知の武器ってことだろ。 136 00:11:12,420 --> 00:11:16,400 兵の死骸は どこだ? (ヂートゥ) ペギーが上で調べてる。 137 00:11:16,400 --> 00:11:19,440 (ペギー) こいつは銃で撃たれている。 138 00:11:19,440 --> 00:11:23,530 (ペギー) 体内に弾が残っていたから 間違いないが 139 00:11:23,530 --> 00:11:26,920 そっちの兵は よく分からん。 140 00:11:26,920 --> 00:11:29,430 こいつも頭部を撃たれてるな。 141 00:11:29,430 --> 00:11:31,920 (ペギー) うん だが 銃ではない。 142 00:11:31,920 --> 00:11:36,930 (ペギー) 目撃した他の兵の話が どうも分かりにくくてな。 143 00:11:36,930 --> 00:11:41,950 ただでさえ 下級兵の信号は 単純で要領を得んのだが 144 00:11:41,950 --> 00:11:44,480 人間が何かを撃つまねをしたら 145 00:11:44,480 --> 00:11:49,920 何も飛んで来なかったのに 頭を破壊されて倒れたというんだ。 146 00:11:49,920 --> 00:11:54,430 兵の中には物を見るだけでなく 感じる奴もいるだろ。 147 00:11:54,430 --> 00:11:57,930 その通り そういうタイプの兵は 148 00:11:57,930 --> 00:12:01,430 確かに何かが発射されたのを 感じている。 149 00:12:03,420 --> 00:12:06,990 (ペギー) 我々の持たざる能力を 持っている。 150 00:12:06,990 --> 00:12:09,920 思ったより手ごわいぞ 人間は。 151 00:12:09,920 --> 00:12:12,430 フンっ 人間の力なら 152 00:12:12,430 --> 00:12:15,930 それを受け継いでいる俺達にも 使えるってことだ 153 00:12:15,930 --> 00:12:18,420 取るに足らんさ。 154 00:12:18,420 --> 00:12:20,920 分かっとらんなぁ。 155 00:12:20,920 --> 00:12:24,460 人間の強さは 学習能力の高さにある。 156 00:12:24,460 --> 00:12:28,030 我々のアキレスが 女王様だと学べば 157 00:12:28,030 --> 00:12:31,410 奴らは手段を選ばず 彼女を殺しに来るぞ。 158 00:12:31,410 --> 00:12:32,910 ん? 159 00:12:32,910 --> 00:12:35,920 (コルト) 分かってねえのは お前だ! 160 00:12:35,920 --> 00:12:37,920 だったら 俺達も 161 00:12:37,920 --> 00:12:41,440 手段を選ばず 女王様を守ればいいだけの話だ。 162 00:12:41,440 --> 00:12:43,410 違うか? 163 00:12:43,410 --> 00:12:47,910 うむ… まぁ確かに その通りだ。 164 00:12:50,010 --> 00:12:54,420 《そうさ 必ず守る》 165 00:12:54,420 --> 00:12:56,920 レイナは 俺が守る。 166 00:12:56,920 --> 00:12:58,420 「レイナ」? 167 00:12:59,910 --> 00:13:01,930 誰だ? レイナって。 168 00:13:01,930 --> 00:13:04,410 いや お前が今 言ったろうが! 169 00:13:04,410 --> 00:13:07,420 俺が? 俺は何も言ってないぞ。 170 00:13:07,420 --> 00:13:09,970 お前の空耳だろ。 171 00:13:09,970 --> 00:13:13,020 そんなことより 問題は 172 00:13:13,020 --> 00:13:15,940 人間が下級兵クラスを 殺傷できる武器を 173 00:13:15,940 --> 00:13:18,430 何種類も持っているということだ。 174 00:13:18,430 --> 00:13:21,430 うむ… どうする? 175 00:13:21,430 --> 00:13:23,920 (コルト) 奪って使えばいい。 176 00:13:23,920 --> 00:13:28,420 逆効果だってことを 奴らの体に教えてやるのさ。 177 00:13:28,420 --> 00:13:32,490 複雑な機械を扱えるのは 俺達のクラスだけ。 178 00:13:32,490 --> 00:13:36,430 だが 人間は そんなこと分からないだろう。 179 00:13:36,430 --> 00:13:40,430 相当 脅威に感じるはずだ。 (ペギー) なるほど。 180 00:13:42,430 --> 00:13:46,430 私より お前のほうが 参謀に向いているわい。 181 00:13:51,990 --> 00:13:53,990 「レイナ」? 182 00:13:59,920 --> 00:14:03,910 (ポンズ) ダメね メッセージを受け取ってないわ。 183 00:14:03,910 --> 00:14:07,930 (ポンズ) 連絡をとり合ったハンター達は 全滅したってことよ。 184 00:14:07,930 --> 00:14:10,930 そうか…。 185 00:14:10,930 --> 00:14:12,910 戻ろう! 186 00:14:12,910 --> 00:14:16,480 俺達だけで手に負えるレベルの 生き物じゃ ない。 187 00:14:16,480 --> 00:14:20,920 一度 NGLを出て 全世界に このことを発表し 188 00:14:20,920 --> 00:14:22,920 駆除隊を結成する。 189 00:14:22,920 --> 00:14:26,910 (ペクバ) 何でもいいから 早く ここから逃げようぜ! 190 00:14:26,910 --> 00:14:28,910 このままじゃ みんな…。 191 00:14:37,470 --> 00:14:38,970 あっ? 192 00:14:42,430 --> 00:14:45,430 で… で… 193 00:14:45,430 --> 00:14:47,420 出た~!! 194 00:14:47,420 --> 00:14:49,420 うわ~!! 195 00:14:55,920 --> 00:14:58,990 逃げろ! 仲間が集まって来るぞ! 196 00:14:58,990 --> 00:15:00,910 (パイク) ≪おいおい≫ 197 00:15:00,910 --> 00:15:04,930 (パイク) 人間は生け捕りにするんだと あれほど言ったべ。 198 00:15:04,930 --> 00:15:08,400 生かして女王様へ献上するんだべ。 199 00:15:08,400 --> 00:15:12,420 ひ… 人の顔。 何なのよ こいつ! 200 00:15:12,420 --> 00:15:14,920 (バルダ) 撃て! 撃ってくれ~!! 201 00:15:19,930 --> 00:15:21,920 あっ! 202 00:15:21,920 --> 00:15:23,920 《七色の矢の中で 203 00:15:23,920 --> 00:15:26,920 最速の「橙の矢」を いとも簡単に…》 204 00:15:28,420 --> 00:15:31,930 何だ はっきり見えるでねえか。 205 00:15:31,930 --> 00:15:37,000 下級兵っこどもは こんなもんも 見ることできねえんだべか。 206 00:15:37,000 --> 00:15:39,430 お前さんの体を覆っている 207 00:15:39,430 --> 00:15:44,920 生命力そのものともいえる エネルギーが その武器の源だな。 208 00:15:44,920 --> 00:15:50,410 女王様にとって 最上級の栄養食になりそうだべ。 209 00:15:50,410 --> 00:15:52,910 フフフ…。 210 00:15:57,020 --> 00:15:58,940 (バルダ) あっ! あぁ! 211 00:15:58,940 --> 00:16:01,420 (バルダ) うわ~! 212 00:16:01,420 --> 00:16:04,430 バルダ~!! 213 00:16:04,430 --> 00:16:06,430 あ~。 214 00:16:10,930 --> 00:16:12,430 あ…。 215 00:16:13,970 --> 00:16:17,420 あっ あ~ しまった~! 216 00:16:17,420 --> 00:16:20,930 また反射的に食っちまっただ~! 217 00:16:20,930 --> 00:16:25,930 あ~ また ザザン様に 怒られちまうだな~。 218 00:16:25,930 --> 00:16:27,930 貴様~! 219 00:16:31,940 --> 00:16:34,490 ちょっ ちょっと たんま! 220 00:16:34,490 --> 00:16:36,910 手が ふさがっちまっただよ! 221 00:16:36,910 --> 00:16:38,410 うおっ! 222 00:16:41,410 --> 00:16:43,430 食らえ~! 223 00:16:43,430 --> 00:16:44,930 ぐあっ! 224 00:16:50,420 --> 00:16:53,990 (ザザン) 相変わらず 戦い方がお粗末ね。 225 00:16:53,990 --> 00:16:55,510 (パイク) ザザン様! 226 00:16:55,510 --> 00:16:58,430 持ってるものを 放せばいいでしょ? 227 00:16:58,430 --> 00:17:01,430 あっ 本当だ。 228 00:17:01,430 --> 00:17:03,430 (ザザン) もう戻るよ。 えっ? 229 00:17:03,430 --> 00:17:07,420 いい獲物が手に入ったからね。 230 00:17:07,420 --> 00:17:09,440 こいつは普通の人間の 231 00:17:09,440 --> 00:17:13,960 1000人分にも値する 栄養がありそうね。 232 00:17:13,960 --> 00:17:16,960 お手柄よ パイク。 233 00:17:20,920 --> 00:17:22,900 あっ ザザン様! 234 00:17:22,900 --> 00:17:26,920 ありがたき お言葉 身に余る光栄でありますべ! 235 00:17:26,920 --> 00:17:31,420 (ザザン) ほら 獲物! (パイク) あぁ そうでした! 236 00:17:35,450 --> 00:17:39,450 《私じゃ助けられない 応援を呼ばなきゃ》 237 00:17:42,920 --> 00:17:46,430 《まだ… まだ間に合う! 連れて行かれても 238 00:17:46,430 --> 00:17:48,910 すぐに食べられてしまう わけじゃ ない!》 239 00:17:48,910 --> 00:17:59,990 240 00:17:59,990 --> 00:18:01,530 《お願い》 241 00:18:01,530 --> 00:18:05,030 《なるべく強いオーラを まとっているハンターの元へ! 242 00:18:11,420 --> 00:18:14,420 《一刻も早く 国境へ戻らなきゃ!》 243 00:18:14,420 --> 00:18:16,420 《きっと まだ仲間がいる!》 244 00:18:16,420 --> 00:18:17,920 (銃声) 245 00:18:30,920 --> 00:18:32,920 キッヒヒヒ…。 246 00:18:34,430 --> 00:18:37,430 (銃声) 247 00:18:37,430 --> 00:18:41,430 (ギョガン) ギャッハハハ! アッハハハ…! 248 00:18:43,920 --> 00:18:46,420 おもしれぇ。 249 00:18:54,410 --> 00:18:57,420 (ギョガン) 狩りって おもしれぇ。 250 00:18:57,420 --> 00:19:22,910 251 00:19:22,910 --> 00:19:26,430 (カイト) かなり危険だが…。 252 00:19:26,430 --> 00:19:28,430 一緒に来るか? 253 00:19:28,430 --> 00:19:31,930 (ゴン フリークス) もちろん。 (キルア ゾルディック) 俺達もプロだぜ。 254 00:19:34,940 --> 00:19:39,020 (カイト) 通訳さん 悪いが先を急ぐんでな。 255 00:19:39,020 --> 00:19:44,430 はい もう少しスピードを上げても 馬は大丈夫ですよ。 256 00:19:44,430 --> 00:19:47,430 それじゃあ 遅過ぎる。 え? 257 00:19:47,430 --> 00:19:51,420 2人は国境へ戻って 他の連中と合流し 258 00:19:51,420 --> 00:19:55,440 協会へ連絡してくれ 危険生物だ。 259 00:19:55,440 --> 00:19:58,940 (スティック) 了解! (ポドンゴ) 気をつけてね カイト。 260 00:19:58,940 --> 00:20:00,980 ああ。 261 00:20:00,980 --> 00:20:03,410 ついて来れなきゃ 置いてくぞ。 262 00:20:03,410 --> 00:20:07,410 こっちのセリフだね。 準備OK! 263 00:20:15,410 --> 00:20:17,410 行くぞ。 264 00:20:45,420 --> 00:20:46,920 ん? 265 00:20:48,410 --> 00:20:51,410 これ 薬きょうじゃん。 266 00:20:51,410 --> 00:20:55,430 機械の類いは 一切 持ち込めないはずだよね。 267 00:20:55,430 --> 00:20:58,920 裏の支配者達は ドラッグだけじゃなく 268 00:20:58,920 --> 00:21:02,490 銃も 密造していたってことさ。 269 00:21:02,490 --> 00:21:05,430 だけど この現状は…。 270 00:21:05,430 --> 00:21:08,910 (カイト) 人間の仕業ではない。 271 00:21:08,910 --> 00:21:12,410 恐らく キメラアントだ。 272 00:21:13,920 --> 00:21:18,920 もしも そのキメラアント達が 銃を扱えたとしたら…。 273 00:21:20,980 --> 00:21:24,930 (カイト) 想像したくないが 裏の支配者達も すでに 274 00:21:24,930 --> 00:21:28,430 女王の餌に なっているかもしれない。 275 00:21:29,900 --> 00:21:33,420 (カイト) そいつらの遺伝子を持った キメラアントが生まれたら 276 00:21:33,420 --> 00:21:35,420 どうなるか。 277 00:21:37,930 --> 00:21:40,980 (カイト) NGLとキメラアント 278 00:21:40,980 --> 00:21:44,920 思いつく限り 最悪の組み合わせ 279 00:21:44,920 --> 00:21:48,920 未曽有のバイオハザードになる。 280 00:21:51,420 --> 00:21:56,920 事態は 最悪の方向へと 一気に転がりだしていた