1 00:00:02,880 --> 00:00:07,900 討伐軍の突入から およそ30分 2 00:00:07,900 --> 00:00:12,390 宮殿内で繰り広げられた 激しい攻防をよそに 3 00:00:12,390 --> 00:00:17,450 城の外では 今も おびただしい数の人民達が 4 00:00:17,450 --> 00:00:20,500 プフの鱗粉による催眠作用で 5 00:00:20,500 --> 00:00:24,500 兵隊アリになるための 選別を待っていた 6 00:00:26,890 --> 00:00:33,390 その頃 そんな彼らの未来の姿が 動きだそうとしていた 7 00:00:50,410 --> 00:00:56,420 (扉が開く音) 8 00:02:17,370 --> 00:02:23,880 (キルアが充電する音) 9 00:02:23,880 --> 00:02:35,880 (充電する音) 10 00:02:38,880 --> 00:02:41,880 (キルア ゾルディック) よし 充電完了。 11 00:03:00,380 --> 00:03:12,400 12 00:03:12,400 --> 00:03:14,950 《見られてる》 13 00:03:14,950 --> 00:03:17,890 《しかも 14 00:03:17,890 --> 00:03:20,890 俺は多分 こいつを知ってる》 15 00:03:20,890 --> 00:04:00,390 16 00:04:00,390 --> 00:04:02,380 《誰もいない?》 17 00:04:02,380 --> 00:04:04,380 (足音) 《あっ!》 18 00:04:04,380 --> 00:04:22,380 (足音) 19 00:04:22,380 --> 00:04:31,880 20 00:04:42,870 --> 00:04:45,390 面影を残しながらも 21 00:04:45,390 --> 00:04:49,390 以前のパームではないことが 明白な その姿が 22 00:04:49,390 --> 00:04:53,890 キルアの神経を 激しく波立たせた 23 00:04:56,880 --> 00:05:02,370 《捕まったんだ 護衛軍に…》 24 00:05:02,370 --> 00:05:05,890 《そして 変えられた》 25 00:05:05,890 --> 00:05:12,880 《もしも ゴンがパームを見たら 恐らく 持たない》 26 00:05:12,880 --> 00:05:18,940 《もう あいつの心に 他の何かが入る隙間なんてない》 27 00:05:18,940 --> 00:05:24,440 《もしも パームの心までが 完全に変えられていたら…》 28 00:05:27,880 --> 00:05:30,880 《ゴンは壊れるかもしれない》 29 00:05:34,910 --> 00:05:39,410 《俺が ここで確かめるしかない》 30 00:05:43,410 --> 00:05:47,410 《勝算はある パームは近づいて来た》 31 00:05:49,390 --> 00:05:51,870 パームか? 32 00:05:51,870 --> 00:05:54,390 《俺が視線を感じた以上 33 00:05:54,390 --> 00:05:58,860 俺より前に パームも俺に気付いていたはず》 34 00:05:58,860 --> 00:06:02,380 《前に言っていた自身の能力》 35 00:06:02,380 --> 00:06:03,920 (パーム) フッフッフ… 36 00:06:03,920 --> 00:06:08,420 私の能力を使えば 容易なことよ 37 00:06:09,370 --> 00:06:13,880 《占いみたいな探索能力と 俺は当たりを付けたが 38 00:06:13,880 --> 00:06:17,380 恐らく 千里眼に近い》 39 00:06:18,370 --> 00:06:20,380 《パームが今いた場所からは 40 00:06:20,380 --> 00:06:23,890 俺を直接見ることは できなかった》 41 00:06:23,890 --> 00:06:28,390 《別の方法で俺を見たとしか 考えられないからだ》 42 00:06:29,890 --> 00:06:35,380 《そして パームが もし敵ならば遠ざかったはず》 43 00:06:35,380 --> 00:06:38,890 《千里眼は 離れてこそ有効な技だし 44 00:06:38,890 --> 00:06:42,870 敵なら もう 俺への記憶はないはずだから》 45 00:06:42,870 --> 00:06:46,440 《近づいたってことは 46 00:06:46,440 --> 00:06:49,860 パームは俺を 47 00:06:49,860 --> 00:06:51,860 俺達を覚えてる》 48 00:06:54,890 --> 00:06:57,890 キル…アね。 49 00:07:00,370 --> 00:07:03,880 《やっぱり… 50 00:07:03,880 --> 00:07:05,880 記憶がある!》 51 00:07:07,970 --> 00:07:09,970 ゴンは? 52 00:07:11,390 --> 00:07:16,390 こんな姿になった私を もう ゴンは嫌いになるかしら? 53 00:07:18,380 --> 00:07:21,880 ゴンは見てくれで ひとを判断しないよ。 54 00:07:21,880 --> 00:07:26,930 …ってか まず嫌われてるって 前提はないわけね。 55 00:07:26,930 --> 00:07:31,430 相変わらず 憎ったらしい口 利くわね。 56 00:07:32,390 --> 00:07:34,390 (パーム) まぁ いいわ。 57 00:07:34,390 --> 00:07:40,880 あんたに同情してもらっても 一文の得にもならないし。 58 00:07:40,880 --> 00:07:43,870 ゴンは どこ? 59 00:07:43,870 --> 00:07:46,390 ゴンは ピトーについている。 60 00:07:46,390 --> 00:07:47,890 あいつは…。 61 00:07:51,890 --> 00:07:54,880 《俺が見えて 62 00:07:54,880 --> 00:07:57,880 ゴンが見えないのは何でだ?》 63 00:08:01,400 --> 00:08:02,890 どうしたの? 64 00:08:02,890 --> 00:08:04,390 あ…。 65 00:08:05,390 --> 00:08:08,440 俺を見つけたのは たまたまか? 66 00:08:08,440 --> 00:08:11,380 はぁ? 何言ってんの? 67 00:08:11,380 --> 00:08:14,900 あんたのほうが そこ曲がって来たんでしょ? 68 00:08:14,900 --> 00:08:19,400 違うね! 俺は お前の視線に気付いた。 69 00:08:19,400 --> 00:08:21,900 こっちに来たのは そのせいだ。 70 00:08:22,870 --> 00:08:25,370 お前が先に気付いたはずだ。 71 00:08:26,930 --> 00:08:29,430 なぜ ウソをつく? 72 00:08:32,380 --> 00:08:35,390 面倒くさいガキ。 73 00:08:35,390 --> 00:08:36,890 ゴンは どこ? 74 00:08:36,890 --> 00:08:39,890 俺の質問に答えてからだ。 75 00:08:41,890 --> 00:08:44,900 《俺が気付いたパームの視線は 76 00:08:44,900 --> 00:08:47,930 実際に俺を見ていた時のもの?》 77 00:08:47,930 --> 00:08:50,980 《ならばパームは 俺を見つけて 78 00:08:50,980 --> 00:08:53,390 すぐに俺から遠ざかった?》 79 00:08:53,390 --> 00:08:58,390 《そして 追って来る俺を 千里眼で見て きびすを返し 80 00:08:58,390 --> 00:09:01,390 近づいたように見せかけた?》 81 00:09:04,880 --> 00:09:06,880 最後よ。 82 00:09:08,950 --> 00:09:11,450 ゴンは どこ? 83 00:09:15,380 --> 00:09:17,890 教えねえよ。 84 00:09:17,890 --> 00:09:20,380 敵だろ お前。 85 00:09:20,380 --> 00:09:22,880 うっ うっ…。 86 00:09:36,380 --> 00:09:40,880 私は 間違っていた。 87 00:09:40,880 --> 00:09:44,390 力の使い方を。 88 00:09:44,390 --> 00:09:47,890 持て余すほどの激情なら…。 89 00:09:49,880 --> 00:09:53,380 素直に身を任せれば よかったのだわ! 90 00:10:02,390 --> 00:10:06,380 《こ… こいつ ヤバい!》 91 00:10:06,380 --> 00:10:10,880 ため込むくらいなら吐き出す。 92 00:10:12,380 --> 00:10:16,900 お前を ぶっ殺したい気持ちとかさ~! 93 00:10:16,900 --> 00:10:30,880 94 00:10:30,880 --> 00:10:32,390 つっ…。 95 00:10:32,390 --> 00:10:36,390 アハハハ…! 96 00:10:37,870 --> 00:10:40,870 さぁ どうすんの? 97 00:10:42,930 --> 00:10:45,470 黙って死ぬ? 98 00:10:45,470 --> 00:10:47,380 しゃべってから死ぬ? 99 00:10:47,380 --> 00:10:48,880 くっ…。 100 00:10:56,880 --> 00:11:01,880 (足音) 101 00:11:03,950 --> 00:11:06,390 それとも 102 00:11:06,390 --> 00:11:08,390 死ぬ? 103 00:11:12,380 --> 00:11:14,380 (パーム) ≪アハハハ…!≫ 104 00:11:14,380 --> 00:11:17,390 ≪アハハハ…!≫ 105 00:11:17,390 --> 00:11:20,390 ≪ア~ハハハ…!≫ 106 00:11:24,890 --> 00:11:29,450 毛髪で自身を武装するパームの 「ブラックウィドウ」は 107 00:11:29,450 --> 00:11:32,870 感情によって その様相を変えるが 108 00:11:32,870 --> 00:11:36,870 その役割は もっぱら防御にあり 109 00:11:38,390 --> 00:11:41,390 真に恐るべきは 110 00:11:41,390 --> 00:11:46,880 守りを 強堅な髪の鎧に 委ねることでこそ可能な 111 00:11:46,880 --> 00:11:51,380 全身全霊を込めた殴打である 112 00:11:57,890 --> 00:11:59,390 ぐっ…。 113 00:12:03,900 --> 00:12:05,870 (ゴン フリ-クス) うわ~! 114 00:12:05,870 --> 00:12:08,370 パームさん 「発」止めて「発」! 115 00:12:09,890 --> 00:12:12,920 《パームは もともと強化系》 116 00:12:12,920 --> 00:12:14,960 《能力が ツボにハマると 117 00:12:14,960 --> 00:12:17,400 こんなにも変わるのか》 118 00:12:17,400 --> 00:12:21,880 《完璧にガードしても ダメージが…》 119 00:12:21,880 --> 00:12:26,390 《長期戦になったら 完全に不利だ》 120 00:12:26,390 --> 00:12:30,380 《それでも 逃げるわけにはいかない》 121 00:12:30,380 --> 00:12:33,950 《もう ゴンの精神は限界》 122 00:12:33,950 --> 00:12:38,450 《ピトーを待つことで やっと つながっている状態なんだ》 123 00:12:41,870 --> 00:12:43,870 ヒヒっ。 124 00:12:45,890 --> 00:12:48,890 《絶対に会わせられない》 125 00:12:48,890 --> 00:12:52,390 《たとえ 元のパームの心が 残っていても…》 126 00:12:55,880 --> 00:12:57,880 《今は マイナス!》 127 00:13:01,890 --> 00:13:03,390 くっ…。 128 00:13:14,390 --> 00:13:16,400 パーム! ん? 129 00:13:16,400 --> 00:13:18,960 何で ゴンを捜してるんだ? 130 00:13:18,960 --> 00:13:22,880 理由次第じゃ 居場所を教えてやってもいいぜ。 131 00:13:22,880 --> 00:13:26,400 はぁ? 何 いまさら。 132 00:13:26,400 --> 00:13:30,390 理由なんてないわ 会いたいからよ。 133 00:13:30,390 --> 00:13:34,890 どうせ近くでしょ? 自力で捜すわよ。 134 00:13:34,890 --> 00:13:37,930 あんたを ぶち殺してからね! 135 00:13:37,930 --> 00:13:45,380 136 00:13:45,380 --> 00:13:46,880 ごめん! 137 00:13:48,900 --> 00:13:52,370 俺もテンパってて 敵とか言っちゃったけど 138 00:13:52,370 --> 00:13:55,870 外見が変わろうが お前は パームなんだろ? 139 00:13:57,900 --> 00:13:59,900 ゴンは 苦しんでる。 140 00:13:59,900 --> 00:14:02,970 尊敬する人を無残に変えられて。 141 00:14:02,970 --> 00:14:06,390 その人は 今 心すら奪われてるんだ。 142 00:14:06,390 --> 00:14:10,890 それをした張本人と ゴンは 向かい合ってる! 143 00:14:10,890 --> 00:14:15,390 そこへ お前までが その姿で いきなり現れたら…。 144 00:14:20,400 --> 00:14:22,950 ゴンは もう… 145 00:14:22,950 --> 00:14:25,950 まともで いられなくなる。 146 00:14:32,400 --> 00:14:34,880 だから 必ず 147 00:14:34,880 --> 00:14:39,380 最初に あいつの名前を呼んでくれ。 148 00:14:41,410 --> 00:14:43,910 「ゴン」って。 149 00:14:48,960 --> 00:14:52,960 それが条件だ。 150 00:14:54,870 --> 00:14:57,370 「大丈夫」って言って。 151 00:15:03,860 --> 00:15:07,380 ここに突入する直前まで ゴンは 152 00:15:07,380 --> 00:15:10,380 パームのことばっか心配してたよ。 153 00:15:14,870 --> 00:15:19,370 ゴンを安心させてやってよ。 154 00:15:22,900 --> 00:15:24,870 時間稼ぎ 155 00:15:24,870 --> 00:15:27,390 会わせるつもりは毛頭ない 156 00:15:27,390 --> 00:15:29,890 そのはずだった 157 00:15:31,960 --> 00:15:35,380 (すすり泣く声) 158 00:15:35,380 --> 00:15:40,380 あいつを… 少しでも… 159 00:15:40,380 --> 00:15:43,380 楽にしてやってくれ。 160 00:15:43,380 --> 00:15:48,870 それは もう… パームにしか できないんだ! 161 00:15:48,870 --> 00:15:53,460 (すすり泣く声) 162 00:15:53,460 --> 00:15:58,380 他の… 誰にも… 163 00:15:58,380 --> 00:16:00,380 できないんだよ。 164 00:16:01,390 --> 00:16:04,890 (泣き声) 165 00:16:04,890 --> 00:16:08,880 俺じゃ… 166 00:16:08,880 --> 00:16:12,400 できないんだ~!! 167 00:16:12,400 --> 00:16:21,390 (泣き声) 168 00:16:21,390 --> 00:16:23,880 口に出したことで 169 00:16:23,880 --> 00:16:29,380 キルアが ずっと抱えていた せきが切れた 170 00:16:29,380 --> 00:16:41,380 (泣き声) 171 00:16:41,380 --> 00:16:44,880 (シャウアプフ) おぉ! 隙だらけだ。 172 00:16:44,880 --> 00:16:49,380 予定変更 今 殺れ! 1号! 173 00:16:55,890 --> 00:16:59,980 かつて パームが宮殿内部に潜入し 174 00:16:59,980 --> 00:17:04,900 ノヴが仕掛けた 大階段横の出口付近に来た時 175 00:17:04,900 --> 00:17:07,900 ピトーの「円」が復活した 176 00:17:07,900 --> 00:17:12,870 悪寒で全身が粉々になりそうな 凶悪なオーラの中 177 00:17:12,870 --> 00:17:15,390 彼女が悟ったのは 178 00:17:15,390 --> 00:17:19,930 ノヴと全く同じ結末 179 00:17:19,930 --> 00:17:24,400 プフが ゆっくりと 音もなく迫って来るのを見て 180 00:17:24,400 --> 00:17:27,870 パームは 覚悟を決めた 181 00:17:27,870 --> 00:17:31,890 ビゼフに陵辱され 絶望した女性を装い 182 00:17:31,890 --> 00:17:35,380 自殺を図った 183 00:17:35,380 --> 00:17:39,430 しかし ピトーによって阻止された 184 00:17:39,430 --> 00:17:45,390 極寒の中 身震いを止めることが 不可能であるのと同様に 185 00:17:45,390 --> 00:17:47,890 凶悪なオーラに さらされた瞬間 186 00:17:47,890 --> 00:17:53,380 反射的にオーラで身を守った パームを誰も責められない 187 00:17:53,380 --> 00:17:55,900 そのオーラに興味を示し 188 00:17:55,900 --> 00:17:58,900 食事を取らない王の許しを得て 189 00:17:58,900 --> 00:18:00,940 ピトーとプフは 190 00:18:00,940 --> 00:18:05,890 彼女を実験兵士の 第1号とすることにした 191 00:18:05,890 --> 00:18:08,380 精神力の強い者ほど 192 00:18:08,380 --> 00:18:12,400 過去の記憶が残る傾向にある 193 00:18:12,400 --> 00:18:16,390 とりわけ すでに 念能力を身につけている者に 194 00:18:16,390 --> 00:18:18,870 その傾向は顕著である 195 00:18:18,870 --> 00:18:21,940 過去の記憶は 兵士の育成に当たり 196 00:18:21,940 --> 00:18:25,400 益もあり害もあった 197 00:18:25,400 --> 00:18:28,380 害をもたらす事例の大部分は 198 00:18:28,380 --> 00:18:32,370 記憶と感情が 結び付いた場合に生じる 199 00:18:32,370 --> 00:18:35,370 そういう結論に達した2匹は 200 00:18:35,370 --> 00:18:37,880 ピトーの「ドクターブライス」で 201 00:18:37,880 --> 00:18:42,960 パームの脳の感情と記憶を つなぐ部位を破壊した 202 00:18:42,960 --> 00:18:47,890 記憶を残す者ほど 繭からの再生が早いことは 203 00:18:47,890 --> 00:18:53,370 ヂートゥやレオルでの 実験によって立証済みであった 204 00:18:53,370 --> 00:18:57,880 速やかに 静かに人類を制するためには 205 00:18:57,880 --> 00:19:02,880 記憶を残しつつ 意のままに操ることが最上 206 00:19:03,940 --> 00:19:07,440 パームは 格好の被験者となった 207 00:19:09,870 --> 00:19:15,360 実験の成功は 人類の破滅をも意味する 208 00:19:15,360 --> 00:19:17,880 (シャウアプフ) さぁ 行け 1号! 209 00:19:17,880 --> 00:19:20,390 目の前のガキを殴り殺せ! 210 00:19:20,390 --> 00:19:22,890 (パーム) 黙れ。 えっ? 211 00:19:27,460 --> 00:19:29,890 私は… 212 00:19:29,890 --> 00:19:32,390 パーム シベリア。 213 00:19:33,360 --> 00:19:34,860 ん!? 214 00:19:35,880 --> 00:19:38,380 1号じゃ ない!! 215 00:19:46,440 --> 00:19:48,880 あんた達 216 00:19:48,880 --> 00:19:52,870 アリの手先になんか 217 00:19:52,870 --> 00:19:55,870 死んでもならない!! 218 00:20:16,870 --> 00:20:19,390 キルア 219 00:20:19,390 --> 00:20:21,890 あんたのおかげよ。 220 00:20:23,380 --> 00:20:26,900 頭の中に境があって 221 00:20:26,900 --> 00:20:30,470 気持ちと体がバラバラなのに 222 00:20:30,470 --> 00:20:32,890 自分じゃ どうもできない。 223 00:20:32,890 --> 00:20:37,400 起きてから ずっと そうだった。 224 00:20:37,400 --> 00:20:41,380 あんたが境を外してくれたの。 225 00:20:41,380 --> 00:20:44,880 自分が無力だなんて思わないで。 226 00:20:48,940 --> 00:20:51,380 私がゴンのため 227 00:20:51,380 --> 00:20:54,380 何かできるなら喜んでする。 228 00:20:55,880 --> 00:20:58,880 でも 忘れないで。 229 00:20:58,880 --> 00:21:04,380 ゴンに 一番必要なのは あなたなのよ。 230 00:21:20,890 --> 00:21:23,890 (シャウアプフ) チッ。 (モントゥトゥユピー) どうした? 231 00:21:23,890 --> 00:21:27,380 (シャウアプフ) 失敗… それだけのことです。 232 00:21:27,380 --> 00:21:29,380 (モントゥトゥユピー) あぁ? 233 00:21:29,380 --> 00:21:31,900 《急がば回れ》 234 00:21:31,900 --> 00:21:37,390 《兵士には 記憶も感情も 不要ってことですね》 235 00:21:37,390 --> 00:21:42,380 《しかし それは ピトーの能力を借りずに済む》 236 00:21:42,380 --> 00:21:47,380 《私1人でも 兵士を生産できるということ》 237 00:21:48,880 --> 00:21:51,920 (シャウアプフ)《むしろ 好都合》 238 00:21:51,920 --> 00:21:55,490 《王国を建てるのに》 239 00:21:55,490 --> 00:21:58,880 《王と私の王国を》