1 00:00:01,360 --> 00:00:02,840 (食べる音) 2 00:00:02,840 --> 00:00:05,340 (女王)《私には使命がある》 3 00:00:06,830 --> 00:00:08,830 《王を産む》 4 00:00:10,820 --> 00:00:14,370 《私は 女王だ!》 5 00:01:40,300 --> 00:01:44,810 「アカンパニー」で飛んだ先で ゴンとキルアが出会ったのは 6 00:01:44,810 --> 00:01:47,290 ジンの弟子 カイトだった 7 00:01:47,290 --> 00:01:51,360 幼い頃にも 彼に 会っていたことを知ったゴンは 8 00:01:51,360 --> 00:01:53,800 この再会にジンの意思を感じ 9 00:01:53,800 --> 00:01:56,800 カイトへの関心を高めていた 10 00:01:58,300 --> 00:02:01,310 (ゴン フリークス) ねぇ カイトは どんな仕事をしてるの? 11 00:02:01,310 --> 00:02:06,790 (カイト) 生物調査だ 新種の発見と 生態調査が主な仕事だな。 12 00:02:06,790 --> 00:02:09,850 そうだ キャンプタイガーって 知ってるか? 13 00:02:09,850 --> 00:02:11,880 (キルア ゾルディック) 「キャンプタイガー」? 14 00:02:11,880 --> 00:02:14,290 火を使うトラだ。 15 00:02:14,290 --> 00:02:17,810 落雷などで焼けた木を 火種にして利用する。 16 00:02:17,810 --> 00:02:21,280 魔獣に属する 常時二足歩行獣以外では 17 00:02:21,280 --> 00:02:23,290 初めての発見例だ。 18 00:02:23,290 --> 00:02:26,800 生肉じゃなく 自分で焼いた肉を食う獣。 19 00:02:26,800 --> 00:02:29,320 すっげぇ! マジで焼いてるよ。 20 00:02:29,320 --> 00:02:33,290 ホントに火を使ってる! ねぇ 他には? 21 00:02:33,290 --> 00:02:35,290 そういえば あれ 22 00:02:35,290 --> 00:02:39,280 キメラアントっていったっけ? 俺に食いついたやつ。 23 00:02:39,280 --> 00:02:42,800 そう キメラアント。 24 00:02:42,800 --> 00:02:45,780 第一級隔離指定種。 25 00:02:45,780 --> 00:02:50,360 本来なら 近づくことさえ 許されない 危険な虫だ。 26 00:02:50,360 --> 00:02:52,390 あれもカイトが発見したの? 27 00:02:52,390 --> 00:02:55,780 いや 俺は大形専門だからな。 28 00:02:55,780 --> 00:02:59,300 だが 今は あいつの調査をしている。 29 00:02:59,300 --> 00:03:02,300 ちょっと気になることがあってな。 30 00:03:06,290 --> 00:03:08,290 (カイト) もっとも こうなってしまったら 31 00:03:08,290 --> 00:03:11,330 別の所に調査拠点を 移動させたいが 32 00:03:11,330 --> 00:03:14,900 その連絡をしたくても 電波が届かないしな。 33 00:03:14,900 --> 00:03:18,280 連絡? (カイト) 仲間がいるんだ。 34 00:03:18,280 --> 00:03:20,290 7人でチームを組んでいる。 35 00:03:20,290 --> 00:03:23,290 彼らの到着を待つしかないな。 36 00:03:23,290 --> 00:03:25,310 来たら紹介するよ。 37 00:03:25,310 --> 00:03:28,310 アマチュアだが みんな優秀なハンターだ。 38 00:03:32,800 --> 00:03:35,350 (モン) おっ おや? 39 00:03:35,350 --> 00:03:37,850 おっ 噂をすればだ。 40 00:03:40,790 --> 00:03:43,790 (スピン) カイト 誰よ その子達。 41 00:03:43,790 --> 00:03:47,810 俺の友人だ 旅の途中で立ち寄ってくれた。 42 00:03:47,810 --> 00:03:50,800 (スピン) まぁ こんな所へ わざわざようこそ。 43 00:03:50,800 --> 00:03:52,780 私はスピーナ クロウ。 44 00:03:52,780 --> 00:03:55,300 スピンでいいわ よろしく。 45 00:03:55,300 --> 00:03:58,800 ゴン フリークスです よろしく スピン。 46 00:03:59,890 --> 00:04:04,310 フリークス… ねぇ もしかして! 47 00:04:04,310 --> 00:04:06,800 そう ジンさんの息子だ。 48 00:04:06,800 --> 00:04:10,300 (モン:バナナ) マジで? (スティック) 君も? まさか君も? 49 00:04:10,300 --> 00:04:14,290 いや 俺は別 名前はキルア ゾルディック。 50 00:04:14,290 --> 00:04:16,310 ゾル… ディック…。 51 00:04:16,310 --> 00:04:18,830 (バナナ) えっと 間違ってたら ごめんね 52 00:04:18,830 --> 00:04:21,880 まさか あの有名な暗殺一家の? 53 00:04:21,880 --> 00:04:24,800 ん 俺は廃業しちゃったけどね。 54 00:04:24,800 --> 00:04:27,290 ちなみに2人ともプロのハンター。 55 00:04:27,290 --> 00:04:29,800 お前達の先輩ってわけだ。 56 00:04:29,800 --> 00:04:31,800 どっひぇ~! 57 00:04:34,310 --> 00:04:36,790 (スティック) いや~ ビックリしたぁ。 58 00:04:36,790 --> 00:04:40,850 カイトと一緒に生物調査を始めてから 3年になるけど 59 00:04:40,850 --> 00:04:44,300 今までで 一番すごい生き物に あったって感じ。 60 00:04:44,300 --> 00:04:46,790 ハハ まったくだ。 61 00:04:46,790 --> 00:04:49,310 自己紹介の途中だったよね。 62 00:04:49,310 --> 00:04:52,310 俺はモンタ ユーラス モンって呼んでね。 63 00:04:52,310 --> 00:04:54,300 よろしく モン。 64 00:04:54,300 --> 00:04:57,800 僕はスティック ディナー 夕飯担当だよ。 65 00:04:57,800 --> 00:05:00,350 分かる? 名前がディナーだから。 66 00:05:00,350 --> 00:05:01,890 ヤハハハ…。 67 00:05:01,890 --> 00:05:04,310 アハハハ… よろしく。 68 00:05:04,310 --> 00:05:06,790 私の名前は バナナ カヴァーオです 69 00:05:06,790 --> 00:05:09,290 よろしく。 (鳴き声) 70 00:05:09,290 --> 00:05:11,300 あっ。 (鳴き声) 71 00:05:11,300 --> 00:05:14,820 彼らの他に あと2人いるんだが…。 72 00:05:14,820 --> 00:05:16,780 ポドンゴとリンは? 73 00:05:16,780 --> 00:05:19,340 2人とも 発見場所に向かったよ。 74 00:05:19,340 --> 00:05:21,890 相変わらず 動きが早いな。 75 00:05:21,890 --> 00:05:25,390 で やっぱり カイトのにらんだ通りだった。 76 00:05:26,290 --> 00:05:28,280 これはキメラアントの 77 00:05:28,280 --> 00:05:32,280 それも女王アリの かぎ爪に すごく よく似ている。 78 00:05:34,290 --> 00:05:36,290 (モン) コンピューター解析では 79 00:05:36,290 --> 00:05:40,310 99% 合致するという 値が出たよ。 80 00:05:40,310 --> 00:05:42,810 ちょっといい? ああ。 81 00:05:44,400 --> 00:05:49,280 これがキメラアントのかぎ爪? 人間の指くらいあるぜ。 82 00:05:49,280 --> 00:05:51,290 デッカいアリも いるってこと? 83 00:05:51,290 --> 00:05:55,270 分からない。 突然変異でデカくなったとか? 84 00:05:55,270 --> 00:06:00,290 そうかもしれないし 全く違う種が 見つかったのかもしれない。 85 00:06:00,290 --> 00:06:03,800 とにかく 現状は まだ 何も分かっていない。 86 00:06:03,800 --> 00:06:06,300 だから調査中なんだ。 87 00:06:07,890 --> 00:06:10,290 きっかけは ひょんなことだったんだけどね…。 88 00:06:10,290 --> 00:06:12,290 ひょんじゃなくて ウォン! 89 00:06:12,290 --> 00:06:15,790 カキン国の役人ね ヤハハハ…。 90 00:06:15,790 --> 00:06:17,300 「カキン国」って? 91 00:06:17,300 --> 00:06:20,300 (モン) ここ アイジエン大陸の 真ん中にある 92 00:06:20,300 --> 00:06:22,780 自然豊かな国さ。 93 00:06:22,780 --> 00:06:26,780 その国から依頼された 生物調査が終わった時に…。 94 00:06:28,370 --> 00:06:30,290 (ウォン)  素晴らしい! 95 00:06:30,290 --> 00:06:34,800 (ウォン) 国の調査機関の 200年分の仕事にも値するよ 96 00:06:34,800 --> 00:06:38,780 いやいや ボーナスを払えないのが 心苦しい限りだ 97 00:06:38,780 --> 00:06:42,350 とんでもない ウォンさん 楽しんでやれたよ 98 00:06:42,350 --> 00:06:44,790 その代わりといっては何だが 99 00:06:44,790 --> 00:06:49,790 親しい国の関連省に 君達のことを 強く推薦しておくよ 100 00:06:49,790 --> 00:06:51,790 それは ありがたい 101 00:06:53,300 --> 00:06:57,290 あぁ そうだ! これは独り言なんだが 102 00:06:57,290 --> 00:06:59,840 サザンピースに 奇妙な生物の一部が 103 00:06:59,840 --> 00:07:02,390 持ち込まれたらしいな 104 00:07:02,390 --> 00:07:05,310 条例に触れる 未登録生物の疑いがあるから 105 00:07:05,310 --> 00:07:07,280 リストには載せられないが… 106 00:07:07,280 --> 00:07:11,300 公共機関に タダ同然で 持って行かれちまうくらいなら 107 00:07:11,300 --> 00:07:15,300 許可証を持つハンターに 高く 買い取ってもらいたがってたな 108 00:07:21,390 --> 00:07:23,890 こちらでございます 109 00:07:30,800 --> 00:07:32,790 (カイト) どうだ? リン 110 00:07:32,790 --> 00:07:36,290 (リン) あっ 明らかに 未登録の生物です はい 111 00:07:36,290 --> 00:07:40,830 見たところ 昆虫の足に 非常に よく似ていますが 112 00:07:40,830 --> 00:07:45,800 こんな大きな足を有する昆虫は 見つかっていません 113 00:07:45,800 --> 00:07:50,300 かぎ爪にも 他の昆虫にはない 特徴が見られるわね 114 00:07:50,300 --> 00:07:54,290 うん 普通は2本しかないのに こいつは6本 115 00:07:54,290 --> 00:07:56,840 ふ節が発達した結果 人間の指のように 116 00:07:56,840 --> 00:07:58,880 変化したんじゃない? 117 00:07:58,880 --> 00:08:01,800 (スピン) そうだね 次の部位には とげもあるし 118 00:08:01,800 --> 00:08:04,290 けい節に見えるもんね 119 00:08:04,290 --> 00:08:06,800 (ポドンゴ) サンプルを採って 詳しく調べれば 120 00:08:06,800 --> 00:08:08,790 もっと分かるはずです 121 00:08:08,790 --> 00:08:11,790 一部でいい 譲ってくれないか? 122 00:08:11,790 --> 00:08:16,290 他ならぬ ウォンさんの紹介じゃ 断れませんね 123 00:08:18,900 --> 00:08:20,790 (ポドンゴ) それでは これ 調べてみます 124 00:08:20,790 --> 00:08:24,810 結果が分かり次第 連絡するからね 125 00:08:24,810 --> 00:08:26,810 頼む 126 00:08:30,810 --> 00:08:32,810 キメラアント…。 127 00:08:37,290 --> 00:08:40,290 リンとポドンゴが向かった先は? 128 00:08:40,290 --> 00:08:42,810 ヨークシンから南に下った所。 129 00:08:42,810 --> 00:08:47,800 海辺の町に その昆虫の足を 拾った人がいるらしいの。 130 00:08:47,800 --> 00:08:51,820 着いたばかりで悪いが 俺達も そっちへ急ごう。 131 00:08:51,820 --> 00:08:56,400 ねぇ 俺達 一緒に行ってもいい? ん? 132 00:08:56,400 --> 00:08:59,310 いいだろう。 やった~! 133 00:08:59,310 --> 00:09:01,290 歓迎するよ。 134 00:09:01,290 --> 00:09:04,300 プロのハンターが 2人も加わってくれれば 135 00:09:04,300 --> 00:09:06,300 こっちも心強いしね。 136 00:09:06,300 --> 00:09:08,780 それに ジンさんの息子と ゾルディック家の…。 137 00:09:08,780 --> 00:09:12,280 あっ ごめんなさい。 いいって いいって。 138 00:09:15,360 --> 00:09:18,780 (モン) それにしても その若さでプロとはね。 139 00:09:18,780 --> 00:09:21,780 僕達とは 生まれ持った才能が…。 140 00:09:21,780 --> 00:09:24,300 才能 才能って ウルサイノ~。 141 00:09:24,300 --> 00:09:26,280 なんてね アハハハ…。 142 00:09:26,280 --> 00:09:28,280 アハハハ…。 143 00:09:29,790 --> 00:09:32,790 《この短時間で すっかり なじんじまって…》 144 00:09:34,830 --> 00:09:37,900 (カイト)《いいハンターは 動物に好かれちまう》 145 00:09:37,900 --> 00:09:41,900 《そして いい仲間にも恵まれる》 146 00:09:44,790 --> 00:09:47,790 《ゴンも本物かもしれない》 147 00:09:47,790 --> 00:09:50,790 《じきに 見つかっちまうぜ ジンさん》 148 00:09:51,780 --> 00:10:07,780 149 00:10:07,780 --> 00:10:11,300 (鳴き声) 150 00:10:11,300 --> 00:10:16,300 (食べる音) 151 00:10:16,300 --> 00:10:19,790 《少ない… 少ない!》 152 00:10:19,790 --> 00:10:23,290 《もっと大量の 大きいエサがいる!》 153 00:10:32,290 --> 00:10:37,290 (カイト) ≪ここ もう 何日も いや 何か月も雨が降ってないな≫ 154 00:10:37,290 --> 00:10:39,780 今年は どこも 異常気象だ。 155 00:10:39,780 --> 00:10:43,330 それが自然界の生物に 何らかの影響を 156 00:10:43,330 --> 00:10:45,870 及ぼしている可能性もある。 157 00:10:45,870 --> 00:10:47,810 あの大きな足の持ち主も 158 00:10:47,810 --> 00:10:51,280 その影響を受けて生まれた 突然変異かもね。 159 00:10:51,280 --> 00:10:53,290 でも 何で巨大化を? 160 00:10:53,290 --> 00:10:55,780 それは生き残るためさ。 161 00:10:55,780 --> 00:10:59,800 大きくなれば捕食する能力も 高くなるだろ。 162 00:10:59,800 --> 00:11:02,820 その分 たくさんの餌が 必要になるわ。 163 00:11:02,820 --> 00:11:07,290 体の巨大化は必ずしも 生き残るためにはならない。 164 00:11:07,290 --> 00:11:12,280 私は環境よりキメラアント自体の 特性に起因してると思うの。 165 00:11:12,280 --> 00:11:15,280 (スピン) 賛成 あの虫の繁殖方法は 166 00:11:15,280 --> 00:11:18,290 他の生物には見られない 特徴があるからね。 167 00:11:18,290 --> 00:11:19,790 特徴って? 168 00:11:19,790 --> 00:11:23,860 摂食交配という 特殊な産卵形態をとるんだ。 169 00:11:23,860 --> 00:11:26,860 摂食交配? 何? それ。 170 00:11:27,780 --> 00:11:31,280 (カイト) キメラアントの女王は 他の生物を食べることで 171 00:11:31,280 --> 00:11:36,280 その生物の特徴を次の世代に 反映させることができるんだ。 172 00:11:37,810 --> 00:11:41,310 (カイト) さらに さまざまな生物を 取り込むことで 173 00:11:41,310 --> 00:11:43,860 その遺伝子が 複合的に混ざり合った 174 00:11:43,860 --> 00:11:46,360 子孫を残すことができる。 175 00:11:47,800 --> 00:11:52,290 (カイト) 1回の食事で産む卵の数は 1個から5個。 176 00:11:52,290 --> 00:11:54,770 こうして生まれた 第一世代のアリには 177 00:11:54,770 --> 00:11:56,290 繁殖能力は なく 178 00:11:56,290 --> 00:11:59,280 働きアリや兵隊アリになるんだ。 179 00:11:59,280 --> 00:12:05,780 女王自身や やがて誕生する 女王の跡継ぎに奉仕するために。 180 00:12:05,780 --> 00:12:10,290 跡継ぎとは すなわち 次世代の王や女王。 181 00:12:10,290 --> 00:12:14,280 より優秀な遺伝子を持った 子孫を残そうとする女王は 182 00:12:14,280 --> 00:12:18,300 常に より強い生物の遺伝子を 取り込もうとする。 183 00:12:18,300 --> 00:12:21,330 そして 気に入った種が 絶滅するまで 184 00:12:21,330 --> 00:12:23,370 食べ続けることもあるんだ。 185 00:12:23,370 --> 00:12:25,290 絶滅するまで!? 186 00:12:25,290 --> 00:12:29,790 そう 旺盛な食欲で 自分の体重の数倍の食料を 187 00:12:29,790 --> 00:12:32,280 一日で消費するほどだからね。 188 00:12:32,280 --> 00:12:36,780 だからキメラアントは 第一級隔離指定種にされている。 189 00:12:36,780 --> 00:12:40,830 そいつに目をつけられたら 終わりってことだな。 190 00:12:40,830 --> 00:12:45,310 かぎ爪の大きさから想像すると 多分 2m以上あるぜ。 191 00:12:45,310 --> 00:12:49,290 人間なんて あっという間に 食われちまう。 192 00:12:49,290 --> 00:12:50,790 うぅ…。 193 00:12:53,280 --> 00:12:56,280 ああ その通りだ。 194 00:13:02,370 --> 00:13:04,810 (クルト) 来るな あっち行け! 195 00:13:04,810 --> 00:13:06,780 (レイナ) お… お兄ちゃん…。 196 00:13:06,780 --> 00:13:09,300 レイナ 離れるなよ。 197 00:13:09,300 --> 00:13:10,800 うん。 198 00:13:19,320 --> 00:13:21,320 この! 199 00:13:27,300 --> 00:13:30,780 はぁ~ もう大丈夫だ。 200 00:13:30,780 --> 00:13:32,790 ありがとう お兄ちゃん。 201 00:13:32,790 --> 00:13:37,810 おにいちゃんに任せろ! レイナのことは絶対に守ってやる。 202 00:13:37,810 --> 00:13:39,310 うん! 203 00:13:39,310 --> 00:13:41,310 さぁ 帰ろう。 204 00:13:46,300 --> 00:13:48,790 (レイナ) でね お兄ちゃん すごいの! 205 00:13:48,790 --> 00:13:51,310 その大っきな蛇に向かって 206 00:13:51,310 --> 00:13:54,790 「来るな あっち行け!」 バシ~って! 207 00:13:54,790 --> 00:13:58,300 (母親) ほらほら おさじを振り回さないの 208 00:13:58,300 --> 00:13:59,800 お行儀の悪い。 209 00:13:59,800 --> 00:14:02,350 だって ホントに こうやって…。 210 00:14:02,350 --> 00:14:04,900 はいはい 分かったから。 211 00:14:04,900 --> 00:14:08,290 偉いわね そんな大きな蛇が出て来たら 212 00:14:08,290 --> 00:14:10,290 おかあさんだって怖くて 213 00:14:10,290 --> 00:14:12,790 動けなくなっちゃうかも しれないのに。 214 00:14:12,790 --> 00:14:16,280 やっぱり 男の子ね クルトは。 215 00:14:16,280 --> 00:14:18,780 ヘヘっ まぁね。 216 00:14:20,280 --> 00:14:22,820 もう9歳だもんね。 217 00:14:22,820 --> 00:14:25,890 すっかり おにいちゃん。 218 00:14:25,890 --> 00:14:29,790 これからもレイナのこと 守ってあげてね。 219 00:14:29,790 --> 00:14:32,280 頼りにしてるわ クルト。 220 00:14:32,280 --> 00:14:34,800 (レイナ) 頼りにしてるわ お兄ちゃん。 221 00:14:34,800 --> 00:14:38,290 ああ 任せて! レイナも お母さんも 222 00:14:38,290 --> 00:14:41,290 ずっと ずっと 僕が守る! 223 00:14:51,300 --> 00:14:54,790 《このエリアは そろそろ かえる頃だ》 224 00:14:54,790 --> 00:15:10,800 225 00:15:10,800 --> 00:15:14,790 (鳴き声) 226 00:15:14,790 --> 00:15:20,280 《兵ども よく聞くがいい 私の使命は王を産むこと》 227 00:15:20,280 --> 00:15:22,300 《より強い王を産むために 228 00:15:22,300 --> 00:15:27,370 より栄養価の高い食料を より多くとらねばならぬ》 229 00:15:27,370 --> 00:15:30,300 《より良い餌を探せ!》 230 00:15:30,300 --> 00:15:33,300 (鳴き声) 231 00:15:37,290 --> 00:15:40,300 《ここも手狭になって来た》 232 00:15:40,300 --> 00:15:44,320 《より強い王を産むためには 広大な巣がいる》 233 00:15:44,320 --> 00:15:49,820 《外敵の心配をすることなく 身重の体を休める時間もいる》 234 00:15:51,780 --> 00:15:57,280 《より強い王を産むために より強い兵がいる》 235 00:15:58,800 --> 00:16:02,790 (咳込み) 236 00:16:02,790 --> 00:16:06,290 大丈夫か? うん ありがとう。 237 00:16:09,360 --> 00:16:11,800 あのね お兄ちゃん。 ん? 238 00:16:11,800 --> 00:16:16,800 レイナね 大っきくなったら お兄ちゃんと結婚する。 239 00:16:16,800 --> 00:16:18,790 ああ。 240 00:16:18,790 --> 00:16:20,790 明日は早く起きて 241 00:16:20,790 --> 00:16:23,790 川に魚取りに行こう。 うん。 242 00:16:23,790 --> 00:16:26,310 2人で魚料理を作って 243 00:16:26,310 --> 00:16:28,860 お母さんをビックリさせよう。 244 00:16:28,860 --> 00:16:31,860 うん 楽しみ。 245 00:16:42,310 --> 00:16:45,780 (レイナ) これだけあれば お魚料理 いっぱい作れるね。 246 00:16:45,780 --> 00:16:47,280 ああ。 247 00:16:48,300 --> 00:16:49,800 あっ…。 248 00:16:49,800 --> 00:16:52,300 (鳴き声) 249 00:16:53,850 --> 00:16:56,790 あっ… お… お兄ちゃん…。 250 00:16:56,790 --> 00:16:58,790 あっ…。 251 00:17:00,310 --> 00:17:02,800 お兄ちゃん! 252 00:17:02,800 --> 00:17:04,800 レイナ 大丈夫だ。 253 00:17:06,780 --> 00:17:12,860 (クルト) 僕が… おにいちゃんが レイナを守るから! 254 00:17:12,860 --> 00:17:15,790 お母さんと約束したんだ! 255 00:17:15,790 --> 00:17:18,290 レイナを守るって。 256 00:17:19,780 --> 00:17:21,800 あっちへ…。 257 00:17:21,800 --> 00:17:23,800 あっちへ…! 258 00:17:30,820 --> 00:17:34,390 (女王)《これは うまい!》 259 00:17:34,390 --> 00:17:38,800 《栄養価も高い 最高の餌だ》 260 00:17:38,800 --> 00:17:42,300 《この生物が もっといる》 261 00:17:45,790 --> 00:17:49,310 (カイト) この2人が電話で話した ゴンとキルアだ。 262 00:17:49,310 --> 00:17:53,330 私は リン コウシです よ… よろしく。 263 00:17:53,330 --> 00:17:55,370 ポドンゴ ラポイ いいますよ。 264 00:17:55,370 --> 00:17:57,800 よろしくしてくださいね。 265 00:17:57,800 --> 00:18:01,270 こちらこそ よろしく リンさん ポドンゴさん。 266 00:18:01,270 --> 00:18:02,770 どうも。 267 00:18:02,770 --> 00:18:06,290 早速だが あの足の発見場所は? 268 00:18:06,290 --> 00:18:08,300 すぐそこの砂浜です。 269 00:18:08,300 --> 00:18:10,780 じ… 地元の人の話によれば 270 00:18:10,780 --> 00:18:14,280 波打ち際に漂っていたそうです。 271 00:18:22,790 --> 00:18:25,280 後ろは すぐ 密林か。 272 00:18:25,280 --> 00:18:27,800 (バナナ) 本体が あそこに 逃げ込んでたら 273 00:18:27,800 --> 00:18:29,800 見つけんのは大変ね。 274 00:18:31,290 --> 00:18:34,790 …というか 本体が生きてるとは 限らないじゃん。 275 00:18:34,790 --> 00:18:37,310 それ以前に 本体が同じ島に 276 00:18:37,310 --> 00:18:40,880 流れ着いてるかどうかも 分からないよ。 277 00:18:40,880 --> 00:18:42,800 調べてみようか。 278 00:18:42,800 --> 00:18:44,300 (鳴き声) 279 00:18:46,280 --> 00:18:48,800 はい これ よく嗅いで。 280 00:18:48,800 --> 00:18:50,790 (鳴き声) 281 00:18:50,790 --> 00:18:53,310 俺もやる! えっ? 282 00:18:53,310 --> 00:18:54,790 (においを嗅ぐ音) 283 00:18:54,790 --> 00:18:57,830 そいつの鼻 マジで犬並みだから。 284 00:18:57,830 --> 00:19:02,380 (においを嗅ぐ音) 285 00:19:09,290 --> 00:19:12,290 (においを嗅ぐ音) 286 00:19:15,800 --> 00:19:17,780 見つからないみたいね。 287 00:19:17,780 --> 00:19:20,780 もう におい 消えちゃったのかもよ。 288 00:19:20,780 --> 00:19:22,820 雨も降っただろうしさ。 289 00:19:22,820 --> 00:19:24,860 俺もダメ。 290 00:19:24,860 --> 00:19:27,810 本体は ここじゃないってことか。 291 00:19:27,810 --> 00:19:32,300 少し離れた場所に 打ち上げられたのかもしれないな。 292 00:19:32,300 --> 00:19:35,300 ここの潮は どっちから流れてるんだ? 293 00:19:35,300 --> 00:19:39,800 ここは複雑で 昼と夜で全く逆になるそうです。 294 00:19:39,800 --> 00:19:44,300 季節でも違うし 日によっても変わるらしいわ。 295 00:19:45,380 --> 00:19:48,800 場所の特定は難しいってことか。 296 00:19:48,800 --> 00:19:52,280 諦めるのは早いよ 手分けして捜そう。 297 00:19:52,280 --> 00:19:54,280 そうね。 298 00:19:54,280 --> 00:20:07,780 299 00:20:09,300 --> 00:20:10,800 ダメか~。 300 00:20:10,800 --> 00:20:13,790 (カイト) このまま やみくもに 捜索してても しょうがない。 301 00:20:13,790 --> 00:20:15,810 一度 ヨークシンに戻ろう。 302 00:20:15,810 --> 00:20:20,310 もしかしたら 新たな情報も 手に入るかもしれない。 303 00:20:33,810 --> 00:20:37,280 そいつら多分 2m以上あるぜ… 304 00:20:37,280 --> 00:20:40,780 人間なんて あっという間に食われちまう 305 00:20:41,780 --> 00:20:46,890 《旺盛な食欲 摂食交配…》 306 00:20:46,890 --> 00:21:04,290 307 00:21:04,290 --> 00:21:06,290 (コルト)《女王様》 308 00:21:06,290 --> 00:21:09,330 《おぉ! お前は言葉を…》 309 00:21:09,330 --> 00:21:13,280 《女王様のご命令を ひと言漏らさず 聞き留め 310 00:21:13,280 --> 00:21:15,800 理解し 実行するため…》 311 00:21:15,800 --> 00:21:17,780 《頼もしい》 312 00:21:17,780 --> 00:21:21,810 《そのほうを 一軍を率いる 師団長に命ずる》 313 00:21:21,810 --> 00:21:23,790 《ありがたき幸せ》 314 00:21:23,790 --> 00:21:25,790 (女王)《早速だが 315 00:21:25,790 --> 00:21:28,830 ここにいる 全ての兵を率いて 出撃し 316 00:21:28,830 --> 00:21:31,380 私の餌を 317 00:21:31,380 --> 00:21:36,300 あの 栄養価の高い生物を 捕らえて来るがよい》 318 00:21:36,300 --> 00:21:37,800 《ハッ!》 319 00:21:47,780 --> 00:21:49,800 ついに出現した 320 00:21:49,800 --> 00:21:52,850 人間の遺伝子を持った キメラアント 321 00:21:52,850 --> 00:21:57,850 カイトの不安は すでに 現実のものとなっていた