1 00:00:03,470 --> 00:00:06,990 <選別の開始まで あと3日> 2 00:00:06,990 --> 00:00:10,490 <宮殿内では 傷の治療を終えた王が→ 3 00:00:10,490 --> 00:00:13,990 今も休まずに軍儀を続けていた> 4 00:00:17,490 --> 00:00:18,990 (王) 詰みだ。 5 00:00:22,070 --> 00:00:24,480 (コムギ) はぁ~。 6 00:00:24,480 --> 00:00:26,990 フゥ~…。 7 00:00:26,990 --> 00:00:30,480 (シャウアプフ)《心身ともに もう限界が来ている》 8 00:00:30,480 --> 00:00:34,980 (シャウアプフ)《恐らく次局か その次には 王が勝つ》 9 00:02:04,490 --> 00:02:07,960 (王) 休憩だ 半日後に再開する。 10 00:02:07,960 --> 00:02:09,460 はっ? 11 00:02:09,460 --> 00:02:12,010 いえ ワダすは まだまだ! 12 00:02:12,010 --> 00:02:16,480 フラフラの貴様に勝っても 余の気が済まぬわ。 13 00:02:16,480 --> 00:02:18,980 しっかり体調を戻せ。 14 00:02:25,960 --> 00:02:27,980 《腕の治療中も→ 15 00:02:27,980 --> 00:02:31,020 決して 対局を止めなかった王が→ 16 00:02:31,020 --> 00:02:34,020 自ら前言を撤回した》 17 00:02:36,970 --> 00:02:39,970 《この女… 危険だ》 18 00:02:41,480 --> 00:02:44,480 (シャウアプフ)《このままだと→ 19 00:02:44,480 --> 00:02:46,980 厄介な存在になる》 20 00:02:55,970 --> 00:02:57,470 (コムギ) んっ? 21 00:03:01,500 --> 00:03:05,000 んだば お先に失礼すます。 22 00:03:11,010 --> 00:03:13,540 (シャウアプフ) 《早まっては いけない》 23 00:03:13,540 --> 00:03:16,490 《王が自らの言葉を翻したのも→ 24 00:03:16,490 --> 00:03:19,500 自身の信念を貫くため》 25 00:03:19,500 --> 00:03:22,480 《万全の状態の 軍儀王をねじ伏せ→ 26 00:03:22,480 --> 00:03:25,970 自身の実力を証明するため》 27 00:03:25,970 --> 00:03:29,470 《私が今 この娘を始末してしまったら→ 28 00:03:29,470 --> 00:03:34,060 軍儀において王は 敗北しか残らないではないか》 29 00:03:34,060 --> 00:03:36,460 《彼女は 死によって神格化し→ 30 00:03:36,460 --> 00:03:40,460 王の中で 決して 勝ち得ない存在となってしまう》 31 00:03:42,470 --> 00:03:46,490 あ~~~!! 32 00:03:46,490 --> 00:03:48,980 あっ… あぁ…! 33 00:03:48,980 --> 00:03:51,010 《何という愚かな!》 34 00:03:51,010 --> 00:03:53,560 《私は 浅はかな衝動で→ 35 00:03:53,560 --> 00:03:55,970 取り返しのつかない 忌まわしい傷を→ 36 00:03:55,970 --> 00:03:58,470 王につけるところだった!》 37 00:04:00,470 --> 00:04:09,980 ♪~ 38 00:04:09,980 --> 00:04:14,070 ♪~ 《死のう… 自分の意志で》 39 00:04:14,070 --> 00:04:17,490 《世界に君臨し ♪~ 王を見届けた後に…》 40 00:04:17,490 --> 00:04:19,490 ♪~ 41 00:04:19,490 --> 00:04:21,980 うわ~~! 42 00:04:21,980 --> 00:04:23,480 あ~! あぁ…。 43 00:04:23,480 --> 00:04:25,500 (モントゥトゥユピー) んっ? 44 00:04:25,500 --> 00:04:30,470 (ナックル) ノヴさんのマンションから 宮殿に突入するのは 7人。 45 00:04:30,470 --> 00:04:33,540 俺とシュート ゴン キルア→ 46 00:04:33,540 --> 00:04:35,570 メレオロン イカルゴ→ 47 00:04:35,570 --> 00:04:37,980 そして モラウの旦那。 48 00:04:37,980 --> 00:04:40,980 ピトーの「円」の外側から やって来る会長は→ 49 00:04:40,980 --> 00:04:43,500 俺達よりも数秒 突入が遅れる。 50 00:04:43,500 --> 00:04:45,470 (ナックル) その時間を利用して→ 51 00:04:45,470 --> 00:04:48,990 俺達は護衛軍を 王から分散させる。 52 00:04:48,990 --> 00:04:53,040 先陣は ゴン キルア イカルゴ。 53 00:04:53,040 --> 00:04:55,980 いきなり 自陣の ど真ん中に出現する俺達に→ 54 00:04:55,980 --> 00:05:00,480 驚いた奴らが 本能的に取る行動は…。 55 00:05:00,480 --> 00:05:03,470 (ゴン=フリークス) 身をもって王を守ること。 56 00:05:03,470 --> 00:05:05,990 (キルア=ゾルディック) 恐らく こういう陣形。 57 00:05:05,990 --> 00:05:07,970 これを崩すのは簡単じゃねえな。 58 00:05:07,970 --> 00:05:10,010 (メレオロン) ん~…→ 59 00:05:10,010 --> 00:05:13,080 そこで この俺の出番だ。 60 00:05:13,080 --> 00:05:14,480 うん。 61 00:05:14,480 --> 00:05:32,580 ♪♪~ 62 00:05:32,580 --> 00:05:34,470 さて 何か質問ある? 63 00:05:34,470 --> 00:05:37,970 えっと… パームのことなんだけど→ 64 00:05:37,970 --> 00:05:41,490 今 どうしてるか 何とか分からないかな? 65 00:05:41,490 --> 00:05:44,490 死んでるか 潜んでるかの どっちかだよ。 66 00:05:44,490 --> 00:05:46,460 抜け出せたら連絡がある。 67 00:05:46,460 --> 00:05:50,010 ないのは そういうことだろ? 68 00:05:50,010 --> 00:05:53,970 万が一 奴らに見つかったら 自ら死を選ぶ。 69 00:05:53,970 --> 00:05:56,970 あいつは その覚悟で敵地に向かった。 70 00:05:56,970 --> 00:05:59,970 (シュート) こちらからパームの様子を 探ろうとするのは→ 71 00:05:59,970 --> 00:06:03,480 彼女の覚悟を侮辱する行為だぞ。 72 00:06:03,480 --> 00:06:05,480 (ナックル) おい 言い過ぎだろ! 73 00:06:05,480 --> 00:06:08,480 ゴンは ただ パームが心配なだけでだな…。 74 00:06:08,480 --> 00:06:10,530 その心配が 低レベルだってんだよ! 75 00:06:10,530 --> 00:06:14,490 んだと!? 帰って来た早々 このガキが! 76 00:06:14,490 --> 00:06:17,980 仮に パームが生きたまま 敵に捕まっていたとする。 77 00:06:17,980 --> 00:06:21,980 その場合 十中八九 作戦は敵にバレてる。 78 00:06:21,980 --> 00:06:23,960 突入する俺達は→ 79 00:06:23,960 --> 00:06:26,970 「飛んで火に入る夏の虫」 ってとこか。 80 00:06:26,970 --> 00:06:29,000 一瞬で全滅さ。 81 00:06:29,000 --> 00:06:32,570 そんな最悪の時のことを あれこれ考えるより→ 82 00:06:32,570 --> 00:06:35,490 大事なのは パームを信じることだろ? 83 00:06:35,490 --> 00:06:37,980 (メレオロン) まっ それも一理あるが→ 84 00:06:37,980 --> 00:06:40,980 もしも パームが そういう状況だったら→ 85 00:06:40,980 --> 00:06:43,470 作戦の変更も 今なら可能だと→ 86 00:06:43,470 --> 00:06:45,490 ゴンは 言いたかったんじゃないか? 87 00:06:45,490 --> 00:06:46,970 甘いよ! 88 00:06:46,970 --> 00:06:48,990 そんな時に こいつは→ 89 00:06:48,990 --> 00:06:52,560 まず パームを最優先に 救い出すことを主張するんだよ。 90 00:06:52,560 --> 00:06:55,460 で どうやるかの方法は 人任せと来たもんだ。 91 00:06:55,460 --> 00:06:59,480 なっ? うっ… うん。 92 00:06:59,480 --> 00:07:02,490 それは… 分かる。 93 00:07:02,490 --> 00:07:04,470 心配なのは分かるけど→ 94 00:07:04,470 --> 00:07:07,980 作戦が始まったら 終了まで すっぱり忘れろ。 95 00:07:07,980 --> 00:07:12,030 んな 気持ちが頭よぎる コンマ数秒のロスで→ 96 00:07:12,030 --> 00:07:16,470 作戦が失敗することだって あり得るもんな。 97 00:07:16,470 --> 00:07:18,490 まだ2日ある。 98 00:07:18,490 --> 00:07:21,990 その間にパームから 連絡あるかもしれないだろ。 99 00:07:21,990 --> 00:07:29,500 ♪♪~ 100 00:07:29,500 --> 00:07:32,000 (ネフェルピトー) ふ~ん… ニャるほど。 101 00:07:37,470 --> 00:07:40,970 (王) ≪ここで 右辺に 活路を求めたら どうだ?≫ 102 00:07:40,970 --> 00:07:42,990 (コムギ) ≪それより この「騎馬」です≫ 103 00:07:42,990 --> 00:07:46,460 攻守両天秤で 中央に構えていたほうが→ 104 00:07:46,460 --> 00:07:49,000 ワダすは嫌ですた。 105 00:07:49,000 --> 00:07:53,550 リスクを恐れずに 前に出るのも 時と場合です。 106 00:07:53,550 --> 00:07:57,990 全て それでは ワダすに迷いが生ずませんよ。 107 00:07:57,990 --> 00:08:01,990 フン… 受けは性に合わんな。 108 00:08:06,480 --> 00:08:08,970 (シャウアプフ) 王様。 何だ? 109 00:08:08,970 --> 00:08:12,010 (シャウアプフ) 内密の話ですので ここでは…。 110 00:08:12,010 --> 00:08:16,080 あっ。 (王) 構わぬ 申せ。 111 00:08:16,080 --> 00:08:20,500 国民大会が 2日後に迫ってまいりました。 112 00:08:20,500 --> 00:08:22,980 ペイジンで処理する国民の数は→ 113 00:08:22,980 --> 00:08:25,990 予定よりも だいぶ増えましたが→ 114 00:08:25,990 --> 00:08:30,990 当日は 天候も良いようで 選別は問題なく行えます。 115 00:08:30,990 --> 00:08:33,990 で? 要件のみ申せ。 116 00:08:33,990 --> 00:08:37,050 (シャウアプフ) その後の統一までの スケジュールを→ 117 00:08:37,050 --> 00:08:39,480 できる限り早めたいのです。 118 00:08:39,480 --> 00:08:41,970 (王) そんなことか 好きにせい。 119 00:08:41,970 --> 00:08:46,470 (シャウアプフ) はっ つきましては 出発も選別終了直後とし…。 120 00:08:46,470 --> 00:08:48,990 (王) 二度 言わすな。 121 00:08:48,990 --> 00:08:52,000 お前に任せると言っておるのだ。 122 00:08:52,000 --> 00:08:55,000 もう 余が呼ぶまで下がっておれ! 123 00:08:57,570 --> 00:08:59,490 (モントゥトゥユピー) ククク…。 124 00:08:59,490 --> 00:09:02,970 とうとう お前まで追い出されたか。 125 00:09:02,970 --> 00:09:06,480 まっ 王が勝つまでの辛抱だ。 126 00:09:06,480 --> 00:09:10,000 お前の読みじゃ あと数局ってとこだろ? 127 00:09:10,000 --> 00:09:11,980 (シャウアプフ) いや…。 あっ? 128 00:09:11,980 --> 00:09:15,550 ちょっと前に そう言ってたじゃねえかよ。 129 00:09:15,550 --> 00:09:18,970 (シャウアプフ) 王は 確かに すさまじい速さで上達している 130 00:09:18,970 --> 00:09:22,480 しかし 彼女も進化している。 131 00:09:22,480 --> 00:09:27,480 すでに私が予想できるレベルを 超えている。 132 00:09:27,480 --> 00:09:31,990 まっ でも 王の勝ちは 時間の問題だろ? 133 00:09:31,990 --> 00:09:34,500 だといいが…。 そうさ。 134 00:09:34,500 --> 00:09:37,000 心配なんかいらねえよ。 135 00:09:43,980 --> 00:09:48,490 《100% 間違いなく 単独犯だニャ》 136 00:09:48,490 --> 00:09:51,990 《レオルを倒した男と同一人物》 137 00:09:52,990 --> 00:09:55,480 (ネフェルピトー) 《ウェルフィン達の報告で確信》 138 00:09:55,480 --> 00:09:59,530 《統率された兵士は 奴の煙人形》 139 00:09:59,530 --> 00:10:02,980 《念人形らしからぬ 複雑な動きで→ 140 00:10:02,980 --> 00:10:05,970 文字通り 僕をけむに巻いた》 141 00:10:05,970 --> 00:10:08,970 《僕の人形よりも 数は少ないけれど→ 142 00:10:08,970 --> 00:10:11,980 精度は かなり上》 143 00:10:11,980 --> 00:10:13,990 う~…→ 144 00:10:13,990 --> 00:10:16,480 やりたいニャ~。 145 00:10:16,480 --> 00:10:19,530 でも ここから動けないニャ~。 146 00:10:19,530 --> 00:10:22,990 あっちから来ないかニャ~。 147 00:10:22,990 --> 00:10:24,970 (ネフェルピトー) ≪ウニャ~~!!≫ 148 00:10:24,970 --> 00:10:26,470 んっ? 149 00:10:28,990 --> 00:10:31,480 (ナックルの声) そろそろ ペイジンに潜入するぞ。 150 00:10:31,480 --> 00:10:33,480 モラウの旦那の かく乱作戦に→ 151 00:10:33,480 --> 00:10:37,500 敵が気付いても おかしくない頃だしな。 152 00:10:37,500 --> 00:10:42,970 俺達がペイジンで動き回って 奴らの単独犯説を否定させる。 153 00:10:42,970 --> 00:10:47,980 (ナックルの声) その上で宮殿の周辺に 国民が大移動を開始する。 154 00:10:47,980 --> 00:10:50,460 大会前日に合わせて 気配を消せば→ 155 00:10:50,460 --> 00:10:54,480 複数の敵が国民に紛れ込んで 王を狙うと→ 156 00:10:54,480 --> 00:10:57,000 護衛軍は考える。 157 00:10:57,000 --> 00:11:00,070 (ナックル)((自然と警戒は宮殿の外→ 158 00:11:00,070 --> 00:11:02,480 周辺の国民に向けられる)) 159 00:11:02,480 --> 00:11:06,480 ((そこへ 宮殿内の 「四次元マンション」から俺達が…)) 160 00:11:08,000 --> 00:11:10,480 ((王は 間違いなく ここ)) 161 00:11:10,480 --> 00:11:10,970 ((3階の玉座の間で 選別の様子を見守る)) 162 00:11:10,970 --> 00:11:12,970 ≪今こそ 復讐の時!≫ ((3階の玉座の間で 選別の様子を見守る)) 163 00:11:12,970 --> 00:11:14,960 (クラピカ) お前は「影」の末裔だな。 ((3階の玉座の間で 選別の様子を見守る)) 164 00:11:14,960 --> 00:11:15,480 ≪復讐のためだけに戦うがよい≫ ((3階の玉座の間で 選別の様子を見守る)) 165 00:11:15,480 --> 00:11:17,480 ≪復讐のためだけに戦うがよい≫ 166 00:11:17,480 --> 00:11:17,970 うっ… 何をした? 167 00:11:17,970 --> 00:11:19,460 《本当に そうだろうか?》 うっ… 何をした? 168 00:11:19,460 --> 00:11:20,980 クラピカ 死んじゃダメだよ! (レオリオ) 仲間なら絶対に死ぬな! 《本当に そうだろうか?》 169 00:11:20,980 --> 00:11:23,530 《引っ掛かる 何か…》 クラピカ 死んじゃダメだよ! (レオリオ) 仲間なら絶対に死ぬな! 170 00:11:23,530 --> 00:11:24,980 <映画を 見に来てくれた人には…> 《引っ掛かる 何か…》 171 00:11:24,980 --> 00:11:25,450 <映画を 見に来てくれた人には…> 172 00:11:25,450 --> 00:11:27,470 <俺達ハンターの使命とルール> 173 00:11:27,470 --> 00:11:29,470 <「ハンター十ヶ条」が書かれた→ 174 00:11:29,470 --> 00:11:31,460 とっておきの 手ぬぐいをプレゼントするよ> 175 00:11:31,460 --> 00:11:33,480 <劇場でしか 手に入らないアイテムだぞ> 176 00:11:33,480 --> 00:11:35,480 <劇場へ急げ!> 177 00:11:38,480 --> 00:11:40,980 (王) ≪2-1-3 「兵」≫ 178 00:11:42,530 --> 00:11:45,030 (コムギ) ≪4-5-1 「騎馬」≫ 179 00:11:47,470 --> 00:11:50,470 8-7-2 「中将」。 180 00:11:52,460 --> 00:11:54,960 4-3-3 「弓」。 181 00:11:55,960 --> 00:12:00,470 (王)《全く間を置かず 急所 急所を攻めて来る》 182 00:12:00,470 --> 00:12:02,970 《鋭さは 増すばかりだ》 183 00:12:04,040 --> 00:12:07,040 2-1-1 「騎馬」。 184 00:12:08,480 --> 00:12:11,480 6-6-1 「少将」。 185 00:12:11,480 --> 00:12:13,970 (王)《しかし 息苦しくはない》 186 00:12:13,970 --> 00:12:16,450 《むしろ 楽しくすらある》 187 00:12:16,450 --> 00:12:20,960 《そういう局面に 手が導かれているからだ》 188 00:12:20,960 --> 00:12:23,010 《それは こやつが→ 189 00:12:23,010 --> 00:12:27,460 余よりも まだ数段 高みから打っている証し》 190 00:12:27,460 --> 00:12:30,460 《一体 どこまで強くなる?》 191 00:12:31,970 --> 00:12:34,450 (コムギ) 総帥様。 192 00:12:34,450 --> 00:12:37,950 ワダす… 変です。 193 00:12:39,510 --> 00:12:46,460 ♪♪~ 194 00:12:46,460 --> 00:12:49,470 止まらないんです。 195 00:12:49,470 --> 00:12:51,470 素晴らしい手が→ 196 00:12:51,470 --> 00:12:55,970 次々と 洪水みたいに 頭に なだれ込んで来て。 197 00:12:55,970 --> 00:13:00,480 ワダす もっと もっと強くなれる! 198 00:13:00,480 --> 00:13:03,010 《覚醒?》 199 00:13:03,010 --> 00:13:05,970 《これからだったのだ→ 200 00:13:05,970 --> 00:13:07,970 強くなるのは!》 201 00:13:13,980 --> 00:13:15,980 詰みだな。 202 00:13:17,480 --> 00:13:22,020 少す お休みをいただけませんか? 203 00:13:22,020 --> 00:13:25,470 《自分から言いだすのは 初めてだな》 204 00:13:25,470 --> 00:13:27,470 どうかしたのか? 205 00:13:27,470 --> 00:13:30,980 (コムギ) いえ 部屋で 書き留めておきたいんです。 206 00:13:30,980 --> 00:13:33,480 浮かんで来る手を全部。 207 00:13:33,480 --> 00:13:35,480 その目でか? あっ! 208 00:13:35,480 --> 00:13:38,970 書くといっても 駒を並べるだけです。 209 00:13:38,970 --> 00:13:43,040 実際に駒に触れて 盤上に棋面を並べると→ 210 00:13:43,040 --> 00:13:45,990 絶対に忘れないんです! 211 00:13:45,990 --> 00:13:48,980 《これまでの棋譜を全て…》 212 00:13:48,980 --> 00:13:52,480 (王) 分かった 休め。 (コムギ) はい。 213 00:13:53,480 --> 00:13:55,480 (王)《愚問だな》 214 00:13:57,990 --> 00:14:00,510 《名前…?》 215 00:14:00,510 --> 00:14:02,540 (王) おい。 216 00:14:02,540 --> 00:14:05,960 名は? 何と申す。 217 00:14:05,960 --> 00:14:10,470 (コムギ) ワダすのですか? (王) 他に誰がいる? 218 00:14:10,470 --> 00:14:13,970 あっ コ… コムギです! 219 00:14:13,970 --> 00:14:16,970 コムギか… うむ。 220 00:14:16,970 --> 00:14:19,490 (コムギ) 総帥様は…→ 221 00:14:19,490 --> 00:14:22,560 総帥様のお名前は→ 222 00:14:22,560 --> 00:14:25,560 何とおっしゃられるのですか? 223 00:14:28,980 --> 00:14:30,980 《余の名前…》 224 00:14:31,970 --> 00:14:35,960 (王)《余は…→ 225 00:14:35,960 --> 00:14:37,960 何という?》 226 00:14:40,460 --> 00:14:42,960 (王) ≪ピトー≫ んっ。 227 00:14:45,530 --> 00:14:47,970 はっ 何でございましょう? 228 00:14:47,970 --> 00:14:49,470 プフ。 229 00:14:49,470 --> 00:14:50,970 はっ。 230 00:14:50,970 --> 00:14:53,470 (王) ユピー。 はっ。 231 00:14:55,460 --> 00:14:57,960 いかがなされましたか? 232 00:14:57,960 --> 00:14:59,960 (王) プフ。 はっ。 233 00:14:59,960 --> 00:15:02,960 そう お前はプフだ。 234 00:15:04,020 --> 00:15:06,570 (王) 余の…→ 235 00:15:06,570 --> 00:15:09,570 余の名前は何という? 236 00:15:11,960 --> 00:15:13,980 恐れながら申し上げます。 237 00:15:13,980 --> 00:15:15,960 王は王です。 238 00:15:15,960 --> 00:15:20,970 それ以外の何者でもなく 唯一無二の存在。 239 00:15:20,970 --> 00:15:25,470 今は さまざまな まがいものが その名を無断で使っていますが→ 240 00:15:25,470 --> 00:15:28,530 全て排除 抹殺いたします。 241 00:15:28,530 --> 00:15:30,560 王といえば 世界中の誰もが→ 242 00:15:30,560 --> 00:15:33,480 たった一人の存在を 思い浮かべるよう。 243 00:15:33,480 --> 00:15:36,480 (王) それは ただの前提であろうが。 244 00:15:36,480 --> 00:15:38,450 王は称号。 245 00:15:38,450 --> 00:15:42,450 称号は しょせん 冠で名前ではない。 246 00:15:43,470 --> 00:15:45,480 ユピーは どうだ? 247 00:15:45,480 --> 00:15:48,510 私には 荷が勝ち過ぎる問題。 248 00:15:48,510 --> 00:15:52,470 到底 答えを持ち得ること 叶いませぬ。 249 00:15:52,470 --> 00:15:53,970 (王) ピトー。 ん~。 250 00:15:53,970 --> 00:15:58,970 やはり 王 ご自身のお気持ちが 一番大事でございます。 251 00:15:58,970 --> 00:16:02,460 王 ご自身が最も ふさわしいと思われる名を→ 252 00:16:02,460 --> 00:16:04,980 付けられるのが よろしいかと。 253 00:16:04,980 --> 00:16:07,980 ふむ まぁ よいわ。 254 00:16:09,030 --> 00:16:12,950 (シャウアプフ) お名前は 選別の後でも遅くはありません。 255 00:16:12,950 --> 00:16:14,970 まずは 明日。 256 00:16:14,970 --> 00:16:19,470 滞りなく 作業を完了させることが 先決でございます。 257 00:16:22,460 --> 00:16:24,480 (シャウアプフ) 王 何か? 258 00:16:24,480 --> 00:16:28,500 気掛かりが おありならば 私めらに。 259 00:16:28,500 --> 00:16:31,060 われわれは そのために ここにいます。 260 00:16:31,060 --> 00:16:34,980 コムギの全身が光に包まれていた。 261 00:16:34,980 --> 00:16:36,480 コムギ? 262 00:16:36,480 --> 00:16:38,480 アカズの女だ。 263 00:16:40,980 --> 00:16:43,990 《あのような者の名前を》 264 00:16:43,990 --> 00:16:45,950 (王) 覚醒したのだ。 265 00:16:45,950 --> 00:16:49,510 コムギは 飛躍的に強くなるだろう。 266 00:16:49,510 --> 00:16:52,560 軍儀のみの話だがな。 267 00:16:52,560 --> 00:16:54,480 ピトー。 はっ。 268 00:16:54,480 --> 00:16:56,970 もしも コムギを今回の→ 269 00:16:56,970 --> 00:17:00,970 明日やる方法で選別していたら どうなっていた? 270 00:17:00,970 --> 00:17:02,970 死んでますね。 271 00:17:02,970 --> 00:17:07,480 あくまで選別は 兵士たりうる 肉体と精神の持ち主を→ 272 00:17:07,480 --> 00:17:10,030 選ぶためのやり方ですから。 273 00:17:10,030 --> 00:17:15,030 生き残るのは 戦闘能力が 極めて高い者だけです。 274 00:17:16,990 --> 00:17:19,470 (シャウアプフ) 《王 どうか…》 275 00:17:19,470 --> 00:17:21,490 (王) コムギと出会って→ 276 00:17:21,490 --> 00:17:24,960 強さにも いろいろあると学んだ。 277 00:17:24,960 --> 00:17:27,960 例えば ここへ来る途中 余は…。 278 00:17:27,960 --> 00:17:31,500 《王 どうか… どうか おやめください》 279 00:17:31,500 --> 00:17:33,550 子供を殺した。 280 00:17:33,550 --> 00:17:36,970 (シャウアプフ)《王! 決して言ってはいけません!》 281 00:17:36,970 --> 00:17:38,970 (王) あの子供が もしかしたら。 282 00:17:38,970 --> 00:17:40,990 (シャウアプフ)《似合わない! ふさわしくない!》 283 00:17:40,990 --> 00:17:45,480 (王) ある分野で余を凌駕する才を 目覚めさせていたかもしれぬ。 284 00:17:45,480 --> 00:17:47,470 (シャウアプフ)《絶対の王が…!》 285 00:17:47,470 --> 00:17:49,470 (王) その芽を 余は摘んだ。 286 00:17:49,470 --> 00:17:51,990 (シャウアプフ) 《自らの行為を悔いるなど!》 287 00:17:51,990 --> 00:17:55,060 (王) 大した意味もなく 摘んだ。 288 00:17:55,060 --> 00:17:58,560 (シャウアプフ)《絶対に その先は 言ってはいけない!!》 289 00:17:59,460 --> 00:18:01,980 (王) 余は…→ 290 00:18:01,980 --> 00:18:03,480 王!! 291 00:18:03,480 --> 00:18:11,970 ♪♪~ 292 00:18:11,970 --> 00:18:17,560 (王) フフフ… ハハハ…。 293 00:18:17,560 --> 00:18:21,450 命を意味なく摘んだ。 294 00:18:21,450 --> 00:18:23,470 フッフッフッ…。 295 00:18:23,470 --> 00:18:27,460 だとしたら 何という強さ! 296 00:18:27,460 --> 00:18:29,970 理不尽に現れ→ 297 00:18:29,970 --> 00:18:32,980 他のあまたある もろい強さを奪い→ 298 00:18:32,980 --> 00:18:36,480 踏みにじり 壊す! 299 00:18:36,480 --> 00:18:39,550 それが 余の力! 300 00:18:39,550 --> 00:18:44,050 暴力こそ この世で最も強い力!! 301 00:18:52,480 --> 00:18:56,980 (シャウアプフ) 私は 護衛軍失格です。 (ピトー) 何で? 302 00:18:56,980 --> 00:18:59,970 (シャウアプフ) 見当違いの誤解で先走り→ 303 00:18:59,970 --> 00:19:02,970 危うく王を侮辱するところでした。 304 00:19:04,030 --> 00:19:07,960 王が自分の行いを 悔いているのではないかなどと→ 305 00:19:07,960 --> 00:19:10,970 バカなことを考えて…。 306 00:19:10,970 --> 00:19:13,950 お前は いつも 深読みし過ぎなんだよ。 307 00:19:13,950 --> 00:19:16,470 ええ それだけのこと…。 308 00:19:16,470 --> 00:19:18,460 ん~ でも 確かに→ 309 00:19:18,460 --> 00:19:21,460 あの娘が来てから 王は 少し変わったニャ。 310 00:19:21,460 --> 00:19:24,010 ええ… それは 事実。 311 00:19:24,010 --> 00:19:28,480 王にとって 邪魔なら あの小娘 殺ればいいじゃねえか。 312 00:19:28,480 --> 00:19:33,480 あ~… 私が あなたと 同じ思考レベルだったなんて…。 313 00:19:35,470 --> 00:19:37,480 《そうとも→ 314 00:19:37,480 --> 00:19:43,030 余の力こそが この世の頂点にある》 315 00:19:43,030 --> 00:19:45,470 《他の脆弱な強さなど→ 316 00:19:45,470 --> 00:19:48,450 余の前では 何の意味もなさぬ》 317 00:19:48,450 --> 00:19:51,460 《道端の ちりにすぎぬ》 318 00:19:51,460 --> 00:19:55,480 《コムギ あの女とて同じこと→ 319 00:19:55,480 --> 00:19:59,980 たかが 軍儀 しょせん 盤上の遊び》 320 00:19:59,980 --> 00:20:04,950 《余が ほんの少しなでれば ただの肉塊と化す》 321 00:20:04,950 --> 00:20:08,470 《詰まる所 余の気分次第》 322 00:20:08,470 --> 00:20:12,470 《余の気が変われば 今すぐにでも!》 323 00:20:13,960 --> 00:20:17,980 (王)《そうとも 余は一体 何をこだわっている?》 324 00:20:17,980 --> 00:20:21,520 《詮ずるところ 選別の日が来るまでの暇つぶし》 325 00:20:21,520 --> 00:20:25,470 《選別は明日 もう いいではないか》 326 00:20:25,470 --> 00:20:28,480 《十分 楽しんだ もう用なし》 327 00:20:28,480 --> 00:20:31,480 《殺るか! 今すぐ!!》 328 00:20:32,460 --> 00:20:37,970 (鳥の鳴き声) 329 00:20:37,970 --> 00:20:39,970 うっ…。 330 00:20:45,460 --> 00:20:47,980 あっ… ありがとうございます。 331 00:20:47,980 --> 00:20:50,460 (王) なぜ 助けを呼ばぬ!? 332 00:20:50,460 --> 00:20:51,970 ここも。 333 00:20:51,970 --> 00:20:54,970 こっちも 血だらけではないか! 334 00:20:54,970 --> 00:20:57,970 《クソ! 何という…》 335 00:20:57,970 --> 00:21:01,510 《なんと もろい生き物なのだ!!》 336 00:21:01,510 --> 00:21:04,960 (コムギ) 早朝ですから。 あっ? 337 00:21:04,960 --> 00:21:09,470 ご迷惑をお掛けすては いけないと…。 338 00:21:09,470 --> 00:21:12,970 (王) 迷惑なことなど 何もない! 339 00:21:12,970 --> 00:21:15,460 《余は 一体…》 340 00:21:15,460 --> 00:21:17,480 貴様は 大事な客だ。 341 00:21:17,480 --> 00:21:19,990 《何を言っている?》 342 00:21:19,990 --> 00:21:24,080 《たった今 こいつを 殺しに来たのではないのか!?》 343 00:21:24,080 --> 00:21:25,970 うっ うぅ…。 344 00:21:25,970 --> 00:21:31,490 (コムギの泣き声) 345 00:21:31,490 --> 00:21:33,460 なぜ 泣く!? 346 00:21:33,460 --> 00:21:36,460 《なぜ 殺らぬ?》 (コムギ) ずみばべん。 347 00:21:36,460 --> 00:21:38,980 だで だっで こんなに→ 348 00:21:38,980 --> 00:21:41,500 やざじぐ ざでだごど なぐで~! 349 00:21:41,500 --> 00:21:45,970 うっ… うわ~ん! 350 00:21:45,970 --> 00:21:49,470 《何なのだ この生き物は?》 351 00:21:50,470 --> 00:21:53,480 (王)《余は こいつを→ 352 00:21:53,480 --> 00:21:55,960 どうしたいのだ!?》