1 00:00:00,000 --> 00:00:02,002 (クラピカ) 一般観光客でも行ける国だ。 2 00:00:00,000 --> 00:00:02,019 (ゴン=フリークス) そこに キルアが? 3 00:00:00,000 --> 00:00:03,987 飛行船で3日といったところか 出発は いつにする? 4 00:00:00,000 --> 00:00:03,504 今日! 今すぐ! (レオリオ) ああ 異議なしだ。 5 00:00:00,000 --> 00:00:03,000 分かった 早速 チケットを予約しよう。 6 00:00:00,000 --> 00:00:19,936 ♪♪~ 7 00:00:00,000 --> 00:00:20,020 ♪♪~ 8 00:00:00,000 --> 00:00:20,004 ♪♪~ 9 00:00:00,000 --> 00:00:19,000 ♪♪~ 10 00:01:39,589 --> 00:01:49,616 ♪♪~ 11 00:01:49,616 --> 00:01:55,154 (キルア) ((俺ん家 暗殺家業なんだよね 家族ぜ~んぶ)) 12 00:01:55,154 --> 00:02:00,109 ((で そん中でも 俺 すっげぇ期待されててさぁ)) 13 00:02:00,109 --> 00:02:03,112 ((でもさ 俺 嫌なんだよね)) 14 00:02:03,112 --> 00:02:06,612 ((ひとにレール敷かれる人生 ってやつ)) 15 00:02:10,119 --> 00:02:12,119 キルア…。 16 00:02:14,590 --> 00:02:17,093 しけた面してんじゃねえぞ ゴン! 17 00:02:17,093 --> 00:02:19,612 夜が明ければ パドキア共和国だ。 18 00:02:19,612 --> 00:02:22,098 すぐに キルアに会えるさ。 19 00:02:22,098 --> 00:02:23,598 うん! 20 00:02:27,587 --> 00:02:30,587 《キルアを 絶対に連れ戻すんだ》 21 00:02:39,582 --> 00:02:42,585 <ゴン レオリオ クラピカの 3人は→ 22 00:02:42,585 --> 00:02:46,105 キルアが住む パドキア共和国 デントラ地区へと→ 23 00:02:46,105 --> 00:02:48,605 足を踏み入れた> 24 00:02:55,131 --> 00:02:57,166 (レオリオ) 見えて来たぜ。 25 00:02:57,166 --> 00:03:00,586 あの山に 暗殺一家のアジトか。 26 00:03:00,586 --> 00:03:04,607 何だか不気味な雰囲気だよな。 うん。 27 00:03:04,607 --> 00:03:07,093 着いたら まず 周囲の聞き込みだ。 28 00:03:07,093 --> 00:03:08,593 (レオリオ) OK! 29 00:03:10,096 --> 00:03:12,115 (女店主) ククルーマウンテンね。 30 00:03:12,115 --> 00:03:15,618 それなら 山景巡りのバスツアーが便利さ。 31 00:03:15,618 --> 00:03:20,118 一日1本だけど ガイド付きで あそこから出てるよ。 32 00:03:21,591 --> 00:03:23,593 (バスガイド) え~ 本日は→ 33 00:03:23,593 --> 00:03:26,095 『号泣観光バス』を ご利用いただきまして→ 34 00:03:26,095 --> 00:03:28,614 誠に ありがとうございます。 35 00:03:28,614 --> 00:03:33,119 これからバスは 暗殺一族で有名な ゾルディック一家が住む→ 36 00:03:33,119 --> 00:03:37,123 ククルーマウンテンへと 進んでまいります! 37 00:03:37,123 --> 00:03:39,623 見ろよ! ん? 38 00:03:42,595 --> 00:03:45,598 (レオリオ) 明らかに かたぎじゃねえよな。 39 00:03:45,598 --> 00:03:47,100 うん。 40 00:03:47,100 --> 00:03:52,605 (バスガイド) え~ 皆様 右手奥をご覧くださいませ! 41 00:03:52,605 --> 00:03:57,110 あちらが ゾルディック一家が住む ククルーマウンテンでございます。 42 00:03:57,110 --> 00:04:03,599 樹海に囲まれた 標高3722mの あの山の どこかに→ 43 00:04:03,599 --> 00:04:06,119 彼らの屋敷があると いわれていますが→ 44 00:04:06,119 --> 00:04:09,105 いまだ 誰も見た者は おりません。 45 00:04:09,105 --> 00:04:12,108 そのゾルディック一家は 10人家族。 46 00:04:12,108 --> 00:04:16,095 曽祖父 祖父 祖母 父 母→ 47 00:04:16,095 --> 00:04:21,167 その下に5人の兄弟がいて 全員 殺し屋です! 48 00:04:21,167 --> 00:04:26,167 では もう少しだけ 山に 近づいてみることにしましょう。 49 00:04:32,095 --> 00:04:34,097 こりゃ すげぇ…。 50 00:04:34,097 --> 00:04:38,101 こちらが ゾルディック家の 正門となります。 51 00:04:38,101 --> 00:04:40,620 (バスガイド) 別名「黄泉への扉」。 52 00:04:40,620 --> 00:04:45,658 入ったら最後 生きて戻れないとの 理由から そう呼ばれております。 53 00:04:45,658 --> 00:04:49,612 中に入るには 守衛室の横にある 扉を使いますが→ 54 00:04:49,612 --> 00:04:54,117 ここから先は 私有地となって おりますので 見学できません。 55 00:04:54,117 --> 00:04:56,102 おいおい! 正門って…→ 56 00:04:56,102 --> 00:04:58,621 山は はるか向こうだぜ! 57 00:04:58,621 --> 00:05:01,607 はい ここから先の樹海は もちろん→ 58 00:05:01,607 --> 00:05:03,626 ククルーマウンテンも全て→ 59 00:05:03,626 --> 00:05:07,196 ゾルディック家の 敷地ということです。 60 00:05:07,196 --> 00:05:10,583 これが全部 庭ってことかよ~。 61 00:05:10,583 --> 00:05:13,102 ねぇ ガイドさん。 はい? 62 00:05:13,102 --> 00:05:16,105 中に入るには どうしたらいいの? 63 00:05:16,105 --> 00:05:20,092 ん~ 坊や 私の説明 聞いてました? 64 00:05:20,092 --> 00:05:22,111 うん でも 俺…。 65 00:05:22,111 --> 00:05:25,114 中に入れば 二度と生きては出られません! 66 00:05:25,114 --> 00:05:27,650 殺し屋の隠れ家なのよ。 67 00:05:27,650 --> 00:05:30,086 ハッタリだろ? えっ? 68 00:05:30,086 --> 00:05:33,089 誰も見たことのない暗殺一家。 69 00:05:33,089 --> 00:05:35,091 奴らの顔写真にさえ→ 70 00:05:35,091 --> 00:05:38,611 1億近い懸賞金が かかってるって話だ。 71 00:05:38,611 --> 00:05:40,580 マジか! クソ! 72 00:05:40,580 --> 00:05:43,080 キルアの写真 撮っときゃよかった~! 73 00:05:44,600 --> 00:05:48,171 噂だけが独り歩きして 伝説となり→ 74 00:05:48,171 --> 00:05:51,171 実際は 全く大したことねえ ってのがオチよ。 75 00:05:52,592 --> 00:05:55,111 (ドアが開く音) (ゼブロ) ん? 76 00:05:55,111 --> 00:05:56,611 おら~! 77 00:05:57,597 --> 00:06:00,082 門を開けな! 困りますよ。 78 00:06:00,082 --> 00:06:03,085 私が だんな様に 叱られるんですから! 79 00:06:03,085 --> 00:06:05,104 心配すんな! 80 00:06:05,104 --> 00:06:09,141 どうせ あんたのご主人様は 俺達に始末されるんだ。 81 00:06:09,141 --> 00:06:12,141 あぁ… ふぅ~。 82 00:06:15,598 --> 00:06:17,099 痛っ! 83 00:06:17,099 --> 00:06:18,601 痛てて…。 84 00:06:18,601 --> 00:06:20,603 大丈夫? 85 00:06:20,603 --> 00:06:23,103 ああ… 大丈夫だよ。 86 00:06:25,107 --> 00:06:30,112 (ゼブロ) あ~ また… ミケが 餌以外の肉 食べちゃうよ。 87 00:06:30,112 --> 00:06:31,647 えっ? 88 00:06:31,647 --> 00:06:35,147 ≪ギャ~~!≫ 89 00:06:53,603 --> 00:06:55,621 キャ~! 90 00:06:55,621 --> 00:06:58,121 キャ~~! 91 00:07:00,593 --> 00:07:05,615 (ゼブロ) ったく 時間外の食事は 止められてるのにな…。 92 00:07:05,615 --> 00:07:10,586 ミケ! 太っても知らないよ~! 93 00:07:10,586 --> 00:07:14,086 何だ? 今のは…。 うん。 94 00:07:19,595 --> 00:07:21,597 (バスガイド) ちょっと あなた達! 95 00:07:21,597 --> 00:07:25,117 何やってんの! 早くバスに乗って! 96 00:07:25,117 --> 00:07:27,603 あっ 行っていいですよ。 97 00:07:27,603 --> 00:07:30,089 俺達 ここに残るんで。 98 00:07:30,089 --> 00:07:31,590 えっ? 99 00:07:31,590 --> 00:07:37,590 ♪♪~ 100 00:07:41,617 --> 00:07:46,589 (ゼブロ) なるほどねぇ キルア坊ちゃんの友達ですかい。 101 00:07:46,589 --> 00:07:48,090 嬉しいねぇ。 102 00:07:48,090 --> 00:07:53,095 あたしゃ20年 勤めてるけど あんた達が初めてだよ。 103 00:07:53,095 --> 00:07:57,095 友人として ここに来てくれた人はね。 104 00:07:59,185 --> 00:08:03,606 雇われの身で こんなこと言うと 罰が当たりそうだけど→ 105 00:08:03,606 --> 00:08:05,608 ホント 寂しいとこだよ。 106 00:08:05,608 --> 00:08:08,611 だ~れも訪ねて来やしない。 107 00:08:08,611 --> 00:08:13,115 あんな連中は ひっきりなしに来るんだけどね。 108 00:08:13,115 --> 00:08:17,103 まっ 希代の殺し屋一族だから 仕方ないけど→ 109 00:08:17,103 --> 00:08:19,655 因果な商売だよねぇ。 110 00:08:19,655 --> 00:08:24,093 いや 来てくれて嬉しいよ ありがとう。 111 00:08:24,093 --> 00:08:25,594 いやいや。 112 00:08:25,594 --> 00:08:27,596 しかし→ 113 00:08:27,596 --> 00:08:31,596 君らを庭内に入れるわけには いかんのです。 114 00:08:33,102 --> 00:08:38,107 さっき 君らも見たでしょう デカい生き物の腕を。 115 00:08:38,107 --> 00:08:40,659 (ゼブロの声) あれは ミケといって→ 116 00:08:40,659 --> 00:08:43,212 ゾルディック家の 番犬なんですがね→ 117 00:08:43,212 --> 00:08:46,599 家族以外の命令は聞かないし 懐かない。 118 00:08:46,599 --> 00:08:50,619 今も10年近く前に 主人から出された命令を→ 119 00:08:50,619 --> 00:08:53,622 忠実に守ってる。 120 00:08:53,622 --> 00:08:58,594 「侵入者は全員 噛み殺せ」 という命令をね。 121 00:08:58,594 --> 00:09:02,648 いや~ 忠実じゃないやな 食い殺してるから。 122 00:09:02,648 --> 00:09:04,683 アッハッハッハ…! 123 00:09:04,683 --> 00:09:08,104 とにかく 中には入れられません。 124 00:09:08,104 --> 00:09:10,089 坊ちゃんの大事な友達を→ 125 00:09:10,089 --> 00:09:13,092 がい骨にするわけにゃ いかないからねぇ。 126 00:09:13,092 --> 00:09:15,094 ハハハハ…。 127 00:09:15,094 --> 00:09:18,614 守衛さん あなたは なぜ無事なんですか? 128 00:09:18,614 --> 00:09:19,598 ん? 129 00:09:19,598 --> 00:09:22,118 あなたは 中に入るんでしょう? 130 00:09:22,118 --> 00:09:27,089 中に入る必要がないなら 鍵を持つ必要もないですからね。 131 00:09:27,089 --> 00:09:30,609 アッハ… いいとこ突くねぇ。 132 00:09:30,609 --> 00:09:33,612 (ゼブロ) でも 半分 当たりで 半分 ハズレです。 133 00:09:33,612 --> 00:09:37,083 私は入るのに 鍵は使いません。 134 00:09:37,083 --> 00:09:41,103 これは 侵入者用の鍵なんですよ。 135 00:09:41,103 --> 00:09:43,656 侵入者用の鍵? 136 00:09:43,656 --> 00:09:46,092 ああいう連中は 不思議なもんで→ 137 00:09:46,092 --> 00:09:51,097 十中八九 正面から堂々と やって来る。 138 00:09:51,097 --> 00:09:54,100 (ゼブロの声) それで 扉を開けられないと→ 139 00:09:54,100 --> 00:09:57,603 門を壊してでも 正面から入りたがるんだな→ 140 00:09:57,603 --> 00:09:59,588 迷惑な話ですがね。 141 00:09:59,588 --> 00:10:05,611 そこで脇のほうに わざわざ 鍵付きの扉を設けたんですよ。 142 00:10:05,611 --> 00:10:09,081 侵入者は無抵抗の私から 鍵を奪い→ 143 00:10:09,081 --> 00:10:12,084 ミケに食い殺されるって寸法だ。 144 00:10:12,084 --> 00:10:14,603 《わざわざ鍵付きの…》 145 00:10:14,603 --> 00:10:17,106 そうか! フッ。 146 00:10:17,106 --> 00:10:20,643 お察しの通り 私は 守衛じゃ ない。 147 00:10:20,643 --> 00:10:24,096 ミケの 後片付けをする掃除夫です。 148 00:10:24,096 --> 00:10:27,082 そして 本当の門には 鍵が かかっていない! 149 00:10:27,082 --> 00:10:29,582 その通り。 何!? 150 00:10:42,429 --> 00:10:49,419 ♪♪~ 151 00:10:49,419 --> 00:10:51,938 (レオリオ) んん~ ん~! 152 00:10:51,938 --> 00:10:53,473 フッ! 153 00:10:53,473 --> 00:10:56,410 ん~~! 154 00:10:56,410 --> 00:10:58,929 ククク… ん~~! 155 00:10:58,929 --> 00:11:01,932 あぁ うう… うう…。 156 00:11:01,932 --> 00:11:04,932 あう~ うぉ~! 157 00:11:07,421 --> 00:11:09,439 押しても引いても びくともしねえ! 158 00:11:09,439 --> 00:11:11,958 鍵 かかってんじゃねえの? 159 00:11:11,958 --> 00:11:14,511 (ゼブロ) 単純に力が足らんのですよ。 160 00:11:14,511 --> 00:11:17,511 アホか! 全力で やってるっつうの! 161 00:11:19,433 --> 00:11:20,934 ん? ん? 162 00:11:20,934 --> 00:11:23,434 (ゼブロ) まぁ ご覧なさい。 163 00:11:26,923 --> 00:11:29,926 (ゼブロ) この門の正式名称は「試しの門」。 164 00:11:29,926 --> 00:11:33,430 この門さえ開けられないような 輩では…。 165 00:11:33,430 --> 00:11:35,482 フン! 166 00:11:35,482 --> 00:11:39,482 ゾルディック家に入る資格なし ってことです。 167 00:11:43,423 --> 00:11:44,923 ハッ! 168 00:11:48,445 --> 00:11:51,445 (ゼブロ) う~ あっ ふぅ…。 169 00:11:54,918 --> 00:11:57,954 ご覧の通り 扉は自動的に閉まるから→ 170 00:11:57,954 --> 00:12:01,007 開いたら すぐ 中に入ることだね。 171 00:12:01,007 --> 00:12:02,926 (ゼブロ) ミケなら大丈夫。 172 00:12:02,926 --> 00:12:05,929 「試しの門」を開けて 入って来た者は→ 173 00:12:05,929 --> 00:12:09,432 攻撃するなと命令されてるから。 174 00:12:09,432 --> 00:12:13,436 はぁ~ しかし 年々これが しんどくなって来てねぇ。 175 00:12:13,436 --> 00:12:17,958 でも 開けられなくなったら クビだから 必死ですよ。 176 00:12:17,958 --> 00:12:22,429 (ゼブロ) ちなみに 1の扉は 片方2tあります。 177 00:12:22,429 --> 00:12:25,932 2t!? んなもん 動かせねえぞ 普通。 178 00:12:25,932 --> 00:12:29,936 …って 今 何つった? 「1の扉は」だと? 179 00:12:29,936 --> 00:12:35,926 ええ ご覧なさい 扉が7まであるでしょ→ 180 00:12:35,926 --> 00:12:40,013 1つ 数が増えるごとに 重さが倍になってるんですよ。 181 00:12:40,013 --> 00:12:41,414 (レオリオ) 倍!? 182 00:12:41,414 --> 00:12:47,938 力を入れれば その力に応じて 大きい扉が開く仕組みなんです。 183 00:12:47,938 --> 00:12:51,925 (ゼブロの声) ちなみに キルア坊ちゃんが この間 戻って来た時は→ 184 00:12:51,925 --> 00:12:55,462 3の扉まで開きましたよ。 185 00:12:55,462 --> 00:12:59,032 3ってことは… 12t! 186 00:12:59,032 --> 00:13:02,419 16tだ ゴン。 エヘヘ…。 187 00:13:02,419 --> 00:13:04,437 (ゼブロ) お分かりかね? 188 00:13:04,437 --> 00:13:07,424 敷地内に入るだけで この調子なんだ。 189 00:13:07,424 --> 00:13:09,926 住む世界が違うんです。 190 00:13:09,926 --> 00:13:12,929 う~ん… 気に入らないな。 191 00:13:12,929 --> 00:13:15,448 おじさん 鍵 貸して。 192 00:13:15,448 --> 00:13:20,003 友達に会いに来ただけなのに 試されるなんて まっぴらだから→ 193 00:13:20,003 --> 00:13:22,439 俺は 侵入者でいいよ。 194 00:13:22,439 --> 00:13:27,444 だから 鍵を貸して 俺は 侵入者用の扉から入る。 195 00:13:27,444 --> 00:13:29,429 ゴン! お前…。 196 00:13:29,429 --> 00:13:34,951 貸してくれなくても同じだよ 塀をよじ登ってでも中に入るから。 197 00:13:34,951 --> 00:13:38,505 (レオリオ) ムチャを言うなよ ゴン! さっきの化け物 見ただろ→ 198 00:13:38,505 --> 00:13:41,925 片腕だけで お前よりも 数倍 大きかったんだぞ! 199 00:13:41,925 --> 00:13:44,928 だって 納得 行かないよ! ん? 200 00:13:44,928 --> 00:13:47,931 友達を試すなんて変だよ! 201 00:13:47,931 --> 00:13:50,417 絶対 そんな扉からは入らない! 202 00:13:50,417 --> 00:13:53,420 確かに 君の言う通りだと思いますよ。 203 00:13:53,420 --> 00:13:59,009 しかしね 強行突破は無理ですよ 絶対 ミケに殺される。 204 00:13:59,009 --> 00:14:05,009 私も同感だ 時間はある 1の扉から入ることにしよう。 205 00:14:09,919 --> 00:14:13,440 ダメだ こうなっちまったら 聞かねえからな。 206 00:14:13,440 --> 00:14:14,941 確かに…。 207 00:14:14,941 --> 00:14:18,928 う~ん 残念ですが 鍵は渡せませんや。 208 00:14:18,928 --> 00:14:20,930 むざむざ 坊ちゃんの友達を→ 209 00:14:20,930 --> 00:14:25,018 ミケの餌食にするわけにゃあ いきませんからね。 210 00:14:25,018 --> 00:14:28,518 じゃあ ちょっと 待っててくださいね。 211 00:14:30,423 --> 00:14:33,410 [TEL](呼び出し音) 212 00:14:33,410 --> 00:14:36,413 あ~ もしもし ゼブロです。 213 00:14:36,413 --> 00:14:38,932 実はですね 今 ここに→ 214 00:14:38,932 --> 00:14:43,953 キルア坊ちゃんのお友達という方が 3名 みえてるんですが。 215 00:14:43,953 --> 00:14:47,524 はい… はい すみません はい はい。 216 00:14:47,524 --> 00:14:53,430 ええ ええ 分かります はい すみません 失礼します。 217 00:14:53,430 --> 00:14:56,433 いや~ やっぱり 叱られちゃったか。 218 00:14:56,433 --> 00:14:58,435 屋敷に電話してくれたの? 219 00:14:58,435 --> 00:15:01,921 いや ゾルディック家の 執事にですがね→ 220 00:15:01,921 --> 00:15:05,942 屋敷への連絡は 全て 執事に通すんですよ。 221 00:15:05,942 --> 00:15:09,479 家族までは めったに つながらないんです。 222 00:15:09,479 --> 00:15:14,434 もう一度かけてくれる? 今度は 俺が出るから。 223 00:15:14,434 --> 00:15:18,922 ええ いいですけど… 嫌な思いさせちまいますよ。 224 00:15:18,922 --> 00:15:21,424 [TEL](操作音) 225 00:15:21,424 --> 00:15:23,426 [TEL](呼び出し音) 226 00:15:23,426 --> 00:15:25,912 [TEL](ゴトー) はい 執事室。 227 00:15:25,912 --> 00:15:29,466 僕 キルアくんの友達で ゴンといいます。 228 00:15:29,466 --> 00:15:33,036 あの キルアくん いますか? 229 00:15:33,036 --> 00:15:36,423 [TEL](ゴトー) キルア様に 友達など おりません。 230 00:15:36,423 --> 00:15:39,923 [TEL](通話が切れた音) 231 00:15:44,931 --> 00:15:48,935 [TEL](呼び出し音) 232 00:15:48,935 --> 00:15:51,988 [TEL](ゴトー) はい 執事室。 233 00:15:51,988 --> 00:15:54,424 何で お前に そんなことが分かるんだ! 234 00:15:54,424 --> 00:15:56,924 いいから キルアを出せ! 235 00:15:58,912 --> 00:16:02,932 (ゴトー) 君 ゴンくんといったかな? [TEL] ああ。 236 00:16:02,932 --> 00:16:04,918 [TEL](ゴトー) 仮にキルア様に→ 237 00:16:04,918 --> 00:16:07,437 ゴンという 名前の友人がいるとして→ 238 00:16:07,437 --> 00:16:09,956 君がゴンだという保証は どこにもない。 239 00:16:09,956 --> 00:16:12,509 キルアを出してくれれば分かる! 240 00:16:12,509 --> 00:16:15,929 [TEL](ゴトー) 声で分かると? 当てには ならないね。 241 00:16:15,929 --> 00:16:18,932 [TEL](テープ:ゴン) キルアを出してくれれば分かる! 242 00:16:18,932 --> 00:16:21,418 [TEL](ゴトー) 今のは ただのテープだが→ 243 00:16:21,418 --> 00:16:25,438 声を似せるだけでいいなら 方法は いろいろある。 244 00:16:25,438 --> 00:16:29,976 次は 「会えば分かる」かな? 245 00:16:29,976 --> 00:16:34,447 確かに 全身そっくりの偽者を 用意する方法は限られて来るが→ 246 00:16:34,447 --> 00:16:37,917 それでも不可能ではないし→ 247 00:16:37,917 --> 00:16:40,437 キルア様を狙う人物が→ 248 00:16:40,437 --> 00:16:45,925 ゴン本人を脅して利用する という方法も考えられる。 249 00:16:45,925 --> 00:16:50,425 可能性がある限り キルア様は出せない。 250 00:16:53,433 --> 00:16:56,936 (ゴトー) ゾルディック家は 暗殺をなりわいとしている。 251 00:16:56,936 --> 00:16:59,439 自然 敵も増える。 252 00:16:59,439 --> 00:17:04,444 (ゴトー) 余計な外敵から あるじを 守るのは 我々 執事の務め。 253 00:17:04,444 --> 00:17:07,447 悪いが お引き取り願おう。 254 00:17:07,447 --> 00:17:10,447 [TEL](通話が切れた音) 255 00:17:12,435 --> 00:17:14,437 おい! ゴン! 256 00:17:14,437 --> 00:17:16,437 (レオリオ) ゴン! 257 00:17:18,942 --> 00:17:20,443 キレてる キレてる。 258 00:17:20,443 --> 00:17:23,446 あいつ… 塀をよじ登る気だな。 259 00:17:23,446 --> 00:17:24,946 何? 260 00:17:27,500 --> 00:17:29,536 (レオリオ) おい! やめろって ゴン! 261 00:17:29,536 --> 00:17:32,922 いいよ 2人は待ってて 俺 1人で行くから。 262 00:17:32,922 --> 00:17:34,424 んなわけ いくか! 263 00:17:34,424 --> 00:17:36,943 いいから! (レオリオ) よくねえ! 264 00:17:36,943 --> 00:17:38,928 冷静になれ 2人とも。 265 00:17:38,928 --> 00:17:41,931 (レオリオ) 冷静だよ 俺は… 早く下りろ ゴン! 266 00:17:41,931 --> 00:17:44,450 ゴン! ムチャは よせ! 267 00:17:44,450 --> 00:17:46,936 (ゼブロ) ゴンくん 鍵を貸しましょう。 268 00:17:46,936 --> 00:17:48,972 これで 門から お入りなさい。 269 00:17:48,972 --> 00:17:52,926 待ってくれよ おっちゃん ゴンは 俺らが説得するから! 270 00:17:52,926 --> 00:17:56,930 そうですか… でも ゴンくんの意志は固いんでしょ? 271 00:17:56,930 --> 00:18:01,935 その代わり 私も 侵入者の門から ついて行きます。 272 00:18:01,935 --> 00:18:03,436 えっ? 273 00:18:03,436 --> 00:18:05,421 (ゼブロ) 私が行けば もしかしたら→ 274 00:18:05,421 --> 00:18:10,009 ミケが 私を覚えていて 攻撃して来ないかもしれません。 275 00:18:10,009 --> 00:18:14,509 まぁ ほぼ100% 全員 殺されるでしょうが。 276 00:18:15,915 --> 00:18:18,918 それはダメだよ! そこまで迷惑は かけられない。 277 00:18:18,918 --> 00:18:23,423 いいえ 行きます 残っても同じことですから。 278 00:18:23,423 --> 00:18:26,409 (ゼブロ) キルア坊ちゃんの友達を 見殺しにしたら→ 279 00:18:26,409 --> 00:18:29,929 もう 坊ちゃんに 合わせる顔がありません。 280 00:18:29,929 --> 00:18:34,429 あなた達が死ねば 私も死にます。 281 00:18:39,923 --> 00:18:42,442 分かったよ おじさん。 282 00:18:42,442 --> 00:18:46,942 おじさんのこと 全然 考えてなかったね ごめん。 283 00:18:49,933 --> 00:18:51,918 《いい子だ》 284 00:18:51,918 --> 00:18:56,472 《他人のために自分の怒りを 収める優しさを持っている》 285 00:18:56,472 --> 00:18:59,025 《自分の力を信じ→ 286 00:18:59,025 --> 00:19:02,412 それと同じぐらい 仲間を信頼している→ 287 00:19:02,412 --> 00:19:04,430 芯の強い子だ》 288 00:19:04,430 --> 00:19:08,935 《ミケを見て 物おじしないのは 恐らく…》 289 00:19:08,935 --> 00:19:11,421 (ゼブロ) ゴンくんは 動物が好きでしょ? 290 00:19:11,421 --> 00:19:13,940 えっ? うん。 291 00:19:13,940 --> 00:19:16,426 (ゼブロ) やはりね ずっと野山を→ 292 00:19:16,426 --> 00:19:18,978 遊び場にして来たんじゃ ないですか? 293 00:19:18,978 --> 00:19:21,014 うん! 何で分かるの? 294 00:19:21,014 --> 00:19:25,435 ゴンくん もう一度 私が 「試しの門」を開けます。 295 00:19:25,435 --> 00:19:29,435 今度は ミケを正面から見てください。 296 00:19:38,414 --> 00:19:42,502 おい… 俺達も入って平気なのか? 297 00:19:42,502 --> 00:19:45,922 ええ 「試しの門」から入れば大丈夫です。 298 00:19:45,922 --> 00:19:50,422 ミケ~! おいで~! 299 00:19:53,413 --> 00:20:01,454 (ミケの息づかい) 300 00:20:01,454 --> 00:20:07,944 (ミケの息づかい) (足音) 301 00:20:07,944 --> 00:20:15,435 (足音) 302 00:20:15,435 --> 00:20:30,917 ♪♪~ 303 00:20:30,917 --> 00:20:33,920 (ゼブロ) ゴンくん 分かったかな? 304 00:20:33,920 --> 00:20:38,424 あれが 完璧に訓練された 狩猟犬ってやつですよ。 305 00:20:38,424 --> 00:20:41,427 君が野山で見て来た どんな野獣とも→ 306 00:20:41,427 --> 00:20:44,414 全く違う生き物です。 307 00:20:44,414 --> 00:20:47,984 コミュニケーションとれる自信が あったんでしょ? 308 00:20:47,984 --> 00:20:50,937 ミケの目を見るまでは…。 309 00:20:50,937 --> 00:20:56,926 ミケは今 初めて見る人間の姿と においを記憶しています。 310 00:20:56,926 --> 00:21:00,446 それ以上の感情は 何も持っていません。 311 00:21:00,446 --> 00:21:02,932 機械と同じです。 312 00:21:02,932 --> 00:21:07,487 ゴンくん… こいつと戦えるかい? 313 00:21:07,487 --> 00:21:12,442 嫌だ 怖い 絶対 戦いたくない。 314 00:21:12,442 --> 00:21:16,946 《フフ… 本当に素直な子だな》 315 00:21:16,946 --> 00:21:20,416 (ゼブロ) さて 君達は いつまで ここに? 316 00:21:20,416 --> 00:21:24,916 キルアに会うまで! それまでは絶対に帰らない! 317 00:21:27,990 --> 00:21:31,490 (ゼブロ) それでは こちらへ どうぞ。 318 00:21:35,932 --> 00:21:38,935 <「試しの門」 そして ミケ> 319 00:21:38,935 --> 00:21:41,938 <ゴンは ゾルディック家の人間が→ 320 00:21:41,938 --> 00:21:44,941 自分達とは全く違う世界に 住んでいることを→ 321 00:21:44,941 --> 00:21:46,909 目の当たりにした> 322 00:21:46,909 --> 00:21:50,963 <それでも ゴンは心に誓っていた> 323 00:21:50,963 --> 00:21:54,917 <この先 どんな困難が 待ち受けていようと→ 324 00:21:54,917 --> 00:21:58,417 必ず キルアに会うのだ… と> 325 00:23:32,431 --> 00:23:52,435 ♪♪~ 326 00:23:52,435 --> 00:24:12,455 ♪♪~ 327 00:24:12,455 --> 00:24:32,425 ♪♪~ 328 00:24:32,425 --> 00:24:50,425 ♪♪~