1 00:00:32,814 --> 00:00:35,817 (コムギ) 総帥様の お考えになられた「離隠」は→ 2 00:00:35,817 --> 00:00:39,804 正すい名前を 「狐狐狸固」と言いますて→ 3 00:00:39,804 --> 00:00:43,324 ワダすが考えますた。 4 00:00:43,324 --> 00:00:45,843 10年くらい前です。 5 00:00:45,843 --> 00:00:48,896 何か バカなワダすからでも→ 6 00:00:48,896 --> 00:00:51,332 こんな利口なコが 生まれんのかって→ 7 00:00:51,332 --> 00:00:55,319 結構 嬉すかったんだけども→ 8 00:00:55,319 --> 00:00:58,823 このコを殺すたのもワダすです。 9 00:00:58,823 --> 00:01:04,312 総帥様が ワダすと全く同じ戦法を 考え出したことは→ 10 00:01:04,312 --> 00:01:07,882 すごく… 光栄で感動で→ 11 00:01:07,882 --> 00:01:10,318 心が震えました。 12 00:01:10,318 --> 00:01:11,818 まるで…。 13 00:01:13,321 --> 00:01:17,308 (コムギ) 一度 死んだ わが子が 生き返ったような…。 14 00:01:17,308 --> 00:01:20,812 (王) フン くだらぬ。 15 00:01:20,812 --> 00:01:23,815 (王) 興がそがれた しばし休め。 16 00:01:23,815 --> 00:01:25,349 あっ…。 17 00:01:25,349 --> 00:01:28,402 (王) 次に始めたら→ 18 00:01:28,402 --> 00:01:31,902 休憩は 一切なしだ 覚悟しておけ。 19 00:01:32,824 --> 00:01:52,827 ♪♪~ 20 00:01:52,827 --> 00:02:12,813 ♪♪~ 21 00:02:12,813 --> 00:02:21,813 ♪♪~ 22 00:04:18,289 --> 00:04:22,293 (雷鳴) 23 00:04:22,293 --> 00:04:24,295 《不愉快だ》 24 00:04:24,295 --> 00:04:28,833 《呼吸を乱されているのは 終始 余のほう》 25 00:04:28,833 --> 00:04:30,351 《本来ならば→ 26 00:04:30,351 --> 00:04:34,288 心身湯立つほど 受け入れがたい屈辱!》 27 00:04:34,288 --> 00:04:37,792 《だが… 苛立ちながらも→ 28 00:04:37,792 --> 00:04:42,296 それを楽しんでいる自分が 一方にある》 29 00:04:42,296 --> 00:04:45,796 《その源泉が分からぬ…》 30 00:04:48,803 --> 00:04:52,890 (王)《意思統合の術を いまだ持ち得ぬ自分自身が→ 31 00:04:52,890 --> 00:04:55,292 例えようもなく不愉快だ!》 32 00:04:55,292 --> 00:05:02,299 ♪♪~ 33 00:05:02,299 --> 00:05:03,801 ♪♪~ ん? 34 00:05:03,801 --> 00:05:10,324 ♪♪~ 35 00:05:10,324 --> 00:05:12,877 (王) その女 休まずに おったのか? 36 00:05:12,877 --> 00:05:14,795 (シャウアプフ) いえ…。 37 00:05:14,795 --> 00:05:17,782 んが~…。 38 00:05:17,782 --> 00:05:21,302 んが~…。 39 00:05:21,302 --> 00:05:23,304 《不細工な…》 40 00:05:23,304 --> 00:05:27,808 《知性 品性の かけらも感じられぬ》 41 00:05:27,808 --> 00:05:29,827 《なぜ かような者から→ 42 00:05:29,827 --> 00:05:33,898 論理の究極とでも表現すべき 美しい棋譜が→ 43 00:05:33,898 --> 00:05:36,898 泉のごとく 生み出されるのだ?》 44 00:05:42,306 --> 00:05:44,308 (王) 起きろ! 再開だ。 45 00:05:44,308 --> 00:05:46,794 (コムギ) んっ… あっ は… はい! 46 00:05:46,794 --> 00:05:48,813 (雷鳴) 47 00:05:48,813 --> 00:05:58,372 ♪♪~ 48 00:05:58,372 --> 00:06:02,372 9-5-1 「帥」。 49 00:06:05,796 --> 00:06:07,796 この局…。 50 00:06:09,817 --> 00:06:12,303 (王) 何か賭けるか? 51 00:06:12,303 --> 00:06:14,789 賭けですか? 52 00:06:14,789 --> 00:06:17,308 (王) 左様。 53 00:06:17,308 --> 00:06:21,808 其方が勝てば 其方の望むもの 何でも与えよう。 54 00:06:23,364 --> 00:06:28,285 何でもですか… はぁ~。 55 00:06:28,285 --> 00:06:31,806 何でも… ん~。 56 00:06:31,806 --> 00:06:34,809 ただし→ 57 00:06:34,809 --> 00:06:37,795 其方が負けたら→ 58 00:06:37,795 --> 00:06:39,795 左腕をもらう。 59 00:06:42,299 --> 00:06:54,295 (雷鳴) 60 00:06:54,295 --> 00:06:57,295 (王)《ひとの呼吸を乱すもの》 61 00:06:58,799 --> 00:07:00,799 (王)《欲望と恐怖》 62 00:07:01,802 --> 00:07:04,288 (王)《欲は 目を濁らせ→ 63 00:07:04,288 --> 00:07:07,288 恐れは足をすくませる》 64 00:07:09,877 --> 00:07:13,297 左腕 ん~。 65 00:07:13,297 --> 00:07:17,801 左腕 ん~! 66 00:07:17,801 --> 00:07:20,788 (コムギ) うわ~! ど~だかな~? 67 00:07:20,788 --> 00:07:22,806 何を迷っておる? 68 00:07:22,806 --> 00:07:27,811 え~っとですね 左腕ではなくてですね→ 69 00:07:27,811 --> 00:07:32,399 いつも ワダすが 賭けているものではダメですか? 70 00:07:32,399 --> 00:07:35,899 何だと? 何をだ。 71 00:07:36,787 --> 00:07:38,787 命です。 72 00:07:41,292 --> 00:07:45,779 ワダすが負けたらば 命を差す上げたいのですが→ 73 00:07:45,779 --> 00:07:51,302 でも それは 逆に とても失礼かとも思いますて。 74 00:07:51,302 --> 00:07:53,337 意味が分からぬわ。 75 00:07:53,337 --> 00:07:55,890 最初から 全て説明せい。 76 00:07:55,890 --> 00:07:59,793 え~っと ワダす ホントに→ 77 00:07:59,793 --> 00:08:03,314 軍儀の他は 何もできなくて。 78 00:08:03,314 --> 00:08:07,801 要は 軍儀に 生かされているわけです。 79 00:08:07,801 --> 00:08:10,804 (コムギ) でも プロの棋士といっても→ 80 00:08:10,804 --> 00:08:15,843 国内王者でさえ 収入は すずめの涙です。 81 00:08:15,843 --> 00:08:19,296 国の代表とすて 世界王者になって→ 82 00:08:19,296 --> 00:08:23,796 初めて 多額の報奨金が 頂けるのです。 83 00:08:25,803 --> 00:08:28,289 (コムギの声) 国の代表に選ばれるには→ 84 00:08:28,289 --> 00:08:31,809 トーナメント戦で 優勝せねばなりません。 85 00:08:31,809 --> 00:08:36,309 つまり 一度も負けることは 許されないのです。 86 00:08:37,898 --> 00:08:42,786 (コムギの声) うちは 12人家族で ワダすが今 稼ぎ頭ですが→ 87 00:08:42,786 --> 00:08:47,786 一度でも負けたら 家族で一番の 足手まといになるのです。 88 00:08:49,293 --> 00:08:51,795 棋士の間の格言に→ 89 00:08:51,795 --> 00:08:55,299 「軍儀王 一度 負ければ ただの人」→ 90 00:08:55,299 --> 00:08:57,334 …というのがありますが→ 91 00:08:57,334 --> 00:08:59,386 ワダすは 負けたら→ 92 00:08:59,386 --> 00:09:01,805 ゴミなんです。 93 00:09:01,805 --> 00:09:03,791 あっ! いいんです。 94 00:09:03,791 --> 00:09:06,791 親に ずっと 言われて来たことですから。 95 00:09:08,796 --> 00:09:13,300 ですから ワダすは プロの棋士を目指した日から→ 96 00:09:13,300 --> 00:09:17,800 軍儀で負けたらば 自ら死ぬと決めております。 97 00:09:21,308 --> 00:09:25,296 (コムギ) でも そうなると問題がありますて…。 98 00:09:25,296 --> 00:09:26,797 何だ? 99 00:09:26,797 --> 00:09:30,784 負けた瞬間に ワダすは ゴミですから→ 100 00:09:30,784 --> 00:09:35,823 ゴミを総帥様に お渡すすることに なってすまいます。 101 00:09:35,823 --> 00:09:39,393 これは もう 大変に失礼だと。 102 00:09:39,393 --> 00:09:41,295 それは構わぬ。 103 00:09:41,295 --> 00:09:45,795 それより 其方が勝った時に 欲しいものは あるか? 104 00:09:47,284 --> 00:09:50,287 ん~ それがですね→ 105 00:09:50,287 --> 00:09:54,787 軍儀のこと以外 あまり 考えたことがありませんで…。 106 00:09:56,343 --> 00:09:59,296 (コムギ) 勝った後に考えてみます。 107 00:09:59,296 --> 00:10:01,296 左様か。 108 00:10:02,800 --> 00:10:05,800 《欲も恐れもないと申すか》 109 00:10:07,304 --> 00:10:09,790 フッ… フッフッ。 110 00:10:09,790 --> 00:10:14,828 フッハッハッ…。 111 00:10:14,828 --> 00:10:16,864 命か。 112 00:10:16,864 --> 00:10:21,318 どうやら 覚悟が 足りなかったのは 余のほうだ。 113 00:10:21,318 --> 00:10:23,804 其方が勝った時 望むものに→ 114 00:10:23,804 --> 00:10:26,807 余の命を想定していなかった。 115 00:10:26,807 --> 00:10:28,807 王! 黙っておれ! 116 00:10:30,310 --> 00:10:34,298 総帥様の い… い…。 117 00:10:34,298 --> 00:10:36,850 め… めっそうもございません! 118 00:10:36,850 --> 00:10:39,787 そんなことは 毛ほどにも! 全く! 119 00:10:39,787 --> 00:10:43,807 (王) 分かっておる これは 余 自身の問題だ。 120 00:10:43,807 --> 00:10:47,307 賭けは やめだ くだらぬ まねをした。 121 00:10:49,296 --> 00:10:51,296 いえ。 (何かがちぎれる音) 122 00:10:54,818 --> 00:10:56,318 あぁ! 123 00:10:58,389 --> 00:10:59,807 これで許せ。 124 00:10:59,807 --> 00:11:02,292 あっ… あっ? 125 00:11:02,292 --> 00:11:05,792 王! あぁ… 何ということを! 126 00:11:07,297 --> 00:11:10,300 (シャウアプフ) 腕を治療します 奥へ! 127 00:11:10,300 --> 00:11:13,303 う… 腕を!? 128 00:11:13,303 --> 00:11:15,339 対局を続ける。 129 00:11:15,339 --> 00:11:19,777 (コムギ) えっ えっ? 総帥様 一体!? 130 00:11:19,777 --> 00:11:21,795 其方の番だ 打て。 131 00:11:21,795 --> 00:11:24,795 (シャウアプフ) 王! せめて まず止血を! 132 00:11:28,786 --> 00:11:30,788 (王) 二度 言わすな。 133 00:11:30,788 --> 00:11:33,290 対局を続ける。 134 00:11:33,290 --> 00:11:36,860 「休まず打つ」と言ったのは 余のほうだ。 135 00:11:36,860 --> 00:11:40,360 これ以上 恥を上塗れと申すか。 136 00:11:41,799 --> 00:11:44,802 ネフェルピトーを 呼んでまいります。 137 00:11:44,802 --> 00:11:47,805 (シャウアプフ) 接合手術を施しながらでも→ 138 00:11:47,805 --> 00:11:51,792 王ならば 対局は 可能でございましょう。 139 00:11:51,792 --> 00:11:55,813 それが私のでき得る 最大の譲歩。 140 00:11:55,813 --> 00:11:58,882 それすら 叶わぬと 仰せられるならば→ 141 00:11:58,882 --> 00:12:00,801 私の首を→ 142 00:12:00,801 --> 00:12:04,304 王 自らの手で 切り落としていただきたい。 143 00:12:04,304 --> 00:12:07,307 えっ… えっ…。 144 00:12:07,307 --> 00:12:10,310 分かった 近う寄れ。 145 00:12:10,310 --> 00:12:12,810 一撃で楽にしてやる。 146 00:12:18,886 --> 00:12:21,288 其方の番だ 打て。 147 00:12:21,288 --> 00:12:23,290 (コムギ) 嫌です。 148 00:12:23,290 --> 00:12:27,290 総帥様のおケガが治るまで 打ちません! 149 00:12:29,813 --> 00:12:32,299 二度 言わすな 打て! 150 00:12:32,299 --> 00:12:34,301 打ちません! 151 00:12:34,301 --> 00:12:38,801 ワダすを殺すならば どうか 軍儀で!! 152 00:12:40,390 --> 00:12:42,793 貴様…! 153 00:12:42,793 --> 00:12:51,285 ♪♪~ 154 00:12:51,285 --> 00:12:53,303 (王) ピトーを呼んで来い!! 155 00:12:53,303 --> 00:12:54,803 はっ! 156 00:12:59,877 --> 00:13:06,800 (雷鳴) 157 00:13:06,800 --> 00:13:08,802 (モラウ) 間違いねえ。 158 00:13:08,802 --> 00:13:11,305 (ノヴ) 人形が全部 消えた。 159 00:13:11,305 --> 00:13:13,790 (モラウ) 選別を再開したってことか? 160 00:13:13,790 --> 00:13:17,294 (ノヴ) いや それは ないでしょう。 161 00:13:17,294 --> 00:13:20,297 われわれは 依然 首都を包囲している。 162 00:13:20,297 --> 00:13:25,402 王の安全を最優先とする護衛軍が そんな選択はしない。 163 00:13:25,402 --> 00:13:27,287 じゃあ 何で? 164 00:13:27,287 --> 00:13:31,308 (ノヴ) この現状よりも 深刻な事態が王の周囲→ 165 00:13:31,308 --> 00:13:35,295 もしくは 王自身に 起きたと考えるのが妥当。 166 00:13:35,295 --> 00:13:39,283 ってことは いよいよ来たか! 167 00:13:39,283 --> 00:13:42,783 千載一遇のチャンス! ええ。 168 00:13:43,887 --> 00:13:47,307 (ノヴ) 宮殿内部への侵入。 169 00:13:47,307 --> 00:13:50,811 (モラウ) ただし 罠かもしれんがな。 170 00:13:50,811 --> 00:13:52,796 (ノヴ) それはない。 171 00:13:52,796 --> 00:13:56,817 わずかでも王のリスクを 高める作戦は 使わないだろう。 172 00:13:56,817 --> 00:14:00,287 王 自身の命令ならやるだろ? 173 00:14:00,287 --> 00:14:03,357 まぁね どちらにせよ→ 174 00:14:03,357 --> 00:14:06,810 奴らが広域レーダーを 引っ込めたのは事実。 175 00:14:06,810 --> 00:14:10,310 今のうちに近づける所まで近づく。 176 00:14:12,799 --> 00:14:16,887 (ノヴ) 宮殿の周囲に 出口を作っておかなければ→ 177 00:14:16,887 --> 00:14:19,887 当日の決行自体 不可能ですから。 178 00:14:21,291 --> 00:14:25,796 (ノヴ) いつかは くぐらなければならない危険→ 179 00:14:25,796 --> 00:14:27,796 それが今! 180 00:14:34,321 --> 00:14:37,821 (レオル)《いた! 見つけたぜ》 181 00:14:38,875 --> 00:14:41,375 (レオル)《ヂートゥは 失敗したようだな》 182 00:14:45,299 --> 00:14:48,802 死ぬなよ。 お前こそな。 183 00:14:48,802 --> 00:14:53,302 (レオル) 《フフフ… 都合良く別れたぞ》 184 00:14:55,309 --> 00:14:57,294 (レオル) 見つけたぞ! 185 00:14:57,294 --> 00:14:59,313 標的は キセル野郎に変更だ! 186 00:14:59,313 --> 00:15:00,831 行くぜ!! 187 00:15:00,831 --> 00:15:07,788 ♪♪~ 188 00:15:07,788 --> 00:15:10,788 フフフ…。 189 00:17:02,803 --> 00:17:04,805 (ゴン=フリークス) <キルア! 早くネテロ会長を→ 190 00:17:04,805 --> 00:17:06,305 助けに行こう!> 191 00:17:23,323 --> 00:17:24,825 <欲しい!> 192 00:17:24,825 --> 00:17:26,825 (キルア=ゾルディック) <これは レアアイテムだな> 193 00:17:28,812 --> 00:17:31,298 (ネフェルピトー) 「ドクターブライス」。 194 00:17:31,298 --> 00:17:45,312 ♪♪~ 195 00:17:45,312 --> 00:17:48,312 7-9-1 「忍」。 196 00:17:50,801 --> 00:17:54,304 2-3-1 「兵」。 197 00:17:54,304 --> 00:17:57,824 (シャウアプフ) 治療に どれくらい 時間がかかりますか? 198 00:17:57,824 --> 00:18:01,361 (ネフェルピトー) ん~ 完璧に治すとなると→ 199 00:18:01,361 --> 00:18:03,396 2~3時間かニャ。 200 00:18:03,396 --> 00:18:06,817 (シャウアプフ) その間 人形も「円」も 使えないわけですね。 201 00:18:06,817 --> 00:18:11,805 うん この能力 燃費 すごく悪いニャ。 202 00:18:11,805 --> 00:18:16,810 再生には 相当のエネルギーを 要するということ。 203 00:18:16,810 --> 00:18:20,330 治療の間は 私が周囲を見張りましょう。 204 00:18:20,330 --> 00:18:23,900 私の「円」では ピトーに及ぶべくもないが→ 205 00:18:23,900 --> 00:18:26,803 何しろ 他の者に 任せるわけにはいかない→ 206 00:18:26,803 --> 00:18:28,822 重大な任務。 207 00:18:28,822 --> 00:18:32,325 ♪♪~ 208 00:18:32,325 --> 00:18:36,313 ♪♪~ (足音) 209 00:18:36,313 --> 00:18:38,331 ♪♪~ 210 00:18:38,331 --> 00:18:41,831 《やはり 「円」を 使っている気配はない》 211 00:18:43,370 --> 00:18:47,807 《雨で視界が悪いのも幸運だな》 212 00:18:47,807 --> 00:18:50,307 《そろそろ日も沈む》 213 00:18:51,828 --> 00:18:55,815 (ノヴ)《周りが暗くなれば 俺は 闇に同化し→ 214 00:18:55,815 --> 00:18:59,319 敵のオーラは さらに見やすくなる》 215 00:18:59,319 --> 00:19:01,821 《焦ってはいけない》 216 00:19:01,821 --> 00:19:04,875 《出口は 王に近いほどいいが→ 217 00:19:04,875 --> 00:19:06,875 見つかっては意味がない》 218 00:19:08,328 --> 00:19:12,315 《自由に出入りできる 俺と違って→ 219 00:19:12,315 --> 00:19:17,320 シュート達は 一度マンションに 入ってしまうと 出るしかない》 220 00:19:17,320 --> 00:19:20,807 《敵に出口の前で 待ち伏せでもされたら→ 221 00:19:20,807 --> 00:19:23,307 絶体絶命!!》 222 00:19:32,802 --> 00:19:34,821 (ノヴ)《宮殿の周りに→ 223 00:19:34,821 --> 00:19:38,808 近い場所 遠い場所 その中間→ 224 00:19:38,808 --> 00:19:40,810 3種の出口を用意して→ 225 00:19:40,810 --> 00:19:43,813 入り口は さらに遠方》 226 00:19:43,813 --> 00:19:48,351 《宮殿の様子をうかがえる 何か所かに 3種をまとめて設け→ 227 00:19:48,351 --> 00:19:53,323 決行時に 最も都合のいい場所で待機する》 228 00:19:53,323 --> 00:19:55,308 《決行の時間が来たら→ 229 00:19:55,308 --> 00:19:58,812 その時の状況に応じて おのおの判断し→ 230 00:19:58,812 --> 00:20:02,816 近い場所 遠い場所 もしくは その中間→ 231 00:20:02,816 --> 00:20:07,337 最適の部屋を選択して入室し すぐに出る》 232 00:20:07,337 --> 00:20:09,372 《奴らからすれば→ 233 00:20:09,372 --> 00:20:13,310 われわれは 突然 目の前に出現することになり→ 234 00:20:13,310 --> 00:20:15,829 その一瞬の隙を生かして→ 235 00:20:15,829 --> 00:20:19,316 護衛軍と王を分断》 236 00:20:19,316 --> 00:20:22,316 《それぞれの戦闘が始まる!》 237 00:20:24,321 --> 00:20:27,824 《われわれは 1勝3敗でもいい》 238 00:20:27,824 --> 00:20:31,394 《奴らの1敗が 王でさえあれば!》 239 00:20:31,394 --> 00:20:44,808 ♪♪~ 240 00:20:44,808 --> 00:20:49,808 《本来なら もうネフェルピトーの 「円」の中に入り込んでいる》 241 00:20:50,814 --> 00:20:53,833 《生きた心地がしないな》 242 00:20:53,833 --> 00:20:57,404 《だが まだ遠い》 243 00:20:57,404 --> 00:20:59,306 《一番遠い部屋でも→ 244 00:20:59,306 --> 00:21:02,809 せめて宮殿の敷地内くらいまで 接近しなければ→ 245 00:21:02,809 --> 00:21:05,812 話にならない》 246 00:21:05,812 --> 00:21:09,799 《慎重に それでも速く!》 247 00:21:09,799 --> 00:21:13,320 《完全に日が暮れるまで 待つべきか?》 248 00:21:13,320 --> 00:21:17,390 《しかし それまで この状態が続いてくれるのか?》 249 00:21:17,390 --> 00:21:20,390 《くっ! 行くしかない!》 250 00:21:21,795 --> 00:21:25,815 (ノヴ)《ネフェルピトーの「円」が 復活してしまったら→ 251 00:21:25,815 --> 00:21:28,815 近づくことさえ不可能になる》 252 00:21:31,304 --> 00:21:35,304 《俺が もし失敗しても まだ打つ手はある!》 253 00:21:36,860 --> 00:21:39,412 《恐れずに近づけ!》 254 00:21:39,412 --> 00:21:43,412 《もっと! もっと!》 255 00:21:45,802 --> 00:21:48,321 (雷鳴) 256 00:21:48,321 --> 00:21:51,324 <現在 宮殿内部には→ 257 00:21:51,324 --> 00:21:55,311 「食肉用」でない人間が3名いる> 258 00:21:55,311 --> 00:21:58,832 <1人は 少女棋士> 259 00:21:58,832 --> 00:22:01,351 <もう1人がディーゴ> 260 00:22:01,351 --> 00:22:03,887 <そして 最後の一人…> 261 00:22:03,887 --> 00:22:08,308 (トイレの水洗音) 262 00:22:08,308 --> 00:22:10,308 <ビゼフ長官> 263 00:22:12,328 --> 00:22:17,300 <実質 この国を牛耳っていた 裏の総帥である> 264 00:22:17,300 --> 00:22:22,822 <諸外国との交渉や 国内主要機関との連絡は→ 265 00:22:22,822 --> 00:22:26,322 全て 彼を通さねば進まない> 266 00:22:27,811 --> 00:22:31,831 <代わりがいないとの理由から 人間で唯一→ 267 00:22:31,831 --> 00:22:36,803 王の側近として 許された人物である> 268 00:22:36,803 --> 00:22:38,822 <人間の衛兵などは→ 269 00:22:38,822 --> 00:22:42,325 宮殿の外にさえ 配置されていない> 270 00:22:42,325 --> 00:22:47,313 <能力者の前では 普通の兵士など 全く無力であり→ 271 00:22:47,313 --> 00:22:50,817 逆に敵が紛れ込む危険が 高くなると→ 272 00:22:50,817 --> 00:22:53,317 護衛軍が判断したためだ> 273 00:22:54,804 --> 00:22:56,823 <師団長クラスのアリは→ 274 00:22:56,823 --> 00:22:59,809 戻って来たばかりの ヂートゥのみで→ 275 00:22:59,809 --> 00:23:03,809 兵隊長と それ以下のアリも 6匹しかいない> 276 00:23:05,899 --> 00:23:10,320 <つまり 現在 宮殿内には3名の人間と→ 277 00:23:10,320 --> 00:23:13,823 11匹のアリがいるのみであり→ 278 00:23:13,823 --> 00:23:15,809 兵隊長以下のアリは→ 279 00:23:15,809 --> 00:23:19,312 レオルら師団長の お気に入りの部下というだけで→ 280 00:23:19,312 --> 00:23:23,817 王の護衛とは 無関係であった> 281 00:23:23,817 --> 00:23:25,852 <キメラアントの性質上→ 282 00:23:25,852 --> 00:23:30,807 すでに師団長と王の間に 厳密な主従関係はなく→ 283 00:23:30,807 --> 00:23:33,326 互いを結び付けているのは→ 284 00:23:33,326 --> 00:23:35,826 打算によるところが大きい> 285 00:23:37,831 --> 00:23:41,301 <ピトーらも そこは 十分 承知の上で→ 286 00:23:41,301 --> 00:23:44,304 与える仕事は 失敗を前提として→ 287 00:23:44,304 --> 00:23:47,373 問題のないものばかりであり→ 288 00:23:47,373 --> 00:23:50,873 よって 監視が 彼らに任されることはない> 289 00:23:52,829 --> 00:23:55,315 <ノヴには知る術もないが→ 290 00:23:55,315 --> 00:23:58,835 彼が単独で 侵入するという点に おいて→ 291 00:23:58,835 --> 00:24:02,835 今が 最大最後の好機なのである> 292 00:24:06,326 --> 00:24:08,878 (ビゼフ) ふぅ…。 293 00:24:08,878 --> 00:24:13,316 (ファクスの受信音) 《何とか生き延びたはいいが→ 294 00:24:13,316 --> 00:24:16,816 たった一人では もう仕事が限界だ》 295 00:24:18,805 --> 00:24:21,307 《何とか奴らを説得して→ 296 00:24:21,307 --> 00:24:25,328 秘書や事務員を最低でも 3人つけてもらわないと→ 297 00:24:25,328 --> 00:24:27,847 過労で死んでしまうわい》 298 00:24:27,847 --> 00:24:29,365 ふぅ…。 299 00:24:29,365 --> 00:24:32,365 [パソコン](メールの受信音) んっ? 300 00:24:40,326 --> 00:24:41,828 フフっ。 301 00:24:41,828 --> 00:24:48,818 ♪♪~ 302 00:24:48,818 --> 00:24:50,820 ♪♪~ (ビゼフ) おぉ…。 303 00:24:50,820 --> 00:25:10,807 ♪♪~ 304 00:25:10,807 --> 00:25:25,321 ♪♪~ 305 00:25:25,321 --> 00:25:30,310 シンカー・ベル。 306 00:25:30,310 --> 00:25:31,810 フヒっ。 307 00:25:33,296 --> 00:25:36,796 (キーボードを打つ音) 308 00:25:41,888 --> 00:25:43,388 フフっ。 309 00:25:45,825 --> 00:25:47,827 [パソコン](メールの受信音) 310 00:25:47,827 --> 00:25:49,796 (マルコス) 来た! 311 00:25:49,796 --> 00:25:52,796 釣れたぞ パーム君。 312 00:25:57,337 --> 00:26:00,390 <宮殿内部へと侵入するノヴ> 313 00:26:00,390 --> 00:26:02,308 <そして パームも→ 314 00:26:02,308 --> 00:26:06,813 新たな潜入作戦を 開始しようとしていた> 315 00:26:06,813 --> 00:26:26,833 ♪♪~ 316 00:26:26,833 --> 00:26:46,803 ♪♪~ 317 00:26:46,803 --> 00:27:06,823 ♪♪~ 318 00:27:06,823 --> 00:27:24,823 ♪♪~