1 00:00:00,000 --> 00:00:03,003 (コムギ) 総帥様の お考えになられた「離隠」は→ 2 00:00:00,000 --> 00:00:03,987 正すい名前を 「狐狐狸固」と言いますて→ 3 00:00:00,000 --> 00:00:03,520 ワダすが考えますた。 4 00:00:00,000 --> 00:00:02,519 10年くらい前です。 5 00:00:00,000 --> 00:00:03,053 何か バカなワダすからでも→ 6 00:00:00,000 --> 00:00:02,436 こんな利口なコが 生まれんのかって→ 7 00:00:00,000 --> 00:00:03,987 結構 嬉すかったんだけども→ 8 00:00:00,000 --> 00:00:03,504 このコを殺すたのもワダすです。 9 00:00:00,000 --> 00:00:05,489 総帥様が ワダすと全く同じ戦法を 考え出したことは→ 10 00:00:00,000 --> 00:00:03,570 すごく… 光栄で感動で→ 11 00:00:00,000 --> 00:00:02,436 心が震えました。 12 00:00:00,000 --> 00:00:01,500 まるで…。 13 00:00:00,000 --> 00:00:03,987 (コムギ) 一度 死んだ わが子が 生き返ったような…。 14 00:00:00,000 --> 00:00:03,504 (王) フン くだらぬ。 15 00:00:00,000 --> 00:00:03,003 (王) 興がそがれた しばし休め。 16 00:00:00,000 --> 00:00:01,534 あっ…。 17 00:00:00,000 --> 00:00:03,053 (王) 次に始めたら→ 18 00:00:00,000 --> 00:00:03,500 休憩は 一切なしだ 覚悟しておけ。 19 00:00:00,000 --> 00:00:20,003 ♪♪~ 20 00:00:02,320 --> 00:00:22,306 ♪♪~ 21 00:00:22,306 --> 00:00:31,306 ♪♪~ 22 00:02:27,782 --> 00:02:31,786 (雷鳴) 23 00:02:31,786 --> 00:02:33,788 《不愉快だ》 24 00:02:33,788 --> 00:02:38,326 《呼吸を乱されているのは 終始 余のほう》 25 00:02:38,326 --> 00:02:39,844 《本来ならば→ 26 00:02:39,844 --> 00:02:43,781 心身湯立つほど 受け入れがたい屈辱!》 27 00:02:43,781 --> 00:02:47,285 《だが… 苛立ちながらも→ 28 00:02:47,285 --> 00:02:51,789 それを楽しんでいる自分が 一方にある》 29 00:02:51,789 --> 00:02:55,289 《その源泉が分からぬ…》 30 00:02:58,296 --> 00:03:02,383 (王)《意思統合の術を いまだ持ち得ぬ自分自身が→ 31 00:03:02,383 --> 00:03:04,785 例えようもなく不愉快だ!》 32 00:03:04,785 --> 00:03:11,792 ♪♪~ 33 00:03:11,792 --> 00:03:13,294 ♪♪~ ん? 34 00:03:13,294 --> 00:03:19,817 ♪♪~ 35 00:03:19,817 --> 00:03:22,370 (王) その女 休まずに おったのか? 36 00:03:22,370 --> 00:03:24,288 (シャウアプフ) いえ…。 37 00:03:24,288 --> 00:03:27,275 んが~…。 38 00:03:27,275 --> 00:03:30,795 んが~…。 39 00:03:30,795 --> 00:03:32,797 《不細工な…》 40 00:03:32,797 --> 00:03:37,301 《知性 品性の かけらも感じられぬ》 41 00:03:37,301 --> 00:03:39,320 《なぜ かような者から→ 42 00:03:39,320 --> 00:03:43,391 論理の究極とでも表現すべき 美しい棋譜が→ 43 00:03:43,391 --> 00:03:46,391 泉のごとく 生み出されるのだ?》 44 00:03:51,799 --> 00:03:53,801 (王) 起きろ! 再開だ。 45 00:03:53,801 --> 00:03:56,287 (コムギ) んっ… あっ は… はい! 46 00:03:56,287 --> 00:03:58,306 (雷鳴) 47 00:03:58,306 --> 00:04:07,865 ♪♪~ 48 00:04:07,865 --> 00:04:11,865 9-5-1 「帥」。 49 00:04:15,289 --> 00:04:17,289 この局…。 50 00:04:19,310 --> 00:04:21,796 (王) 何か賭けるか? 51 00:04:21,796 --> 00:04:24,282 賭けですか? 52 00:04:24,282 --> 00:04:26,801 (王) 左様。 53 00:04:26,801 --> 00:04:31,301 其方が勝てば 其方の望むもの 何でも与えよう。 54 00:04:32,857 --> 00:04:37,778 何でもですか… はぁ~。 55 00:04:37,778 --> 00:04:41,299 何でも… ん~。 56 00:04:41,299 --> 00:04:44,302 ただし→ 57 00:04:44,302 --> 00:04:47,288 其方が負けたら→ 58 00:04:47,288 --> 00:04:49,288 左腕をもらう。 59 00:04:51,792 --> 00:05:03,788 (雷鳴) 60 00:05:03,788 --> 00:05:06,788 (王)《ひとの呼吸を乱すもの》 61 00:05:08,292 --> 00:05:10,292 (王)《欲望と恐怖》 62 00:05:11,295 --> 00:05:13,781 (王)《欲は 目を濁らせ→ 63 00:05:13,781 --> 00:05:16,781 恐れは足をすくませる》 64 00:05:19,370 --> 00:05:22,790 左腕 ん~。 65 00:05:22,790 --> 00:05:27,294 左腕 ん~! 66 00:05:27,294 --> 00:05:30,281 (コムギ) うわ~! ど~だかな~? 67 00:05:30,281 --> 00:05:32,299 何を迷っておる? 68 00:05:32,299 --> 00:05:37,304 え~っとですね 左腕ではなくてですね→ 69 00:05:37,304 --> 00:05:41,892 いつも ワダすが 賭けているものではダメですか? 70 00:05:41,892 --> 00:05:45,392 何だと? 何をだ。 71 00:05:46,280 --> 00:05:48,280 命です。 72 00:05:50,785 --> 00:05:55,272 ワダすが負けたらば 命を差す上げたいのですが→ 73 00:05:55,272 --> 00:06:00,795 でも それは 逆に とても失礼かとも思いますて。 74 00:06:00,795 --> 00:06:02,830 意味が分からぬわ。 75 00:06:02,830 --> 00:06:05,383 最初から 全て説明せい。 76 00:06:05,383 --> 00:06:09,286 え~っと ワダす ホントに→ 77 00:06:09,286 --> 00:06:12,807 軍儀の他は 何もできなくて。 78 00:06:12,807 --> 00:06:17,294 要は 軍儀に 生かされているわけです。 79 00:06:17,294 --> 00:06:20,297 (コムギ) でも プロの棋士といっても→ 80 00:06:20,297 --> 00:06:25,336 国内王者でさえ 収入は すずめの涙です。 81 00:06:25,336 --> 00:06:28,789 国の代表とすて 世界王者になって→ 82 00:06:28,789 --> 00:06:33,289 初めて 多額の報奨金が 頂けるのです。 83 00:06:35,296 --> 00:06:37,782 (コムギの声) 国の代表に選ばれるには→ 84 00:06:37,782 --> 00:06:41,302 トーナメント戦で 優勝せねばなりません。 85 00:06:41,302 --> 00:06:45,802 つまり 一度も負けることは 許されないのです。 86 00:06:47,391 --> 00:06:52,279 (コムギの声) うちは 12人家族で ワダすが今 稼ぎ頭ですが→ 87 00:06:52,279 --> 00:06:57,279 一度でも負けたら 家族で一番の 足手まといになるのです。 88 00:06:58,786 --> 00:07:01,288 棋士の間の格言に→ 89 00:07:01,288 --> 00:07:04,792 「軍儀王 一度 負ければ ただの人」→ 90 00:07:04,792 --> 00:07:06,827 …というのがありますが→ 91 00:07:06,827 --> 00:07:08,879 ワダすは 負けたら→ 92 00:07:08,879 --> 00:07:11,298 ゴミなんです。 93 00:07:11,298 --> 00:07:13,284 あっ! いいんです。 94 00:07:13,284 --> 00:07:16,284 親に ずっと 言われて来たことですから。 95 00:07:18,289 --> 00:07:22,793 ですから ワダすは プロの棋士を目指した日から→ 96 00:07:22,793 --> 00:07:27,293 軍儀で負けたらば 自ら死ぬと決めております。 97 00:07:30,801 --> 00:07:34,789 (コムギ) でも そうなると問題がありますて…。 98 00:07:34,789 --> 00:07:36,290 何だ? 99 00:07:36,290 --> 00:07:40,277 負けた瞬間に ワダすは ゴミですから→ 100 00:07:40,277 --> 00:07:45,316 ゴミを総帥様に お渡すすることに なってすまいます。 101 00:07:45,316 --> 00:07:48,886 これは もう 大変に失礼だと。 102 00:07:48,886 --> 00:07:50,788 それは構わぬ。 103 00:07:50,788 --> 00:07:55,288 それより 其方が勝った時に 欲しいものは あるか? 104 00:07:56,777 --> 00:07:59,780 ん~ それがですね→ 105 00:07:59,780 --> 00:08:04,280 軍儀のこと以外 あまり 考えたことがありませんで…。 106 00:08:05,836 --> 00:08:08,789 (コムギ) 勝った後に考えてみます。 107 00:08:08,789 --> 00:08:10,789 左様か。 108 00:08:12,293 --> 00:08:15,293 《欲も恐れもないと申すか》 109 00:08:16,797 --> 00:08:19,283 フッ… フッフッ。 110 00:08:19,283 --> 00:08:24,321 フッハッハッ…。 111 00:08:24,321 --> 00:08:26,357 命か。 112 00:08:26,357 --> 00:08:30,811 どうやら 覚悟が 足りなかったのは 余のほうだ。 113 00:08:30,811 --> 00:08:33,297 其方が勝った時 望むものに→ 114 00:08:33,297 --> 00:08:36,300 余の命を想定していなかった。 115 00:08:36,300 --> 00:08:38,300 王! 黙っておれ! 116 00:08:39,803 --> 00:08:43,791 総帥様の い… い…。 117 00:08:43,791 --> 00:08:46,343 め… めっそうもございません! 118 00:08:46,343 --> 00:08:49,280 そんなことは 毛ほどにも! 全く! 119 00:08:49,280 --> 00:08:53,300 (王) 分かっておる これは 余 自身の問題だ。 120 00:08:53,300 --> 00:08:56,800 賭けは やめだ くだらぬ まねをした。 121 00:08:58,789 --> 00:09:00,789 いえ。 (何かがちぎれる音) 122 00:09:04,311 --> 00:09:05,811 あぁ! 123 00:09:07,882 --> 00:09:09,300 これで許せ。 124 00:09:09,300 --> 00:09:11,785 あっ… あっ? 125 00:09:11,785 --> 00:09:15,285 王! あぁ… 何ということを! 126 00:09:16,790 --> 00:09:19,793 (シャウアプフ) 腕を治療します 奥へ! 127 00:09:19,793 --> 00:09:22,796 う… 腕を!? 128 00:09:22,796 --> 00:09:24,832 対局を続ける。 129 00:09:24,832 --> 00:09:29,270 (コムギ) えっ えっ? 総帥様 一体!? 130 00:09:29,270 --> 00:09:31,288 其方の番だ 打て。 131 00:09:31,288 --> 00:09:34,288 (シャウアプフ) 王! せめて まず止血を! 132 00:09:38,279 --> 00:09:40,281 (王) 二度 言わすな。 133 00:09:40,281 --> 00:09:42,783 対局を続ける。 134 00:09:42,783 --> 00:09:46,353 「休まず打つ」と言ったのは 余のほうだ。 135 00:09:46,353 --> 00:09:49,853 これ以上 恥を上塗れと申すか。 136 00:09:51,292 --> 00:09:54,295 ネフェルピトーを 呼んでまいります。 137 00:09:54,295 --> 00:09:57,298 (シャウアプフ) 接合手術を施しながらでも→ 138 00:09:57,298 --> 00:10:01,285 王ならば 対局は 可能でございましょう。 139 00:10:01,285 --> 00:10:05,306 それが私のでき得る 最大の譲歩。 140 00:10:05,306 --> 00:10:08,375 それすら 叶わぬと 仰せられるならば→ 141 00:10:08,375 --> 00:10:10,294 私の首を→ 142 00:10:10,294 --> 00:10:13,797 王 自らの手で 切り落としていただきたい。 143 00:10:13,797 --> 00:10:16,800 えっ… えっ…。 144 00:10:16,800 --> 00:10:19,803 分かった 近う寄れ。 145 00:10:19,803 --> 00:10:22,303 一撃で楽にしてやる。 146 00:10:28,379 --> 00:10:30,781 其方の番だ 打て。 147 00:10:30,781 --> 00:10:32,783 (コムギ) 嫌です。 148 00:10:32,783 --> 00:10:36,783 総帥様のおケガが治るまで 打ちません! 149 00:10:39,306 --> 00:10:41,792 二度 言わすな 打て! 150 00:10:41,792 --> 00:10:43,794 打ちません! 151 00:10:43,794 --> 00:10:48,294 ワダすを殺すならば どうか 軍儀で!! 152 00:10:49,883 --> 00:10:52,286 貴様…! 153 00:10:52,286 --> 00:11:00,778 ♪♪~ 154 00:11:00,778 --> 00:11:02,796 (王) ピトーを呼んで来い!! 155 00:11:02,796 --> 00:11:04,296 はっ! 156 00:11:09,370 --> 00:11:16,293 (雷鳴) 157 00:11:16,293 --> 00:11:18,295 (モラウ) 間違いねえ。 158 00:11:18,295 --> 00:11:20,798 (ノヴ) 人形が全部 消えた。 159 00:11:20,798 --> 00:11:23,283 (モラウ) 選別を再開したってことか? 160 00:11:23,283 --> 00:11:26,787 (ノヴ) いや それは ないでしょう。 161 00:11:26,787 --> 00:11:29,790 われわれは 依然 首都を包囲している。 162 00:11:29,790 --> 00:11:34,895 王の安全を最優先とする護衛軍が そんな選択はしない。 163 00:11:34,895 --> 00:11:36,780 じゃあ 何で? 164 00:11:36,780 --> 00:11:40,801 (ノヴ) この現状よりも 深刻な事態が王の周囲→ 165 00:11:40,801 --> 00:11:44,788 もしくは 王自身に 起きたと考えるのが妥当。 166 00:11:44,788 --> 00:11:48,776 ってことは いよいよ来たか! 167 00:11:48,776 --> 00:11:52,276 千載一遇のチャンス! ええ。 168 00:11:53,380 --> 00:11:56,800 (ノヴ) 宮殿内部への侵入。 169 00:11:56,800 --> 00:12:00,304 (モラウ) ただし 罠かもしれんがな。 170 00:12:00,304 --> 00:12:02,289 (ノヴ) それはない。 171 00:12:02,289 --> 00:12:06,310 わずかでも王のリスクを 高める作戦は 使わないだろう。 172 00:12:06,310 --> 00:12:09,780 王 自身の命令ならやるだろ? 173 00:12:09,780 --> 00:12:12,850 まぁね どちらにせよ→ 174 00:12:12,850 --> 00:12:16,303 奴らが広域レーダーを 引っ込めたのは事実。 175 00:12:16,303 --> 00:12:19,803 今のうちに近づける所まで近づく。 176 00:12:22,292 --> 00:12:26,380 (ノヴ) 宮殿の周囲に 出口を作っておかなければ→ 177 00:12:26,380 --> 00:12:29,380 当日の決行自体 不可能ですから。 178 00:12:30,784 --> 00:12:35,289 (ノヴ) いつかは くぐらなければならない危険→ 179 00:12:35,289 --> 00:12:37,289 それが今! 180 00:12:43,814 --> 00:12:47,314 (レオル)《いた! 見つけたぜ》 181 00:12:48,368 --> 00:12:50,868 (レオル)《ヂートゥは 失敗したようだな》 182 00:12:54,792 --> 00:12:58,295 死ぬなよ。 お前こそな。 183 00:12:58,295 --> 00:13:02,795 (レオル) 《フフフ… 都合良く別れたぞ》 184 00:13:04,802 --> 00:13:06,787 (レオル) 見つけたぞ! 185 00:13:06,787 --> 00:13:08,806 標的は キセル野郎に変更だ! 186 00:13:08,806 --> 00:13:10,324 行くぜ!! 187 00:13:10,324 --> 00:13:17,281 ♪♪~ 188 00:13:17,281 --> 00:13:20,281 フフフ…。 189 00:13:18,947 --> 00:13:20,949 (ゴン=フリークス) <キルア! 早くネテロ会長を→ 190 00:13:20,949 --> 00:13:22,449 助けに行こう!> 191 00:13:39,467 --> 00:13:40,969 <欲しい!> 192 00:13:40,969 --> 00:13:42,969 (キルア=ゾルディック) <これは レアアイテムだな> 193 00:13:44,956 --> 00:13:47,442 (ネフェルピトー) 「ドクターブライス」。 194 00:13:47,442 --> 00:14:01,456 ♪♪~ 195 00:14:01,456 --> 00:14:04,456 7-9-1 「忍」。 196 00:14:06,945 --> 00:14:10,448 2-3-1 「兵」。 197 00:14:10,448 --> 00:14:13,968 (シャウアプフ) 治療に どれくらい 時間がかかりますか? 198 00:14:13,968 --> 00:14:17,505 (ネフェルピトー) ん~ 完璧に治すとなると→ 199 00:14:17,505 --> 00:14:19,540 2~3時間かニャ。 200 00:14:19,540 --> 00:14:22,961 (シャウアプフ) その間 人形も「円」も 使えないわけですね。 201 00:14:22,961 --> 00:14:27,949 うん この能力 燃費 すごく悪いニャ。 202 00:14:27,949 --> 00:14:32,954 再生には 相当のエネルギーを 要するということ。 203 00:14:32,954 --> 00:14:36,474 治療の間は 私が周囲を見張りましょう。 204 00:14:36,474 --> 00:14:40,044 私の「円」では ピトーに及ぶべくもないが→ 205 00:14:40,044 --> 00:14:42,947 何しろ 他の者に 任せるわけにはいかない→ 206 00:14:42,947 --> 00:14:44,966 重大な任務。 207 00:14:44,966 --> 00:14:48,469 ♪♪~ 208 00:14:48,469 --> 00:14:52,457 ♪♪~ (足音) 209 00:14:52,457 --> 00:14:54,475 ♪♪~ 210 00:14:54,475 --> 00:14:57,975 《やはり 「円」を 使っている気配はない》 211 00:14:59,514 --> 00:15:03,951 《雨で視界が悪いのも幸運だな》 212 00:15:03,951 --> 00:15:06,451 《そろそろ日も沈む》 213 00:15:07,972 --> 00:15:11,959 (ノヴ)《周りが暗くなれば 俺は 闇に同化し→ 214 00:15:11,959 --> 00:15:15,463 敵のオーラは さらに見やすくなる》 215 00:15:15,463 --> 00:15:17,965 《焦ってはいけない》 216 00:15:17,965 --> 00:15:21,019 《出口は 王に近いほどいいが→ 217 00:15:21,019 --> 00:15:23,019 見つかっては意味がない》 218 00:15:24,472 --> 00:15:28,459 《自由に出入りできる 俺と違って→ 219 00:15:28,459 --> 00:15:33,464 シュート達は 一度マンションに 入ってしまうと 出るしかない》 220 00:15:33,464 --> 00:15:36,951 《敵に出口の前で 待ち伏せでもされたら→ 221 00:15:36,951 --> 00:15:39,451 絶体絶命!!》 222 00:15:48,946 --> 00:15:50,965 (ノヴ)《宮殿の周りに→ 223 00:15:50,965 --> 00:15:54,952 近い場所 遠い場所 その中間→ 224 00:15:54,952 --> 00:15:56,954 3種の出口を用意して→ 225 00:15:56,954 --> 00:15:59,957 入り口は さらに遠方》 226 00:15:59,957 --> 00:16:04,495 《宮殿の様子をうかがえる 何か所かに 3種をまとめて設け→ 227 00:16:04,495 --> 00:16:09,467 決行時に 最も都合のいい場所で待機する》 228 00:16:09,467 --> 00:16:11,452 《決行の時間が来たら→ 229 00:16:11,452 --> 00:16:14,956 その時の状況に応じて おのおの判断し→ 230 00:16:14,956 --> 00:16:18,960 近い場所 遠い場所 もしくは その中間→ 231 00:16:18,960 --> 00:16:23,481 最適の部屋を選択して入室し すぐに出る》 232 00:16:23,481 --> 00:16:25,516 《奴らからすれば→ 233 00:16:25,516 --> 00:16:29,454 われわれは 突然 目の前に出現することになり→ 234 00:16:29,454 --> 00:16:31,973 その一瞬の隙を生かして→ 235 00:16:31,973 --> 00:16:35,460 護衛軍と王を分断》 236 00:16:35,460 --> 00:16:38,460 《それぞれの戦闘が始まる!》 237 00:16:40,465 --> 00:16:43,968 《われわれは 1勝3敗でもいい》 238 00:16:43,968 --> 00:16:47,538 《奴らの1敗が 王でさえあれば!》 239 00:16:47,538 --> 00:17:00,952 ♪♪~ 240 00:17:00,952 --> 00:17:05,952 《本来なら もうネフェルピトーの 「円」の中に入り込んでいる》 241 00:17:06,958 --> 00:17:09,977 《生きた心地がしないな》 242 00:17:09,977 --> 00:17:13,548 《だが まだ遠い》 243 00:17:13,548 --> 00:17:15,450 《一番遠い部屋でも→ 244 00:17:15,450 --> 00:17:18,953 せめて宮殿の敷地内くらいまで 接近しなければ→ 245 00:17:18,953 --> 00:17:21,956 話にならない》 246 00:17:21,956 --> 00:17:25,943 《慎重に それでも速く!》 247 00:17:25,943 --> 00:17:29,464 《完全に日が暮れるまで 待つべきか?》 248 00:17:29,464 --> 00:17:33,534 《しかし それまで この状態が続いてくれるのか?》 249 00:17:33,534 --> 00:17:36,534 《くっ! 行くしかない!》 250 00:17:37,939 --> 00:17:41,959 (ノヴ)《ネフェルピトーの「円」が 復活してしまったら→ 251 00:17:41,959 --> 00:17:44,959 近づくことさえ不可能になる》 252 00:17:47,448 --> 00:17:51,448 《俺が もし失敗しても まだ打つ手はある!》 253 00:17:53,004 --> 00:17:55,556 《恐れずに近づけ!》 254 00:17:55,556 --> 00:17:59,556 《もっと! もっと!》 255 00:18:01,946 --> 00:18:04,465 (雷鳴) 256 00:18:04,465 --> 00:18:07,468 <現在 宮殿内部には→ 257 00:18:07,468 --> 00:18:11,455 「食肉用」でない人間が3名いる> 258 00:18:11,455 --> 00:18:14,976 <1人は 少女棋士> 259 00:18:14,976 --> 00:18:17,495 <もう1人がディーゴ> 260 00:18:17,495 --> 00:18:20,031 <そして 最後の一人…> 261 00:18:20,031 --> 00:18:24,452 (トイレの水洗音) 262 00:18:24,452 --> 00:18:26,452 <ビゼフ長官> 263 00:18:28,472 --> 00:18:33,444 <実質 この国を牛耳っていた 裏の総帥である> 264 00:18:33,444 --> 00:18:38,966 <諸外国との交渉や 国内主要機関との連絡は→ 265 00:18:38,966 --> 00:18:42,466 全て 彼を通さねば進まない> 266 00:18:43,955 --> 00:18:47,975 <代わりがいないとの理由から 人間で唯一→ 267 00:18:47,975 --> 00:18:52,947 王の側近として 許された人物である> 268 00:18:52,947 --> 00:18:54,966 <人間の衛兵などは→ 269 00:18:54,966 --> 00:18:58,469 宮殿の外にさえ 配置されていない> 270 00:18:58,469 --> 00:19:03,457 <能力者の前では 普通の兵士など 全く無力であり→ 271 00:19:03,457 --> 00:19:06,961 逆に敵が紛れ込む危険が 高くなると→ 272 00:19:06,961 --> 00:19:09,461 護衛軍が判断したためだ> 273 00:19:10,948 --> 00:19:12,967 <師団長クラスのアリは→ 274 00:19:12,967 --> 00:19:15,953 戻って来たばかりの ヂートゥのみで→ 275 00:19:15,953 --> 00:19:19,953 兵隊長と それ以下のアリも 6匹しかいない> 276 00:19:22,043 --> 00:19:26,464 <つまり 現在 宮殿内には3名の人間と→ 277 00:19:26,464 --> 00:19:29,967 11匹のアリがいるのみであり→ 278 00:19:29,967 --> 00:19:31,953 兵隊長以下のアリは→ 279 00:19:31,953 --> 00:19:35,456 レオルら師団長の お気に入りの部下というだけで→ 280 00:19:35,456 --> 00:19:39,961 王の護衛とは 無関係であった> 281 00:19:39,961 --> 00:19:41,996 <キメラアントの性質上→ 282 00:19:41,996 --> 00:19:46,951 すでに師団長と王の間に 厳密な主従関係はなく→ 283 00:19:46,951 --> 00:19:49,470 互いを結び付けているのは→ 284 00:19:49,470 --> 00:19:51,970 打算によるところが大きい> 285 00:19:53,975 --> 00:19:57,445 <ピトーらも そこは 十分 承知の上で→ 286 00:19:57,445 --> 00:20:00,448 与える仕事は 失敗を前提として→ 287 00:20:00,448 --> 00:20:03,517 問題のないものばかりであり→ 288 00:20:03,517 --> 00:20:07,017 よって 監視が 彼らに任されることはない> 289 00:20:08,973 --> 00:20:11,459 <ノヴには知る術もないが→ 290 00:20:11,459 --> 00:20:14,979 彼が単独で 侵入するという点に おいて→ 291 00:20:14,979 --> 00:20:18,979 今が 最大最後の好機なのである> 292 00:20:22,470 --> 00:20:25,022 (ビゼフ) ふぅ…。 293 00:20:25,022 --> 00:20:29,460 (ファクスの受信音) 《何とか生き延びたはいいが→ 294 00:20:29,460 --> 00:20:32,960 たった一人では もう仕事が限界だ》 295 00:20:34,949 --> 00:20:37,451 《何とか奴らを説得して→ 296 00:20:37,451 --> 00:20:41,472 秘書や事務員を最低でも 3人つけてもらわないと→ 297 00:20:41,472 --> 00:20:43,991 過労で死んでしまうわい》 298 00:20:43,991 --> 00:20:45,509 ふぅ…。 299 00:20:45,509 --> 00:20:48,509 [パソコン](メールの受信音) んっ? 300 00:20:56,470 --> 00:20:57,972 フフっ。 301 00:20:57,972 --> 00:21:04,962 ♪♪~ 302 00:21:04,962 --> 00:21:06,964 ♪♪~ (ビゼフ) おぉ…。 303 00:21:06,964 --> 00:21:26,951 ♪♪~ 304 00:21:26,951 --> 00:21:41,465 ♪♪~ 305 00:21:41,465 --> 00:21:46,454 シンカー・ベル。 306 00:21:46,454 --> 00:21:47,954 フヒっ。 307 00:21:49,440 --> 00:21:52,940 (キーボードを打つ音) 308 00:21:58,032 --> 00:21:59,532 フフっ。 309 00:22:01,969 --> 00:22:03,971 [パソコン](メールの受信音) 310 00:22:03,971 --> 00:22:05,940 (マルコス) 来た! 311 00:22:05,940 --> 00:22:08,940 釣れたぞ パーム君。 312 00:22:13,481 --> 00:22:16,534 <宮殿内部へと侵入するノヴ> 313 00:22:16,534 --> 00:22:18,452 <そして パームも→ 314 00:22:18,452 --> 00:22:22,957 新たな潜入作戦を 開始しようとしていた> 315 00:22:22,957 --> 00:22:42,977 ♪♪~ 316 00:22:42,977 --> 00:23:02,947 ♪♪~ 317 00:23:02,947 --> 00:23:22,967 ♪♪~ 318 00:23:22,967 --> 00:23:40,967 ♪♪~