1 00:00:02,426 --> 00:00:12,426 ♬~(オープニング・テーマ) 2 00:00:12,426 --> 00:00:17,426 ♬「I know these eyes つめたいvoices」 3 00:00:17,426 --> 00:00:21,426 ♬「ゆれる My faint」 4 00:00:21,426 --> 00:00:26,426 ♬「多分少し afraid to run away」 5 00:00:26,426 --> 00:00:30,426 ♬「でも今は」 6 00:00:30,426 --> 00:00:34,426 ♬「このまま時を 抱きしめたい」 7 00:00:34,426 --> 00:00:39,426 ♬「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 8 00:00:39,426 --> 00:00:44,426 ♬「約束の空 見上げるとき」 9 00:00:44,426 --> 00:00:48,426 ♬「とびたてる Break all the way」 10 00:00:48,426 --> 00:00:53,426 ♬「このまま時を I just want to be with you」 11 00:00:53,426 --> 00:00:57,426 ♬「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 12 00:00:57,426 --> 00:01:02,426 ♬「約束の空 見上げるとき」 13 00:01:02,426 --> 00:01:06,426 ♬「I know I can change all the way」 14 00:01:06,426 --> 00:01:21,426 ♬「このまま I just want to」 15 00:01:21,426 --> 00:01:30,426 ♬~ 16 00:01:30,426 --> 00:01:33,426 ♬~ 17 00:01:33,426 --> 00:01:40,426 (タイピングの音) 18 00:01:40,426 --> 00:01:45,426 立人・心の声 おそらくハリーは マハティ前国王の子供だ。 19 00:01:45,426 --> 00:01:52,426 とすれば 花鹿とルマティ殿下は いとこ同士という事になる。 20 00:01:52,426 --> 00:01:55,426 今更 この事実を 蒸し返す事は→ 21 00:01:55,426 --> 00:02:01,426 バーンズワースにとっても ラギネイ王国に とっても 有益ではない。 22 00:02:01,426 --> 00:02:05,426 なぜ ハリーは 2人を引き合わせたのか? 23 00:02:05,426 --> 00:02:07,426 (ノックとドアの開閉音) 24 00:02:07,426 --> 00:02:09,426 (寅之介) ただいま帰りました! 25 00:02:09,426 --> 00:02:13,426 (曹)お帰り。 中東の父上は 元気だったか? 26 00:02:13,426 --> 00:02:15,426 はい。 お陰さまで。 27 00:02:15,426 --> 00:02:18,426 「しっかり仕事に励めよ」って 言われてきました。 28 00:02:18,426 --> 00:02:22,426 芳賀寅之介 これより仕事に戻りま~す! 29 00:02:22,426 --> 00:02:25,426 ん? ん…? 30 00:02:25,426 --> 00:02:28,426 花鹿様は? ノエイと出かけている。 31 00:02:28,426 --> 00:02:31,426 えっ!? 俺が休暇を とったからですか!? 32 00:02:31,426 --> 00:02:35,426 俺をクビにして ノエイさんを使う気ですか!? 33 00:02:35,426 --> 00:02:39,426 彼は あくまでも代理だ。 ホッ…。 34 00:02:39,426 --> 00:02:44,426 腕は一流だが あの軍人上がり ちょいと難ありなんだ。 35 00:02:53,426 --> 00:02:55,426 (子供たち)わあ~! 36 00:02:55,426 --> 00:02:57,426 ね 寄ってかない? うん。 37 00:02:57,426 --> 00:02:59,426 (子供たち)アハハハハ! 38 00:03:02,426 --> 00:03:04,426 (子供たち)ハッ…! 39 00:03:04,426 --> 00:03:07,426 今日は やめよう! う うん! 40 00:03:07,426 --> 00:03:11,426 (花鹿)イザック! お待たせ~! 41 00:03:11,426 --> 00:03:14,426 一緒に入れば いいのに! 42 00:03:14,426 --> 00:03:18,426 (ノエイ) 私は場違い。 店に迷惑が かかります。 43 00:03:18,426 --> 00:03:22,426 ムスターファに会うの 初めてだよね。 44 00:03:22,426 --> 00:03:27,426 ムスターファとは 確か 君の愛した ヒョウの名前では? 45 00:03:27,426 --> 00:03:31,426 その魂が 人間の ユージィン・ド・ヴォルカンに入った。 46 00:03:31,426 --> 00:03:35,426 だから彼を 「ムスターファ」と呼んでいる。 ん? 47 00:03:35,426 --> 00:03:40,426 (男) 人の女に手を出しやがって! 上等だ こらぁ! 48 00:03:40,426 --> 00:03:44,426 (ユージィン)帰ってきたら 彼女が勝手に入り込んでたんだ。 49 00:03:44,426 --> 00:03:47,426 彼氏なら ちゃんと彼女を見てないと。 50 00:03:47,426 --> 00:03:50,426 なにぃ!? くそ~…。 51 00:03:50,426 --> 00:03:53,426 この野郎~! つべこべ ほざきやがって! 52 00:03:53,426 --> 00:03:57,426 そのキレイな顔 刻まれたいか! や やめてよ! 53 00:03:57,426 --> 00:04:00,426 そうしたければ どうぞ。 54 00:04:00,426 --> 00:04:02,426 この顔は あまり好きじゃない。 55 00:04:02,426 --> 00:04:04,426 へっ!? 56 00:04:04,426 --> 00:04:07,426 (ユージィン)さあ。 (男)この~! 57 00:04:07,426 --> 00:04:12,426 人を馬鹿にしやがって~! 58 00:04:12,426 --> 00:04:16,426 (男)うわっ! わ~! 59 00:04:18,426 --> 00:04:22,426 うっ! あ あぁ…。 60 00:04:22,426 --> 00:04:24,426 ひ ひぃ~! 61 00:04:24,426 --> 00:04:28,426 済んだ? (ノエイ)どうぞ もう安全です。 62 00:04:28,426 --> 00:04:30,426 花鹿! 63 00:04:30,426 --> 00:04:36,426 ムスターファ 今に ひどい目に遭うよ。 今回は 僕に責任は ないぞ。 64 00:04:36,426 --> 00:04:39,426 な 何だ? このガキは? 65 00:04:39,426 --> 00:04:43,426 私? 私はね…。 主人だよ。 66 00:04:43,426 --> 00:04:45,426 はぁ!? 67 00:04:45,426 --> 00:04:49,426 僕は彼女のペット。 68 00:04:49,426 --> 00:04:51,426 (2人)あ あぁ…。 69 00:04:51,426 --> 00:04:53,426 (ため息) 70 00:04:55,426 --> 00:04:58,426 (立人)だ~め! 自業自得だ! 71 00:04:58,426 --> 00:05:01,426 ムスターファ 追い出されて 部屋が ないんだ。 72 00:05:01,426 --> 00:05:03,426 見つかるまで ここに置いてよ! 73 00:05:03,426 --> 00:05:07,426 立人・心の声 オオカミと羊を 一緒にする馬鹿がいるか? 74 00:05:07,426 --> 00:05:10,426 ねえ!ねえ! お願~い。 いいでしょう! 75 00:05:10,426 --> 00:05:17,426 ね~!ね~! ね~ったら~! う~ん! う~ん! 76 00:05:17,426 --> 00:05:21,426 (ユージィン)君 いつも そんな しかめ面してるの? 77 00:05:23,426 --> 00:05:30,426 ラギネイの元近衛士官だって? 今は 花鹿のボディーガードだ。 78 00:05:30,426 --> 00:05:33,426 主人を代えて 出直しって訳か。 79 00:05:35,426 --> 00:05:40,426 (ユージィン)今 怒っただろう? 殴りたいって顔してた。 80 00:05:40,426 --> 00:05:45,426 雇い主のマゾの ペットごときを殴るほど 暇じゃない。 81 00:05:45,426 --> 00:05:48,426 うっ… マゾ。 82 00:05:48,426 --> 00:05:52,426 ムスターファ! 立人が しばらくいて いいって! 83 00:05:57,426 --> 00:06:03,426 (立人) 久しぶりだな ユージィン。 日本で 会って以来。 2か月ぶりかな。 84 00:06:03,426 --> 00:06:06,426 (ユージィン) 滞在の許可を頂いたそうで。 85 00:06:06,426 --> 00:06:08,426 (立人)少しでも 君の役に立てれば幸いだ。 86 00:06:08,426 --> 00:06:11,426 感謝するよ。 87 00:06:11,426 --> 00:06:14,426 ユージィン・心の声 この家は お前の家かよ。 この ねくらの若年寄り。 88 00:06:14,426 --> 00:06:18,426 困った時は お互いさまだ。 89 00:06:18,426 --> 00:06:22,426 立人・心の声 面倒ばかり かけやがって。 この社会的役立たずが。 90 00:06:22,426 --> 00:06:27,426 な 何かグレードアップしてません? お二人の仲の悪さ。 91 00:06:27,426 --> 00:06:29,426 そうかぁ? 92 00:06:29,426 --> 00:06:34,426 ☎ あっ 私 出る。 93 00:06:34,426 --> 00:06:37,426 もしもし? あ! 94 00:06:37,426 --> 00:06:39,426 ルマティ! 95 00:06:48,426 --> 00:06:52,426 ルマティ! (ルマティ)花鹿! 96 00:06:52,426 --> 00:06:58,426 (ルマティ)元気そうだな! 薄情者! 私の方から 連絡できないの分かってるだろ! 97 00:06:58,426 --> 00:07:02,426 あ ルマティの そういう格好 初めて見た! 98 00:07:02,426 --> 00:07:06,426 英国で 父の恩師の 式典があった。 99 00:07:06,426 --> 00:07:09,426 病気の父上に代わって 出席してきた。 100 00:07:09,426 --> 00:07:12,426 お父さん 病気なの? 101 00:07:12,426 --> 00:07:15,426 大丈夫 大した事ない。 102 00:07:15,426 --> 00:07:18,426 花鹿 1週間ほど 滞在させてもらうが いいか? 103 00:07:18,426 --> 00:07:23,426 泊まれるの!? うちに!? ああ! 104 00:07:23,426 --> 00:07:27,426 (立人)ようこそ 殿下。 (ルマティ)倣立人。 105 00:07:27,426 --> 00:07:30,426 久しぶりだな。 ん! 106 00:07:33,426 --> 00:07:38,426 (立人)こちらは ユージィン・ド・ヴォルカン。 花鹿の友人です。 107 00:07:41,426 --> 00:07:45,426 (ユージィン)お目にかかれて 光栄です。 殿下。 108 00:07:45,426 --> 00:07:47,426 う… うむ。 109 00:07:49,426 --> 00:07:52,426 (ルマティ)ああいうのを 側近に 置くとは お前も趣味がいい。 110 00:07:52,426 --> 00:07:55,426 側近じゃなくて 友達。 111 00:07:55,426 --> 00:07:57,426 ん? 112 00:08:02,426 --> 00:08:04,426 ルマティ・心の声 ノエイ…。 113 00:08:04,426 --> 00:08:08,426 あれから うちで 私のボディーガードを してもらってるんだ。 114 00:08:08,426 --> 00:08:11,426 今日も ユージィンの事を 助けてくれた。 115 00:08:11,426 --> 00:08:14,426 お前の役に立ってるなら いい。 116 00:08:14,426 --> 00:08:17,426 (ため息) 117 00:08:17,426 --> 00:08:19,426 (立人)1週間の ご滞在だそうですね。 118 00:08:19,426 --> 00:08:22,426 (クインザ)私は所用が ありますので→ 119 00:08:22,426 --> 00:08:25,426 折り返し 帰国しなければなりません。 120 00:08:25,426 --> 00:08:29,426 殿下の お世話は このセズンが。 121 00:08:29,426 --> 00:08:34,426 そうですか。 ともかく 屋敷の中へ どうぞ。 122 00:08:38,426 --> 00:08:42,426 (セズン)ん!? ノエイ少尉! 123 00:08:42,426 --> 00:08:45,426 (クインザ)セズン! 124 00:08:45,426 --> 00:08:49,426 私の いない間は お前が 殿下付き筆頭侍従だぞ。 125 00:08:49,426 --> 00:08:52,426 片時も おそばを離れるな! (セズン)は はい! 126 00:08:57,426 --> 00:09:01,426 (クインザ)ノエイ バーンズワースに 飼われた気分は どうだ? 127 00:09:01,426 --> 00:09:05,426 私は 心まで 売り渡した訳ではない。 128 00:09:05,426 --> 00:09:08,426 生きていればこそ いつか殿下の御為に! 129 00:09:08,426 --> 00:09:13,426 ソマンド皇太子殿下から ご伝言がある。 130 00:09:13,426 --> 00:09:16,426 ソマンド殿下から!? 131 00:09:16,426 --> 00:09:19,426 (クインザ) 「お前には すまなく思っている。→ 132 00:09:19,426 --> 00:09:26,426 いつか呼び戻す時も来よう。 その 折は 万難を排し私のもとへ帰れ」。 133 00:09:26,426 --> 00:09:30,426 本当に そのように 殿下が…? 134 00:09:30,426 --> 00:09:34,426 よかった。 お兄さんと仲よくなれて。 135 00:09:34,426 --> 00:09:37,426 クインザの お陰だ。 そうか。 136 00:09:37,426 --> 00:09:42,426 それより 父上の ご病気が長引くと→ 137 00:09:42,426 --> 00:09:45,426 兄上が 王位につく事に なるかもしれん。 138 00:09:45,426 --> 00:09:47,426 どうした? 139 00:09:47,426 --> 00:09:53,426 そうなると 父上の顔を見られなく なる。 それは少し寂しい。 140 00:09:53,426 --> 00:09:55,426 え? 何で? 141 00:09:55,426 --> 00:10:00,426 王位を退くと 神座王と呼ばれ 祭司以外は会えなくなる。 142 00:10:00,426 --> 00:10:03,426 え~ 嫌だな そんなの。 143 00:10:03,426 --> 00:10:08,426 しかたない。 祖父のマハティも そうやってきた。 144 00:10:08,426 --> 00:10:12,426 って事は ルマティ おじいちゃんの顔 見た事ないの? 145 00:10:12,426 --> 00:10:17,426 あるが忘れた。 7歳以来 見てないからな。 146 00:10:17,426 --> 00:10:22,426 いまだ存命だが 古老どもによると 俺に生き写しだそうだ。 147 00:10:22,426 --> 00:10:25,426 (ノックとドアの開閉音) 148 00:10:25,426 --> 00:10:29,426 お話中 失礼します。 149 00:10:29,426 --> 00:10:33,426 (ルマティ)行くのか? 帰っちゃうの? 150 00:10:33,426 --> 00:10:37,426 (クインザ)花鹿さん どうぞ 殿下を よろしく。 任せて。 151 00:10:39,426 --> 00:10:42,426 では殿下 お先に参ります。 152 00:10:47,426 --> 00:10:53,426 殿下 このクインザを お疑いになりませんように。 153 00:10:53,426 --> 00:10:56,426 軽はずみな行動は いけません。 154 00:10:56,426 --> 00:11:01,426 お迎えに参上いたしますまで 決してここを動かれませんように。 155 00:11:01,426 --> 00:11:03,426 クインザ…。 156 00:11:03,426 --> 00:11:09,426 殿下には どのような ご心配も無用。 すべて お任せを。 157 00:11:09,426 --> 00:11:13,426 このクインザの 生涯の忠誠を殿下に。 158 00:11:17,426 --> 00:11:21,426 では これで しばらくの お別れを。 159 00:11:21,426 --> 00:11:23,426 クインザ。 160 00:11:23,426 --> 00:11:29,426 (ヘリコプターの待機音) 161 00:11:29,426 --> 00:11:32,426 はっ! 162 00:11:32,426 --> 00:11:34,426 ルマティ・心の声 止めなくては! 163 00:11:34,426 --> 00:11:39,426 なぜだか そんな気がする。 行かせては いけないと! 164 00:11:39,426 --> 00:11:43,426 (ヘリコプターの飛行音) 165 00:11:43,426 --> 00:11:45,426 待て! クインザ! 166 00:11:50,426 --> 00:11:52,426 クインザ…。 167 00:12:11,426 --> 00:12:14,426 ルマティ・心の声 この胸騒ぎは何だ? 168 00:12:14,426 --> 00:12:16,426 (窓をたたく音) あ。 169 00:12:20,426 --> 00:12:22,426 あ~! 170 00:12:22,426 --> 00:12:27,426 (ルマティ)そうか。 心配かけたな。 171 00:12:27,426 --> 00:12:33,426 たった1週間なのに まるで もう 会えないみたいな言い方だった。 172 00:12:33,426 --> 00:12:37,426 俺が ナーバスになっているだけ なのかもしれないが。 173 00:12:37,426 --> 00:12:42,426 でも こんな長い間 クインザと 離れるのは 初めての事だからな。 174 00:12:42,426 --> 00:12:47,426 へえ~ ルマティとクインザって そんな ずっと 一緒にいたんだ。 175 00:12:47,426 --> 00:12:52,426 俺が3歳の時から ずっと一緒だ。 176 00:12:52,426 --> 00:12:56,426 だったら 寂しいのも しょうがない。 そう思うか? 177 00:12:56,426 --> 00:13:02,426 それに見てて分かるよ。 ルマティは 本当にクインザに大事に思われている。 178 00:13:02,426 --> 00:13:05,426 花鹿…。 179 00:13:07,426 --> 00:13:11,426 (ルマティ)留学の話 覚えてるか? もちろん! 180 00:13:11,426 --> 00:13:18,426 俺 一生のうち 自由にできるのは その4年間だけだと思う。 181 00:13:18,426 --> 00:13:23,426 だから どうしても その時を お前と過ごしたい。 182 00:13:23,426 --> 00:13:29,426 それが できたら あとは一生を ラギネイに捧げる。 183 00:13:29,426 --> 00:13:31,426 ルマティ…。 184 00:13:36,426 --> 00:13:42,426 一緒に行こうな。 約束する。 うん。 185 00:13:44,426 --> 00:13:47,426 (ノックとドアが開く音) 186 00:13:47,426 --> 00:13:50,426 おはようございます。 殿下。 187 00:13:50,426 --> 00:13:52,426 あっ! 188 00:13:54,426 --> 00:13:59,426 (立人)あきれた! 「長話を していて寝ちゃった」だと!? 189 00:13:59,426 --> 00:14:01,426 幾つになった 花鹿! 190 00:14:01,426 --> 00:14:03,426 14。 191 00:14:03,426 --> 00:14:08,426 14歳は どういう年だ? 責任のとれる年。 192 00:14:08,426 --> 00:14:10,426 つまり大人だな! 193 00:14:10,426 --> 00:14:14,426 (寅之介)まあまあ 立人様。 ひぇ~! 194 00:14:16,426 --> 00:14:20,426 し 失礼します。 殿下! 195 00:14:20,426 --> 00:14:24,426 (ルマティ)花鹿を叱っていると 聞いた。 本当か? 196 00:14:24,426 --> 00:14:26,426 (立人)ご覧のとおり。 197 00:14:26,426 --> 00:14:29,426 我々は友人だぞ! 一緒に寝て何が悪い!? 198 00:14:29,426 --> 00:14:33,426 殿下も花鹿も もう大人です。 199 00:14:33,426 --> 00:14:36,426 そのような論理が 通用する年齢では ございません。 200 00:14:36,426 --> 00:14:40,426 花鹿が嫁に行けなくなる という事か? 201 00:14:40,426 --> 00:14:43,426 悪い噂が立たないに 越した事はないと。 202 00:14:43,426 --> 00:14:46,426 では 俺が 責任を持ってやる! 203 00:14:46,426 --> 00:14:48,426 (2人)責任!? 204 00:14:48,426 --> 00:14:52,426 はっ! 俺が 花鹿を妃に迎える! 205 00:14:52,426 --> 00:14:55,426 あ あ…。 お お妃…。 206 00:14:55,426 --> 00:14:59,426 (セズン)で 殿下! そのような事を軽々しく…! 207 00:14:59,426 --> 00:15:01,426 俺は 本気だ! 208 00:15:01,426 --> 00:15:03,426 行くぞ! 花鹿! えっ!? 209 00:15:03,426 --> 00:15:05,426 あっ… あぁ…。 210 00:15:05,426 --> 00:15:11,426 で 殿下! お待ちを! あぁ…。 211 00:15:11,426 --> 00:15:17,426 申し訳ありません。 殿下は 世間知らずのうえ 一本気な方で。 212 00:15:17,426 --> 00:15:21,426 (立人)承知しています。 (セズン)え? 213 00:15:21,426 --> 00:15:26,426 (立人)殿下には 天の配剤が おありですね? (セズン)は? 214 00:15:26,426 --> 00:15:32,426 おそらく 殿下は 王宮でも あの調子で…。 (セズン)ええ。 215 00:15:32,426 --> 00:15:35,426 だが 憎まれては いらっしゃらない。 216 00:15:35,426 --> 00:15:37,426 は はい…。 217 00:15:37,426 --> 00:15:43,426 「彼のために何かしたい。 助けて あげたい」と思わせてしまう。 218 00:15:43,426 --> 00:15:49,426 この理屈抜きの魅力 これは統治者 としては 欠くべからざるもの。 219 00:15:49,426 --> 00:15:51,426 すなわち カリスマ性という やつです。 220 00:15:51,426 --> 00:15:53,426 あっ! 221 00:15:53,426 --> 00:15:59,426 ルマティ殿下は 生まれながらに 上に 立つ者の 第一条件をお持ちです。 222 00:16:01,426 --> 00:16:05,426 ソマンド皇太子殿下が けむたく思われる訳ですね。 223 00:16:05,426 --> 00:16:11,426 (セズン)そんな…。 ルマティ殿下は そのような事は…。 224 00:16:14,426 --> 00:16:16,426 (セズン)では 失礼します。 225 00:16:16,426 --> 00:16:20,426 (ドアの開閉音) 226 00:16:20,426 --> 00:16:26,426 あの人 クインザさんの 弟ですよね。 (立人)そうだ。 それが? 227 00:16:26,426 --> 00:16:30,426 顔も性格も 全然 違うんだもんなぁ。 228 00:16:30,426 --> 00:16:35,426 (寅之介) あんなお兄さんいたら 俺だったら コンプレックス持っちゃいますよ。 229 00:16:35,426 --> 00:16:39,426 (立人)彼には彼の良さがある。 (寅之介)ん? 230 00:16:39,426 --> 00:16:43,426 善良である というところさ。 なるほど。 231 00:16:43,426 --> 00:16:48,426 それより クインザの表面に だまされない事だ。 (寅之介)えっ? 232 00:16:48,426 --> 00:16:53,426 彼は確かに 頭は きれる。 きれすぎるほどだ。 233 00:16:53,426 --> 00:16:59,426 だが 彼には 何か 人として欠けているものを感じる。 234 00:16:59,426 --> 00:17:01,426 (立人) 私の思いすごしだと いいが…。 235 00:17:03,426 --> 00:17:06,426 はあ…。 あっ! 236 00:17:09,426 --> 00:17:12,426 (セズン)ノエイ少尉! 237 00:17:12,426 --> 00:17:17,426 (ノエイ)ソマンド殿下とルマティ殿下の 和解の件は 本当なのか? 238 00:17:17,426 --> 00:17:23,426 (セズン)はい。 兄は強引に ソマンド殿下に謁見を申し出まして→ 239 00:17:23,426 --> 00:17:26,426 たった一度で お心を つかんでしまったのです。 240 00:17:26,426 --> 00:17:29,426 たった一度で!? はい。 241 00:17:29,426 --> 00:17:34,426 以来 ソマンド殿下は 何かと 兄を 春宮に お呼びになります。 242 00:17:34,426 --> 00:17:37,426 時には ルマティ殿下も ご一緒に。 243 00:17:37,426 --> 00:17:42,426 そうか。 安心した。 これでラギネイ王国も安泰だ。 244 00:17:44,426 --> 00:17:47,426 (ノエイ)どうした? 245 00:17:47,426 --> 00:17:53,426 僕 本当 言うと… 兄が怖い。 246 00:17:59,426 --> 00:18:06,426 (セズン) あれほど ルマティ殿下を嫌ってらした ソマンド殿下を1日で懐柔してしまう。 247 00:18:06,426 --> 00:18:10,426 (セズン)一体どんな手段を? 248 00:18:10,426 --> 00:18:15,426 兄が何を考えているのか 僕には…。 249 00:18:15,426 --> 00:18:20,426 そう思うなら 君が しっかり するんだ。 250 00:18:20,426 --> 00:18:25,426 (ノエイ)王宮に 今 必要なのは 君のような 善良で誠実な人間だ! 251 00:18:27,426 --> 00:18:31,426 あっ! だから君に頼む。 252 00:18:31,426 --> 00:18:34,426 ラギネイ王国を 内から守ってほしい! 253 00:18:34,426 --> 00:18:37,426 はい! 少尉! 254 00:18:37,426 --> 00:18:40,426 うん。 255 00:18:40,426 --> 00:18:46,426 ビックリするじゃないか あんな事 急に。 256 00:18:46,426 --> 00:18:49,426 俺は本気だ。 お前は嫌なのか? 257 00:18:49,426 --> 00:18:53,426 そりぁ 私も お前の事は好きだ。 258 00:18:53,426 --> 00:18:55,426 では 何の問題がある? 259 00:18:55,426 --> 00:19:01,426 結婚に関して 私には 事情が あってな。 事情? 260 00:19:01,426 --> 00:19:03,426 (ユージィン)ん? 261 00:19:08,426 --> 00:19:12,426 (ルマティ)「夫探しゲーム」…か。 262 00:19:12,426 --> 00:19:14,426 それで? 何人 見つかった? 263 00:19:14,426 --> 00:19:19,426 う~ん 1人目は ムスターファだと思う。 あとは まだ…。 264 00:19:19,426 --> 00:19:23,426 では 2人目は俺だ! あっ! 265 00:19:23,426 --> 00:19:27,426 俺も お前の父親の選んだ男に 入ってみせるぞ! 266 00:19:27,426 --> 00:19:30,426 「みせる」って 言われても…。 267 00:19:30,426 --> 00:19:33,426 俺が入らぬ訳がない! 268 00:19:33,426 --> 00:19:39,426 アハハ! ルマティの そういうところ 好きだよ。 えっ! 269 00:19:39,426 --> 00:19:44,426 覚えてるだろう。 ラギ教徒は 人前で布は取らない。 270 00:19:44,426 --> 00:19:48,426 それをする時は 相手に敗北を認めた時と…。 271 00:19:51,426 --> 00:19:55,426 異性に対して 求婚する時だ! 272 00:19:55,426 --> 00:19:58,426 花鹿 俺は今 お前に プロポーズしたんだ! 273 00:19:58,426 --> 00:20:00,426 あ…! 274 00:20:00,426 --> 00:20:04,426 その3人が誰だろうと お前は 俺を選ぶ! 275 00:20:04,426 --> 00:20:07,426 俺は生涯 お前以外の妃など いらん! 276 00:20:07,426 --> 00:20:09,426 あ…。 277 00:20:14,426 --> 00:20:19,426 俺が嫌か? 全然 嫌じゃないよ! 278 00:20:19,426 --> 00:20:21,426 でも…。 でも? 279 00:20:21,426 --> 00:20:24,426 私 まだ よく分からないんだ。 280 00:20:24,426 --> 00:20:30,426 ルマティの事は好きだけど でも 恋ってのじゃないと思う。 281 00:20:30,426 --> 00:20:32,426 ルマティだって そうじゃない? 282 00:20:32,426 --> 00:20:37,426 う うむ…。 そういう感情がないと 結婚は駄目か。 283 00:20:37,426 --> 00:20:41,426 やっぱり そうじゃない 普通。 284 00:20:41,426 --> 00:20:45,426 しかし いずれ そんな気分に なるかもしれん。 285 00:20:45,426 --> 00:20:49,426 そうしたら 結婚しよう! うん そうだね! 286 00:20:49,426 --> 00:20:51,426 よし! それまで待とう! 287 00:20:51,426 --> 00:20:55,426 私も早く そういう気分に なってみたいぞ! 288 00:20:55,426 --> 00:20:59,426 (花鹿とルマティの笑い声) ユージィン・心の声 不思議な事もあるものだ。 289 00:20:59,426 --> 00:21:03,426 この僕が 人間に興味を持つなんて。 290 00:21:03,426 --> 00:21:07,426 花鹿の 周りには 面白い奴が多すぎる。 291 00:21:11,426 --> 00:21:15,426 立人・心の声 やはり 花鹿の事を思うなら→ 292 00:21:15,426 --> 00:21:19,426 バーンズワースは ラギネイと手を切るべき。 293 00:21:19,426 --> 00:21:22,426 (ノックとドアが開く音) (曹)失礼します! 294 00:21:22,426 --> 00:21:25,426 どうした!? 295 00:21:25,426 --> 00:21:28,426 (曹)まだ極秘ですが…。 296 00:21:30,426 --> 00:21:32,426 あっ! 297 00:21:32,426 --> 00:21:35,426 遅かったか! くっ…。 298 00:21:35,426 --> 00:21:41,426 立人・心の声 クインザめ こうなる事を 知っていたに違いない。 299 00:21:41,426 --> 00:21:46,426 これで バーンズワースは いやおうなしに ラギネイ政変に巻き込まれる! 300 00:21:52,426 --> 00:21:56,426 立人 どうしたの? 301 00:21:56,426 --> 00:21:58,426 (ルマティ)話とは何だ? 302 00:21:58,426 --> 00:22:02,426 殿下 気を落ち着けて お聞き下さい。 303 00:22:02,426 --> 00:22:06,426 何だ? 何か あったのか? 304 00:22:06,426 --> 00:22:12,426 国王陛下が… あなたの父上がなくなられました。 305 00:22:12,426 --> 00:22:18,426 な 何を急に…。 うそだろう…? 306 00:22:18,426 --> 00:22:20,426 そんなはずが ない! 307 00:22:24,426 --> 00:22:29,426 そんな… クインザに 連絡をとれ! すぐ国に帰る! 308 00:22:29,426 --> 00:22:31,426 (立人)帰れません! 309 00:22:31,426 --> 00:22:37,426 (ルマティ 花鹿)え? (立人)あなたは反逆罪で 国外追放になったのです。 310 00:22:37,426 --> 00:22:42,426 (立人)殿下 無理に帰れば 投獄されましょう。 311 00:22:42,426 --> 00:22:45,426 あっ! う…。 312 00:22:49,426 --> 00:22:51,426 馬鹿な…。 313 00:22:51,426 --> 00:22:55,426 んっ… うっ…。 314 00:22:55,426 --> 00:22:58,426 そんなの… うそだ~! 315 00:23:00,426 --> 00:23:08,426 ♬~(エンディング・テーマ) ♬「悲しいほど 遠くに感じる」 316 00:23:08,426 --> 00:23:15,426 ♬「君の心 探しはじめている」 317 00:23:15,426 --> 00:23:22,426 ♬「いつも そばにいて 守られていたから」 318 00:23:22,426 --> 00:23:29,426 ♬「ねぇ 独りじゃ 恐いんだ」 319 00:23:29,426 --> 00:23:37,426 ♬「流れる時間なんて みんな同じなのに…」 320 00:23:37,426 --> 00:23:44,426 ♬「今 眠ってる? 泣いている? 笑顔でいて欲しい」 321 00:23:44,426 --> 00:23:51,426 ♬「溢れ出す 想いを 抱いて 会いに行くから」 322 00:23:51,426 --> 00:23:59,426 ♬「逸らさないで ちゃんと見て 君を信じてる」 323 00:23:59,426 --> 00:24:07,426 ♬「そう 誰も 知らない 二人だけの思い出は」 324 00:24:07,426 --> 00:24:14,426 ♬「強くて 美しい 時の碧い海」 325 00:24:14,426 --> 00:24:25,426 ♬「その腕 その胸に 私は生きている」