1 00:00:02,127 --> 00:00:12,121 ♪♪~(オープニング・テーマ) 2 00:00:12,121 --> 00:00:16,959 ♪♪「I know these eyes つめたいvoices」 3 00:00:16,959 --> 00:00:21,480 ♪♪「ゆれる My faint」 4 00:00:21,480 --> 00:00:26,468 ♪♪「多分少し afraid to run away」 5 00:00:26,468 --> 00:00:29,788 ♪♪「でも今は」 6 00:00:29,788 --> 00:00:34,476 ♪♪「このまま時を 抱きしめたい」 7 00:00:34,476 --> 00:00:38,981 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 8 00:00:38,981 --> 00:00:43,635 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 9 00:00:43,635 --> 00:00:48,140 ♪♪「とびたてる Break all the way」 10 00:00:48,140 --> 00:00:52,811 ♪♪「このまま時を I just want to be with you」 11 00:00:52,811 --> 00:00:57,132 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 12 00:00:57,132 --> 00:01:02,004 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 13 00:01:02,004 --> 00:01:06,475 ♪♪「I know I can change all the way」 14 00:01:06,475 --> 00:01:20,806 ♪♪「このまま I just want to」 15 00:01:20,806 --> 00:01:30,149 ♪♪~ 16 00:01:30,149 --> 00:01:34,136 ナジェイラ殿下との会見 いかがでしたか? 17 00:01:34,136 --> 00:01:36,136 (花鹿)あ その声! 18 00:01:38,123 --> 00:01:40,809 (クインザ) ごぶさたしております。 19 00:01:40,809 --> 00:01:44,646 クインザ! 今まで どうして…。 20 00:01:44,646 --> 00:01:47,966 申し訳ありませんが お人払いを。 21 00:01:47,966 --> 00:01:53,038 (寅之介)なっ 何を勝手な事を! 寅之介 クインザの言うとおりに。 22 00:01:53,038 --> 00:01:56,038 (寅之介)あ…。 (ユージィン)行こう 寅之介。 23 00:02:03,465 --> 00:02:08,971 そういう格好 初めてだね。 誰かと思ったよ。 24 00:02:08,971 --> 00:02:13,642 伝統の装束は 王宮に 属する者のみに 許されます。 25 00:02:13,642 --> 00:02:17,196 不本意ですが あれでは 目立ちすぎますので。 26 00:02:17,196 --> 00:02:23,202 クインザは ルマティの事 いつも 一番に考える人だと思ってた。 27 00:02:23,202 --> 00:02:25,304 無論の事。 28 00:02:25,304 --> 00:02:28,307 じゃあ なぜ ソマンドに仕えてるんだ? 29 00:02:28,307 --> 00:02:31,977 私は 王家に お仕えしているのです。 30 00:02:31,977 --> 00:02:37,466 ルマティ殿下が ご不在となれば 上の指示に従う以外ありません。 31 00:02:37,466 --> 00:02:43,188 しかし 今回の殿下誘拐に 関しては 私の手落ち。 32 00:02:43,188 --> 00:02:47,693 ソマンドの侍従の あなたにも 知らされてなかったのか!? 33 00:02:47,693 --> 00:02:53,482 侍従長らの独断です。 殿下も 逆らう方ではない。 34 00:02:53,482 --> 00:02:56,635 だが これからは…! 35 00:02:56,635 --> 00:03:01,273 こんな ふざけた まねは 誰にも させない! 36 00:03:01,273 --> 00:03:03,775 クインザ! 37 00:03:03,775 --> 00:03:11,133 花鹿様 本当に情報どおり 殿下は おけがを されてないのですか? 38 00:03:11,133 --> 00:03:17,472 花鹿・心の声 なんて… なんて目をするんだ クインザ。 39 00:03:17,472 --> 00:03:21,460 私も 詳しい事は分からない。 40 00:03:21,460 --> 00:03:23,912 でも ルマティが けがをしたなら→ 41 00:03:23,912 --> 00:03:27,883 どんな妨害があっても 立人は私に知らせてくれるよ。 42 00:03:27,883 --> 00:03:29,868 確かに。 43 00:03:29,868 --> 00:03:33,872 クインザ あなた 何をしようとしているの? 44 00:03:33,872 --> 00:03:39,862 クインザは ルマティが一番大事なんだ。 ひょっとすると 王家より…。 45 00:03:39,862 --> 00:03:45,868 ううん ルマティは クインザにとって 王家そのもの なんじゃないのか!? 46 00:03:45,868 --> 00:03:48,637 時間が ございません。 47 00:03:48,637 --> 00:03:51,640 これで おいとまを。 あ! 48 00:03:51,640 --> 00:03:56,562 待って クインザ! 一緒にアメリカへ行く気はないか? 49 00:03:56,562 --> 00:04:00,299 あなたは ルマティのそばに いるべきだよ。 50 00:04:00,299 --> 00:04:05,938 ありがたい お申し出ですが… それは できません。 51 00:04:05,938 --> 00:04:10,142 この国以外 どこも行く気はありません。 52 00:04:10,142 --> 00:04:13,428 この地が 私の守るべき すべてです。 53 00:04:13,428 --> 00:04:16,465 ルマティ殿下に お伝え下さい。 54 00:04:16,465 --> 00:04:20,135 「いつか 必ず 王宮に お迎えいたします」。 55 00:04:20,135 --> 00:04:25,807 「夜明けは それほど 遠くは ございません」と。 56 00:04:25,807 --> 00:04:28,944 では 失礼を。 57 00:04:28,944 --> 00:04:33,144 クインザ。 (ドアの開閉音) 58 00:04:38,804 --> 00:04:42,140 クインザ・心の声 そうとも 私は国を守る。 59 00:04:42,140 --> 00:04:50,632 そのためなら 私は友を裏切り 家族を欺き 同胞の血を流そう。 60 00:04:50,632 --> 00:04:53,819 革命には 犠牲が必要なのだ。 61 00:04:53,819 --> 00:04:58,874 歴史が 大きく うねる時 時代は血を求めるのだ! 62 00:04:58,874 --> 00:05:03,145 その後こそ 私の王子が 王位に つく時! 63 00:05:03,145 --> 00:05:08,145 我々の真の王が 誕生する時だ! 64 00:05:10,135 --> 00:05:13,138 (アーヴィック) カール様 お帰りなさいませ! 65 00:05:13,138 --> 00:05:16,808 (カール)ただいま アーヴィック。 66 00:05:16,808 --> 00:05:23,131 だんな様が お待ちかねです。 お知らせして まいりますね。 67 00:05:23,131 --> 00:05:25,133 (笑い声) ん? 68 00:05:25,133 --> 00:05:27,469 (イザベル)あ~ら! (リザベル)カールじゃないのぉ! 69 00:05:27,469 --> 00:05:30,138 (イザベル)随分と 久しぶりねぇ~! 70 00:05:30,138 --> 00:05:33,475 (マリーベル)ちっとも テキサスには 帰ってこないんだものぉ! 71 00:05:33,475 --> 00:05:37,012 カール・心の声 出たな! 地獄の三姉妹。 72 00:05:37,012 --> 00:05:38,997 (マリーベル)ほ~んとに ごぶさた。 73 00:05:38,997 --> 00:05:42,634 (イザベル)まるで 私たちを 避けてるみた~い! 74 00:05:42,634 --> 00:05:47,506 これは 姉さん方 僕が忙しいのを ご存じでしょう。 75 00:05:47,506 --> 00:05:51,960 言い訳だけは お上手。 お母様似なのかしら。 76 00:05:51,960 --> 00:05:53,962 言いすぎよ リザベル。 77 00:05:53,962 --> 00:05:58,967 あら 私 水商売の女が 口がうまい とまでは 言ってないわよ。 78 00:05:58,967 --> 00:06:03,638 およしなさいよ。 カールの お母様が ホステスだったからって! 79 00:06:03,638 --> 00:06:07,976 そうよねぇ! 半分だけとはいえ 兄弟ですものねぇ。 80 00:06:07,976 --> 00:06:10,796 (三姉妹の笑い声) 81 00:06:10,796 --> 00:06:13,465 イザベル姉さん。 は? 82 00:06:13,465 --> 00:06:17,069 (カール)例の自称歌手とは 手を切られましたか? 83 00:06:17,069 --> 00:06:22,574 (カール) リザベル姉さん 随分と 請求書が たまっているようですね。 84 00:06:22,574 --> 00:06:28,130 (カール)マリーベル姉さん 離婚訴訟は どうなりましたか? 85 00:06:28,130 --> 00:06:32,467 もし 姉さんたちの手に 余るようでしたら→ 86 00:06:32,467 --> 00:06:36,138 お父さんに知られる前に 僕が何とかします。 87 00:06:36,138 --> 00:06:38,206 どうぞ ご遠慮なさらず! 88 00:06:38,206 --> 00:06:42,144 (三姉妹)うう…っ! 89 00:06:42,144 --> 00:06:44,144 では 失礼。 90 00:06:51,803 --> 00:06:54,523 カール・心の声 よくもまあ あれだけ ばかで→ 91 00:06:54,523 --> 00:06:57,476 ろくでなしの女が そろったもんだ! 92 00:06:57,476 --> 00:07:04,466 母も母だ! 金に目が眩んで 30も 年が離れた父と 結婚するなんて! 93 00:07:04,466 --> 00:07:09,137 1年で離婚するくらいなら 僕を生まなきゃよかったんだ! 94 00:07:09,137 --> 00:07:13,975 その後 僕が あの三姉妹に どれだけ いじめられたか! 95 00:07:13,975 --> 00:07:16,978 僕が 閉所恐怖症に なったのだって…。 96 00:07:16,978 --> 00:07:20,799 ハッ…! うっ ま まずい! 97 00:07:20,799 --> 00:07:23,468 これ 発作の前兆だ! 98 00:07:23,468 --> 00:07:25,637 うっ… はっ…! 99 00:07:25,637 --> 00:07:28,790 あ あぁ…。 100 00:07:28,790 --> 00:07:34,963 こんな所で… あいつらに 弱みを見せたくないのに…! 101 00:07:34,963 --> 00:07:37,632 回想・花鹿の声 いいじゃないか。 はっ!? 102 00:07:37,632 --> 00:07:41,136 体の好きに させてやりなよ。 103 00:07:41,136 --> 00:07:45,136 大丈夫 ほらね。 はっ…! 104 00:07:47,142 --> 00:07:50,462 (アーヴィック)あっ! カール様! 発作が!? 105 00:07:50,462 --> 00:07:54,299 アーヴィック… 大丈夫 治った。 106 00:07:54,299 --> 00:07:57,803 それは! 随分と 良くなられたのですねえ! 107 00:07:57,803 --> 00:08:00,806 はっ? 発作の前触れが来て→ 108 00:08:00,806 --> 00:08:05,143 起こらなかったのは 私 初めて拝見いたしまたよ。 109 00:08:05,143 --> 00:08:07,462 ああ…。 110 00:08:07,462 --> 00:08:11,967 カール・心の声 花鹿を思い出したら 急に気分がよくなった。 111 00:08:11,967 --> 00:08:15,003 あの言葉が 暗示になっているのか…。 112 00:08:15,003 --> 00:08:20,459 (カール)どうなさったのですか? 急な呼び出しで驚きました。 113 00:08:20,459 --> 00:08:24,463 (ネルソン)いろいろと 気になる報告を受けたのでな。 114 00:08:24,463 --> 00:08:26,815 イズマルの様子は どうだ? 115 00:08:26,815 --> 00:08:32,871 はい。 我々が バックアップするという 事で 彼は完全に その気です。 116 00:08:32,871 --> 00:08:35,373 ナジェイラは どうなんだ? 117 00:08:35,373 --> 00:08:39,644 それに関しては こちらに 都合良く運びそうです。 118 00:08:39,644 --> 00:08:43,815 今の ナジェイラの関心は 花鹿・バーンズワースです。 119 00:08:43,815 --> 00:08:48,637 (カール)ナジェイラは花鹿に対し 明らかに 敵意を持っています。 120 00:08:48,637 --> 00:08:52,140 花鹿が嫌がる事なら 何でも するでしょう。 121 00:08:52,140 --> 00:08:57,145 ふむ 例えば ルマティの復権の阻止…か? 122 00:08:57,145 --> 00:09:00,448 はい。 十分に ありえます。 123 00:09:00,448 --> 00:09:07,072 うまく利用するんだ。 以前 我々が 送った フサークの しくじりといい→ 124 00:09:07,072 --> 00:09:10,642 刺客の仲間割れといい これまでの連中は→ 125 00:09:10,642 --> 00:09:13,144 使えん奴らばかり だったからな。 126 00:09:13,144 --> 00:09:16,965 ソマンドも 最近 公務に欠席がちと聞く。 127 00:09:16,965 --> 00:09:22,437 お前は イズマル即位に向け 根回しを怠るな。 (カール)承知しています。 128 00:09:22,437 --> 00:09:24,956 最後まで気を抜くな。 129 00:09:24,956 --> 00:09:29,194 イズマル即位が成ったとしても どんでん返しが あるかもしれん。 130 00:09:29,194 --> 00:09:33,131 どんでん返し? 131 00:09:33,131 --> 00:09:37,636 (ネルソン)ハリー・バーンズワースの 出生についてな。 132 00:09:37,636 --> 00:09:39,638 (カール)出生!? 133 00:09:39,638 --> 00:09:45,477 (ネルソン) この15年 わしは この調査に 莫大な費用をかけてきた。 134 00:09:45,477 --> 00:09:48,813 結果によって 我がローゼンタール財団の戦略も→ 135 00:09:48,813 --> 00:09:51,433 変更せざるを えんかもしれん。 136 00:09:51,433 --> 00:09:56,438 ハリー会長の出生と ラギネイ王国が 何か関係でも? 137 00:09:56,438 --> 00:10:00,308 それは そうと お前 花鹿・バーンズワースと→ 138 00:10:00,308 --> 00:10:02,711 随分 親しく なったそうじゃないか。 139 00:10:02,711 --> 00:10:07,065 親しいなんて! 二度 会っただけですよ。 140 00:10:07,065 --> 00:10:09,951 …クッ。 141 00:10:09,951 --> 00:10:15,473 まあいい。 女嫌いが治るのは 結構な事だ。 142 00:10:15,473 --> 00:10:20,173 ばか娘どもから いい後継ぎが 生まれるとは思えんからな。 143 00:10:27,135 --> 00:10:30,388 (曹)立人様 起きてらっしゃいますか? 144 00:10:30,388 --> 00:10:33,908 (ドアが開く音) (立人)どうした? 慌てて。 145 00:10:33,908 --> 00:10:36,678 (曹)シンガポールの東施様が…! 146 00:10:36,678 --> 00:10:39,781 東施叔父が? 147 00:10:39,781 --> 00:10:42,634 (東施)どけ。 148 00:10:42,634 --> 00:10:44,769 (東施)立人。 149 00:10:44,769 --> 00:10:49,140 これは叔父さん お見えになると 知らせて頂ければ→ 150 00:10:49,140 --> 00:10:53,545 空港まで お迎えにまいりましたよ。 (東施)その体でか? 151 00:10:53,545 --> 00:10:58,266 ほかならぬ 叔父さんが いらしたとあれば 多少の傷など。 152 00:10:58,266 --> 00:11:03,838 多少とは言えまい 倣の総帥が撃たれるとはな。 153 00:11:03,838 --> 00:11:06,841 よく ご存じで。 154 00:11:06,841 --> 00:11:10,979 (東施)昨今の巷の噂を 知っているのか? 155 00:11:10,979 --> 00:11:14,616 (東施)倣は いつから バーンズワースの使い走りになった。 156 00:11:14,616 --> 00:11:20,138 (立人)叔父さん 確かに私は 花鹿の目付け役をしていますが→ 157 00:11:20,138 --> 00:11:25,460 これは プライベートな事。 しかし 倣のためにも プラスなのですよ。 158 00:11:25,460 --> 00:11:29,831 バーンズワースは 今や 天に昇る龍の勢いなのです。 159 00:11:29,831 --> 00:11:31,850 くっ…! 160 00:11:31,850 --> 00:11:37,639 倣の事業は その勢いを吸収し 自らを高めつつある。 161 00:11:37,639 --> 00:11:40,809 口さがない連中には 言わせておきなさい。 162 00:11:40,809 --> 00:11:44,979 嫉妬される事は むしろ誇るべきですよ。 163 00:11:44,979 --> 00:11:47,465 ん? …あ! 164 00:11:47,465 --> 00:11:52,804 父親に そっくりな 口をきくようになったな。 165 00:11:52,804 --> 00:11:57,142 お前の父 倣視意も そうやって 人を見下したものだ。 166 00:11:57,142 --> 00:12:01,296 我々の反対を無視し お前に 欧米風の教育を施した。 167 00:12:01,296 --> 00:12:03,298 …うっ! 168 00:12:03,298 --> 00:12:08,803 そして出来上がったのは 鼻持ちならん 亜流のアングロサクソンだ! 169 00:12:08,803 --> 00:12:11,403 長老を敬う事すらも知らん! 170 00:12:14,809 --> 00:12:18,797 私は 全世界に散る 一族の者のために→ 171 00:12:18,797 --> 00:12:21,466 良かれと 行動しているつもりです。 172 00:12:21,466 --> 00:12:26,571 その行動が 時には長老の方々の お気に沿えない事もあるでしょう。 173 00:12:26,571 --> 00:12:29,708 若輩の私を 心もとないと お考えになる→ 174 00:12:29,708 --> 00:12:33,144 叔父さんの お気持ちも ありがたいと思っています。 175 00:12:33,144 --> 00:12:38,466 ですが 私は あなたの甥であると 同時に倣の総帥なのです。 176 00:12:38,466 --> 00:12:43,905 時に 生意気な 口をきく事も どうか ご容赦を。 177 00:12:43,905 --> 00:12:50,912 フン 口が曲がるぞ 立人。 その傷を大事にするがいい。 178 00:12:50,912 --> 00:12:53,982 (東施)それでは かがむ事も できまい。 179 00:12:53,982 --> 00:12:56,801 バーンズワースの靴も なめにくかろう。 180 00:12:56,801 --> 00:13:00,371 (曹)クッ…。 (立人・小声で)曹! 181 00:13:00,371 --> 00:13:05,471 (立人)恐れ入ります 叔父さん! お待ち下さい! あと一つ。 182 00:13:07,479 --> 00:13:09,864 ローゼンタールは 切って下さい。 183 00:13:09,864 --> 00:13:11,883 何!? 184 00:13:11,883 --> 00:13:14,869 (立人)私情で動くような トップを担いでいる限り→ 185 00:13:14,869 --> 00:13:17,305 ローゼンタールに 未来はない。 186 00:13:17,305 --> 00:13:19,974 倣の総帥として お願いします。 187 00:13:19,974 --> 00:13:26,131 私が 叔父さんの事業に手出しする ような まねを させないで下さい。 188 00:13:26,131 --> 00:13:29,100 それは 命令か? 189 00:13:29,100 --> 00:13:32,370 一族の意思です。 190 00:13:32,370 --> 00:13:37,542 …よく言った! この わしに向かって! 191 00:13:37,542 --> 00:13:40,542 後悔するぞ 立人! 192 00:13:44,365 --> 00:13:49,370 あまりな! あの態度! 長老とはいえ 無礼にも程がある! 193 00:13:49,370 --> 00:13:51,372 (立人)抑えろ 曹! あ…。 194 00:13:51,372 --> 00:13:54,375 叔父の気持ちも 分からなくもない。 195 00:13:54,375 --> 00:13:57,128 立人様。 196 00:13:57,128 --> 00:14:01,466 (ノック) あ!? 197 00:14:01,466 --> 00:14:03,468 ≫(ルマティ)おい! 開けてくれ! 198 00:14:03,468 --> 00:14:05,468 殿下? 199 00:14:07,472 --> 00:14:10,792 (立人)いつから そこに? (ルマティ)10分ほど前からだ。 200 00:14:10,792 --> 00:14:15,296 立人様 私は これで。 201 00:14:15,296 --> 00:14:18,466 はぁ~ しかし お前 よく我慢できるなぁ! 202 00:14:18,466 --> 00:14:22,537 危うく 俺が奴に 蹴りを入れるところだった。 はあ…。 203 00:14:22,537 --> 00:14:26,808 しかし そうすると もっと お前の 立場が悪くなると思ってな→ 204 00:14:26,808 --> 00:14:30,478 やめた。 それは よろしゅう ございました。 205 00:14:30,478 --> 00:14:35,466 いいのか? 長老って事は 権力も大きいんだろ? 206 00:14:35,466 --> 00:14:37,819 お前の足元を すくいに来るぞ。 207 00:14:37,819 --> 00:14:42,473 殿下 叔父は私と 公然と対立してくる。 208 00:14:42,473 --> 00:14:45,627 私が叔父を 愛すべき人物と思うのは→ 209 00:14:45,627 --> 00:14:49,030 そういう かわいい ところが あるからですよ。 ん? 210 00:14:49,030 --> 00:14:53,968 真の敵とは 表面上 味方のふりを するものです。 211 00:14:53,968 --> 00:14:57,138 そういう敵なら 私は 容赦しません。 212 00:14:57,138 --> 00:15:01,876 叔父のような存在は 彼らを いぶりだすのにも役立つのです。 213 00:15:01,876 --> 00:15:04,879 奴は お前の手のひらの上の猿か。 214 00:15:04,879 --> 00:15:10,501 30も年上の身内を…。 お前って… やっぱ 怖い奴だ。 215 00:15:10,501 --> 00:15:17,642 すみません。 ですが殿下 敵か味方か 見抜く目を持つ事は→ 216 00:15:17,642 --> 00:15:22,130 これから殿下の行かれる 政治の世界では 不可欠ですよ。 217 00:15:22,130 --> 00:15:24,465 一流の政治家は→ 218 00:15:24,465 --> 00:15:29,537 直感で その人間の人となりを 見抜く力を持っているものです。 219 00:15:29,537 --> 00:15:33,007 その上をゆく 更に一流というのは…。 220 00:15:33,007 --> 00:15:35,510 それは どんな者だ? 221 00:15:35,510 --> 00:15:40,210 敵をも味方に 引きずり込む 力量を持っている人間です。 222 00:15:42,216 --> 00:15:44,216 …ん。 223 00:15:47,138 --> 00:15:52,210 お前は「ラギネイは 岐路に立っている」と言った。 224 00:15:52,210 --> 00:15:55,813 それには 強い指導者が必要だって。 225 00:15:55,813 --> 00:16:00,635 つまり 俺に その超一流の 政治家になれって事か? 226 00:16:00,635 --> 00:16:03,788 自分の国を なくしたくは ないでしょう? 227 00:16:03,788 --> 00:16:08,476 俺は 間に合うか? ラギネイ王国が つぶされる前に→ 228 00:16:08,476 --> 00:16:12,814 俺は そんな政治家に 国王に なれるか? 229 00:16:12,814 --> 00:16:16,467 「なれるか」ではありません 殿下。 230 00:16:16,467 --> 00:16:20,138 どうやって 「そうなるか」を お考えなさい。 231 00:16:20,138 --> 00:16:22,140 ん…。 232 00:16:22,140 --> 00:16:28,062 兄上は お前の中では すでに除かれるべき存在なのだな。 233 00:16:28,062 --> 00:16:31,799 殿下に「そう考えよ」とは 申しません。 234 00:16:31,799 --> 00:16:36,304 それは 殿下ご自身が 答えを出されるべき事です。 235 00:16:36,304 --> 00:16:39,304 …うん。 236 00:16:43,144 --> 00:16:48,132 ルマティ・心の声 まだ どこかで 信じたがっている。 237 00:16:48,132 --> 00:16:51,970 兄上は 俺を 愛して下さっていると…。 238 00:16:51,970 --> 00:16:57,475 そんなの幻想だと もう分かっているのに。 239 00:16:57,475 --> 00:17:04,816 立人の言う事は正しい。 でも 割り切れない まだ…。 240 00:17:04,816 --> 00:17:09,137 こんな気持ち きっと花鹿なら 分かってくれる。 241 00:17:09,137 --> 00:17:15,143 花鹿 お前に会いたい…。 242 00:17:15,143 --> 00:17:18,143 ラギネイに帰りたい…。 243 00:17:22,800 --> 00:17:27,238 (寅之介)花鹿様! 自家用機の 離陸の許可が下りました! 244 00:17:27,238 --> 00:17:29,791 本当!? 245 00:17:29,791 --> 00:17:33,127 でも ナジェイラが 妨害をしてたんじゃ…。 246 00:17:33,127 --> 00:17:35,246 (寅之介)クインザさん でしょうか? 247 00:17:35,246 --> 00:17:39,517 クインザは お前が帰りたがって るのを 知らないんだろ? 248 00:17:39,517 --> 00:17:44,005 ナジェイラ以上の 権力を持つ人…? 249 00:17:44,005 --> 00:17:50,628 (ナジェイラ) なんですって!? 花鹿が アメリカへ たった!? どういう事なの!? 250 00:17:50,628 --> 00:17:52,747 (侍従) 申し訳ございません。 251 00:17:52,747 --> 00:17:56,017 どうやら 政府関係者の 圧力が かかったようで。 252 00:17:56,017 --> 00:18:00,304 政府!? 誰なの? その不心得ものは!? 253 00:18:00,304 --> 00:18:02,807 う うぅ…。 254 00:18:02,807 --> 00:18:08,463 いいわ! 誰でも ただでは おかない。 私に逆らう者は→ 255 00:18:08,463 --> 00:18:12,300 ラギの地では 生きていけない事を 教えてやるわ! 256 00:18:12,300 --> 00:18:14,802 ナジェイラ。 257 00:18:14,802 --> 00:18:16,802 お父様。 258 00:18:18,806 --> 00:18:24,128 怒りを お収めなさい。 あなたは巫女家シャドリの跡継ぎ→ 259 00:18:24,128 --> 00:18:27,315 それでは 神の声を 正しく聞けませんよ。 260 00:18:27,315 --> 00:18:30,968 私が神の声を 歪めているとでも? 261 00:18:30,968 --> 00:18:34,806 私の告げる神託が 間違っていた事がありまして? 262 00:18:34,806 --> 00:18:38,593 あなたの才能は 誰もが認めるところです。 263 00:18:38,593 --> 00:18:43,297 しかし 花鹿さんの事となると 少々 平静さを欠いていませんか? 264 00:18:43,297 --> 00:18:46,801 嫌いなのよ! 理屈ではないの! 265 00:18:46,801 --> 00:18:50,138 (父)いずれ 彼女と 手を 取り合わなくてはならない時が→ 266 00:18:50,138 --> 00:18:52,807 来るかもしれない というのに。 267 00:18:52,807 --> 00:18:56,627 手を取り合う? 冗談ではないわ! 268 00:18:56,627 --> 00:18:59,630 ナジェイラ 許可したのは私です。 269 00:18:59,630 --> 00:19:01,716 えっ! 270 00:19:01,716 --> 00:19:07,472 妨害しているのが あなたと知って カヤテ首相が 頼みに来たのです。 271 00:19:07,472 --> 00:19:10,875 だが カヤテだけの頼みなら 私も動かなかった。 272 00:19:10,875 --> 00:19:13,127 どういう事です!? 273 00:19:13,127 --> 00:19:18,149 王族に逆らうというのに カヤテに 迷いは なかった。 274 00:19:18,149 --> 00:19:20,902 それは つまり あなた以上の→ 275 00:19:20,902 --> 00:19:25,139 絶対的な お方からの命令 だったのではないでしょうか? 276 00:19:25,139 --> 00:19:30,795 お父様… まさか それって…→ 277 00:19:30,795 --> 00:19:37,768 マハティ神座王陛下!? どうして… おじいさまが…!? 278 00:19:37,768 --> 00:19:49,380 (ヘリコプターの飛行音) 279 00:19:49,380 --> 00:19:52,180 (走る音) あ! 280 00:19:54,135 --> 00:19:56,137 立人! 281 00:19:56,137 --> 00:19:59,640 心配してたぞ! 連絡が取れないから! 282 00:19:59,640 --> 00:20:03,644 それは こっちの せりふだよ! けがは どうなの? 283 00:20:03,644 --> 00:20:07,131 大した事ないさ 大丈夫。 284 00:20:07,131 --> 00:20:09,634 もお! 見せて! 285 00:20:09,634 --> 00:20:12,270 こっ… こら! 花鹿! 286 00:20:12,270 --> 00:20:14,472 いいから早く! お おい! やめろ! 287 00:20:14,472 --> 00:20:17,008 う~! わあ! 288 00:20:17,008 --> 00:20:21,295 え~い! 早く脱げってばっ! や やめろ! 花鹿! 289 00:20:21,295 --> 00:20:23,314 (器が割れる音) 290 00:20:23,314 --> 00:20:25,299 (2人)あ! 291 00:20:25,299 --> 00:20:27,299 あ…! 292 00:20:29,871 --> 00:20:33,140 はぁ~! どうしてくれるんだ! 293 00:20:33,140 --> 00:20:38,462 これで この屋敷での私の立場は 非常に微妙なものになったぞ! 294 00:20:38,462 --> 00:20:44,135 立人が私に押し倒されたって? はははっ! 傑作~! 295 00:20:44,135 --> 00:20:47,004 しゃれにならん! しゃれに! 296 00:20:47,004 --> 00:20:50,474 ルマティを助けようとして 撃たれたって? 297 00:20:50,474 --> 00:20:53,477 まったく! むちゃなとこ あるんだから。 298 00:20:53,477 --> 00:20:55,963 ま 今回は認めよう。 299 00:20:55,963 --> 00:20:59,967 しかし 以来 殿下は 実に 物分りが良くなられた。 300 00:20:59,967 --> 00:21:02,136 けがの功名と しといてくれ。 301 00:21:02,136 --> 00:21:04,205 (ドアが開く音) (2人)あ! 302 00:21:04,205 --> 00:21:06,207 花鹿~! 303 00:21:06,207 --> 00:21:09,627 ルマティ! 良かった! 無事で! 304 00:21:09,627 --> 00:21:13,464 お前も! エヘヘヘ! 305 00:21:13,464 --> 00:21:16,464 よく顔を見せて。 あ…。 306 00:21:19,136 --> 00:21:22,139 よかった…。 307 00:21:22,139 --> 00:21:27,139 瞳が落ち着いてる。 もっと荒れてるかと思った。 308 00:21:32,083 --> 00:21:35,469 立人とも 仲よくなったんだって? 309 00:21:35,469 --> 00:21:37,471 さあ どうかな。 310 00:21:37,471 --> 00:21:39,941 いかがです? 殿下。 311 00:21:39,941 --> 00:21:44,929 俺が いつも遊ばれてるだけだ。 こいつは狸だからな! 312 00:21:44,929 --> 00:21:47,465 ひどいですねえ! 313 00:21:47,465 --> 00:21:52,603 あ… へ~ 本当に仲よくなったんだぁ。 314 00:21:52,603 --> 00:21:56,140 この間までと えら~い違いじゃないか。 315 00:21:56,140 --> 00:22:01,128 ん… 命の恩人だからな。 しかたなく…だ! 316 00:22:01,128 --> 00:22:06,133 ま~たあ! しかたなく お前が そういう態度 取るか? 317 00:22:06,133 --> 00:22:10,137 何が言いたいんだ! 318 00:22:10,137 --> 00:22:12,373 あ… おい 待てって ルマティ! 319 00:22:12,373 --> 00:22:14,373 (ルマティ)うるさい! 待てったら~! 320 00:22:18,763 --> 00:22:21,399 短気は なおってないなぁ…。 321 00:22:21,399 --> 00:22:24,151 人を からかっといて よく言う。 322 00:22:24,151 --> 00:22:28,506 立人と お前が仲よくなってくれて うれしかったのさ。 323 00:22:28,506 --> 00:22:30,508 フン。 324 00:22:30,508 --> 00:22:33,811 あのさ… 実は…。 325 00:22:33,811 --> 00:22:37,014 ん!? 326 00:22:37,014 --> 00:22:41,285 言うかどうか 迷ってた事が あったんだ…。 327 00:22:41,285 --> 00:22:43,504 何だ? 328 00:22:43,504 --> 00:22:49,260 今のルマティになら 言えると思った。 だから言う。 329 00:22:49,260 --> 00:22:51,779 うん? 330 00:22:51,779 --> 00:22:54,979 クインザと会った。 331 00:23:00,204 --> 00:23:08,479 ♪♪~(エンディング・テーマ) ♪♪「悲しいほど 遠くに感じる」 332 00:23:08,479 --> 00:23:15,803 ♪♪「君の心 探しはじめている」 333 00:23:15,803 --> 00:23:22,643 ♪♪「いつも そばにいて 守られていたから」 334 00:23:22,643 --> 00:23:29,316 ♪♪「ねぇ 独りじゃ 恐いんだ」 335 00:23:29,316 --> 00:23:36,807 ♪♪「流れる時間なんて みんな同じなのに…」 336 00:23:36,807 --> 00:23:44,131 ♪♪「今 眠ってる? 泣いている? 笑顔でいて欲しい」 337 00:23:44,131 --> 00:23:51,472 ♪♪「溢れ出す 想いを 抱いて 会いに行くから」 338 00:23:51,472 --> 00:23:58,796 ♪♪「逸らさないで ちゃんと見て 君を信じてる」 339 00:23:58,796 --> 00:24:06,470 ♪♪「そう 誰も 知らない 二人だけの思い出は」 340 00:24:06,470 --> 00:24:13,944 ♪♪「強くて 美しい 時の碧い海」 341 00:24:13,944 --> 00:24:25,144 ♪♪「その腕 その胸に 私は生きている」