1 00:00:02,119 --> 00:00:12,129 ♪♪~(オープニング・テーマ) 2 00:00:12,129 --> 00:00:16,934 ♪♪「I know these eyes つめたいvoices」 3 00:00:16,934 --> 00:00:21,455 ♪♪「ゆれる My faint」 4 00:00:21,455 --> 00:00:26,460 ♪♪「多分少し afraid to run away」 5 00:00:26,460 --> 00:00:29,780 ♪♪「でも今は」 6 00:00:29,780 --> 00:00:34,452 ♪♪「このまま時を 抱きしめたい」 7 00:00:34,452 --> 00:00:38,956 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 8 00:00:38,956 --> 00:00:43,627 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 9 00:00:43,627 --> 00:00:48,115 ♪♪「とびたてる Break all the way」 10 00:00:48,115 --> 00:00:52,787 ♪♪「このまま時を I just want to be with you」 11 00:00:52,787 --> 00:00:57,107 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 12 00:00:57,107 --> 00:01:01,979 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 13 00:01:01,979 --> 00:01:06,450 ♪♪「I know I can change all the way」 14 00:01:06,450 --> 00:01:20,781 ♪♪「このまま I just want to」 15 00:01:20,781 --> 00:01:30,124 ♪♪~ 16 00:01:30,124 --> 00:01:33,110 (雨音と銃声) 17 00:01:33,110 --> 00:01:37,781 (雨音) 18 00:01:37,781 --> 00:01:41,118 (ノエイ)軍曹! 19 00:01:41,118 --> 00:01:43,521 軍曹! 俺に つかまれ! 20 00:01:43,521 --> 00:01:49,109 に… 逃げて下さい。 俺は もう無理です。 21 00:01:49,109 --> 00:01:51,309 (ノエイ)ばか言うな! あきらめるな! 22 00:01:56,951 --> 00:02:01,151 お前たちは すでに包囲 されている! 武器を捨てろ! 23 00:02:04,074 --> 00:02:06,076 少尉…。 24 00:02:06,076 --> 00:02:11,076 大丈夫だ。 後は コズレンが うまく やってくれる はずだ。 25 00:02:17,104 --> 00:02:19,790 (ドアが開く音) (コズレン)大変だ! 26 00:02:19,790 --> 00:02:22,560 (コズレン)ノエイ少尉が… 逮捕された! 27 00:02:22,560 --> 00:02:25,160 (花鹿)なっ…! 28 00:02:30,701 --> 00:02:38,108 (足音) 29 00:02:38,108 --> 00:02:42,913 やはり お前が首謀者か クインザ! 30 00:02:42,913 --> 00:02:47,201 (クインザ)フッ… 久しいなぁ ノエイ。 31 00:02:47,201 --> 00:02:54,108 クインザ! お前の望みは何だ? 国を滅ぼして 何の王座だ! 32 00:02:54,108 --> 00:02:58,612 お前も 元は王宮の将校→ 33 00:02:58,612 --> 00:03:03,117 ここが いかに腐っていたか 知らぬはずは あるまい。 34 00:03:03,117 --> 00:03:06,787 (クインザ)前国王は 外交には 積極的ではあったが→ 35 00:03:06,787 --> 00:03:10,457 内政には 全く 興味を示されなかった。 36 00:03:10,457 --> 00:03:15,457 それをよい事に 侍従共は 私腹を肥やす事に明け暮れた。 37 00:03:18,782 --> 00:03:23,120  回想  (サレハ)いつも いつも お心遣い 痛みいります。 38 00:03:23,120 --> 00:03:29,777 ソマンドが王位に就けば それに 拍車がかかるのは明白だった。 39 00:03:29,777 --> 00:03:32,780 そこで私は考えたのだ…。 40 00:03:32,780 --> 00:03:35,115 この腐り切った王家で→ 41 00:03:35,115 --> 00:03:38,686 奇跡的に 健やかに お育ちになった ルマティ殿下→ 42 00:03:38,686 --> 00:03:43,140 この方こそ 救世主に なってくださる!と…。 43 00:03:43,140 --> 00:03:46,610 (クインザ)だが あまりにも 時間がなかった。 44 00:03:46,610 --> 00:03:52,433 ルマティ殿下の成長を お待ちするのも 改革の体制を整えるのにも。 45 00:03:52,433 --> 00:03:56,603 (クインザ)ならば 無理を承知で 計画を立てるしかなかったのだ。 46 00:03:56,603 --> 00:04:01,125 クインザ… 基本的に 我々の考えは一致している。 47 00:04:01,125 --> 00:04:05,112 なのに なぜ 我々が敵対する事になったか! 48 00:04:05,112 --> 00:04:09,616 (ノエイ)お前には 誠がない! 謀略が あるのみだからだ! 49 00:04:09,616 --> 00:04:15,789 謀略 それで結構。 国の転換期に 流血は必要だ。 50 00:04:15,789 --> 00:04:21,089 (ノエイ)謀略の上に立った王など 歴史が評価すると思うか! 51 00:04:28,118 --> 00:04:33,941 やはり 私たちは相いれん。 理念が違いすぎる。 52 00:04:33,941 --> 00:04:39,446 理想国家を築くためなら 私は いかなる憎しみも 恐れはしない。 53 00:04:39,446 --> 00:04:41,448 これは お前の自白書だ。 54 00:04:41,448 --> 00:04:43,450 うっ! 55 00:04:43,450 --> 00:04:47,938 (クインザ)お前は拷問の末 ついに自白するのだ。 56 00:04:47,938 --> 00:04:54,445 ここには お前たちと結束した閣僚 上級将校が 数十名 記されている。 57 00:04:54,445 --> 00:04:56,613 彼らも お前の後を 追うだろう。 58 00:04:56,613 --> 00:05:01,602 ぐ… 死人に口なし… という訳か。 59 00:05:01,602 --> 00:05:06,623 国の上層部にも 反国王の火種が くすぶり出してると→ 60 00:05:06,623 --> 00:05:09,910 国民に知らしめるために 彼らの犠牲が必要。 61 00:05:09,910 --> 00:05:16,116 クインザ! それは犯罪だ! 「理念が どうの」という以前の悪だぞ! 62 00:05:16,116 --> 00:05:19,420 お前の処刑は一週間後だ。 あっ…! 63 00:05:19,420 --> 00:05:25,776 お前は お前の正義を貫き 日の国へ行くがいい。 64 00:05:25,776 --> 00:05:32,076 私は 私の正義を貫き 地獄へ行く。 もう二度と 会う事は あるまい。 65 00:05:37,788 --> 00:05:43,444 クインザ! ルマティ殿下は 血まみれの 王座に座られる方ではないぞ! 66 00:05:43,444 --> 00:05:50,284 (ノエイ)それが なぜ分からない?! 目を覚ませ クインザ! クインザ! 67 00:05:50,284 --> 00:05:52,284 クインザ…。 68 00:05:55,122 --> 00:05:59,109  心の声 なぜ 我々は 理解し合えないのだ…。 69 00:05:59,109 --> 00:06:05,449 その明晰な頭脳を… なぜ 悪しき 方向にしか 使ってくれないのだ。 70 00:06:05,449 --> 00:06:11,149 それほど お前の絶望は… 深かったのか…。 71 00:06:14,108 --> 00:06:19,797  回想  (ネルソンの声)つまり 世が世なら ハリー・バーンズワースは ラギネイの国王。 72 00:06:19,797 --> 00:06:27,204 そして 娘は第1王位継承者。 女王陛下という事だ。 73 00:06:27,204 --> 00:06:30,804 (カール)あっ…! 花鹿が…! 74 00:06:32,793 --> 00:06:37,614  心の声  (カール)この事を クインザが知れば この国にいる花鹿は 狙われる。 75 00:06:37,614 --> 00:06:40,951 少しでも 時間を稼がないと いけない。 76 00:06:40,951 --> 00:06:44,104 一体 どこにいるんだ 花鹿…。 77 00:06:44,104 --> 00:06:46,623 (ノックとドアが開く音) 78 00:06:46,623 --> 00:06:49,309 (ハリス)失礼します。 例の件は? 79 00:06:49,309 --> 00:06:53,109 (ハリス)準備完了です。 80 00:07:18,105 --> 00:07:23,505  回想  フッ… これで ラギネイを バーンズワースから取り戻す。 81 00:07:26,480 --> 00:07:29,480  心の声  見苦しい妄想だ。 82 00:07:33,987 --> 00:07:35,987 …ん? 83 00:07:38,458 --> 00:07:41,778 (ブレーキ音) (運転手)うわっ! (ネルソン)何事だ!? 84 00:07:41,778 --> 00:07:46,416 (ネルソン)うっ 強盗かっ!? 開けるな カール! 85 00:07:46,416 --> 00:07:49,403 命の方が 大事ですよ! 86 00:07:49,403 --> 00:07:51,788 (ネルソン)くっ…。 87 00:07:51,788 --> 00:07:53,888 (ネルソン)くっ… きさまら…。 88 00:07:55,893 --> 00:07:58,412 おっ それは! お父さん! 89 00:07:58,412 --> 00:08:02,616 (ネルソン)返せっ! 返さんかっ! これだけは渡さんぞ! 90 00:08:02,616 --> 00:08:05,352 こいつ! 91 00:08:05,352 --> 00:08:07,337 うっ…! 92 00:08:07,337 --> 00:08:09,337 お お前は!? 93 00:08:11,341 --> 00:08:13,341 う…。 94 00:08:15,345 --> 00:08:18,615 うっ…! 95 00:08:18,615 --> 00:08:20,767 どういう事だ? 96 00:08:20,767 --> 00:08:24,771 あの強盗は お前の ボディーガードだった奴だろう! 97 00:08:24,771 --> 00:08:27,441 お前が盗ませたのか!? 98 00:08:27,441 --> 00:08:31,812 はっ… バーンズワースの小娘のためか! 99 00:08:31,812 --> 00:08:34,448 うっ…。 100 00:08:34,448 --> 00:08:39,953 お家騒動 内乱 枯渇の道をたどる地下資源…。 101 00:08:39,953 --> 00:08:43,123 こんな国 今更 手に入れて 何になるのです? 102 00:08:43,123 --> 00:08:45,275 誰に ものを言っている! 103 00:08:45,275 --> 00:08:48,612 あなたは 企業家として 終わっている! くっ く~…! 104 00:08:48,612 --> 00:08:51,782 ハリー・バーンズワースへの 復讐しか 頭にない。 105 00:08:51,782 --> 00:08:53,850 き 貴様~っ! 106 00:08:53,850 --> 00:08:56,620 あぁ! あ あぁ…。 107 00:08:56,620 --> 00:08:58,605 ん? 108 00:08:58,605 --> 00:09:01,541 あ あぁ…。 109 00:09:01,541 --> 00:09:04,127 (運転手) か 会長~?! 110 00:09:04,127 --> 00:09:09,827 会長 会長! しっかり 会長! 会長! 111 00:09:24,815 --> 00:09:30,821 (ユージィン) ラギネイの仕立屋も ようやく僕の 体のクセを分かってきたようだ。 112 00:09:30,821 --> 00:09:32,839 例の手紙 出してくれたかな? 113 00:09:32,839 --> 00:09:37,311 (ライサ)は はい! そう ありがとう。 114 00:09:37,311 --> 00:09:39,311 う…。 115 00:09:44,785 --> 00:09:47,085 (寅之介)一足 遅かったか…。 116 00:09:53,276 --> 00:09:56,446  心の声 次に つながる 手がかりもなし…。 117 00:09:56,446 --> 00:10:01,051 花鹿様 立人様… どこに いるんです? 118 00:10:01,051 --> 00:10:03,051 あっ! 119 00:10:13,113 --> 00:10:15,115 あっ! 120 00:10:15,115 --> 00:10:19,052 (セズン)お久しぶりです。 寅之介さん。 121 00:10:19,052 --> 00:10:25,542 セズンさん?! いや なんか 雰囲気が変わりましたね。 122 00:10:25,542 --> 00:10:28,111 一瞬 誰だか 分からなかったです。 123 00:10:28,111 --> 00:10:32,315 そうですか? 着ている物が 変わったからですよ。 124 00:10:32,315 --> 00:10:34,785  心の声  苦労したんだな…。 125 00:10:34,785 --> 00:10:38,772 [℡] (寅之介)あ 失礼。 126 00:10:38,772 --> 00:10:43,627 はい… あ どうも 大使。 127 00:10:43,627 --> 00:10:47,130 はい… ええ…。 128 00:10:47,130 --> 00:10:49,930 え! アメリカ大使館に 手紙が? 129 00:10:52,319 --> 00:10:55,005 (花鹿)イザックが処刑! 130 00:10:55,005 --> 00:10:58,105 (コペル)一週間後という話だ。 131 00:11:02,612 --> 00:11:04,614 そんな…。 132 00:11:04,614 --> 00:11:07,784 (コズレン)少尉は 覚悟なさっていました。 133 00:11:07,784 --> 00:11:10,620 こういう場合には 決して 無理は するなと。 134 00:11:10,620 --> 00:11:14,791 そんなの ないよ! イザックを見殺しにしちゃうの!? 135 00:11:14,791 --> 00:11:17,611 (立人)花鹿 やめなさい! あっ! 136 00:11:17,611 --> 00:11:23,216 (立人)つらいのは 彼らの方だ! ノエイと 長年 苦労を共にしてきた。 137 00:11:23,216 --> 00:11:26,953 あっ…! 138 00:11:26,953 --> 00:11:33,376 ごめん… 私 嫌な事 言った。 …ごめんなさい。 139 00:11:33,376 --> 00:11:35,395 (部下A) 気にしないで下さい。 140 00:11:35,395 --> 00:11:39,616 (部下B)花鹿さんが 少尉を 心配して下さっている証拠だ。 141 00:11:39,616 --> 00:11:41,618 うれしいです。 142 00:11:41,618 --> 00:11:44,621 ん…。 143 00:11:44,621 --> 00:11:49,676  心の声 イザックを助けたい。 何か手立てはないの? 144 00:11:49,676 --> 00:11:55,976 ただ 悲しむ事しか できないなんて… 悔しい! 145 00:11:59,119 --> 00:12:01,188 (ため息) 146 00:12:01,188 --> 00:12:06,109 (部下C)失礼します。 花鹿さんに お客様です。 147 00:12:06,109 --> 00:12:10,680 寅之介! (寅之介)花鹿様! 立人様! 148 00:12:10,680 --> 00:12:12,682 やっと見つけました。 149 00:12:12,682 --> 00:12:16,286 寅之介 よく ここが 分かったな。 150 00:12:16,286 --> 00:12:19,189 お二人共 元気そうで なによりです。 151 00:12:19,189 --> 00:12:22,125 いや~ 苦労しましたよ。 152 00:12:22,125 --> 00:12:27,447 前のアジトは 分かったのですが 一足違いで あんな事になって。 153 00:12:27,447 --> 00:12:33,053 そこで セズンさんに会って ここに 案内してもらったんですよ。 154 00:12:33,053 --> 00:12:35,121 (立人 花鹿)セズン! 155 00:12:35,121 --> 00:12:40,060 花鹿様 立人様 また お会いできて うれしいです。 156 00:12:40,060 --> 00:12:44,781 (寅之介)早速ですが 花鹿様 アメリカ大使館に これが…。 157 00:12:44,781 --> 00:12:46,781 手紙? 158 00:12:51,605 --> 00:12:54,324 あ これ ムスターファからだ! 159 00:12:54,324 --> 00:12:56,324 はっ! 160 00:12:59,329 --> 00:13:01,429 ムスターファ! 161 00:13:07,120 --> 00:13:12,442 「この手紙が 君に届く事を信じて。→ 162 00:13:12,442 --> 00:13:15,445 クインザと ナジェイラは 手を結んだ。→ 163 00:13:15,445 --> 00:13:19,783 国王は 神経症が高じて 廃人同様だ」。 164 00:13:19,783 --> 00:13:22,769 (ユージィン)「クインザは 国王とナジェイラを結婚させて→ 165 00:13:22,769 --> 00:13:25,772 裏から操るつもりかもしれない。→ 166 00:13:25,772 --> 00:13:29,109 僕は 快適に王宮生活を 楽しんでいる。→ 167 00:13:29,109 --> 00:13:32,112 ラギネイの仕立屋と料理には 満足している。→ 168 00:13:32,112 --> 00:13:38,118 心配しないで いい! 愛を込めて M」。 169 00:13:38,118 --> 00:13:42,122 ムスターファ 元気なんだ…。 170 00:13:42,122 --> 00:13:44,107 ムッ。 171 00:13:44,107 --> 00:13:49,613 セズンさん この手紙が ノエイ少尉の 救出に 役立つのですよね? 172 00:13:49,613 --> 00:13:52,115 ハッ! (コズレン)本当か セズン! 173 00:13:52,115 --> 00:13:54,117 イザックが助かるの? 174 00:13:54,117 --> 00:13:58,455 接触した侍従から 聞いたんですが→ 175 00:13:58,455 --> 00:14:02,459 ノエイ少尉は 1人だけ 収容所に送られず→ 176 00:14:02,459 --> 00:14:06,196 王宮内の 昔ながらの牢に 入れられているのです。 177 00:14:06,196 --> 00:14:08,982 (コズレン)おお! (一同)うむ! 178 00:14:08,982 --> 00:14:13,603 (セズン)最新設備の収容所に 入り込むのは 不可能ですが→ 179 00:14:13,603 --> 00:14:16,289 王宮内なら 穴だらけなんです。 180 00:14:16,289 --> 00:14:18,992 (寅之介)王宮に入れば チャンスが あると? 181 00:14:18,992 --> 00:14:21,111 (コズレン)でも そこに どうやって? 182 00:14:21,111 --> 00:14:25,782 (セズン)はい 王宮御用達の仕立屋に 化けて 助けに行きます。 183 00:14:25,782 --> 00:14:29,486 そういう事か! (寅之介)で 誰が行きます? 184 00:14:29,486 --> 00:14:31,988 宮殿内を よく知る 僕が。 185 00:14:31,988 --> 00:14:33,974 (寅之介 花鹿)えっ?! 186 00:14:33,974 --> 00:14:38,445 危険だ! 王宮には 精鋭の兵士が 大勢 詰めてる! 187 00:14:38,445 --> 00:14:42,949 僕は皆さんと違い ノエイ少尉の 部下ではありませんから→ 188 00:14:42,949 --> 00:14:46,953 勝手な事をしても お怒りにはならないと思います。 189 00:14:46,953 --> 00:14:51,608 (セズン) 皆さんは 少尉の言いつけどおり 国の事だけを考えて下さい。 190 00:14:51,608 --> 00:14:54,794 ここで むちゃをすれば せっかくの組織が崩れます。 191 00:14:54,794 --> 00:14:56,780 はい! あっ。 192 00:14:56,780 --> 00:15:00,183 私も手伝う! か 花鹿様~!? 193 00:15:00,183 --> 00:15:02,185 ムッ…。 194 00:15:02,185 --> 00:15:06,106 そ それは…。 お願い 手伝わせて! 195 00:15:06,106 --> 00:15:09,776 ムスターファの事だってある。 一石二鳥だよ。 196 00:15:09,776 --> 00:15:15,915 ばかな事 言わないで下さい! そうですよね 立人様。 立人…。 197 00:15:15,915 --> 00:15:18,918 ん…。 198 00:15:18,918 --> 00:15:21,187 本気か? 199 00:15:21,187 --> 00:15:26,676 立人 話がある! 寅之介も来て! 200 00:15:26,676 --> 00:15:28,676 は… はい。 201 00:15:32,766 --> 00:15:37,787 立人や寅之介が 私の事を心配して くれるのは 分かっている。 202 00:15:37,787 --> 00:15:40,440 でも もう後戻りできない! 203 00:15:40,440 --> 00:15:45,128 私も もう大人だよ。 自分の生き方は 自分で決めたい。 204 00:15:45,128 --> 00:15:49,716 もし ここで 皆に背を向けて 帰ったら 私は一生後悔する。 205 00:15:49,716 --> 00:15:54,888 私に そんな悲しい生き方を させないで。 お願い。 206 00:15:54,888 --> 00:15:56,973 ええ~っ?! 207 00:15:56,973 --> 00:15:59,492 お願いします。 208 00:15:59,492 --> 00:16:01,544 あ あっ…。 209 00:16:01,544 --> 00:16:04,114 か 花鹿様 やめて下さい! 210 00:16:04,114 --> 00:16:08,118 頭を上げて下さい。 もう いいですって。 211 00:16:08,118 --> 00:16:10,103 (立人)分かった。 え? 212 00:16:10,103 --> 00:16:12,122 お前の好きにしろ。 213 00:16:12,122 --> 00:16:15,108 り 立人様~?! 立人! 214 00:16:15,108 --> 00:16:17,110 ほ 本気ですか?! 215 00:16:17,110 --> 00:16:23,416 ああ 本気だ! その代わり 私にも 好きにさせてくれ。 216 00:16:23,416 --> 00:16:25,416 (2人)あ…。 217 00:16:29,122 --> 00:16:32,409 私は 倣グループの総帥を退く。 218 00:16:32,409 --> 00:16:35,445 (2人)ええっ?! あ…! 219 00:16:35,445 --> 00:16:37,931 立人様! 何 言ってるの!? 220 00:16:37,931 --> 00:16:42,786 好きにさせてくれる約束だぞ。 (寅之介)短気は いけません! 221 00:16:42,786 --> 00:16:49,109 そうだよ! グループの総帥をやめる なんて 長老会が許す訳ないよ! 222 00:16:49,109 --> 00:16:55,115 ラギネイに来た時から 私には 倣の 総帥の資格は 消えていたんだよ。 223 00:16:55,115 --> 00:17:00,453 現在も 職務を放棄したままだ。 制裁を受けて当然だ。 224 00:17:00,453 --> 00:17:02,439 寅之介。 は はい! 225 00:17:02,439 --> 00:17:06,376 大使館から シンガポールに 連絡してくれないか。 226 00:17:06,376 --> 00:17:11,948 しばらくは 仮の総帥を 慶昌叔父に代行して頂きたい。 227 00:17:11,948 --> 00:17:14,451 (立人)業務の引き継ぎは 曹がやる。 228 00:17:14,451 --> 00:17:20,123 (立人)それから 後の事は 長老会に お任せする…と。 229 00:17:20,123 --> 00:17:22,108 わ 分かりました! 230 00:17:22,108 --> 00:17:26,780 フッ…。 立人 何で急に そんな事を? 231 00:17:26,780 --> 00:17:29,616 私を思いとどまらせるため? 232 00:17:29,616 --> 00:17:34,988 じゃあ 今のを撤回すると言ったら お前も 国に帰るか? 233 00:17:34,988 --> 00:17:36,973 うっ! 234 00:17:36,973 --> 00:17:39,108 いきなり決めた事じゃない。 235 00:17:39,108 --> 00:17:41,778 だが こういう きっかけ でもなければ→ 236 00:17:41,778 --> 00:17:44,214 一生 言い出せなかっただろう。 237 00:17:44,214 --> 00:17:46,216 ホッ…。 238 00:17:46,216 --> 00:17:52,455 まあ これで私は倣一族の後ろ盾を なくす訳だが お前は嫌か? 239 00:17:52,455 --> 00:17:55,458 ば ばかな事を言うな! フッ…。 240 00:17:55,458 --> 00:18:00,380 立人は立人! 誰も代わりなんか なれないよ! 241 00:18:00,380 --> 00:18:05,080  心の声  ごめん… ごめんね 立人…。 242 00:18:07,437 --> 00:18:10,106 結局 巻き込んじゃった…。 243 00:18:10,106 --> 00:18:13,459 どうやって償っていいか 分からない。 244 00:18:13,459 --> 00:18:16,446 いっぱいの感謝と 大好きって気持ち…→ 245 00:18:16,446 --> 00:18:19,446 こんな事でしか 応えられない。 246 00:18:26,122 --> 00:18:28,775 (カール)ここ2~3日が ヤマだそうだ。 247 00:18:28,775 --> 00:18:36,015 意識が回復しても体に障害は残る。 第一線に戻るのは 無理のようだ。 248 00:18:36,015 --> 00:18:39,052 わ 若 どうしましょう? 249 00:18:39,052 --> 00:18:43,456 (カール)事が知れれば 世界中が 大騒ぎになる。 250 00:18:43,456 --> 00:18:49,445 会社の株価にも影響する。 しばらくは 伏せておけ。 は はい。 251 00:18:49,445 --> 00:18:53,049 新体制が整うまで。 分かりました。 252 00:18:53,049 --> 00:18:55,451 しかし こうなってみると→ 253 00:18:55,451 --> 00:18:59,439 トップ交代の準備を進めていた事は 幸運であったと…。 254 00:18:59,439 --> 00:19:05,111 あっ! …不謹慎でした。 申し訳ありません。 255 00:19:05,111 --> 00:19:09,611 少し… 1人になりたい。 は はい。 256 00:19:13,119 --> 00:19:16,839 (ドアの開閉音) 257 00:19:16,839 --> 00:19:21,139  心の声 冷え切ったように 見えても やはり 親子か…。 258 00:19:24,981 --> 00:19:28,117 くっ… う…。 259 00:19:28,117 --> 00:19:33,773  心の声  父が死に直面しているというのに この胸には 何の痛みもない…。 260 00:19:33,773 --> 00:19:37,777 そこまで僕は 彼を憎んでいたのか…。 261 00:19:37,777 --> 00:19:41,247 僕という人間の この哀れさは どうだ…。 262 00:19:41,247 --> 00:19:45,618 フッ… フフフ…。 263 00:19:45,618 --> 00:19:49,122  心の声  空っぽだ 何も無い。 264 00:19:49,122 --> 00:19:52,122 カラカラに乾いて 干からびている。 265 00:19:56,796 --> 00:20:01,784  心の声  あっ! 花鹿…。 266 00:20:01,784 --> 00:20:06,122 僕には もう… 君しか救いがない。 267 00:20:06,122 --> 00:20:08,841 一体 どこにいるんだ? 268 00:20:08,841 --> 00:20:12,111 花鹿…。 269 00:20:12,111 --> 00:20:16,449 (曹)立人様は 一体 何を お考えなんだ!? 270 00:20:16,449 --> 00:20:20,853 (ルマティ)それで… 倣一族は どうする気だ? 271 00:20:20,853 --> 00:20:25,441 (曹)どうも こうも 長老会は パニック状態ですよ。 272 00:20:25,441 --> 00:20:30,113 だろうな。 お前は ラギネイに行くのか? もちろんです! 273 00:20:30,113 --> 00:20:33,850 では 俺も同行しよう。 はっ? 274 00:20:33,850 --> 00:20:35,852 国へ帰る! 275 00:20:35,852 --> 00:20:40,790 な 何を ばかな事を! 入国すれば殺されますよ! 276 00:20:40,790 --> 00:20:44,127 時が満ちているのを感じる。 えっ? 277 00:20:44,127 --> 00:20:47,613 花鹿も それを 感じてるんだと思う。 278 00:20:47,613 --> 00:20:51,334 だから むちゃをする。 皆が むちゃを…。 279 00:20:51,334 --> 00:20:53,334 ん…。 280 00:20:56,839 --> 00:21:02,011 もし俺が即位したとしても 皆が命を張っている時→ 281 00:21:02,011 --> 00:21:08,785 安全な場所に隠れていた自分に 国民が ついてくるはずがない。 282 00:21:08,785 --> 00:21:14,123 お前は どうする? ラギネイに行って 立人を説得するつもりか? 283 00:21:14,123 --> 00:21:19,445 (曹)分かりません。 とにかく まずは会って話を聞く事からです。 284 00:21:19,445 --> 00:21:23,116 いつか こうなるのではという 予感は ありましたが…。 285 00:21:23,116 --> 00:21:26,769 まさか そこまで 思い詰められていたとは…。 286 00:21:26,769 --> 00:21:31,858 (ルマティ)立人は冷酷なほど 客観的に 人間を評価する。 287 00:21:31,858 --> 00:21:35,695 (ルマティ)自分に対しても そうしたんじゃないのか? 288 00:21:35,695 --> 00:21:38,281 (ルマティ)もっとも あの性格だから→ 289 00:21:38,281 --> 00:21:42,118 そこに行き着くまでは さぞかし悩んだんだろうな。 290 00:21:42,118 --> 00:21:45,788 その分 決断すれば 心は揺るがない。 291 00:21:45,788 --> 00:21:48,624 (曹)しかし 納得できません! 292 00:21:48,624 --> 00:21:54,047 私にとって 倣の総帥は 立人様以外 考えられないのです! 293 00:21:54,047 --> 00:21:57,116 捨てられた我々は どうなるのです! 294 00:21:57,116 --> 00:22:02,455 (曹)全世界に散らばる 倣一族は どうすれば いいんですか! 295 00:22:02,455 --> 00:22:06,793 そんな勝手… 私には許せない。 296 00:22:06,793 --> 00:22:09,112  心の声  (ルマティ)そりゃ そう思うよな。 297 00:22:09,112 --> 00:22:14,117 立人は 曹にさえ 自分の 弱いところは見せてなかった。 298 00:22:14,117 --> 00:22:18,604 完璧な倣の総帥を 演じてきたんだもんな…。 299 00:22:18,604 --> 00:22:21,107 俺は知ってるぞ 立人。 300 00:22:21,107 --> 00:22:27,130 お前は複雑で 本当は 冷静と程遠い人間だって…! 301 00:22:27,130 --> 00:22:32,118 ラギネイで 何が あったか知らないが とうとう キレちゃったんだな…。 302 00:22:32,118 --> 00:22:34,771 言いたい奴には 言わせておけ。 303 00:22:34,771 --> 00:22:37,940 お前は 十分 我慢した。 304 00:22:37,940 --> 00:22:40,793 俺も もう我慢は しない! 305 00:22:40,793 --> 00:22:47,116 祈っていてくれ! せめて ラギネイの 土に この足が降ろせるように! 306 00:22:47,116 --> 00:22:52,772 もし それが果たせなくても… 無為に命を落とす事になっても→ 307 00:22:52,772 --> 00:22:56,072 この命が 何かの役に立つように…。 308 00:23:00,179 --> 00:23:08,454 ♪♪~(エンディング・テーマ) ♪♪「悲しいほど 遠くに感じる」 309 00:23:08,454 --> 00:23:15,795 ♪♪「君の心 探しはじめている」 310 00:23:15,795 --> 00:23:22,602 ♪♪「いつも そばにいて 守られていたから」 311 00:23:22,602 --> 00:23:29,275 ♪♪「ねぇ 独りじゃ 恐いんだ」 312 00:23:29,275 --> 00:23:36,782 ♪♪「流れる時間なんて みんな同じなのに…」 313 00:23:36,782 --> 00:23:44,106 ♪♪「今 眠ってる? 泣いている? 笑顔でいて欲しい」 314 00:23:44,106 --> 00:23:51,447 ♪♪「溢れ出す 想いを 抱いて 会いに行くから」 315 00:23:51,447 --> 00:23:58,788 ♪♪「逸らさないで ちゃんと見て 君を信じてる」 316 00:23:58,788 --> 00:24:06,462 ♪♪「そう 誰も 知らない 二人だけの思い出は」 317 00:24:06,462 --> 00:24:13,920 ♪♪「強くて 美しい 時の碧い海」 318 00:24:13,920 --> 00:24:25,120 ♪♪「その腕 その胸に 私は生きている」