1 00:00:02,119 --> 00:00:12,129 ♪♪~(オープニング・テーマ) 2 00:00:12,129 --> 00:00:16,950 ♪♪「I know these eyes つめたいvoices」 3 00:00:16,950 --> 00:00:21,455 ♪♪「ゆれる My faint」 4 00:00:21,455 --> 00:00:26,443 ♪♪「多分少し afraid to run away」 5 00:00:26,443 --> 00:00:29,796 ♪♪「でも今は」 6 00:00:29,796 --> 00:00:34,451 ♪♪「このまま時を 抱きしめたい」 7 00:00:34,451 --> 00:00:38,955 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 8 00:00:38,955 --> 00:00:43,627 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 9 00:00:43,627 --> 00:00:48,115 ♪♪「とびたてる Break all the way」 10 00:00:48,115 --> 00:00:52,786 ♪♪「このまま時を I just want to be with you」 11 00:00:52,786 --> 00:00:57,107 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 12 00:00:57,107 --> 00:01:01,978 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 13 00:01:01,978 --> 00:01:06,449 ♪♪「I know I can change all the way」 14 00:01:06,449 --> 00:01:20,797 ♪♪「このまま I just want to」 15 00:01:20,797 --> 00:01:30,123 ♪♪~ 16 00:01:30,123 --> 00:01:36,613 (花鹿)立人や寅之介が 私の事を 心配してくれるのは 分かってる。 17 00:01:36,613 --> 00:01:39,449 でも もう後戻りできない! 18 00:01:39,449 --> 00:01:44,120 私も もう大人だよ。 自分の生き方は 自分で決めたい。 19 00:01:44,120 --> 00:01:48,859 もし ここで 皆に背を向けて 帰ったら 私は一生後悔する。 20 00:01:48,859 --> 00:01:54,014 私に そんな悲しい生き方を させないで。 お願い。 21 00:01:54,014 --> 00:01:56,116 (寅之介)ええ~っ?! 22 00:01:56,116 --> 00:01:58,618 お願いします。 23 00:01:58,618 --> 00:02:00,921 (立人)お前の好きにしろ。 24 00:02:00,921 --> 00:02:03,790 リ 立人様~?! 立人! 25 00:02:03,790 --> 00:02:05,792 ほ 本気ですか?! 26 00:02:05,792 --> 00:02:12,199 ああ 本気だ! そのかわり 私にも 好きにさせてくれ。 27 00:02:12,199 --> 00:02:14,199 (2人)あ…。 28 00:02:17,120 --> 00:02:21,120 私は 倣グループの総帥を退く。 29 00:02:34,921 --> 00:02:39,793 花鹿が厚化粧をすると そうなるのか。 あっ! む~っ! 30 00:02:39,793 --> 00:02:43,613 どこから見たって 仕立屋のアシスタントでしょ! 31 00:02:43,613 --> 00:02:46,299 花鹿様 どうしても 行くんですか? 32 00:02:46,299 --> 00:02:49,619 うん! 仕立屋は 3人と決まってる。 33 00:02:49,619 --> 00:02:54,441 王宮に詳しいセズンは外せないし だから 寅之介は残って! 34 00:02:54,441 --> 00:02:57,544 もう 何を言っても 無駄でしょうけど…→ 35 00:02:57,544 --> 00:03:00,263 無謀な事は 絶対に しないで下さい。 36 00:03:00,263 --> 00:03:03,450 分かってる。 37 00:03:03,450 --> 00:03:07,787 なんか不思議。 全然 怖くないんだ。 38 00:03:07,787 --> 00:03:09,789 少しは怖がってくれ。 39 00:03:09,789 --> 00:03:14,844  心の声  だって 立人が一緒だもん。 40 00:03:14,844 --> 00:03:20,116 ずっと昔 二人で 島の洞穴を探検したよね。 41 00:03:20,116 --> 00:03:24,788 あの時のワクワク気分… あれと同じ。 42 00:03:24,788 --> 00:03:33,113 しっかり手をつないで この世界に 私たち二人きりみたいに…。 43 00:03:33,113 --> 00:03:41,121 きっと 二人一緒なら… 私 何も怖くないんだよ。 44 00:03:41,121 --> 00:03:43,123 (セズン)そろそろ お時間です。 45 00:03:43,123 --> 00:03:45,108 (2人)うん。 46 00:03:45,108 --> 00:03:51,798 (クインザ)ルマティ殿下が ラギネイに 入国の申請を!? それで政府は!? 47 00:03:51,798 --> 00:03:54,851 (サレハ)入国を許可しました。 バカな! 48 00:03:54,851 --> 00:04:00,190 (サレハ)これは意外ですな。 クインザ様が そのように反対されるとは。 49 00:04:00,190 --> 00:04:05,195 (侍従1)いいチャンスではないですか。 空港で拘束して幽閉してしまえば。 50 00:04:05,195 --> 00:04:08,448 内乱の種を 抱え込むようなものだ! 51 00:04:08,448 --> 00:04:11,451 殿下は絶対に 国内に お入れすべきではない! 52 00:04:11,451 --> 00:04:15,689 (サレハ)しかし…。 (ナムカ)幽閉など甘い! 53 00:04:15,689 --> 00:04:20,443 (ナムカ)殿下が おられる限り 現国王の座は 危うくなる。 54 00:04:20,443 --> 00:04:23,413 この際 殿下には消えて頂くのが…。 55 00:04:23,413 --> 00:04:27,784 あなた方は ラギ神に つばを吐く気か! 56 00:04:27,784 --> 00:04:31,454 このクインザは 王家に身を捧げた者。 57 00:04:31,454 --> 00:04:36,476 反逆者といえど 王族に手出し なさるなら 一命を賭しても。 58 00:04:36,476 --> 00:04:43,066 (サレハ)クインザ様 例え話ですよ。 ナムカ隊長の。 (ナムカ)さ さよう…。 59 00:04:43,066 --> 00:04:48,066 殿下の入国許可は 取り下げて頂くように。 60 00:04:50,023 --> 00:04:53,126 (サレハ)火種は 種のうちに 消すのが一番。 61 00:04:53,126 --> 00:04:56,946 (ナムカ)そうですとも。 幸い 殿下には敵が多い。 62 00:04:56,946 --> 00:04:59,783 (サレハ)もし 我々が 疑われたとしても→ 63 00:04:59,783 --> 00:05:03,787 国王陛下の ご命令だった という事で。 64 00:05:03,787 --> 00:05:07,457 王族は 陛下と ルマティ殿下だけではない。 65 00:05:07,457 --> 00:05:10,794 弟殺しの国王は 退位して頂き→ 66 00:05:10,794 --> 00:05:13,997 我々は 次の国王に お仕えすればいい。 67 00:05:13,997 --> 00:05:16,449 (侍従1)さすが サレハ様。 68 00:05:16,449 --> 00:05:20,453 しかし 何やら言いようが クインザ様に 似てこられましたな。 69 00:05:20,453 --> 00:05:24,457 私は 古い因習に 縛られたりはしませんよ。 70 00:05:24,457 --> 00:05:26,893 どこかの王族バカとは違う。 71 00:05:26,893 --> 00:05:28,878 これはいい。 72 00:05:28,878 --> 00:05:32,578 (一同の笑い) 73 00:05:34,617 --> 00:05:37,954 (クインザ)サレハが そう抜かしたか。 (イオエ)はい。 74 00:05:37,954 --> 00:05:44,127 空港で殿下を暗殺して その罪を 国王陛下に かぶせるつもりです。 75 00:05:44,127 --> 00:05:46,880 (クインザ)愚か者めが。 あっ!? 76 00:05:46,880 --> 00:05:52,780 おとなしく していれば 今 少し 遊ばせてやったものを…。 77 00:05:55,789 --> 00:06:00,443 (セズン)本日は 父が体調を 崩しまして 代理で参りました。→ 78 00:06:00,443 --> 00:06:03,046 2人は 私のアシスタントです。 79 00:06:03,046 --> 00:06:05,064 (兵士1)う~ん…。 80 00:06:05,064 --> 00:06:07,050 (2人)ハハハ…。 81 00:06:07,050 --> 00:06:09,035 う~ん…。 82 00:06:09,035 --> 00:06:11,054 (2人)ハハハ…。 83 00:06:11,054 --> 00:06:14,457 (兵士2)こいつらなら心配ない。 俺の顔見知りだ。 84 00:06:14,457 --> 00:06:18,061 (兵士1)そ そうか。 (3人 安堵のため息) 85 00:06:18,061 --> 00:06:22,949 (兵士2)予定どおり 今日 祭司が ノエイ少尉の懺悔のために→ 86 00:06:22,949 --> 00:06:25,084 地下牢を訪れる。 87 00:06:25,084 --> 00:06:27,784 うまく やれ。 はい。 88 00:06:30,206 --> 00:06:34,544 (ノック) (兵士2)仕立屋が まいりました。 89 00:06:34,544 --> 00:06:36,544 (ライサ)どうぞ。 90 00:06:38,548 --> 00:06:40,548 (ユージィン)あっ。 (ドアを閉じる音) 91 00:06:42,552 --> 00:06:45,555 あ… ムスターファ! 92 00:06:45,555 --> 00:06:47,540 花鹿!? 93 00:06:47,540 --> 00:06:49,826 あなたたち 何者です!? しぃ! 94 00:06:49,826 --> 00:06:54,113 ライサ 頼む 静かに! 悪いようにはしない。 95 00:06:54,113 --> 00:06:56,115 (ライサ)ユージィン様…。 96 00:06:56,115 --> 00:06:59,118 ムスターファ! 97 00:06:59,118 --> 00:07:03,289 花鹿… なんてムチャをする。 98 00:07:03,289 --> 00:07:07,260 立人! これは どういう事だ! 99 00:07:07,260 --> 00:07:10,129 私が無理言って ついてきたんだ。 100 00:07:10,129 --> 00:07:14,234 イザックも ここの地下牢にいて もうすぐ処刑されちゃうの! 101 00:07:14,234 --> 00:07:16,219 ノエイが!? 102 00:07:16,219 --> 00:07:18,955 (立人)私とセズンは ノエイを助けに行く。→ 103 00:07:18,955 --> 00:07:24,761 大勢では人目につく。 ユージィン お前は花鹿と先に第1神殿に行け。 104 00:07:24,761 --> 00:07:27,797 脱出路の入り口は 見つけにくいので→ 105 00:07:27,797 --> 00:07:30,450 そこで私たちを待って下さい。 106 00:07:30,450 --> 00:07:32,452 30分後に 落ち合おう。 107 00:07:32,452 --> 00:07:38,625 5分待って私たちが現れなかったら 花鹿 ユージィンと先に脱出しろ。 108 00:07:38,625 --> 00:07:40,627 立人…。 109 00:07:40,627 --> 00:07:44,631 ユージィン… 花鹿を頼むぞ。 110 00:07:44,631 --> 00:07:47,617 分かった。 111 00:07:47,617 --> 00:07:51,454 あ…。 待たせないから安心しろ。 112 00:07:51,454 --> 00:07:53,623 ノエイを連れて すぐ戻る。 113 00:07:53,623 --> 00:07:57,460 うん… 待ってる。 114 00:07:57,460 --> 00:07:59,460 ん…。 115 00:08:02,465 --> 00:08:05,451 (ドアの開閉音) 116 00:08:05,451 --> 00:08:11,190  心の声  立人… ホントに早くね…。 早く来てね…。 117 00:08:11,190 --> 00:08:15,461 (ヘリコプターの飛行音) 118 00:08:15,461 --> 00:08:17,447 (カール)ん!?→ 119 00:08:17,447 --> 00:08:21,618 …ナジェイラ?→ 120 00:08:21,618 --> 00:08:25,618 さては サレハとの会合を かぎつけられたか。 121 00:08:28,791 --> 00:08:30,777 (セズン)祭司のイカイ様です。 122 00:08:30,777 --> 00:08:34,180 (イカイ)あまり手荒な事は…。 (立人)分かってます。 123 00:08:34,180 --> 00:08:38,184 (3人の足音) 124 00:08:38,184 --> 00:08:45,792 懺悔をたまわる 祭司のイカイです。 2人は見届け役の侍従の方々です。 125 00:08:45,792 --> 00:08:48,111 (兵士3)お疲れさまです。 126 00:08:48,111 --> 00:08:50,196 (錠を開ける音) 127 00:08:50,196 --> 00:08:54,596 (イカイ)ノエイさんの独房は 一番奥です。 128 00:08:56,619 --> 00:08:58,619 見えてきました。 129 00:09:00,757 --> 00:09:03,259  心の声  2人か…。 130 00:09:03,259 --> 00:09:07,764 (錠と扉を開ける音) 131 00:09:07,764 --> 00:09:12,251 (兵士4)おとなしい奴ですが あまり近づかないように。 132 00:09:12,251 --> 00:09:15,254 (兵士4)うっ! 133 00:09:15,254 --> 00:09:17,256 (兵士5)何をする! 134 00:09:17,256 --> 00:09:19,256 (兵士5)うっ! 135 00:09:21,260 --> 00:09:23,379 ノエイ少尉! ご無事で! 136 00:09:23,379 --> 00:09:26,149 セズン… お前 どうして! 137 00:09:26,149 --> 00:09:29,152 (セズン)お叱りは後で! さぁ早く! 138 00:09:29,152 --> 00:09:32,639 (ノエイ)立人 これは…。 139 00:09:32,639 --> 00:09:34,657 (立人)いいから これを着ろ。 140 00:09:34,657 --> 00:09:40,380 これは祭司の…。 イカイ祭司の協力に感謝しろ。 141 00:09:40,380 --> 00:09:45,151 (ノエイ)すみません 祭司。 早く行きなさい。 142 00:09:45,151 --> 00:09:50,123 (ライサ)ユ… ユージィン様…。 殺される!→ 143 00:09:50,123 --> 00:09:54,127 私だって きっと… 逃がした事が分かれば…。 144 00:09:54,127 --> 00:09:56,679 (ユージィン)ライサ 落ち着くんだ。 145 00:09:56,679 --> 00:09:59,115 あんな手紙 届けるんじゃなかった! 146 00:09:59,115 --> 00:10:03,786 私を利用したのね! ひどい! ひどい! 147 00:10:03,786 --> 00:10:07,156  心の声  どうしよう… 時間がないのに…。 148 00:10:07,156 --> 00:10:10,156 (兵士6)交代の時間だ。 149 00:10:12,161 --> 00:10:16,282 あそこを通れば もう第1神殿なのですが…。 150 00:10:16,282 --> 00:10:18,282 まずいな…。 151 00:10:20,286 --> 00:10:25,158 (ナジェイラ) サレハに呼び出されたのでしょう? どうせ お金の無心だわ。 152 00:10:25,158 --> 00:10:29,946  心の声 なんだって いいさ。 王宮に入り込む口実があれば。 153 00:10:29,946 --> 00:10:32,448 花鹿の消息が分からない今→ 154 00:10:32,448 --> 00:10:36,786 もし クインザに 彼女の 出生の秘密を知られたら…。→ 155 00:10:36,786 --> 00:10:40,773 それが僕にとって 一番の懸念だからね。→ 156 00:10:40,773 --> 00:10:45,611 それに… ユージィンの居所も 確かめなければ…。 157 00:10:45,611 --> 00:10:50,650 サレハは ソマンドを退位させて 新しい王を立てるつもりよ。 158 00:10:50,650 --> 00:10:55,121 それは あなたに神の声が そう告げたのですか? 159 00:10:55,121 --> 00:10:57,940 そんなもの 聞こえやしないわ。 160 00:10:57,940 --> 00:11:02,612 聞こえなくなってしまったのよ。 あ…。 161 00:11:02,612 --> 00:11:05,114 案外 よいものかも しれませんよ。 162 00:11:05,114 --> 00:11:08,618 並の人間というのもね。 えっ!? 163 00:11:08,618 --> 00:11:11,104 (カール)先が見えない事への不安。→ 164 00:11:11,104 --> 00:11:13,623 この並の人間の不安が 分かってこそ→ 165 00:11:13,623 --> 00:11:18,111 真に 人の幸 不幸が 見えるのかもしれません。 166 00:11:18,111 --> 00:11:23,816 僕など 生まれた時から 平凡な 人間ですから 不安で不安で…。 167 00:11:23,816 --> 00:11:28,116 だからこそ 人は人を愛せるのかもしれない。 168 00:11:31,758 --> 00:11:38,498 あなたは… あなたは 自分が 不安だから 花鹿が好きなの? 169 00:11:38,498 --> 00:11:40,983 ハッ! 170 00:11:40,983 --> 00:11:44,954 (兵士たちの話し声) 171 00:11:44,954 --> 00:11:49,108 何をしているんだ…。 このままでは 間に合いません。 172 00:11:49,108 --> 00:11:52,128 (ノエイ)強行突破するか。 173 00:11:52,128 --> 00:11:55,765 (兵士7)デモ隊が 王宮へ向かっている! (兵士6)なんだと! 174 00:11:55,765 --> 00:11:58,451 (兵士7)市民が大挙して こっちに向かってるんだ! 175 00:11:58,451 --> 00:12:02,321 (兵士6)バカな! (兵士7)外の守りを固めろ! 176 00:12:02,321 --> 00:12:05,121 (ノエイ)よし 行ったぞ! (セズン)今のうちです! 177 00:12:07,109 --> 00:12:10,112  心の声  花鹿は大丈夫だろうか…。 178 00:12:10,112 --> 00:12:15,785  心の声  ム… ム… ムムム… ムスターファ…。→ 179 00:12:15,785 --> 00:12:19,121 お… お前という奴はぁ~。 180 00:12:19,121 --> 00:12:22,625 何も怖がる事はないよ…。 181 00:12:22,625 --> 00:12:27,413 お堅い侍女で通っている君を 誰が疑うものか…。 182 00:12:27,413 --> 00:12:32,118 君は薬を飲まされて 眠っていた。 そうだろ? 183 00:12:32,118 --> 00:12:36,939 (ライサ)ユージィン様… ええ そうですわね。 184 00:12:36,939 --> 00:12:40,126 私… つい怖くて 取り乱してしまって…。 185 00:12:40,126 --> 00:12:45,181 (ユージィン)分かってるよ。 当然だ。 (ライサ)私を 嫌わないで下さいね。 186 00:12:45,181 --> 00:12:48,784 (ユージィン)そんな訳ないだろう。 (キスの音) 187 00:12:48,784 --> 00:12:52,121 ム…。 さぁ 行こう。 188 00:12:52,121 --> 00:12:56,559 ライサ 薬を飲むの 忘れないようにね。 (ライサ)はい。 189 00:12:56,559 --> 00:13:03,683 ひどいぞ 今のって! 色仕掛け っていうんだ! ああいうのは! 190 00:13:03,683 --> 00:13:08,387 彼女の頑な心を 開いてやったんだ。 えっ? 191 00:13:08,387 --> 00:13:12,108 あれで すぐに 次の恋人が できるさ。 192 00:13:12,108 --> 00:13:15,878 彼女の人生 楽しくなるというものだろ? 193 00:13:15,878 --> 00:13:19,115 ん… う~ん…。 194 00:13:19,115 --> 00:13:21,467 けど なんか納得できない! 195 00:13:21,467 --> 00:13:24,387 しっ! 第1神殿だ。 196 00:13:24,387 --> 00:13:29,108 すごい…。 近くで見ると大きい…。 197 00:13:29,108 --> 00:13:31,794  心の声  この神殿の奥深くに→ 198 00:13:31,794 --> 00:13:37,094 ルマティの おじいちゃん マハティ神座王が いるんだ…。 199 00:13:48,127 --> 00:13:52,365 立人たち まだ来てないみたい。 200 00:13:52,365 --> 00:13:56,452 (話し声と足音) あっ! 誰か来る! 201 00:13:56,452 --> 00:13:59,772 (リリカ)ここに来るのは 何年ぶりでしょう。 202 00:13:59,772 --> 00:14:02,124 (大祭司)今日は ご相談があるとか…。 203 00:14:02,124 --> 00:14:04,443 (リリカ)はい。 204 00:14:04,443 --> 00:14:07,013  心の声  ナジェイラの お母さんだ…。 205 00:14:07,013 --> 00:14:11,017 (リリカ)実は…。 (大祭司)ムッ! 誰です そこに いるのは! 206 00:14:11,017 --> 00:14:13,019 ハッ! (供の祭司)警備の者を…! 207 00:14:13,019 --> 00:14:15,521 待って! 話を聞いて! 208 00:14:15,521 --> 00:14:18,024 まぁ… 花鹿様…。 209 00:14:18,024 --> 00:14:22,295 私たち 明日 死刑になっちゃう 人を助けに来たの! 210 00:14:22,295 --> 00:14:25,781 でも その人 何も悪い事なんかしてない! 211 00:14:25,781 --> 00:14:28,951 ルマティを助けるために 働いていただけで! 212 00:14:28,951 --> 00:14:32,655 あなたは?! 花鹿・バーンズワースです。 213 00:14:32,655 --> 00:14:35,791 おおっ! なんという事でしょう。 214 00:14:35,791 --> 00:14:38,778 ここで 花鹿様に お会いするとは…。 215 00:14:38,778 --> 00:14:41,280 これは やはり 神の おぼし召し…。 216 00:14:41,280 --> 00:14:43,532 おばさん!? 大丈夫? 217 00:14:43,532 --> 00:14:45,518 リリカ様? 218 00:14:45,518 --> 00:14:52,124 (リリカ) 本日 大祭司様の下に伺ったのも この事を お話しするためでした。 219 00:14:52,124 --> 00:14:54,110 (大祭司)どういう事です? 220 00:14:54,110 --> 00:14:59,615 私の母 セレイラは マハティ陛下の 第二夫人であると同時に→ 221 00:14:59,615 --> 00:15:04,120 陛下の 最も よき 理解者でもありました。 222 00:15:04,120 --> 00:15:08,574 陛下は母だけに その秘密を 打ち明けられたのです。 223 00:15:08,574 --> 00:15:11,594 秘密? 224 00:15:11,594 --> 00:15:17,283 (サレハ)ローゼンタール家としても 国王の退位は お望みでしょう?→ 225 00:15:17,283 --> 00:15:20,119 イズマル殿下を 押してきたのですから。 226 00:15:20,119 --> 00:15:23,789 その根回しに 金が必要という訳ですか。 227 00:15:23,789 --> 00:15:26,342 決して 損はないと 思いますが。 228 00:15:26,342 --> 00:15:31,864 実は 父が引退し 後任は この私が引き継ぐ事になりました。 229 00:15:31,864 --> 00:15:36,452 えっ!? (カール)既に 取締役会では 承認されました。→ 230 00:15:36,452 --> 00:15:39,105 ローゼンタールも 今までとは違う。 231 00:15:39,105 --> 00:15:44,694 つまり あなた方との関係も これきり という事です。 失礼。 232 00:15:44,694 --> 00:15:47,613 (サレハ)ま 待って下さい! 233 00:15:47,613 --> 00:15:49,615 あっ! 234 00:15:49,615 --> 00:15:54,120 これは カール・ローゼンタール様ですか。 はい。 235 00:15:54,120 --> 00:15:58,124 (クインザ)お名前は ナジェイラ殿下から よく伺っています。 (ドアを閉じる音) 236 00:15:58,124 --> 00:16:02,945 初めまして。 クインザ・ハフェズと申します。 237 00:16:02,945 --> 00:16:04,947 あなたが…。 238 00:16:04,947 --> 00:16:07,116 お帰りはヘリで? ええ。 239 00:16:07,116 --> 00:16:10,953 ちょうど 特務のナムカ隊長一行が 出発しますので→ 240 00:16:10,953 --> 00:16:14,924 すぐには たてない かもしれませんね。 そうですか。 241 00:16:14,924 --> 00:16:19,628 ナジェイラ殿下も なにやら今日は 気弱になられている様子。 242 00:16:19,628 --> 00:16:22,415 後で 送って差し上げて 下さいませんか? 243 00:16:22,415 --> 00:16:26,052 分かりました。 では そのように。 244 00:16:26,052 --> 00:16:31,407  心の声  なるほど…。 クインザ 油断のならない目をしている。 245 00:16:31,407 --> 00:16:33,626 (カール)では 失礼。 246 00:16:33,626 --> 00:16:37,780 (ドアの開閉音) 247 00:16:37,780 --> 00:16:44,120 サレハ様 実は この度 陛下は ご結婚を決意されました。 えっ!? 248 00:16:44,120 --> 00:16:48,607 お相手は ナジェイラ殿下です。 なんですって!? 249 00:16:48,607 --> 00:16:51,944  心の声  王妃ともなれば ナジェイラの力は侮れん…。 250 00:16:51,944 --> 00:16:55,114 ローゼンタールとの関係も 断たれるとなると→ 251 00:16:55,114 --> 00:16:58,918 イズマルを押すのは 考え直した方が よさそうだ。 252 00:16:58,918 --> 00:17:03,122 陛下も サレハ様には いろいろ世話をかけたと。 253 00:17:03,122 --> 00:17:07,126 これは 陛下から サレハ様へ。 はっ 陛下から!? 254 00:17:07,126 --> 00:17:12,114 陛下も 近ごろは 良くなられましてね。→ 255 00:17:12,114 --> 00:17:19,088 何といいましょうか… 子供に戻られたような ご様子で。 256 00:17:19,088 --> 00:17:22,088  心の声  (サレハ)退行して 子供に戻っているという訳か。 257 00:17:24,794 --> 00:17:28,798 (サレハ)スイッチのようですが…。 何かの おもちゃでしょう。 258 00:17:28,798 --> 00:17:31,617 まぁ 陛下の お遊びに おつきあい下さい。 259 00:17:31,617 --> 00:17:34,620 (サレハ)ここを押せば いいんですね。 (スイッチの起動音)ピッ! 260 00:17:34,620 --> 00:17:36,622 (爆発音) 261 00:17:36,622 --> 00:17:38,624 な 何事だ! 262 00:17:38,624 --> 00:17:40,776 (クインザ)爆発したのは ヘリのようですね。 263 00:17:40,776 --> 00:17:43,779 ヘリ? …まさか ナムカたちの乗った?! 264 00:17:43,779 --> 00:17:48,117 陛下も 困った遊びを ご所望されたものですねぇ…。 265 00:17:48,117 --> 00:17:50,853 はっ…! ま まさかっ…! 266 00:17:50,853 --> 00:17:55,653 恐ろしい事を なさいましたねぇ…。 サレハ様。 267 00:17:57,610 --> 00:18:02,631 (サレハ)あぁぁ… ああぁぁ…。 268 00:18:02,631 --> 00:18:07,636 ♪♪~ 269 00:18:07,636 --> 00:18:12,291 (カール)今の爆発は…。 (ナジェイラ)特務のナムカたちが 乗ったヘリよ。 270 00:18:12,291 --> 00:18:16,695 テロでしょうか? 私たちも 巻き込まれるところでした。 271 00:18:16,695 --> 00:18:19,698 (ナジェイラ)やったのは クインザよ…。 えっ…。 272 00:18:19,698 --> 00:18:24,186 (ナジェイラ)あの神託の意味が… ようやく分かった…。 273 00:18:24,186 --> 00:18:27,173 ナジェイラ殿下…? 274 00:18:27,173 --> 00:18:32,628 確かに クインザは 私を退屈させない男よ! 275 00:18:32,628 --> 00:18:36,128 恐怖で震えれば 退屈なんか しないもの…。 276 00:18:38,117 --> 00:18:43,117  心の声  あの男には 花鹿の秘密を 絶対に知られてはならない。 277 00:18:49,178 --> 00:18:55,284 マハティ陛下は かつてニューヨークで 一人の女性を愛されました。→ 278 00:18:55,284 --> 00:18:59,455 その女性は 陛下の前から 姿を消しましたが→ 279 00:18:59,455 --> 00:19:05,110 彼女の おなかには 既に 陛下の お子が…。→ 280 00:19:05,110 --> 00:19:09,782 陛下の願いで 母は この女性の行方を調べさせ→ 281 00:19:09,782 --> 00:19:14,620 子供の事を 突き止めたのです。→ 282 00:19:14,620 --> 00:19:18,123 ハリー・バーンズワース…。→ 283 00:19:18,123 --> 00:19:23,123 あなたの お父様は ラギネイの王となる方だったのです。 284 00:19:26,115 --> 00:19:29,118  心の声  うそ…。 285 00:19:29,118 --> 00:19:34,623 それが本当ならば 今の第1王位継承者は…。 286 00:19:34,623 --> 00:19:37,626 ソマンドでも ルマティでもない…。 287 00:19:37,626 --> 00:19:40,779 紛れもなく ここにいる… 花鹿! 288 00:19:40,779 --> 00:19:46,252 ま 待ってよ! そんな急に 言われても 私 わかんないよ! 289 00:19:46,252 --> 00:19:51,790  心の声  ハリー会長は 知っていたんだ。 だから花鹿の身を案じた。→ 290 00:19:51,790 --> 00:19:54,793 「夫探し」というのは口実…。→ 291 00:19:54,793 --> 00:19:58,993 花鹿を 命をかけて 守り抜ける男を探そうと。 292 00:20:00,950 --> 00:20:03,786 (立人)花鹿! あっ! 立人!? 293 00:20:03,786 --> 00:20:06,789 立人! 294 00:20:06,789 --> 00:20:08,791 (立人)一体 何があった? 295 00:20:08,791 --> 00:20:13,345 立人は知ってたの? ダッドが マハティ王の子供だって。 296 00:20:13,345 --> 00:20:16,799 ハッ…! 花鹿…。 297 00:20:16,799 --> 00:20:20,853 何をバカな! 誰が そんな事を…。 もういい! 298 00:20:20,853 --> 00:20:24,440 何年 一緒にいると 思ってるんだ…。 299 00:20:24,440 --> 00:20:30,362 立人が 動揺するなんて… 本当に 本当なんだね…。 300 00:20:30,362 --> 00:20:32,448 花鹿…。 301 00:20:32,448 --> 00:20:34,450 やっと分かったよ…。 302 00:20:34,450 --> 00:20:39,150 私が ラギネイに近づくのを 立人が あんなに嫌った訳が。 303 00:20:42,791 --> 00:20:45,110 一人 この秘密を持ったまま→ 304 00:20:45,110 --> 00:20:48,310 日の国へは行けないと 思っておりました。 305 00:20:50,249 --> 00:20:55,621 (ノエイ) 知らなかったとはいえ 数々の ご無礼 お許し下さい! 殿下! 306 00:20:55,621 --> 00:21:00,426 あ あぁ…。 どうか皆さん! 過ぎた事と忘れてほしい! 307 00:21:00,426 --> 00:21:03,128 立人…。 308 00:21:03,128 --> 00:21:06,181 花鹿に いらぬ重責を 負わせないで下さい! 309 00:21:06,181 --> 00:21:09,184 …分かりました。 310 00:21:09,184 --> 00:21:13,689 花鹿様 とにかく ここは危険です。 早く脱出を! 311 00:21:13,689 --> 00:21:16,458 うん…。 312 00:21:16,458 --> 00:21:20,779  心の声 どうして こんなに この国の事が気になったのかも→ 313 00:21:20,779 --> 00:21:22,781 やっと分かった。 314 00:21:22,781 --> 00:21:30,122  回想  (キャスリーン)でも 一度だけ 男の子の 涙を見て 感動した事があるの…。 315 00:21:30,122 --> 00:21:35,127 なんて きれいなのって 心の底から思った…。→ 316 00:21:35,127 --> 00:21:38,127 これが恋なんだって…。 317 00:21:41,116 --> 00:21:46,438  心の声  「キャスリーンは最後まで あなたの事を 愛してたよ」って伝えたいけど→ 318 00:21:46,438 --> 00:21:50,909 とても そんな時間ない。 …悔しいなあ。 319 00:21:50,909 --> 00:21:56,448 お気持ちは 分かりますが 花鹿様 例え 国王陛下でも→ 320 00:21:56,448 --> 00:21:59,451 あの方には お会いできないのです。 321 00:21:59,451 --> 00:22:03,956 知ってます。 神座王って 大祭司様しか 会えないんでしょ。 322 00:22:03,956 --> 00:22:07,609 でも そんなの変! 何の意味もない。 323 00:22:07,609 --> 00:22:10,946 変な事は 変えていけば いいよね! はっ…。 324 00:22:10,946 --> 00:22:14,616 ルマティが 王様になれば きっと変えてくれる! 325 00:22:14,616 --> 00:22:18,316 それまで 楽しみに とっておきます! それじゃ! 326 00:22:24,610 --> 00:22:30,799 (大祭司)リリカ様 私は先程まで 半信半疑だったのですよ。→ 327 00:22:30,799 --> 00:22:33,452 しかし 今 確信しました。 328 00:22:33,452 --> 00:22:37,322 花鹿様は 確かに マハティ様の御孫…。 329 00:22:37,322 --> 00:22:41,944 陛下も あのように振り返って 私に言われた。 330 00:22:41,944 --> 00:22:44,713  回想  (マハティ)この世にはな 変えようという→ 331 00:22:44,713 --> 00:22:50,119 強い意志をもって当たれば 変えられないものなど ないのだ。 332 00:22:50,119 --> 00:22:55,607 (大祭司) そして陛下は その お言葉どおり その強い ご意志をもって→ 333 00:22:55,607 --> 00:23:00,195 この国を 近代化へ 引っ張っていかれたのだ! 334 00:23:00,195 --> 00:23:08,437 ♪♪~(エンディング・テーマ) ♪♪「悲しいほど 遠くに感じる」 335 00:23:08,437 --> 00:23:15,777 ♪♪「君の心 探しはじめている」 336 00:23:15,777 --> 00:23:22,618 ♪♪「いつも そばにいて 守られていたから」 337 00:23:22,618 --> 00:23:29,274 ♪♪「ねぇ 独りじゃ 恐いんだ」 338 00:23:29,274 --> 00:23:36,782 ♪♪「流れる時間なんて みんな同じなのに…」 339 00:23:36,782 --> 00:23:44,122 ♪♪「今 眠ってる? 泣いている? 笑顔でいて欲しい」 340 00:23:44,122 --> 00:23:51,446 ♪♪「溢れ出す 想いを 抱いて 会いに行くから」 341 00:23:51,446 --> 00:23:58,787 ♪♪「逸らさないで ちゃんと見て 君を信じてる」 342 00:23:58,787 --> 00:24:06,461 ♪♪「そう 誰も 知らない 二人だけの思い出は」 343 00:24:06,461 --> 00:24:13,919 ♪♪「強くて 美しい 時の碧い海」 344 00:24:13,919 --> 00:24:25,119 ♪♪「その腕 その胸に 私は生きている」