1 00:00:02,119 --> 00:00:12,112 ♪♪~(オープニング・テーマ) 2 00:00:12,112 --> 00:00:16,950 ♪♪「I know these eyes つめたいvoices」 3 00:00:16,950 --> 00:00:21,438 ♪♪「ゆれる My faint」 4 00:00:21,438 --> 00:00:26,443 ♪♪「多分少し afraid to run away」 5 00:00:26,443 --> 00:00:29,780 ♪♪「でも今は」 6 00:00:29,780 --> 00:00:34,451 ♪♪「このまま時を 抱きしめたい」 7 00:00:34,451 --> 00:00:38,939 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 8 00:00:38,939 --> 00:00:43,610 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 9 00:00:43,610 --> 00:00:48,115 ♪♪「とびたてる Break all the way」 10 00:00:48,115 --> 00:00:52,769 ♪♪「このまま時を I just want to be with you」 11 00:00:52,769 --> 00:00:57,107 ♪♪「あなたのそばに I’m dreaming one of days」 12 00:00:57,107 --> 00:01:01,978 ♪♪「約束の空 見上げるとき」 13 00:01:01,978 --> 00:01:06,433 ♪♪「I know I can change all the way」 14 00:01:06,433 --> 00:01:20,780 ♪♪「このまま I just want to」 15 00:01:20,780 --> 00:01:30,080 ♪♪~ 16 00:01:35,111 --> 00:01:38,611 (ジェット機の飛行音) 17 00:01:41,101 --> 00:01:45,105 (曹)殿下 あと45分で ラギネイ上空です。 18 00:01:45,105 --> 00:01:51,778 (ルマティ)うん…。 もっと 心が はやると思ったが 妙に冷静だ。 19 00:01:51,778 --> 00:01:55,282 空港に降りられるか どうかも 分からないのにな。 20 00:01:55,282 --> 00:02:01,638 今は ただ 少しでも王宮の 近くへ… それだけを考えている。 21 00:02:01,638 --> 00:02:03,640 (シャッター音) あっ。 22 00:02:03,640 --> 00:02:06,443 取材の時間は作ると 申し上げたはずです! 23 00:02:06,443 --> 00:02:09,179 (ルマティ)構わない。 (曹)え? 24 00:02:09,179 --> 00:02:13,450 (エディ) さすが ルマティ王子 器が違うね。→ 25 00:02:13,450 --> 00:02:17,554 王様になったら 独占インタビュー 頼みますよ。 エディ! 26 00:02:17,554 --> 00:02:20,273 (記者)情報によれば 既に 空港には→ 27 00:02:20,273 --> 00:02:24,444 10万の群衆が ひしめいている ようですが 対応は? 28 00:02:24,444 --> 00:02:28,782 パニックは困るが どこかで 国民に 直接 語りかけたい。 29 00:02:28,782 --> 00:02:31,284 用意できるか? (記者たち)え!? 30 00:02:31,284 --> 00:02:34,120 し しかし 殿下の身に危険が…。 31 00:02:34,120 --> 00:02:38,124 (記者)いや 混乱を恐れて 軍も うかつに手出しできないのでは? 32 00:02:38,124 --> 00:02:41,444 (記者)そうだな。 (記者)王宮も さすがに 自重するんじゃないか。 33 00:02:41,444 --> 00:02:43,446 (記者)いやいや 危険だろ~。 34 00:02:43,446 --> 00:02:46,766 できるだけ 穏便に 事を運びたいんだ。 35 00:02:46,766 --> 00:02:51,788 その気持ちを 国民に伝えたい。 …侍従たちにもな。 36 00:02:51,788 --> 00:02:54,107 内乱になるのだけは 避けたいんだ。 37 00:02:54,107 --> 00:02:57,110 空港前の広場を 使ったら どうです? 38 00:02:57,110 --> 00:02:59,095 (記者)よし すぐ 連絡させよう。 39 00:02:59,095 --> 00:03:03,099 (記者)こりゃ 大ニュースだ! (記者)えらい騒ぎになるぞ! 40 00:03:03,099 --> 00:03:05,352 …殿下。 41 00:03:05,352 --> 00:03:09,940 指導者の頭に穴をあければ 世の中が変わる…。 42 00:03:09,940 --> 00:03:14,277 そんな考えの奴らは この世が 終わってもいなくなりはしないさ。 43 00:03:14,277 --> 00:03:19,115 無論 用心はするが 奴らを 怖がっていては 何も出来ないし→ 44 00:03:19,115 --> 00:03:23,119 そもそも 俺は 報復するつもりも ないんだ。 え!? 45 00:03:23,119 --> 00:03:28,108 (ルマティ) 欲の皮が突っ張った侍従でも 内政をやってきたのは 彼らだ。 46 00:03:28,108 --> 00:03:32,612 こちらが歩み寄れば 考えを変えて 協力するはず。 47 00:03:32,612 --> 00:03:37,334 兄上や イズマルを担いでも 国民は 納得しないだろうしな。 48 00:03:37,334 --> 00:03:41,104 それより 向こうでは 立人が 待っているんだろ? 49 00:03:41,104 --> 00:03:45,304 曹 お前 立人に 何を言うつもりだ? あ…。 50 00:03:48,345 --> 00:03:50,930 (ジェット機の飛行音) 51 00:03:50,930 --> 00:03:56,019 (イザベル)倣立人が?! どういう事なの!? ハリス! 52 00:03:56,019 --> 00:03:58,605 (ハリス)お静かに お願います。 イザベル様。 53 00:03:58,605 --> 00:04:00,674 (イザベル)いいから そこを どきなさい! 54 00:04:00,674 --> 00:04:04,044 (ハリス)お通しできません。 なんですって! 55 00:04:04,044 --> 00:04:08,948 (立人)すまない。 しばらく 連絡が 取れない状態が続いたものでね。 56 00:04:08,948 --> 00:04:12,102 (カール)いや 花鹿が無事なら いいんだ。 57 00:04:12,102 --> 00:04:14,120 それで 話というのは? 58 00:04:14,120 --> 00:04:18,124 (カール)できるだけ早く 花鹿を 連れて ラギネイを出た方がいい。 59 00:04:18,124 --> 00:04:24,114 無論 そのつもりだが ルマティ殿下の 帰国で 空港周辺は 大混乱だ。→ 60 00:04:24,114 --> 00:04:26,099 今 連れ出すのは 危険だろう。 61 00:04:26,099 --> 00:04:28,551 では とどまる つもりなのか? 62 00:04:28,551 --> 00:04:32,038 騒ぎが 収まるまでは…。 63 00:04:32,038 --> 00:04:37,060 父の容態が 落ち着いている間に 僕は 一度 アメリカに戻る。 64 00:04:37,060 --> 00:04:40,046 一緒に 花鹿を 連れて帰る事も できるが。 65 00:04:40,046 --> 00:04:44,117 いや それは 花鹿も望まんだろう。 66 00:04:44,117 --> 00:04:48,788 (カール)しかし 君も これ以上 倣を 留守にする訳には いかないだろ? 67 00:04:48,788 --> 00:04:54,110 これは すぐ 君の耳にも入る だろうから言うが 私は倣の…。 68 00:04:54,110 --> 00:04:56,096 (ドアが開く音) あっ! 69 00:04:56,096 --> 00:04:59,933 (ハリス)イザベル様! 姉さん 来客中だよ! 70 00:04:59,933 --> 00:05:06,122 知ってるわよ。 バーンズワースの手先が 一体 何の ご用かしら?→ 71 00:05:06,122 --> 00:05:08,441 お父様を 笑いに来たって訳? 72 00:05:08,441 --> 00:05:10,443 なっ 何をバカな! 73 00:05:10,443 --> 00:05:12,912 くっ! んぐっ んぐぐぐ! 74 00:05:12,912 --> 00:05:15,248 (カール)いいから 黙って! (立人)あぁ…。 75 00:05:15,248 --> 00:05:20,253 (カール)し 失礼した。 今 姉は 混乱しているもので。 76 00:05:20,253 --> 00:05:24,953 (立人) 気にしないでくれ。 お父さんの 大変な時だ。 無理もない。 77 00:05:27,243 --> 00:05:30,780 お止めしたのですが 申し訳ありません。 78 00:05:30,780 --> 00:05:34,434 いや むしろ 私は カールに同情したよ。 はあ…。 79 00:05:34,434 --> 00:05:36,453 あ!? 80 00:05:36,453 --> 00:05:44,377 (軍靴の硬い足音) 81 00:05:44,377 --> 00:05:49,399 どうなさいました? この病院には 軍人が よく出入りするのか? 82 00:05:49,399 --> 00:05:52,368 軍人? あまり 見かけませんが。 83 00:05:52,368 --> 00:05:55,872 軍人なら 軍病院に 入院するのでは? 84 00:05:55,872 --> 00:06:01,945  心の声 妙だ 今の男から 殺気のようなものを感じた。 85 00:06:01,945 --> 00:06:05,098 僕に 何を言っても 構いませんが→ 86 00:06:05,098 --> 00:06:09,102 これ以上 ローゼンタールの名を 汚す ような まねは やめて下さい! 87 00:06:09,102 --> 00:06:11,454 うっ! うぅぅ~! 88 00:06:11,454 --> 00:06:13,773 よくも私に そんな口を! 89 00:06:13,773 --> 00:06:16,443 お父様を あんな目に遭わせた あんたに→ 90 00:06:16,443 --> 00:06:20,180 そんな事 言われる覚えは ないわ! 91 00:06:20,180 --> 00:06:23,950 (灰皿が割れる音) (カール)ハッ! 92 00:06:23,950 --> 00:06:25,935 危ない! きゃあ! 93 00:06:25,935 --> 00:06:29,672 ぐあっ~! あっ! 94 00:06:29,672 --> 00:06:32,192 はっ…! ヒィィ~ッ! や やめろ! 95 00:06:32,192 --> 00:06:34,444 カール! 96 00:06:34,444 --> 00:06:37,444 (銃声と シャンデリアが割れる音) (イザベル)ぎゃああ~! 97 00:06:43,169 --> 00:06:48,174 (立人)カール! 大丈夫か? (カール)あ ああ かすっただけだ。 98 00:06:48,174 --> 00:06:50,176 カール様! (看護師)ハッ! 99 00:06:50,176 --> 00:06:53,596 (立人)犯人を! その程度の傷じゃ 死なんはずだ。 100 00:06:53,596 --> 00:06:56,282 (看護師)は はい。 101 00:06:56,282 --> 00:07:00,236 死んでます。 毒を含んでいたようです。 102 00:07:00,236 --> 00:07:05,408 刺客に 軍人を使うという事は 王宮の仕業か。 103 00:07:05,408 --> 00:07:08,111 冗談じゃない! ぐっ! 104 00:07:08,111 --> 00:07:11,748 いくら なんでも 刺客を 送られるような 心当たりは…。 105 00:07:11,748 --> 00:07:14,734 こ… こ 殺し屋…。 106 00:07:14,734 --> 00:07:18,738 王宮の… 私を 殺しに? 107 00:07:18,738 --> 00:07:22,442 姉さん?! まさか! 108 00:07:22,442 --> 00:07:25,612 (カール)心当たりが あるなら 言って下さい。→ 109 00:07:25,612 --> 00:07:27,780 このままだと また来ますよ! ヒッ! 110 00:07:27,780 --> 00:07:33,786 ク クインザよ! あいつ 花鹿の秘密を私が知ってるから! 111 00:07:33,786 --> 00:07:36,239 秘密? 112 00:07:36,239 --> 00:07:39,442 ひどい! せっかく 教えて やったのに! 113 00:07:39,442 --> 00:07:43,780 (カール)クインザに 何を言ったんだ! あんたが悪いのよ カール! 114 00:07:43,780 --> 00:07:47,283 あんたが お父様を 裏切ったりするから! 115 00:07:47,283 --> 00:07:51,254 だから クインザに 花鹿の出生の秘密を! なっ! 116 00:07:51,254 --> 00:07:53,254 …くっ! 117 00:07:55,241 --> 00:07:59,012 (イザベル)あんたが お父さんを…! あ… ああ…。 カール様。 118 00:07:59,012 --> 00:08:01,080  心の声 出ない! 119 00:08:01,080 --> 00:08:03,116 カール 車を借りる! 120 00:08:03,116 --> 00:08:06,803 待て! 私も行く! いけません! その体では! 121 00:08:06,803 --> 00:08:12,003 放せ! 花鹿が… 花鹿が… 殺される…! 122 00:08:15,612 --> 00:08:22,318  心の声 なんて事だ! ローゼンタール家の内紛が 花鹿を殺す! 123 00:08:22,318 --> 00:08:26,818  心の声 花鹿! …どうか 間に合ってくれ! 124 00:08:31,945 --> 00:08:36,599  心の声 立人たち もう 空港に着いたかな…。→ 125 00:08:36,599 --> 00:08:39,499 騒ぎに ならなきゃ いいけど…。 126 00:08:44,107 --> 00:08:49,579  心の声 (クインザ)後は 私が この禍根を断つだけだ。 127 00:08:49,579 --> 00:08:58,571 (群衆の歓喜の声) 128 00:08:58,571 --> 00:09:01,374 (群衆の歓声と シャッター音) 129 00:09:01,374 --> 00:09:08,074 (群衆の歓声) 130 00:09:17,557 --> 00:09:21,544 (群衆の ざわめき) 131 00:09:21,544 --> 00:09:24,113  心の声 (ユージィン) こりゃ 想像以上だな。→ 132 00:09:24,113 --> 00:09:27,784 ここに ルマティが現れたら すごい騒ぎになるぞ。 133 00:09:27,784 --> 00:09:30,553 (ノエイ)ユージィン! ん!? 134 00:09:30,553 --> 00:09:34,557 ノエイ。 (ノエイ)まさか 会えるとはな。 135 00:09:34,557 --> 00:09:37,110 目立つのも たまには便利だ。 136 00:09:37,110 --> 00:09:39,112 軍は? 動くのか? 137 00:09:39,112 --> 00:09:44,412 いや。 今も 出動命令は出てないし 出たとしても 軍は動かない。 138 00:09:48,788 --> 00:09:53,776 (ユージィン)すごい数のマスコミだな。 あちこちに テレビクルーも陣取ってる。 139 00:09:53,776 --> 00:09:58,114 (ノエイ)国王の凱旋だ。 そりゃ 見ものだろ。 (ユージィン)国王? 140 00:09:58,114 --> 00:10:01,117 国王さ もう…。 141 00:10:01,117 --> 00:10:06,773 ソマンド陛下の精神状態が 君の情報どおりなら なおさらだ。 142 00:10:06,773 --> 00:10:11,844 つらいところだな。 ソマンド陛下は 元は君の主筋だろう。 143 00:10:11,844 --> 00:10:15,932 いや かえって安心した。 ん? 144 00:10:15,932 --> 00:10:18,785 (ノエイ)これで 少なくとも 処刑は なくなった。 145 00:10:18,785 --> 00:10:21,537 ルマティ殿下が お帰りになる前に→ 146 00:10:21,537 --> 00:10:24,440 革命が起こるのが 一番 怖かったのだ。 147 00:10:24,440 --> 00:10:27,276 [℡] ん? 148 00:10:27,276 --> 00:10:30,276 私だ。 何か あったのか? 149 00:10:32,281 --> 00:10:34,267 殿下の演説?! は!? 150 00:10:34,267 --> 00:10:37,437 この空港でか! 151 00:10:37,437 --> 00:10:40,673 (管制官)これ以上 お待たせ するのは 無礼というもの! 152 00:10:40,673 --> 00:10:43,793 (管制官)入国拒否か 許可されるのか。→ 153 00:10:43,793 --> 00:10:46,779 ルマティ殿下は 既に 30分も 機内で お待ちです。 154 00:10:46,779 --> 00:10:50,783 (侍従A)しかし 陛下も侍従長も いまだ 何の回答も…。 155 00:10:50,783 --> 00:10:53,119 (管制官)特務の見解は どうなのです!? 156 00:10:53,119 --> 00:10:56,773 (特務警察)指揮官が いなくては なんとも…。 157 00:10:56,773 --> 00:11:01,844 (祭司) 教会は 大祭司様の特命により 受け入れを表明しています。→ 158 00:11:01,844 --> 00:11:06,783 今朝の閣僚逮捕といい 近ごろの王宮の やり方は…。 159 00:11:06,783 --> 00:11:09,952 (特務警察)我々も 陛下の ご命令に 従ったまでであって…。 160 00:11:09,952 --> 00:11:14,624 (祭司) 「命令 命令」と言われるが陛下から 直接それを聞いた者は誰なのです。 161 00:11:14,624 --> 00:11:16,609 (侍従B)いや それは…。 162 00:11:16,609 --> 00:11:20,613 それで 一体 どうなさるのです? 163 00:11:20,613 --> 00:11:22,765 (管制官)王宮の結論は!? 164 00:11:22,765 --> 00:11:26,436 (国防大臣)いったん ホテルに お連れするのが よいでしょう。 165 00:11:26,436 --> 00:11:32,975 国防大臣! それに 陸軍の レザト将軍に 海軍のロパス総督まで…。 166 00:11:32,975 --> 00:11:36,612 軍は ルマティ殿下を 支持されるのですか? 167 00:11:36,612 --> 00:11:41,684 (国防大臣) いや。 しかし このまま機内に 足止めするよりは いいでしょう。 168 00:11:41,684 --> 00:11:44,253 (侍従A)しかし 上に無断で…。 169 00:11:44,253 --> 00:11:47,607 (レザト)何かの時は 私が責任を取ろう。 170 00:11:47,607 --> 00:11:50,109 とにかく 機内へ お出迎えに行かねば。 171 00:11:50,109 --> 00:11:54,009 (侍従A)で では 私共も一緒に! (特務警察)無論 我々も! 172 00:11:57,984 --> 00:12:00,984 や~れやれ やっと お出ましか。 173 00:12:02,939 --> 00:12:07,139 (レザト)殿下は どちらに? (曹)あちらです。 どうぞ。 174 00:12:10,113 --> 00:12:15,218 国防大臣 レザトに ロパスも… 久しいな。 175 00:12:15,218 --> 00:12:18,304  心の声 (国防大臣)これは…。  心の声 (侍従A)この方は…。 176 00:12:18,304 --> 00:12:22,542 出迎え 大儀である。 兄上は 元気か? 177 00:12:22,542 --> 00:12:24,544 (侍従A)は! (侍従B)ははっ! 178 00:12:24,544 --> 00:12:28,114 (侍従A)殿下 よく ご無事で お帰りになられました! 179 00:12:28,114 --> 00:12:34,604 フフ… お前たち 良いのか? 私は 追放になった身だぞ。→ 180 00:12:34,604 --> 00:12:37,773 そのように 簡単に ひざまずいて どうする。 181 00:12:37,773 --> 00:12:41,544  心の声 とても2年前の あの やんちゃな殿下とは思えん。 182 00:12:41,544 --> 00:12:44,797  心の声 これは 勝負にならん。 183 00:12:44,797 --> 00:12:49,619 王宮の者がいるなら ちょうどよい。 よく聞け。 184 00:12:49,619 --> 00:12:54,307 私は内乱は望まぬ。 2年前の件も 不問にするつもりだ。 185 00:12:54,307 --> 00:12:56,309  心の声 (特務警察)圧倒される…。 186 00:12:56,309 --> 00:12:59,779 私に 力を貸してくれるなら 何も言わん。 187 00:12:59,779 --> 00:13:02,448 それは 兄上も同じ。 188 00:13:02,448 --> 00:13:05,368 流さなくてよい血なら 流したくない。 189 00:13:05,368 --> 00:13:07,386  心の声 この少年は…。 190 00:13:07,386 --> 00:13:09,772 (ルマティ)兄上に こう伝えよ。→ 191 00:13:09,772 --> 00:13:15,111 「これからは このルマティが 守って差し上げる」とな。 192 00:13:15,111 --> 00:13:17,780  心の声  (特務警察)既に 王なのだ! 193 00:13:17,780 --> 00:13:23,102 (ルマティ)私は今日 その事を 国民に 直接 話すつもりだ。 194 00:13:23,102 --> 00:13:25,571 (ロパス)ま まさか。 (ルマティ)警備は 任せる。 195 00:13:25,571 --> 00:13:27,573 (ルマティ)お前! (特務警察)はっ!? 196 00:13:27,573 --> 00:13:29,742 元近衛隊の者だったな。 197 00:13:29,742 --> 00:13:33,946 し しかし… 私は 現在 特務警察の…。 198 00:13:33,946 --> 00:13:38,517 (ルマティ)そんなものは知らん。 近衛は 王族の警護をする者。 199 00:13:38,517 --> 00:13:42,622 その誇りが まだ あれば… だが。 200 00:13:42,622 --> 00:13:45,775 (特務警察)ははっ! この命に代えましても! 201 00:13:45,775 --> 00:13:49,495 侍従。 (侍従A) はっ! 殿下の ご意志ならば。 202 00:13:49,495 --> 00:13:54,116  心の声 ラギネイにおける 王族の威力とは すごいものだ。→ 203 00:13:54,116 --> 00:13:58,104 それに ルマティ殿下の 個人的魅力が加われば→ 204 00:13:58,104 --> 00:14:00,172 敵対勢力であった者でさえ…。→ 205 00:14:00,172 --> 00:14:02,174 (群衆の歓声) 206 00:14:02,174 --> 00:14:04,443  心の声 (曹)問題は演説だ。→ 207 00:14:04,443 --> 00:14:08,781 国民の中には 王制そのものに 反感を持つ者も多い。→ 208 00:14:08,781 --> 00:14:12,685 彼らを どうやって 押さえるのですか… 殿下。 209 00:14:12,685 --> 00:14:15,085 (物音) (花鹿)えっ!? 210 00:14:17,173 --> 00:14:20,173 何? 今の音…。 211 00:14:24,113 --> 00:14:26,182 ねえ… どうしたの? 212 00:14:26,182 --> 00:14:34,607 ♪♪~ 213 00:14:34,607 --> 00:14:37,807  心の声 なんだろう… この 嫌な感じ…。 214 00:14:39,679 --> 00:14:41,679 誰か いな… あっ! 215 00:14:44,617 --> 00:14:48,517 あっ! (クインザ) お迎えに参りました。 花鹿様。 216 00:14:50,556 --> 00:14:54,110 (クインザ)私と一緒に おいで下さい。 217 00:14:54,110 --> 00:14:56,112 クインザ…。 218 00:14:56,112 --> 00:15:00,750 お急ぎを。 ご覧のとおり ここは危険です。 219 00:15:00,750 --> 00:15:05,104 …その人たち 死んでるの? 220 00:15:05,104 --> 00:15:08,791  心の声 駄目…。 「行っては駄目」って声がする。 221 00:15:08,791 --> 00:15:12,745 説明は後で。 さあ お早く。 222 00:15:12,745 --> 00:15:15,498  心の声 行っては駄目!→ 223 00:15:15,498 --> 00:15:17,516 危険だ! 224 00:15:17,516 --> 00:15:20,002 花鹿様! 225 00:15:20,002 --> 00:15:22,772 (ドアを閉じ 鍵を締める音) 226 00:15:22,772 --> 00:15:26,108 あっ! 立人! 227 00:15:26,108 --> 00:15:29,111 ハッ…。  心の声 切られてる! 228 00:15:29,111 --> 00:15:31,447 ≪(クインザ)花鹿様。→ はっ! 229 00:15:31,447 --> 00:15:37,770 どうなさったのです。 このクインザを お疑いとは 悲しいですね。→ 230 00:15:37,770 --> 00:15:40,873 さあ ここを開けて下さい。 231 00:15:40,873 --> 00:15:43,876 やめて クインザ! 嘘をつかないで! 232 00:15:43,876 --> 00:15:47,880 嘘…。 ≪あなたの言葉は みんな嘘だ! 233 00:15:47,880 --> 00:15:52,118 私には分かる。 ひどい嘘は 悪い運を呼ぶ! 234 00:15:52,118 --> 00:15:54,136 どうして そんな事をするんだ!? 235 00:15:54,136 --> 00:16:00,209 フフ… それもギヴォリ島の 土俗信仰ですか? 236 00:16:00,209 --> 00:16:04,213 ≪…もう一つ ありましたね。→ 237 00:16:04,213 --> 00:16:06,782 ≪魂の復活。 うっ…。 238 00:16:06,782 --> 00:16:08,951 ≪なかなかユニークな 信仰ですね。 239 00:16:08,951 --> 00:16:14,940 死者は 残された者の 思いが強いと 天国へ行かず→ 240 00:16:14,940 --> 00:16:23,115 自らの魂に近い魂を持つ者に 入り込み 復活を目指す。 241 00:16:23,115 --> 00:16:25,101 安心なさって下さい。 242 00:16:25,101 --> 00:16:28,938 それでいくと あなたは 必ず復活できます。 243 00:16:28,938 --> 00:16:31,941 ≪私も 二度まで 殺しはしません。 244 00:16:31,941 --> 00:16:37,930 私が殺したいのは花鹿・バーンズワースの 体だけなのだから! 245 00:16:37,930 --> 00:16:40,630 (2発の銃声) 246 00:16:42,768 --> 00:16:47,790  心の声 今日という この日に なぜ 花鹿を一人にしたのか!→ 247 00:16:47,790 --> 00:16:50,709 花鹿の そばを 離れるんじゃなかった! 248 00:16:50,709 --> 00:16:52,711 (ドアが開く音) 249 00:16:52,711 --> 00:17:10,279 ♪♪~ 250 00:17:10,279 --> 00:17:12,598  心の声  (立人)どうか間に合ってくれ!→ 251 00:17:12,598 --> 00:17:15,618 誰か …誰でもいい!→ 252 00:17:15,618 --> 00:17:18,454 花鹿を助けてくれ!→ 253 00:17:18,454 --> 00:17:22,792 今まで 神に祈った事など なかったが→ 254 00:17:22,792 --> 00:17:27,780 千年 この地を守ってきた神よ! どうか聞いて下さい。→ 255 00:17:27,780 --> 00:17:30,099 あなたの愛し子を お守り下さい。→ 256 00:17:30,099 --> 00:17:34,770 犠牲が必要なら この私を。→ 257 00:17:34,770 --> 00:17:41,477 彼女は本来 あなたの言葉を 最も近くで 聴くはずでした。 258 00:17:41,477 --> 00:17:43,462 えいっ! 259 00:17:43,462 --> 00:17:47,099 うっ うぅっ! 260 00:17:47,099 --> 00:17:51,337  心の声 失敗した…。 部屋に 武器を置いとくんだった。→ 261 00:17:51,337 --> 00:17:56,108 今更 しかたない! もうすぐ 寅之介が帰ってくる。→ 262 00:17:56,108 --> 00:17:59,108 それまで 時間を稼ぐんだ。 263 00:18:01,130 --> 00:18:03,130 うっ…! あっ。 264 00:18:05,184 --> 00:18:08,137 うっ… くっ… くっ… うっ。 265 00:18:08,137 --> 00:18:12,137 うっ… ハァハァハァ… あっ! 266 00:18:15,678 --> 00:18:17,680 くっ…。 267 00:18:17,680 --> 00:18:26,172 ♪♪~ 268 00:18:26,172 --> 00:18:28,174 うっ! 269 00:18:28,174 --> 00:18:30,176 えいっ! 270 00:18:30,176 --> 00:18:32,178 はっ! 271 00:18:32,178 --> 00:18:34,178 うわぁ~! 272 00:18:40,119 --> 00:18:43,119 くっ くっ… うっ うう… うぅ… う…。 273 00:18:45,107 --> 00:18:49,107  心の声 絶対…! 絶対 助けに来てくれる…。 274 00:18:51,614 --> 00:18:53,616 うっ! 275 00:18:53,616 --> 00:18:57,286  心の声 それまでは…! (クインザ)さすがに身が軽い。 276 00:18:57,286 --> 00:19:01,607 それも カリブ仕込みですか? クインザ! 277 00:19:01,607 --> 00:19:04,610  心の声 もう… 追いつかれた。 278 00:19:04,610 --> 00:19:08,781 「逃げるな!」と言っても 無駄でしょうが→ 279 00:19:08,781 --> 00:19:15,120 逃げようとすればするほど 狙いが 定まらず 傷つける確率が増える。 280 00:19:15,120 --> 00:19:19,358 私は あなたを苦しめて 殺したくは ないのですよ。 281 00:19:19,358 --> 00:19:21,610 どうして クインザ! 282 00:19:21,610 --> 00:19:25,114 私 分からない! なぜ 私を狙うの? 283 00:19:25,114 --> 00:19:27,433 ルマティだって 帰ってくるのに! 284 00:19:27,433 --> 00:19:30,102 あなたが 一番喜んでいい この日に。 285 00:19:30,102 --> 00:19:34,840 私だって ルマティの味方なのに! どうして!? 286 00:19:34,840 --> 00:19:37,843 だからこそ… です。 287 00:19:37,843 --> 00:19:42,114 クインザ…。 ハッ!  心の声 まさか 知って…。 288 00:19:42,114 --> 00:19:46,619 クインザ! 私 王位に興味なんかないよ! 289 00:19:46,619 --> 00:19:51,106 私もダッドも 遠くから この国の 人たちを見ていたいだけなんだ! 290 00:19:51,106 --> 00:19:54,476  心の声 なぜ…。 291 00:19:54,476 --> 00:19:58,547 マハティ陛下は このような過ちを…。 292 00:19:58,547 --> 00:20:03,118 真の王が 誕生しようとしている この時に…→ 293 00:20:03,118 --> 00:20:06,472 なぜ 過去の悪夢が よみがえるのか。 294 00:20:06,472 --> 00:20:08,474 クイ…。 295 00:20:08,474 --> 00:20:14,480 それとも これは 私が 試されているのか。 296 00:20:14,480 --> 00:20:18,601 私の王のため 私が どこまで やれるかを! 297 00:20:18,601 --> 00:20:20,601 くっ! 298 00:20:25,741 --> 00:20:28,243 うっ! うっ うっ…。 299 00:20:28,243 --> 00:20:31,113 くっ く… くく…。 300 00:20:31,113 --> 00:20:33,115 ハッ! 301 00:20:33,115 --> 00:20:35,334 無駄だと言ったでしょう。 302 00:20:35,334 --> 00:20:37,353  心の声 神様! 303 00:20:37,353 --> 00:20:42,358 だが これで 銃を使わずに済みます。 304 00:20:42,358 --> 00:20:44,443 あっ! 305 00:20:44,443 --> 00:20:46,945 あなたも 王家の血を引く者。 306 00:20:46,945 --> 00:20:51,116 王家は 太陽の神 ラギ神の代理人。 307 00:20:51,116 --> 00:20:54,853 その者を 銃で殺すなど 本位では なかった。 308 00:20:54,853 --> 00:20:58,841  心の声 駄目! 大丈夫です。 花鹿様。 309 00:20:58,841 --> 00:21:01,777 あなたは 日の国へ行ける! 310 00:21:01,777 --> 00:21:04,446  心の声 誰か! 311 00:21:04,446 --> 00:21:06,532 立人… 立人! 312 00:21:06,532 --> 00:21:09,051 お許しを~! 立人~! 313 00:21:09,051 --> 00:21:11,051 (銃声) 314 00:21:13,105 --> 00:21:15,105 あ…? 315 00:21:22,414 --> 00:21:25,414 あぁ… あっ! 316 00:21:29,905 --> 00:21:33,125 ハァハァ…。 317 00:21:33,125 --> 00:21:36,125 立人! 花鹿! 318 00:21:41,100 --> 00:21:43,786 ゲガは? どこかケガは!? 319 00:21:43,786 --> 00:21:47,906 へ 平気… 大丈夫。 どこも。 320 00:21:47,906 --> 00:21:50,676 よかったぁ…。 321 00:21:50,676 --> 00:21:52,911 立人…。 322 00:21:52,911 --> 00:22:00,786 花鹿! よく生きていてくれた! お前が死んでいたら… 私は…。 323 00:22:00,786 --> 00:22:02,771 立人…。 324 00:22:02,771 --> 00:22:09,611  心の声 立人の体… 震えてる。 立人が震えるなんて。 325 00:22:09,611 --> 00:22:14,283 さっき もう最後だって 思ったんだ。 326 00:22:14,283 --> 00:22:19,772 でも このまま 誰にも何も言えず 終わっちゃうなんて 嫌だって…。 327 00:22:19,772 --> 00:22:25,444 せめて会いたい…。 もう一度 誰かに会いたいって…。 328 00:22:25,444 --> 00:22:29,465 そう思ったら 立人の顔が 頭に浮かんだの! 329 00:22:29,465 --> 00:22:31,483 立人だけが! 330 00:22:31,483 --> 00:22:33,483 はっ…! 331 00:22:38,941 --> 00:22:41,110 聞こえない? 立人。 332 00:22:41,110 --> 00:22:49,935 ♪♪~ (波の音) 333 00:22:49,935 --> 00:22:54,773 (波の音) ほら… 波の音。 ああ…。 334 00:22:54,773 --> 00:23:00,179 (波の音) やっと 私たち 帰ってきたんだね。 335 00:23:00,179 --> 00:23:08,437 ♪♪~(エンディング・テーマ) ♪♪「悲しいほど 遠くに感じる」 336 00:23:08,437 --> 00:23:15,778 ♪♪「君の心 探しはじめている」 337 00:23:15,778 --> 00:23:22,618 ♪♪「いつも そばにいて 守られていたから」 338 00:23:22,618 --> 00:23:29,274 ♪♪「ねぇ 独りじゃ 恐いんだ」 339 00:23:29,274 --> 00:23:36,782 ♪♪「流れる時間なんて みんな同じなのに…」 340 00:23:36,782 --> 00:23:44,106 ♪♪「今 眠ってる? 泣いている? 笑顔でいて欲しい」 341 00:23:44,106 --> 00:23:51,430 ♪♪「溢れ出す 想いを 抱いて 会いに行くから」 342 00:23:51,430 --> 00:23:58,770 ♪♪「逸らさないで ちゃんと見て 君を信じてる」 343 00:23:58,770 --> 00:24:06,445 ♪♪「そう 誰も 知らない 二人だけの思い出は」 344 00:24:06,445 --> 00:24:13,902 ♪♪「強くて 美しい 時の碧い海」 345 00:24:13,902 --> 00:24:25,102 ♪♪「その腕 その胸に 私は生きている」