1 00:00:02,026 --> 00:00:09,026 ♬~ 2 00:00:09,026 --> 00:00:12,026 (花鹿)またケンカしたんでしょ? 3 00:00:12,026 --> 00:00:19,026 立人は ムスターファの事になると すぐムキになる。 4 00:00:19,026 --> 00:00:22,026 (立人)あっ 花鹿? 5 00:00:24,026 --> 00:00:26,026 アハハハ! 6 00:00:30,026 --> 00:00:34,026 (ハリー)どんなに 美しくなった事だろう…→ 7 00:00:34,026 --> 00:00:39,026 におうように 更に あでやかに咲き誇れ 花鹿→ 8 00:00:39,026 --> 00:00:44,026 そうすれば これから始まるゲームが 更に面白くなる。→ 9 00:00:44,026 --> 00:00:51,026 そして いつの日か 我がバーンズワース帝国の 頂点に立つのだ。 10 00:00:51,026 --> 00:00:58,026 お前は このハリー・バーンズワースの ただ一人の娘なのだから。 11 00:00:58,026 --> 00:01:07,026 ♬~ 12 00:01:07,026 --> 00:01:10,026 (立人)何を ふてくされている? 13 00:01:10,026 --> 00:01:15,026 約束が違う。 ダッドは 半年は 日本にいていいって言った。 14 00:01:15,026 --> 00:01:20,026 (寅之介)<アメリカの大財閥 バーンズワース家の一人娘 花鹿様は→ 15 00:01:20,026 --> 00:01:26,026 突然父親であるハリー様に呼び出され 少々ご機嫌斜めなようで…。→ 16 00:01:26,026 --> 00:01:30,026 あっ 申し遅れました。 僕は 芳賀寅之介→ 17 00:01:30,026 --> 00:01:34,026 いつも 花鹿様のそばにいて ボディーガードをしております。→ 18 00:01:34,026 --> 00:01:38,026 まあ 実際は 花鹿様に振り回されて→ 19 00:01:38,026 --> 00:01:42,026 あたふたする事が 多いんですけど。→ 20 00:01:42,026 --> 00:01:47,026 そして この方は お嬢様の幼なじみ 倣 立人様。→ 21 00:01:47,026 --> 00:01:53,026 若干19歳ながら華僑財閥 倣グループを 総帥として まとめあげる→ 22 00:01:53,026 --> 00:01:57,026 まあ 僕なんかは足元にも及ばない 方なんですよね。→ 23 00:01:57,026 --> 00:02:02,026 そんなお二人に ハリー様から とんでもないお話があったのです> 24 00:02:02,026 --> 00:02:06,026 (ハリー) これから ゲームをしないか? 花鹿。 え? 25 00:02:06,026 --> 00:02:13,026 お前はこれから3人の男と出会う。 皆 私の選んだ男たちだ。→ 26 00:02:13,026 --> 00:02:18,026 お前は その3人の中から 生涯の伴侶を選ぶ。 27 00:02:18,026 --> 00:02:20,026 冗談でしょ ダッド! 28 00:02:20,026 --> 00:02:28,026 私は本気だよ。 お前が選び 同時に 相手からも お前を選ばせるのだ。 29 00:02:28,026 --> 00:02:30,026 選ばせる? 30 00:02:30,026 --> 00:02:36,026 でも もしダッドの お気に入りを 私が全然 好きになれなかったら? 31 00:02:36,026 --> 00:02:40,026 その時は 私と彼らの負けだ。 32 00:02:40,026 --> 00:02:43,026 もう一度 言う。 これはゲームだ。 33 00:02:43,026 --> 00:02:48,026 受け入れるか どうかは お前しだいだよ。 34 00:02:48,026 --> 00:02:53,026 私が受けると知って 仕掛けてるんだろ ダッド。 35 00:02:58,026 --> 00:03:00,026 分かった。 36 00:03:00,026 --> 00:03:04,026 (ハリー)立人 君は花鹿にとって 兄も同然だ。→ 37 00:03:04,026 --> 00:03:07,026 花鹿が 誰を選び 選ばれるか→ 38 00:03:07,026 --> 00:03:12,026 そして その男が彼女に 本当に ふさわしいか どうか→ 39 00:03:12,026 --> 00:03:16,026 彼女の そばにいて それを見極めてほしい。 40 00:03:16,026 --> 00:03:20,026 (立人)この事で 倣一族と バーンズワース財閥のパイプが→ 41 00:03:20,026 --> 00:03:22,026 より太いものと なるならば→ 42 00:03:22,026 --> 00:03:26,026 私は イエスと言わざるを えませんね。 43 00:03:29,026 --> 00:03:33,026  ハリー・心の声  サイは投げられた。 44 00:03:33,026 --> 00:03:39,026 < そして 翌日 花鹿様は 一人の男と出会うのです> 45 00:03:39,026 --> 00:03:44,026 (支配人)いかがでしょう デザートは中庭で召し上がられては? 46 00:03:44,026 --> 00:03:47,026 太陽が あたるの? はい。 47 00:03:47,026 --> 00:03:50,026 行く行く! 先 行ってるぞ 寅之介! 48 00:03:50,026 --> 00:03:52,026 花鹿様! 49 00:03:58,026 --> 00:04:01,026 (立人)花鹿 どうした? 50 00:04:01,026 --> 00:04:03,026 花鹿…。 51 00:04:03,026 --> 00:04:07,026 ムスターファ…。 52 00:04:07,026 --> 00:04:10,026 ムスターファ? 53 00:04:14,026 --> 00:04:21,026 <花鹿様の目の前に現れた男 ユージィン・ド・ヴォルカン。→ 54 00:04:21,026 --> 00:04:27,026 幼いころ 花鹿様が一緒に 暮らしていた白ヒョウ ムスターファと→ 55 00:04:27,026 --> 00:04:31,026 同じ目をしていたんです> 56 00:04:37,026 --> 00:04:41,026 <花鹿様は 僕たちの目を盗んで→ 57 00:04:41,026 --> 00:04:44,026 ユージィンさんに 会いに行ってしまいました。→ 58 00:04:44,026 --> 00:04:48,026 もう いつもいつも 心配ばかりかけて!> 59 00:04:48,026 --> 00:04:51,026  心の声  やっと会えたね。 60 00:04:51,026 --> 00:04:53,026 おかえり。 61 00:04:56,026 --> 00:04:59,026 (ユージィン)どこかで会ったかな? 62 00:04:59,026 --> 00:05:02,026 ずっと昔から知ってるよ。 63 00:05:02,026 --> 00:05:04,026 人違いだろう。 64 00:05:04,026 --> 00:05:06,026 あなたも私を知ってる。 65 00:05:06,026 --> 00:05:10,026 ただ忘れてるだけなんだ。 66 00:05:10,026 --> 00:05:14,026 あなたの もう1つの名前で 呼びたい。 呼んでいい? 67 00:05:14,026 --> 00:05:17,026 どんな? 68 00:05:17,026 --> 00:05:19,026 ムスターファ。 69 00:05:19,026 --> 00:05:24,026 私の愛した ヒョウの名前なんだ。 彼は今 あなたの中に いるんだよ。 70 00:05:24,026 --> 00:05:27,026 僕は 宗教には 興味がないんだ。 71 00:05:27,026 --> 00:05:33,026 そうか。 でも あなたは ムスターファだよ。 72 00:05:33,026 --> 00:05:37,026 <しかし ユージィンさんは とんでもない男だったのです> 73 00:05:37,026 --> 00:05:40,026 重要な事が判明しました。 74 00:05:40,026 --> 00:05:46,026 あの男は 今までに 3人 自殺に追い込んでるんです。 75 00:05:46,026 --> 00:05:48,026 (物音) 76 00:05:48,026 --> 00:05:50,026 ハッ! 77 00:05:50,026 --> 00:05:52,026 ユージィン 一緒に死んで! 78 00:05:52,026 --> 00:05:54,026 駄目! 79 00:05:54,026 --> 00:05:58,026 どいてよ! あんた関係ないでしょ! 80 00:05:58,026 --> 00:06:01,026 離れろ 花鹿。 ユージィン! 81 00:06:01,026 --> 00:06:05,026 彼女の言うとおり 君は関係ない。 82 00:06:05,026 --> 00:06:08,026 昨日 サリー・カーターと どこに いたの? 83 00:06:08,026 --> 00:06:12,026 ほかにも知ってるわよ。 ちゃんと調べさせたんだから! 84 00:06:12,026 --> 00:06:17,026 (泣きながら)どうしてなの? ユージィン どうしてなの? 85 00:06:17,026 --> 00:06:22,026 あんなに私たち 愛し合ってたのに! 86 00:06:22,026 --> 00:06:27,026 「愛してる」と言った覚えはないな。 言うはずがない。 87 00:06:27,026 --> 00:06:31,026 誰一人 愛した事など ないのだから。 88 00:06:31,026 --> 00:06:39,026 ♬~ 89 00:06:39,026 --> 00:06:42,026 (立人)気が済んだか? 90 00:06:42,026 --> 00:06:45,026 ユージィンが悲しい。 91 00:06:45,026 --> 00:06:51,026 あんまりだ。 彼には 生の果ての死しか見えない。 92 00:06:51,026 --> 00:06:55,026 だから あんなに切なく きれいなのかもしれない。 93 00:06:55,026 --> 00:06:59,026 それなら そんな美しさは いらない。 94 00:06:59,026 --> 00:07:03,026 ユージィンが好きか? 好き! 95 00:07:03,026 --> 00:07:08,026 この好きが どんな好きなのか 分からないけど。 96 00:07:11,026 --> 00:07:15,026 では パリに行け。 えっ? 97 00:07:15,026 --> 00:07:19,026 私も 仕事を終えたら すぐに行く。 98 00:07:19,026 --> 00:07:24,026 とことん その「好き」を 突き詰めてみるのも 解決策だ。 99 00:07:24,026 --> 00:07:26,026 立人! 100 00:07:30,026 --> 00:07:36,026 <花鹿様は ユージィンさんを追って パリへと向かいました> 101 00:07:38,026 --> 00:07:41,026 帰れ! (花鹿)ユージィン…。 102 00:07:41,026 --> 00:07:46,026 なぜだ! 毎年この日は 家族しか この館に入れないと…。 103 00:07:46,026 --> 00:07:48,026 ユージィン様…。 104 00:07:48,026 --> 00:07:52,026 すぐに車の用意をしろ。 街まで送ってこい。 105 00:07:52,026 --> 00:07:55,026 今夜 何があるの? 106 00:07:55,026 --> 00:08:00,026 ただの誕生祝じゃないよね。 その事で お願いが。 107 00:08:00,026 --> 00:08:05,026 今夜 ユージィン様から 目を離さないで頂きたいんです。 108 00:08:05,026 --> 00:08:07,026 昔から ユージィン様は→ 109 00:08:07,026 --> 00:08:12,026 この20回目の誕生日に こだわっておいででした。 110 00:08:12,026 --> 00:08:14,026 どうして? 111 00:08:14,026 --> 00:08:19,026 クリスティン様が… ああ ユージィン様のお母様が→ 112 00:08:19,026 --> 00:08:24,026 20回目の誕生日を翌日に控えた その日に→ 113 00:08:24,026 --> 00:08:27,026 3階の窓を乗り越えて…。 114 00:08:27,026 --> 00:08:31,026 < その夜 事は起こってしまうのです> 115 00:08:31,026 --> 00:08:36,026 僕は二十歳にならない。 永遠に19歳のままだ。 116 00:08:36,026 --> 00:08:39,026 母と… クリスティンと同じように。 117 00:08:46,026 --> 00:08:49,026 <ユージィンさんのお父様は→ 118 00:08:49,026 --> 00:08:54,026 美しい顔だちの弟だけを愛する 母親への復讐として→ 119 00:08:54,026 --> 00:08:58,026 ユージィンさんを 生み出していたのです。→ 120 00:08:58,026 --> 00:09:03,026 19歳で自ら命を絶った 母親への罪悪感から→ 121 00:09:03,026 --> 00:09:06,026 ユージィンさんは ある事を決意していました> 122 00:09:06,026 --> 00:09:08,026 ユージィン…。 123 00:09:08,026 --> 00:09:11,026 (ユージィン) 僕たちは共犯者だ。 124 00:09:11,026 --> 00:09:17,026 あなたと僕とで 一人の少女を なぶり殺しにしたんだ。 125 00:09:17,026 --> 00:09:21,026 母の死んだ年に 僕も生を終える。 126 00:09:21,026 --> 00:09:24,026 それまで何も生み出さず 無為に暮らし→ 127 00:09:24,026 --> 00:09:27,026 この生は 無駄に終結すべきだと。 128 00:09:30,026 --> 00:09:32,026 ユージィン! 129 00:09:35,026 --> 00:09:37,026 花鹿さん! 130 00:09:40,026 --> 00:09:42,026 花鹿様 上です! 131 00:09:42,026 --> 00:09:44,026  心の声  3階の あの部屋だ! 132 00:09:44,026 --> 00:09:48,026 誰にも私の邪魔をさせるなっ! 分かりました! 133 00:09:51,026 --> 00:09:54,026  ユージィン・心の声 あれは… 自分。 134 00:09:54,026 --> 00:09:57,026 二十歳にならずに死んだ娘。 135 00:09:57,026 --> 00:10:00,026 もう怖がらないで。 136 00:10:00,026 --> 00:10:03,026 僕も行くよ 母さん。 137 00:10:03,026 --> 00:10:07,026 ユージィン! 138 00:10:07,026 --> 00:10:11,026 (銃声と鏡の割れる音) 139 00:10:11,026 --> 00:10:13,026 ユージィン! 140 00:10:16,026 --> 00:10:19,026 ユージィン。 141 00:10:19,026 --> 00:10:24,026 ずっと死にたがっていたユージィンは 私が殺したよ。 142 00:10:24,026 --> 00:10:29,026 だから お前は もう死ななくて いいんだ。 143 00:10:33,026 --> 00:10:37,026 もう 苦しまなくて いいんだ。 144 00:10:37,026 --> 00:10:41,026 おいで ムスターファ。 145 00:10:41,026 --> 00:10:44,026 あ あぁ…。 146 00:10:44,026 --> 00:10:54,026 ♬~ 147 00:10:54,026 --> 00:10:57,026 (ユージィンの むせび泣く声) 148 00:10:57,026 --> 00:11:00,026 ユージィン…。 149 00:11:02,026 --> 00:11:05,026 誕生日おめでとう。 150 00:11:11,026 --> 00:11:16,026 < それから数か月後 花鹿様は 立人様のご招待で→ 151 00:11:16,026 --> 00:11:19,026 香港にやって来ました> 152 00:11:19,026 --> 00:11:22,026 (立人)花鹿。 立人。 153 00:11:24,026 --> 00:11:30,026 ふ~ん。 立人は やっぱり 中国服が番だな。 ハハハッ。 154 00:11:30,026 --> 00:11:35,026 ようこそ。 花鹿さん 寅之介さん。 155 00:11:35,026 --> 00:11:40,026 < その夜 花鹿様は ある男と出会うのです> 156 00:11:40,026 --> 00:11:42,026 (レオン)やあ 君も息抜き? え? 157 00:11:42,026 --> 00:11:47,026 いやぁ しかし今日は幸運な日だ。 こんな かわいい人と知り合えた。 158 00:11:47,026 --> 00:11:50,026 (ルマティ)うるさい! あっ。 159 00:11:50,026 --> 00:11:53,026 だっ 誰だ 失敬な! 出て来い! 160 00:11:56,026 --> 00:12:03,026  心の声  どうして… 何だか懐かしい。 初めて会った人なのに。 161 00:12:03,026 --> 00:12:06,026 この! 162 00:12:06,026 --> 00:12:08,026 うわっ! 163 00:12:08,026 --> 00:12:12,026 (ルマティ)鈍いヤツ。 それでは 女一人 口説けんぞ。 164 00:12:12,026 --> 00:12:16,026 この! 危ない! 165 00:12:19,026 --> 00:12:21,026 ブルーアイ…。 166 00:12:24,026 --> 00:12:27,026 ゲホッ ゲホッ…。 167 00:12:30,026 --> 00:12:35,026 やめろ! もう いいじゃない。 それ以上 やる事ない! 168 00:12:35,026 --> 00:12:39,026 邪魔立てするか! 女! する! 169 00:12:39,026 --> 00:12:42,026 おのれ! あっ! 170 00:12:42,026 --> 00:12:47,026 (クインザ)なりません! お怒りを お静め下さい!→ 171 00:12:47,026 --> 00:12:53,026 お腹立ちならば この私を このクインザを お打ち下さい!→ 172 00:12:53,026 --> 00:12:56,026 さあ どうぞ。 173 00:12:59,026 --> 00:13:01,026 バカバカしい。 174 00:13:01,026 --> 00:13:04,026 お前が この女の 代わりになるか! 175 00:13:04,026 --> 00:13:09,026 女! 二度と俺の前に その顔を 出すな! 今度は容赦せん! 176 00:13:09,026 --> 00:13:12,026 女じゃない! 花鹿だ! 177 00:13:12,026 --> 00:13:17,026 <花鹿様は またも 僕の目を盗んで 夜の散歩に…。→ 178 00:13:17,026 --> 00:13:20,026 もう! 何べん言ったら 分かるんですか> 179 00:13:20,026 --> 00:13:23,026 俺の名を呼ぶ名誉を 与えられると思うか? 180 00:13:23,026 --> 00:13:26,026 俺は ここを出るから お前は帰れ! 181 00:13:26,026 --> 00:13:28,026 ふ~ん。 何だ? 182 00:13:28,026 --> 00:13:31,026 私は大声には ちょっと自信がある。 183 00:13:31,026 --> 00:13:35,026 人を呼ぶくらい簡単だぞ。 な…。 184 00:13:35,026 --> 00:13:37,026 名前 教えろ。 185 00:13:41,026 --> 00:13:45,026 ふ~ん ルマティか。 いい名だ。 フン! 186 00:13:45,026 --> 00:13:50,026 年は いくつだ? 何で そんな事まで 言わねばならん。 187 00:13:50,026 --> 00:13:55,026 別に。 同い年くらいかなと思って。 私は14だ。 188 00:13:55,026 --> 00:13:58,026 同じだ。 全く ずうずうしいな。 189 00:13:58,026 --> 00:14:00,026 < その時…> 190 00:14:00,026 --> 00:14:03,026 え 花鹿! 191 00:14:03,026 --> 00:14:10,026 ♬~ 192 00:14:10,026 --> 00:14:13,026 ケガは? 大丈夫。 193 00:14:13,026 --> 00:14:17,026 (トラックがUターンする音) 194 00:14:17,026 --> 00:14:20,026 来い! 195 00:14:20,026 --> 00:14:26,026 <実は ルマティ殿下は 石油資源の 豊富なラギネイ王国の 第2王子。→ 196 00:14:26,026 --> 00:14:31,026 突如 何者かに 命を狙われたのです> 197 00:14:34,026 --> 00:14:36,026 ルマティ! 198 00:14:36,026 --> 00:14:54,026 ♬~ 199 00:14:54,026 --> 00:14:56,026 えっ…。 200 00:14:59,026 --> 00:15:03,026 お前は ラギネイの近衛士官! 201 00:15:03,026 --> 00:15:08,026 味方か? ああ。 兄上の 身辺警護をする者だ。 202 00:15:08,026 --> 00:15:11,026 そうか! 兄上が俺のために…。 203 00:15:11,026 --> 00:15:13,026 あっ! 204 00:15:17,026 --> 00:15:20,026 どういう事だ? 205 00:15:20,026 --> 00:15:26,026 <ルマティ殿下を狙っていたのは なんとラギネイの手の者だったのです> 206 00:15:30,026 --> 00:15:37,026 王に命をささげた近衛士官が 一族の者に刃を向けるか! 207 00:15:37,026 --> 00:15:45,026 ♬~ 208 00:15:45,026 --> 00:15:48,026 (フサーク)おい どうした。 209 00:15:48,026 --> 00:15:59,026 ♬~ 210 00:15:59,026 --> 00:16:02,026 (剣が落ちる音) 211 00:16:02,026 --> 00:16:04,026 あっ! 212 00:16:06,026 --> 00:16:10,026 あっ…! 213 00:16:12,026 --> 00:16:14,026 (ノエイ)殿下! 214 00:16:14,026 --> 00:16:17,026 今更 何を迷う ノエイ少尉! 215 00:16:17,026 --> 00:16:21,026 (ノエイ)フサーク… 私は…。 216 00:16:21,026 --> 00:16:24,026 (フサーク)もう 後戻りは できんのだよ。→ 217 00:16:24,026 --> 00:16:31,026 殿下も 王家のためなら 喜んで死んで下さるはず。 218 00:16:31,026 --> 00:16:33,026 (銃声) あっ! 219 00:16:33,026 --> 00:16:35,026 あっ! 220 00:16:35,026 --> 00:16:38,026 ウッ! クッ…。 221 00:16:43,026 --> 00:16:46,026 フ… フサーク…。 222 00:16:46,026 --> 00:16:49,026 う… 裏切ったな ノエイ…。 223 00:16:49,026 --> 00:16:52,026 (銃声) うおっ! 224 00:16:54,026 --> 00:16:56,026 花鹿様! 花鹿様! 225 00:16:56,026 --> 00:16:58,026 寅之介 早く救急車を! 226 00:16:58,026 --> 00:17:02,026 <ルマティ殿下は 知らず知らずのうちに→ 227 00:17:02,026 --> 00:17:06,026 王家の継承権争いに 巻き込まれていたのです> 228 00:17:06,026 --> 00:17:10,026 兄上が 俺の命を狙うなんて! 229 00:17:10,026 --> 00:17:17,026 ノエイは ソマンド皇太子殿下の直属の 将校。 疑いの余地は ありません。 230 00:17:17,026 --> 00:17:24,026 そんな事 大ウソだ! 兄上が そんな愚かな事をなさるはずが! 231 00:17:24,026 --> 00:17:31,026 殿下! どんな酷な事だろうとも 目をそらされては なりません! 232 00:17:31,026 --> 00:17:37,026 皇太子殿下は ルマティ殿下の お命を 奪おうとなさった! 233 00:17:37,026 --> 00:17:40,026 事実を把握し 正しく対処なさい! 234 00:17:40,026 --> 00:17:45,026 恐れてはなりません。 それが王たる者の使命です! 235 00:17:45,026 --> 00:17:49,026 王だと? 何を言っている。 236 00:17:53,026 --> 00:17:58,026 王となるのは 兄上だ。 237 00:17:58,026 --> 00:18:01,026 王となるのは! 238 00:18:01,026 --> 00:18:04,026 殿下! 239 00:18:06,026 --> 00:18:11,026 王となるのは あなたです 我が君。 240 00:18:14,026 --> 00:18:17,026 ルマティ! 241 00:18:17,026 --> 00:18:19,026 来るな! 242 00:18:21,026 --> 00:18:24,026 ルマティ…。 243 00:18:24,026 --> 00:18:33,026  ルマティ・心の声 誰も見るな…。 王の子の涙を見る事など…→ 244 00:18:33,026 --> 00:18:38,026 誰にも 許さぬ。 245 00:18:38,026 --> 00:18:50,026 兄上が… 俺の命を狙うなど… 絶対に…。 246 00:19:01,026 --> 00:19:04,026 ルマティ! 247 00:19:04,026 --> 00:19:07,026 別れを言いに来た。 国へ帰る。 248 00:19:07,026 --> 00:19:11,026 いつ? 今日の夕方。 249 00:19:11,026 --> 00:19:13,026 そんな急に? 250 00:19:13,026 --> 00:19:18,026 兄上にお会いせねば。 今度は… 誰が邪魔をしても。 251 00:19:21,026 --> 00:19:24,026 ルマティ 目が赤い。 252 00:19:24,026 --> 00:19:29,026 こっ この2日 よく寝ていないからだ! おっ 253 00:19:29,026 --> 00:19:32,026 ルマティ! 私たちは友達じゃないのか? 254 00:19:32,026 --> 00:19:36,026 どうして 少しくらいの弱音も 吐いてくれないんだ! 255 00:19:36,026 --> 00:19:39,026 私は そんなに 信用できないのか 256 00:19:39,026 --> 00:19:43,026 何でもいい! お前の力になりたい! 257 00:19:43,026 --> 00:19:47,026 なりたいけど 何もできないのが悔しい! 258 00:19:47,026 --> 00:19:51,026 私は寂しい…。 259 00:19:51,026 --> 00:19:53,026 柔らかい。 あっ。 260 00:19:53,026 --> 00:19:57,026 どうして こんなに柔らかいんだ? 261 00:19:57,026 --> 00:20:00,026 こんなもの 触った事がない。 262 00:20:00,026 --> 00:20:11,026 ♬~ 263 00:20:11,026 --> 00:20:14,026 あっ! すっ すまぬ! つ… つい! 264 00:20:16,026 --> 00:20:19,026 プッ! ハハハハッ! 265 00:20:19,026 --> 00:20:25,026 よかった! お前が元気になって。 私の手が役に立って うれしい! 266 00:20:25,026 --> 00:20:30,026 こんなので よけりゃ いつでも触っていいぞ! 267 00:20:30,026 --> 00:20:34,026 <こうしてルマティ殿下は 真実を確かめるべく→ 268 00:20:34,026 --> 00:20:40,026 一度 帰国されました。 それから数か月後…> 269 00:20:40,026 --> 00:20:45,026 ムスターファ! 立人が しばらく いていいって! 270 00:20:49,026 --> 00:20:51,026 (立人)久しぶりだな ユージィン。 271 00:20:51,026 --> 00:20:55,026 ☎ あっ 私 出る。 272 00:20:55,026 --> 00:20:58,026 もしもし? あっ! 273 00:20:58,026 --> 00:21:01,026 ルマティ! 274 00:21:06,026 --> 00:21:13,026 (ルマティ)「夫探しゲーム」か。 それで 何人 見つかった? 275 00:21:13,026 --> 00:21:18,026 う~ん 1人目は ムスターファだと思う。 あとは まだ…。 276 00:21:18,026 --> 00:21:22,026 では 2人目は俺だ! 277 00:21:22,026 --> 00:21:26,026 俺も お前の父親の選んだ男に 入ってみせるぞ! 278 00:21:26,026 --> 00:21:29,026 「みせる」って 言われても…。 279 00:21:29,026 --> 00:21:32,026 俺が入らぬ訳がない! 280 00:21:32,026 --> 00:21:38,026 アハハ! ルマティの そういうところ 好きだよ。 えっ! 281 00:21:38,026 --> 00:21:42,026 覚えてるだろう。 ラギ教徒は 人前で布は取らない。 282 00:21:42,026 --> 00:21:47,026 それをする時は 相手に敗北を認めた時と…。 283 00:21:50,026 --> 00:21:53,026 異性に対して 求婚する時だ! 284 00:21:53,026 --> 00:21:57,026 花鹿 俺は今 お前に プロポーズしたんだ! 285 00:21:57,026 --> 00:21:59,026 あ…! 286 00:21:59,026 --> 00:22:02,026 その3人が誰だろうと お前は 俺を選ぶ! 287 00:22:02,026 --> 00:22:06,026 俺は生涯 お前以外の妃など いらん! 288 00:22:13,026 --> 00:22:18,026 俺が嫌か? 全然 嫌じゃないよ! でも…。 289 00:22:18,026 --> 00:22:20,026 でも? 290 00:22:20,026 --> 00:22:23,026 私 まだ よく分からないんだ。 291 00:22:23,026 --> 00:22:28,026 ルマティの事は好きだけど でも 恋ってのじゃないと思う。 292 00:22:28,026 --> 00:22:31,026 ルマティだって そうじゃない? 293 00:22:31,026 --> 00:22:36,026 う うむ…。 そういう感情がないと 結婚は駄目か。 294 00:22:36,026 --> 00:22:40,026 やっぱり そうじゃない? 普通。 295 00:22:40,026 --> 00:22:44,026 しかし いずれ そんな気分に なるかもしれん。 296 00:22:44,026 --> 00:22:48,026 そうしたら 結婚しよう! うん そうだね! 297 00:22:48,026 --> 00:22:50,026 よし! それまで待とう! 298 00:22:50,026 --> 00:22:55,026 私も早く そういう気分に なってみたいぞ! 299 00:22:55,026 --> 00:22:59,026  ユージィン・心の声  不思議な事もあるものだ。 300 00:22:59,026 --> 00:23:02,026 この僕が 人間に興味を持つなんて。 301 00:23:02,026 --> 00:23:06,026 花鹿の 周りには 面白いやつが多すぎる。 302 00:23:06,026 --> 00:23:12,026 <しかし 花鹿様の 夫探しゲームは 予想もつかない展開に…> 303 00:23:12,026 --> 00:23:14,026 どうした。 304 00:23:14,026 --> 00:23:17,026 (曹)まだ極秘ですが…。 305 00:23:20,026 --> 00:23:23,026 立人 どうしたの? 306 00:23:23,026 --> 00:23:26,026 (ルマティ)話とは何だ? 307 00:23:26,026 --> 00:23:31,026 殿下 気を落ち着けて お聞き下さい。 308 00:23:31,026 --> 00:23:34,026 何だ? 何か あったのか? 309 00:23:34,026 --> 00:23:41,026 国王陛下が… あなたの父上が亡くなられました。 310 00:23:41,026 --> 00:23:46,026 なっ 何を急に…。 うそだろう? 311 00:23:46,026 --> 00:23:48,026 そんなはずがない! 312 00:23:52,026 --> 00:23:58,026 そんな… クインザに 連絡をとれ! すぐ国に帰る! 313 00:23:58,026 --> 00:24:01,026 (立人)帰れません。 314 00:24:01,026 --> 00:24:05,026 (立人)あなたは 反逆罪で 国外追放になったのです。 315 00:24:05,026 --> 00:24:10,026 殿下 無理に帰れば 投獄されましょう。 316 00:24:10,026 --> 00:24:12,026 あっ! 317 00:24:17,026 --> 00:24:19,026 馬鹿な…。 318 00:24:23,026 --> 00:24:27,026 そんなの… うそだ~!