1 00:00:06,306 --> 00:00:10,477 <近代兵器が まるで通用しない怪物の前に➡ 2 00:00:10,477 --> 00:00:13,814 人類は 滅びる寸前を迎えていた> 3 00:00:13,814 --> 00:00:18,118 神様 どうか…。 どうか 我々をお救いください。 4 00:00:21,488 --> 00:00:24,091 <韋駄天と呼ばれる戦いの神> 5 00:00:27,494 --> 00:00:32,499 <彼らは 突如 この世に現れ 魔族を倒し…> 6 00:00:32,499 --> 00:00:34,835 ガァ~! 7 00:00:34,835 --> 00:00:38,005 しつこいのう。 ガ!? ガァ~! 8 00:00:38,005 --> 00:00:40,507 <封印した。 9 00:00:40,507 --> 00:00:44,011 現在より 800年以上 昔の話である> 10 00:00:44,011 --> 00:00:46,847 (リン)おじいさま! なぜ おじいさまや 皆様が➡ 11 00:00:46,847 --> 00:00:49,516 犠牲にならねば いけないのですか!? 12 00:00:49,516 --> 00:00:52,686 結界を 完全なものにするためじゃ。 13 00:00:52,686 --> 00:00:55,522 ワシらの魂ごと 内に封じこめ➡ 14 00:00:55,522 --> 00:00:59,860 結界の一部となる。 リン お前はまだ若い。 15 00:00:59,860 --> 00:01:03,797 生きて見届けてくれ。 そして 新しく生まれた神たちに➡ 16 00:01:03,797 --> 00:01:07,134 力を授けてやってくれ。 (スーキス)ケッ! もし➡ 17 00:01:07,134 --> 00:01:09,970 この結界が破られたら それをどうにかすんのは➡ 18 00:01:09,970 --> 00:01:12,973 テメェの役目だからな。 忘れんじゃねえぞ! 19 00:01:12,973 --> 00:01:16,143 イヤ… イヤぁ…。 20 00:01:16,143 --> 00:01:19,313 あとは頼んだぞ リン。 21 00:01:19,313 --> 00:01:21,515 さらばじゃ。 22 00:01:26,987 --> 00:01:33,493 イヤ~! おじいさまぁ~! 23 00:03:22,803 --> 00:03:24,971 キャア! うわぁ! 24 00:03:24,971 --> 00:03:29,476 なっ 何? 突風? もう やぁねぇ。 25 00:03:29,476 --> 00:03:31,812 今のさ 風っていうか➡ 26 00:03:31,812 --> 00:03:34,815 何かに横切られたような 感じじゃなかった? 27 00:03:34,815 --> 00:03:38,485 (ハヤト)おいおい 今人間と すれ違っちまわなかったか? 28 00:03:38,485 --> 00:03:40,987 安心せい ひいとりゃせんよ。 29 00:03:40,987 --> 00:03:43,990 そんなことより 速度が足りんぞ ハヤト。 30 00:03:43,990 --> 00:03:47,828 あっ! チックショウ… ちょっとは待ちやがれ! 31 00:03:47,828 --> 00:03:51,331 幼児体形のクソババァが! 32 00:03:51,331 --> 00:03:54,334 ぐはっ! が…。 33 00:03:54,334 --> 00:03:59,840 (うめき声) 34 00:04:07,114 --> 00:04:09,116 (ハヤト)ハァ…。 ん? 35 00:04:09,116 --> 00:04:11,451 ハァ… あっ あぁ…。 36 00:04:11,451 --> 00:04:16,123 ハァ ハァ…。 地球1周 9時間半ってとこか。 37 00:04:16,123 --> 00:04:18,625 ふだんの貴様より ずっと遅いではないか。 38 00:04:18,625 --> 00:04:21,628 ナメとるのか? 途中で人を ボコボコにしておいて➡ 39 00:04:21,628 --> 00:04:24,798 何を言いやがる モウロクババァ! 40 00:04:24,798 --> 00:04:26,800 (うめき声) 41 00:04:26,800 --> 00:04:29,136 まったく 半人前のくせに。 42 00:04:29,136 --> 00:04:31,138 そんなことで 立派な韋駄天になれると➡ 43 00:04:31,138 --> 00:04:35,308 思っておるのか? 立派な韋駄天って言われてもよ。 44 00:04:35,308 --> 00:04:37,978 足が速いから なんだっていうんだよ。 45 00:04:37,978 --> 00:04:40,480 毎日 毎日 人をしごき回って➡ 46 00:04:40,480 --> 00:04:43,283 なんの意味があるってんだ。 フゥ…。 47 00:04:46,153 --> 00:04:49,656 昔はな この世界では 大勢の魔物が➡ 48 00:04:49,656 --> 00:04:51,825 暴れ回っておったんじゃ。 49 00:04:51,825 --> 00:04:54,828 (リン)ワシらは本来 戦いの神じゃった。 50 00:04:54,828 --> 00:04:56,830 速力を生かして 戦い…。 51 00:04:56,830 --> 00:04:58,832 (ハヤト)あ~ はいはい。 (リン)そして か…。 52 00:04:58,832 --> 00:05:00,767 んな話 聞き飽きてるよ。 53 00:05:00,767 --> 00:05:03,937 だいたい俺 この世界に発生して 80年だぜ? 54 00:05:03,937 --> 00:05:06,773 フッ… 魔物を封じたのって いつだよ? 55 00:05:06,773 --> 00:05:10,610 800年ほど昔じゃな。 だろ? いったい いつ➡ 56 00:05:10,610 --> 00:05:15,949 封印が解けるってんだよ? もう この世は平和なんだよ。 57 00:05:15,949 --> 00:05:18,785 どこに行く? 遊びに行く。 58 00:05:18,785 --> 00:05:22,122 今日の修業ノルマは終わったし 別にいいだろ。 59 00:05:22,122 --> 00:05:24,958 よっ。 60 00:05:24,958 --> 00:05:27,794 ハァ… おじいさま…。 61 00:05:27,794 --> 00:05:31,798 800年もの平和は あまりにも長すぎたようです。 62 00:05:33,967 --> 00:05:36,469 (ハヤト)うお~! 63 00:05:36,469 --> 00:05:39,639 おれぃ~! おるるれぃ! おるるれぃ~! 64 00:05:39,639 --> 00:05:42,142 よっ 待たせたな イースリイ。 65 00:05:42,142 --> 00:05:45,145 (イースリイ)フッ 相変わらず速いね ハヤト。 66 00:05:45,145 --> 00:05:48,315 はえぇっつっても リンのババァに比べたらな…。 67 00:05:48,315 --> 00:05:52,986 あの人は化け物さ。 まっ ぜってぇ超えてやるけどな。 68 00:05:52,986 --> 00:05:56,323 お前も 人間の書いた本 ばっかり読みやがって。 69 00:05:56,323 --> 00:05:58,658 たまには特訓受けたらどうだ? 70 00:05:58,658 --> 00:06:02,262 勘弁してくれよ。 殺されてしまうよ。 71 00:06:02,262 --> 00:06:05,932 それに 僕は勉強が好きなんだ。 72 00:06:05,932 --> 00:06:08,435 人間の寿命じゃ 覚えることができない量の➡ 73 00:06:08,435 --> 00:06:11,938 知識を 学びきることも可能だ。 74 00:06:11,938 --> 00:06:15,775 平和な世なんだからさ こんな韋駄天がいてもいいだろ? 75 00:06:15,775 --> 00:06:19,779 まっ 俺は ババァじゃねえし 反対はしねえよ。 76 00:06:19,779 --> 00:06:22,449 それより さっさと ポーラんとこ行こうぜ。 77 00:06:22,449 --> 00:06:24,451 フッ。 78 00:06:32,292 --> 00:06:34,494 (ポーラ)あっ。 79 00:06:37,464 --> 00:06:39,966 んもう もう少し静かに来てよ。 80 00:06:39,966 --> 00:06:42,302 みんな ビックリして 逃げちゃったじゃないの! 81 00:06:42,302 --> 00:06:46,306 テメェじゃねえんだ。 そんな お上品な走り方できるかよ。 82 00:06:46,306 --> 00:06:48,308 む…。 (ハヤト)それより 鳥どもから➡ 83 00:06:48,308 --> 00:06:50,310 おもしろそうな場所は 聞けたのか? 84 00:06:50,310 --> 00:06:52,812 あ… そういえば➡ 85 00:06:52,812 --> 00:06:56,650 北の大氷河地帯に 人間が いっぱい集まってたって。 86 00:06:56,650 --> 00:06:59,152 なんで あんな所に 人間がいるんだよ。 87 00:06:59,152 --> 00:07:01,254 私だって知らないよ。 88 00:07:01,254 --> 00:07:04,090 他に 緑の巨鳥も数匹いたって。 89 00:07:04,090 --> 00:07:06,760 たぶん 飛行機だと思うけど。 90 00:07:06,760 --> 00:07:10,096 考えられるのは 帝国ゾブルの軍用機か。 91 00:07:10,096 --> 00:07:12,265 ゾブルっつうと あれか? 92 00:07:12,265 --> 00:07:15,101 (ハヤト)工場と 兵器だらけで 空気も 海も汚ねぇ➡ 93 00:07:15,101 --> 00:07:18,104 あのクソ国家か。 (イースリイ)そんな国の軍が➡ 94 00:07:18,104 --> 00:07:20,273 なぜ氷河に? (ハヤト)知るかよ。 95 00:07:20,273 --> 00:07:22,942 ゴチャゴチャ考えるより 見に行ったほうが早いだろ。 96 00:07:22,942 --> 00:07:24,945 こっから 400キロ程度だ。 97 00:07:24,945 --> 00:07:28,782 お前らでも 20分ありゃ着くだろ。 98 00:07:28,782 --> 00:07:30,984 僕らも行くか。 そうね。 99 00:07:42,796 --> 00:07:46,466 《確かに 人間が 大勢集まってやがるな》 100 00:07:46,466 --> 00:07:48,635 (イースリイ)ハヤト。 おっ。 101 00:07:48,635 --> 00:07:51,805 どうだい 様子は。 おう 来たか。 102 00:07:51,805 --> 00:07:53,974 何やってっかは わかんねえが➡ 103 00:07:53,974 --> 00:07:57,143 とにかく 警備が いっぱいいやがるぜ。 104 00:07:57,143 --> 00:07:59,312 (ハヤト)何かあるとしたら あそこだが➡ 105 00:07:59,312 --> 00:08:03,083 あれだけいちゃ バレずに行くのは 俺には無理だな。 106 00:08:03,083 --> 00:08:05,752 じゃ ここは頼むよ ポーラ。 107 00:08:05,752 --> 00:08:07,921 私? 行くときに➡ 108 00:08:07,921 --> 00:08:09,923 これ つけてって。 109 00:08:15,929 --> 00:08:20,100 (オオバミ)ん? どうしました? オオバミ博士。 110 00:08:20,100 --> 00:08:22,268 (オオバミ)いや 気のせいかの。 111 00:08:22,268 --> 00:08:24,604 ところで 解凍作業は? 112 00:08:24,604 --> 00:08:29,109 98パーセント。 もう ほぼ終わっとるよ。 113 00:08:29,109 --> 00:08:32,445 📱(オオバミ)目覚めれば 今すぐにでも 出てこられるはずじゃ。 114 00:08:32,445 --> 00:08:34,447 ん? あっ! 115 00:08:40,286 --> 00:08:43,289 な… 何よこれ。 116 00:08:43,289 --> 00:08:47,794 800年前 世界を焼き尽くした魔族の一員。 117 00:08:47,794 --> 00:08:50,630 (オオバミ)今でも頑張れば 十分に世界を滅ぼせる➡ 118 00:08:50,630 --> 00:08:54,467 すてきな存在 魔獣ギュードくん! 119 00:08:54,467 --> 00:08:56,970 📱(オオバミ)魔族の中では 下級じゃがな。 120 00:08:56,970 --> 00:09:00,407 📱それでも 今の人間の軍では 相手にならん。 121 00:09:00,407 --> 00:09:02,409 どうじゃ カッコえぇじゃろ? 122 00:09:02,409 --> 00:09:05,912 この力を制御できれば ホタエナや サラバエルも➡ 123 00:09:05,912 --> 00:09:07,914 簡単に打ち倒せるわけですな? 124 00:09:07,914 --> 00:09:11,584 フン 人間など どうとでもなるがの。 125 00:09:11,584 --> 00:09:16,589 問題は 神のヤツらが どう変わったかじゃな。 126 00:09:16,589 --> 00:09:18,591 神? フフフ…。 127 00:09:18,591 --> 00:09:21,594 なんでもないわい フフフ…。 はぁ。 128 00:09:21,594 --> 00:09:24,097 《相変わらず 変なジイサンだな。 129 00:09:24,097 --> 00:09:28,435 それに 寒くねぇのか そんな格好で》 130 00:09:28,435 --> 00:09:33,606 ほ~。 これが ババァが毎日言ってる魔族か? 131 00:09:33,606 --> 00:09:36,609 いいもん見れたな。 笑い事じゃないだろ。 132 00:09:36,609 --> 00:09:39,612 なんでだよ。 死に損ないの下級魔族が➡ 133 00:09:39,612 --> 00:09:42,115 1匹残ってたってだけだろうが。 134 00:09:42,115 --> 00:09:44,451 う~ん まぁ最悪の場合➡ 135 00:09:44,451 --> 00:09:47,120 リンさんが倒すとは思うけどさ。 136 00:09:47,120 --> 00:09:49,622 でも なんで このオオバミって博士➡ 137 00:09:49,622 --> 00:09:54,461 800年前や 僕らのことや 魔族の名前なんて知ってるんだ? 138 00:09:54,461 --> 00:09:58,131 そんな文献 人間社会には残ってないぞ。 139 00:09:58,131 --> 00:10:02,302 このジジィも ババァみたいに 800年生きてんじゃねぇの。 140 00:10:02,302 --> 00:10:06,306 ハッ。 まっ 人間にはそりゃ無理か。 141 00:10:06,306 --> 00:10:08,808 《確かに人間には無理だ。 142 00:10:08,808 --> 00:10:12,645 しかし この博士が 人間じゃなかったら? 143 00:10:12,645 --> 00:10:15,148 仮に 魔族の生き残りとして➡ 144 00:10:15,148 --> 00:10:18,485 ずっと この800年の間➡ 145 00:10:18,485 --> 00:10:22,655 魔族復権のために 動いていたとしたら…》 146 00:10:22,655 --> 00:10:24,858 (2人)ハッ…。 147 00:10:32,499 --> 00:10:34,834 ほ~。 はっ えぇ…。 148 00:10:34,834 --> 00:10:38,171 うひょ~! 800年ぶりの再起動じゃ! 149 00:10:38,171 --> 00:10:41,341 あっ えぇぞ えぇぞ…。 あの 博士➡ 150 00:10:41,341 --> 00:10:44,010 本当に大丈夫なのですか? えぇ~ぞ えっぞ…。 151 00:10:44,010 --> 00:10:47,514 心配いらん。 ギュードくんは 基本 おとなしい。 152 00:10:47,514 --> 00:10:50,183 手を出さんかぎり 襲ってこんわい。 153 00:10:50,183 --> 00:10:54,854 もっとも 神に対してだけは別だがの。 154 00:10:54,854 --> 00:10:58,691 へ? (悲鳴) 155 00:10:58,691 --> 00:11:01,794 ちょっと! 博士! 長期間の冷凍で➡ 156 00:11:01,794 --> 00:11:04,297 頭おかしくなって しもうたのじゃろか? 157 00:11:04,297 --> 00:11:07,100 はっ ふっ わっ! 158 00:11:09,636 --> 00:11:14,641 (ギュード)グオ~! ガァ~! 159 00:11:14,641 --> 00:11:16,643 あっ! ひゃあ! 160 00:11:20,146 --> 00:11:22,815 ポーラ! ん? えぇい 総員➡ 161 00:11:22,815 --> 00:11:25,318 撃て 撃て~! (隊員たち)はっ! 162 00:11:25,318 --> 00:11:29,489 グオォ…。 バカ! よさんか! 163 00:11:29,489 --> 00:11:31,591 狙いが こっちに… やっぱりきた。 164 00:11:35,995 --> 00:11:38,665 う… うぅ…。 165 00:11:38,665 --> 00:11:41,334 いったい どうしたというんじゃ。 166 00:11:41,334 --> 00:11:44,003 ん? 167 00:11:44,003 --> 00:11:46,506 《オオバミ:少女?》 168 00:11:46,506 --> 00:11:51,010 ん…。 (うなり声) 169 00:11:51,010 --> 00:11:53,346 あっ あ…。 グオ~! 170 00:11:53,346 --> 00:11:56,015 あぁっ! 171 00:11:56,015 --> 00:11:58,318 グオォ~! ふっ! 172 00:12:01,454 --> 00:12:04,290 わおっ!? 173 00:12:04,290 --> 00:12:07,126 グオォ…。 174 00:12:07,126 --> 00:12:09,462 おぉ~ 結構 思いっきり蹴ったんだが➡ 175 00:12:09,462 --> 00:12:12,799 あんま効いてねえな。 お前は逃げてもいいぜ。 176 00:12:12,799 --> 00:12:15,802 あぁ。 倒せない相手だと判断したら➡ 177 00:12:15,802 --> 00:12:17,971 遠慮なく逃げさせてもらうよ。 178 00:12:17,971 --> 00:12:20,473 《オオバミ:間違いない 韋駄天どもじゃ! 179 00:12:20,473 --> 00:12:22,809 これは願ってもない展開》 180 00:12:22,809 --> 00:12:24,811 ヒヒッ。 181 00:12:24,811 --> 00:12:28,815 《戦いの経験のない 平穏世代の韋駄天たちか。 182 00:12:28,815 --> 00:12:33,319 おもしろい。 どんなものか見せてもらおうか》 183 00:12:33,319 --> 00:12:35,822 うっ ぐ… うっ。 184 00:12:35,822 --> 00:12:37,824 あ… なっ なんだお前らは? 185 00:12:37,824 --> 00:12:39,826 ん? どこから現れた! 186 00:12:39,826 --> 00:12:41,995 殺されたくなかったら そのまま埋まって➡ 187 00:12:41,995 --> 00:12:43,997 凍死してろよ オッサン。 188 00:12:43,997 --> 00:12:47,834 貴様… 誰に向かって口を利いてる! 189 00:12:47,834 --> 00:12:50,503 アイテッ とっ… チッ。 190 00:12:50,503 --> 00:12:53,006 あ… へ? テメェ…。 191 00:12:53,006 --> 00:12:55,842 えっ!? テメェ 何しやがる! 192 00:12:55,842 --> 00:12:58,511 いてぇじゃねぇか! あぁ!? なっ なんなんだ お前! 193 00:12:58,511 --> 00:13:01,014 あ… ちょっと 後ろ…。 グオォ~! 194 00:13:03,616 --> 00:13:06,619 ハヤト! グア~! 195 00:13:09,288 --> 00:13:11,290 あれは死んだかのう。 196 00:13:13,459 --> 00:13:15,461 はっ! 197 00:13:15,461 --> 00:13:18,464 《音速の蹴撃で衝撃波を…。 198 00:13:18,464 --> 00:13:22,969 戦車程度なら 大破できるじゃろう。 じゃが…》 199 00:13:22,969 --> 00:13:26,472 グオォ…。 あら? 200 00:13:26,472 --> 00:13:29,275 グオ~! ぐっ… ぶはっ! 201 00:13:31,644 --> 00:13:35,148 その程度じゃ ギュードくんには まるで効かんのう。 202 00:13:35,148 --> 00:13:38,484 2人目。 グオォ~! 203 00:13:38,484 --> 00:13:41,154 えいっ! あっ ハッ! 204 00:13:41,154 --> 00:13:43,823 うっ! グオ~! 205 00:13:43,823 --> 00:13:48,828 全滅… 平和ボケとは 恐ろしいものじゃのう。 206 00:13:48,828 --> 00:13:50,830 あ…。 207 00:13:54,667 --> 00:13:59,338 グオ~! グオ? 208 00:13:59,338 --> 00:14:01,607 グオ…。 209 00:14:01,607 --> 00:14:03,609 何!? バカな! 210 00:14:03,609 --> 00:14:07,447 ヤツは心臓を 完全に ぶち抜かれたはず! 211 00:14:07,447 --> 00:14:11,117 グゥ…。 212 00:14:11,117 --> 00:14:13,286 《イースリイ:速さは大したことないな。 213 00:14:13,286 --> 00:14:15,488 逃げに徹すれば 問題なく逃げきれる》 214 00:14:17,623 --> 00:14:21,627 《イースリイ:まるで 本能のみで 韋駄天を攻撃しているような…。 215 00:14:21,627 --> 00:14:25,965 氷の中から出て すぐやることが 僕らへの攻撃だなんて➡ 216 00:14:25,965 --> 00:14:29,635 ほとんど 昆虫並みの思考回路じゃないか》 217 00:14:29,635 --> 00:14:31,971 いったい どういうことじゃ? 218 00:14:31,971 --> 00:14:34,640 📱(オオバミ)何か仕掛けがあるのか? それとも➡ 219 00:14:34,640 --> 00:14:37,810 心臓を潰した程度では 死なんのか? 220 00:14:37,810 --> 00:14:39,812 (ポーラ)う… う…。 あ…。 221 00:14:39,812 --> 00:14:42,148 イースリイ。 気付いた? 222 00:14:42,148 --> 00:14:46,652 ちょっ そのケガ 大丈夫? あぁ 結構 キツいから➡ 223 00:14:46,652 --> 00:14:49,655 悪いけど 自分で立ってくれる? 224 00:14:49,655 --> 00:14:51,824 それだけ? 死なないの? 225 00:14:51,824 --> 00:14:54,827 君も 心臓潰してみたらわかるよ。 226 00:14:54,827 --> 00:14:58,831 それより 今のやり取りで 3つほどわかったよ。 227 00:14:58,831 --> 00:15:03,603 1つ目は あの怪物の力と 硬さは半端じゃない。 228 00:15:03,603 --> 00:15:06,606 でも速度は 韋駄天である僕らが有利だ。 229 00:15:06,606 --> 00:15:09,108 逃げるだけなら簡単さ。 230 00:15:09,108 --> 00:15:11,444 2つ目に…。 (指を鳴らす音) 231 00:15:11,444 --> 00:15:15,615 あの博士 僕らのことを あまり 詳しくは知らないみたいだ。 232 00:15:15,615 --> 00:15:17,617 心臓をつらぬかれて 生きてることに➡ 233 00:15:17,617 --> 00:15:19,952 驚いてるみたいだしさ。 そんなの➡ 234 00:15:19,952 --> 00:15:21,954 私だって知らなかったよ。 235 00:15:21,954 --> 00:15:24,791 まぁ ポーラは知らないだろうね。 236 00:15:24,791 --> 00:15:28,628 僕も 初めて心臓潰されたり 首の骨折られたときは➡ 237 00:15:28,628 --> 00:15:31,330 死ぬかと思ったし。 238 00:15:33,800 --> 00:15:35,802 んっ ん…。 239 00:15:35,802 --> 00:15:38,304 なんじゃ? 地震か? 240 00:15:38,304 --> 00:15:40,973 そして 3つ目。 241 00:15:40,973 --> 00:15:43,476 あの怪物は 確かに強い。 242 00:15:43,476 --> 00:15:46,145 けど…。 243 00:15:46,145 --> 00:15:48,147 あぁ…。 244 00:15:48,147 --> 00:15:51,150 テメェ! よくもやりやがったな! 245 00:15:51,150 --> 00:15:53,486 1億倍にして返してやる! 246 00:15:53,486 --> 00:15:55,822 (イースリイ)リンさんのところで 80年 修業を積んでる➡ 247 00:15:55,822 --> 00:15:59,492 ハヤトなら 十分に戦えるよ。 248 00:15:59,492 --> 00:16:01,594 くらえっ! 249 00:16:03,596 --> 00:16:10,436 グオォ~! 250 00:16:10,436 --> 00:16:13,272 ふっ… よう。 グオ!? 251 00:16:13,272 --> 00:16:15,441 腹が がら空きになってるぜ➡ 252 00:16:15,441 --> 00:16:21,280 バカ牛が! はっ! グオッ! 253 00:16:21,280 --> 00:16:25,785 グウゥ…。 うおりゃりゃりゃ…。 254 00:16:25,785 --> 00:16:29,121 おぉ…。 よし いいぞ ハヤト! 255 00:16:29,121 --> 00:16:31,123 おりゃ~! 256 00:16:33,960 --> 00:16:35,962 うっ ぐ…。 257 00:16:35,962 --> 00:16:39,131 眼鏡の小僧とは まるで別物。 258 00:16:39,131 --> 00:16:41,634 (オオバミ)これは 勝ち目はないのう。 259 00:16:41,634 --> 00:16:43,836 ふっ。 グォ? 260 00:16:48,140 --> 00:16:50,343 ふっ。 261 00:16:52,979 --> 00:16:58,484 ちぃやぁ! グオォ~! 262 00:16:58,484 --> 00:17:01,287 グアァ…。 263 00:17:04,423 --> 00:17:07,260 さぁ 立ち上がってきやがれ デカブツ。 264 00:17:07,260 --> 00:17:11,931 次は頭を吹き飛ばして…。 265 00:17:11,931 --> 00:17:16,435 ん? なんだよ 死んだのか? 266 00:17:16,435 --> 00:17:18,437 あ…。 あ…。 267 00:17:22,275 --> 00:17:26,612 《死んだ… 内臓の 重要器官を潰されると➡ 268 00:17:26,612 --> 00:17:29,949 アッサリ死ぬのは 生物の特徴。 269 00:17:29,949 --> 00:17:33,619 魔族は 僕ら 韋駄天と違い 生物に近い…》 270 00:17:33,619 --> 00:17:37,623 (オオバミ)ヌハハハハ…。 ん? あっ。 271 00:17:37,623 --> 00:17:40,126 ギュードくんの回収には失敗したが➡ 272 00:17:40,126 --> 00:17:44,130 それを補って余りある 貴重なデータが得られたわい。 273 00:17:44,130 --> 00:17:46,966 今日は ここらで 失礼させてもらうぞ。 274 00:17:46,966 --> 00:17:52,471 ごきげんよう! 新世代の韋駄天諸君よ! 275 00:17:52,471 --> 00:17:55,141 あれは… 巡航速度マッハ2を保つ➡ 276 00:17:55,141 --> 00:17:59,312 超高速新鋭機種 VTOL! 277 00:17:59,312 --> 00:18:02,248 まぁ そうはいっても…。 (衝撃音) 278 00:18:02,248 --> 00:18:04,250 なな な… なんじゃ いったい? 279 00:18:04,250 --> 00:18:06,252 よっ。 よっ!? えぇ!? 280 00:18:06,252 --> 00:18:09,255 ハヤトからは 逃げられないんだけどさ。 281 00:18:09,255 --> 00:18:12,091 まぁ ジイサン そう慌てねえでよ➡ 282 00:18:12,091 --> 00:18:14,927 少し降りて 話でもしようぜ。 283 00:18:14,927 --> 00:18:18,264 よいしょ。 こっ こら! ムチャクチャするな…。 284 00:18:18,264 --> 00:18:22,468 あっ あっ あぁ~! 285 00:18:24,937 --> 00:18:28,941 ん? そういや人間って 落ちたら死ぬんだっけ? 286 00:18:28,941 --> 00:18:31,043 降ろし方間違えたかな? 287 00:18:33,779 --> 00:18:35,781 お~い ジイサン。 288 00:18:35,781 --> 00:18:37,984 おい 生きてるかぁ? 289 00:18:41,120 --> 00:18:44,123 おっ。 ねぇ イースリイ➡ 290 00:18:44,123 --> 00:18:47,293 いつまで 魔物の死体調べてるの? 291 00:18:47,293 --> 00:18:50,796 ん? あれ? イースリイ? 292 00:18:50,796 --> 00:18:53,799 魔物の死体もない…。 293 00:18:53,799 --> 00:18:56,969 (イースリイ)あぁ そうだ。 魔族のサンプルだ。 294 00:18:56,969 --> 00:18:59,305 今すぐ回収に来てくれ。 295 00:18:59,305 --> 00:19:01,574 (イースリイ)場所は 元の位置から ずらしておいた。 296 00:19:01,574 --> 00:19:05,077 正確な座標は あとで連絡を入れる。 297 00:19:05,077 --> 00:19:07,913 いいか とにかく急ぐんだ。 298 00:19:07,913 --> 00:19:10,249 ゾブルに先を越されるな。 299 00:19:10,249 --> 00:19:12,251 ほぉ…。 300 00:19:12,251 --> 00:19:14,920 おのれ 小僧…。 301 00:19:14,920 --> 00:19:16,922 よくも壊してくれおったな! 302 00:19:16,922 --> 00:19:18,924 直すのに どれだけ手間がかかるか➡ 303 00:19:18,924 --> 00:19:21,594 わかっとるか コラ! バーカ! バーカ! 304 00:19:21,594 --> 00:19:24,096 ロボットだったのかよ ジジィ。 バーカ バッカ バッカ…。 305 00:19:24,096 --> 00:19:27,933 なら イースリイに渡したら 大喜びで分解して➡ 306 00:19:27,933 --> 00:19:31,270 調べてくれるだろうよ。 な… ぬぅ…。 307 00:19:31,270 --> 00:19:33,773 ふざけおって 小僧が! くらえ! 308 00:19:33,773 --> 00:19:36,942 男の夢と ロマンの装置 自爆スイッチ! 309 00:19:36,942 --> 00:19:38,944 ポチッとな。 310 00:19:43,449 --> 00:19:45,751 チッ 消し飛びやがったか。 311 00:19:50,456 --> 00:20:04,136 ♬~ 312 00:20:04,136 --> 00:20:07,306 (ギル)ハッ! おぉ これは希少だな。 313 00:20:07,306 --> 00:20:10,643 バアサンじゃないの発見。 あ… あなた方は➡ 314 00:20:10,643 --> 00:20:14,146 何を考えているのです!? このような略奪行為など➡ 315 00:20:14,146 --> 00:20:17,650 神が お許しに なられるはずがありません! 316 00:20:17,650 --> 00:20:20,986 かつて この世界が 滅びの危機に立たされたとき➡ 317 00:20:20,986 --> 00:20:24,156 創造主たる神は降臨し 世界と 人々を➡ 318 00:20:24,156 --> 00:20:26,492 お救いになられたのです! 319 00:20:26,492 --> 00:20:29,495 あなたたちの行いは 慈悲深き神に対する➡ 320 00:20:29,495 --> 00:20:32,832 冒とく行為と… あっ。 321 00:20:32,832 --> 00:20:35,668 ハッ… イヤァ! 322 00:20:35,668 --> 00:20:37,837 神? なんだ それ? 323 00:20:37,837 --> 00:20:40,506 ティッシュならあるぞ! これから 拭くのに➡ 324 00:20:40,506 --> 00:20:44,844 タップリ使うからなぁ。 紙様 お世話になりま~す。 325 00:20:44,844 --> 00:20:47,346 神様… ハッ。 326 00:20:52,017 --> 00:21:08,534 ♬~ 327 00:21:13,472 --> 00:21:17,143 《神様 どうか…。 328 00:21:17,143 --> 00:21:22,148 どうか 我々を お救いください。 329 00:21:22,148 --> 00:21:24,150 神様…》